JP2010144353A - シャッター装置のロック機構、及び、それを備えるシャッター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性部材21によってシャッターカーテン4の巻上方向Rに回転付勢される巻取シャフト3の、巻上方向Rの回転を規制/規制解除するためのシャッター装置1のロック機構10であって、前記巻取シャフト3と一体的に回転する回転部材14と、前記回転部材14と連結することによって、前記回転部材14の前記巻上方向Rの回転を規制するためのロック部材12A・12Bと、を備え、前記ロック部材12A・12Bと接続される操作部材11が操作された際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が解除され、前記操作部材11が操作されない際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が維持される構成とする、シャッター装置1のロック機構10とする。
【選択図】図1
Description
しかし、シャッターカーテンを下降させる際には、ゼンマイスプリングによる付勢力とシャッターカーテン自重を利用したものであるため、シャッターカーテンの下降のスピードの設定が難しいものとなる。
また、プーリの係止溝は、歯車状に構成されるため、回転係止体の係止部との間での噛み合せ時において衝撃が発生し、異音が発生することが懸念される。
また、係止溝の間の突起の位置では、係止部との係止状態を構成できないため、係止位置が不連続となってしまうことになる。また、このことから、シャッターカーテンの下降のスピードが速くなり、プーリの回転が早くなってしまうと、回転係止体の係止部が突起によって弾かれてしまい、係止状態が確保できなくなることが懸念される。
このように、特許文献1に開示されるように、ゼンマイスプリングを、いわゆる「下がり勝手」とする構成では、いくつかの課題が残るものと考えられる。
弾性部材によってシャッターカーテンの巻上方向に回転付勢される巻取シャフトの、前記巻上方向の回転を規制/規制解除するためのシャッター装置のロック機構であって、
前記巻取シャフトと一体的に回転する回転部材と、
前記回転部材と連結することによって、前記回転部材の前記巻上方向の回転を規制するためのロック部材と、を備え、
前記ロック部材と接続される操作部材が操作された際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が解除され、
前記操作部材が操作されない際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が維持される構成とする、シャッター装置のロック機構とするものである。
前記回転部材と前記ロック部材の連結は、
前記回転部材と前記ロック部材の接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とする、シャッター装置のロック機構とするものである。
請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
前記操作部材が操作され、前記巻取シャフトの回転の規制が解除されると、
前記弾性部材の回転付勢力により、巻取シャフトが巻上方向に回転し、シャッターカーテンが巻上げられる構成とする、シャッター装置とするものである。
請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
シャッターカーテンが全閉状態であるときに、
前記ロック機構による巻取シャフトの回転規制がなされることで、
前記シャッターカーテンの室外側からの持上げが規制される構成とする、シャッター装置とするものである。
前記操作部材を、前記シャッターカーテンよりも室内側に配置されるサッシよりも、室内側に有する、こととするものである。
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できるとともに、シャッターカーテンが全閉状態となった際には、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できる。さらに、シャッターカーテンが全閉状態であるときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
操作部材を引っ張り操作するだけで、シャッターカーテンの巻上げを実行でき、巻上げ途中で引っ張り操作を止めた際には、シャッターカーテンを半開状態とすることもできる。
操作部材を操作するだけでシャッターカーテンの巻上げを実行できる。さらに、シャッターカーテンが全閉状態であるときには、ロックのための特別な操作をすることなく、室外側からのシャッターカーテンの持上げを防止することができ、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
サッシを閉じたままで、シャッターカーテンの巻上げを実行することができる。
この図1は、室内側から臨んだ際のシャッター装置1の構成について示しており、建物内壁・外壁を省略することで、シャッター装置1の収容ケース2の内部構成が示されている。
また、以下の図面を用いた説明において、紙面上側を上、紙面下側を下、紙面左側を左、紙面右側を右として説明することとする。
図2は、ロック機構10の配置について示す縦断面図、図3は、ロック機構10の配置について示す横断面図、図4(a)(b)はロック機構10の動作について示す図である。
即ち、図4(a)に示すごとく、操作部材11の引っ張り操作がなされない際には、スプリング18A・18Bの付勢力によってロック部材12A・12Bが半径方向外側へと移動(付勢)され、その摩擦面12a・12bが回転部材14の内周面14aに当接することで、回転部材14の回転が規制される(ロックされる)ようになっている。換言すれば、ロック部材12A・12Bと回転部材14が、両者の間によって生じる摩擦力によって連結(摩擦連結)されることになり、これにより、回転部材14の回転が規制される(ロックされる)。
図4(a)に示す状態のように、ロック部材12A・12Bによって回転部材14の回転が規制された状態では、巻取シャフト3の回転が規制されるため、シャッターカーテンの巻上げを規制する(ロックする)ことができる。つまり、シャッターカーテンが全閉の状態において、室外側からシャッターカーテンを持ち上げようとした場合には、巻取シャフトの回転が規制されているため、防犯上の観点から、その持ち上げを防止することができる。
室内側での操作において、シャッターカーテンを巻上げる場合には、図4(b)に示すごとく、操作部材11を引下げることによって、ロック部材12A・12Bによる回転部材14の規制が解除され、回転部材14の回転が許容される(ロック解除される)。
図1に示すごとく、シャッターカーテン4の巻下げは、外側サッシ16又は内側サッシ17を開き、操作部材11を引下げつつ、幅木4aを引下げることにより実行することができる。
また、シャッターカーテン4の巻下げの過程における任意の位置において、操作部材11から手を離した際には、ロック機構10による巻取シャフト3の巻上方向の回転のロック(回転規制)が行われ、この任意の位置でのシャッターカーテン4の引下げ停止、及び、停止状態の維持がなされ、シャッターカーテン4を半開の状態とすることができる。
さらに、操作部材11を引下げつつ、幅木4aを引下げてシャッターカーテン4を全閉状態とし、その後、操作部材11から手を離した際には、ロック機構10による巻取シャフト3の巻上方向の回転のロック(回転規制)が行われるため、特に操作を必要とすることなく、防犯性を確保するためのロックを実行することができる。
即ち、図1乃至図4(a)(b)に示すごとく、
弾性部材21によってシャッターカーテン4の巻上方向Rに回転付勢される巻取シャフト3の、巻上方向Rの回転を規制/規制解除するためのシャッター装置1のロック機構10であって、
前記巻取シャフト3と一体的に回転する回転部材14と、
前記回転部材14と連結することによって、前記回転部材14の前記巻上方向Rの回転を規制するためのロック部材12A・12Bと、を備え、
前記ロック部材12A・12Bと接続される操作部材11が操作された際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が解除され、
前記操作部材11が操作されない際には、前記ロック部材12A・12Bと前記回転部材14の連結が維持される構成とする、シャッター装置1のロック機構10とするものである。
前記回転部材14と前記ロック部材12A・12Bの連結は、
前記回転部材14と前記ロック部材12A・12Bの接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とするものである。
前記操作部材11が操作され、前記巻取シャフト3の回転の規制が解除されると、
前記弾性部材21の回転付勢力により、巻取シャフト3が巻上方向Rに回転し、シャッターカーテン4が巻上げられる、シャッター装置1とするものである。
シャッターカーテン4が全閉状態であるときに、
前記ロック機構10による巻取シャフト3の回転規制がなされることで、
前記シャッターカーテン4の室外側からの持上げが規制される、シャッター装置1とするものである。
前記操作部材11は、前記シャッターカーテン4の室内側に配置されるサッシ(外側サッシ16、内側サッシ17)よりも室内側に配置される、こととするものである。
このロック機構60では、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフト63と一体的に回転するロータ61に、摩擦パッド62を圧接させて回転規制することで、巻取シャフト63の回転を規制(ロック)するものである。
このロック機構70では、シャッターカーテンを巻取るための巻取シャフト73と一体的に回転する回転部材71に、係合部材72を係合させて回転規制することで、巻取シャフト73の回転を規制(ロック)するものである。
2 収容ケース
3 巻取シャフト
4 シャッターカーテン
5 巻取装置
10 ロック機構
11 操作部材
12 ロック部材
13 線状部材
14 回転部材
15 固定筒軸
16 外側サッシ
17 内側サッシ
21 弾性部材
Claims (5)
- 弾性部材によってシャッターカーテンの巻上方向に回転付勢される巻取シャフトの、前記巻上方向の回転を規制/規制解除するためのシャッター装置のロック機構であって、
前記巻取シャフトと一体的に回転する回転部材と、
前記回転部材と連結することによって、前記回転部材の前記巻上方向の回転を規制するためのロック部材と、を備え、
前記ロック部材と接続される操作部材が操作された際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が解除され、
前記操作部材が操作されない際には、前記ロック部材と前記回転部材の連結が維持される構成とする、シャッター装置のロック機構。 - 前記回転部材と前記ロック部材の連結は、
前記回転部材と前記ロック部材の接触によって生じる摩擦力によってなされる構成とする、
ことを特徴とする、請求項1に記載のシャッター装置のロック機構。 - 請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
前記操作部材が操作され、前記巻取シャフトの回転の規制が解除されると、
前記弾性部材の回転付勢力により、巻取シャフトが巻上方向に回転し、シャッターカーテンが巻上げられる構成とする、シャッター装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のシャッター装置のロック機構を備え、
シャッターカーテンが全閉状態であるときに、
前記ロック機構による巻取シャフトの回転規制がなされることで、
前記シャッターカーテンの室外側からの持上げが規制される構成とする、シャッター装置。 - 前記操作部材を、前記シャッターカーテンよりも室内側に配置されるサッシよりも、室内側に有する、
ことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載のシャッター装置。
Priority Applications (1)
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JP2008320324A JP5177886B2 (ja) | 2008-12-16 | 2008-12-16 | シャッター装置のロック機構、及び、それを備えるシャッター装置 |
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Citations (3)
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JPS5011665Y1 (ja) * | 1969-08-01 | 1975-04-11 | ||
JPS6443191U (ja) * | 1987-09-08 | 1989-03-15 | ||
JP2008138356A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Sanwa Shutter Corp | 手動操作式シャッターにおけるロック機構 |
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2008
- 2008-12-16 JP JP2008320324A patent/JP5177886B2/ja active Active
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