JP2008138356A - 手動操作式シャッターにおけるロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターカーテンを任意の位置でロックできると共に、手動操作用の操作部材が切断してしまったような場合であっても、シャッターカーテンが落下することがないロック機構を提供する。
【解決手段】
巻取シャフト12の端部に設けたプーリ15と、プーリ15を介して巻取シャフト12を回転させる操作部材16と、を有する手動式シャッターのロック機構である。ロック機構は、プーリ15の外周の周方向に連続状に形成された複数の被係止部15bと、被係止部15bに係脱可能な回動係止体19と、を有し、回動係止体19は、被係止部15bに係止する方向に回動するように付勢されており、回動係止体19が被係止部15bと係止状態となることでプーリ15の回転を規制し、回動係止体19は、操作部材16の引き操作で係止状態から脱する方向に回動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、手動操作式シャッターにおけるロック機構に関するものである。
手動操作式シャッターにおけるロック装置が、特許文献1の図21及び段落番号0102〜0104に記載されている。このものは、開口部全閉時にシャッターカーテンの持ち上げを防止する装置であり、開口部全閉時にのみ有効なロック機構である。したがって、このロック機構では、手動操作用のロープが切断したような場合に、シャッターカーテンの降下を防止することはできない。また、ロック装置としてバネ鋼からなる吊り金具15が用いられており、シャッターカーテンが繰り返し開閉操作されることを考えると、ロック機構の耐久性に課題がある。
特許文献2にも、手動式シャッターにおける操作ロープのロック機構が開示されている。このものは、図2に示すように、巻取シャフト(6)に設けた操作用ロープ車(7)に対して操作ロープ(8)を介して伝動連結した操作ロープロック用ロープ車(32)の回転をストッパ(33)で規制することで操作ロープをロックしている。したがって、このものでは、操作用ロープ車(7)と操作ロープロック用ロープ車(32)を連結する操作ロープ(8)に負荷がかかることから操作ロープ(8)が傷み易く、操作ロープ(8)が切断したような場合に、シャッターカーテンの降下を防止することはできない。また、操作ロープ(8)を介して操作用ロープ車(7)をロックするので、開口部全閉時のロック時に外部からシャッターカーテンが持ち上げられたような場合には、ロープの強度でかかる力に対抗することになり、ロック機構の強度に課題が残る。
特開平11−50768 特開平8−121061
本発明の目的は、シャッターカーテンを任意の位置でロックできると共に、手動操作用の操作部材が切断してしまったような場合であっても、シャッターカーテンが落下することがないロック機構を提供することにある。
本発明が採用した技術手段は、シャッターカーテンの巻取シャフトの端部に設けたプーリと、前記プーリに巻装されており、引き操作によって前記プーリを介して前記巻取シャフトをシャッターカーテン巻き取り方向に回転させる操作部材と、を有する手動式シャッターのロック機構であって、前記ロック機構は、前記プーリの外周の周方向に連続状に形成された複数の被係止部と、前記被係止部に係脱可能な回動係止体と、を有し、前記回動係止体は、前記被係止部に係止する方向に回動するように付勢されており、前記回動係止体が前記被係止部と係止状態となることで前記プーリの回転を規制する、手動式シャッターのロック機構、である。一つの好ましい態様では、前記回動係止体は、前記操作部材の引き操作で係止状態から脱する方向に回動する。あるいは、他の態様では、前記回動係止体を、前記操作部材の引き操作と独立した手段により係止状態から脱する方向に回動してもよい。
本発明に係るロック機構は、回動係止体が、プーリの外周に周方向に連続状に形成した複数のいずれかの被係止部に係止すればプーリの回転を規制できるので、開口部全閉時のみならず、任意の位置でシャッターカーテンをロックすることができる。
本発明に係るロック機構は、回動係止体が巻取シャフトに設けられたプーリに直接係止して当該プーリの回転を規制するので、仮に操作部材が切断してしまったような場合であっても、シャッターカーテンの落下を防止できる。また、回動係止体が巻取シャフトに設けられたプーリに直接係止するので、バネ鋼や操作ロープを用いる機構に比べて強度がある。
図1は、建物開口部に設置される窓装置及び窓シャッター装置の正面図である。図2、図3に示すように、建物開口部Oは上下の額縁1,2、左右の縦額縁3,4によって画定されており、開口幅W、開口高Hを備えている。上額縁1、下額縁2、縦額縁3,4は躯体1A、2A、3A、4Aにそれぞれ装着支持されている。建物の表面には開口部Oを取り囲むように外装材5が貼り付けられている。開口部Oの室外側には、開口部Oを取り囲むようにして、窓装置、シャッター装置を取り付けるための枠体が突設されている。シャッター装置は、枠体の突出端部に位置して取り付けられており、シャッター装置の室内側に窓装置が取り付けられる。また、建物開口部Oは基本的には窓装置によって開閉されることから、窓装置の内側の空間を室内空間という。
枠体は、建物躯体の外装材5に室外側に向かって突設されており、上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9から構成されている。上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9は外装材5側に位置する躯体側枠部60,70,80,90を有しており、躯体側枠部60,70,80,90を介して躯体1A、2A、3A、4A(開口部O)から室外側に持ち出した中間枠部61,71,81,91を有しており、当該中間枠部61,71,81,91の内方部分が窓装置のサッシ枠部61A,71A,81A,91Aを構成しており、当該サッシ枠部61A,71A,81A,91Aに窓装置が取り付けられる。すなわち、上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9は建物駆体の外装材5から室外側に向かって、躯体側枠部60,70,80,90、窓装置を取り付けるサッシ枠部61A,71A,81A,91Aを備えた中間枠部61,71,81,91が形成され、上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9の突出端部にシャッター装置が取り付けられる。枠体に躯体側枠部60,70,80,90を設けることで、窓装置の室内側と躯体1A、2A、3A、4A(開口部O)との間に、躯体側枠部60,70,80,90の突出寸法分の空間が形成される。
縦枠8,9の構成をより詳細に説明すると、左右の縦枠8,9は、躯体側枠部80,90、該躯体側枠部80,90によって建物躯体から持ち出して形成された中間枠部81,91(内方部分がサッシ縦枠81A,91Aを形成している)と、該中間枠部81,91の先端に形成された先端枠部82,92とからなる。先端枠部82,92はガイドレール14が一体形成されたガイドレール枠である。躯体側枠部80,90の内方には、中間枠部81,91のサッシ縦枠81A,91Aの躯体側(室内側)に位置して突出縦枠80A,90Aが対向状に突成されている。すなわち、突出縦枠80A,90Aは、躯体側枠部80,90の内方部分(開口部側部分)を構成している。図3に示すように、左右の縦枠8,9の外側見込面8A,9Aは額縁3,4に対して、開口部Oから離隔する側に偏移して突出しており、一方、左右の縦枠8,9の内側見込面の躯体側部位を構成する躯体側枠部80(突枠80A,90A)の内側見込面800,900は開口部Oの見込面(額縁3,4の面部)と略面一となっている。したがって、左右の縦枠8,9の躯体側枠部80,90によって開口幅Wが狭められることがない。縦枠8,9の躯体側枠部80(突出縦枠80A,90Aを含む)は中空枠体である。
図示の態様では、枠体を構成するそれぞれの上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9は複数の枠部材を螺子で組み立てることで構成されているが、上枠6、下枠7、左右の縦枠8,9を一つの部材から一体形成してもよい。例えば、縦枠8の構成において、縦枠8の中間枠部81の一部であるサッシ縦枠81Aは別部材から形成されているが、サッシ縦枠81Aを含む中間枠部81を一部材から一体形成してもよい。また、縦枠8の躯体側枠部80の一部である突出縦枠80Aは別部材から形成されており、躯体側枠部80の中空部が壁801によって内部空間S1,S2に仕切られているが、突出縦枠80Aを含む躯体側枠部80を一部材から一体形成してもよい。
窓装置は、ルーバー状に開閉する窓障子10を備えている。シャッター装置は、上枠6の上方に位置して外装材5から持ち出し状に突設したシャッターケース11と、シャッターケース11内で開口部の幅方向に延出する巻取シャフト12と、上端が巻取シャフト12に連結されており、巻取シャフト12の回転によって、巻取シャフト12に巻き取られ、あるいは、繰り出されるシャッターカーテン13と、シャッターカーテン13の幅方向端部を案内するガイドレール14と、を備えている。ガイドレール14は、縦枠8,9の先端枠部82,92の一部として構成されている。シャッターカーテン13は、複数枚のスラット13aを上下に連設することで構成されている。
左右のブラケット(一方のみ11Aで示す)間に回転自在に支持されている巻取シャフト12の一端にはプーリ15が設けてあり、プーリ15は操作部材としてのテープ16を巻装する周面を有しており、テープ16の引き操作でプーリ15を介して巻取シャフト12を回転させてシャッターカーテン13を巻き取り上昇させて開口部を開放するようになっている。巻取シャフト12の他端には、ゼンマイスプリング(図示せず)が内蔵されており、シャッターカーテン13を巻き取る方向に巻取シャフト12を付勢することで、シャッターカーテン13の巻き取りを容易にしている。ここで、シャッターカーテン降下時には、シャッターカーテン13の自重がゼンマイスプリングのばね力に打ち勝って降下するわけであるが、シャッターカーテン13を降下させる時には、テープ16から力を伝達することができない。そこで、ゼンマイスプリングを自然状態よりもさらに巻くことで開口部全開状態とすることで、全開状態でいわゆる「下がり勝手」として、全開状態からのシャッターカーテン13の降下をアシストしている。
プーリ15の外周面には、複数の突起15aが周方向に連続状に形成されており、突起15a間に複数の係止溝15bが周方向に連続状に形成されている。図示の例では、対向状の一対のフランジ150間にテープ16を巻装する周面が形成されており、前記一対のフランジ150に複数の係止溝15bが周方向に連続状に形成されている。
シャッターケース11内には、プーリ15の近傍に位置してロック部材17が設けてある。ロック部材17はベース18とベース18に対して回動可能に連結された回動係止体19とからなり、一つの実施形態では、ベース18はシャッターケース側部を構成するブラケット11Aに連結されている。回動係止体19の基端とベース18との回動軸20aにはバネ部材20bが設けてあり、バネ部材20bによって、回動係止体19はプーリ側に回動する方向に付勢されており、回動係止体19に外力が加わらない自然な状態では、回動係止体19はプーリ側に跳ね上がった状態である。回動係止体19の先端側には、係止部19aが形成されており、回動係止体19がプーリ15側に回動することで、係止部19aが係止溝15bに係止してプーリ15の回転を止めるようになっている。回動係止体19の先端には、プーリ15から引き出されたテープ16が巻き掛けられるガイドピン19bが形成されている。図示の例では、回動係止体19は、対向状の2枚の板片190を有しており、板片190の基端部間に回動軸20aが設けられ、板片190の先端部間にガイドピン19bが設けられ、先端側近傍の突部190a間に係止部19aが設けてある。
シャッターケース11内には、ロック部材17の下方で、かつ、上枠6の躯体側枠部60の上方(外装材15側)に位置して、ガイドピン19bから斜め下方に導かれたテープ16を巻き掛けて方向を変更させて誘導案内するガイドローラ21が設けてある。ガイドローラ21は、上枠6の躯体側部位60の上壁600に形成した図示しない開口に位置して立設された筒状部11B内に支持されており、テープ16は当該筒状部11B内でガイドローラ21に誘導案内される。尚、上枠6の躯体側部位60の中間壁601、下壁602は縦枠8,9の上方位置までは延出しておらず、上壁600の開口から下方に案内されたテープ16は縦枠8の躯体側部位80の上方の開口へと導かれる。
回動係止体19は基端側が上側で、先端側が下側の配向でベース18に取り付けられている。図5に示すように、回動係止体19がプーリ15側に回動した状態では、回動ロック部材17は、ベース18と回動係止部19とから「く」字状の姿勢にあり、係止部19aがいずれかの係止溝15bに係止してプーリ15の回転が規制されている。回動係止体19がバネ部材20bの付勢力でプーリ15側に回動する際には、ガイドピン19bを介してテープ16をプーリ15側に移動させるため、ガイドピン19bがガイドローラ21から室外側に離間した状態にあることと相俟って、テープ16はガイドピン19bによって角度を付けてガイドローラ21に向かって導出されている。
図5の状態からテープ16を下方に引くことで、図6に示すように、テープ16がプーリ15から直線状に導出される過程で、テープ16が巻き掛けされているガイドピン19bを介して回動係止体19をプーリ15から離隔する方向に回動させ、係止部19aと係止溝15bの係止状態が解除される。係止部19aと係止溝15bの係止状態を解除することで、プーリ15が回転自在となり、シャッターカーテン13の昇降動作が可能となる。
図3に示すように、テープ16が巻回されるプーリ15は、縦枠8の上方に位置して配置されている。より具体的には、平面視において、プーリ15は縦枠8の上方において、外方側(開口部Oから離隔する側、すなわち、外側見込面8Aに近接する側)に位置している。テープ16はガイドローラ21を介して平面視において略90度仕向け方向が変更(図3に示すように、開口幅に直交する方向Xから開口幅方向Yに転換)されながら下方に導かれ、縦枠8の躯体側部位80の上方の開口から内部空間S1に導入され、ついで、壁801に形成された図示しない開口を挿通して突出縦枠80Aの内部空間S2に導入され、突出縦枠80Aの見込面800の上方部位から、突出縦枠80Aの外部に導出される。すなわち、テープ16は、開口部Oの外側において、突出縦枠80Aの見込面から室内空間(窓装置の内側の空間)に引き出されている。
図2において、テープ(黒塗り)16Aは突出縦枠80Aの見込面800の外部に露出しているテープ部分を示している。導出されたテープ16Aは見込面800に沿って下方に延出され、突出縦枠80Aの見込面800の下方部位から突出縦枠80Aの内部空間S2に導入される。見込面800の上下部位には、テープ16を挿通させる開口22A,23Aが形成されていると共に、開口22A,23Aにはテープ16を案内する案内ローラ22,23が設けてある。
図8に示すように、突出縦枠80Aの内部空間S2に導入されたテープ16は斜め上方に延出され(テープ16B)、内部空間S2内を上下動可能に支持されている動滑車24に巻き掛けられ、斜め下方に延出され(テープ16C)、その端部が突出縦枠80Aの内壁の下方部位に固定されている。図8(A)はシャッター開放時のテープの状態を示し、シャッター開放時にはテープ16(テープ16A)が下方に引かれるが、動滑車24が上方に移動することで、テープ16の余長部(テープ16B,16C)を突出縦枠80Aの内部空間S2内に収納している。図8(B)はシャッター閉鎖時のテープの状態を示し、シャッター閉鎖時にはテープが上方に引かれるが、動滑車24が下方に移動することで、テープ16の引き出しを許容している。一つの実施形態では動滑車24は、突出縦枠80Aの壁801の上方部位に固定したケース25aから下方に引き出された索条25bの先端に支持されており、索条25bの基端側はケース25a内に引き込まれる方向に付勢されている。ケース25a及び索条25bは、市販のキーバックチェーンによって構成することが可能である。
このように構成された窓シャッター装置において、テープ16を引っ張らない状態では、ロック部材17の回動係止体19がバネ部材21bの付勢力でプーリ15側に回動して、回動係止体19の係止部がプーリ15の係止溝15bに係止してプーリ15の回転が規制されている。この状態から、テープ16(テープ16A)を引くと、プーリ15、ピン19b、案内ローラ21に巻き掛けされたテープ16の部分が緊張して、回動係止体19のピン19bを介して回動係止体19をプーリ15から離隔する方向に回動させて、回動係止体19の係止部とプーリ15の係止溝15bの係止状態が解除されて、プーリ15が回転自在となる。そして、そのままテープ16を引くことで、プーリ15を介して巻取シャフト12がシャッターカーテン13を巻き取る方向に回転して、開口部を開放する。回動係止体19がプーリ15から離隔して非ロック状態を維持する程度にテープ16を緊張させてテープ16の引きを止めると、シャッターカーテン13が自重で降下して開口部を閉鎖する。この時、シャッターカーテン13の自重降下を継続させるには、自重によりテープ16にかかる張力がバネ20bの力に打ち勝つ必要がある。
回動係止体19の係止部が、プーリ15の周方向に連続状に形成した複数の係止溝15bのいずれか一つの係止することで係止部19aと係止溝15bが係止したロック状態となるので、開口部全閉時のみならず、シャッターカーテン13を任意の位置で停止させることができる。また、テープ16は、ロック状態を解除する時のみに機能し、ロック状態を維持するためには機能しないので、ロック状態で、仮にテープ16が切断したとしても、ロック状態は維持される。したがって、開口部全開時でテープ16が切断したとしても、シャッターカーテン13が落下するようなことはない。また、開口部全閉時のロック状態において、室外側からのシャッターカーテン13の持ち上げに対しても十分な強度を有する。
本発明は、窓シャッターにおけるロック構造として利用することができる。
窓装置及び窓シャッター装置の正面図である。 窓装置及び窓シャッター装置の縦断面図である。 窓装置及び窓シャッター装置の横断面図である。 図2におけるロック機構の部分拡大図である。 ロック状態にあるロック機構を示す概略斜視図である。 非ロック状態にあるロック機構を示す概略斜視図である。 ロック部材の部品図であり、(A)は正面図;(B)は側面図;(C)はバネ材の付勢力でベースに対して回動係止片が回動した状態(ロック状態)を示す側面図(図5に対応);(D)はテープの引き操作で回動係止片が回動した状態(非ロック状態)を示す側面図(図6に対応)、である。 テープ収納構造を示す断面図であり、(A)はシャッター開放時のテープの状態を示し;(B)はシャッター閉鎖時のテープの状態を示す。
符号の説明
1,2,3,4 額縁
6 上枠
7 下枠
8 縦枠
80 躯体側枠部
80A 突出縦枠
800 見込面
9 縦枠
12 巻取シャフト
13 シャッターカーテン
14 ガイドレール
15 プーリ
15b 係止溝
16 テープ
17 ロック部材
19 回動係止体
19a 係止部
19b ガイドピン
20b バネ材
21 ガイドローラ
O 開口部
S1、S2 縦枠の躯体側枠部の内部空間

Claims (2)

  1. シャッターカーテンの巻取シャフトの端部に設けたプーリと、
    前記プーリに巻装されており、引き操作によって前記プーリを介して前記巻取シャフトをシャッターカーテン巻き取り方向に回転させる操作部材と、
    を有する手動式シャッターのロック機構であって、
    前記ロック機構は、
    前記プーリの外周の周方向に連続状に形成された複数の被係止部と、
    前記被係止部に係脱可能な回動係止体と、
    を有し、
    前記回動係止体は、前記被係止部に係止する方向に回動するように付勢されており、前記回動係止体が前記被係止部と係止状態となることで前記プーリの回転を規制する、
    手動式シャッターのロック機構。
  2. 請求項1において、前記回動係止体は、前記操作部材の引き操作で係止状態から脱する方向に回動する、
    手動式シャッターのロック機構。

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