JP2010144353A - シャッター装置のロック機構、及び、それを備えるシャッター装置 - Google Patents

シャッター装置のロック機構、及び、それを備えるシャッター装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフトの回転の規制/規制解除を行うための機構について、従来技術とは異なる新規な構成を提案する。
【解決手段】弾性部材21によってシャッターカーテン4の巻上方向Rに回転付勢される巻取シャフト3の、巻上方向Rの回転を規制/規制解除するためのシャッター装置1のロック機構10であって、前記巻取シャフト3と一体的に回転する回転部材14と、前記回転部材14と連結することによって、前記回転部材14の前記巻上方向Rの回転を規制するためのロック部材12A・12Bと、を備え、前記ロック部材12A・12Bと接続される操作部材11が操作された際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が解除され、前記操作部材11が操作されない際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が維持される構成とする、シャッター装置1のロック機構10とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、手動操作されるシャッターカーテンを備えるシャッター装置に関するものであり、より詳しくは、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフトの回転の規制/規制解除を行うための機構に関する。
特許文献1では、シャッターカーテンの巻取シャフトの端部にプーリを設け、該プーリの係止溝に回転係止体の係止部を係止させることにより、プーリの回転を規制する構成のロック機構が開示されている。プーリの回転は、操作部材によって規制/規制解除できるように構成されており、全開状態からシャッターカーテンを降下させる場合には、操作部材を操作してプーリの回転規制を解除することで、いわゆる「下がり勝手」に設定されたゼンマイスプリングからの付勢力と、シャッターカーテンの自重によって、シャッターカーテンを降下させる構成としている(特許文献1、段落0013参照。)。
また、特許文献1では、シャッターカーテンを上昇させる場合には、操作部材を引くことで、シャッターカーテンを巻上げる方向にプーリを回転させる構成としている(特許文献1、段落0022参照。)。また、縦枠内に、キーバックチェーンに吊設される動滑車を設け、この動滑車を上下移動させることで、引き出された操作部材(テープ)の余長部分を枠内に収める構成としている(特許文献1、段落0021参照。)。
また、特許文献1では、操作部材の操作がない限りプーリの回転規制が維持されるため、シャッターカーテンが全閉の状態において、室外側からシャッターカーテンを持ち上げようとした場合では、巻取シャフトの回転が規制されているため、その持ち上げを防止できることとしている(特許文献1、段落0023参照。)。
特開2008−138356号公報
特許文献1に開示される技術によれば、操作部材の操作によってシャッターカーテンの昇降操作を行うことができるものである。
しかし、シャッターカーテンを下降させる際には、ゼンマイスプリングによる付勢力とシャッターカーテン自重を利用したものであるため、シャッターカーテンの下降のスピードの設定が難しいものとなる。
また、プーリの係止溝は、歯車状に構成されるため、回転係止体の係止部との間での噛み合せ時において衝撃が発生し、異音が発生することが懸念される。
また、係止溝の間の突起の位置では、係止部との係止状態を構成できないため、係止位置が不連続となってしまうことになる。また、このことから、シャッターカーテンの下降のスピードが速くなり、プーリの回転が早くなってしまうと、回転係止体の係止部が突起によって弾かれてしまい、係止状態が確保できなくなることが懸念される。
このように、特許文献1に開示されるように、ゼンマイスプリングを、いわゆる「下がり勝手」とする構成では、いくつかの課題が残るものと考えられる。
一方、特許文献1において、シャッターカーテンを上昇させるための構成については、操作部材(テープ)を引き操作することが必要となるが、操作部材(テープ)の余長部分だけ操作部材(テープ)を引き出す必要があり、実際の操作では、操作部材(テープ)を何回も引き下げし直す操作が必要となるものと考えられる。
そこで、本発明は、以上の問題点に鑑み、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフトの回転の規制/規制解除を行うための機構について、従来技術とは異なる新規な構成を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
弾性部材によってシャッターカーテンの巻上方向に回転付勢される巻取シャフトの、前記巻上方向の回転を規制/規制解除するためのシャッター装置のロック機構であって、
前記巻取シャフトと一体的に回転する回転部材と、
前記回転部材と連結することによって、前記回転部材の前記巻上方向の回転を規制するためのロック部材と、を備え、
前記ロック部材と接続される操作部材が操作された際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が解除され、
前記操作部材が操作されない際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が維持される構成とする、シャッター装置のロック機構とするものである。
また、請求項2に記載のごとく、
前記回転部材と前記ロック部材の連結は、
前記回転部材と前記ロック部材の接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とする、シャッター装置のロック機構とするものである。
また、請求項3に記載のごとく、
請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
前記操作部材が操作され、前記巻取シャフトの回転の規制が解除されると、
前記弾性部材の回転付勢力により、巻取シャフトが巻上方向に回転し、シャッターカーテンが巻上げられる構成とする、シャッター装置とするものである。
また、請求項4に記載のごとく、
請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
シャッターカーテンが全閉状態であるときに、
前記ロック機構による巻取シャフトの回転規制がなされることで、
前記シャッターカーテンの室外側からの持上げが規制される構成とする、シャッター装置とするものである。
また、請求項5に記載のごとく、
前記操作部材を、前記シャッターカーテンよりも室内側に配置されるサッシよりも、室内側に有する、こととするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できるとともに、シャッターカーテンが全閉状態となった際には、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
また、請求項2に記載の発明においては、
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できる。さらに、シャッターカーテンが全閉状態であるときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
また、請求項3に記載の発明においては、
操作部材を引っ張り操作するだけで、シャッターカーテンの巻上げを実行でき、巻上げ途中で引っ張り操作を止めた際には、シャッターカーテンを半開状態とすることもできる。
また、請求項4に記載の発明においては、
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できる。さらに、シャッターカーテンが全閉状態であるときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
また、請求項5に記載の発明においては、
サッシを閉じたままで、シャッターカーテンの巻上げを実行することができる。
次に、発明の実施の形態について、実施例を用いて説明する。
図1は、実施例1にかかるロック機構10を備えるシャッター装置1について説明する図である。
この図1は、室内側から臨んだ際のシャッター装置1の構成について示しており、建物内壁・外壁を省略することで、シャッター装置1の収容ケース2の内部構成が示されている。
また、以下の図面を用いた説明において、紙面上側を上、紙面下側を下、紙面左側を左、紙面右側を右として説明することとする。
図1に示すごとく、シャッター装置1の上部には、収容ケース2が配置されている。この収容ケース2内に、シャッターカーテン4を巻取るための巻取シャフト3が備えられることで、シャッターカーテン4の巻取装置5が構成されている。
また、図1に示すごとく、シャッターカーテン4は、長尺の複数のスラット4b・4bを上下方向に連結することで構成されている。また、シャッターカーテン4の上部端4cは巻取シャフト3に連結される。また、シャッターカーテン4の最下部には、幅木4aが設けられる。
また、図1に示すごとく、収容ケース2の支持壁部2a・2bには、支持シャフト6・7が水平方向に突設されている。この支持シャフト6・7に対し筒状のドラム8a・8b・8cが回転自在に支持されている。そして、このドラム8a・8b・8cに対し、巻取シャフト3が固定され、これにより、巻取シャフト3がドラム8a・8b・8cを介して支持シャフト6・7に回転自在に支持されるようになっている。この構成で、巻取シャフト3が回転すると、シャッターカーテン4が巻取シャフト3に対して巻上げられる、もしくは、巻取シャフト3から巻下げられるようになっている。なお、巻取シャフト3は、筒状とするほか、シャッターカーテン4の上部端4cを連結するための棒状部材をドラム8a・8b・8cに横架して構成されるものとしてもよい。
また、図1に示すごとく、支持シャフト6には、弾性部材21が設けられる。本実施例では、この弾性部材21をコイルスプリングにて構成することとし、このコイルスプリングが、支持シャフト6の周囲を囲むように、支持シャフト6の軸方向に巻回配置されるようにしている。また、この弾性部材21の左端部は、支持シャフト6に固定される一方、弾性部材21の左端部は、ドラム8bに固定される。
また、図1に示すごとく、弾性部材21の巻方向は、シャッターカーテン4を巻上げる方向の回転付勢力(「スプリングトルク」ともいう)を巻取シャフト3に付与する方向としており、いわゆる、シャッターカーテン4が「上がり勝手」となる設定となっている。また、この回転付勢力は、シャッターカーテン4を巻上げる方向に巻取シャフト3を回転させるために、弾性部材21により巻取シャフト3に付与されるトルクである。また、この回転付勢力は、シャッターカーテン4の巻下げ量が大きくなるにつれて増加するものである。このようにして、巻取シャフト3は弾性部材21によって巻上方向R(図2参照)に回転付勢されるようになっている。
また、図1に示すごとく、収容ケース2の左端部には、ロック機構10が設けられている。このロック機構10は、巻取シャフト3の回転の規制/規制解除を行うためのものである。そして、このロック機構10を操作するための操作部材11が、室内側に配置されるようになっている。
また、図1に示すごとく、シャッターカーテン4の室内側には、横方向に移動する外側サッシ16、内側サッシ17が配置されており、これにより、シャッターカーテン4の室内側に障子が設けられる構成となっている。また、外側サッシ16よりも室内側に、上述のロック機構10の操作部材11が配置されるようになっている。
次に、ロック機構10の構成について説明する。
図2は、ロック機構10の配置について示す縦断面図、図3は、ロック機構10の配置について示す横断面図、図4(a)(b)はロック機構10の動作について示す図である。
図2に示すごとく、縦断面図において、収容ケース2は、建物外壁31から屋外側に持ち出されるようにして配置されている。収容ケース2の下方には、シャッターカーテン4の幅方向端部をガイドするためのガイドレール32や、サッシ枠40の上枠42、縦枠41bが配置される。また、サッシ枠40の上枠42には、外側サッシ16、内側サッシ17をガイドするためのレール43・44がそれぞれ設けられている。
また、図3に示すごとく、横断面図において、収容ケース2の支持壁部2a・2bの下方には、サッシ枠40の縦枠41a・41bがそれぞれ配置されており、この縦枠41a・41bの間において、左右方向に外側サッシ16、及び、内側サッシ17が移動可能に配置されている。
また、図2に示すごとく、収容ケース2内にはロック機構10が配置されている。このロック機構10を操作するための操作部材11は、外側サッシ16よりも室内側に配置されるようになっている。この操作部材11は、ロック機構10のロック部材12A・12Bに対し、線状部材13を介して接続されている。
また、図2及び図3に示すごとく、この線状部材13は、サッシ枠40の上枠42に設けた貫通孔42aや、ガイドバー45a・45bを介して、ロック部材12A・12Bと操作部材11を接続している。また、線状部材13は、ガイドバー45a・45bや、貫通孔42aを介することにより、その端部が外側サッシ16よりも室内側に配置され、これにより、操作部材11が外側サッシ16よりも室内側に配置されるようになっている。なお、図3では、貫通孔42aをサッシの奥行き方向において、内側サッシ17と略同一の位置に配置することとしているが、貫通孔42aを内側サッシ17よりも室内側に配置することで、操作部材11(図2参照)が内側サッシ17よりも室内側に配置される構成としてもよい。また、サッシ枠40の縦枠41aの中空部に線状部材13を通過させ、室内側に操作部材11を配置できるようにしてもよい。
また、図2及び図3に示すごとく、巻取シャフト3の左端部には筒状の回転部材14が連結固定されている。この回転部材14は、ドラム8aを介して巻取シャフト3と連結されるものであり、支持シャフト6に対して相対回転可能に構成される。なお、本実施例では、巻取シャフト3とは別体の回転部材14を巻取シャフト3に連結させる構成としたが、巻取シャフト3に回転部材14の部位が形成される構成としてもよい。
また、図2及び図3に示すごとく、回転部材14の内側において、支持シャフト6には、該支持シャフト6と同芯上に固定筒軸15が固定されている。この固定筒軸15には、図2における軸断面視において略扇状のロック部材12A・12Bがスプリング18A・18Bを介して支持されている。また、ロック部材12A・12Bの外周面には、摩擦面12a・12bが形成されている。この摩擦面12a・12bは、ロック部材12A・12Bの表面加工により摩擦係数を高く構成することや、摩擦係数の高いシート状の摩擦部材を貼付するなどによって、構成することができる。
また、図2及び図3に示すごとく、ロック部材12A・12Bは、スプリング18A・18Bによって外側方向(支持シャフト6の中心から離れる方向)へ付勢されており、この摩擦面12a・12bを回転部材14の内周面14aに圧接させることで、回転部材14の回転が規制されるようになっている。なお、ロック部材12A・12B側に摩擦面12a・12bを形成することに加え、回転部材14の内周面14aにも摩擦面を形成することや、回転部材14の内周面14aのみに摩擦面を形成することとしてもよい。
また、図2及び図3に示すごとく、ロック部材12A・12Bの内側には、それぞれ、線状部材19a・19bが接続されている。この線状部材19a・19bは、一つに纏められて線状部材13に接続されている。なお、図2に示すごとく、線状部材19bについては、固定筒軸15に突設されたガイドバー15aに架けられて、上側から下側へと方向を変えたうえで線状部材13に接続されている。
そして、図4(a)(b)に示すごとく、線状部材13に接続される操作部材11の操作によって、ロック部材12A・12Bが支持シャフト6の半径方向に移動するようになっている。
即ち、図4(a)に示すごとく、操作部材11の引っ張り操作がなされない際には、スプリング18A・18Bの付勢力によってロック部材12A・12Bが半径方向外側へと移動(付勢)され、その摩擦面12a・12bが回転部材14の内周面14aに当接することで、回転部材14の回転が規制される(ロックされる)ようになっている。換言すれば、ロック部材12A・12Bと回転部材14が、両者の間によって生じる摩擦力によって連結(摩擦連結)されることになり、これにより、回転部材14の回転が規制される(ロックされる)。
一方、図4(b)に示すごとく、操作部材11が引っ張り操作されると、スプリング18A・18Bの付勢力に抗してロック部材12A・12Bが半径方向内側へと引き寄せられ、摩擦面12a・12bが回転部材14の内周面14aから離される。これにより、ロック部材12A・12Bによる回転部材14の規制が解除され、回転部材14の回転が許容される(ロック解除される)ようになっている。
次に、ロック機構10によるシャッターカーテンのロックについて説明する。
図4(a)に示す状態のように、ロック部材12A・12Bによって回転部材14の回転が規制された状態では、巻取シャフト3の回転が規制されるため、シャッターカーテンの巻上げを規制する(ロックする)ことができる。つまり、シャッターカーテンが全閉の状態において、室外側からシャッターカーテンを持ち上げようとした場合には、巻取シャフトの回転が規制されているため、防犯上の観点から、その持ち上げを防止することができる。
次に、ロック機構10の解除によるシャッターカーテンの巻上げについて説明する。
室内側での操作において、シャッターカーテンを巻上げる場合には、図4(b)に示すごとく、操作部材11を引下げることによって、ロック部材12A・12Bによる回転部材14の規制が解除され、回転部材14の回転が許容される(ロック解除される)。
そして、この状態では、図3及び図4(b)に示すごとく、巻取シャフト3は弾性部材21から受ける回転付勢力によって、巻上方向R(図4(b)参照)に回転させられることになる。つまり、例えば、シャッターカーテンが全閉状態であるときに、操作部材11を引っ張ることで、ロック機構10によるロックが解除され、巻取シャフト3が弾性部材21の回転付勢力によって巻上方向Rに回転し、シャッターカーテンが巻上げられるのである。
また、図2及び図4(a)(b)の構成において、ロック部材12A・12Bと回転部材14の間の生じる摩擦力によって両者の連結(摩擦連結)が成立するため、シャッターカーテン4を巻上げる過程の任意のタイミングで操作部材11の引っ張りを終えることで、シャッターカーテン4の巻上げを任意の位置で停止することができ、シャッターカーテン4を半開の状態とすることができる。そして、再度、操作部材11を引っ張ることによれば、シャッターカーテン4の更なる巻上げを実行することができる。
さらに、以上の構成によれば、図4(a)(b)に示すごとく、操作部材11の引っ張り量を調整することで、ロック部材12A・12Bと回転部材14の間に生じる摩擦力の大小を調整することができる。これにより、巻取シャフト3(回転部材14)の回転速度を調整することができ、シャッターカーテンの巻上げ速度を調整することができる。特に、巻上げ速度が大きいと、シャッターカーテンのスラットが擦れ合うことにより生じる騒音が大きくなってしまうため、例えば、朝方の静かな時間帯において、シャッターカーテンの巻上げによって大きな騒音を出したくない場合には、巻上げ速度をゆっくりとすることで、騒音の発生を抑制することができるため、この巻上げ速度の調整が可能となることの効果は大きいものとなる。
以上のようにして、図1に示す操作部材11の操作によって、シャッターカーテン4の巻上げを行うことができる。そして、この巻上げは、弾性部材21による回転付勢力によって行われることになるため、操作部材11を引下げるだけで実行することができる。なお、弾性部材21の回転付勢力(スプリングトルク)は、シャッターカーテン4を全開状態とできるように、その初期設定が行われるものとする。
そして、図1に示すごとく、この操作部材11によるシャッターカーテン4の巻上げは、操作部材11が外側サッシ16の室内側にあるため、外側サッシ16及び内側サッシ17を開けずに行うことができる。つまりは、外側サッシ16及び内側サッシ17を閉じたままで、シャッターカーテン4の巻上げを実行することができるのである。
また、以上のように、サッシを閉じたままでシャッターカーテンの巻上げ操作ができるので、冬場における低温の外気や、夏場における高温の外気の室内への侵入を抑えることができ、寒さや熱さを感じて不快になることもなく、快適に操作を行うことができるのである。特に、冬場の気温の低い朝方のシャッターカーテンの巻上げ作業においては、寒さを感じずに作業できる点で、その快適性がもたらす効果は大きい。また、このことから、暖房効率や冷房効率を向上させることもできることになる。
また、以上のように、操作部材11を引下げる操作によってシャッターカーテンの巻上げ操作ができるので、操作性に優れたものとなる。従来では、例えば、シャッターカーテン4の幅木4aを押し上げるために、かがむ動作をしてから幅木4aに手を添えるなどの必要があったが、本実施例ではこのような動作が不要となるのである。
また、図1に示すごとく、本実施例では、幅木4aに手を加えて押し上げる必要が無いものであるが、従来一般のシャッター装置においては、幅木に手を加えて押上げ力を付与し、この押上げ力と、弾性部材による回転付勢力によって、巻取シャフトを回転させることが必要であった。この従来構成の場合、押上げ力が付与された場合には、シャッターカーテンにおける巻取シャフトへの巻取りが開始される部位が、この押上げ力によって上方にずらされることになるため、既に巻取られたシャッターカーテンの部位と、これから巻取られようとするシャッターカーテンの部位が互いに擦れ合い、擦れ傷の発生や、騒音の発生が懸念される。この点、本実施例では、図1に示すごとく、弾性部材21による回転付勢力のみによって巻取シャフト3が回転させられることになるため、幅木4aの押上げに起因するシャッターカーテン4の擦れ傷の発生や、騒音の発生を抑えることができることになる。
次に、ロック機構10の解除によるシャッターカーテンの巻下げについて説明する。
図1に示すごとく、シャッターカーテン4の巻下げは、外側サッシ16又は内側サッシ17を開き、操作部材11を引下げつつ、幅木4aを引下げることにより実行することができる。
また、シャッターカーテン4の巻下げの過程における任意の位置において、操作部材11から手を離した際には、ロック機構10による巻取シャフト3の巻上方向の回転のロック(回転規制)が行われ、この任意の位置でのシャッターカーテン4の引下げ停止、及び、停止状態の維持がなされ、シャッターカーテン4を半開の状態とすることができる。
さらに、操作部材11を引下げつつ、幅木4aを引下げてシャッターカーテン4を全閉状態とし、その後、操作部材11から手を離した際には、ロック機構10による巻取シャフト3の巻上方向の回転のロック(回転規制)が行われるため、特に操作を必要とすることなく、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
以上が本実施例1の構成である。
即ち、図1乃至図4(a)(b)に示すごとく、
弾性部材21によってシャッターカーテン4の巻上方向Rに回転付勢される巻取シャフト3の、巻上方向Rの回転を規制/規制解除するためのシャッター装置1のロック機構10であって、
前記巻取シャフト3と一体的に回転する回転部材14と、
前記回転部材14と連結することによって、前記回転部材14の前記巻上方向Rの回転を規制するためのロック部材12A・12Bと、を備え、
前記ロック部材12A・12Bと接続される操作部材11が操作された際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が解除され、
前記操作部材11が操作されない際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が維持される構成とする、シャッター装置1のロック機構10とするものである。
これにより、操作部材11を操作するだけでシャッターカーテン4の巻上げを実行できる。また、シャッターカーテン4が全閉状態のときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
また、図1及び図4(a)(b)に示すごとく、
前記回転部材14と前記ロック部材12A・12Bの連結は、
前記回転部材14と前記ロック部材12A・12Bの接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とするものである。
これにより、シャッターカーテン4を巻上げる過程の任意のタイミングで操作部材11の操作を終えることで、シャッターカーテン4の巻上げを任意の位置で停止することができる。
また、図1及び図4(a)(b)に示すごとく、
前記操作部材11が操作され、前記巻取シャフト3の回転の規制が解除されると、
前記弾性部材21の回転付勢力により、巻取シャフト3が巻上方向Rに回転し、シャッターカーテン4が巻上げられる、シャッター装置1とするものである。
これにより、操作部材11を操作するだけでシャッターカーテン4の巻上げを実行できる。
また、図1及び図4(a)(b)に示すごとく、
シャッターカーテン4が全閉状態であるときに、
前記ロック機構10による巻取シャフト3の回転規制がなされることで、
前記シャッターカーテン4の室外側からの持上げが規制される、シャッター装置1とするものである。
これにより、シャッターカーテン4が全閉状態のときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
また、図1に示すごとく、
前記操作部材11は、前記シャッターカーテン4の室内側に配置されるサッシ(外側サッシ16、内側サッシ17)よりも室内側に配置される、こととするものである。
これにより、サッシ(外側サッシ16、内側サッシ17)を閉じたままで、シャッターカーテン4の巻上げを実行することができる。
なお、以上に述べた実施例1では、図4(a)(b)に示すごとく、操作部材11とロック部材12A・12Bを線状部材13によって接続し、操作部材11を引下げる操作によって、ロック部材12A・12Bの操作がなされる構成としたが、この他、操作部材11とロック部材12A・12Bを棒状のリンク部材にて接続して、操作部材11を押し上げる、回転させるなどの操作形態によって、ロック部材12A・12Bが操作される構成としてもよい。
また、シャッターカーテン4の詳細な形態については、図1乃至図4(a)(b)に示す構成に限定されない。また、シャッターカーテン4には、巻上げ、巻下げにより、開口部の開放/遮蔽を行える機能を有するものが広く含まれるものであり、ロール網戸、ロールスクリーンなどの遮蔽機能を有するものも含まれるものである。
図5(a)(b)は、実施例2にかかるロック機構60の構成について示す図である。
このロック機構60では、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフト63と一体的に回転するロータ61に、摩擦パッド62を圧接させて回転規制することで、巻取シャフト63の回転を規制(ロック)するものである。
図5(a)に示すごとく、摩擦パッド62は、支持シャフト64に固定されるステー65に対し、左右方向に移動自在に支持されている。また、摩擦パッド62は、スプリング66によってロータ61の摩擦面61aに向けて付勢されており、これにより、摩擦パッド62の摩擦面62aが、ロータ61の摩擦面61aに対して圧接され、ロータ61の回転が規制されるようになっている。
また、図5(b)に示すごとく、摩擦パッド62は、線状部材67によって引っ張られることで、ステー65側へ移動し、摩擦面62aをロータ61の摩擦面61aから離すことができるようになっている。これにより、ロータ61の規制が解除され、ロータ61の回転が許容されるようになっている。
また、図5(a)に示すごとく、摩擦パッド62に接続される線状部材67は、操作部材11によって引っ張られるようになっており、この操作部材11を引っ張ることによって、図5(b)のように規制解除がなされるようになっている。この操作部材11が引っ張られた際には、実施例1と同様に、シャッターカーテンの巻上げが行われることになる。なお、シャッターカーテンの巻下げは、この操作部材11を引っ張りつつ、シャッターカーテンの幅木などを引下げることにより行うことができる。
以上のように、本実施例2の構成によっても、実施例1と同様に、室内側での操作部材11の操作によるシャッターカーテンの巻上げ、及び、防犯上の観点からのロックを実行することができる。
図6(a)(b)は、実施例3にかかるロック機構70の構成について示す図である。
このロック機構70では、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフト73と一体的に回転する回転部材71に、係合部材72を係合させて回転規制することで、巻取シャフト73の回転を規制(ロック)するものである。
図6(a)に示すごとく、係合部材72は、支持シャフト74に固定されるステー75に対し、左右方向に移動自在に支持されている。また、係合部材72は、スプリング76によって回転部材71の被係合部71aに向けて付勢されており、係合部材72の先端部72aが、回転部材71の被係合部71aに対して挿入されることで、係合部材72と回転部材71が係合し、回転部材71の回転が規制されるようになっている。なお、被係合部71aは、回転部材71の円周方向における複数箇所に設けられ、回転部材71の複数の角度角度状態において、回転部材71と係合部材72との係合が実現できるようになっている。
また、図6(b)に示すごとく、係合部材72は、線状部材77によって引っ張られることで、被係合部71aから離れる方向へ移動し、先端部72aを回転部材71の被係合部71aから抜き出すことができるようになっている。これにより、回転部材71との規制が解除され、回転部材71の回転が許容されるようになっている。
また、図6(a)に示すごとく、係合部材72に接続される線状部材77は、操作部材11によって引っ張られるようになっており、この操作部材11を引っ張ることによって、図6(b)のように規制解除がなされるようになっている。この操作部材11が引っ張られた際には、実施例1と同様に、シャッターカーテンの巻上げが行われることになる。なお、シャッターカーテンの巻下げは、この操作部材11を引っ張りつつ、シャッターカーテンの幅木などを引下げることにより行うことができる。
以上のように、本実施例3の構成によっても、実施例1と同様に、室内側での操作部材11の操作によるシャッターカーテンの巻上げ、及び、防犯上の観点からのロックを実行することができる。
本発明は、手動で昇降操作がなされるシャッターカーテンを具備するシャッター装置のほか、例えば、ロール網戸、ロールスクリーンなど、いわゆる巻取り軸を有する遮蔽装置の巻取装置について、広く適用可能である。
実施例1にかかるロック機構を備えるシャッター装置について説明する図。 実施例1にかかるロック機構の配置について示す縦断面図。 実施例1にかかるロック機構の配置について示す横断面図。 (a)は、実施例1にかかるロック機構によるロックがなされている状態について示す図。(b)は、実施例1にかかるロック機構によるロックの解除がなされている状態について示す図。 (a)は、実施例2にかかるロック機構によるロックがなされている状態について示す図。(b)は、実施例2にかかるロック機構によるロックの解除がなされている状態について示す図。 (a)は、実施例3にかかるロック機構によるロックがなされている状態について示す図。(b)は、実施例3にかかるロック機構によるロックの解除がなされている状態について示す図。
符号の説明
1 シャッター装置
2 収容ケース
3 巻取シャフト
4 シャッターカーテン
5 巻取装置
10 ロック機構
11 操作部材
12 ロック部材
13 線状部材
14 回転部材
15 固定筒軸
16 外側サッシ
17 内側サッシ
21 弾性部材

Claims (5)

  1. 弾性部材によってシャッターカーテンの巻上方向に回転付勢される巻取シャフトの、前記巻上方向の回転を規制/規制解除するためのシャッター装置のロック機構であって、
    前記巻取シャフトと一体的に回転する回転部材と、
    前記回転部材と連結することによって、前記回転部材の前記巻上方向の回転を規制するためのロック部材と、を備え、
    前記ロック部材と接続される操作部材が操作された際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が解除され、
    前記操作部材が操作されない際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が維持される構成とする、シャッター装置のロック機構。
  2. 前記回転部材と前記ロック部材の連結は、
    前記回転部材と前記ロック部材の接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とする、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシャッター装置のロック機構。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
    前記操作部材が操作され、前記巻取シャフトの回転の規制が解除されると、
    前記弾性部材の回転付勢力により、巻取シャフトが巻上方向に回転し、シャッターカーテンが巻上げられる構成とする、シャッター装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
    シャッターカーテンが全閉状態であるときに、
    前記ロック機構による巻取シャフトの回転規制がなされることで、
    前記シャッターカーテンの室外側からの持上げが規制される構成とする、シャッター装置。
  5. 前記操作部材を、前記シャッターカーテンよりも室内側に配置されるサッシよりも、室内側に有する、
    ことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のシャッター装置。


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