JP2008141668A - 光受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の送信装置からの信号を受信し、どの送信装置からの信号かによってその受信レベルが相違する場合に、受信信号を正しく軟判定復号できる光受信装置を提供する。
【解決手段】オーバーサンプリング回路42は、送信周波数のP倍(Pは2以上の自然数)の周波数で受信信号をオーバーサンプリングし、各サンプリング点のデータを第1の値または第2の値にバイナリ判定して順次出力する。尤度決定回路48は、オーバーサンプリング回路42から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに基づいて1つの尤度を決定する。誤り訂正復号化部25は、決定した尤度にしたがって、誤り訂正復号を行なう。
【選択図】図6

Description

本発明は、光受信装置に関し、特に受信した光信号を軟判定復号する光受信装置に関する。
通信システムの長距離化、大容量化を低コストで実現するための技術として誤り訂正が大きな役割を担っている。従来は、Read Solomonなどの硬判定誤り訂正技術を用いて受信感度の向上が図られていたが、近年、さらに受信感度の向上が可能である軟判定誤り訂正が標準仕様(広帯域無線アクセスであるIEEE802.16e、デジタル放送規格のDVB-S2、10G Base-T規格のIEEE802.3anなど)に組み込まれ使用されている。代表的な軟判定誤り訂正符号としてはTurbo符号、LDPC符号が知られている。
軟判定誤り訂正符号では、受信したデータを0と1の2値のビット列で表現(硬判定)するのではなく、受信したデータの確からしさを用いて表現(軟判定)することで訂正能力を向上させている。
たとえば、非特許文献1では、送信シンボル(0、1)を(+1、−1)に変調して送信するシステムにおいて加法性白色ガウス雑音が印加されると仮定し、送信データxnが元々「0」である場合にynとして受信した確率と、送信データxnが元々「1」である場合にynとして受信した確率の比として受信した第nシンボルの受信値ynの確からしさを表わしている。この確率の比は2×yn/σ2となり、対数尤度比と呼ばれる。ここで、σ2は、印加される雑音の分散値である。
また、非特許文献2には、受信したデータを2値でサンプリングするのではなく、複数ビットを出力できるADコンバータを用いて、2値以上の多値でサンプリングすることで、受信したデータを軟判定する方法が開示されている。
和田山正、「低密度パリティ検査符号とその復号法について」、信学技報、MR2001−83、2001年12月 大内一英他、「WDMシステム用軟判定FECにおける閾値間隔制御に関する検討」、電子情報通信学会総合大会、2004年、469頁
しかしながら、非特許文献1では、通信路を加法性白色ガウス雑音路であると仮定しているが、受信ジッタの影響が考慮されていない。また、雑音の分散値σ2は既知である場合は少なく、測定して算出することが必要となるが、そのための処理に時間を要する。
非特許文献2の方法では、通信路を加法性白色ガウス雑音路であると仮定していないが、ADコンバータは複数ビットを出力するため、伝送速度が高速化するにつれて、ADコンバータの処理が追いつかなくなる。
また、通信システムが光通信路を共有するPON(Passive Optical Network)方式の場合、局側装置から各宅側装置までの光ファイバの距離、分岐数などが相違するため、局側装置は、どの宅側装置から送信されたかによって、受信する光のレベルが相違する。そのため、局側装置は、受信する光のレベルに応じてADコンバータの閾値を設定する処理が必要となり、処理が複雑化する。
それゆえに、本発明の目的は、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる光受信装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の光受信装置は、送信周波数のP倍(Pは2以上の自然数)の周波数で受信信号をオーバーサンプリングし、各サンプリング点のデータを第1の値または第2の値にバイナリ判定して順次出力するオーバーサンプリング回路と、オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに基づいて1つの尤度を決定して出力する尤度決定回路と、決定した尤度にしたがって、誤り訂正復号を行なう誤り訂正復号化部とを備える。
好ましくは、尤度決定回路は、P個のバイナリデータの中で第1の値をとるバイナリデータが存在する比率、および/またはP個のバイナリデータの中で第2の値をとるバイナリデータが存在する比率に基づいて、尤度を決定する。
好ましくは、尤度決定回路は、P個のバイナリデータの中で第1の値をとる各バイナリデータに対応する重みを加算した値、および/またはP個のバイナリデータの中で第2の値をとる各バイナリデータに対応する重みを加算した値に基づいて、尤度を決定する、P個のバイナリデータの中央に位置するバイナリデータの重みは、両端に位置するバイナリデータの重みよりも大きい。
好ましくは、光受信装置は、さらに、1つの送信データに対応するP個のバイナリデータと、1つの尤度との対応関係を定めた変換テーブルを記憶する記憶部を備え、尤度決定回路は、変換テーブルを参照して、オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに対応する尤度を特定して出力する。
好ましくは、光受信装置は、さらに、バイナリ判定されたバイナリデータ列の値が変化する位置を検出し、検出結果に基づいてバイナリデータ列をP個ごとにグループ分けして、各グループのバイナリデータを1つの送信データに対応するP個のバイナリデータとして尤度決定回路に出力する分割回路を備える。
また、本発明の光受信装置は、1つの送信データに対応してP個(Pは2以上の自然数)の割合で受信信号をオーバーサンプリングし、各サンプリング点のデータを第1の値または第2の値にバイナリ判定して順次出力するオーバーサンプリング回路と、オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに基づいて尤度を決定して出力する尤度決定回路と、決定した尤度にしたがって、誤り訂正復号を行なう誤り訂正復号化部とを備え、オーバーサンプリング回路は、1つの送信データに対応するP個サンプリング点のうち、中央のサンプリング点のサンプリング間隔を両端のサンプリング点のサンプリング間隔よりも密にしてオーバーサンプリングする。
本発明によれば、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に従う通信システムの構成の一例を示す図である。
図1を参照して、この通信システムは、PON(Passive Optical Network)とよばれるものであって、1つの局側装置1と、複数個の宅側装置2a,2b,・・・,2i,2jが光ファイバで接続される。PONでは、光スプリッタを用いて光ファイバは分岐させることによって、1本の光ファイバを複数の宅側装置で共有できるようにしている。
PONでは、局側装置1と宅側装置2a,2b,・・・,2i,2jまでの光ファイバの距離および光ファイバの分岐数は、各宅側装置によって相違する。
局側装置1からの光ファイバは、1×4スプリッタ3によって分岐される。1×4スプリッタ3で分岐された光ファイバは、1×4スプリッタ4aによって分岐されて宅側装置2a,2bに接続され、1×8スプリッタ4dによって分岐されて宅側装置2i,2jに接続される。したがって、局側装置から宅側装置2a,2bまでの光ファイバの分岐数は、4×4=16分岐であり、局側装置から宅側装置2i,2jまでの光ファイバの分岐数は、4×8=32分岐である。
また、局側装置から1×4スプリッタ3までの距離が1kmであり、1×4スプリッタ3から1×4スプリッタ4aまでの距離が5kmである。1×4スプリッタ4aから宅側装置2aまでの距離が6kmであり、1×4スプリッタ4aから宅側装置2bまでの距離が7kmである。また、1×4スプリッタ3から1×4スプリッタ4dまでの距離が9kmである。1×4スプリッタ4dから宅側装置2iまでの距離が8kmであり、1×4スプリッタ4dから宅側装置2jまでの距離が7kmである。
このような局側装置1から宅側装置2a,2b,・・・,2i,2jまでの光ファイバの距離および光ファイバの分岐数の相違によって、どの宅側装置から送信された光信号かによって局側装置1で受信する光信号のパワーが相違する。
たとえば、宅側装置2aで送信された光信号を局側装置1で受信するときには、送信された光信号は、16分岐によってパワーが1/16倍となり、かつ12km(=1km+5km+6km)分の伝送距離によってパワーがさらに低下する。
また、宅側装置2iから送信された光信号を局側装置1で受信するときには、送信された光信号は、32分岐によってパワーが1/32倍となり、かつ18km(=1km+9km+8km)分の伝送距離によってパワーがさらに低下する。
このように局側装置1で受信する光信号のパワーが相違するので、局側装置1が非特許文献2のようにADコンバータで受信信号を軟判定する場合、宅側装置ごとにADコンバータの閾値を用意する必要があり、処理が複雑化する。
PONにおいては、局側装置1と宅側装置2a,2b,・・・,2i,2jの間で双方向通信が可能であるが、本発明の実施形態では、このうちの宅側装置1から局側装置2a,2b,・・・,2i,2jへの通信において、特に効果があるので、宅側装置2a,2b,・・・,2i,2jを送信側とし、局側装置1を受信側として説明する。
図2は、図1の通信システムの送信側である宅側装置(光送信装置)2aの構成を表わす図である。他の宅側装置2b,・・・,2i,2jもこれと同様である。
図2を参照して、宅側装置2aは、誤り訂正符号化部11と、電気光変換部12とを有する。
誤り訂正符号化部11は、送信データをKビットごとに分割する。誤り訂正符号化部11は、Kビットの情報ビットに、Kビットの情報ビットから計算されたMビットの冗長ビットとSビットの同期用ビットとを付加して、L(=K+M+S)ビットのLDPC符号(低密度パリティ検査符号)データを生成する。ここで、情報ビットのビット数Kと、冗長ビットのビット数Mとの和をNとする。
電気光変換部12は、誤り訂正符号化部11から出力されるLDPC符号データ(0または1の時系列列データ)を光信号に変換して光ファイバに出力する。
図3は、図1の通信システムの受信側である局側装置(光受信装置)1の構成を表わす図である。
図3を参照して、局側装置1は、光電気変換器21と、TIA(Trans-Impedance Amplifier)22と、LA(Limiting Amplifier)23と、対数尤度比算出部24と、誤り訂正復号化部25とを有する。
光電気変換器21は、光ファイバから受信した受信信号の光レベルに応じた電流を出力する。
TIA22は、光電気変換器21から出力される電流をアナログ電圧に変換する。
LA23は、TIA22から出力されるアナログ電圧を増幅する。
対数尤度比算出部24は、LA23から出力される電圧から対数尤度比λを算出する。
誤り訂正復号化部25は、対数尤度比λに従って、符号長Nの単位でsum-product復号法によって誤り訂正復号を行なう。
図4は、図3の誤り訂正復号化部25の構成を表わす図である。
図4を参照して、誤り訂正復号化部25は、パリティ検査行列の行処理を行なう行処理部27と、パリティ検査行列の列処理を行なう列処理部28と、対数尤度比算出部からの対数尤度比λnと行処理部27の出力ビット(外部値対数比)αmnとに従って復号語を生成するループ判定部26とを含む。
行処理部27および列処理部28は、それぞれ、次式(1)および(2)に従って、演算処理を行ない、パリティ検査行列の行の各要素についての処理(行処理)および列についての各要素についての処理(列処理)を実行する。
行処理部27は、列処理部28から与えられる事前値対数比βmnと対数尤度比λnとに従って外部値対数比αmnを更新する。列処理部28は、行処理部27から与えられる外部値対数比αmnに従って、事前値対数比βmnを算出する。
Figure 2008141668
ここで、上式(1)および(2)それぞれにおいて、n′∈A(m)\nおよびm′∈B(n)\mは、自身を除く要素を意味する。外部値対数比αmnについては、n′≠nであり、事前値対数比βmnについては、m′≠mである。また、αおよびβの行列内の位置を示す添え字“mn”は、通常は下付文字で示されるが、本明細書においては、読みやすさのために、「横並びの文字」で示す。
ここで、関数f(x)は、次式(3)で定義される。
Figure 2008141668
また、関数sign(x)は、次式(4)で定義される。
Figure 2008141668
また、集合A(m)およびB(n)は、2元M・N行列H=[Hmn]を復号対象のLDPC符号の検査行列とした場合、集合[1,N]={1,2,…,N}の部分集合である。
A(m)={n:Hmn=1}
B(n)={m:Hmn=1}
すなわち、部分集合A(m)は、検査行列Hの第m行目において1が立っている列インデックスの集合を意味し、部分集合B(n)は、検査行列Hの第n列目において1が立っている行インデックスの集合を示す。
ループ判定部26は、これらの行処理部27および列処理部28における演算処理結果に基づいて、1次推定語を生成し、これらの1次推定語が符号語を構成しているかを検査する。このパリティ検査時において、シンドロームが“0”とならない場合には、再び処理を繰返し実行する。この処理の繰返し回数が所定値に到達すると、そのときの1次推定語を復号語として出力する。
図5は、このループ判定部26の処理動作を示すフロー図である。以下、図5を参照して、ループ判定部26の処理操作について説明する。
まず、初期動作として、ループ回数および事前値対数比βmnの初期設定が行なわれる。このループ回数は、列処理部28で生成された事前値対数比βmnを用いて再び行処理部27で外部値対数比αmnを生成するループにおける演算回数を示す。このループ回数においては、最大値が予め定められる。事前値対数比mnは、“0”に初期設定される(ステップSP1)。
次いで、受信シンボル系列に従って、近似対数尤度比λnおよび外部値対数比αmnが、それぞれ、対数尤度比算出部および行処理部27により生成されて、ループ判定部26へ供給される(ステップSP2)。
ループ判定部26は、これらの供給された近似対数尤度比λnおよび外部値対数比αmnに従って、演算λn+Σαm′nを行って推定受信語Qnを算出する(ステップSP3)。ここで、総和Σは、部分集合B(n)の要素m′について実行される。
このステップSP3において算出された値Qnの正負の符号を判定し(ステップSP4)、1次推定符号Cnを生成する(ステップSP5)。この符号の正/負判定においては、たとえば、推定受信語Qnが2の補数表示されているときには、最上位ビット(符号ビット)のビット値を見ることにより、正および負の判定を行なうことができる。
推定符号Cnが全て生成され、符号語(C1,・・・,CN)が生成されると、次いでパリティ検査を実行する(ステップSP6)。このパリティ検査においては、先の検査行列Hの転置行列を用いて、(C1,…,CN)・Ht=0を計算する。この計算により、生成されるシンドロームが0であれば、Kビットの1次推定語(C1,…,CK)を推定語として出力する(ステップSP9)。
一方、この生成されたシンドロームが0と異なる場合には、ループ回数が最大値であるかの判定が行なわれる(ステップSP7)。すなわち、この1次推定語の生成回数をカウントし、その生成回数が所定の最大回数に到達すると、その符号についての算出をそれ以上はやめて、現在生成されている1次推定語を復号語として出力する(ステップSP9)。これにより、収束性の悪いノイジーな符号に対して、不必要に演算処理時間が要するのを防止する。
ステップSP7において、ループ回数が最大値に到達していないと判定されると、このループ回数を1インクリメントして(ステップSP8)、再び、行処理部27および列処理部28における処理を開始させて、再びステップSP2からの処理を実行する。
誤り訂正復号化部25によるこれら一連の処理が、LDPCのsum-product法の動作である。
図6は、第1の実施形態の対数尤度比算出部24の構成を表わす図である。
図6を参照して、この対数尤度比算出部24は、オーバーサンプリング回路42と、位相特定回路44と、ビット分割回路46と、尤度決定回路48と、同期制御回路47とを含む。
オーバーサンプリング回路42は、宅側装置から送信される送信信号の送信周波数(1/T)のP倍(Pは2以上の自然数)の周波数で、LAから出力される信号(電圧)をサンプリングする。ここで、Tは、送信信号の送信周期を表わす。
オーバーサンプリング回路42は、サンプリングした値が所定の閾値以上のときに「1」を出力し、サンプリングした値が所定の閾値未満のときに「0」を出力する。したがって、オーバーサンプリング回路42によって、宅側装置から送信された送信データの1ビットに対してPビットのデータが得られる。
位相特定回路44は、オーバーサンプリング回路42から順次出力されるビット列の値(0または1のバイナリデータ)が変化する点を検出し、検出結果に従って位相変化点を特定して、ビット分割回路46に通知する。
ビット分割回路46は、位相特定回路44から通知される位相変化点にしたがって、オーバーサンプリング回路42から出力される連続したビット列の中のP個のビットを1単位としてグループ分けする。
尤度決定回路48は、位相選択回路から出力される各グループに属するPビットのデータを用いて、次の式を算出して、各グループの対数尤度比λを算出する。
λ=ln{(グループ内のビット値が1の数/P)/(グループ内のビット値が0の数)/P)
=ln(グループ内のビット値が1の数/グループ内のビット値が0の数)
…(5)
たとえば、Pが5であり、グループ内のビットの値が時系列順に(1、0、1、0、0)の場合には、そのグループの対数尤度比λはln(2/3)となる。
なお、lnの引数が計算できない値になったとき、たとえば、ln(5/0)となったときは以後の計算で処理できる最大の正数を当てはめ、ln(0/5)となったときは以後の計算で処理しうる最小の負数を当てはめて、計算を続ける。
式(5)で算出された対数尤度比λは、さらにRビットの値に量子化されて出力される。
同期制御回路47は、ビット分割回路46から出力される各グループ内の中央のビット(たとえばPが5のときは3番目のデータ)のデータを用いて、Lビットの符号化データのうちのSビットの同期用ビットの位置を検出し、Lビットの符号化データの開始ビットの位置を誤り訂正復号化部25に通知する。
誤り訂正復号化部25は、同期制御回路47から通知されるLビットの符号化データの開始位置を受けて、尤度決定回路48から送られる対数尤度比をL個ずつに分割して、同期用ビットに対応するS個の対数尤度比を除いた、N(=L−S)個の対数尤度比を用いて、誤り訂正復号を行なう。
(具体例)
図7は、第1の実施形態のオーバーサンプリングおよびビット分割の具体例を説明するための図である。
図7を参照して、オーバーサンプリング回路42は、LAから出力される信号(電圧)を送信信号の送信周波数の5倍の周波数でサンプリングし、サンプリングした値が0以上のときに「1」を出力し、サンプリングした値が0未満のときに「0」を出力する。
位相特定回路44は、オーバーサンプリング回路42から順次出力されるビット列の値(0または1のバイナリデータ)が変化する点を検出する。図7の場合では、e2とa3の間で、e3とa4の間、e4とa5の間で、ビット列の値が変化する。このような場合には、位相特定回路44は、eXとaY(Xは任意の数、Y=X+1)の間を位相変化点として、ビット分割回路46に通知する。
ビット分割回路46は、オーバーサンプリング回路42から出力される連続したビット列をaXとeXの間で分割して、5個のビットを1単位としてグループ分けする。
図8は、第1の実施形態のオーバーサンプリングおよびビット分割の別の具体例を説明するための図である。
図8の場合は、a3とb3の間、e3とa4の間、e4とa5の間で、ビット列の値が変化する。このような場合には、位相特定回路44は、最も確からしい点を位相変化点とする。すなわち位相特定回路44は、aXとbX(Xは任意の数)の間を位相変化点とするか、eXとaY(Xは任意の数、YはX+1)の間を位相変化点とするかを多数決によって決定する。その結果、eXとaYの間が位相変化点として決定されて、ビット分割回路46に通知される。
以上のように、第1の実施形態の局側装置(光受信装置)によれば、送信周波数のP倍の周波数で受信信号をサンプリングして、バイナリ判定し、P個のビットのうち、値が「1」である比率と値が「0」である比率に従って、対数尤度比を算出するので、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる。また、位相特定回路は、オーバーサンプリング回路から順次出力されるビット列の値(0または1のバイナリデータ)が変化する点を検出し、検出結果に従って位相変化点を特定するので、P倍でオーバーサンプリングされたデータを各送信データに対応するものごとに分けることができる。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態の対数尤度比算出部54の構成を表わす図である。
図9を参照して、この対数尤度比算出部54が図6の対数尤度比算出部24と相違する点は、尤度決定回路58と重みテーブル記憶部52である。
重みテーブル記憶部52は、Pビットのデータのビット位置ごとの重みw(i)(i=1〜P)を記憶する。
図10は、P=5の場合の重みテーブルの例を表わす図である。
図10を参照して、時系列順で第1番目のビットの重みw(1)は0.1であり、時系列順で第2番目のビットの重みw(2)は0.1であり、時系列順で第3番目のビットの重みw(3)は0.5であり、時系列順で第4番目のビットの重みw(4)は0.1であり、時系列順で第5番目のビットの重みw(5)は0.1である。
なお、時系列順で両端の重みを0とし、P個よりも少ないバイナリデータを用いて尤度を決定することで本発明を実施することもできる。
尤度決定回路58は、重みテーブルと、位相選択回路から出力される各グループに属するPビットのデータを用いて、次の式を算出して、各グループの対数尤度比λを算出する。
λ=ln{Σw(i)/Σw(j)}…(6)
ここで、Σw(i)は、グループ内の値が「1」であるビット位置の重みの総和を表わす。Σw(j)は、グループ内の値が「0」であるビット位置の重みの総和を表わす。
たとえば、グループ内のビットの値が時系列順に(1、0、1、0、0)であり、図10に示す重みテーブルを用いた場合には、λ=ln{(0.1+0.5)/(0.1+0.1+0.1)}=ln2となる。
式(6)で算出された対数尤度比λは、さらにRビットの値に量子化されて出力される。
以上のように、第2の実施形態の局側装置(光受信装置)によれば、第1の実施形態と同様に、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる。さらに、P個のサンプリング点のうち、両端のサンプリング点は、前後の送信データの影響を受けて雑音が混入しやすいことを考慮して、P個のビットのうち、中央のビットの重みを両端のビットよりも大きくして対数尤度比を計算するので、信頼性の高い対数尤度比が得られる。
[第3の実施形態]
図11は、第3の実施形態の対数尤度比算出部64の構成を表わす図である。
図11を参照して、この対数尤度比算出部64が図6の対数尤度比算出部24と相違する点は、尤度決定回路68と尤度テーブル記憶部62である。
尤度テーブル記憶部62は、1つのグループに属するP個のデータと、対数尤度比λとの対応関係を定めた尤度テーブルを記憶する。
図12は、P=5、R=7の場合の尤度テーブルの例を表わす図である。
図12を参照して、たとえば、1グループのP個のデータが時系列順に(0,0,0,0.0)、(0,0,0,0,1)に対して、対数尤度比λ「0000000」、「0000001」(最も左側のビットがLSBを表わす)が対応する。
尤度決定回路68は、尤度テーブルを参照して、ビット分割回路46ら出力される各グループに属するPビットのデータに対応する対数尤度比を特定して出力する。
たとえば、図12に示す尤度テーブルが用いられる場合には、1グループ内のビットの値が時系列順に(1,0,1,0,0)の場合には、そのグループの対数尤度比λは「0000100」(最も左側のビットがLSBを表わす)となる。
以上のように、第3の実施形態の局側装置(光受信装置)によれば、第1の実施形態と同様に、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる。さらに、P個のサンプリング点のデータと対数尤度比との関係を予め実験により特定してテーブルに設定しておき、実際の受信時には、このテーブルを用いて対数尤度比を求めるので、短時間に正確な対数尤度比を得ることができる。
[第4の実施形態]
図13は、第4の実施形態の対数尤度比算出部74の構成を表わす図である。
図13を参照してこの対数尤度比算出部74が図6の対数尤度比算出部24と相違する点は、位相特定回路73とオーバーサンプリング回路72である。
オーバーサンプリング回路72は、位相特定回路73で位相変化点が検出されるまでは、第1〜第3の実施形態と同様に、等間隔で送信信号の送信周波数のP倍(Pは2以上の自然数)の周波数で、LAから出力される信号(電圧)をサンプリングする。
位相特定回路73は、第1〜第3の実施形態と同様に、オーバーサンプリング回路72から順次出力されるビット列の値(0または1のバイナリデータ)が変化する点を検出し、検出結果に従って位相変化点を特定して、ビット分割回路に通知するとともに、オーバ−サンプリング回路72に通知する。
オーバーサンプリング回路72は、通知された位相変化点にしたがって、サンプリング点を変更する。すなわち、オーバーサンプリング回路72は、1つの送信データに対応するP個のサンプリング点のうち、中央のサンプリング点のサンプリング間隔を両端のサンプリング点のサンプリング間隔よりも密にしてオーバーサンプリングする。
図14は、第4の実施形態における位相変化点の検出後のオーバーサンプリングを説明するための図である。
図14では、eXとaY(Y=X+1)の間が位相変化点と検出された場合を示している。
図14に示すように、cXに対するサンプリング点を維持しつつ、bXのサンプリング点をT/10だけ前方(時刻が進む方向)に移動させ、dXのサンプリング点をT/10Tだけ後方(時刻が戻る方向)に移動させる。その結果、bXとcXのサンプリング間隔およびcXとdXのサンプリング間隔は、T/10となる。
また、aXのサンプリング点をT/10だけ前方(時刻が進む方向)に移動させ、eXのサンプリング点をT/10だけ後方(時刻が戻る方向)に移動させる。その結果、aXとbxのサンプリング間隔およびdXとeXのサンプリング間隔は、T/5となり、eXとaY(X=Y+1)のサンプリング間隔は、2T/5となる。
以上のように、第4の実施形態の局側装置(光受信装置)によれば、第1の実施形態と同様に、通信路を仮定することなく、かつ複数ビットを出力するADコンバータを用いずに、受信信号を軟判定復号できる。さらに、P個のサンプリング点のうち、両端のサンプリング点は、前後の送信データの影響を受けて雑音が混入しやすいことを考慮して、P個のサンプリング点のうち、中央のサンプリング点のサンプリング間隔を両端のサンプリング点のサンプリング間隔よりも蜜にしてサンプリングするので、信頼性の高い対数尤度比が得られる。
(変形例)
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、たとえば以下のような変形例を含む。
(1) オーバーサンプリング回路での同期
本発明の実施の形態では、オーバーサンプリング回路での各サンプリングは同期がとれているものとして説明したが、同期用ビットを用いて同期を確立してからサンプリングするものとしてもよい。
(2) 尤度
本発明の実施の形態では、対数尤度比を用いて尤度を表わしたが、これに限定するものではない。
たとえば、式(5)の代わりに、式(7)または式(8)で表わされる尤度を用いてもよい。
λ={(グループ内のビット値が1の数/P) …(7)
λ={(グループ内のビット値が0の数/P) …(8)
同様に、式(6)の代わりに、式(9)または式(10)で表わされる尤度を用いてもよい。
λ=Σw(i) …(9)
λ=Σw(j) …(10)
ここで、Σw(i)は、グループ内の値が「1」であるビット位置の重みの総和を表わす。Σw(j)は、グループ内の値が「0」であるビット位置の重みの総和を表わす。
(3) 誤り訂正復号
本発明の実施形態では、送信側でLDPCで符号化し、受信側では、sum-product法にって誤り訂正復号する場合について説明したが、これに限定するものではない。受信側では、sum-product法以外の方法、たとえばmin-sum法によって誤り訂正復号を行なうものとしてもよい。また、送信側でTurbo符号化で符号化し、受信側では、Turbo符号を復号化するための誤り訂正復号を用いてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に従う通信システムの構成の一例を示す図である。 図1の通信システムの送信側である宅側装置の構成を表わす図である。 図1の通信システムの受信側である局側装置の構成を表わす図である。 図3の誤り訂正復号化部の構成を表わす図である。 ループ判定部の処理動作を示すフロー図である。 第1の実施形態の対数尤度比算出部の構成を表わす図である。 第1の実施形態のオーバーサンプリングおよびビット分割の具体例を説明するための図である。 第1の実施形態のオーバーサンプリングおよびビット分割の別の具体例を説明するための図である。 第2の実施形態の対数尤度比算出部の構成を表わす図である。 P=5の場合の重みテーブルの例を表わす図である。 第3の実施形態の対数尤度比算出部の構成を表わす図である。 P=5、R=7の場合の尤度テーブルの例を表わす図である。 第4の実施形態の対数尤度比算出部の構成を表わす図である。 第4の実施形態における位相変化点の検出後のオーバーサンプリングを説明するための図である。
符号の説明
1 局側装置、2a〜2j 宅側装置、3,4a 1×4スプリッタ、4b〜4d 1×8スプリッタ、11 誤り訂正符号化部、12 電気光変換器、21 光電気変換器、22 TIA、23 LA、24,54,64,74 対数尤度比算出部、25 誤り訂正復号化部、26 ループ判定部、27 行処理部、28 列処理部、42,72 オーバーサンプリング回路、44,73 位相特定回路、46 ビット分割回路、47 同期制御回路、48,58,68 尤度決定回路、52 重みテーブル記憶部、62 尤度テーブル記憶部。

Claims (6)

  1. 送信周波数のP倍(Pは2以上の自然数)の周波数で受信信号をオーバーサンプリングし、各サンプリング点のデータを第1の値または第2の値にバイナリ判定して順次出力するオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに基づいて1つの尤度を決定して出力する尤度決定回路と、
    前記決定した尤度にしたがって、誤り訂正復号を行なう誤り訂正復号化部とを備えた光受信装置。
  2. 前記尤度決定回路は、前記P個のバイナリデータの中で前記第1の値をとるバイナリデータが存在する比率、および/または前記P個のバイナリデータの中で前記第2の値をとるバイナリデータが存在する比率に基づいて、前記尤度を決定する、請求項1記載の光受信装置。
  3. 前記尤度決定回路は、前記P個のバイナリデータの中で前記第1の値をとる各バイナリデータに対応する重みを加算した値、および/または前記P個のバイナリデータの中で前記第2の値をとる各バイナリデータに対応する重みを加算した値に基づいて、前記尤度を決定する、
    前記P個のバイナリデータの中央に位置するバイナリデータの重みは、両端に位置するバイナリデータの重みよりも大きい、請求項1記載の光受信装置。
  4. 前記光受信装置は、さらに、
    1つの送信データに対応するP個のバイナリデータと、1つの尤度との対応関係を定めた変換テーブルを記憶する記憶部を備え、
    前記尤度決定回路は、前記変換テーブルを参照して、前記オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに対応する尤度を特定して出力する、請求項1記載の光受信装置。
  5. 前記光受信装置は、さらに、
    前記バイナリ判定されたバイナリデータ列の値が変化する位置を検出し、前記検出結果に基づいて前記バイナリデータ列をP個ごとにグループ分けして、各グループのバイナリデータを1つの送信データに対応するP個のバイナリデータとして前記尤度決定回路に出力する分割回路を備える、請求項1記載の光受信装置。
  6. 1つの送信データに対応してP個(Pは2以上の自然数)の割合で受信信号をオーバーサンプリングし、各サンプリング点のデータを第1の値または第2の値にバイナリ判定して順次出力するオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路から出力されたバイナリデータ列の中の1つの送信データに対応するP個のバイナリデータに基づいて尤度を決定して出力する尤度決定回路と、
    前記決定した尤度にしたがって、誤り訂正復号を行なう誤り訂正復号化部とを備え、
    前記オーバーサンプリング回路は、1つの送信データに対応するP個サンプリング点のうち、中央のサンプリング点のサンプリング間隔を両端のサンプリング点のサンプリング間隔よりも密にして前記オーバーサンプリングする、光受信装置。
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