JP2008143838A5 - - Google Patents

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化粧料に於いて、粉体は、その光学的効果によって、皮膚のシミ、そばかすなどの好ましくない色素の局在化などをカバーし、目立たなくさせる作用を有する。この様な光学効果は、特異的な方向にのみ効果を発揮する粉体、隠蔽力を有しながら表面の拡散効果により感じさせない粉体などの特殊機能粉体により培われることが多い。特殊機能粉体は、少量の配合でも著しい光学効果を発揮するものであり、この為、この様な粉体を含有する化粧料に於いては、該特殊機能粉体の局在化はその本来の効果を著しく損なうものであり、これを防ぐことが粉体化粧料の最大の課題となっている。この様な粉体化粧料における粉体の局在化現象は、液体濡れの変化とともに「化粧崩れ」として捉えられている。局在化の原因としては、汗などによる皮膚密着性の低下、流体効果による粉体の移動や振動、風などの物理適応力による粉体の移動、脱落が挙げられ、この様な化粧崩れを防ぐ手段としては、「局在化抑制」、「液体濡れ抑制」においても、粉体の表面を種々の表面処理剤で被覆する方法が知られており、この様な被覆剤としては、ハイドロジェンメチルシロキサンの焼付、シランカップリング剤によるシリル化、パーフルオロアルキルリン酸塩による被覆、N−アシルグルタミン酸塩による被覆、リン脂質による被覆などが知られている。この内、パーフルオロアルキル基を有する表面処理剤による被覆は、撥水性と撥油性とを備えているために、汗による局在化も、皮脂による局在化もともに防げるため、化粧持ちの向上に有用な技術となっているこの様なパーフルオロ基を有する化合物を利用した技術としては、例えば、ペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサン等のパーフルオロアルキルシロキサンを利用した技術(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)、パーフルオロアルキル基を有するリン酸エステル塩を利用した技術(例えば、特許文献4、特許文献5を参照)、パーフルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン(例えば、特許文献6を参照)、或いは、アルキルシランが炭素数6〜30のアルキル基を有し、パーフルオロアルキルシランのフルオロカーボン数が1〜30であるシランカップリング剤を用いた処理(例えば、特許文献7を参照)などが存する。しかしながら、この様なパーフルオロアルキル基を有する化合物による表面処理は時として、非処理のものと同様の化粧持ちしか発揮しない場合も存し、安定的に化粧持ちの良さが具現化できる技術の開発が望まれていた。
一方、1)次に示す一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランで、表面を処理してなる、表面処理粉体と、2)次のに示す粉体から選択される1種乃至は2種以上とを含有する化粧料は全く知られていないし、この様な化粧料が優れた化粧持ちを有
することも知られていない。
Figure 2008143838
一般式(I)
(但し、式中nは2〜7の整数を表し、mは1〜3の整数を表し、aは1〜3の整数を表し、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表す。)
特開2005−289831号公報 特開2003−40738号公報 特開2005−213250号公報 特開2004−189652号公報 特開2002−338429号公報 特開2002−114663号公報 特開2002−80748号公報 特開平6−157262号公報 特開2000−229808号公報 WO98/11865 特開2002−47120号公報 特開2004−35362号公報 特開平6−9337号公報 特開平10−17438号公報 特開2002−20218号公報 特開平10−87420号公報
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、粉体含有化粧料に於いて、セリサイトチタニア、シリカ・酸化鉄被覆セリサイトチタニア、二酸化チタン被覆シリカ、長さ10〜1000μmの繊維、管状二酸化チタン、劈開タルク、劈開セリサイト、虹彩箔、ハイドロキシアパタイト処理粉体、金属イオンクラスレート粘土鉱物等の特殊機能粉体の経時による局在化を防ぐ手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、前記一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランで、表面を処理してなる、表面処理粉体とともに共存させることにより、この様な局在化が防げることを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)1)前記一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランで、表面を処理してなる、表面処理粉体と、2)次のに示す粉体から選択される1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする、化粧料。
(A)セリサイトチタニア、シリカ・酸化鉄被覆セリサイトチタニア、二酸化チタン被覆シリカ、長さ10〜1000μmの繊維、管状二酸化チタン、劈開タルク、劈開セリサイト、虹彩箔、ハイドロキシアパタイト処理粉体、金属イオンクラスレート粘土鉱物
(2)前記一般式(I)に表されるパーフルオロアルキルシランが、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン、ジエトキシビス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン又はエトキシトリス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シランであることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。
(3)前記表面を処理されるべき粉体は、セリサイト、マイカ及びタルクから選択されるものであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)更に、前記必須成分A群に分類されない、球状粉体を含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れかに記載の化粧料。
(5)前記、球状粉体は、中空構造を有しても良いアクリル樹脂粉体、ポリエチレン粉末、無水珪酸、アルミナ、メチルシロキサン網状重合体、メチルポリシロキサン樹脂、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウムから選択されるものであることを特徴とする、(4)に記載の化粧料。
(6)前記球状粉体の含有量は、化粧料全量に対して10〜30質量%であることを特徴とする、(4)または(5)に記載の化粧料。
(7)油剤として、パーフルオロポリエーテル、高粘度シリコーン油、ポリアルキレンオキシド変性メチルポリシロキサン、グリセリン変性メチルポリシロキサン、ダイマー酸のジエステル、リンゴ酸のジエステル、N−アシルグルタミン酸のジエステルを含有することを特徴とする、(1)〜(6)何れかに記載の化粧料。
(1)本発明の化粧料の必須成分である表面処理粉体
本発明の化粧料は必須成分として、粉体を前記一般式()に表されるパーフルオロアルキルシランで表面処理したものを必須成分として含有することを特徴とする。前記粉体としては、セリサイト、マイカ及びタルクから選択されるものを前記一般式()で処理したものが特に好ましい。これは、セリサイト、マイカ及びタルクは何れも、脂溶性の部分と、水溶性の部分とを有し、且つ、板状構造であるため、汗などの水性成分や、皮脂などの油性成分でその局在性を崩す蓋然性が特に高いためである。この様な粉体を前記一般式()の化合物で表面処理することにより、この様な化粧崩れを著しく軽減できる。この様に、粉体を一般式()に表されるパーフルオロアルキルシランで処理するに際しては、通常のシランカップリング法に準じて行えば良く、例えば、粉体を、溶剤などで希釈した前記一般式()のパーフルオロアルキルシランで被覆し、100〜300℃で、所望により減圧しながら、焼付を行うことにより得ることが出来る。前記一般式()に表される化合物としては、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン、ジエトキシビス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン又はエトキシトリス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シランが好ましく例示できる。前記一般式()に表されるパーフルオロアルキルシランには、既に市販のものが存し、この様な市販品を購入して前記処理に付すことが出来る。
前記一般式()に表されるパーフルオロアルキルシランの市販品としては、Dynasylan(商標)F8261(トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン)が好ましく例示できる。かかるシランカップリング剤である、前記一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランは唯一種を表面処理に用いることも出来るし、二種以上を組み合わせて用いることも出来る。好ましい粉体とパーフルオロアルキルシランとの量比は1:99〜30:70であり、より好ましくは2:98〜10:90である。かかるパーフルオロアルキルシランを適当な溶剤、例えば、クロロホルムや塩化メチレンなどで1〜100倍量を加え一様にコートした後、加熱処理、脱アルコール反応を行い、シランカップリングを行えばよい。この様な処理粉体は斯くの如くに調整することも出来るし、既に市販されている処理粉体を購入して利用することも出来る。市販されている処理粉体としては、例えば、大東化成工業株式会社より販売されているFHSセリサイト(セリサイト97質量部を、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン3質量部でシランカップリング処理した粉体)、FHSマイカ(マイカ97質量部を、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン3質量部でシランカップリング処理した粉体)、FHSタルク(タルク97質量部を、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン3質量部でシランカップリング処理した粉体)等が好適に例示できる。かかる粉体は、唯一種を含有させることも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。かかる粉体の好ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して、5〜50質量%含有することが好ましく、10〜40質量%がより好ましい。この様な処理により、汗や皮脂による化粧崩れの特に著しいセリサイト、タルク、マイカの化粧崩れを防ぐことが出来る。更に、皮膚との接触表面積が大きく、パーフルオロアルキルシランによる摩擦軽減効果の高いこれらの粉体に於いて、それほどの摩擦低下効果を示さず、以て、物理的脱落を防ぐことが出来る。これにより、もう一方の必須成分である、特殊機能粉体の局在化或いは脱落を防ぐことが出来る。この為、化粧効果の著しい変化である、化粧崩れを防ぐことが出来る。
(2)本発明の化粧料の必須成分である特殊機能粉体
本発明の化粧料は、粉体を前記一般式()に表されるパーフルオロアルキルシランで表面処理した表面処理粉体の他に、次のに示す粉体から選択される1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする。
セリサイトチタニアは、セリサイトの表面に二酸化チタンで被覆したものであり、該二酸化チタンの量は、基体となるセリサイトに対して5〜30質量%であることが好ましく、かかる粉体はセリサイトを塩化チタニアの水溶液に分散させ、これを弱アルカリで中和し、水酸化チタニアをセリサイト上に沈積させ、これを焼成し二酸化チタンに酸化させることにより得ることが出来る。この様なセリサイトチタニアには既に市販のものが存し、かかる市販品を購入して利用することが出来る。この様な市販品としては、例えば、触媒化成工業株式会社から販売されている「カバーリーフ」シリーズが例示できる。このよう
なセリサイトチタニアはそのまま化粧料に含有させることも出来るし、表面を処理して含有させることも出来る。表面の処理は、通常化粧料粉体で用いられているものであれば特段の限定はなく、例えば、ハイドロジェンメチルポリシロキサン焼付処理(単にシリコーン処理と称することもある)、メチルポリシロキサン焼付処理、シリルカップリング処理、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩被覆処理、レシチン被覆処理、N−アシルグルタミン酸塩被覆処理、ステアリン酸アルミニウム等の金属石鹸被覆処理等が好適に例示できる。勿論、本発明では、前記一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランによる表面処理も排除しない。
シリカ・酸化鉄被覆セリサイトチタニアは、塩化第二鉄の水溶液にセリサイトチタニア分散させ、これに珪酸ソーダの水溶液を加えて中和し、シリカと水酸化鉄の混合沈殿を生ぜしめ、これを焼成、酸化することにより製造することが出来る。シリカはセリサイトチタニアの質量に対して1〜20質量%であることが好ましく、酸化鉄はセリサイトの質量に対して1〜20質量%であることが好ましく、シリカと酸化鉄の質量比は、1:2〜2:1が特に好ましい。この様なシリカ・酸化鉄被覆セリサイトチタニアには触媒化成工業株式会社から販売されている「ダーマリアルリーフ」が例示できる。かかる粉体も、そのまま化粧料に含有させることも出来るし、表面を処理して含有させることも出来る。表面の処理は、通常化粧料粉体で用いられているものであれば特段の限定はなく、例えば、ハイドロジェンメチルポリシロキサン焼付処理(単にシリコーン処理と称することもある)、メチルポリシロキサン焼付処理、シリルカップリング処理、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩被覆処理、レシチン被覆処理、N−アシルグルタミン酸塩被覆処理、ステアリン酸アルミニウム等の金属石鹸被覆処理等が好適に例示できる。勿論、本発明では、前記一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランによる表面処理も排除しない。
又、本発明の化粧料に於いては、前記必須成分以外に、通常化粧料で使用されている任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン
、スクワレン、ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、フィトステロール、コール酸等のステロール類サポゲニン類サポニン類酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステロール複合体等の脂質複合体ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、セバチン酸ジエチル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステル類トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロ
パン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)等の多価アルコール脂肪酸エステル類ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル類ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グルクロン酸、シクロデキストリン類(α−、β−、γ−シクロデキストリン、及び、マルトシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β−グルカン、キチン、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等の糖類及びその誘導体類ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウムコンドロイチン硫酸ナトリウムムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体フコイダンチューベロース多糖体、天然由来多糖体クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩尿素2−ピロリドン−5−カルボン酸及びそのナトリウム等の塩ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等のアシル化ペプチド類シリル化ペプチド類乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン、乳清塩化コリン、ホスホリルコリン胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき、HLB低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイ
ルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチルアミノ酸塩ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン等のアシルアミノ酸塩ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩アシル乳酸塩ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩アルキルナフタレンスルホン酸塩アルカンスルホン酸塩α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩アシルイセチオン酸塩アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩アルキルスルホ酢酸塩ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩カゼインナトリウムアルキルアリールエーテルリン酸塩脂肪酸アミドエーテルリン酸塩ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸等のリン脂質類カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体ポリオキシエチレンフィトステロールポリオキシエチレンコレステロールポリオキシエチレンコレスタノールポリオキシエチレンラノリンポリオキシエチレン還元ラノリンポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコールPPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコールステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)
、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレイン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステルモノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステルモノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステルペンタエリスリトール部分脂肪酸エステルソルビトール部分脂肪酸エステルマルチトール部分脂肪酸エステルマルチトールエーテルソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステルカプリリルグルコシド等のアルキルグルコシドアルキルポリグリコシドラノリンアルコール還元ラノリンポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステルポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステルポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステルポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類多価アルコールアルキルエーテルポリオキシエチレンアルキルアミンテトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミン縮合物類サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤ポリオキシエチレン脂肪酸アミドヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシドアルキルエトキシジメチルアミンオキシドポリオキシエチレンアルキルメルカプタンジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等、陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリドステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミドジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリドステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩エチル硫酸長
鎖分岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩アルキルアミン塩脂肪酸アミドグアニジウム塩アルキルエーテルアミンモニウム塩アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩ベンザルコニウム塩ベンゼトニウム塩塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩イミダゾリニウム塩アルキルイソキノリニウム塩ジアルキルモリホニウム塩ポリアミン脂肪酸誘導体アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等
のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等、両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタインコカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタインココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタインアルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタインアルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタインアルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベタインホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、リゾレシチン、水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類シリコーン系両性界面活性剤等、高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体シリコーン系各種界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸酸及びナトリウム塩等の塩、マンナンコメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプンキサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラーゲン、ゼラチン、アルブミンメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナトリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース及びその誘導体可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン誘導体アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸誘導体ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテルポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリ
ル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPポリ酢酸ビニル部分けん化物、マレイン酸共重合体ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル共重合体アクリル樹脂アルカノールアミンポリエステル、水分散性ポリエステルポリアクリルアミドポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体ポリクオタニウム−10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム−7等のジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム−22等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム−39等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、ポリクオタニウム−47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン化多糖類ポリエチレンイミンカチオンポリマーポリクオタニウム−51等の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及びメタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョンニトロセルロースポリウレタン類及び各種共重合体各種シリコーン類アクリル−シリコーングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体各種フッ素系高分子12−ヒドロキシステアリン酸及びその塩パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキルリン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2−プロパノール(イソプロピルアルコール)、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペンチルジオール等のグリコール類ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステル類コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリコールエステル類ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N−メチルピロリドントルエンフルオロカーボン、次世代フロンLPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいものとして挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体BHT、BHA没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体エリソルビン酸及びその誘導体亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩メタ亜硫酸水素塩チオタウリン、ヒポタウリンチオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げられる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸等が好ましいものとして挙げられる。
防腐剤・抗菌剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のヒドロキシ安息香酸及びその塩若しくはそのエステルサリチル酸安息香酸ナトリウムフェノキシエタノール1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール等の1,2−ジオールメチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリンオン誘導体イミダゾリニウムウレアデヒドロ酢酸及びその塩フェノール類トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニウム塩類トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオールフェノール、イソプロピルフェノール、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム等のその他フェノール類フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられる。キレート剤としては、EDTA、EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩)HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩)フィチン酸エチドロン酸等のホスホン酸及びそのナトリウム塩等の塩類シュウ酸ナトリウムポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリポリアミノ酸類ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3ープロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3ープロパンジオール、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが好ましいものとして挙げられる。
粉体類としては、前記の粉体以外にマイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハイドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類塩化カリウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジエトキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パラメトキシケイヒ酸オクチル)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート(シノキサート)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシルα−シアノ−β−フェニルシンナメート(オクトクリン)、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸及
びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン−3)、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾールジベンザラジンジアニソイルメタン5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン4−t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体オクチルトリアゾンウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいものとして挙げられる。
美白剤としては、アルブチン、α−アルブチン等のヒドロキノン配糖体及びそのエステル類アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシドおよびその脂肪酸エステル類、アスコルビン酸硫酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、プラセンタエキス、グルタチオン、オリザノール、ブチルレゾルシノール、油溶性カモミラエキス、油溶性カンゾウエキス、西河柳エキス、ユキノシタエキス等植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類アスコルビン酸及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類ビタミンDα、β、γ、δ−トコフェロール等のビタミンE類パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類アス
コルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステアリン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、トコトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げられる。育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコチンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又はスチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフェリル乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のα−又はβ−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸カルニチンクレアチンセラミド類、スフィンゴシン類カフェイン、キサンチン等及びその誘導体コエンザイムQ 10 、カロチン、リコピン、アスタキサンチン等の抗酸化・活性酸素消去剤カテキン類ケルセチン等のフラボン類イソフラボン類没食子酸及びエステル糖誘導体タンニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポリフェノール類ルチン及び配糖体等の誘導体ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体リグナン配糖体グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾウエキス関連物質ラクトフェリンショウガオール、ジンゲロールメントール、カンファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体カプサイシン、バニリン等及び誘導体ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体が好ましいものとして挙げられる。
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤色104−1号、赤色105−1号、赤色106号、赤色2号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230−1号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、黄色201号、黄色202−1号、黄色202−2号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色403−1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の法定色素Acid Red 14等のその他酸性染料Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Red、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料HC Yellow 2、HC Yellow 5、HC Red 3、4-hydoxypropylamino-3-nitrophenol、N,N'-bis(2-hydroxyethyl)-2-nitrop-phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料分散染料二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料黒酸化鉄、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料群青、紺青等の無機青色系顔料酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属粉末顔料表面処理無機及び金属粉末顔料赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料表面処理有機顔料アスタキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染料p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、o−,m−,若しくはp−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェノール、レゾルシン、1−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及びカップラーインドリン等の自動酸化型染料ジヒドロキシアセトンが好ましいものとして挙げられる。
以下に示す表1の処方に従って、本発明の化粧料であるファンデーション(固形粉体化粧料)を製造した。即ち、AおよびBの成分をヘンシェルミキサーにて混合し、1mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらの成分を噴霧、被覆した後、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し、加圧成形してファンデーション1を得た。同様にして、FHSセリサイトを通常のセリサイトに、且つ、FHSタルクを通常のタルクに置換した比較例1、FHSセリサイトを通常のシリコーン処理セリサイトに、且つ、FHSタルクを通常のシリコーン処理タルクに置換した比較例2、FHSセリサイトを通常のパーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン塩被覆セリサイトに、且つ、FHSタルクを通常のパーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン塩被覆タルクに置換した比較例3、「ダーマリアルリーフ」をセリサイトに置換した比較例4も同様に作製した。
実施例1と同様に、表5に記載したように高機能性粉体の種類を換えて、表4の処方に従ってファンデーション2〜を作製し、試験例2と同様に評価した。結果を表5に示す。これより、何れのファンデーションも良好な化粧持ち効果を有しており、本発明の効果が確かめられた。
下記に示す表6の処方に従って、油中水乳化剤型の紫外線防護剤1を作した。即ち、イの成分の内、「ベントン38V」と多価アルコールとを混練りし、ゲルを形成させ、残りのイの成分をゲルに包含させ、80℃に温度調整した後、これにハの成分をディスパーで分散させて、予め80℃に温度調整したロを、これに攪拌下徐々に加え乳化し、攪拌冷却して油中水剤型の紫外線防護剤1を得た。このものは試験例2の評価でΔEが0.59であり、同様に効果が確認できた。

Claims (7)

  1. 1)次に示す一般式()で表されるパーフルオロアルキルシランで、表面を処理してなる、表面処理粉体と、2)次のに示す粉体から選択される1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする、化粧料。
    Figure 2008143838
    一般式(I)
    (但し、式中nは2〜7の整数を表し、mは1〜3の整数を表し、aは1〜3の整数を表し、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表す。)
    (A)セリサイトチタニア、シリカ・酸化鉄被覆セリサイトチタニア、二酸化チタン被覆シリカ、長さ10〜1000μmの繊維、管状二酸化チタン、劈開タルク、劈開セリサイト、虹彩箔、ハイドロキシアパタイト処理粉体、金属イオンクラスレート粘土鉱物
  2. 前記一般式(I)に表されるパーフルオロアルキルシランが、トリエトキシ(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン、ジエトキシビス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シラン又はエトキシトリス(8,8,8,7,7,6,6,5,5,4,4,3,3−トリデカフオロオクチル)シランであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記表面を処理されるべき粉体は、セリサイト、マイカ及びタルクから選択されるものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 更に、前記必須成分A群に分類されない、球状粉体を含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 前記、球状粉体は、中空構造を有しても良いアクリル樹脂粉体、ポリエチレン粉末、無水珪酸、アルミナ、メチルシロキサン網状重合体、メチルポリシロキサン樹脂、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウムから選択されるものであることを特徴とする、請求項4に記載の化粧料。
  6. 前記球状粉体の含有量は、化粧料全量に対して10〜30質量%であることを特徴とする、請求項4または5に記載の化粧料。
  7. 油剤として、パーフルオロポリエーテル、高粘度シリコーン油、ポリアルキレンオキシド変性メチルポリシロキサン、グリセリン変性メチルポリシロキサン、リンゴ酸のジエステル、N−アシルグルタミン酸のジエステルを含有することを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。
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