JP2008135808A - アンテナと、このアンテナを用いたアンテナ装置、およびこのアンテナ装置の製造方法 - Google Patents

アンテナと、このアンテナを用いたアンテナ装置、およびこのアンテナ装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナコイルの高さが高く、アンテナ装置の薄型化が困難である。
【解決手段】基板21と、この基板21に設けられた接続端子25aと接続端子25bと、この接続端子25aと接続端子25bとの間を連結するように基板21上に装着されたアンテナ導体22とを設け、アンテナ導体22と接続端子25aとの間およびアンテナ導体22と接続端子25bとの間は共にはんだ32によって接続されたものである。これにより、アンテナは基板上にアンテナ導体が装着されることによって形成されるので、薄いアンテナ装置を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に形成されるアンテナと、これを用いたアンテナ装置に関するものである。
以下、従来のアンテナ装置について図面を用いて説明する。図7は、従来のアンテナ装置の側面図である。図7において、従来のアンテナ装置1は、基板2上に電子部品3やアンテナ4がはんだ付けで装着されている。
アンテナ4は、約300MHzの高周波信号を受信するために、線径が0.4mmの銅線を5.5回巻かれたヘリカルアンテナであり、巻き外形は3.6mmである。そしてこのアンテナ4を基板2へ実装するために、アンテナ4の両端には脚4aが設けられる。この脚4aは基板2と平行となるように折り曲げられている。ここで、アンテナ4が基板2へ装着された状態において、はんだとアンテナ4の本体部4bとが短絡しないように、本体部4bと脚との間には約0.2mmの隙間4cが設けられる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2003−264416号公報 特開2001−168930号公報
しかしながらこのような従来のアンテナ4が基板2へ実装されたときの高さは約4.3mmであり、電子部品3の高さに比べて高い。従ってこのアンテナ4の高さが、アンテナ装置1が薄くできないという大きな課題の原因となっている。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、アンテナ装置の薄型化を実現するアンテナを提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明のアンテナは、第1の基板と、この第1の基板に設けられた第1の接続端子ならびに第2の接続端子と、この第1の接続端子と前記第2の接続端子との間を連結するように前記第1の基板上に装着されたアンテナ導体とを設け、前記アンテナ導体と前記第1の接続端子との間および前記アンテナ導体と第2の接続端子との間は共に接続部材によって接続されたものである。これにより所期の目的を達成できる。
以上のように本発明によれば、第1の基板と、この第1の基板に設けられた第1の接続端子ならびに第2の接続端子と、この第1の接続端子と前記第2の接続端子との間を連結するように前記第1の基板上に装着されたアンテナ導体とを設け、前記アンテナ導体と前記第1の接続端子との間および前記アンテナ導体と第2の接続端子との間は共に接続部材によって接続されたアンテナである。
これにより、アンテナは基板上にアンテナ導体が装着されることによって形成されるので、薄いアンテナを実現できるという効果がある。また、導体の形状や長さを変更すれば、アンテナで送信あるいは受信する周波数を容易に変更できる。さらにこのような導体は、プレス加工(板金加工)で容易に加工が可能であるので、生産性も良く、安価なアンテナを得ることができる。それに加えて導体パターンアンテナに比べて、容易に導体の厚みを厚くできる。従って、アンテナの持つ抵抗値を小さくでき、効率の良いアンテナを実現できる。
(実施の形態1)
以下、本実施の形態のアンテナ装置20について図面を用いて説明する。図1(a)は、本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の上面図であり、図1(b)は同、下方から見た断面図であり、図2は、同、側面図であり、図3は、要部拡大断面図である。
まず図1から図2において、アンテナ装置20について説明する。基板21は、折り曲げ加工が容易なフレキシブル基板21である。ここで基板21には、アンテナが搭載されたアンテナ部21aと、このアンテナと接続された送信回路が形成された回路部21bと、この回路部21bとアンテナ部21aとの間を連結する連結部21cとを有している。そしてアンテナ部21aと連結部21cとがそれぞれ直角に折り曲げられ、アンテナ部21aと回路部21bとが対向する状態で配置される。
回路部21b上に装着された電子部品23によって、送信回路が形成される。この回路部21b上の送信回路は、連結部21c上に設けられた導体パターン24a、導体パターン24bを介して、アンテナ部21a上に装着されたアンテナ導体22に接続されている。なお本実施の形態では回路部21b上に送信回路を構成したが、これはアンテナに接続される回路であれば、他の高周波回路としてもかまわない。
では、次にアンテナ導体22およびアンテナ部21aの詳細を説明する。アンテナは、アンテナ部21aの両面に装着された成形導体22aと成形導体22bとによって構成される。なお、本実施の形態において成形導体22a、成形導体22bは共にCの字型をしている。そして成形導体22aと成形導体22bとは同じものを用いている。従って成形導体22aと成形導体22bとを異なるものを準備する必要がなく、効率的である。
導体パターン24aは、アンテナ部21aの表側において接続端子25aへ接続される。接続端子25aは、成形導体22aにおける一方の端部近傍に対応する位置に形成される。中間端子26aは、アンテナ部21aの表側において、成形導体22aの他方の近傍に設けられる。そして、固定用ランド27aは、アンテナ部21aの表側において、成形導体22aのほぼ中間点に対応する位置に設けられる。なおこの固定用ランド27aは他の回路とは接続せず、独立させている。
中間端子26aはスルーホール28を介して、アンテナ部21aの裏側の中間端子26bに接続されている。中間端子26bは、成形導体22bにおける一方の端部近傍に対応する位置に形成される。接続端子25bは、アンテナ部21aの裏側において、成形導体22bの他方の端部の近傍に設けられ、導体パターン24bと接続される。そして、固定用ランド27bは、アンテナ部21aの裏側において、成形導体22bのほぼ中間点に対応する位置に設けられる。なおこの固定用ランド27bは他の回路とは接続せず、独立させている。
そしてアンテナ部21aの表と裏側のそれぞれに、成形導体22aと成形導体22bとが装着され、接続端子25aと成形導体22a、固定用ランド27aと成形導体22a、中間端子26aと成形導体22a、中間端子26bと成形導体22b、固定用ランド27bと成形導体22bおよび接続端子25bと成形導体22bとがそれぞれはんだ32(接続部材の一例として用いた)によって接続される。なお本実施の形態でははんだを用いたが、これは導電性接着剤を用いても良い。
これにより、接続端子25aと接続端子25bとの間にアンテナ導体22が連結され、アンテナ部21a上にヘリカルアンテナが形成される。なお、本実施の形態では2巻きのヘリカルアンテナが構成される。
以上のように、アンテナ部21aの両面に薄板によって形成された成形導体22a、成形導体22bが装着され、これらがはんだ付け接続されることによってアンテナが形成される。これにより、厚みの薄いアンテナを実現でき、アンテナ装置20も薄型化が可能となる。
なお、接続端子25aと接続端子25bとの間がアンテナとなるので、接続端子25a、接続端子25bあるいは中間端子26a、中間端子26bの位置を適宜変更すれば、成形導体22aや成形導体22bを変えずとも容易にアンテナ長の異なるアンテナを得ることができる。
ここで図3は、本実施の形態におけるアンテナ装置の導体部の要部拡大断面図である。成形導体22a、成形導体22bにおいて、接続端子25a、接続端子25b、中間端子26a、中間端子26b、固定用ランド27aおよび固定用ランド27bに対応する位置には、アンテナ部21a側に向かって突出した突起29が設けられている。これにより、成形導体22aあるいは成形導体22bとアンテナ部21aとの間には隙間が形成されるので、アンテナ部21aにおける成形導体22aあるいは成形導体22bの下にもパターンを形成することが可能となる。従って小型なアンテナ装置20を実現できる。
次にアンテナ部21aには、アンテナ導体22で囲まれた領域に孔30が設けられる。この孔30は、アンテナ部21aと回路部21bとが対向した状態において、回路部21bの電子部品23に対応する位置に設けられる。逆に言えば、アンテナ部21aと回路部21bとを対向するように曲げた場合に、電子部品23は孔30に入るような位置に実装されるわけである。そして、アンテナ部21aは、電子部品23が孔30を貫通するような位置で折り曲げられる。これにより、薄型のアンテナ装置20を実現できる。
ここで、一般的に汎用の電子部品実装機では、回路部21bの外周から0.5mm程度の領域は電子部品23が実装できない。そこでアンテナ部21aは回路部21bと同じ大きさまたは、回路部21bより大きくし、アンテナ導体22がこの実装不可能な領域と対応するようにすることで、電子部品23が実装できない回路部21bの外周近傍の領域を有効に利用することができる。なおこの場合においても、回路部21bの電子部品23が実装不可能な領域には、パターンを設けることが可能であるので、基板21の面積を有効に利用でき、アンテナ装置20を小型化できる。
さらに、成形導体22aの上面は、電子部品23の中で最も高さの高い部品より突出しなければ良い。そこで、最も高い部品の高さが、アンテナの厚み(アンテナ導体22の厚みと基板21の厚みの総和)より大きい場合に、成形導体22aの上面と最も高さの高い部品の上面とが等しい高さとなるように、基板21を折り曲げる。そしてアンテナ部21aあるいは成形導体22bと回路部21bとの間に生じる隙間に低背の電子部品を装着することもできる。これによりさらに、基板21の面積をより有効に利用することが可能となる。
なお、本実施の形態において孔30は、成形導体22aの内周より約0.5mm小さい半径の孔とし、すべての電子部品23に対して1個とした。これにより電子部品23の位置の異なるアンテナ装置へも容易に対応が可能となる。なお、孔30は各々の電子部品23に対して1つずつの孔を設けても良い。
では本実施の形態におけるアンテナ装置20の製造方法を説明する。基板21の接続端子25a、固定用ランド27a、中間端子26aへスクリーン印刷などによりクリーム状のはんだ32を塗布し、成形導体22aを装着する。その後で、リフロー炉などではんだ32を溶融させて、成形導体22aがアンテナ部21aへ接続固定される。
次に、電子部品23を装着すべき箇所や接続端子25b、固定用ランド27b、中間端子26bへスクリーン印刷などによりクリーム状のはんだ32を塗布し、電子部品23や成形導体22bを装着する。そしてリフロー炉などによってはんだ32を溶融させて、電子部品23や成形導体22bが基板21へ接続固定される。
その後に、電子部品23が孔30に入り込むように、アンテナ部21aや連結部21cを折り曲げてアンテナ装置20が完成する。
なお、成形導体22a、成形導体22bは、薄い金属板を板金加工(いわゆるプレス加工)で打ち抜いて形成したものである。従って、非常に生産性が良好であり、安価である。本実施の形態では、厚みが0.15mmの黄銅板を用いているので、錆び難く防錆処理が不要である。なお、本実施の形態では黄銅を用いたが、これは銅板を用いても良い。この場合、導体抵抗が小さくできるので、アンテナ効率が良好になる。
なお、アンテナ部21aや回路部21bが四角形である場合には、成形導体22a、成形導体22bはコの字型とすると良い。この場合基板21の材料を有効的に使用できる。またこれ以外にもアンテナ部21a、回路部21bはDの字型などのように、このアンテナ装置20を収納する機器のレイアウトに応じた形状としてもよい。そしてアンテナ導体は、その場合のアンテナ部の外周に応じた形状としておけばよい。成形導体22aや成形導体22bはプレス加工で形成するので、容易に搭載される基板に適した形状にできる。
また、本実施の形態における成形導体22a、成形導体22bのアンテナ部21aに対向する面側には、絶縁膜31を形成している。なおこの絶縁膜31は、ポリイミドなどのような耐熱性を有する樹脂によって形成される。そして、成形導体22aや成形導体22bにおいて、接続端子25a、接続端子25b、固定用ランド27a、固定用ランド27b、中間端子26aと中間端子26bに対応する位置は絶縁膜31の不形成部としておく。これにより、はんだ32は絶縁膜31の不形成部にのみ付着するので、アンテナ導体22のアンテナ長のばらつきを小さくできる。
なお、本実施の形態では突起29によってアンテナ部21aと成形導体22a、成形導体22bとの間に隙間を設けることで、成形導体22a、成形導体22bとアンテナ部21aの導体33との短絡を防止したが、これは成形導体22a、成形導体22bに設けた絶縁膜31のみにより短絡を防止しても良い。ただしいずれの場合も、プレス加工によって発生する成形導体22a、成形導体22bの加工バリによって成形導体22a、成形導体22bと導体33との短絡が発生しないようにすることが必要である。そこで、成形導体22a、成形導体22bをアンテナ部21aへ装着時にバリ方向がアンテナ部21aの反対側となるように装着するか、あるいは導体33上にも絶縁膜を形成するなどの処理を行う。
また、本実施の形態ではアンテナ部21aの表裏に装着された成形導体22a、成形導体22bで構成したが、これはアンテナ長が短くてよい場合には、一方面のみに装着しても良い。ただしこの場合には、中間端子26a、中間端子26bは不要となり、接続端子25aと接続端子25bとは同じ面に形成される。なお、この場合アンテナ導体22は、アンテナ部21aが折り曲げられた状態においてアンテナ導体22が電子部品23と対向する側に形成する。これは、電子部品23と成形導体22bとは、基板21を折り曲げ前において同じ面側となるので、1度のリフロー加熱でアンテナ装置20を得ることができるためである。従って生産性が良好なアンテナ装置20を実現できる。
さらに、本実施の形態では接続端子25a、接続端子25bを共に回路部21b上の送信回路へ接続する平衡型のアンテナとしたが、これは接続端子25aあるいは接続端子25bのいずれか一方のみを送信回路へ接続すれば、不平衡型のアンテナとすることもできる。あるいは、アンテナ導体22に直列あるいは並列に容量素子を設ければ、同調形式のアンテナとすることもできる。その場合において、容量素子として容量を変化させることができる可変容量ダイオードを用いれば、受信あるいは送信できる周波数を可変できる同調型のアンテナを得ることも可能となる。なおこのような同調アンテナの場合、アンテナ導体22の近傍に容量素子(あるいは可変容量ダイオード)を配置することが望ましい。これにより、アンテナ導体22と容量素子との間を接続するパターンなどへの妨害信号の飛び込みを少なくできる。そして本発明におけるアンテナでは、アンテナ導体22がアンテナ部21a上に装着されて実現されたものであるので、このアンテナ導体22の近傍に容量素子を装着することが可能であり、同調形式のアンテナにも適する構造である。
では次に、成形導体22aあるいは成形導体22bの他の例について説明する。図4(a)は、第2の例における成形導体22cの上面図であり、図4(b)は同、側面図である。この例において成形導体22cは、矩形状のCの字型である。そして、この成形導体22cは板金成形の過程で、厚みが0.15mmの黄銅製の薄板が折り曲げ部51で折り曲げられて成形される。これにより、第1例における成形導体22a、成形導体22bと同じ効果に加え、成形導体22cをアンテナ部21aへ装着するための面積をさらに小さくできるという効果を奏する。従って、一般的に汎用の電子部品実装機では、実装が困難で実質的に部品の搭載ができない回路部21bの外周から0.5mm程度の領域をアンテナ領域として有効的に使用できる。これにより、基板21の面積を有効的に利用可能である。また、孔30を設けた場合、孔30を大きくできるので、電子部品23を配置できる面積を大きくできる。なお、この成形導体22cもプレス加工によって加工されるので、容易に突起29を設けることができる。
図5は、第3の例における成形導体22dの上面図である。この例において、成形導体22dは、厚みが0.15mmの黄銅製の薄板を渦巻状に打ち抜いたものである。この場合、第1例における成形導体22a、成形導体22bと同じ効果に加え、3巻き以上のアンテナ長を必要とするアンテナを実現できる。従ってさらに、周波数の低い周波数を受信するアンテナを実現できるという効果を有する。
なお、成形導体としては上記各例以外にも、一般的な絶縁皮膜付の銅線を上記各例に示したような形状に成形して用いることもできる。
(実施の形態2)
以下、本実施の形態におけるアンテナ装置61について、図面を用いて説明する。図6は、本実施の形態におけるアンテナ装置の断面図である。図6において、図1と同じものには、同じ番号を用い、その説明は簡略化している。
図6において、基板63は、アンテナ部63a、回路部63bと連結部63cから構成される。そして回路部63bの表裏には成形導体62a、成形導体62bが装着されている。なおこの成形導体62a、成形導体62bは、実施の形態1のアンテナ導体22と同様に、基板63の回路部63bの表側において、成形導体62aに囲まれた領域に電子部品23が装着されている。なお回路部63bには受信回路が形成され、成形導体62a、成形導体62bで構成されるアンテナ導体62へ接続される。これにより、アンテナ導体62は受信用のアンテナとなる。
回路部63bとアンテナ部63aとの間には送信回路が構成された基板64が設けられる。ここで、成形導体62bあるいはアンテナ部63aと基板64の表側とが対向するように配置される。そして基板64の表側に装着された電子部品65は、孔30に対応する位置に装着される。
基板64の裏面側には、コネクタ66が装着されている。このコネクタ66には、連結部63cから切り曲げられて形成された接続部63dが挿入される。これにより、基板64上の送信回路は、接続部63dと連結部63cを介してアンテナ導体22に接続されることとなる。以上の構成によって、アンテナを2個有したようなアンテナ装置61の小型・薄型化が実現できる。なお本実施の形態では、コネクタ66を用いて基板64と接続部63dを接続したが、これは接続部63dを直接基板64へはんだ付けして接続しても良い。
なお本実施の形態におけるアンテナ導体62には、実施の形態1におけるいずれの例の成形導体を用いてもかまわない。
本発明にかかるアンテナは、薄型のアンテナを得るという効果を有し、携帯機器などのように薄型が要求される機器に用いるアンテナ装置等として有用である。
(a)本発明の一実施の形態におけるアンテナ装置の上面図、(b)同、断面図 同、側面図 同、導体部の要部拡大断面図 (a)同、成形導体の第2の実施例の上面図、(b)同、側面図 同、導体の第3の実施例の上面図 第2の実施の形態におけるアンテナ装置の断面図 従来のアンテナ装置の側面図
符号の説明
21 基板
22 アンテナ導体
25a 接続端子
25b 接続端子
32 はんだ

Claims (14)

  1. 第1の基板と、この第1の基板に設けられた第1の接続端子ならびに第2の接続端子と、この第1の接続端子と前記第2の接続端子との間を連結するように前記第1の基板上に装着されたアンテナ導体とを設け、前記アンテナ導体と前記第1の接続端子との間および前記アンテナ導体と第2の接続端子との間は共に接続部材によって接続されたアンテナ。
  2. アンテナ導体の断面は四角形とした請求項1に記載のアンテナ。
  3. アンテナ導体には、第1の接続端子と同じ面側に装着された第1の成形導体と、この第1の導体部の反対面側に装着された第2の成形導体とを有し、前記第1の基板には、前記第1の接続端子と同じ面側に設けられた第1の中間端子と、この第1の中間端子の反対側の面に設けられた第2の中間端子と、この第2の中間端子と前記第1の中間端子とを接続するスルーホールとを有し、前記第1の成形導体と前記第1の中間端子および、前記第2の成形導体と前記第2の中間端子とがそれぞれ接続された請求項1に記載のアンテナ。
  4. アンテナ導体はCの字型とした請求項3に記載のアンテナ。
  5. 基板には、アンテナ導体の中央に対応する位置に、他の回路とは独立して設けられた固定用ランドを設け、この固定用ランドと前記アンテナ導体との間が半田付け接続された請求項1に記載のアンテナ。
  6. アンテナ導体は、板金成形された板体とした請求項1に記載のアンテナ。
  7. 基板とアンテナ導体との間には、絶縁膜が形成された請求項1に記載のアンテナ。
  8. 請求項1に記載のアンテナと、第1の基板に装着された第1の電子部品とを有し、前記第1の電子部品はアンテナで囲まれた領域に装着されたアンテナ装置。
  9. 第1の基板には、請求項1に記載のアンテナが形成されたアンテナ部と、第1の電子部品が装着された回路部と、前記アンテナと前記回路部との間を接続する連結部とを有し、前記連結部が前記アンテナ部と前記回路部とが平行に配置されるように折り返され、前記アンテナ部は前記回路部の上方あるいは下方のいずれかに配置されるアンテナ装置。
  10. アンテナ部は第1の電子部品の装着面側に折り返され、前記アンテナ部の第1の基板には少なくとも前記第1の電子部品と対応する位置に孔が設けられ、前記第1の電子部品は前記孔を貫通する請求項9に記載のアンテナ装置。
  11. アンテナ部と回路部とはほぼ同じ大きさとすると共に、アンテナ導体はCの字型とし、前記アンテナ部には前記アンテナ導体で囲まれた領域に孔を設けた請求項10に記載のアンテナ装置。
  12. 請求項9に記載のアンテナ装置と、このアンテナ装置におけるアンテナ部と回路部との間に挟まれるとともに、前記アンテナ部と平行に配置された第2の基板と、この第2の基板のアンテナ部と対向する面に装着された第2の電子部品とを有し、前記アンテナ部には前記第2の電子部品に対応する位置に孔を設け、前記第2の電子部品は前記孔を貫通したアンテナ装置。
  13. 請求項4に記載のアンテナと、このアンテナの基板のいずれか一方と対向するとともに、前記アンテナと接続された第2の基板と、この第2の基板の一方に装着された第2の電子部品とを有し、前記アンテナの基板には前記第2の電子部品に対応する位置に孔を設け、前記第2の電子部品は前記孔を貫通するアンテナ装置。
  14. 請求項9に記載のアンテナ装置の製造方法において、第1の基板に接続部材を塗布し、その後で前記第1の基板上へ第1の電子部品とアンテナ導体とを装着し、その後で前記接続部材を硬化し、その後でアンテナ部と回路部とが対向するように前記第1の基板を折り曲げるアンテナ装置の製造方法。
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