JP2008138973A - ボイラ制御装置及びボイラ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボイラの安定した運転を継続させることを目的とする。
【解決手段】ボイラ制御装置1は、ボイラ7の出口7aの蒸気圧力を制御する装置である。この装置1は、2種類の燃料を所定の混合比率でボイラ7に供給する燃料供給部9と、燃料供給部9からボイラ7に供給されている燃料の供給パターンを検知するためのモード切替器15c,17cと、ボイラ出口7aの蒸気圧力が目標値になるように、PID制御により操作量を決定し、燃料供給部9の燃料供給量及びボイラ7への空気供給量を操作するボイラマスタ調節計33と、燃料の供給パターンに基づいて、ボイラマスタ調節計33で用いられるPID制御用数式を切り替える数式設定部37と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラの出口の蒸気圧力を一定に制御するボイラ制御装置及びボイラ制御方法に関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載のボイラの制御方法が知られている。この制御方法では、複数種類の各燃料が混焼されるボイラにおいて、ボイラからの排ガス中のO濃度検出値及び各燃料流量測定値から所定の数式で平均空気比を求め、この平均空気比が目標値になるように送入空気量を調整している。
特開昭58−102024号公報
しかしながら、このような混焼ボイラにおいては、各燃料供給系の不具合により一部の燃料のボイラへの供給に異常が発生してしまう場合があり得る。この場合には、ボイラに供給される各燃料の混合比率が変化してしまう。特に、近年の火力発電所用のボイラでは、主燃料としてバイオマス燃料(例えば、建築廃材木屑、ペーパースラッジ等)、副燃料として石炭を使用した混焼運転が広く行われている。このような混焼運転のボイラにおいて、主燃料であるバイオマス燃料の供給が不具合により停止すると、制御に係るボイラ出口圧力が発散してしまう場合もあり、安定した運転を継続できないおそれが発生する。
このような問題に鑑み、本発明は、ボイラの安定した運転を継続させることを目的とする。
本発明のボイラ制御装置は、ボイラの出口の蒸気圧力を制御するボイラ制御装置において、複数種類の燃料を所定の混合比率でボイラに供給する燃料供給手段と、燃料供給手段からボイラに供給されている燃料の供給パターンを検知する供給パターン検知手段と、ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、所定の制御用数式に基づいて操作量を決定し、燃料供給手段の燃料供給量及びボイラへの空気供給量を操作する供給操作手段と、供給パターン検知手段で検知された供給パターンに基づいて、供給操作手段で用いられる制御用数式を切り替える数式切替手段と、を備えたことを特徴とする。
このボイラ制御装置では、ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、所定の制御用数式により操作量が決定され、その操作量で燃料供給手段の燃料供給量及びボイラへの空気供給量が操作されることで、ボイラ出口の蒸気圧力が一定に制御される。そして、このボイラ制御装置によれば、例えば燃料供給手段の異常によってボイラに供給される各燃料の供給パターンが変化してしまったとしても、供給パターン検知手段によって、ボイラに供給されている燃料の供給パターンが検知される。そして、検知された供給パターンに基づいて上記の制御用数式が切り替えられる。従って、燃料供給手段に不具合が発生した場合にも、それに対応して制御用数式が変化することで、ボイラ出口の上記圧力の制御を最適のものとすることができ、その結果、安定したボイラの運転が継続される。
また、制御用数式は、ボイラ出口の蒸気圧力をPID制御するためのPID制御用の数式であり、数式切替手段は、制御用数式のP定数、I定数及びD定数のうち少なくとも何れか1つを切り替えることとしてもよい。
また、供給パターン検知手段は、燃料供給手段の不具合の有無を検知し、当該不具合の有無に基づいて供給パターンを検知することとしてもよい。
また、本発明のボイラ制御方法は、ボイラの出口の蒸気圧力を制御するボイラ制御方法において、複数種類の燃料を所定の混合比率でボイラに供給する燃料供給ステップと、燃料供給ステップでボイラに供給されている燃料の供給パターンを検知する供給パターン検知ステップと、ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、制御用数式に基づいて操作量を決定し、燃料供給ステップにおける燃料投入量及びボイラへの空気供給量を操作する供給操作ステップと、供給パターン検知ステップで検知された供給パターンに基づいて、供給操作ステップで用いられる制御用数式を切り替える数式切替ステップと、を備えたことを特徴とする。
このボイラ制御方法では、ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、所定の制御用数式により操作量が決定され、その操作量で燃料供給手段の燃料供給量及びボイラへの空気供給量が操作されることで、ボイラ出口の蒸気圧力が一定に制御される。そして、このボイラ制御方法によれば、例えば燃料供給ステップの異常によってボイラに供給される各燃料の供給パターンが変化してしまったとしても、供給パターン検知ステップによって、ボイラに供給されている燃料の供給パターンが検知される。そして、検知された供給パターンに基づいて上記の制御用数式が切り替えられる。従って、燃料供給ステップで異常が発生した場合にも、それに対応して制御用数式が変化することで、ボイラ出口の上記圧力の制御を最適のものとすることができ、その結果、安定したボイラの運転が継続される。
本発明のボイラの制御装置及びボイラの制御方法によれば、ボイラの安定した運転を継続させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るボイラ制御装置及びボイラ制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示す発電システム100は、発電機3に接続されたタービン5に蒸気を供給するボイラ7を備えている。更に、発電システム100は、ボイラ7に燃料を供給する燃料供給部(燃料供給手段)9とボイラ7に燃焼用の空気を送り込む空気供給部11とを有するボイラ制御装置1を備えている。このボイラ7には、主燃料と副燃料との2種類の燃料が所定の混合比率で供給されて運転が行われる(燃料供給ステップ)。ここでは、主燃料として建築廃材木屑やペーパースラッジといったバイオマス燃料、副燃料として石炭が用いられ、混合比率は、両者の保有熱量比を勘案して、例えば、主燃料:副燃料=70:30とされる。以下、このように主燃料と副燃料とが例えば70:30といった供給パターンで正常にボイラ7に供給される運転を、「混焼運転」と称する。
このような混焼運転を可能にするため、燃料供給部9は、上記主燃料をボイラ7に供給する主燃料供給部15及び上記副燃料をボイラ7に供給する副燃料供給部17を備えている。この主燃料供給部15は、ボイラ7に主燃料を投入する主燃料投入部15aと、この主燃料投入部15aに駆動信号を送出して投入量を調整する主燃料調節計15bとを備えている。また同様に、副燃料供給部17は、ボイラ7に副燃料を投入する副燃料投入部17aと、この副燃料投入部17aに駆動信号を送出して投入量を調整する副燃料調節計17bとを備えている。なお、主燃料投入部15a、副燃料投入部17aとしては、例えば、燃料をボイラ7まで搬送するためのコンベアが用いられる。主燃料調節計15bと副燃料調節計17bとは、燃料マスタ設定器19からの信号を受け、この信号に対応する駆動信号を発生して、それぞれ主燃料投入部15a、副燃料投入部17aに送出する。
このような燃料供給部9の構成に基づき、燃料マスタ設定器19による制御によって、主燃料投入部15a及び副燃料投入部17aの駆動が調整可能であり、ボイラ7への主燃料及び副燃料の投入量を調整することができる。そして、燃料供給部9は、主燃料と副燃料とを所定の混合比率でボイラ7に供給することができる。
また、空気供給部11は、ボイラ7に送る風を発生する送風機21と、送風ラインL1上に設けられた流量調整弁23とを備えている。この流量調整弁23は、空気系調節計27の駆動信号により駆動し、空気系調節計27は空気量マスタ設定器29からの信号に応じて上記駆動信号を送出する。このような空気供給部11の構成に基づき、空気量マスタ設定器29の制御によって、空気流量が調整され、ボイラ7への空気供給量が調整される。
また、この発電システム100においては、ボイラ7の出口7aの蒸気圧力(タービン入口主蒸気圧力)PVを例えば9〜10MPa程度で一定に制御する必要があるので、ボイラ制御装置1には、このような制御に関する処理を行うための処理部31が設けられている。また、ボイラ出口7aには圧力検出装置23が設置されており、ボイラ出口7aにおける蒸気圧力PVが随時計測されている。また、上記処理部31は、蒸気圧力PVを予め設定された目標値SVに一定に維持するようにPID制御を行うボイラマスタ調整計(供給操作手段)33を備えている。目標値SVは、例えば、ユーザの入力により設定されボイラマスタ調整計33に与えられる。
そして、このボイラマスタ調整計33は、圧力検出装置23から蒸気圧力PVの計測値を随時得て、この計測値と目標値SVとを比較してPID制御用の数式を用いて操作量を算出し、算出された操作量をもって燃料マスタ設定器19及び空気量マスタ設定器29の操作を行う(供給操作ステップ)。燃料マスタ設定器19が操作されることで、前述の通り、燃料投入部15a,17aからボイラ7への各燃料供給量が調整され、空気量マスタ設定器29が操作されることで、前述の通り、ボイラ7への空気供給量が調整される。そして、このような燃料供給量及び空気供給量の調整により、ボイラ7の燃焼状態が調整され、ボイラ出口7aにおける蒸気圧力PVが目標値SVに近づくように調整される。以上の構成により、ボイラマスタ調節計33によってボイラ出口7aの蒸気圧力PVがフィードバック制御され、蒸気圧力PVが目標値SVに一定に維持される。
このような発電システム100においては、燃料供給部9の主燃料供給部15に機器トラブル等が発生すると、ボイラ7への主燃料の供給が停止し、ボイラ7へ供給される燃料の100%が副燃料となる場合がある。以下、このように副燃料のみがボイラ7に供給されるといった供給パターンでの運転を、「専焼運転」と称する。すなわち、この燃料供給部9においては、供給される燃料の混合比率が主燃料:副燃料=70:30である燃料供給パターンと、供給される燃料の混合比率が主燃料:副燃料=0:100である燃料供給パターンといったように、燃料の混合比率が異なる2種類の供給パターンが存在することになる。ここで、主燃料であるバイオマス燃料はボイラ投入後の燃焼応答速度が速いが、副燃料である石炭は燃焼応答速度が遅い、といったように、主燃料と副燃料とでは、燃焼に関する性状が異なっている。従って、ボイラ7に供給される燃料の組成が変化すると、蒸気圧力PVの上記フィードバック制御に用いられるPID制御用の数式は、必ずしも最適な数式ではなくなってしまう。その結果、ボイラ出口7aの蒸気圧力PVが発散する場合もあり、ボイラ7の安定した制御が行われないおそれがある。
そこで、処理部31は、ボイラマスタ調節計33で用いられる上記PID制御用数式のP定数、I定数、D定数を設定する数式設定部(数式切替手段)37を有している。そして、数式設定部37は、燃料供給部9の不具合の有無に応じてP定数、I定数、D定数を切り替えて設定することが可能である(数式切替ステップ)。
このような機能を実現する数式設定部37の具体的な構成について、図2を参照しながら説明する。数式設定部37は、例えばユーザの入力により設定された送電電力設定Q1と、現在のボイラ7の運転状態が「混焼運転」であるか「専焼運転」であるかを示す運転状態区分Q2(詳細は後述する)と、を入力し、送電電力設定Q1と運転状態区分Q2とに基づいて上記のP定数、I定数、及びD定数を算出し、ボイラマスタ調節計33に出力する機能を有している。
数式設定部37は、上記PID制御用数式のP定数を算出するP定数算出部51、I定数を算出するI定数算出部53、及びD定数を算出するD定数算出部55を備えている。P定数算出部51は、第1演算部57a、第2演算部57b及びトラッキング部57cを有している。第1演算部57aには、送電電力設定Q1が入力され、予め格納された第1折線関数Fxから送電電力設定Q1に対応するP定数を算出し、それぞれトラッキング部57cに入力する。ここでは、ボイラ7の混焼運転に適したP定数が算出される。また、第2演算部57bにも同様に、送電電力設定Q1が入力され、予め格納された第2折線関数Fxから送電電力設定Q1に対応するP定数を算出し、それぞれトラッキング部57cに入力する。ここでは、第1折線関数とは異なる第2折線関数が用いられているので、ボイラ7の専焼運転に適したP定数が算出される。なお、折線関数Fx、Fxとは、タービン5で得られる電力と、その時のボイラ制御に用いられるP定数との関係を示す関数であり、一般に折れ線のグラフで表される。
このように2種類のP定数が入力されるトラッキング部57cには、更に上記運転状態区分Q2が入力されている。そして、トラッキング部57cは、入力された運転状態区分Q2が「混焼運転」である場合には、第1演算部57aからの混焼運転に適したP定数をボイラマスタ調節計33に出力し、入力された運転状態区分Q2が「専焼運転」である場合には、第2演算部57bからの専焼運転に適したP定数をボイラマスタ調節計33に出力する。
また、I定数算出部53及びD定数算出部55は、P定数算出部51と同様の構成を有しているので、運転状態区分Q2が「混焼運転」である場合には、混焼運転に適したI定数、D定数をそれぞれボイラマスタ調節計33に出力し、運転状態区分Q2が「専焼運転」である場合には、専焼運転に適したI定数、D定数をそれぞれボイラマスタ調節計33に出力することができる。そして、ボイラマスタ調節計33は、各定数算出部51,53,55から入力されるP,I,D定数を採用したPID制御により、ボイラ出口7aの蒸気圧力の制御を行う。
続いて、上記運転状態区分Q2が「混焼運転」、「専焼運転」の何れであるかを検知するための燃料供給部9の構成について説明する。
再び図1を参照すると、燃料供給部9の主燃料調節計15bには、燃料マスタ設定器19からの電気信号に従って動作する「カスケードモード」と燃料マスタ設定器19の電気信号から独立して自動で動作する「オートモード」との2つの動作モードを切り替えるモード切替器15cが設けられている。そして、主燃料調節計15bは、発電システム100の通常の運転中には「カスケードモード」で動作し、主燃料供給部15に不具合が発生し主燃料の供給に支障が生じた場合には、「オートモード」に切り替えられる。なお、同様に、副燃料調節計17bにも、「カスケードモード」と「オートモード」とを切替可能なモード切替器17cが設けられている。
このようなモード切替器15cが動作モードに応じた電気信号を数式設定部37に対して出力することにより、数式設定部37は、現在の運転状態区分Q2が何れであるかを認識することができる。例えば、主燃料調節計15bの動作モードが「カスケードモード」でない場合には、主燃料供給部15の不具合発生によりボイラ7への主燃料の供給に支障が生じ、ボイラ7では専焼運転が行われていることを数式設定部37が認識することができる。また、主燃料調節計15bの動作モードが「カスケードモード」である場合には、数式設定部37は、主燃料供給部15が正常に動作しており、ボイラ7では混焼運転が行われていることを数式設定部37が認識することができる(供給パターン検知ステップ)。このように、上記モード切替器15cは、主燃料供給部15の不具合の有無に基づいて、燃料の供給パターンが専焼運転に対応する主燃料:副燃料=0:100であるか、混焼運転に対応する主燃料:副燃料=70:30であるかを検知する供給パターン検知手段として機能する。
以上のように、処理部31が、数式設定部37を備えることにより、運転状態区分Q2に対応したP,I,D定数が自動的に選択されボイラマスタ調節計33に出力される。従って、「混焼運転」の場合にも「専焼運転」の場合にも、ボイラマスタ調節計33の制御ロジックにはその運転状態に対応して最適なPID制御用の数式が自動的に設定される。その結果、例えば、ボイラ7の混焼運転が行われているときに、主燃料供給部15の機器トラブル等により専焼運転に切り替わった場合や、逆に専焼運転から混焼運転に切り替わった場合にも、ボイラ出口7aの蒸気圧力制御の切替えが系全体に影響を及ぼさないようにバンプレスに行われ、安定したボイラ制御が達成される。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、モード切替器15cのモード設定によって、燃料供給部9に不具合の有無が認識され、ボイラ7に供給される燃料の供給パターンが混焼運転対応か専焼運転対応かを検知しているが、燃料が所定の混合比率で供給されているかどうかを検知するための他の手段を用いてもよい。また、燃料の供給パターンとしては、上記2種類の何れであるかを検知しているが、更に多種類の供給パターンが用いられてもよい。また、3種類以上の燃料を混合する混焼運転を行ってもよい。このような場合、数式設定部37において各混合比率に対応した第1〜第n演算部を設けることで、ボイラマスタ調節計33で用いられる制御用数式も多段階に切り替えることができる。また、上記実施形態では、混焼運転の燃料の混合比率を主燃料:副燃料=30:70としているが、混焼運転の燃料の混合比率はこれに限定されるものではなく、燃料の種類等によって適宜設定することが可能である。
本発明に係るボイラ制御装置及びボイラ制御方法が用いられる発電システムの一実施形態を示す図である。 図1の発電システムにおけるボイラ制御装置の詳細を示す図である。
符号の説明
1…ボイラ制御装置、7…ボイラ、7a…ボイラ出口、9…燃料供給部(燃料供給手段)、15c,17c…モード切替器(供給パターン検知手段)、33…ボイラマスタ調節計(供給操作手段)、37…数式設定部(数式切替手段)。

Claims (4)

  1. ボイラの出口の蒸気圧力を一定に制御するボイラ制御装置において、
    複数種類の燃料を所定の混合比率で前記ボイラに供給する燃料供給手段と、
    前記燃料供給手段から前記ボイラに供給されている前記燃料の供給パターンを検知する供給パターン検知手段と、
    前記ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、所定の制御用数式に基づいて操作量を決定し、前記燃料供給手段の燃料供給量及び前記ボイラへの空気供給量を操作する供給操作手段と、
    前記供給パターン検知手段で検知された前記供給パターンに基づいて、前記供給操作手段で用いられる前記制御用数式を切り替える数式切替手段と、
    を備えたことを特徴とするボイラ制御装置。
  2. 前記制御用数式は、前記ボイラ出口の蒸気圧力をPID制御するためのPID制御用の数式であり、
    前記数式切替手段は、前記制御用数式のP定数、I定数及びD定数のうち少なくとも何れか1つを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のボイラ制御装置。
  3. 前記供給パターン検知手段は、
    前記燃料供給手段の不具合の有無を検知し、当該不具合の有無に基づいて前記供給パターンを検知することを特徴とする請求項1又は2に記載のボイラ制御装置。
  4. ボイラの出口の蒸気圧力を制御するボイラ制御方法において、
    複数種類の燃料を所定の混合比率で前記ボイラに供給する燃料供給ステップと、
    前記燃料供給ステップで前記ボイラに供給されている前記燃料の供給パターンを検知する供給パターン検知ステップと、
    前記ボイラの出口の蒸気圧力が目標値になるように、制御用数式に基づいて操作量を決定し、前記燃料供給ステップにおける燃料投入量及び前記ボイラへの空気供給量を操作する供給操作ステップと、
    前記供給パターン検知ステップで検知された前記供給パターンに基づいて、前記供給操作ステップで用いられる前記制御用数式を切り替える数式切替ステップと、を備えたことを特徴とするボイラ制御方法。
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