JP2011045266A - 園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具 - Google Patents

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健二 藤原
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Abstract

【課題】 駆動機の駆動軸状部の形状に拘わらず、園芸用器具の被駆動部と、駆動機の駆動軸状部とを互いに確実に連結することができるようにすること。
【解決手段】 駆動機13の駆動軸状部15と連結されて回転される継手部29を備え、この継手部29の回転が第1傘歯車16を介して刈払刃18に伝達されて、この刈払刃18が回転する刈払機12に適用された園芸用器具の継手構造11において、継手部29は、駆動軸状部15を着脱自在に把持する把持部30と、連結軸31が連結される連結部32とを有し、連結軸31は、第1傘歯車16に形成された連結孔33に挿入されて、継手部29の回転を第1傘歯車16に伝達するように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば刈払機、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、チェーンソー、又は耕耘機を含む種々の園芸用器具に適用することによって、この適用された園芸用器具を、任意の駆動機に適切に取り付けることができるようにする園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具に関する。
従来の刈払装置の一例として、図10に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。この刈払装置1は、駆動機2と刈払機3(園芸用器具)とを備えている。駆動機2は、エンジン等の回転駆動部(図示せず)と、この回転駆動部によって回転駆動される駆動軸4と、この駆動軸4が内側に配置されているハンドルシャフト5を備えている。
刈払機3は、図10に示すように、本体ケース6を備え、この本体ケース6には、受口部6aが設けられ、この受口部6a内には、回動自在に第1傘歯車7が設けられている。そして、この第1傘歯車7と噛合う第2傘歯車8が本体ケース6内に配置され、この第2傘歯車8は、回転軸9に設けられ、この回転軸9は、回動自在に本体ケース6内に設けられている。そして、この回転軸9の下端部には、刈払刃10が取り付けられている。
また、図10に示すように、駆動機2のハンドルシャフト5の先端部が、刈払機3の本体ケース6の受口部6a内に装着されて固定されている。更に、駆動機2の駆動軸4の先端部は、刈払機3の第1傘歯車7に形成されている連結孔7aに挿入され、この第1傘歯車7にトルクを伝達できるように連結している。このようにして、刈払機3が駆動機2に取り付けられて、刈払装置1として使用できる状態となっている。
この図10に示す駆動機2の駆動軸4が回転すると、その回転が第1傘歯車7、第2傘歯車8、及び回転軸9を介して刈払刃10に伝達されて、刈払刃10を回転させることができる。これによって、草刈作業を行うことができる。
ところで、図10に示す刈払装置1の所有者が、例えば新たにバリカン式の刈込み機(園芸用機器)を購入して、この刈込み機を自己が所有している駆動機2に取り付けて使用することが行なわれている。この場合、使用者は、第1に、自己が所有する駆動機2のハンドルシャフト5の先端部が、新たに購入しようとする刈込み機(園芸用機器)の受口部6a内に装着して固定することができる寸法及び形状であることを確認する必要がある。第2に、駆動機2の駆動軸4の先端部を、刈込み機の第1傘歯車7(被駆動部)に形成されている連結孔7aに挿入することができる寸法及び断面形状であることを確認する必要がある。第3に、駆動機2のハンドルシャフト5の先端部を、刈込み機の受口部6a内に装着して固定した状態で、駆動軸4の先端部が第1傘歯車7の連結孔7aに必要な深さ(寸法)だけ挿入することができ、しかも、この駆動軸4が屈曲していないことを確認する必要がある。
実開平7−17019号公報
しかし、使用者が上記第1〜第3の確認事項の全てを確認することは困難で手間の掛かることである。
そこで、駆動機2、及び刈込み機や刈払機3等の園芸用器具の各メーカは、それぞれを組み合わせて使用することができる機種及びその型式を説明書に記載するようにして、使用者の便宜を図っている。しかし、駆動機2及び園芸用器具を組み合わせて使用できないものも存在し、このように組み合わせて使用できない駆動機2及び園芸用器具の数を減らすことが望まれている。
この課題を解決するために、各メーカは、例えば組み合わせて使用できない駆動機2の駆動軸4と、園芸用器具の第2の傘歯車(被駆動部)とを連結することができる接続アダプタを多数用意すればよいと考えることができるが、このような接続アダプタをそれぞれの組合せごとに用意することは、費用が嵩むという問題があるし、使用者は、取り外されている接続アダプタを紛失することもある。
ただし、上記第1の確認事項は、駆動機2のハンドルシャフト5の先端部を、刈込み機(園芸用器具)の受口部6aに装着して固定できるかどうかの確認であり、比較的簡単に確認できるので、本発明は、第1の確認事項を除く、第2及び第3の確認事項を確認しなくて済むようにすることを課題としている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、駆動機の駆動軸状部の形状に拘わらず、園芸用器具の被駆動部と、駆動機の駆動軸状部とを互いに確実に連結することができるようにすること、及び駆動機の駆動軸状部を屈曲させることなく、しかも適切な長さを確保して、駆動機の駆動軸状部と、園芸用器具の被駆動部とを互いに連結することができる園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具を提供することを目的としている。
第1の発明に係る園芸用器具の継手構造は、駆動機の駆動軸状部と連結されて回転される継手部を備え、この継手部の回転が被駆動部を介して作動部に伝達されて、この作動部が作動する園芸用器具の継手構造において、前記継手部は、前記駆動軸状部を着脱自在に把持する把持部と、連結軸が連結される連結部とを有し、前記連結軸は、前記被駆動部に形成された連結孔に挿入されて、前記継手部の回転を前記被駆動部に伝達するように形成されていることを特徴とするものである。
第1の発明の園芸用器具の継手構造によると、多数の園芸用器具のうちの例えば刈払機に本発明を適用すると、当該刈払機を、複数の型式のうちのいずれの型式の駆動機にも取り付けて使用できるようにすることができる。この園芸用器具を駆動機に取り付けるときは、園芸用器具に設けられている継手部を、駆動機の駆動軸状部に連結する。これによって、駆動軸状部の回転を、園芸用器具の継手部、連結軸、被駆動部を介して作動部に伝達することができ、このようにして、作動部である例えば刈払刃を回転させることができる。そして、継手部の把持部は、駆動軸状部を着脱自在に把持して継手部と駆動軸状部とを互いに連結する構成であるので、駆動軸状部が例えばスプライン軸であったり、断面形状が多角形であったとしても、駆動軸状部の断面形状に拘わらず、継手部と駆動軸状部とを互いに確実に連結することができる。また、連結軸は、被駆動部に形成された連結孔に挿入されて被駆動部と連結しているので、継手部に取り付けられている連結軸を、連結孔から簡単に抜き取って、継手部と駆動軸状部とを互いに簡単に連結することができる。
第2の発明に係る園芸用器具の継手構造は、第1の発明において、前記把持部が前記駆動軸状部を把持する位置は、前記駆動軸状部の軸方向に対して所定の許容範囲内で調整可能であり、又は、前記連結部が前記連結軸と連結する位置は、前記連結軸の軸方向に対して所定の許容範囲内で調整可能であって、前記連結軸は、前記連結孔に対して軸方向に移動自在に挿入されていることを特徴とするものである。
第2の発明の園芸用器具の継手構造によると、園芸用器具の継手部を駆動機の駆動軸状部に連結するときに、駆動軸状部の継手部側に突出する長さが適切な寸法よりも長い場合や短い場合において、把持部が駆動軸状部を把持する位置、又は連結部が連結軸と連結する位置を所定の許容範囲内で調整して、継手部を駆動軸状部に連結することができる。これによって、園芸用器具の継手部の把持部は、駆動機の駆動軸状部を、屈曲させることなく、しかも把持するための適切な長さを確保して被駆動部に連結することができる。
第3の発明に係る園芸用器具の継手構造は、第1又は第2の発明において、前記被駆動部が歯車であり、前記把持部は、略半円柱形状の継手本体部と、略半円柱形状の第1半割部との間に前記駆動軸状部を挟み込んで把持するものであって、前記連結部は、前記継手本体部と、略半円柱形状の第2半割部との間に前記連結軸を挟み込んで把持するものであり、更に、前記連結軸は、トルクを前記被駆動部に伝達することができる断面形状に形成されていることを特徴とするものである。
第3の発明の園芸用器具の継手構造によると、駆動機の駆動軸状部の回転を、被駆動部である歯車を介して作動部に伝達して作動部を作動させることができる。そして、把持部は、略半円柱形状の継手本体部と、略半円柱形状の第1半割部との間に駆動軸状部を挟み込んで把持することができるので、駆動軸状部の断面形状に拘わらず、例えば駆動機の種類ごとに断面形状が定められている任意の駆動軸状部を、継手部に連結することができる。また、連結部は、継手本体部と、略半円柱形状の第2半割部との間に連結軸を挟み込んで把持することができるので、連結軸の断面形状に拘わらず、例えば任意の断面形状の既製の連結軸を利用することができ、この連結軸と継手部とを互いに連結することができる。
第4の発明に係る園芸用器具の継手構造は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記駆動機は、前記駆動軸状部が内側に配置されているハンドルシャフトを備え、前記園芸用機器には、前記ハンドルシャフトの先端部が装着されて固定される受口部を備えることを特徴とするものである。
第4の発明の園芸用器具の継手構造によると、連結軸が取り付けられた継手部を、駆動機の駆動軸状部の先端部に連結して、この状態で、継手部に取り付けられている連結軸の先端部を被駆動部の連結孔に挿入する。このときに、駆動機のハンドルシャフトの先端部を、園芸用機器に設けられている受口部に装着する。このようにして、駆動軸状部を被駆動部に連結することができると共に、園芸用機器を駆動機のハンドルシャフトの先端部に固定して取り付けることができる。
第5の発明に係る園芸用器具の継手構造は、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記園芸用機器は、前記作動部が刈払刃である刈払機、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、チェーンソー、又は耕耘機であることを特徴とするものである。
第5の発明の園芸用器具の継手構造は、作動部が刈払刃である刈払機、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、チェーンソー、又は耕耘機等の園芸用機器に適用することができる。送風機及び吸引機は、例えば落ち葉や、刈り取られた切断草を集めるために使用されるものである。
第6の発明に係る園芸用器具は、第1乃至第4のいずれかの発明の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、この本体ケースの内側に回動自在に設けられた回転軸と、この回転軸に取り付けられる前記作動部としての刈払刃と、前記回転軸の内孔に挿通され前記本体ケースに固定して設けられている取付部材と、この取付部材に固定して設けられていると共に、前記刈払刃の下面側に配置されている下側カバーとを備えることを特徴とするものである。
第6の発明の園芸用器具は、刈払機であり、駆動機に取り付けて使用することができる。この刈払機を使用して、草や芝等を刈り取るときは、駆動機に設けられているエンジン等の回転駆動部を作動させて刈払刃を高速回転させる。この高速回転する刈払刃によって草や芝等を刈り取ることができる。そして、下側カバーが刈払刃よりも地面に向かう側に配置されているので、草刈作業中において、下側カバーが地面や石、缶等と接触することがあっても、刈払刃が地面や石等と接触して跳ね飛ばすこと、及び地面や石等との接触による衝撃や耳障りな接触音が発生することを低減したり防止することができる。
そして、下側カバーが取付部材によって本体ケースに固定して設けられているので、下側カバーを駆動機側に取り付けるための部品が不要であり、経済的であり。
第7の発明に係る園芸用器具は、第6の発明において、前記取付部材の基端部が前記本体ケースの内面に固定ボルトで固定して取り付けられ、この取付部材の基端部の外周面と、前記本体ケースの内周面との間に、前記取付部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する回り止め部材を設けたことを特徴とするものである。
第7の発明の園芸用器具によると、回り止め部材は、取付部材が固定ボルトを緩める方向に回転することを係止することができる。これによって、刈払刃の回転による振動や衝撃等によって、取付部材が固定ボルトを緩める方向に回転せず、固定ボルトが緩むことを防止できる。そして、固定ボルトが緩まないので、取付部材を強固に本体ケースに固定することができ、よって、この取付部材に取り付けられている下側カバーが、草刈作業中の振動や衝撃によって、ぐらついたり、取付部材から外れることを防止できる。
第8の発明に係る園芸用器具は、第7の発明において、前記回り止め部材には、前記取付部材の基端部の外面と当接して、前記取付部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する係止用内縁部が形成されていると共に、前記本体ケースの内面と当接して当該回り止め部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する係止用外縁部が形成されていることを特徴とするものである。
第8の発明の園芸用器具によると、回り止め部材の係止用内縁部が取付部材の基端部の外面と当接すると共に、回り止め部材の係止用外縁部が本体ケースの内面と当接していることによって、取付部材が固定ボルトを緩める方向に回転することを確実に係止することができる。
第9の発明に係る園芸用器具は、第1乃至第4のいずれかの発明の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、前記本体ケースに回動自在に設けられている前記作動部としての刈払刃と、前記刈払刃の下面側に回動しないように配置され、前記本体ケース又は前記駆動機に固定して設けられている下側カバーとを備え、前記下側カバーは、その外周縁部が前記刈払刃の外周縁部よりも半径方向の外側に突出し、当該下側カバーの外周縁部に複数の凹部が設けられ、前記各凹部は、前記刈払刃に設けられている複数の各切刃がその内側に配置される深さに形成されていると共に、前記複数の凹部の全てが、前記刈払刃の揺動刈取り操作の方向に切り欠かれていることを特徴とするものである。
第9の発明の園芸用器具によると、第6の発明と同様に、下側カバーによって、刈払刃が地面や石等と接触することを確実に防止することができる。しかも、下側カバーの外周縁部を刈払刃の外周縁部よりも半径方向の外側に突出させていることによって、刈払刃の外周縁部を、下側カバーの上面側であってその内側に収容することができる。これによって、刈払刃の外周縁部が地面や石等と接触することを確実に防止することができる。そして、下側カバーの外周縁部に複数の凹部を設けてあるので、この凹部に入り込んだ草や芝等を刈払刃の切刃で刈り取ることができる。
そして、刈り取ろうとする草や芝等が入り込む複数の凹部の全てが、刈払刃を揺動させて草刈を行なう刈取り操作の方向に切り欠かれているので、作業者が刈払機に対して揺動刈取り操作するときに、刈り取ろうとする草や芝等が、それらの凹部の内縁部に引っ掛からないようにすることができる。これによって、刈り取ろうとする草や芝等が、作業者による揺動刈取り操作の妨げ(抵抗)となることがなく、極めてスムースに草刈を行うことができる。
第10の発明に係る園芸用器具は、第1乃至第4のいずれかの発明の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、前記本体ケースに回動自在に設けられている前記作動部としての刈払刃と、前記刈払刃の下面側に配置され、前記本体ケース又は前記駆動機に設けられている下側カバーとを備え、前記下側カバーの上面と、前記刈払刃の下面との間の隙間を塞ぐことができる形状であり、前記刈払刃の回転の中心から所定の間隔を隔てて前記回転の中心を包囲する環状の刈草巻付き防止部を前記下側カバー又は前記刈払刃に設けたことを特徴とするものである。
第10の発明の園芸用器具によると、第6の発明と同様に、下側カバーによって、刈払刃が地面や石等と接触することを防止することができる。そして、この刈払機を使用して草刈作業を行なうと、刈り取られた草や、刈り取られる前の草が、下側カバーの上面と、刈払刃の下面との間の隙間に入り込んで、この隙間に設けられている刈草巻付き防止部に巻き付くことがあるが、草が、刈払刃が取り付けられている回転軸に巻き付くことを防止できる。そして、この刈草巻付き防止部の外周長さを、例えば刈り取られる草の長さ程度、又はそれ以上となるように形成することによって、刈草巻付き防止部に巻き付いた草を、簡単に除去することができる。これによって、草刈作業の作業効率の向上を図ることができる。
そして、この刈草巻付き防止部は、刈り取られた草、砂、石、ごみ等が下側カバーの上面と、刈払刃の下面との間の隙間に入り込んで詰ることを防止できる。また、刈草巻付き防止部は、刈払刃と下側カバーとの間に配置されているので、下側カバーの外周縁部が、刈払刃の外周縁部に接触することを防止することができ、刈払刃の切刃、及び下側カバーが損傷することを防止できる。
本発明の園芸用器具の継手構造、及び園芸用器具によると、駆動機の駆動軸状部が例えばスプライン軸であったり、断面形状が多角形であったとしても、駆動軸状部の形状に拘わらず、園芸用器具の継手部と、駆動機の駆動軸状部とを互いに確実に連結することができる。例えば使用者が、バリカン式の刈込み機(園芸用機器)と、この刈込み機を駆動するための駆動機とを備える刈込み装置を所有している場合に、新たに刈払機(園芸用機器)を購入して、この刈払機を自己が所有している駆動機に取り付けて使用するときに、駆動機の駆動軸状部の断面形状に拘わらず、刈払機の継手部を、駆動機の駆動軸状部に連結することができる。これによって、1台の駆動機を、バリカン式の刈込み機と刈払機の両方に使用できて経済的である。
また、刈払機等の園芸用機器の被駆動部を、駆動機の駆動軸状部に連結するために、駆動軸状部の断面形状の種類ごとに応じて接続アダプタを用意する必要がないので、接続アダプタの費用を不要とすることができる。
この発明の一実施形態に係る園芸用器具(刈払機)を備える刈払装置を示す部分断面正面図である。 同実施形態に係る同刈払装置の刈払機を示す平面図である。 同実施形態に係る同刈払装置の刈払機を示す底面図である。 同実施形態に係る園芸用器具(刈払機)の継手構造を示す分解斜視図である。 同実施形態に係る園芸用器具(刈払機)の継手構造を示す分解正面図である。 図5に示す同継手構造が備える継手本体部等を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、(e)A−A断面図である。 図5に示す同継手構造が備える第1半割部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。 図5に示す同継手構造が備える連結軸を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。 図1に示す同刈払装置が備える取付部材に装着される回り止め部材を示す図であり、(a)は底面図、(b)は縦断面図である。 従来の刈払装置の一例を示す部分断面正面図である。
以下、本発明に係る園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具の一実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。この図1に示す園芸用器具の継手構造11は、例えば刈払機12、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、チェーンソー、又は耕耘機を含む種々の園芸用器具に適用することによって、この適用された園芸用器具を、任意の駆動機13に適切に取り付けることができるようにするものである。図1に示すこの実施形態の園芸用器具の継手構造11は、複数の園芸用器具のうちの1つである刈払機12に適用されており、従って、園芸用器具は、刈払機12である。そして、この刈払機12は、駆動機13に取り付けられて刈払装置14として使用される。
このように、園芸用器具の継手構造11が適用された園芸用器具(例えば刈払機12、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、及び耕耘機)は、駆動機13の駆動軸状部15の形状に拘わらず、当該園芸用器具の被駆動部(第1傘歯車16)と、駆動機13の駆動軸状部15とを互いに確実に連結することができると共に、駆動機13の駆動軸状部15を屈曲させることなく、しかも適切な長さMを確保して、駆動機13の駆動軸状部15と、園芸用器具の被駆動部(第1傘歯車16)とを互いに連結することができる。
これによって、例えば園芸用器具の使用者の立場からは、1台の駆動機13を持っておれば、本発明の園芸用器具の継手構造11を備える刈払機12、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、及び耕耘機等の園芸用器具のうちのいずれにも取り付けて使用することができる。また、園芸用器具のメーカの立場からは、例えば本発明の園芸用器具の継手構造11を刈払機12に適用すると、この刈払機12を、型式の異なる複数の駆動機13のいずれにも取り付けて使用できるようにすることができる。よって、使用者は、自分が持っている駆動機13の型式に拘わらず、当該駆動機13を、本発明の園芸用器具の継手構造11を備える刈払機12に取り付けて使用することができる。
この図1に示す刈払装置14は、草刈作業をする作業者が携帯することができて、刈払刃18を例えばエンジン(回転駆動部)によって所定方向に高速回転させることができ、この高速回転する刈払刃18で草や芝等を刈り取ることができるものである。そして、この刈払装置14の刈払刃18の下面側には、下側カバー19が設けられている。この下側カバー19は、草刈作業中に刈払刃18が作業場所にある小石や缶等を跳ね飛ばすことを防止するためのものである。
また、この刈払装置14は、図1に示すように、駆動機13と刈払機12(園芸用器具)とを備えている。この駆動機13は、エンジン等の回転駆動部(図示せず)と、この回転駆動部によって回転駆動される駆動軸状部15と、この駆動軸状部15が内側に配置されているハンドルシャフト20を備えている。図示しない回転駆動部は、ハンドルシャフト20の基端部に取り付けられている。この駆動軸状部15は、剛性を有する軸であってもよいし、トルクを伝達できるフレキシブルワイヤであってもよい。
刈払機12は、図1に示すように、本体ケース21を備え、この本体ケース21には、受口部21aが設けられ、この受口部21a内には、軸受22を介して回動自在に第1傘歯車16が設けられている。そして、この第1傘歯車16と噛合う第2傘歯車17が本体ケース21内に配置され、この第2傘歯車17は、回転軸23に設けられている。
この回転軸23は、軸受24を介して回動自在に本体ケース21内に設けられ、この回転軸23の下端部には、刈払刃18が取り付けられている。
また、図1に示すように、本体ケース21に設けられている受口部21a内には、駆動機13のハンドルシャフト20の先端部が装着されて固定されている。このハンドルシャフト20の先端部を受口部21aに固定する方法は、例えば2本の各ボルト25を受口部21aの周壁部に形成された2つの各雌ねじ孔26に螺合して、それら2本の各ボルト25の先端部をハンドルシャフト20の周壁部に形成された2つの各留め孔27に挿入して係合させる。このようにして、ハンドルシャフト20の先端部を受口部21aに固定してある。
なお、ハンドルシャフト20の取り付け強度を向上させるために、受口部21a内に、短円筒形状のソケット28を装着してあり、このソケット28の上端部は、ハンドルシャフト20の先端部と当接し、ソケット28の下端部は、軸受22を留めている止め輪に当接している。
次に、園芸用器具の継手構造(以下、単に「継手構造」と言うこともある。)11を説明する。この継手構造11は、図1に示すように、駆動機13の駆動軸状部15と連結されて回転される継手部29を備え、この継手部29の回転が第1傘歯車16(被駆動部)を介して刈払刃18(作動部)に伝達されて、この刈払刃18が回転する構造となっている。
継手部29は、駆動軸状部15の先端部を着脱自在に把持する把持部30と、連結軸31の基端部が連結される連結部32とを有している。そして、この連結軸31の基端部は、第1傘歯車16の中心に形成された例えば六角孔の連結孔33に挿入されて、継手部29の回転を第1傘歯車16に伝達するように形成されている。
図4は、継手構造11の分解斜視図、図5は継手構造11の分解正面図、図6はこの継手構造11の構成する継手本体部34及び第2半割部36を示す図、図7はこの継手構造11の構成する第1半割部35を示す図であり、図8は連結軸31を示す図である。
把持部30は、図4〜図7に示すように、略半円柱形状の継手本体部34と、略半円柱形状の第1半割部35との間に駆動軸状部15の先端部を挟み込んで把持するものである。そして、これら継手本体部34及び第1半割部35のそれぞれの合わせ面の中央部には、把持溝37が形成されている。これら2つの把持溝37は、同等の形状であり、合わせた状態で例えば断面形状が略六角形の筒状体となるように形成されている。なお、駆動軸状部15の先端部には、スプラインが形成され、スプライン軸部となっている。
そして、継手本体部34と、第1半割部35との間に駆動軸状部15の先端部を挟み込んで把持するときは、図4及び図5に示す4本の各ボルト38を、第1半割部35に形成されている各挿通孔39に挿通すると共に、継手本体部34に形成されている4つの各雌ねじ孔40に螺合させて締め付ける。これによって、継手本体部34の把持溝37と、第1半割部35の把持溝37との間に駆動軸状部15の先端部を挟み込んで把持することができる。
また、連結部32は、図4〜図6に示すように、継手本体部34と、略半円板形状の第2半割部36との間に連結軸31の基端部を挟み込んで把持するものである。そして、これら継手本体部34及び第2半割部36のそれぞれの合わせ面の中央部には、上記と同等の把持溝37が形成されている。つまり、これら2つの把持溝37は、合わせられた状態で例えば断面形状が略六角形の筒状体となるように形成されている。
ただし、第2半割部36の半径方向の一端部が、継手本体部34の半径方向の一端部と結合しており、第2半割部36の半径方向の他端部が、継手本体部34の半径方向の他端部との間に隙間が形成されている。
そして、継手本体部34と、第2半割部36との間に連結軸31の基端部を挟み込んで把持するときは、図4及び図5に示す1本のボルト41を、第2半割部36に形成されている挿通孔39に挿通すると共に、継手本体部34に形成されている1つの雌ねじ孔40に螺合させて締め付ける。これによって、継手本体部34の把持溝37と、第2半割部36の把持溝37との間に連結軸31の基端部を挟み込んで把持することができる。
連結軸31は、図1及び図4に示すように、断面形状が略六角形の棒状体であり、第1傘歯車16(被駆動部)の中心に形成された例えば六角孔の連結孔33に挿入されて、継手部29の回転(トルク)を第1傘歯車16に伝達するように形成されている。
次に、上記及び図1等に示すように構成された園芸用器具の継手構造11の作用を説明する。この継手構造11によると、例えば刈払機12、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、及び耕耘機を含む種々の園芸用器具のうちの例えば刈払機12に本発明を適用すると、図1に示すように、当該刈払機12を、複数の型式のうちのいずれの型式の駆動機13にも取り付けて使用できるようにすることができる。
図1に示す刈払機12(園芸用器具)を駆動機13に取り付けるときは、連結軸31が取り付けられた継手部29を、駆動機13の駆動軸状部15の先端部に連結して、この状態で、継手部29に取り付けられている連結軸31の先端部を、第1傘歯車16(被駆動部)の連結孔33に挿入する。このときに、駆動機13のハンドルシャフト20の先端部を、刈払機12に設けられている受口部21a内に装着してねじ止めする。このようにして、駆動軸状部15の先端部を第1傘歯車16に連結することができると共に、刈払機12を駆動機13のハンドルシャフト20の先端部に固定して取り付けることができる。
この図1に示す状態で、駆動軸状部15の回転を、刈払機12の継手部29、連結軸31、第1傘歯車16(被駆動部)、第2傘歯車17、及び回転軸23を介して刈払刃18(作動部)に伝達することができ、これによって、刈払刃18を回転させることができる。
そして、継手部29の把持部30は、図4に示すように、駆動軸状部15の先端部を着脱自在に把持して、継手部29と駆動軸状部15の先端部とを互いに連結する構成であるので、駆動軸状部15の先端部が例えばスプライン軸部であったり、断面形状が多角形であったとしても、駆動軸状部15の先端部の断面形状に拘わらず、継手部29と駆動軸状部15の先端部とを互いに確実に連結することができる。更に、駆動軸状部15の先端部の太さが多少大きい場合や、小さい場合でも、継手部29と駆動軸状部15の先端部とを互いに確実に連結することができる。
更に詳しく説明すると、図4及び図5に示すように、継手部29に形成されている把持部30は、略半円柱形状の継手本体部34と、略半円柱形状の第1半割部35との間に駆動軸状部15の先端部を挟み込んで把持することができるので、駆動軸状部15の先端部の断面形状に拘わらず、つまり、駆動機13の種類ごとに断面形状が定められている任意の駆動軸状部の先端部を、継手部29の中心に確実に連結することができる。
そして、図4及び図5に示すように、継手部29に形成されている連結部32は、継手本体部34と、略半円板形状の第2半割部36との間に連結軸31の基端部を挟み込んで把持することができるので、連結軸31の断面形状に拘わらず、つまり、任意の断面形状の既製の連結軸31を利用することができて、この連結軸31の基端部と継手部29とを互いに確実に連結することができる。
なお、この連結軸31は、第1傘歯車16(被駆動部)に形成された連結孔33に挿入されて第1傘歯車16と連結しているので、継手部29に取り付けられている連結軸31を、連結孔33から簡単に抜き取って、継手部29と駆動軸状部15の先端部とを互いに簡単に連結することができる。そして、連結軸31を連結孔33に挿入することによって、連結軸31を第1傘歯車16に簡単に連結させることができる。
更に、図1に示すように、継手部29の把持部30が駆動軸状部15の先端部を把持する位置は、駆動軸状部15の軸方向に対して所定の許容範囲L内で調整可能である。このように、把持位置を調整できるのは、受口部21a及び継手部29を所定の長さに形成してあるからである。これによって、刈払機12等の園芸用器具の継手部29を駆動機13が備える駆動軸状部15の先端部に連結するときに、駆動軸状部15の先端部の継手部29側に突出する長さが適切な寸法よりも長い場合や短い場合において、把持部30が駆動軸状部15の先端部を把持する位置をその所定の許容範囲L内で調整して、継手部29を駆動軸状部15の先端部に連結することができる。これによって、刈払機12の継手部29の把持部30は、駆動機13の駆動軸状部15を、屈曲させることなく、しかも把持するための適切な長さMを確保して第1傘歯車16(被駆動部)に連結することができる。
ただし、この実施形態では、図1に示すように、継手部29の連結部32が連結軸31を把持した状態で、把持部30が駆動軸状部15の先端部を把持する位置を所定の許容範囲L内で調整できるようにしたが、これに代えて、継手部29の把持部30が駆動軸状部15の先端部を把持した状態で、連結部32が連結軸31の基端部を把持する位置を所定の許容範囲L内で調整できるようにしてもよい。
次に、図1に示す園芸用器具の継手構造11を備える園芸用器具の具体的な効果について説明する。例えば使用者が、バリカン式の刈込み機(園芸用機器)と、この刈込み機を駆動するための駆動機13とを備える刈込み装置を所有している場合に、新たに刈払機12(園芸用機器)を購入して、この刈払機12を自己が所有している駆動機13に取り付けて使用するときに、駆動機13が備える駆動軸状部15の先端部の断面形状に拘わらず、刈払機12の継手部29を、その駆動軸状部15の先端部に連結することができる。これによって、1台の駆動機13を、バリカン式の刈込み機と刈払機12の両方に使用できて経済的である。
また、刈払機12等の園芸用機器の第1傘歯車16(被駆動部)を、駆動機13が備える駆動軸状部15の先端部に連結するために、駆動軸状部15の先端部の断面形状の種類ごとに応じて接続アダプタを用意する必要がないので、接続アダプタの費用を不要とすることができる。
次に、図1及び図9を参照して、刈払機12を更に詳細に説明する。この刈払機12が備えている回転軸23は、図1に示すように、短管状のものであり、本体ケース21内に収容され、軸受24、24を介して回動自在にこの本体ケース21内に取り付けられている。この回転軸23の内孔23aには、軸形状の取付部材42が挿通し、この取付部材42の上端が本体ケース21の上部内面に固定ボルト43で締結されている。更に、この取付部材42の下端に下側カバー19がボルト44で締結されていると共に、回転軸23の下端にナット45が螺合している。このナット45は、締付部材46と挟持部材47との間に刈払刃18を挟み込んだ状態で、これら刈払刃18、締付部材46及び挟持部材47を回転軸23に締め付けて固定している。
更に、図1に示すように、回転軸23の軸振れを防止するために、回転軸23の下端部の内周面と、取付部材42の下端部の外周面との間に、軸受(ニードル軸受)48が装着されている。
そして、図1に示すように、取付部材42の基端部(上端部)には、取付部材42が固定ボルト43を緩める方向に回転することを係止するための回り止め部材49が装着されている。
この回り止め部材49は、図9(a)、(b)に示すように、略六角形の板状体であり、中心に略長円形の係止孔50が形成されている。つまり、回り止め部材49には、図1に示すように、取付部材42の基端部の外周面と当接して、取付部材42が固定ボルト43を緩める方向に回転することを係止する係止用内縁部51が形成されており、この係止用内縁部51は、略長円形の係止孔50の内周縁部である。従って、取付部材42の基端部の断面形状は、係止孔50の係止用内縁部51と対応する略長円形状となっている。
また、図1に示す回り止め部材49には、本体ケース21の内周面と当接して当該回り止め部材49が固定ボルト43を緩める方向に回転することを係止する係止用外縁部52が形成されており、この係止用外縁部52は、略六角形の回り止め部材49の外周縁部である。従って、本体ケース21の上部の内面形状は、略六角形の回り止め部材49の係止用外縁部52と対応する略六角形の窪みとなっている。
更に、この回り止め部材49は、図1に示すように、その上面が本体ケース21の上部内面と当接し、その下面は、回転軸23の上端部と隙間を隔てて配置されている。また、回り止め部材49には、例えば2つの雌ねじ孔53が形成され、これら2つの各雌ねじ孔53には、ボルト54が螺合している。各ボルト54は、本体ケース21に形成されている各挿通孔に挿通しており、2つの各雌ねじ孔53に螺合させて締め付けることによって、回り止め部材49を図1に示す位置に取り付けることができる。そして、各ボルト54を本体ケース21から取り外すと、本体ケース21の各挿通孔を利用して、上側の軸受24を例えば修理のために取り外すことができる。
上記のように構成された刈払機12によると、図1に示すように、駆動機13が駆動して駆動軸状部15が回転すると、その回転が、刈払機12の継手部29、連結軸31、第1傘歯車16(被駆動部)、第2傘歯車17、及び回転軸23を介して刈払刃18(作動部)に伝達されて、刈払刃18が高速で回転する。そして、この高速回転する刈払刃18によって草や芝等を刈り取ることができる。また、下側カバー19が刈払刃18よりも地面に向かう側に配置されているので、草刈作業中において、下側カバー19が地面や石、缶等と接触することがあっても、刈払刃18が地面や石等と接触して跳ね飛ばすこと、及び地面や石等との接触による衝撃や耳障りな接触音が発生することを低減したり防止することができる。
そして、下側カバー19が取付部材42によって本体ケース21に固定して設けられているので、下側カバー19を駆動機13の例えばハンドルシャフト20に取り付けるための部品が不要であり、経済的であり。
また、図1に示すように、回り止め部材49は、刈払刃18が回転しているときに、取付部材42が固定ボルト43を緩める方向に回転することを係止することができる。これによって、刈払刃18の回転による振動や衝撃等によって、取付部材42が固定ボルト43を緩める方向に回転せず、固定ボルト43が緩むことを防止できる。そして、固定ボルト43が緩まないので、取付部材42を強固に本体ケース21に固定することができ、よって、この取付部材42に取り付けられている下側カバー19が、草刈作業中の振動や衝撃によって、ぐらついたり、取付部材42から外れることを防止できる。
具体的には、図9(a)に示すように、回り止め部材49に形成されている長円形の係止用内縁部51が、取付部材42の基端部の外面と当接すると共に、回り止め部材49の六角形状の係止用外縁部52が、本体ケース21の内面と当接していることによって、取付部材42が固定ボルト43を緩める方向に回転することを確実に係止することができる。
また、図1に示すように、この回り止め部材49は、その上面が本体ケース21の上部内面と当接しているので、取付部材42を本体ケース21に強固に取り付けるための補強部材としての機能も果たしている。
次に、図1〜図3を参照して、刈払刃18及び下側カバー19等を説明する。
刈払刃18は、図2の平面図に示すように、金属製の円板であり、この円板の外周縁部18aに沿って複数の凸部18bと凹部18cとが交互に形成されており、各凸部18b、・・・に超硬チップが切刃55、・・・として設けられている。各切刃55は、略台形に形成されている凸部18bの左側縁部の上部に配置されている。
この刈払刃18は、図1に示すように、中央に形成されている挿通孔18dに回転軸23が挿通する状態で、回転軸23に固定して取り付けられている。
下側カバー19は、図1及び図3に示すように、金属製の円板であって、中央部には、下方に突出する窪みが形成されている。そして、下側カバー19の外周縁部19aには、この外周縁部19aに沿って複数の凸部19bと凹部19cとが交互に形成されている。そして、下側カバー19に形成されている複数の各凸部19b(下側カバー19の外周縁部19a)は、図1に示すように、刈払刃18の複数の凸部18bで形成される外周縁部18aよりも半径方向の外側にRだけ突出している。そして、下側カバー19の外周縁部19aに形成されている複数の凹部19cは、刈払刃18に設けられている複数の各切刃55がその内側に配置される深さに形成されている。
また、図3に示すように、下側カバー19の外周縁部19aに形成されている複数の凹部19cの全てが、刈払刃18の揺動刈取り操作の方向に切り欠かれている。つまり、図3に示す底面図において、複数の凹部19cの全てが、ハンドルシャフト20が延びる方向と略直交する方向に、各凹部19cの奥側部が向かうように切り欠かれている。
この図1〜図3に示す下側カバー19によると、下側カバー19の外周縁部19aを、刈払刃18の外周縁部18aよりも半径方向の外側に突出させていることによって、刈払刃18の外周縁部18aを、下側カバー19の上面側であってその内側に収容することができる。これによって、刈払刃18の外周縁部18aが地面や石等と接触することを確実に防止することができる。そして、下側カバー19の外周縁部19aに複数の凹部19cを設けてあるので、この凹部19cに入り込んだ草や芝等を刈払刃18の切刃55で刈り取ることができる。
そして、刈り取ろうとする草や芝等が入り込む下側カバー19の複数の凹部19cの全てが、刈払刃18を揺動させて草刈を行なう刈取り操作の方向(作業者が、ハンドルシャフト20が延びる方向と略直交する方向に刈払刃18を揺動させて草刈を行なうときの、その揺動方向を言う。)に切り欠かれているので、作業者が刈払機12に対して揺動刈取り操作をするときに、刈り取ろうとする草や芝等が、下側カバー19の外周縁部19aに形成されている複数の凸部19bに引っ掛からないようにすることができる。これによって、刈り取ろうとする草や芝等が、作業者による揺動刈取り操作の妨げ(抵抗)となることがなく、極めてスムースに草刈を行うことができる。
また、作業者が刈払機12に対して揺動刈取り操作をするときに、下側カバー19の取り付け方向がずれないように、この下側カバー19は、取付部材42に固定して取り付けられている。つまり、図1に示すように、下側カバー19は、その中央に開口部19dが形成されており、この開口部19dが、取付部材42の下端部下面に形成されている突起57に装着され、この状態で、取付部材42の下端部にボルト44で締結されている。また、この下側カバー19が、ボルト44を中心にして回らないようにするために、この下側カバー19の中央に形成されている開口部19dを、図9(a)に示す係止孔50と同等の略長円形状に形成している。そして、この開口部19dが装着されている取付部材42の下端部下面に形成されている突起57も、その開口部19dと対応する略長円形状に形成されている。
次に、図1及び図3を参照して、下側カバー19の上面と、前記刈払刃18の下面との間の隙間を塞ぐ刈草巻付き防止部56について説明する。
この刈草巻付き防止部56は、例えば合成樹脂製であって円環状に形成された部材であり、その断面形状は、図1に示すように、上側に開口する略コ字形状に形成されている。そして、この刈草巻付き防止部56は、下側カバー19に対して例えば複数のリベット58で取り付けられている。
そして、図1に示すように、刈草巻付き防止部56は、下側カバー19の上面と、刈払刃18の下面とに当接して、両者の間の隙間を塞ぐことができる厚みに形成され、刈払刃18の回転の中心(回転軸23)から所定の間隔を隔ててその回転の中心(回転軸23)を包囲するように、下側カバー19に取り付けられている。
ただし、刈草巻付き防止部56を下側カバー19に取り付けたが、これに代えて、刈草巻付き防止部56を刈払刃18に取り付けてもよい。そして、刈草巻付き防止部56を円環状体としたが、これに代えて、多角形の環状体としてもよい。また、刈草巻付き防止部56を環状部材として形成し、これを下側カバー19に取り付けた構成としたが、これに代えて、刈草巻付き防止部を下側カバー19と一体物として形成してもよい。
この図1に示す刈草巻付き防止部56が設けられている刈払機12を使用して草刈を行なうと、刈り取られた草や、刈り取られる前の草が、下側カバー19の上面と、刈払刃18の下面との間の隙間に入り込んで、この隙間に設けられている刈草巻付き防止部56に巻き付くことがあるが、草が、刈払刃18が取り付けられている回転軸23に巻き付くことを防止できる。そして、この刈草巻付き防止部56の外周長さを、例えば刈り取られる草の長さ程度、又はそれ以上となるように形成することによって、刈草巻付き防止部56に巻き付いた草を、簡単に除去することができる。これによって、草刈作業の作業効率の向上を図ることができる。因みに、図1に示す刈草巻付き防止部56の直径は、刈払刃18の直径の約1/2である。
そして、この刈草巻付き防止部56は、刈り取られた草、砂、石、ごみ等が下側カバー19の上面と、刈払刃18の下面との間の隙間に入り込んで詰ることを防止できる。また、刈草巻付き防止部56は、刈払刃18と下側カバー19との間に配置されているので、下側カバー19の外周縁部が、刈払刃18の外周縁部に接触することを防止することができ、刈払刃18の切刃、及び下側カバー19が損傷することを防止できる。
ただし、上記実施形態では、図1に示すように、本発明を刈払機12に適用したが、これに代えて、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、及び耕耘機に適用することができる。送風機及び吸引機は、例えば落ち葉や、刈り取られた切断草を集めるために使用されるものである。そして、これら刈込み機、送風機、吸引機、及び耕耘機は、図1に示す刈払機12と同様に、被駆動部(例えば第1傘歯車16)を有し、この被駆動部には、連結軸31が挿入される連結孔33が形成されているものとし、更に、この被駆動部を回転させることによって、作動部である刈込み刃、羽根、ロータリー等を作動させることができるものとする。
そして、上記実施形態では、図9(a)、(b)に示すように、回り止め部材49を略六角形の板状体としたが、これ以外の形状としてもよい。例えば、係止用外縁部52の形状を略六角形以外の略多角形としてもよいし、略楕円形や略長円形としてもよい。そして、係止用内縁部51の形状を略長円形としたが、これに代えて、例えば略多角形としてもよいし、略楕円形としてもよい。係止用内縁部51をこのように形成した場合は、取付部材42の基端部の断面形状も、係止用内縁部51と対応する形状に形成する。
また、上記実施形態では、図3に示すように、下側カバー19の外周縁部に形成されている複数の凹部19cの全てを、平面方向から見てハンドルシャフト20が延びる方向と略直交する方向に形成したが、要は、作業者が、自分を中心にして刈払刃18を略円弧方向に揺動させて草刈を行なうときに、刈り取ろうとする草や芝等が作業者による揺動刈取り操作の妨げ(抵抗)とならない方向に凹部19cを形成することが好ましい。例えば、凹部19cの切欠き方向を、揺動刈取り操作の方向に沿うように、略円弧方向に形成してもよい。
更に、上記実施形態では、図1に示すように、本体ケース21に取り付けられている取付部材42の下端部に、下側カバー19を取り付けた構成としたが、これ以外の構成によって、下側カバー19を刈払機12等の園芸用機器、又は駆動機13に取り付けるようにしてもよい。例えば、回転軸23の下端部が刈払刃18の下面から下方に突出するように形成し、この回転軸23の下端部の外周面に軸受を装着して、この軸受の外輪に下側カバー19を回動自在に設けた構成としてもよい。
以上のように、本発明に係る園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具は、駆動機の駆動軸状部の形状に拘わらず、園芸用器具の被駆動部と、駆動機の駆動軸状部とを互いに確実に連結することができるようにすること、及び駆動機の駆動軸状部を屈曲させることなく、しかも適切な長さを確保して、駆動機の駆動軸状部と、園芸用器具の被駆動部とを互いに連結することができる優れた効果を有し、このような園芸用器具の継手構造及びそれを備える園芸用器具に適用するのに適している。
11 園芸用器具の継手構造
12 刈払機(園芸用器具)
13 駆動機
14 刈払装置
15 駆動軸状部
16 第1傘歯車
17 第2傘歯車
18 刈払刃
18a、19a 外周縁部
18b、19b 凸部
18c、19c 凹部
18d、39 挿通孔
19 下側カバー
19d 開口部
20 ハンドルシャフト
21 本体ケース
21a 受口部
22、24、48 軸受
23 回転軸
23a 内孔
25、38、41、44、54 ボルト
26、40、53 雌ねじ孔
27 留め孔
28 ソケット
29 継手部
30 把持部
31 連結軸
32 連結部
33 連結孔
34 継手本体部
35 第1半割部
36 第2半割部
37 把持溝
42 取付部材
43 固定ボルト
45 ナット
46 締付部材
47 挟持部材
49 回り止め部材
50 係止孔
51 係止用内縁部
52 係止用外縁部
55 切刃
56 刈草巻付き防止部
57 突起
58 リベット

Claims (10)

  1. 駆動機の駆動軸状部と連結されて回転される継手部を備え、この継手部の回転が被駆動部を介して作動部に伝達されて、この作動部が作動する園芸用器具の継手構造において、
    前記継手部は、前記駆動軸状部を着脱自在に把持する把持部と、連結軸が連結される連結部とを有し、
    前記連結軸は、前記被駆動部に形成された連結孔に挿入されて、前記継手部の回転を前記被駆動部に伝達するように形成されていることを特徴とする園芸用器具の継手構造。
  2. 前記把持部が前記駆動軸状部を把持する位置は、前記駆動軸状部の軸方向に対して所定の許容範囲内で調整可能であり、又は、
    前記連結部が前記連結軸と連結する位置は、前記連結軸の軸方向に対して所定の許容範囲内で調整可能であって、
    前記連結軸は、前記連結孔に対して軸方向に移動自在に挿入されていることを特徴とする請求項1記載の園芸用器具の継手構造。
  3. 前記被駆動部が歯車であり、
    前記把持部は、略半円柱形状の継手本体部と、略半円柱形状の第1半割部との間に前記駆動軸状部を挟み込んで把持するものであって、
    前記連結部は、前記継手本体部と、略半円柱形状の第2半割部との間に前記連結軸を挟み込んで把持するものであり、更に、
    前記連結軸は、トルクを前記被駆動部に伝達することができる断面形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の園芸用器具の継手構造。
  4. 前記駆動機は、前記駆動軸状部が内側に配置されているハンドルシャフトを備え、
    前記園芸用機器には、前記ハンドルシャフトの先端部が装着されて固定される受口部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の園芸用器具の継手構造。
  5. 前記園芸用機器は、前記作動部が刈払刃である刈払機、バリカン式の刈込み機、送風機、吸引機、チェーンソー、又は耕耘機であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の園芸用器具の継手構造。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、
    前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、
    この本体ケースの内側に回動自在に設けられた回転軸と、
    この回転軸に取り付けられる前記作動部としての刈払刃と、
    前記回転軸の内孔に挿通され前記本体ケースに固定して設けられている取付部材と、
    この取付部材に固定して設けられていると共に、前記刈払刃の下面側に配置されている下側カバーとを備えることを特徴とする刈払機としての園芸用器具。
  7. 前記取付部材の基端部が前記本体ケースの内面に固定ボルトで固定して取り付けられ、この取付部材の基端部の外周面と、前記本体ケースの内周面との間に、前記取付部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する回り止め部材を設けたことを特徴とする請求項6記載の刈払機としての園芸用器具。
  8. 前記回り止め部材には、前記取付部材の基端部の外面と当接して、前記取付部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する係止用内縁部が形成されていると共に、前記本体ケースの内面と当接して当該回り止め部材が前記固定ボルトを緩める方向に回転することを係止する係止用外縁部が形成されていることを特徴とする請求項7記載の刈払機としての園芸用器具。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、
    前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、
    前記本体ケースに回動自在に設けられている前記作動部としての刈払刃と、
    前記刈払刃の下面側に回動しないように配置され、前記本体ケース又は前記駆動機に固定して設けられている下側カバーとを備え、
    前記下側カバーは、その外周縁部が前記刈払刃の外周縁部よりも半径方向の外側に突出し、当該下側カバーの外周縁部に複数の凹部が設けられ、
    前記各凹部は、前記刈払刃に設けられている複数の各切刃がその内側に配置される深さに形成されていると共に、前記複数の凹部の全てが、前記刈払刃の揺動刈取り操作の方向に切り欠かれていることを特徴とする刈払機としての園芸用器具。
  10. 請求項1乃至4のいずれかに記載の園芸用器具の継手構造を備える刈払機としての園芸用器具であって、
    前記駆動機に固定して取り付けられる本体ケースと、
    前記本体ケースに回動自在に設けられている前記作動部としての刈払刃と、
    前記刈払刃の下面側に配置され、前記本体ケース又は前記駆動機に設けられている下側カバーとを備え、
    前記下側カバーの上面と、前記刈払刃の下面との間の隙間を塞ぐことができる形状であり、前記刈払刃の回転の中心から所定の間隔を隔てて前記回転の中心を包囲する環状の刈草巻付き防止部を前記下側カバー又は前記刈払刃に設けたことを特徴とする刈払機としての園芸用器具。
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