JP5525667B1 - 回転体、刈払機及び草刈り方法 - Google Patents

回転体、刈払機及び草刈り方法 Download PDF

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Abstract

線状カッターを、切れ味のよい状態で長期に亘って使用することを課題とする。
【解決手段】
本発明の回転体は、刈払機の駆動軸と一体に回転する押え金具と、前記押え金具に結合される合成樹脂製の本体部とを備える。前記本体部は、前記押え金具に結合される上部ボディと、前記上部ボディよりも大径のフランジ部と、前記フランジ部よりも小径の下部ボディと、線状カッターが係止される係止構造とで形成される。前記上部ボディは、その外周面に、前記線状カッターの一端側が引き出される引出口を複数有する。前記上部ボディと前記下部ボディが前記フランジ部を挟んで一体に結合された状態で、前記引出口から引き出された前記線状カッターが、前記フランジ部の上方に位置する。

Description

本発明は、回転体、刈払機及び草刈り方法に関し、詳しくは、線状カッターを用いて、切れ味よく長期間に亘って草刈りを行うための技術に関する。
従来、ナイロン等から成る線状カッターを用いて草刈り作業を行うことが行われている。
このような草刈り作業を行うには、線状カッターを取り付けた回転体を、刈払機の駆動軸に装着し、回転体を駆動軸と共に回転させる。これにより、回転体の外周面から引き出される線状カッターで、周囲の草を切断することができる(例えば、日本国特許出願公開番号2008−148684参照)。
上述した従来の回転体においては、回転体の外周面から大きく引き出した線状カッターが、遠心力によって径方向外側に引っ張られることで、線状カッターと地表面の間で所定の距離を保つようになっている。
しかし、線状カッターには、作業中に多様な方向及び大きさで負荷がかかる。そのため、線状カッターは、作業中に不規則に動作しやすかった。更に、実際の地表面には、石等の多様な凹凸が存在する。
これらの事情から、従来の回転体を用いた草刈り作業には、草刈り作業中に高速回転する線状カッターが、地表面に当たりやすいという問題があった。高速回転する線状カッターが地表面に当たると、その分だけ線状カッターがトップスピードを保ち難くなり、草刈りの切れ味が落ちるとともに、線状カッターの寿命の低下を招く。
このように、従来の回転体では、ナイロン等で形成される線状カッターを、切れ味のよい状態で長期に亘って使用することが困難であるという問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みて発明したものであって、線状カッターを、切れ味のよい状態で長期に亘って使用することのできる回転体、刈払機及び草刈方法を提供することを、目的とする。
前記課題を解決するために、第一の発明を、下記構成を具備する回転体とする。
第一の発明は、刈払機の駆動軸に装着され、駆動軸と一体に回転駆動される回転体であって、前記駆動軸と一体に回転する押え金具と、前記押え金具に結合される合成樹脂製の本体部とを具備する。前記本体部は、前記押え金具に結合される上部ボディと、前記上部ボディよりも大径に成形されたフランジ部と、前記フランジ部よりも小径に成形された下部ボディと、線状カッターが係止される係止構造とを備える。前記上部ボディは、その外周面に、前記係止構造に係止された前記線状カッターの一端側が引き出される引出口を複数有するものであり、前記上部ボディと前記下部ボディが前記フランジ部を挟んで一体に結合された状態で、前記引出口から引き出された前記線状カッターが、前記フランジ部の上方に位置するように設けたことを特徴とする。
前記押え金具は、前記刈払機が有する受け金具との間で前記回転刃を着脱自在に挟持し、挟持した前記回転刃を前記駆動軸と一体に回転させるものであり、前記フランジ部は、挟持した前記回転刃よりも小径となるように成形されたものであることが好ましい。
前記上部ボディは、その外周面に凹溝を有し、前記凹溝は、周方向に隣接する前記引出口の間に位置し、且つ、前記フランジ部よりも上方に位置するように設けたものであることが好ましい。
前記上部ボディ、前記フランジ部及び前記下部ボディはそれぞれ別体で成形され、前記フランジ部は、前記上部ボディと前記下部ボディに対して着脱自在に結合されることが好ましい。
また、前記上部ボディは、前記フランジ部と一体に成形され、前記下部ボディに対して着脱自在に結合されることも好ましい。
また、前記下部ボディは、前記フランジ部と一体に成形され、前記上部ボディに対して着脱自在に結合されることも好ましい。
前記フランジ部は、前記係止構造とは別に、前記線状カッターが係止される第二係止構造を有することが好ましい。
前記上部ボディは、その下面に前記係止構造を有し、前記下部ボディは、中央に貫通孔を有するドーナツ状の接地部分であり、前記貫通孔は、前記刈払機の前記駆動軸の端部を収容し、且つ、前記上部ボディが有する前記係止構造を下方に露出させるものであることも好ましい。
前記係止構造は、前記上部ボディの下面から突設される係止体を含み、前記係止体に中間部分を係止させた前記線状カッターの一端側を、一つの前記引出口から径方向外側に引き出し、且つ、前記線状カッターの他端側を、別の前記引出口から径方向外側に引き出すように設けたものであることも好ましい。
前記課題を解決するために、第二の発明を、上記構成を具備する回転体を装着した刈払機とする。
前記課題を解決するために、第三の発明を、下記構成を具備する草刈り方法とする。
第三の発明は、上記構成を具備する回転体を前記駆動軸に装着するとともに、前記係止構造に係止した前記線状カッターの一端側を前記引出口から引き出し、この状態で前記回転体を前記駆動軸と一体に回転駆動させることで、前記フランジ部の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される前記線状カッターの先端部分により草刈りを行うことを特徴とする草刈り方法である。
ここで、前記回転体を前記駆動軸に装着するとともに、前記係止構造に係止した前記線状カッターの一端側を前記引出口から引き出し、この状態で、前記回転体を前記駆動軸と一体に回転駆動させることで、前記フランジ部の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される前記線状カッターの先端部によって草刈りを行い、使用により短くなった前記線状カッターは、前記係止構造から取り外し、前記係止構造よりも径方向外側に位置する前記第二係止構造に係止させることで、前記線状カッターの先端部が、前記フランジ部の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出されるように設けることも好ましい。
本発明の第一実施形態の回転体の平面図である。 本発明の第一実施形態の回転体の側面図である。 本発明の第一実施形態の回転体を斜め下方から視た斜視図である。 本発明の第一実施形態の回転体が備える上部ボディを斜め上方から視た斜視図である。 本発明の第一実施形態の上部ボディを斜め下方から視た斜視図である。 本発明の第一実施形態の回転体が備えるフランジ部の斜視図である。 本発明の第一実施形態の回転体が備える下部ボディを斜め上方から視た斜視図である。 本発明の第一実施形態の回転体が備える下部ボディを斜め下方から視た斜視図である。 本発明の第一実施形態の上部ボディにインサート成型する押え金具を示す平面図である。 本発明の第一実施形態の上部ボディにインサート成型する押え金具を示す側断面図である。 本発明の第一実施形態の回転体を刈払機の駆動軸に取り付けた状態を示す側断面図である。 本発明の第一実施形態の回転体を装着した刈払機の斜視図である。 本発明の第二実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態の回転体が備えるフランジ部を示す斜視図である。 本発明の第四実施形態の回転体の要部を示す下面図である。 本発明の第四実施形態の回転体を刈払機の駆動軸に取り付けた状態を示す側断面図である。 本発明の第四実施形態の回転体に線状カッターを別形態で取り付けたときの下面図である。
本発明を、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1〜図11には、本発明の第一実施形態の回転体を示している。
本発明の第一実施形態の回転体は、図11に示すような刈払機180の駆動軸182に装着される接地体である。
接地体は、チップソーのような円板状の回転刃184と、線状カッター4の両方又は一方を、選択的に装着可能な構造を有する。線状カッター4は、ナイロンコードの一端部に係止用の大径部78を固定した部材であり、可撓性及び弾性を有する。
刈払機180は、主軸部186と、主軸部186の先端部から延設される駆動軸182(図10参照)とを備える。この駆動軸182に対して、接地体である回転体を用いて、回転刃184が着脱自在に取り付けられる。
この刈払機180においては、主軸部186の途中にハンドル188を設け、主軸部186の後端部分にエンジン190を搭載している。エンジン190の出力を駆動軸182にまで伝達することで、回転体が駆動軸182と一体に回転駆動される。このとき、回転刃184や線状カッター4が、回転体と一体に回転軸26(図10参照)まわりに回転駆動される。
図1〜図3に示すように、回転体は、合成樹脂製である本体部28と、本体部28に結合される押え金具8とで形成される。本体部28は、押え金具8が結合される部分である上部ボディ30と、上部ボディ30よりも大径に成形されたフランジ部32と、フランジ部32よりも小径に成形された下部ボディ34とで形成される。
以下においては、押え金具8の構造についてまず説明し、次いで、本体部28をなす上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34の各構造について説明する。本文中で用いる「上下方向」は、回転体の回転軸26が鉛直方向にセットされた場合を基準とする。
押え金具8は、刈払機180の駆動軸182が挿通され、締め付け手段を用いて駆動軸182と結合される部材である。
図9A、図9Bには、押え金具8を示している。押え金具8は、刈払機180の駆動軸182を挿通させる中央孔14をその中央部分に有し、この中央孔14を囲む複数個所に、段付きの貫通孔16を有する。
貫通孔16は、周方向に等間隔を隔てた複数個所(本実施形態では八箇所)に形成されている。回転体の本体部28を形成する上部ボディ30の合成樹脂部分が、各貫通孔16に充填されることで、上部ボディ30に対して押え金具8が強固に結合される。
図9A、図9Bに示すように、押え金具8は、回転刃184を取り付けるための第一の取付面18を上面に有し、リング状である第一の取付面18の内側に、第一の取付面18よりも下方に位置する第二の取付面20を有する。第二の取付面20は、回転刃184を外したときに、この回転体を刈払機180の駆動軸182に取り付けるためのリング状の面である。
図10に示すように、刈払機180の駆動軸182には、ボス192を突出させた受け金具194が結合されている。受け金具194のうち、段差を介してボス192を囲む面が、回転刃184を装着したときにこの回転刃184を受ける第一の受け面196である。ボス192の先端面が、回転刃184を外したときに押え金具8の第二の取付面20を受ける第二の受け面198である。
押え金具8が有する貫通孔16は、インサート成形用であって、図9A、図9Bに示すように、その軸方向の一端部が第一の取付面18上で開口するように貫通形成されている。第一の取付面18の、周方向に隣接する貫通孔16間の部分には、他より高い当接リブ22を形成している。都合八箇所の当接リブ22は、貫通孔16によって周方向に分断されているが、全体として略環状をなす。略環状に配置される当接リブ22は、回転刃184に対して安定的に当接する。
図10に示すように、刈払機180の駆動軸182の先端部は、雄ねじ形状を有する。回転刃184が有する中央の貫通孔に受け金具194のボス192を嵌め込み、ボス192から下方に突出する駆動軸182の先端部を、本体部28に結合する押え金具8の中央孔14を通じて下方に突出させ、この駆動軸182の突出部分に対して、本体部28の下方からナット24を螺合させることで、駆動軸182に対して回転体と回転刃184を結合させることができる。
回転体の本体部28は、下方に開口した凹所10を有し、この凹所10内に、駆動軸182のうち押え金具8の中央孔14から下方に突出する部分と、この部分に螺合するナット24とが収容される。本体部28の凹所10を囲むように有する周面が、径方向外側に行くほど上方に位置するように傾斜したテーパ状の接地面12である。
次に、合成樹脂製である本体部28の構造や、この本体部28に対して線状カッター4を着脱自在に装着するための構造について詳述する。
前記したように、合成樹脂を用いて成形される本体部28は、上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34の3ブロックで形成される。これら各ブロックは、合成樹脂を用いて個別に成形され、図2に示すように、上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34がこの順で上から下に連続するように、一体に結合されている。換言すると、この本体部28は、最も大径であるフランジ部32を、互いに略同径である上部ボディ30と下部ボディ34で上下に挟み込んだ構造である。
図4及び図5には、上部ボディ30を示している。上部ボディ30は、インサート成形によって押え金具8と一体に成形される円板状の中央部36と、この中央部36を囲んで位置する円環状の外周部38と、中央部36と外周部38を径方向に繋ぐように成形される一対の連結部40と、同じく中央部36と外周部38を径方向に繋ぐように成形される一対の挿通部42とを備える。
一対の連結部40は、円板状である中央部36の外周面から、互いに離れる方向に延設されている。各連結部40の径方向外側の端部は、円環状である外周部38の内周面に一体に連結されている。各連結部40の中央部分には、固定具44(図1、図10等参照)を挿通させるための固定孔46を、上下方向に貫通形成している。
一対の挿通部42は、同じく中央部36の外周面から互いに離れる方向に延設されたものであり、各挿通部42の径方向外側の端部は、外周部38の内周面に一体に連結されている。各挿通部42には、線状カッター4を挿通することのできる挿通孔48を、径方向に貫通形成している。
各挿通孔48は、下方に向けて開口するように上部ボディ30に成形されている。この開口は、フランジ部32と結合されたときに該フランジ部32の上面で塞がれる。
各挿通孔48は、径方向内側の端部に導入口50を有し、径方向外側の端部に引出口52を有する。中央部36の下面には、押え金具8の下端部が露出するように円形状の凹所54が成形されており、円形に凹んだ凹所54の内周面に、各導入口50を位置させている。上部ボディ30の凹所54は、下部ボディ34と結合されたときに本体部28の凹所10の上部を成す部分である。
外周部38の外周面には、全周に亘って凹溝56が成形されている。線状カッター4よりも幅広の溝である凹溝56の底面に、各引出口52が位置する。凹溝56は、高速回転時の線状カッター4の巻き付きをガイドする部分である。
図6には、フランジ部32を示している。フランジ部32は円板状であり、下部ボディ34の上端部が嵌合する嵌合孔58を、中央に有している。嵌合孔58は、円形孔60の外周縁から一対のスリット孔62を径方向外側に延設した形状である。スリット孔62は、互いに離れる方向に延設している。
図7及び図8には、下部ボディ34を示している。下部ボディ34は、上下方向に貫通する貫通孔64を中央に有するドーナツ状の樹脂部材であり、接地体としての要部をなす。貫通孔64は、上部ボディ30と結合されたときに本体部28の凹所10の下部を成す部分である。貫通孔64を囲むように位置する周面が、テーパ状の接地面12となる。
下部ボディ34は平坦な上面66を有し、上面66の中央部分には他の部分よりも一段高い嵌合部68を設けている。嵌合部68は、貫通孔64の上端開口を中央に有するリング状の突起体70と、突起体70の外周から径方向外側に延設される一対の連結突部72とから成る。連結突部72は、互いに離れる方向に延設される。
リング状である突起体70の内周面には、一対の切欠き74を設けている。下部ボディ34に設けた各切欠き74は、下部ボディ34が上部ボディ30と結合されたときに、上部ボディ30の導入口50と一対一に連通する部分である。
連結突部72の中央部分には、固定具44を挿通させるための固定孔76を形成している。固定孔76は、固定具44をなす固定ネジが螺合するネジ穴であり、連結突部72が有する平坦な上面に開口している。
以上の構造を備える上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34を一体に結合させるには、まず、下部ボディ34が有する嵌合部68を、フランジ部32が有する嵌合孔58に嵌合させる。このとき、嵌合部68の突起体70が、嵌合孔58の円形孔60に嵌合し、嵌合部68の連結突部72が、嵌合孔58のスリット孔62に一対一で嵌合する。これらの嵌合により、下部ボディ34に対してフランジ部32が回転不能に連結される。
次いで、上部ボディ30を、フランジ部32を挟んで下部ボディ34の上方にセットする。このとき、上部ボディ30の連結部40に設けた固定孔46が、下部ボディ34の連結突部72に設けた固定孔76と一対一で連通するようにセットする。上下方向に連通する固定孔46,76に対して固定具44を螺入し、固定具44を固定孔46,76に締結することで、下部ボディ34に対して上部ボディ30が回転不能に結合される。フランジ部32は、下部ボディ34が有する平坦な上面66と、上部ボディ30が有する平坦な下面(即ち、上部ボディ30が有する中央部36、外周部38、連結部40及び挿通部42の下面)との間で、上下方向に挟持される。
このように上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34を結合させて成る回転体においては、上部ボディ30の外周面に設けた一対の引出口52が、ともにフランジ部32の上方に位置する。また、下部ボディ34の貫通孔64と上部ボディ30の凹所54が連通することで、回転体の凹所10が形成される。凹所10は、下方に開口して位置する。
ここで、線状カッター4の先端側を回転体の凹所10内に挿入し、線状カッター4の先端側を、導入口50を通じて挿通孔48内に挿し入れ、引出口52を通じて径方向外側に引き出す。引出口52をから引き出された線状カッター4は、フランジ部32の上方に位置する。ナイロンコードである線状カッター4の基端側には大径部78を設けており、この大径部78が、導入口50の周縁の段差部分に引っ掛かることで、線状カッター4が係止される(図3参照)。即ち、凹所10にある導入口50の周縁の段差部分が、線状カッター4を本体部28に係止する係止構造となっている。
上部ボディ30の外周面に成形された凹溝56は、フランジ部32の上方に位置し、周方向に隣接する引出口52間において高速回転時の線状カッター4の巻き付きをガイドする。
このようにして線状カッター4を係止させた回転体を、図10や図11に示すように、刈払機180の駆動軸182の先端部に結合させ、草刈り作業を行う。図10や図11では、回転体を用いて回転刃184を装着しているが、回転刃184を装着せずに線状カッター4のみで草刈りを行うことも可能である。
回転体を駆動軸182と一体に回転駆動させると、回転体の引出口52から引き出される線状カッター4には遠心力が働き、線状カッター4の先端部はフランジ部32の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される。線状カッター4のうち先端部を除く部分においては、その下方にフランジ部32が位置する。線状カッター4は、その先端部を除いた大部分において、フランジ部32によって下方への移動が規制される。この状態で、線状カッター4はフランジ部32と一体に回転駆動される。
したがって、線状カッター4は、フランジ部32の存在により略水平な姿勢に保たれ、作業中に多様な方向及び大きさで負荷がかかる場合や、地表面に大きな凹凸が存在する場合であっても、線状カッター4が地表面に当たることが防止される。
本実施形態の回転体によれば、線状カッター4が地表面に当たり難く、その先端部をトップスピードに保ちながら高速回転するので、フランジ部32から径方向外側に延出される先端部分で良好な切れ味を発揮することができ、しかも、線状カッター4を三倍程度も長持ちさせることができる。加えて、本実施形態の回転体は、フランジ部32よりも下方に接地面12を有するので、回転体を地表面に当てながら草刈り作業を行うことができ、作業者の労力を抑えることも可能となっている。
加えて、フランジ部32は、上部ボディ30や下部ボディ34とは別体で成形されたものであり、このフランジ部32を着脱自在に結合させる構造であるから、状況に応じてフランジ部32を他の寸法形状のものに交換することが可能である。また、フランジ部32の成形は、上部ボディ30や下部ボディ34とは別にプレス成形で行うことができ、これにより、フランジ部32に反り等の不具合を生じることが防止される。
更に、接地面12を有する下部ボディ34が着脱自在であることから、使用によって接地面12の擦り減りや破損を生じた場合には、この下部ボディ34だけを交換することも可能である。
なお、フランジ部32と上部ボディ30を一体に成形することも可能である。この場合、フランジ部32と一体に成型した上部ボディ30に対して、下部ボディ34を着脱自在に結合させる。
また、フランジ部32と下部ボディ34を一体に成形することも可能である。この場合、フランジ部32と一体に成型した下部ボディ34に対して、上部ボディ30を着脱自在に結合させる。上部ボディ30とフランジ部32と上部ボディ30を、一体に成形することも可能である。
次に、本発明の第二実施形態の回転体について、図12A〜図12Dに基づいて説明する。なお、本実施形態の回転体の構成のうち、既述した第一実施形態と同様の構成については説明を省略し、第一実施形態とは相違する特有の構成について以下に詳述する。
本実施形態の回転体では、図12A〜図12Dに示すような係止孔80を上下方向に貫通形成したフランジ部32を用いる。係止孔80は、線状カッター4を通すことができ且つ大径部78は係止される寸法形状である。図12A〜図12Dに示すフランジ部32では、この係止孔80によって、線状カッター4をフランジ部32に係止する第二係止構造を形成している。図12A〜図12Dに示すフランジ部32は、係止孔80の配置だけが互いに相違している。
図12Aに示すフランジ部32では、嵌合孔58を中心として周方向に180度ずれた二箇所の領域に、係止孔80を設けている。各箇所においては、係止孔80を、径方向に沿って二つ並設している。並設される二つの係止孔80のうち、径方向内側の係止孔80に対して上方から線状カッター4の先端側を通し、フランジ部32の下方を通したうえで、径方向外側の係止孔80を通じて線状カッター4の先端側を上方に引き出せば、この箇所に線状カッター4を係止し、線状カッター4のうちフランジ部32の外縁から径方向外側に延出された先端部によって、草刈り作業を行うことができる。線状カッター4の抜け止めは、基端側の大径部78がフランジ部32の上面に当たることで為される。
本実施形態の回転体によれば、まずは線状カッター4を第一実施形態と同様の箇所に係止させて使用し、線状カッター4の先端側が摩耗して短くなれば、係止孔80を用いてフランジ部32に係止させることが可能となる。
図12Bに示すフランジ部32では、嵌合孔58を中心として周方向に90度ずつずれた四箇所の領域に、それぞれ二つの係止孔80を設けている。このフランジ部32を用いれば、摩耗して短くなった線状カッター4を、都合四箇所に係止して用いることができる。
図12Cに示すフランジ部32では、図12Aと同様の箇所に、それぞれ三つの係止孔80を径方向に沿って並設している。並設される三つの係止孔80のうち任意のものを二つ選択して用いることで、線状カッター4を、更に多様な形態でフランジ部32に係止させることが可能となる。
図12Dに示すフランジ部32では、図12Bと同様の箇所に、それぞれ三つの係止孔80を径方向に沿って並設している。このフランジ部32によれば、摩耗して短くなった線状カッター4を、都合四箇所に係止して用いることができ、しかも、並設される三つの係止孔80のうち任意のものを選択して用いることで、線状カッター4を、更に多様な形態でフランジ部32に係止させることが可能となる。
次に、本発明の第三実施形態の回転体について、図13A〜図13Dに基づいて説明する。なお、本実施形態の回転体の構成のうち、既述した第一実施形態と同様の構成については説明を省略し、第一実施形態とは相違する特有の構成について以下に詳述する。
本実施形態の回転体では、図13A〜図13Dに示すようなフック82を有するフランジ部32を用いる。フック82は、線状カッター4を通すことができ且つ大径部78は係止される寸法形状である。図13A〜図13Dに示すフランジ部32では、このフック82によって、線状カッター4をフランジ部32に係止する第二係止構造を形成している。図13A〜図13Dに示すフランジ部32は、フック82の配置だけが互いに相違している。
図13Aに示すフランジ部32では、嵌合孔58を中心として周方向に180度ずれた二箇所の領域の上面に、フック82を一つずつ固定している。各箇所において、フック82に線状カッター4を通してセットすれば、線状カッター4のうちフランジ部32の外縁から径方向外側に延出された先端部によって、草刈り作業を行うことができる。
本実施形態の回転体によれば、まずは線状カッター4を第一実施形態と同様の箇所に係止させて使用し、線状カッター4が摩耗して短くなれば、フック82を用いてフランジ部32に係止させることが可能となる。
図13Bに示すフランジ部32では、嵌合孔58を中心として周方向に90度ずつずれた四箇所の領域に、フック82を一つずつ固定している。このフランジ部32を用いれば、摩耗して短くなった線状カッター4を、都合四箇所に係止して用いることができる。
図13Cに示すフランジ部32では、図13Aと同様の箇所に、それぞれ二つのフック82を径方向に沿って並設している。並設される係止孔80のうち任意のものを選択して用いることで、線状カッター4を、更に多様な形態でフランジ部32に係止させることが可能となる。
図13Dに示すフランジ部32では、図13Bと同様の箇所に、それぞれ二つの係止孔80を径方向に沿って並設している。このフランジ部32によれば、摩耗して短くなった線状カッター4を、都合四箇所に係止して用いることができ、しかも、並設される係止孔80のうち任意のものを選択して用いることで、線状カッター4を、更に多様な形態でフランジ部32に係止させることが可能となる。
次に、本発明の第四実施形態の回転体について、図14〜図16に基づいて説明する。なお、本実施形態の回転体の構成のうち、既述した第一実施形態と同様の構成については説明を省略し、第一実施形態とは相違する特有の構成について以下に詳述する。
本実施形態の回転体が有する凹所10の底面(即ち、上部ボディ30が有する凹所54の底面)には、線状カッター4の長手方向の一部を引っ掛けて係止する係止体132を、四つ設けている。四つの係止体132は、回転軸26を中心とした円上にて、周方向に等間隔を隔てるように位置する。
それぞれの係止体132は、径方向外側にむけて先端部を折り曲げたL字型の形状を有する。係止体132の径方向外側をむく面が、線状カッター4の係止される係止面133である。
本実施形態の凹所10には、線状カッター4を挿通することのできる寸法形状の導入口50を、四箇所に設けている。四箇所の導入口50は、回転軸26を中心とした円上にて、周方向に等間隔を隔てるように位置する。
本実施形態の回転体の外周面には、線状カッター4を挿通することのできる寸法形状の引出口52を、周方向に等間隔を隔てて四箇所に設けている。四箇所の引出口52は、それぞれ凹溝56の溝底に形成される。導入口50と引出口52とは、四箇所に貫通形成した挿通孔48を介して、一対一で連通接続される。
本実施形態の回転体では、凹所10内に配した複数の係止体132や導入口50によって、線状カッター4を本体部28に係止する係止構造を形成している。
図14に示すように、回転体を回転軸26の軸方向から(下方から)視たときに、各係止体132と、各挿通孔48の導入口50とは、周方向に交互に位置する。係止体132は、その係止体132を挟んで周方向の両側に隣接する二つの導入口50のうち、回転方向200の側に位置する導入口50との間の距離が、回転体の回転方向200とは反対方向(以下「反回転方向300」)の側に位置する導入口50との間の距離よりも小さくなるように、それぞれ配置している。
そして、各挿通孔48において、挿通孔48の導入口50から引出口52を通って伸びるように第一の仮想線400を描いたとき、この第一の仮想線400が、回転軸26からその挿通孔48の導入口50を通って放射状に伸びる第二の仮想線500に対して、回転体の反回転方向300に傾くように設けている。
各挿通孔48において、第一の仮想線400が放射状の第二の仮想線500に対して傾く角度は、同一の角度に設定している。本実施形態では、この角度は40°程度である。
図14と図15には、二本の線状カッター4を用いて、回転体の外周の四箇所から線状カッター4の端部を引き出した取付形態を示している。図16には、一本の線状カッター4を用いて、回転体の外周の二箇所から線状カッター4の端部を引き出した取付形態を示している。
まず、図14と図15に示すように線状カッター4を二本の取り付ける場合について述べる。
回転体には、周方向に隣接する挿通孔48が二対あり、このうち一対の挿通孔48を通じて、一本の線状カッター4を取り付ける。同様に、もう一対の挿通孔48を通じて、もう一本の線状カッター4を取り付ける。
それぞれの線状カッター4は、脱落を防止するため、対をなす挿通孔48の間に位置する係止体132に係止させる。線状カッター4は、係止体132が有する係止面133に対して、径方向外側にむけて凸をなすように撓んだ姿勢で引っ掛けられる。
このとき、線状カッター4は一方の挿通孔48と係止体132との間で、径方向内側にむけて凸をなすように第一角度αだけ折れ曲がる。この線状カッター4は、他方の挿通孔48と係止体132との間では、径方向内側にむけて凸をなすように第二角度βだけ折れ曲がる。
係止体132に対して両側の挿通孔48は非対称であるから、図14に示すように、線状カッター4の折れ曲がる第一角度αと第二角度βは、互いに相違する。第一角度αは130°程度の鈍角であり、第二角度βは50°程度の鋭角である。
それぞれの線状カッター4を回転体に保持する保持力は、係止体132と挿通孔48の間にて線状カッター4が第二角度βで折り曲げられる部分において、その大部分が発生する。
ところで、図14や図15に示す取付形態では、二つの係止体132が不使用となる。これら不使用の係止体132は、図16に示す取付形態では使用する部材であり、言い換えれば、補助係止体146として機能する部材である。
図16に示す取付形態では、回転軸26を挟んで互いに反対側に位置する挿通孔48を通じて、一本の線状カッター4を取り付ける。
この取付形態では、線状カッター4の中央部分を、周方向に隣接する二つの係止体132に引っ掛ける。線状カッター4は、隣接する二つの係止体132が有する係止面133に対して、それぞれ径方向外側にむけて凸をなすように撓んで引っ掛けられる。
この一本の線状カッター4は、挿通される一方の挿通孔48と、この挿通孔48に隣接する側の係止体132との間で、第一角度αだけ折れ曲がって保持される。線状カッター4が挿通される他方の挿通孔48と、この挿通孔48に隣接する側の係止体132との間では、第二角度βだけ折れ曲がって保持される。ここでの第一角度αは130°程度の鈍角である。第二角度βは50°程度の鋭角である。
図16の取付形態において、線状カッター4を回転体に保持する保持力は、係止体132と挿通孔48との間で線状カッター4が第二角度βで折り曲げられる部分と、線状カッター4が一対の係止体132にそれぞれ引っ掛けられる部分において大部分が発生する。
このように、本実施形態の回転体によれば、二本の線状カッター4を係止させる取付形態と、一本の線状カッター4を係止させる取付形態のうち一方を、簡単に選択することができる。いずれの取付形態においても、線状カッター4を複数個所から径方向外側に引き出して保持することができ、引き出した線状カッター4は、回転軸26を中心に点対称な配置となる。
線状カッター4は、長尺のナイロンコードから適宜長さだけ切断したものを用いればよい。使用により線状カッター4が磨耗や劣化を生じたときには、その線状カッター4を回転体の凹所10から取り外し、新しい線状カッター4を取り付ければよい。
以上、添付図面に基づいて説明したように、本発明の各実施形態の回転体は、刈払機180の駆動軸182に装着され、駆動軸182と一体に回転駆動されるものであって、駆動軸182と一体に回転する押え金具8と、押え金具8に結合される合成樹脂製の本体部28とを具備する。本体部28は、押え金具8に結合される上部ボディ30と、上部ボディ30よりも大径に成形されたフランジ部32と、フランジ部32よりも小径に成形された下部ボディ34と、線状カッター4が係止される係止構造とを備える。上部ボディ30は、その外周面に、前記係止構造に係止された線状カッター4の一端側が引き出される引出口52を複数有するものであり、上部ボディ30と下部ボディ34がフランジ部32を挟んで一体に結合された状態で、引出口52から引き出された線状カッター4が、フランジ部32の上方に位置するように設けている。
各実施形態の回転体によれば、線状カッター4と地表面との間に大径のフランジ部32を位置させながら草刈り作業を行うことができるので、線状カッター4が地表面に当たり難く、線状カッター4の切れ味を長期間に亘って保つことが可能となる。即ち、各実施形態の回転体を用いることで、線状カッター4の切れ味向上と高寿命化が達成される。
各実施形態の回転体において、押え金具8は、刈払機180が有する受け金具194との間で回転刃184を着脱自在に挟持し、挟持した回転刃184を駆動軸182と一体に回転させるものである。フランジ部32は、挟持した回転刃184よりも小径となるように成形されている。
これにより、線状カッター4を用いた草刈り作業に加えて、回転刃184を用いた草刈り作業が可能となる。線状カッター4と回転刃184は着脱自在であるから、線状カッター4だけでの草刈り作業と、回転刃184だけでの草刈り作業と、線状カッター4と回転刃184を共に用いた草刈り作業とが選択自在である。
各実施形態の回転体において、上部ボディ30は、その外周面に凹溝56を有する。凹溝56は、周方向に隣接する引出口52の間に位置し、且つ、フランジ部32よりも上方に位置するように設けたものである。
これにより、フランジ部32の上方に位置する凹溝56によって線状カッター4の巻き付きをガイドさせ、作業中に線状カッター4が不規則に動作することを、更に抑制することができる。
更に、各実施形態の回転体において、上部ボディ30、フランジ部32及び下部ボディ34はそれぞれ別体で成形され、フランジ部32は、上部ボディ30と下部ボディ34に対して着脱自在に結合されている。
これにより、状況に応じてフランジ部32を他の寸法形状のものに交換することや、使用によって擦り減りや破損を生じた下部ボディ34だけを交換することも可能となる。加えて、フランジ部32の成形は、上部ボディ30や下部ボディ34とは別にプレス成形で行うことができるので、フランジ部32に反り等の不具合を生じることも防止される。
なお、上部ボディ30がフランジ部32と一体に成形され、下部ボディ34に対して着脱自在に結合されることも好ましい。また、下部ボディ34がフランジ部32と一体に成形され、上部ボディ30に対して着脱自在に結合されることも好ましい。
この場合も、状況に応じてフランジ部32を他の寸法形状に変更することや、使用によって擦り減りや破損を生じた部分を交換することが可能となる。
第二実施形態や第三実施形態の回転体において、フランジ部32は、前記係止構造とは別に、線状カッター4が係止される第二係止構造を有する。
これにより、まずは線状カッター4を前記係止構造に係止させて使用し、線状カッター4が摩耗して短くなった段階で、第二係止構造を用いて、フランジ部32に線状カッター4を係止させて使用することが可能となる。
各実施形態の回転体において、上部ボディ30は、その下面に前記係止構造を有する。下部ボディ34は、中央に貫通孔64を有するドーナツ状の接地部分である。貫通孔64は、刈払機180の駆動軸182の端部を収容し、且つ、上部ボディ30が有する前記係止構造を下方に露出させるものである。
これより、回転体の下部ボディ34を接地部分として利用し、回転体を地表面に当てながら草刈り作業を行うことができ、作業者の労力を抑えることが可能となる。また、下部ボディ34の貫通孔64を通じて、線状カッター4を簡単に取り付けることができる。
第四実施形態の回転体において、前記係止構造は、上部ボディ30の下面から突設される係止体132を含む。そして、係止体132に中間部分を係止させた線状カッター4の一端側を、一つの引出口52から径方向外側に引き出し、且つ、線状カッター4の他端側を、別の引出口52から径方向外側に引き出すように設けている。
これにより、任意の長さで切断した線状カッター4を、係止体132に引っ掛けて簡単に取り付けることが可能となる。
各実施形態の回転体を用いた草刈り方法では、回転体を駆動軸182に装着するとともに、前記係止構造に係止した線状カッター4の一端側を引出口52から引き出し、この状態で回転体を駆動軸182と一体に回転駆動させることで、フランジ部32の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される線状カッター4の先端部分により草刈りを行う。
この草刈り方法によれば、前述したように、線状カッター4と地表面との間に大径のフランジ部32を位置させ、フランジ部32の外縁から延出された線状カッター4の先端部分によって草刈り作業を行うことができるので、線状カッター4が地表面に当たることを防止しつつ、トップスピードを保つ線状カッター4の先端部分よって、良好な切れ味で草刈り作業を行うことが可能となる。
第二実施形態や第三実施形態の回転体を用いた草刈り方法では、回転体を駆動軸182に装着するとともに、前記係止構造に係止した線状カッター4の一端側を引出口52から引き出し、この状態で、回転体を駆動軸182と一体に回転駆動させることで、フランジ部32の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される線状カッター4の先端部によって草刈りを行い、使用により短くなった線状カッター4は、前記係止構造から取り外し、前記係止構造よりも径方向外側に位置する第二係止構造に係止させることで、線状カッター4の先端部が、フランジ部32の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出されるように設ける。
この草刈り方法によれば、前述したように、まずは前記係止構造に係止させた線状カッター4の先端部分で草刈り作業を行い、線状カッター4が摩耗して短くなったときには、前記第二係止構造に線状カッター4を係止させ、この線状カッター4の先端部分で草刈り作業を行うことが可能となる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、押え金具8を上部ボディ30に結合させる手段はインサート成型に限定されず、圧入やネジ固定等の他の手段を用いてもよい。
上部ボディ30と下部ボディ34を結合させる手段についても、固定具44を用いた実施形態の手段に限定されず、例えば、上部ボディ30と下部ボディ34の一方に雄ネジ構造を設け、他方にはこれと螺合する雌ネジ構造を設けることで、上部ボディ30と下部ボディ34を直接的に結合させるといった手段を用いることも可能である。また、前記実施形態では、交換時期を表示するための凹溝を下部ボディ34に設けていないが、下部ボディ34の上面(接地面12の裏側の面)に凹溝を形成し、接地面12がある程度摩耗した段階で、該凹溝が接地面12側に現れるように設けてもよい。
その他の構成についても、本発明の意図する範囲内であれば、各例において適宜の設計変更を行うことや、各例の構成を適宜組み合わせて適用することが可能である。

Claims (12)

  1. 刈払機の駆動軸に装着され、駆動軸と一体に回転駆動される回転体であって、
    前記駆動軸と一体に回転する押え金具と、
    前記押え金具に結合される合成樹脂製の本体部とを具備し、
    前記本体部は、
    前記押え金具に結合される上部ボディと、
    前記上部ボディよりも大径に成形されたフランジ部と、
    前記フランジ部よりも小径に成形された下部ボディと、
    線状カッターが係止される係止構造とを備え、
    前記上部ボディは、その外周面に、前記係止構造に係止された前記線状カッターの一端側が引き出される引出口を複数有するものであり、
    前記上部ボディと前記下部ボディが前記フランジ部を挟んで一体に結合された状態で、前記引出口から引き出された前記線状カッターが、前記フランジ部の上方に位置するように設けたことを特徴とする回転体。
  2. 前記押え金具は、前記刈払機が有する受け金具との間で回転刃を着脱自在に挟持し、挟持した前記回転刃を前記駆動軸と一体に回転させるものであり、
    前記フランジ部は、挟持した前記回転刃よりも小径となるように成形されたものであることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  3. 前記上部ボディは、その外周面に凹溝を有し、
    前記凹溝は、周方向に隣接する前記引出口の間に位置し、且つ、前記フランジ部よりも上方に位置するように設けたものであることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  4. 前記上部ボディ、前記フランジ部及び前記下部ボディはそれぞれ別体で成形され、
    前記フランジ部は、前記上部ボディと前記下部ボディに対して着脱自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  5. 前記上部ボディは、前記フランジ部と一体に成形され、前記下部ボディに対して着脱自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  6. 前記下部ボディは、前記フランジ部と一体に成形され、前記上部ボディに対して着脱自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  7. 前記フランジ部は、前記係止構造とは別に、前記線状カッターが係止される第二係止構造を有することを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  8. 前記上部ボディは、その下面に前記係止構造を有し、
    前記下部ボディは、中央に貫通孔を有するドーナツ状の接地部分であり、
    前記貫通孔は、前記刈払機の前記駆動軸の端部を収容し、且つ、前記上部ボディが有する前記係止構造を下方に露出させるものであることを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  9. 前記係止構造は、前記上部ボディの下面から突設される係止体を含み、
    前記係止体に中間部分を係止させた前記線状カッターの一端側を、一つの前記引出口から径方向外側に引き出し、且つ、前記線状カッターの他端側を、別の前記引出口から径方向外側に引き出すように設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  10. 請求項1に記載の回転体を装着したことを特徴とする刈払機。
  11. 請求項1に記載の回転体を前記駆動軸に装着するとともに、前記係止構造に係止した前記線状カッターの一端側を前記引出口から引き出し、
    この状態で前記回転体を前記駆動軸と一体に回転駆動させることで、
    前記フランジ部の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出される前記線状カッターの先端部分により草刈りを行うことを特徴とする草刈り方法。
  12. 前記フランジ部は、前記係止構造とは別に、前記線状カッターが係止される第二係止構造を有するものであり、
    使用により短くなった前記線状カッターは、前記係止構造から取り外し、前記係止構造よりも径方向外側に位置する前記第二係止構造に係止させることで、
    前記線状カッターの先端部が、前記フランジ部の外縁よりも径方向外側の位置にまで延出されるように設けることを特徴とする請求項11に記載の草刈り方法。
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