JP3128800U - 刈払機 - Google Patents

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育夫 柳瀬
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株式会社 椙岡組
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Abstract

【課題】
回転刃体に接地体を備えていない既存の刈払機において、回転刃体に接地体を簡単に取付可能にして、接地式及び非接地式の双方で草木類の刈取作業を行えるようにすることである。
【解決手段】
操作杆1の先端部に当該操作杆1の長手方向に対して鈍角状に交差して突出した第2駆動回転軸S2 に回転刃体B1 が取付けられ、作業者Mが前記操作杆1を操作して草木類Gの刈り取りを行う刈払機Aであって、前記回転刃体B1 の裏面に碗状の接地体T1 が複数本の固定ボルト23及びナット24を介して直接に取付可能な構成とする。
【選択図】 図3

Description

本考案は、操作杆の先端部に取付けられた薄円板状の回転刃体を高速回転させて、草木類の刈取作業を行う刈払機に関するものである。
刈払機には、回転刃体の裏面に接地体を取付けて、当該接地体を接地させて刈り取り作業を行うものと、接地体を備えていなくて、回転刃体を接地させずに刈り取り作業を行うものとがある。従来の接地体を備えた刈払機は、例えば特許文献1に示されるように、接地体を回転刃体と一緒にして駆動回転軸にナットを介して一体に取付ける構成であって、作業者は、回転刃体の部分の重量をそのまま受けることなく、草木類を刈り取れる利点がある。
一方、接地体を備えていない既存の刈払機は、背丈の高い草木類を比較的高い位置(例えば、刈高が30cm)で刈り取る場合には、特有の効果を奏するが、刈高が数cmの低い場合には、回転刃体に接地体を備えた刈払機が効果を奏するため、接地体を備えていない既存の刈払機を使用しているユーザーは、自身で接地体を備えた構造に簡単に改造したい場合もある。
特開2004−8048号公報
本考案は、上記要望に対応すべく、回転刃体に接地体を備えていない既存の刈払機において、回転刃体に接地体を簡単に取付可能にして、接地式及び非接地式の双方で草木類の刈取作業を行えるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の考案は、操作杆の先端部に当該操作杆の長手方向に対して鈍角状に交差して突出した駆動回転軸に回転刃体が取付けられ、作業者が前記操作杆を操作して草木類の刈り取りを行う刈払機であって、前記回転刃体の裏面に碗状の接地体が複数本のボルト・ナットを介して直接に取付可能になっていることを特徴としている。
請求項1の考案によれば、回転刃体に碗状の接地体を取付けない場合には、非接地式として比較的刈高が高い草木類を刈り取るのに適していると共に、回転刃体に碗状の接地体を取付けた場合には、接地式として刈高が低い草木類の刈取りに適している。このように、本考案に係る刈払機によれば、刈取対象の草木類の刈高に応じて、1台の刈払機によって、非接地式と接地式との異なる2種類の刈取方式を自在に選択できる。
また、請求項2の考案は、請求項1の考案において、高さの異なる複数の接地体を備え、接地体を交換するのみで刈高調整が可能であることを特徴としている。請求項2の考案によれば、駆動回転軸に対して回転刃体を固定しているナットを緩めることなく、接地体を交換するのみで刈高調整を行える。
また、請求項3の考案は、請求項1又は2の考案において、前記接地体は、調理用のボウルであって、入手が簡単な調理用のボウルを接地体として利用できるため、接地体を備えていない刈払機と、接地体を備えた刈払機とを相互において簡単に変更することができる。
本考案に係る刈払機によれば、既存の刈払機の回転刃体に裏面に碗状の接地体がボルト・ナットを介して取付可能であるため、刈取対象である草木類の刈高に応じて、1台の刈払機により非接地式と接地式とを自在に使い分けて、草木類の刈取作業を行える。
以下、最適な実施形態を挙げて、本考案を更に詳細に説明する。図1は、本考案に係る刈払機Aの使用状態の斜視図であり、図2(イ),(ロ)は、刈払機Aの第2駆動回転軸S2 に取付けられる回転刃体B1 ,B2 の平面図であり、図3は、回転刃体B1 の裏面に複数本の固定ボルト23及びナット24によって碗状の接地体T1 が取付けられた状態の一部を破断した斜視図であり、図4は、同じく断面図であり、図5は、回転刃体B1 の裏面に接地体T1 が取付けられた状態の刈払機Aの部分拡大側面図である。図1ないし図5において、刈払機Aは、長尺筒状の操作杆1の内部に第1駆動回転軸S1 が軸支され、当該操作杆1の先端のアタッチメント部8には、ベベルギア(図示せず)を介して第2駆動回転軸S2 が操作杆1の長手方向と鈍角状に交差して軸支されて、前記第2駆動回転軸S2 の先端部に回転刃体B1 が取付け板3及び固定ボルト4を介して一体に連結されている。第1駆動回転軸S1 は、操作杆1の基端部に一体に取付けられたエンジンEの出力軸(図示せず)に連結され、前記エンジンEの動力が第1駆動回転軸S1 、及び第2駆動回転軸S2 を介して回転刃体B1 が駆動回転される構成である。操作杆1の中央部よりも基端側には、U字状をしたハンドル5と肩掛け紐6とが取付けられている。また、操作杆1の先端部には、刈取り時に石類Kが作業者Mの側に飛散するのを防止する飛散防止ガード7が取付けられている。
回転刃体B1 は、図2(イ)に示されるように、外周部に複数個の刃部11が周方向に等間隔をおいて形成され、使用状態では、回転刃体B1 は、上面から見て反時計方向に回転する。なお、回転刃体B1 の中央部には、固定ボルト4の挿通孔12が形成されている。
本実施例の接地体T1 は調理用のボウルで構成され、接地体T1 であるボウルのボウル本体21の開口周縁の外側に形成されたフランジ部22を利用して、ボウルを回転刃体B1 の裏面中央部に密着させた状態で、前記フランジ部22を周方向に沿った4箇所において固定ボルト23及びナット24を介して一体に取付けられる。回転刃体B1 には、予めドリルにより固定ボルト23のボルト挿通孔13〔図2(イ)参照〕を穿孔しておくと共に、ボウルのフランジ部22にも同様のボルト挿通孔25を穿孔しておき、前記各ボルト挿通孔13,25に固定ボルト23を回転刃体B1 の下方から挿通して、回転刃体B1 の上方において、固定ボルト23の突出部とナット24とを螺合させて、ボウルのフランジ部22と回転刃体B1 とを固定ボルト23及びナット24で挟持固定した状態とする。ここで、回転刃体B1 は、上面から見て反時計方向に回転するので、前記固定ボルト23が「右ねじ」の場合には、回転刃体B1 の反時計方向の回転により、ナット24は、時計方向に回転しようとする慣性が作用して、固定ボルト23に対してナット24は、常に締め付ける方向に回転力が作用するため、回転刃体B1 の回転によりナット24が緩むことはない。なお、図3及び図5において、26,27は、それぞれカラー、及びバネ座金を示す。
ここで、接地体T1 の高さH1 は、刈払い地に飛散している石類Kの大きさ、草木類Gの刈高により定められる。例えば、出願人の所在地である岐阜県の揖斐川の堤防の法面の雑草の刈り払いを行うに際して、堤防の法面に散在している石類Kの大きさ(縦×横×高さ)を調査したデータが、図7に示されている。なお、図7のデータ群には、1個の石に関して(縦×横×高さ)の3つのデータが示されている。本調査から、堤防に散在している石の(縦×横×高さ)の平均的な寸法は、20mm前後であって、35mmを超えるものは殆どないことが判った。このような調査に基づき、本実施例の接地体T1 の高さH1 は、ほぼ50mmのものを選択した。また、接地体T1 であるボウル本体21の最大外径は、回転刃体B1 の直径の半分以下(約0.45)であるため、ボウル本体21の外周面と回転刃体B1 の裏面(下面)との空間部V(図5参照)に、上記寸法の石が余裕を持って入り込むことができる。
そして、回転刃体B1 の裏面に接地体T1 を取付けて草木類の刈取作業を行うには、図1及び図5に示されるように、肩掛け紐6を作業者Mの肩に掛けた状態で、作業者Mは両手でハンドル5を握って、回転刃体B1 の裏面の接地体T1 を接地させた状態で、操作杆1の先端に取付けられた回転刃体B1 を左右に振りながら草木類Gの刈り取りを行う。このため、作業者Mは、刈払機Aの重量感を感じることなく、しかもほぼ一定の刈高で、回転刃体B1 の高速回転により、地面に散在している石類Kを飛散させることなく、草木類Gの刈取作業を行える。即ち、接地体T1 を構成するボウルのボウル本体21の外周面と回転刃体B1 の裏面(下面)との空間部Vに石が余裕を持って入り込むために、回転刃体B1 の刃部11と石とが接触することなく、草木類Gの刈取作業を行える。また、接地体T1 であるボウル本体21の最大外径は、回転刃体B1 の直径の半分以下(約0.45)であるため、接地体T1 を取付けることによる振動の発生は殆ど感じられず、接地体T1 を取付けない場合と同様の刈取感覚で作業を行うことができた。
図6に示される接地体T2 は、その高さH2 が前記接地体T1 の高さH1 よりも高くなっており、大きな石が散在する部分における草木類Gの刈取作業に適している。
図2(ロ)に示される回転刃体B2 は、外周部に形成される刃部11’の数が前記回転刃体B1 の刃部11の数よりも遥かに多くなっていて、重量軽減用の複数のスリット14が略円周方向に沿って形成されている。このため、前記スリット14をボルト挿通孔として利用して、回転刃体B2 の裏面に固定ボルト23及びナット24によって接地体を取付けることができる。
一方、刈取対象の草木類Gの刈高が高い場合には、回転刃体B1 ,B2 から接地体T1 ,T2 を取り外して、非接地式で作業を行えばよいので、回転刃体B1 ,B2 に対する接地体T1 ,T2 の着脱が簡単であると共に、1台の刈払機により非接地式と接地式とを自在に使い分けて、草木類Gの刈取作業を行える。
また、上記実施例の接地体T1 ,T2 は、入手容易な調理用のボウルであるが、高さ、最大外径の異なる種々の専用の接地体を製作することも可能である。
本考案に係る刈払機Aの使用状態の斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ刈払機Aの第2駆動回転軸S2 に取付けられる回転刃体B1 ,B2 の平面図である。 回転刃体B1 の裏面に複数本の固定ボルト23及びナット24によって碗状の接地体T1 が取付けられた状態の一部を破断した斜視図である。 同じく断面図である。 回転刃体B1 の裏面に接地体T1 が取付けられた状態の刈払機Aの部分拡大側面図である。 回転刃体B1 の裏面に接地体T2 が取付けられた状態の刈払機Aの部分拡大側面図である。 堤防に散在している石の(縦×横×高さ)の各寸法をプロットして、石の平均的な大きさを示したグラフである。
符号の説明
A:刈払機
1 ,B2 :回転刃体
E:エンジン
G:草木類
K:石類
M:作業者
1 :第1駆動回転軸
2 :第2駆動回転軸
1 ,T2 :接地体
V:空間部
1:操作杆
21:ボウル本体
22:フランジ部
23:固定ボルト
24:ナット

Claims (3)

  1. 操作杆の先端部に当該操作杆の長手方向に対して鈍角状に交差して突出した駆動回転軸に回転刃体が取付けられ、作業者が前記操作杆を操作して草木類の刈り取りを行う刈払機であって、
    前記回転刃体の裏面に碗状の接地体が複数本のボルト・ナットを介して直接に取付けられていることを特徴とする刈払機。
  2. 高さの異なる複数の接地体を備え、接地体を交換するのみで、刈高調整が可能であることを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. 前記接地体は、調理用のボウルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の刈払機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017143797A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 株式会社北村製作所 接地体及びこれを備えた刈払機
JP7154673B1 (ja) * 2022-03-29 2022-10-18 有限会社とまと不動産 刈払機に取り付け可能なコードカッター及びそれを備える刈払機

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