JP2008130256A - シールド導電体及びシールド導電体の接続部材 - Google Patents

シールド導電体及びシールド導電体の接続部材 Download PDF

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Abstract

【課題】電線を個別に包囲するパイプを連結した形態のシールド部材と、編組線からなるシールド部材とを接続する。
【解決手段】接続部材40は、第1シールド部材20における複数のパイプ25と嵌合可能な複数の筒状嵌合部47と、第2シールド部材30の接続が可能であって複数の筒状嵌合部47と連通する筒状接続部48とを備えており、この接続部材40を用いることにより、電線10を個別に包囲するパイプ25を連結した形態の第1シールド部材20と、編組線からなる第2シールド部材30とを導通可能に接続することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、シールド導電体及びシールド導電体の接続部材に関するものである。
ノンシールド電線を使用したシールド導電体としては、複数本のノンシールド電線を、金属細線をメッシュ状に編んだ筒状の編組線からなるシールド部材で包囲することにより一括してシールドする構造のものが考えられている。この種のシールド導電体においてシールド部材と電線を保護する方法としては、一般に、シールド部材を合成樹脂製のプロテクタで包囲する手段がとられるが、プロテクタを用いると部品点数が増えるという問題がある。
そこで、本願出願人は、特許文献1に記載されているように、ノンシールド電線を金属製のパイプ内に挿通する構造を提案した。この構造によれば、パイプが、電線をシールドする機能と電線を保護する機能を発揮するので、シールド部材とプロテクタを用いたシールド導電体に比べて部品点数が少なくて済むという利点がある。
しかしながら、パイプを用いたシールド導電体では、電線とパイプとの間に空気層が存在しているため、通電時に電線で発生した熱が、熱伝導率の低い空気によって遮断されてパイプに伝わり難く、しかも、パイプには、編組線における編み目の隙間のような外部との通気経路が存在しないため、電線で発生した熱がパイプの内部に籠もり易く、放熱性が低くなる傾向がある。
ここで、導体に所定の電流を流したときの発熱量は、導体の断面積が大きい程小さくなり、発熱に起因する導体の温度上昇値は、導電路の放熱性が高いほど小さく抑えられる。したがって、導体の温度上昇値に上限が定められている環境下では、上記のように放熱効率の低いシールド導電体の場合、導体の断面積を大きくして発熱量を抑える必要がある。
ところが、導体の断面積を増大することは、シールド導電体が大径化し重量化することを意味するため、その対策が望まれる。この対策の一例として、複数本の電線を個別に密着するように金属製のパイプで包囲し、この複数本のパイプを並列状に連結した形態にすることが考えられる。
この構造によれば、パイプの内面が電線の外周に密着するので、電線で発生した熱は、直接、パイプに伝達され、パイプの外周から大気中へ放出されることになり、高い放熱効果が期待できる。
特開2004−171952公報
電気自動車では、シールド導電体はエンジンルームのような狭い空間にも配索されるが、このような狭い空間内に配索する場合にはシールド導電体を小さい曲率半径で曲げる必要があることから、剛性の高い金属性のパイプはシールド手段としては不適当である。そのため、上記したような編組線からなる可撓性を有するシールド部材によって、複数本の電線を一括して包囲したシールド導電路が、別途、必要となる。つまり、比較的スペースに余裕のある領域では、パイプによるシールド手段を用いた可撓性を有しないシールド導電体を配索し、狭い空間内では編組線からなるシールド部材をシールド手段として用いた可撓性を有するシールド導電体を配索するという使い分けを行う。
ところが、電線を個別に包囲するパイプを連結した形態のシールド部材は、その外周形状が複雑であるため、カシメリングを用いてカシメ付けにより編組線を固着することは困難である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線を個別に包囲するパイプを連結した形態のシールド部材と、編組線からなるシールド部材とを接続する手段を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数本の電線と、前記複数本の電線を個別に包囲する複数のパイプを並列状に連結した形態の第1シールド部材と、前記複数本の電線を一括して包囲する編組線からなる筒状の第2シールド部材と、前記第1シールド部材と前記第2シールド部材とを接続するための導電性材料からなる接続部材とを備えたものであって、前記接続部材が、前記第1シールド部材における前記複数のパイプと嵌合可能な複数の筒状嵌合部と、前記第2シールド部材の接続が可能であって前記複数の筒状嵌合部と連通する筒状接続部とを備えているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記接続部材が、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部と前記筒状接続部を構成する略半筒状の大弧状部とを備えた一対の半割体を合体させて構成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記接続部材が、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部を備えた一対の半割体を合体させたものに対し、前記筒状接続部を有する筒体を組み付けて構成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、複数本の電線と、前記複数本の電線を個別に包囲する複数のパイプを並列状に連結した形態の第1シールド部材と、前記複数本の電線を一括して包囲する編組線からなる筒状の第2シールド部材とを備えたシールド導電体において、前記第1シールド部材と前記第2シールド部材とを接続するための導電性材料からなる接続部材であって、前記第1シールド部材における前記複数のパイプと嵌合可能な複数の筒状嵌合部と、前記第2シールド部材の接続が可能であって前記複数の筒状嵌合部と連通する筒状接続部とを備えているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部と前記筒状接続部を構成する略半筒状の大弧状部とを備えた一対の半割体を合体させて構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部を備えた一対の半割体を合体させたものに対し、前記筒状接続部を有する筒体を組み付けて構成されているところに特徴を有する。
<請求項1及び請求項4の発明>
接続部材は、複数のパイプと嵌合可能な複数の筒状嵌合部と、第2シールド部材の接続が可能な筒状接続部とを備えているので、電線を個別に包囲するパイプを連結した形態の第1シールド部材と、編組線からなる第2シールド部材とを導通可能に接続することができる。
<請求項2、請求項3、請求項5及び請求項6の発明>
複数のパイプに対して複数の筒状嵌合部を同時に軸線方向に嵌合させる場合には、各パイプの軸線と各筒状嵌合部の軸線との間でアライメントに狂いがあると、嵌合が困難となる。
その点、本発明では、複数のパイプに対し、一対の半割体を軸線方向と略直角な方向に個別に組み付けて、複数の小弧状部を嵌合させるようにしているので、軸線のアライメントに狂いがあっても、矯正しつつパイプに小弧状部を嵌合させることが可能であり、作業性に優れている。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明する。本実施形態のシールド導電体Waは、例えば電気自動車において走行用の動力源を構成するバッテリ、インバータ、モータなどの装置(図示せず)の間に配索されるものであり、3本のノンシールドタイプの電線10を、一括シールド機能と電線10保護機能を兼ね備える第1シールド部材20内と、一括シールド機能を有する第2シールド部材30内に挿通した構成になる。
電線10は、金属製(例えば、アルミニウム合金や銅合金など)の導体11の外周を合成樹脂製の絶縁被覆12で包囲した形態であり、導体11は、複数本の細線(図示せず)を螺旋状に寄り合わせた撚り線からなる。電線10の断面形状は導体11と絶縁被覆12の双方が真円形とされている。
第1シールド部材20は、金属製(例えば、アルミニウム合金や銅合金など)であって、空気よりも熱伝導率が高い。3本の電線10は、左右に並列した配置で第1シールド部材20内に挿通され、電線10の両端部は第1シールド部材20の外部へ導出されている。第1シールド部材20は、プレス成形された上下一対の板状構成部材21を合体させて構成されている。一対の板状構成部材21は、同一形状のものであって、互いに上下反転した向きとなっている。
各板状構成部材21は、電線10の軸線と直角な横断面形状が半円弧形をなしていて下方又は上方へ開放された形態であって左右に並ぶように配置された3つの板状をなす溝状嵌合部22と、この3つの溝状嵌合部22の対応する(隣り合う)側縁同士を連結する形態の水平な板状の連結部23と、左右両端側に位置する溝状嵌合部22の外側の側縁から水平に外方へ突出する板状の耳部24とからなる。
上下一対の板状構成部材21は、3本の電線10を溝状嵌合部22に嵌合させて挟み付けるようにして合体される。また、上側の連結部23と下側の連結部23はシーム溶接により導通可能に固着されるとともに、上側の耳部24と下側の耳部24が同じくシーム溶接によって導通可能に固着される。これにより、一対の板状構成部材21が合体した状態に結合されて第1シールド部材20が構成されるとともに、第1シールド部材20と3本の電線10とが一体化される。また、上下で対をなす溝状嵌合部22は、合体によって円筒形のパイプ25を構成し、各パイプ25内は電線10を個別に包囲してシールドする。第1シールド部材20は、3つのパイプ25を連結部23を介して並列状に連結した形態となっている。
一方の第2シールド部材30は、複数本の金属細線をメッシュ状に編んだ編組線からなり、筒状をなしている。この第2シールド部材30内には3本の電線10が一一纏めになって挿通されている。
接続部材40は、金属材料からなり、上下一対の半割体41を合体させて構成されている。半割体41の前端部には、半円筒状をなす3つの小弧状部42が連絡部43を介して並列して形成され、半割体41の後端部には、概ね楕円形を長径方向の線に沿って切断した形状をなす1つの大弧状部44が、小弧状部42と同じ向きに開放する形態で形成されている。3つの小弧状部42と大弧状部44は、弧状テーパ部45によって連結されている。半割体41の左右両側縁には、小弧状部42から弧状テーパ部45に亘って張出部46が形成されている。かかる半割体41を上下反転した向きで合体させると、接続部材40が構成される。また、一対の小弧状部42によって略円筒状の筒状嵌合部47が構成されるとともに、一対の大弧状部44によって略楕円形の筒状接続部48が構成される。3つの筒状嵌合部47の中空内と1つの筒状接続部48の中空内は、弧状テーパ部45によって構成される空間を介して互いに連通しているので、電線10を筒状嵌合部47から筒状接続部48に亘って配索することができる。
接続部材40を第1シールド部材20に取り付ける際には、第1シールド部材20の後端部に対し一対の半割体41を上下に挟むように外嵌し、3つの小弧状部42を、夫々、対応するパイプ25に外嵌する。ここで、小弧状部42の内径はパイプ25の外径と同寸法なので、小弧状部42の内面はパイプ25の外面に密着する。また、連絡部43と張出部46は、夫々、連結部23と耳部24に対して上下に挟むように密着する。この状態で上下の連絡部43と張出部46に対してスポット溶接を行うことにより、連絡部43と連結部23を導通可能に固着するともに、張出部46と耳部24を導通可能に固着し、これにより、接続部材40が第1シールド部材20に対して導通可能に固着される。
この後、接続部材40の後端部の筒状接続部48に対し、第2シールド部材30の前端部を接続する。接続に際しては、第2シールド部材30の前端部を筒状接続部48に外嵌し、更に、その外側にカシメリング31を被せて第2シールド部材30を筒状接続部48との間で挟むような位置関係とする。この状態で、カシメリング31に対して縮径変形するようにカシメ付けを行うと、第2シールド部材30と筒状接続部48とが導通可能に固着される。以上により、第1シールド部材20と第2シールド部材30とが接続部材40を介して導通可能に接続される。
上述のように本実施形態においては、第1シールド部材20における3つパイプ25と嵌合可能な3つの筒状嵌合部47と、第2シールド部材30の接続が可能であって3つの筒状嵌合部47と連通する筒状接続部48とを備えている接続部材40を用いたので、電線10を個別に包囲するパイプ25を連結した形態の第1シールド部材20と、編組線からなる第2シールド部材30とを導通可能に接続することが実現されている。
また、複数のパイプ25に対して複数の筒状嵌合部47を同時に軸線方向に嵌合させる場合には、各パイプ25の軸線と各筒状嵌合部47の軸線との間でアライメントに狂いがあると、嵌合が困難となる。その点、本実施形態では、筒状嵌合部47を構成する略半筒状の3つの小弧状部42と筒状接続部48を構成する略半筒状の大弧状部44とを備えた一対の半割体41を筒状に合体させて接続部材40を構成し、3つのパイプ25に対し、一対の半割体41を軸線方向と略直角な方向(上下方向)に個別に組み付けて、3つの小弧状部42を嵌合させるようにしているので、軸線のアライメントに狂いがあっても、矯正しつつパイプ25に小弧状部42を嵌合させることが可能であり、作業性に優れている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図ないし図を参照して説明する。
本実施形態2のシールド導電体Wbは、接続部材50を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
接続部材50は、金属材料からなり、上下一対の半割体51を合体させたものに対し、筒体52を更に組み付けて構成されている。半割体51の前端部には、半円筒状をなす3つの小弧状部53が連絡部54を介して並列して形成されている。3つの小弧状部53は、連絡部54だけでなく背面板55によっても連結されており、背面板55には、各小弧状部53と対応する3つの切欠部56が形成されている。また、半割体51の左右両側縁には張出部57が形成されている。かかる半割体51を上下反転した向きで合体させると、一対の小弧状部53によって略円筒状の筒状嵌合部58が構成される。
一方、筒体52の略前半部分は、後方に向かって次第に縮径する形態の筒状テーパ状部59となっており、筒体52の略後半部分は、円筒形をなす筒状接続部60となっている。また、筒体52の前端部には、その周縁から張り出すフランジ部61が形成されている。
一対の半割体51は、上記実施形態1と同様の手順で第1シールド部材20の後端部に組み付けられる。即ち、各筒状嵌合部58がパイプ25の後端部に外嵌されるとともに、張出部57が耳部24を挟むようにして溶接され、もって、一対の半割体51が第1シールド部材20に固着される。一対の半割体51を組み付けた後、予め3本の電線10に外嵌させておいて筒体52を前方へスライドさせて、そのフランジ部61を背面板55に当接させ、その当接部分を溶接により導通可能に固着する。これにより、接続部材50の組付が完了するとともに、接続部材50が第1シールド部材20に対して導通可能に結合される。この後は、実施形態1と同様にして、第2シールド部材30の前端部を筒状接続部60に対して導通可能に接続する。
本実施形態2では、筒状嵌合部58を構成する略半筒状の3つの小弧状部53を備えた一対の半割体51を筒状に合体させたものに対し、筒状接続部60を有する筒体52を組み付けることよって接続部材50を構成し、3つのパイプ25に対し、一対の半割体51を軸線方向と略直角な方向に個別に組み付けて、3つの小弧状部53を嵌合させるようにしているので、軸線のアライメントに狂いがあっても、矯正しつつパイプ25に小弧状部53を嵌合させることが可能であり、作業性に優れている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではパイプに対して一対の半割体に設けた小弧状部を組み付けたが、本発明によれば、パイプに対して筒状嵌合部を軸線方向に嵌合させてもよい。
(2)上記実施形態ではシールド導電体を構成する電線の本数を3本としたが、本発明によれば、電線の本数は、2本又は4本以上でもよい。
(3)上記実施形態において、一対の半割体が互いに異なる形状であってもよい。
実施形態1の第1シールド導電体の斜視図 第1シールド導電体の横断面図 接続部材の斜視図 接続部材の平面図 第1シールド部材と第2シールド部材を接続部材で接続した状態をあらわす平面図 第1シールド部材と第2シールド部材を接続部材で接続した状態をあらわす水平断面図 接続部材の分解状態をあらわす正面図 接続部材の分解状態をあらわす背面図 接続部材の分解状態をあらわす側面図 実施形態2の接続部材の斜視図 第1シールド部材と第2シールド部材を接続部材で接続した状態をあらわす平面図 第1シールド部材と第2シールド部材を接続部材で接続した状態をあらわす水平断面図 図12のX−X線断面図 半割体の分解状態をあらわす正面図 筒体の正面図 図15のY−Y線断面図 図15のZ−Z線断面図
符号の説明
Wa…シールド導電体
10…電線
25…パイプ
20…第1シールド部材
30…第2シールド部材
40…接続部材
41…半割体
42…小弧状部
44…大弧状部
47…筒状嵌合部
48…筒状接続部
Wb…シールド導電体
50…接続部材
51…半割体
52…筒体
53…小弧状部
58…筒状嵌合部
60…筒状接続部

Claims (6)

  1. 複数本の電線と、
    前記複数本の電線を個別に包囲する複数のパイプを並列状に連結した形態の第1シールド部材と、
    前記複数本の電線を一括して包囲する編組線からなる筒状の第2シールド部材と、
    前記第1シールド部材と前記第2シールド部材とを接続するための導電性材料からなる接続部材とを備えたものであって、
    前記接続部材が、前記第1シールド部材における前記複数のパイプと嵌合可能な複数の筒状嵌合部と、前記第2シールド部材の接続が可能であって前記複数の筒状嵌合部と連通する筒状接続部とを備えていることを特徴とするシールド導電体。
  2. 前記接続部材が、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部と前記筒状接続部を構成する略半筒状の大弧状部とを備えた一対の半割体を合体させて構成されていることを特徴とする請求項1記載のシールド導電体。
  3. 前記接続部材が、前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部を備えた一対の半割体を合体させたものに対し、前記筒状接続部を有する筒体を組み付けて構成されていることを特徴とする請求項1記載のシールド導電体。
  4. 複数本の電線と、前記複数本の電線を個別に包囲する複数のパイプを並列状に連結した形態の第1シールド部材と、前記複数本の電線を一括して包囲する編組線からなる筒状の第2シールド部材とを備えたシールド導電体において、前記第1シールド部材と前記第2シールド部材とを接続するための導電性材料からなる接続部材であって、
    前記第1シールド部材における前記複数のパイプと嵌合可能な複数の筒状嵌合部と、前記第2シールド部材の接続が可能であって前記複数の筒状嵌合部と連通する筒状接続部とを備えていることを特徴とするシールド導電体の接続部材。
  5. 前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部と前記筒状接続部を構成する略半筒状の大弧状部とを備えた一対の半割体を合体させて構成されていることを特徴とする請求項4記載のシールド導電体の接続部材。
  6. 前記筒状嵌合部を構成する略半筒状の複数の小弧状部を備えた一対の半割体を合体させたものに対し、前記筒状接続部を有する筒体を組み付けて構成されていることを特徴とする請求項4記載のシールド導電体の接続部材。
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