JP2008133170A - トリクロロシラン製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トリクロロシラン製造装置において、反応容器内の熱効率が高いと共に装置全体の小型化も可能にすること。
【解決手段】 テトラクロロシランと水素とを含む供給ガスが内部の反応流路に供給されてトリクロロシランと塩化水素とを含む反応生成ガスが生成される反応容器1と、反応容器1の内部を加熱するヒータ部15を有する加熱機構2と、反応容器1内に供給ガスを供給するガス供給部3と、反応容器1内から反応生成ガスを外部に排出するガス排気部4とを備え、ヒータ部15が、反応容器1の中央に配置され、反応流路がヒータ部15の周囲に配されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テトラクロロシランをトリクロロシランに転換するトリクロロシラン製造装置に関する。
高純度のシリコン(Si:珪素)を製造するための原料として使用されるトリクロロシラン(SiHCl)は、テトラクロロシラン(SiCl:四塩化珪素)を水素と反応させて転換することで製造することができる。
すなわち、シリコンは、以下の反応式(1)(2)によるトリクロロシランの還元反応と熱分解反応で生成され、トリクロロシランは、以下の反応式(3)による転換反応で生成される。
SiHCl+H → Si+3HCl ・・・(1)
4SiHCl → Si+3SiCl+2H ・・・(2)
SiCl+H → SiHCl+HCl ・・・(3)
このトリクロロシランを製造する装置として、例えば特許文献1には、反応室が、同心配置の2つの管によって形成された外室と内室をもった二重室設計とされ、この反応室の外側の周りに発熱体を配置した反応器が提案されている。この反応器では、炭素等で形成されたヒータ部である発熱体が通電により発熱し、反応室内を外側から加熱することで、反応室内のガスを反応させている。
特許第3781439号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、上記従来のトリクロロシランの製造装置では、反応室の外部に配した発熱体により反応室内を加熱するが、この場合、発熱体からは半径方向内方だけでなく半径方向外方にも輻射熱が放射されるため、熱効率が低いという不都合があった。また、反応室の外周を覆うように発熱体が配置されるため、装置全体が大型化してしまう問題もあった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、熱効率が高いと共に装置全体の小型化も可能なトリクロロシラン製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のトリクロロシラン製造装置は、テトラクロロシランと水素とを含む供給ガスが内部の反応流路に供給されてトリクロロシランと塩化水素とを含む反応生成ガスが生成される反応容器と、前記反応容器の内部を加熱するヒータ部を有する加熱機構と、前記反応容器内に前記供給ガスを供給するガス供給部(実施形態ではガス供給管3)と、前記反応容器内から前記反応生成ガスを外部に排出するガス排気部(実施形態ではガス排気管4)とを備え、前記ヒータ部が、前記反応容器の中央に配置され、前記反応流路が前記ヒータ部の周囲に配されていることを特徴とする。
このトリクロロシラン製造装置では、ヒータ部が反応容器の中央に配置され、反応流路がヒータ部の周囲に配されているので、ヒータ部から半径方向外方に放射される輻射熱全体を反応流路に流れる供給ガスに加えることができ、高い熱効率で加熱することができる。 また、ヒータ部が反応容器の中央に収納されていると共に熱効率が高いため小型のヒータ部を使用できるため、反応容器の外周を覆う大型のヒータ部が不要になる。
また、本発明のトリクロロシラン製造装置は、前記反応流路が、前記ガス供給部と接続され前記反応容器の外周側から中央側に向かって前記供給ガスを流通させる供給側流路と、 前記供給側流路に上流端が接続されていると共に前記ガス排気部に下流端が接続され前記反応容器の中央側から外周側に向かって前記供給ガスから生成された反応生成ガスを流通させる排出側流路とを有し、前記供給側流路と前記排出側流路とが互いに隣接して配されていることを特徴とする。
すなわち、このトリクロロシラン製造装置では、供給側流路と排出側流路とが互いに隣接して配されているので、反応容器内に導入された供給ガスと生成され高温状態の反応生成ガスとが隣接して流れることで互いに熱交換を行い、供給ガスが予熱されると共に反応生成ガスが冷却される。したがって、反応容器の外部に別途、熱交換器を設ける必要が無く、効率的に供給ガスの予熱を行うことができる。また、反応容器内に熱交換機構を備えているので、装置全体を小型化できると共に低コストに作製することができる。
また、本発明のトリクロロシラン製造装置は、反応容器を構成する部材が、カーボンで形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明のトリクロロシラン製造装置は、前記カーボンの表面が、炭化珪素でコーティングされていることを特徴とする。すなわち、トリクロロシラン製造装置では、炭化珪素(SiC)でコーティングされたカーボンで反応容器が構成されているので、カーボン無垢材で構成されている場合に比べて高温に設定することが可能になり、より高い温度の反応生成ガスと熱交換することができ、高い予熱効果を得ることができる。また、カーボンと供給ガス及び反応生成ガス中の水素、クロロシラン及び塩化水素(HCl)とが反応してメタン、メチルクロロシラン、炭化珪素等が生成されて不純物となることを防ぎ、純度の高いトリクロロシランを得ることができる。
また、本発明のトリクロロシラン製造装置は、前記反応容器及び前記加熱機構を収納する収納容器を備え、前記収納容器内にアルゴンを供給するアルゴン供給機構を備えていることを特徴とする。すなわち、このトリクロロシラン製造装置では、アルゴン供給機構により収納容器内にアルゴンが供給されるので、反応容器周囲をアルゴンにより加圧状態にすることで、反応容器から供給ガスや反応生成ガスが漏洩することを防ぐことができる。これにより、反応容器から漏洩した供給ガスや反応生成ガスが反応容器外側の加熱機構等に使用されるカーボンと反応することを防ぐことができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るトリクロロシラン製造装置によれば、ヒータ部が反応容器の中央に配置され、反応流路がヒータ部の周囲に配されているので、高い熱効率で加熱することができると共に、小型のヒータ部を使用できるため、反応容器の外周を覆う大型のヒータ部が不要になる。したがって、加熱に必要な電力を低減できると共に、装置全体の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係るトリクロロシラン製造装置の一実施形態を、図1を参照しながら説明する。
本実施形態のトリクロロシラン製造装置は、図1に示すように、テトラクロロシランと
水素との供給ガスが内部の反応流路に供給されて転換反応によりトリクロロシランと塩化水素との反応生成ガスが生成される反応容器1と、反応容器1を内側から加熱する加熱機構2と、反応容器1内に供給ガスを供給する複数のガス供給管3と、反応容器1から反応生成ガスを外部に排出する複数のガス排気管4と、反応容器1及び加熱機構2の周囲を覆うように配された断熱材5と、反応容器1、加熱機構2及び断熱材5を収納する収納容器6と、収納容器6内にアルゴン(Ar)を供給するアルゴン供給機構7とを備えている。
上記反応容器1内の反応流路は、ガス供給管3と接続され反応容器1の外周側から中央側に上下に折り返しながら向かって供給ガスを流通させる供給側流路F1と、供給側流路F1に上流端が接続されていると共にガス排気管4に下流端が接続され反応容器1の中央側から外周側に上下に折り返しながら向かって反応生成ガスを流通させる排出側流路F2とを有している。また、供給側流路F1と排出側流路F2とは、互いに隣接して配されている。
この反応流路F1,F2を構成するために、反応容器1は、図1及び図2に示すように、内側から順に同心配置され内径の異なる円筒状の第1〜第9反応筒壁9a〜9iと、第1〜第8円筒筒壁9a〜9hの下部を支持する第1下部円板21と、第9反応筒壁9iの下部を支持する第2下部円板22と、第2下部円板22上で第1下部円板21を支持し、第3、第7及び第8反応筒壁9c、9g、9hとそれぞれ同径同心の第1〜第3スペーサ筒部材23〜25(図3参照)と、第1反応筒壁9aの上部開口を閉塞して支持する第1上部円板26と、第5反応筒壁9e及び第9反応筒壁9iの上部を支持する第2上部円板27と、第2〜第4反応筒壁9b〜9dの上部を支持する第1円環板28と、第6〜第8反応筒壁9f〜9hの上部を支持する第2円環板29とを備えている。
上記第1〜第9反応筒壁9a〜9iは、反応容器1の内部空間の大部分を中央の柱状空間11aと、その周りの複数の筒状の小空間11b〜11iに区画している。
第2上部円板27、第2円環板29、第1円環板28、第1上部円板26の順に外径が小さく形成され、第2上部円板27と、第2円環板29、第1円環板28及び第1上部円板26とは上下に所定間隔を空けて配されている。また、第5反応筒壁9e及び第9反応筒壁9iは、他の反応筒壁より高く設定されている。
また、第1下部円板21は、第2下部円板22より小径に形成され、第1〜第3スペーサ筒部材23〜25を介して第2下部円板22の上方に所定間隔を空けて配されている。
第1上部円板26と第1円環板28との間、第1円環板28と第5反応筒壁9eとの間、第5反応筒壁9eと第2円環板29との間、第2円環板29と第9反応筒壁9iとの間は、それぞれ所定間隔が空けられている。このような構造とされていることにより、第2上部円板27の下面と第2円環板29、第1円環板28及び第1上部円板26の上面との間の水平な空間が、第5反応筒壁9eの内側の扁平円形の小空間30aと、第5反応筒壁9e及び第9反応筒壁9iの間のリング状の小空間30bとに区画されるとともに、扁平円形の小空間30aは、第1反応筒壁9aと第2反応筒壁9bとの間の筒状の小空間11b、及び第4反応筒壁9dと第5反応筒壁9eとの間の筒状の小空間11eに連通し、一方、リング状の小空間30bは、第5反応筒壁9eと第6反応筒壁9fとの間の小空間11f、及び第8反応筒壁9hと第9反応筒壁9iとの間の小空間11iに連通している。
第1下部円板21には、周縁部に周方向に複数配された第1貫通孔21bと、これら第1貫通孔21bよりも内側に周方向に複数配された第2貫通孔21cと、これら第2貫通孔21cよりもさらに内側に周方向に複数配された第3貫通孔21dとが形成されている。また、第2下部円板22には、周縁部に周方向に複数配された第4貫通孔22bと、これら第4貫通孔22bよりも内側に周方向に複数配された第5貫通孔22cとが形成されている。
第1貫通孔21bは、第7反応筒壁9gと第8反応筒壁9hとの間の小空間11hに開口され、第2貫通孔21cは、第6反応筒壁9fと第7反応筒壁9gとの間の小空間11gに開口されている。また、第3貫通孔21dは、第3反応筒壁9cと第4反応筒壁9dとの間の小空間11dに開口されている。このような構造とされていることにより、第1下部円板21と第2下部円板22との間の空間が上記第1〜第3スペーサ筒部材23〜25によって複数に区画され、上記第1貫通孔21bに連通した小空間30cと、第2貫通孔21c及び第3貫通孔21dに連通した小空間30dとが形成されている。
第2反応筒壁9b及び第5反応筒壁9eの下部には、周方向に複数の流通用貫通孔10が形成されている。また、第3反応筒壁9c及び第7反応筒壁9gの上部にも、周方向に
複数の流通用貫通孔10が形成されている。
上記ガス供給管3及びガス排気管4は、収納容器6下部に上端が固定されて収納容器6下部に形成された供給孔6a及び排気孔6bにそれぞれ連通されている。この収納容器6の下部には図1及び図4に示すように径の異なる同心状の三重の筒体12A〜12Cが断熱材5を貫通して設けられており、内側筒体12Aと中間筒体12Bとの間に供給用連結流路13が筒状に形成され、中間筒体12Bと外側筒体12Cとの間に排気用連結流路14が筒状に形成されている。そして、上記供給孔6a及び排気孔6bの上端開口部は、供給用連結流路13及び排気用連結流路14の下端開口部にそれぞれ連通されている。
上記供給用連結流路13、排気用連結流路14を構成している各筒体12A〜12C及び収納容器6下部の断熱材5は、その上部で第2下部円板22の下面を支持している。供給用連結流路13の上端開口部は、第4貫通孔22bに連通されていると共に、排気用連結流路14の上端開口部は、第5貫通孔22cに連通されている。
ガス供給管3及びガス排気管4は供給用連結流路13及び排気用連結流路14の周方向に間隔をおいて複数本ずつ設けられている。ガス供給管3には、供給ガスの供給源(図示略)が接続される。ガス排気管4においては、管内の圧力差によって反応生成ガスが外部に排出されるが、排気用ポンプを接続してもよい。
上記加熱機構2は、反応容器1の中央に配置された発熱体であるヒータ部15と、収納容器6の下部を貫通してヒータ部15の下部に接続されヒータ部15に電流を流すための電極部16とを備えている。すなわち、ヒータ部15は、第1反応円筒壁9a内に収納され、上記ヒータ部15の周囲には、上記反応流路が配されている。
第1下部円板21及び第2下部円板22には、第1中心孔21a及び第2中心孔22aが形成されていると共に、収納容器6下部の断熱材5にも第3中心孔5aが形成されている。これら第1中心孔21a、第2中心孔22a及び第3中心孔5aを介して電極部16が挿通されている。
上記ヒータ部15は、カーボンで形成されている。また、上記電極部16は、図示しない電源に接続されている。
また、加熱機構2は、反応容器1内が800℃〜1400℃の範囲内の温度になるように加熱制御を行う。なお、反応容器1内を1200℃以上に設定すれば、転換率が向上する。また、ジシラン類を導入し、シラン類を取り出してもよい。
反応容器1を構成する上記各部材、この実施形態の場合は第1〜第9反応筒壁9a〜9i、第1下部円板21、第2下部円板22、第1〜第3スペーサ筒部材23〜25、第1上部円板26と、第2上部円板27、第1円環板28、第2円環板29等は、それぞれカーボンで形成されていると共に、該カーボンの表面に炭化珪素がコーティングされている。
上記収納容器6は、筒状壁31とその両端を閉塞する底板部32及び天板部33とから構成され、ステンレス製である。
上記断熱材5は、例えばカーボンで形成され、収納容器6に内貼りされるように、その筒状壁31の内壁面、底板部32の上面、天板部33の下面にそれぞれ取り付けられている。
なお、上記第2上部円板27の下面には、反応流路F1,F2(例えば小空間11b)内に突出した温度センサ(図示略)が固定されている。この温度センサで温度を測定しながら、加熱機構2により温度制御を行う。
上記アルゴン供給機構7は、収納容器6の下部及び断熱材5を貫通して収納容器6内に先端が突出したアルゴン供給管17と、アルゴン供給管17に接続されたアルゴン供給源18とを備えている。なお、このアルゴン供給機構7は、収納容器6内が所定の加圧状態となるようにアルゴンの供給制御を行っている。なお、収納容器6の上部には、内部雰囲
気の置換やアルゴンの排気を行うための容器用ポンプ(図示略)が接続されている。
本実施形態のトリクロロシラン製造装置におけるガスの流れについて、図面を参照して以下に説明する。
まず、ガス供給管3から供給用連結流路13を介して導入された供給ガスは、最外側である第8反応筒壁9hと第9反応筒壁9iとの間の小空間11iを上方に流れ、第2上部円板27と第2円環板29との間の水平な小空間30bを介して内側に移動し、さらに第5反応筒壁9eと第6反応筒壁9fとの間の小空間11fを下方に流れる。次に、供給ガスは、第5反応筒壁9eの流通用貫通孔10を介して第4反応筒壁9dと第5反応筒壁9eとの間の小空間11eに移って上方に流れ、第2上部円板27と第1円環板28との間の水平な小空間30aを介して内側に移動し、さらに最内側である第1反応筒壁9aと第2反応筒壁9bとの間の小空間11bを下方に流れる。すなわち、これら供給ガスの経路が、供給側流路F1となる。供給ガスは、中央部のヒータ部15に近づく程、加熱されて反応生成ガスに転換される。
したがって、この供給側流路F1の最も外側の小空間11iに供給された供給ガスが、加熱されながら流通用貫通孔10等を介して内側の小空間に順次上方向と下方向とにガスの流れ方向を繰り返し変えて流れつつ反応して反応生成ガスとなるように設定されている。なお、図中において、ガスの流れ方向を矢印で示している。
次に、生成された反応生成ガスは、第1反応筒壁9aと第2反応筒壁9bとの間の小空間11bから第2反応筒壁9bの流通用貫通孔10を介して外側に移動し、第2反応筒壁9bと第3反応筒壁9cとの間の小空間11cを上方に流れる。さらに、反応生成ガスは、第3反応筒壁9cの流通用貫通孔10を介して外側に移動し、第3反応筒壁9cと第4反応筒壁9dとの間の小空間11dを下方に流れる。
次に、反応生成ガスは、第1下部円板21の第3貫通孔21dを介して第1下部円板21と第2下部円板22との間の小空間30dに移って外側へと流れる。そして、反応生成ガスは、第1下部円板21の第2貫通孔21cを介して第6反応筒壁9fと第7反応筒壁9gとの間の小空間11gを上方に流れ、さらに第6反応筒壁9fの流通用貫通孔10を介して第7反応筒壁9gと第8反応筒壁9hとの間の小空間11hを下方に流れる。すなわち、反応容器1の内側から外側へのこれら経路が、排出側流路F2となる。このように、この排出側流路F2と供給側流路F1とは、上下に流れ方向を繰り返し変えながら互いに隣接してガスが流れるように設定されている。
この後、反応生成ガスは、第1下部円板21の第1貫通孔21b、第1スペーサ筒部材23と第2スペーサ筒部材24との間の小空間30c、第2下部円板22の第5貫通孔22c、排気用連結流路14及び排気孔6bを順に介して複数のガス排気管4から外部に排出される。
このように本実施形態では、ヒータ部15が反応容器1の中央に配置され、反応流路F1,F2がヒータ部15の周囲に配されているので、ヒータ部15から半径方向外方に放射される輻射熱全体を反応流路F1,F2に流れる供給ガスに加えることができ、高い熱効率で加熱することができる。また、ヒータ部15が反応容器1の中央に収納されていると共に熱効率が高く、小型のヒータ部15を使用できるため、反応容器1の外周を覆う大型のヒータ部が不要になる。このように反応容器1の中央から加熱したことにより、反応容器1の外への放熱ロスが少ないとともに、これを囲む断熱材5の性能も小さいものでよく、例えば薄い断熱材の使用が可能になり、コスト低下を図ることができる。
また、供給側流路F1と排出側流路F2とが互いに隣接して配されているので、反応容器1内に導入された供給ガスと生成され高温状態の反応生成ガスとが隣接して流れることで互いに熱交換を行い、供給ガスが予熱されると共に反応生成ガスが冷却される。したがって、反応容器1の外部に別途、熱交換器を設ける必要が無く、効率的に供給ガスの予熱を行うことができる。また、反応容器1内に熱交換機構を備えているので、装置全体を小型化できると共に低コストに作製することができる。
また、炭化珪素(SiC)でコーティングされたカーボンで反応容器1が構成されているので、カーボン無垢材で構成されている場合に比べて高温に設定することが可能になり、より高い温度の反応生成ガスと熱交換することができ、高い予熱効果を得ることができる。また、カーボンと供給ガス及び反応生成ガス中の水素、クロロシラン及び塩化水素(HCl)とが反応してメタン、メチルクロロシラン、炭化珪素等が生成されて不純物となることを防ぎ、純度の高いトリクロロシランを得ることができる。
なお、各反応筒壁9a〜9iは加熱機構2から加熱されて熱膨張が生じ、この場合、内側に加熱機構2が配置されているため、内側の反応筒壁9aが最も加熱されることにより熱膨張も大きくなる傾向にあるが、高温となった反応生成ガスが排出側流路F2において供給側流路F1に隣接して流れて両流路F1,F2間を流れるガスの間で熱交換されるので、半径方向の温度差を小さくすることができ、反応容器1内の構成部材(特に径方向に配置されている上部円板26,27、円環板28,29、下部円板21,22)に生じる熱歪みを小さくすることができる。
ところで、第2上部円板27及び第2下部円板22は、図1に示す例では、断熱材5に接触した状態とされ、このため、反応筒壁の熱膨張力が断熱材5に直接作用することになるが、この断熱材5としては、その熱膨張を吸収可能なクッション性を有するものとする。また、反応筒壁の熱膨張代を考慮して断熱材5と第2上部円板27との間に隙間を設けるようにしてもよい。
なお、加熱機構2のヒータ15を内側だけでなく反応容器1の外側にも小容量のヒータを配置して、外側の小空間11iに導入される供給ガスを外側のヒータによって予備的に加熱するようにしてもよい。この外側のヒータを設けることにより、半径方向の温度差をさらに小さくして歪みの発生をより抑えることができる。
さらに、アルゴン供給機構7により収納容器6内にアルゴンが供給されるので、反応容器1周囲をアルゴンにより加圧状態にすることで、反応容器1から供給ガスや反応生成ガスが漏洩することを防ぐことができる。これにより、反応容器1から漏洩した供給ガスや反応生成ガスが反応容器1外側の加熱機構2等に使用されるカーボンと反応することを防ぐことができる。
なお、アルゴンをパージガスとして供給する場合には、アルゴン供給機構7では、収納容器6の下部からアルゴンを供給するので、ヒータ部15による加熱で自然対流が上向きに生じる。そして、収納容器6上部に接続された容器用ポンプから吸引することで、パージガスが下から上へとスムーズに流れて抜けることで、高いパージ効果を得ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態において、ガス供給管3とガス排気管4との位置を逆に設定し、同様の装置構造でガスの入口と出口とを逆にしてガスの流れを逆にしても構わない。
また、上記実施形態では、9つの第1〜第9反応筒壁9a〜9iを用いたが、9以外の枚数の反応筒壁を採用しても構わない。なお、反応筒壁の枚数が多いと、伝熱面積が増えてエネルギー効率が高くなる反面、加熱機構2による輻射熱が伝わり難くなって加熱効果が低下するため、反応筒壁は、ガス流量及び装置全体の大きさに応じて適切な枚数に設定される。
また、収納容器5の壁内部に水等の冷媒を流通させる冷媒路を形成し、冷却機構を付加しても構わない。
さらに、互いの周面間に流路を形成する両反応筒壁の流通用貫通孔10は、上下位置だけでなく互いに周方向にずれて形成されていても構わない。この場合、流通用貫通孔10間の流路をより長くすることができる。また、貫通孔でなくともよく、反応筒壁の上端部又は下端部に形成した切欠による流通用貫通部としてもよい。
本発明に係るトリクロロシラン製造装置の一実施形態を示す簡略的な断面図である。 図1のA−A線に沿う矢視断面図である。 図1のB−B線に沿う矢視断面図である。 図1のC−C線に沿う矢視断面図である。
符号の説明
1…反応容器、2…加熱機構、3…ガス供給管、4…ガス排気管、5…断熱材、6…収納容器、7…アルゴン供給機構、9a〜9i…第1〜第9反応筒壁、15…ヒータ部、F1…供給側流路、F2…排出側流路

Claims (5)

  1. テトラクロロシランと水素とを含む供給ガスが内部の反応流路に供給されてトリクロロシランと塩化水素とを含む反応生成ガスが生成される反応容器と、
    前記反応容器の内部を加熱するヒータ部を有する加熱機構と、
    前記反応容器内に前記供給ガスを供給するガス供給部と、
    前記反応容器内から前記反応生成ガスを外部に排出するガス排気部とを備え、
    前記ヒータ部が、前記反応容器の中央に配置され、
    前記反応流路が前記ヒータ部の周囲に配されていることを特徴とするトリクロロシラン製造装置。
  2. 請求項1に記載のトリクロロシラン製造装置において、
    前記反応流路が、前記ガス供給部と接続され前記反応容器の外周側から中央側に向かって前記供給ガスを流通させる供給側流路と、
    前記供給側流路に上流端が接続されていると共に前記ガス排気部に下流端が接続され前記反応容器の中央側から外周側に向かって前記供給ガスから生成された反応生成ガスを流通させる排出側流路とを有し、
    前記供給側流路と前記排出側流路とが互いに隣接して配されていることを特徴とするトリクロロシラン製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載のトリクロロシラン製造装置において、
    前記反応容器を構成する部材が、カーボンで形成されていることを特徴とするトリクロロシラン製造装置。
  4. 請求項3に記載のトリクロロシラン製造装置において、
    前記カーボンの表面が、炭化珪素でコーティングされていることを特徴とするトリクロロシラン製造装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のトリクロロシラン製造装置において、
    前記反応容器及び前記加熱機構を収納する収納容器を備え、
    前記収納容器内にアルゴンを供給するアルゴン供給機構を備えていることを特徴とするトリクロロシラン製造装置。
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