JP2008134013A - 冷熱源機の運転制御方法及びこれを用いた冷熱源システム - Google Patents

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Tatsu Murasawa
達 村澤
Toshiaki Ogawa
敏明 小川
Hideki Yasukochi
秀喜 安河内
Yasuhiro Kuwabara
康浩 桑原
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Abstract

【課題】 冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを高めることができる冷熱源機の運転制御方法を提供する。
【解決手段】 予め求めた外気湿球温度と冷水負荷の想定値から、各冷凍機の冷却水温度に応じた、冷凍機負荷率及び単体COPまたは消費電力を示す特性と、冷水一次ポンプ、冷水二次ポンプ、及び冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷凍機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成し、当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定し、演算結果に基づいて各冷凍機の運転台数・出力を制御し、冷却水の流量・温度を制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数台の冷熱源機を備えた冷熱源システムにおいて、冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体の運転効率(システムCOP)を高めることのできる冷熱源機の運転制御方法及びこれを用いた冷熱源システムに関するものである。なお、以下では主に冷凍機を例にして説明している。
従来から、冷熱源機単体のCOPを向上させる努力は行われている。しかし、冷熱源機単体のCOPを高める運転のみでは、冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを高める運転方法としては不十分である。近年では、特に、複数台の冷熱源機を用いた冷熱源システムにおいて、システム全体のCOPを高める運転方法が求められている。
複数台の冷熱源機の台数制御を行うにあたり、種々の運転態様に応じて容量制御を行う熱源システム及び制御装置が特許文献1に開示されている。この制御は、個々のインバータ駆動ターボ冷凍機の負荷率が決定した負荷率範囲に収まるように、インバータ駆動ターボ冷凍機のインバータを制御するものである。これは、冷凍機単体のCOPを高めるための負荷率範囲内での運転制御方法を示したものであり、冷熱源システム全体のCOPを考慮したものではない。したがって、特許文献1に記載の制御では、環境負荷低減、特に地球温暖化対策としてCO2削減、省エネルギーに対する社会的要求が高まっている近年において、これらの要求には満足に応えられるものではない。
特開2005−114295号公報
本発明は上記従来技術を考慮したものであって、冷熱源機単体のCOPだけでなく、冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを高めることができる冷熱源機の運転制御方法及びこれを用いた冷熱源システムの提供を目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、外気湿球温度と冷水負荷を予め求めて想定値とし、当該想定値を基にして、各冷凍機の冷却水温度に応じた、冷凍機負荷率及び単体COPまたは消費電力を示す特性と、冷水一次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷水二次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷凍機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成し、当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定し、当該パラメータを用いた演算結果に基づいて上記各冷凍機の運転台数・出力を制御するとともに、冷却水の流量・温度を制御することを特徴とする冷熱源機の運転制御方法を提供する。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記各特性および各パラメータは、運転中の実測データから修正されることを特徴としている。
また、請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記冷凍機の出力の制御は、冷水一次ポンプの流量設定を負荷側流量と各冷凍機の出力分配比率によって決定されることを特徴としている。
また、請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかの発明において、上記冷却水の冷凍機出口温度は、その時の外気湿球温度と冷凍機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定することを特徴としている。
また、請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれかの発明において、上記冷却水温度差は、その時の外気湿球温度と冷凍機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定することを特徴としている。
また、請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれかに記載の冷熱源機の運転制御方法に用いる冷熱源システムであって、外気湿球温度を測定する測定手段と、この外気湿球温度から冷水負荷を想定して想定値とする冷水負荷想定手段と、前記外気湿球温度及び前記想定値を基にして、各冷凍機の冷却水温度に応じた、冷凍機負荷率及び単体COP又は消費電力を示す特性と、冷水一次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷水二次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷凍機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成する表作成手段と、当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定するパラメータ決定手段と、当該パラメータを用いた演算結果に基づいて上記各冷凍機の運転台数・出力を制御するとともに、冷却水の流量・温度を制御することを特徴とする制御手段とを備えた冷熱源システムを提供する。
請求項1の発明によれば、予め求めた外気湿球温度及び冷水負荷の値と、冷凍機及び補機の特性とを用いてどのように冷凍機及び補機を運転すれば、システム全体のCOPが高いかを予めシミュレーションにより定めることができる。これにより、冷熱源システム全体として省エネルギーを図ることができる。その結果、ランニングコストの低減、地球環境保全、CO2排出量の削減効果が期待できる。なお、消費電力は、消費燃料量、消費蒸気量で表すことができる。また、冷凍機は、形式や容量の異なる冷凍機にも適用でき、冷熱源システム全体のCOPを考慮して、運転機の選択、台数を決定することができる。このようにすれば、形式や容量の異なる冷凍機にも適用でき、冷熱源システム全体のCOPを考慮して、運転機の選択、台数を決定するので、新築工事・改修工事及び冷凍機のメーカ・形式を問わない汎用性の高いシステムを構築することができる。
請求項2の発明によれば、冷凍機及びその補機の各特性が、記録される運転データを用いて解析されるので、その時点での最適なパラメータを決定できる。したがって、機器の経年劣化や配管等の圧力損失増加等で最適なシステムCOP点がずれたとしても簡単に変更ができ、常にシステムCOPが最高となる運転を継続できる。
請求項3の発明によれば、冷凍機出力を制御する方法は冷水一次ポンプの流量設定を負荷側流量と各冷凍機の出力分配比率によって決定されるので、冷水一次ポンプの合計流量が負荷側流量より常に多くなるように設定でき、各冷凍機の定格流量を超えてしまう過流量状態になることはない。よって、冷凍機からの冷水出口温度は設定値を維持でき、常に安定した温度の冷水を供給することができる。
請求項4の発明によれば、冷却水の冷凍機出口温度設定値はその時の外気湿球温度と冷凍機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定するので、外気湿球温度のみで冷却水の冷凍機出口温度設定値を決定するより、より高いシステム全体のCOPが実現できる。
請求項5の発明によれば、冷却水温度差設定値はその時の外気湿球温度と冷凍機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定するので、外気湿球温度のみで冷却水温度差設定値を決定するより、より高いシステム全体のCOPが実現できる。
請求項6の発明によれば、予め求めた外気湿球温度及び冷水負荷の値と、冷凍機及び補機の特性とを用いてどのように冷凍機及び補機を運転すれば、システム全体のCOPが高いかを予めシミュレーションにより定めることができる。これにより、冷熱源システム全体として省エネルギーを図ることができる。その結果、ランニングコストの低減、地球環境保全、CO2排出量の削減効果が期待できる。なお、消費電力は、消費燃料量、消費蒸気量で表すことができる。また、冷凍機は、形式や容量の異なる冷凍機にも適用でき、冷熱源システム全体のCOPを考慮して、運転機の選択、台数を決定することができる。このようにすれば、形式や容量の異なる冷凍機にも適用でき、冷熱源システム全体のCOPを考慮して、運転機の選択、台数を決定するので、新築工事・改修工事及び冷凍機のメーカ・形式を問わない汎用性の高いシステムを構築することができる。
本発明は、外気湿球温度と冷水負荷を予め求めて想定値とし、当該想定値を基にして、各冷凍機の冷却水温度に応じた、冷凍機負荷率及び単体COPまたは消費電力(消費燃料量、消費蒸気量)を示す特性と、冷水一次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷水二次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷凍機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成し、当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定し、当該パラメータを用いた演算結果に基づいて上記各冷凍機の運転台数・出力を制御するとともに、冷却水の流量・温度を制御することを特徴とする冷熱源機の運転制御方法及びこれを用いた冷熱源システムである。
複数台の冷熱源機がある場合、二次側設備冷水負荷に対し、どの冷熱源機系統を組み合わせて運転すれば、又は各冷熱源機の出力をどのように分配すればシステムCOPが最も高くなるかは、予めシミュレーションにより決められた値になるように制御することで実現できる。これにより、省エネルギーを図ることができる。本発明は、冷熱源システム全体のシステムCOPを高める制御方法及び冷熱源システムである。
また、本発明は、冷熱源機の運転台数及び出力を決定の際、二次側設備冷水負荷と外気湿球温度から決定される冷却水の冷凍機出口温度と冷却水温度差及びそれごとのシステムCOPをあらかじめシミュレーションを行い、システムCOPが最も高くなるような制御パラメータを決めておき、この演算式により、冷熱源機の台数及び出力を決定し、負荷側冷水量を冷水一次ポンプにより分配し運転するとともに冷却水量および冷却水温度も決定する、フィードフォワード制御方法である。このとき冷水一次ポンプと冷却水ポンプ及び冷却塔ファンは、その水量・風量を変化させるためにインバータ制御を行う。
図1は本発明に係る冷熱源機の運転制御方法に用いる冷熱源システムの概略構成図である。
図示したように、冷熱源機である冷凍機1には冷水配管2と冷却水配管3が接続される。冷水は、冷水一次ポンプ4で流量を調整されて冷凍機1に流入する。ここで冷凍機1により冷却されて、冷水二次ポンプ5により空調機等の二次側設備6で使用される。冷却水は、冷却水ポンプ7で循環され、冷凍機1の排熱で加熱され、冷却塔8で冷却される。冷凍機1はインバータ駆動冷凍機(以降INV機と言う)、非インバータ駆動冷凍機(以降定速機と言う)等、複数台設置される。この運転台数は後述するフローにより決定される。
図2は本発明に係る冷熱源機の運転制御方法のフローチャート図である。
ステップS1:
外気湿球温度を測定する。
ステップS2:
外気湿球温度で二次側設備の冷水負荷を想定する。これらの値は、実測で変化するものである。
ステップS3:
ステップS1、ステップS2で定まった外気湿球温度及び冷水負荷と、冷凍機(機種別、冷水送水温度別)及び補機(冷水一次ポンプ、冷水二次ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔ファン)の特性(図10〜図13参照)とを照らし合わせる。
ステップS4:
ステップS3の結果から、冷凍機の運転台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と、システムCOPとの関係表を作成する。この表を参照することにより、冷凍機の運転台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に、冷凍機をどの負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度で運転すればシステムCOPが最も高くなるかを予めシミュレーションにより予知できる。
ステップS5:
ステップS4で作成した表から、演算に用いるパラメータを決定する。このパラメータは、図4のステップT2,T3,T16で用いるα1〜α3、α1’〜α3’及びβ1〜β3、β1’〜β3’である。
ステップS6:
ステップS5で決定した演算パラメータをもとに、実際に冷熱源システムの運転を制御する。
ステップS7:
ステップS6で運転された制御結果の実測データをステップS3、S4に戻し、各特性と各パラメータは修正される。
図3は冷凍機1台・冷水送水温度9℃・冷却水温度差5℃の場合の、冷凍機負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と、総合消費電力との関係表である。
この表から、運転冷凍機の負荷率から冷却水の冷凍機出口温度が何度で運転させれば総合消費電力が最小となるかを把握できる。図示したように、ある冷凍機負荷率の時、冷却水の冷凍機出口温度が下がるにつれて、総合消費電力は小さくなるが、ある冷却水の冷凍機出口温度以下になると逆に総合消費電力は大きくなる。すなわち、この変わり目が総合消費電力の最小値であり、システムCOPの最高値である。例えば、冷凍機負荷率0.13では冷却水の冷凍機出口温度の最適値は16℃あり、冷凍機負荷率0.95では冷却水の冷凍機出口温度の最適値は30℃である。このような表を、冷凍機の運転台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に作成し(図2ステップS4)、これらから冷却水温度差と冷却水の冷凍機出口温度の最適値は、外気湿球温度と冷凍機負荷率の関係式で全て表わすことができる(図2ステップS5)。
図4は本発明に係る冷熱源機の運転制御方法を実際に用いたときの制御の流れを示すフローチャート図である。
ステップT1:
外気湿球温度で二次側設備の冷水負荷を想定する。これらの値は、実測で変化するものである。
ステップT2:
冷却水の冷凍機出口温度の最適値を演算により求める。この値は、(α1×外気湿球温度+β1)×(α1´×冷凍機負荷率+β1´)で求めることができる。
ステップT3:
冷凍機負荷率の最適値を演算により求める。この値は、(α2×外気湿球温度+β2)×(α2´×冷凍機負荷率+β2´)で求めることができる。
ステップT5:
冷凍機の運転台数を決定する。この台数は、ステップT1で求めた冷水負荷を、ステップT3で求めた冷凍機負荷率の最適値×冷凍機定格能力で除算することにより求めることができる。
ステップT6:
使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定する。この決定フローは、後述する図5〜図8で示す。
ステップT7:
冷水温度差を設計値等から設定する。この値は、冷水の往きと還りの温度差であり、実測で変化するものである。
ステップT8:
ステップT7で求めた設定冷水温度差から、冷水流量を求める。この値は二次側設備の冷水流量であり、実測で変化するものである。
ステップT9:
ステップT8で求めた冷水流量から、冷凍機運転台数を決定する。この台数は、冷水流量を、冷凍機の定格流量で除算することにより求めることができる。
ステップT10:
使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定する。この決定フローは、後述する図8で示す。
ステップT11:
ステップT5とステップT9で決定した冷凍機の台数を比較し、多いほうで運転する。
ステップT12:
ステップT11とステップT8で定まった冷凍機台数と冷水流量を、冷水一次ポンプ特性と照らし合わせる。
ステップT13:
ステップT8で定まった冷水流量を、冷水二次ポンプ特性と照らし合わせる。
ステップT14:
ステップT2とステップT11で定まった冷却水の冷凍機出口温度と冷凍機台数を、冷凍機特性と照らし合わせる。
ステップT15:
冷却水負荷を求める。これは冷却水の負荷であり、ステップT4で求めた冷水負荷と冷凍機本体の消費電力の和で求めることができる。
ステップT16:
冷却水温度差を演算により求める。この値は、(α3×外気湿球温度+β3)×(α3’×冷凍機負荷率+β3’)で求めることができる。
ステップT17:
ステップT15で求めた冷却水負荷と、ステップT16で求めた冷却水温度差から、冷却水の水量を求める。この水量は、各冷凍機ごとに冷却水負荷を演算し、それを冷却水流量率とし、外気湿球温度と冷凍機負荷率から算出した補正値(ステップT16)を冷却水流量率に乗算し、これに定格冷却水流量を乗算したものである。
ステップT18:
ステップT17で求めた冷却水量と冷却水ポンプ特性を照らし合わせる。
ステップT19:
冷却水の冷凍機入口温度を求める。この値は、ステップT2で求めた冷却水の冷凍機出口温度とステップT16で求めた冷却水温度差で求めることができる。
ステップT20:
ステップT1で測定した外気湿球温度と、ステップT2で求めた冷却水の冷凍機出口温度と、ステップT19で求めた冷却水の冷凍機入口温度と冷却塔特性(JIS規格)を照らし合わせる。
ステップT21:
ステップT20で行った冷却塔特性との照合から、冷却塔ファン風量を決定する。
ステップT22:
ステップT21で決定した冷却塔ファン風量と冷却塔ファン特性を照らし合わせる。
上述したように、本発明は、現在の外気湿球温度、冷水負荷の状態から、常時冷凍機及び補機の特性と照らし合わせて、システムCOPが最高となる各最適値を決定できる表を作成し、これを用いて冷熱源システムの運転制御を行うもの(フィードフォワード制御)である。このように予めシミュレーションにより定めた値となるように冷凍機の台数等を変化させることにより、冷熱源システム全体としてのCOPを向上させることができる。
また、運転中において、実測データから上述したステップT12,T13,T14,T18,T22における各特性を修正して、図2のステップS4で作成した表を修正することもできる。このようにすれば、冷凍機等の経年劣化により特性が変化しても、その状態に応じた最適な運転を行うことができる。
図5〜図8は図4のステップT6、T10、T11における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)、台数及び流量を決定するときのフローチャート図である。なお、各図面のフローはA〜Dでつながっている。
図5について説明する(ステップU1〜ステップU11)。
ステップU1:
負荷側ポンプ(冷水二次ポンプ)の運転を開始する。
ステップU2:
運転順位1位、すなわち優先的に運転させるINV機に対して運転指令を与える。このINV機をベース機と呼ぶ。
ステップU3:
熱量、流量演算を開始する。
ステップU4:
負荷熱量が、動作可能なINV機の増段設定熱量の合算値以上か以下かを判断する。なお、増段とは運転冷凍機の台数を増加することであり、減段とは運転冷凍機の台数を減少させることである。
ステップU5:
ステップU4で以下の場合、動作可能なINV機の目標流量が定格流量より多いか否かを判断する。少ない場合、図6のAに進む。
ステップU6:
ステップU4で以上の場合、定速機の増減段許可タイマーを作動させる。タイマー時間内はステップU4に戻る。
ステップU7:
ステップU5で多い場合、又はステップU6でタイマーがタイムアップした場合は、定速機1台の運転を開始する。
ステップU8:
負荷熱量が、運転中のINV機の増段設定熱量と1台目の定速機の増段設定熱量の和よりも以上か以下かを判断する。
ステップU9:
ステップU8で以下の場合、想定流量が、1台目の定速機の定格流量と運転中のINV機の定格流量の合算値より少ないか否かを判断する。少ない場合は図8のCに進む。
ステップU10:
ステップU8で以上の場合、定速機の増減段許可タイマーを作動させる。タイマー時間内はステップU8に戻る。
ステップU11:
ステップU9で多い場合、又はステップU10でタイマーがタイムアップした場合は、定速機を1台追加して運転する。この後、図7のBに進む。
図6について説明する(ステップU12〜ステップU22)。
ステップU12:
図5のステップU5で少ない場合、INV機のみで運転を継続し、定速機が運転している場合は減段フローへ進む。
ステップU13:
負荷熱量と運転中のINV機の増段時最適負荷との差が正か負かを判断する。
ステップU14:
ステップU13で負の場合、目標流量が定格流量より多いか否かを判断する。
ステップU15:
ステップU13で正の場合、又はステップU14で多い場合、INV機を1台増段する。
ステップU16:
ステップU14で少ない場合、負荷熱量と次に停止させる予定のINV機の減段時最適負荷を除いた減段時最適負荷との差が正か負かを判断する。
ステップU17:
ステップU16で負の場合、定格流量が、次に停止させる予定のINV機をのぞいた流量演算を行った結果より多いか否かを判断する。
ステップU18:
ステップU16で正の場合、又はステップU17で少ない場合、目標流量が最低流量より多いか否かを判断する。
ステップU19:
ステップU15でINV機を1台増段した後、目標流量を演算する。この後、図5のDに進む。
ステップU20:
ステップU18で多い場合、目標流量と計算流量とを同一として図5のDに進む。
ステップU21:
ステップU18で少ない場合、目標流量と最低流量とを同一として図5のDに進む。
ステップU22:
ステップU17で多い場合、減段処理を行う。この後、図5のDに進む。
図7について説明する(ステップU23〜ステップU28)。
ステップU23:
図5のステップU11で定速機を1台追加運転した後、想定流量が2台動作している定速機の定格流量と、運転中のINV機の定格流量の合算値より少ないか否かを判断する。
ステップU24:
ステップU23で多い場合、負荷熱量が、運転中のINV機の減段設定熱量の合算値と、次に減段する予定の冷凍機を除いた定速機の減段設定熱量の和より以上か以下かを判断する。
ステップU25:
ステップU24で以下の場合、定格流量が次に停止させる予定の定速機を除いた流量演算を行った結果より多いか否かを判断する。
ステップU26:
ステップU25で少ない場合、定速機を1台減段する。この後、図5のDに進む。
ステップU27:
ステップU24で以上の場合、又はステップU25で多い場合、INV機と定速機運転時の流量決定フローに進む。この後、図5のDに進む。
ステップU28:
ステップU23で少ない場合、INV機と定速機2台の運転を継続する。この後、図5のDに進む。
図8について説明する(ステップU29〜ステップU33)。
ステップU29:
図5のステップU9で多い場合、負荷熱量が運転中のINV機の減段設定熱量の合算値以上か以下かを判断する。
ステップU30:
ステップU29で以下の場合、定速機の増減段許可タイマーを作動させる。タイマー時間内はステップU29に戻る。
ステップU31:
ステップU30でタイマーがタイムアップした場合、定格流量が、次に停止させる予定の定速機を除いた流量演算を行った結果より多いか否かを判断する。
ステップU32:
ステップU31で多い場合、定速機の減段を行う。この後、図5のDに進む。
ステップU33:
ステップU29で以上の場合、又はステップU31で少ない場合、INV機と定速機運転時の流量決定フローに進む。この後、図5のDに進む。
図9は図4のステップT10における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するフローチャート図である。
図9は、冷水一次ポンプによる出力分配制御を示し、冷水一次ポンプの流量設定は、負荷側流量と各冷凍機の出力分配比率によって決定する。INV機と定速機が各々になう熱量と、各々の冷凍機の定格熱量の比率により、負荷側流量を分配し、各々の冷凍機の出力を決定するものである。また、冷水の還り温度が低い場合と高い場合の流量補正演算並びに各々の冷凍機が運転可能の最低流量制限による流量補正演算は以下に説明する。
ステップV1:
INV機が担う熱量をINV機の定格熱量の合算値で除算した値と、定速機がになう熱量を定速機の定格熱量の合算値で除算した値とを比較する。
ステップV2:
ステップV1でINV機の値が大きい場合、INV機流量が定格流量より多いか否かを判断する。
ステップV3:
ステップV2で多い場合、INV機の流量を定格流量と同一とする。また、定速機流量は、想定流量からINV機定格流量にINV機運転台数を乗じた値を引いて、これを定速機運転台数で除算した値とする。
ステップV4:
ステップV2で少ない場合、定速機の流量が最低流量より少ないか否かを判断する。
ステップV5:
ステップV4で少ない場合、定速機流量を最低流量と同一とする。また、置き換え前の流量比率と同比率になるようにINV機流量を再計算する。この後、ステップV1に戻る。
ステップV6:
ステップV4で多い場合、INV機流量と定速機流量を計算流量とする。この後、ステップV1に戻る。
ステップV7:
ステップV1で定速機の値が大きい場合、定速機流量が定格流量より多いか否かを判断する。
ステップV8:
ステップV7で多い場合、定速機の流量を定格流量と同一とする。また、INV機流量は、想定流量から定速機定格流量を引いた値に、定速機運転台数で除算した値とする。
ステップV9:
ステップV7で少ない場合、INV機の流量が最低流量より少ないか否かを判断する。
ステップV10:
ステップV9で少ない場合、INV機流量を最低流量と同一とする。また、置き換え前の流量比率と同比率になるように定速機流量を再計算する。この後、ステップV1に戻る。
ステップV11:
ステップV9で多い場合、INV機流量と定速機流量を計算流量とする。この後、ステップV1に戻る。
図10はINV機の冷却水温度に応じた、負荷率及び冷凍機単体のCOPを示す特性を示すグラフ図である。
図示したように、INV機は、冷却水温度によってどの負荷率で運転すれば最高のCOPとなるかが大きく変化してくる。すなわち、冷却水温度32℃では負荷率100%として運転したほうがCOPは高いが、13℃では40%の負荷率で運転したほうがCOPが高い。したがって、冷水負荷が80%である場合には、冷凍機1台で80%運転とするのか、冷凍機2台で40%ずつ運転するかの選択がありえる。この場合、冷却水温度が高い場合には1台で運転したほうがCOPが高く、冷却水温度が低い場合には2台で運転したほうがCOPが高い。
図11は定速機の冷却水温度に応じた、負荷率及び冷凍機単体のCOPを示す特性を示すグラフ図である。
図示したように、定速機は、冷却水温度が低くなるとCOPが高くなるが、図10に示すようなINV機ほど高くはならない。また、負荷率が小さくなるにつれて、COPが低くなる。
図12は、冷水一次ポンプの流量と消費電力の特性を示すグラフ図である。なお、冷水二次ポンプ、冷却水ポンプも同様の特性を示す。また、図13は、冷却塔ファンの風量と消費電力の特性を示すグラフ図である。
図12に示すように、冷水一次ポンプは、流量が上がれば消費電力が上がる。また、図13に示すように、冷却塔ファンは、風量が上がれば消費電力が上がる。
本発明は、図10〜図13で示す冷凍機及びその補機の特性を利用して図4に示す表を作成し、さらに全体のCOPが高くなるときの運転台数等を上述したフロー(図4〜図9)で決定する。
図14は本発明に係る冷熱源機の運転制御方法を用いて台数制御を行った場合のシステム全体の総合消費電力と冷却水の冷凍機出口温度の関係を示す冷凍機負荷率別グラフ図である。なお、1台運転は一点差線で示し、2台運転は実線で示してある。また、カッコ内の数字はそれぞれの冷凍機の負荷率である。
図示したように、冷却水の冷凍機出口温度が低くなるにつれ、消費電力が小さくなることが示され、ある冷却水の冷凍機出口温度で消費電力が最低値となる。一般的に2台運転のほうが消費電力が大きいことも示される。しかし、2台運転のほうが1台運転より消費電力が小さくなる場合がある。例えば、出口温度24.0℃では、負荷率0.6で1台運転をするよりも、負荷率0.3で2台運転をしたほうが消費電力が小さい。すなわち、システムCOPが高い。このように、本発明の制御方法を用いれば、最適な運転台数をその時々に応じて判断でき、最適なCOPで運転することができる。
本発明は、種々の冷熱源機の運転制御方法として適用できる。
本発明に係る冷熱源機の運転制御方法に用いる冷熱源システムの概略構成図である。 本発明に係る冷熱源機の運転制御方法のフローチャート図である。 冷凍機1台、冷水送水温度9℃、冷却水温度差5℃の場合の、負荷率及び冷却水の冷凍機出口温度と、総合消費電力との関係表である。 本発明に係る冷熱源機の運転制御方法を実際に用いたときの制御の流れを示すフローチャート図である。 図4のステップT6における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するときのフローチャート図である。 図4のステップT6における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するときのフローチャート図である。 図4のステップT6における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するときのフローチャート図である。 図4のステップT6における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するときのフローチャート図である。 図4のステップT10における、使用する冷凍機の種別(INV機か定速機か)及び流量を決定するフローチャート図である。 INV機の冷却水温度に応じた、負荷率及び冷凍機単体COPを示す特性を示すグラフ図である。 定速機の冷却水温度に応じた、負荷率及び冷凍機単体COPを示す特性を示すグラフ図である。 冷水一次ポンプの流量と消費電力の特性を示すグラフ図である。 冷却塔ファンの風量と消費電力の特性を示すグラフ図である。 本発明に係る冷熱源機の運転制御方法を用いて台数制御を行った場合のシステム全体の総合消費電力と冷却水冷凍機出口温度の関係を示す冷凍機負荷率別グラフ図である。
符号の説明
1:冷凍機、2:冷水配管、3:冷却水配管、4:冷水一次ポンプ、5:冷水二次ポンプ、6:二次側設備、7:冷却水ポンプ、8:冷却塔

Claims (6)

  1. 外気湿球温度を測定し、
    この外気湿球温度から冷水負荷を想定して想定値とし、
    前記外気湿球温度及び前記想定値を基にして、
    各冷熱源機の冷却水温度に応じた、冷熱源機負荷率及び単体COP又は消費電力を示す特性と、
    冷水一次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷水二次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷熱源機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷熱源機負荷率及び冷却水の冷熱源機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成し、
    当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定し、
    当該パラメータを用いた演算結果に基づいて上記各冷熱源機の運転台数・出力を制御するとともに、
    冷却水の流量・温度を制御することを特徴とする冷熱源機の運転制御方法。
  2. 上記各特性及び各パラメータは、運転中の実測データから修正されることを特徴とする請求項1に記載の冷熱源機の運転制御方法。
  3. 上記冷熱源機の出力の制御は、冷水一次ポンプの流量設定を負荷側流量と各冷熱源機の出力分配比率によって決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷熱源機の運転制御方法。
  4. 上記冷却水の冷熱源機出口温度は、その時の外気湿球温度と冷熱源機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱源機の運転制御方法。
  5. 上記冷却水温度差は、その時の外気湿球温度と冷熱源機負荷率でシステム全体のCOPが最も高くなるように決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷熱源機の運転制御方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の冷熱源機の運転制御方法に用いる冷熱源システムであって、
    外気湿球温度を測定する測定手段と、
    この外気湿球温度から冷水負荷を想定して想定値とする冷水負荷想定手段と、
    前記外気湿球温度及び前記想定値を基にして、
    各冷熱源機の冷却水温度に応じた、冷熱源機負荷率及び単体COP又は消費電力を示す特性と、
    冷水一次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷水二次ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷却水ポンプの流量と消費電力を示す特性と、
    冷却塔ファンの風量と消費電力を示す特性とを用いて、冷熱源機の台数別・冷水送水温度別・冷却水温度差別に冷熱源機負荷率及び冷却水の冷熱源機出口温度と冷水ポンプや冷却水ポンプ、冷却塔等の補機も考慮したシステム全体のCOPを把握できる表を作成する表作成手段と、
    当該表からシステム全体のCOPが最も高くなる演算式に用いるパラメータを決定するパラメータ決定手段と、
    当該パラメータを用いた演算結果に基づいて上記各冷熱源機の運転台数・出力を制御するとともに、
    冷却水の流量・温度を制御することを特徴とする制御手段とを備えた冷熱源システム。
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