JP2008129454A - 光学装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

光学装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1の光学系により取り込まれる画像と、第1及び第2の光学系を合成した合成光学系により取り込まれる画像を同時に撮影可能とし、小型且つコストを低減可能とした光学装置を提供する。
【解決手段】光学装置は、第1の光学系1と第2の光学系2を備える。撮影画角を90°以上有する屈折光学系である広角レンズ又は魚眼レンズ作用を有する第1の光学系1の物体側に、第1の光学系1にて結像される画像範囲の内側にもう1つの撮影画像を形成する第2の光学系2を配置する。第2の光学系2の反射部材7を回転駆動し、任意の偏向角度を設定可能とする。第2の光学系2における物体側に配置される光学系を少なくとも含むように光軸の周りに回転駆動可能とする。第2の光学系2を通過させた被写体像を第1の光学系1の物体側に1次結像させた後、第1の光学系1を通過させて2次結像を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば監視用のデジタルカメラやビデオカメラ等に適した撮影光学系を実現する場合に適用される光学装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、目的(撮影対象)となる被写体を探索しその詳細画像を得るためには、超広角レンズもしくは魚眼レンズを用いて広域な画界を撮影し、その中から目的の被写体を判別した後に詳細画像を得る方法が一般的である。
上記のような被写体の画像の取得方法としては以下のような方法が考えられる。
(1)電子ズームにより目的被写体の拡大画像を得る方法。
(2)光学系をズームレンズとして構成し、望遠側に光学系(ズームレンズ)を変倍させることで目的被写体の画像を得る方法。
(3)複数の撮影系を用いると共に一方を広角撮影系とし他方を望遠撮影系として、目的被写体の取得画像を切り替える方法。
他方、光学系に配置した反射部材を駆動することで、撮像素子に導かれる被写体光を切り替える方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
また、凸形状の反射部材の周辺部における反射像を利用して被写体の全周を観察し、中心部を透過構造として別の光学系にて他の被写体像を観察するような方法が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平9−297350号公報 特開2003−9104号公報 特開2006−81089号公報 特開2006−139234号公報
しかしながら、上述した従来の画像取得方法には以下のような問題がある。
(1)の方法は、画像の一部を取り出して目的被写体の拡大画像を得るため、高繊細な画像を得るためには高画素を有する撮像素子を用いる必要があり、同時に撮影光学系の性能要求が厳しくなる。そのため、コストが多く掛かってしまう。
(2)の方法は、目的被写体が動体であった場合で撮影者がズーミング中に被写体を見てしまった場合、また広角方向にズーミングを行う必要が生じる。そのため、素早い被写体観察を行うことができない。また、広角から望遠を包括するような光学系の実現は困難となってくる。
(3)の方法は、複数の撮影系を用いるため複数のカメラユニットを使用しなくてはならない。そのため、撮影に用いる装置が大型化してくると同時にコストが多く掛かってしまう。
また、上記(3)の方法により1つの撮像素子を用いて撮影光学系の一部を切り替えてあたかも複数の撮影光学系で撮影したような特性を得るためには、撮影光学系中にて撮影光学系の一部を挿入/退避させる機構が一般的である。従来は、撮影光学系の一部を入れ替える機構は2焦点方式の銀塩コンパクトカメラで多く使用されていた。しかし、撮影光学系の一部を入れ替える機構は大掛かりな構造になってしまうという問題がある。
また、光の透過及び反射が可能な半透過反射部材により複数の被写体像を混合することで撮影媒体に導く方法もある。しかし、透過率が低下するため像が暗くなってしまう問題と、複数の被写体像が重なった状態の画像が形成されるため目的画像を分離して観察することが困難となってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1〜3に記載された技術は、大きな撮影画角変化を得にくい構成であり、撮影対象となる目的被写体の方向が大きく変化してしまうものである。そのため、目的被写体を検知することと詳細情報を短時間に取得することが困難なものである。
また、上記特許文献4に記載された技術は、面精度のよい大型の反射部材の製造は困難でありコストが掛かるという問題がある。また、上記特許文献4には、実施される光学構成の数値データが提示されていないため、具体的な実現性が不明確なものである。
本発明の目的は、第1の光学系により取り込まれる画像と、第1及び第2の光学系を合成した合成光学系に取り込まれる画像を同時に撮影可能とし、小型且つコストを低減可能とした光学装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の光学装置は、撮影に用いる光学装置において、第1の光学系と、前記第1の光学系よりも物体側にある第2の光学系とを備え、前記第1の光学系を通過した光束は前記第2の光学系を通過することにより形成される画像範囲の内側にもう一つの撮影画像を形成するよう前記第2の光学系を設けていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の光学系を通過した光束は第2の光学系を通過することにより形成される画像範囲の内側にもう一つの撮影画像を形成するよう第2の光学系を設けている。これにより、第1の光学系により取り込まれる画像と、第1及び第2の光学系を合成した合成光学系により取り込まれる画像を同時に撮影することが可能な小型且つコストを低減した光学装置を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光学装置の構成を示す図である。
図1において、光学装置は、第1の光学系1と第2の光学系2から構成されている。撮像素子3は、被写体像を電気信号に光電変換するものであり、第1の光学系1の後段に配置される。光学装置は、撮影に伴い、第2の光学系2を通過させた被写体像を第1の光学系2の物体側に1次結像させた後、第1の光学系2を通過させて2次結像を行う作用を有する。
尚、本発明及び本実施の形態では、光学装置は第1の光学系と第2の光学系を必須の構成要素としており、撮像素子は必須の構成要素ではない。また、本発明及び本実施の形態では、後述するように、光学装置を主要な構成とすると共に光学装置に撮像素子・パン駆動機構・チルト駆動機構等を装備したものを撮像装置(光学機器)としている。
第1の光学系1は、負レンズ群4を有する前群Aの1−1、正レンズ群5を有する後群Aの1−2を備えている。第1の光学系1は、広角な画角を有する光学系であり、物体側より、比較的大きなレンズ外径を有する前群Aの1−1(負レンズ群)と、その像面側に後群Aの1−2(正レンズ群)を配置したレトロフォーカスタイプの光学系配置を有する。
上記のレトロフォーカスタイプの光学系配置を採用することにより、第1の光学系1に撮影画角を90°以上有する屈折光学系である広角レンズまたは魚眼レンズ作用を与えることを可能とし、広範囲な画像範囲を得ることを可能としている。図中、符号10で示す範囲は第1の光学系1の画角範囲である。
第2の光学系2は、負レンズ群6・反射部材7・正レンズ群8を有する前群Bの2−1、正レンズ群9を有する後群Bの2−2を備えている。第2の光学系2は、第1の光学系1よりも狭い画角範囲で第1の光学系1の物体側に1次結像を行う。1次結像された像を第1の光学系1における結像位置と等価なバックフォーカス位置に第1の光学系1の光軸と一致させて再結像を行わせるようにする。
そのため、第2の光学系2は、1次結像位置と第1の光学系1の前群Aの1−1(負レンズ群)との間に、前群Aの1−1の最も物体側に配置されるレンズ外径よりも小型なレンズ外径の後群Bの2−2(正レンズ群)を配置した光学系配置を有する。反射部材7は、光軸方向を偏向させる反射鏡として構成されている。反射部材7を回転駆動することで、任意の偏向角度を設定することが可能である。図中、符号11で示す範囲は第2の光学系2の画角範囲である。
第1の光学系に屈折作用を有するレンズ群4を有することによって、第2の光学系によって像面上に形成される像の更に外側に像を形成することができる。
また、第1の光学系は、その物体側に隣接する第2の光学系の光学部材よりも外径が大であるレンズ群4の屈折作用を利用することによって、第2の光学系によって入射光をケラれることない。
本実施の形態では、上記のように撮影画角を90°以上有する屈折光学系である広角レンズ又は魚眼レンズ作用を有する第1の光学系1の物体側に、第1の光学系1にて結像される画像範囲の内側にもう1つの撮影画像を形成する第2の光学系2を配置する。これにより、広角な視野画像と共に視野画像よりも狭い詳細画像を同時に撮影できる撮影光学系を実現するものである。
図2は、光学装置の第1及び第2の光学系により得られる合成画像の概略を示す図である。
図2において、イメージサークルの外周側領域である画像範囲21には、第1の光学系1により得られる広画角範囲の被写体像が結像される。同時に、イメージサークルの中心側領域である画像範囲22には、第1の光学系1と第2の光学系2を合成した合成光学系(再結像光学系)により得られる詳細な被写体像が結像される。また、第2の光学系2には光軸方向を偏向させる反射部材7を配置しているため、第1の光学系1により撮影される画角範囲内の被写体像の一部を詳細に観察することができる。
次に、本実施の形態の光学装置を用いた数値実施例1における光路図を図3に基づき説明する。
図3は、数値実施例1における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図である。
図3において、光学装置は、第1の光学系31と第2の光学系32から構成されている。第1の光学系31は、物体側より、前群Aの31−1、後群Aの31−2を備えている。前群Aの31−1は、負の屈折力を有する。後群Aの31−2は、正の屈折力を有する。フィルタ類33は、後群Aの31−2を通過した光線が撮像素子の結像面に結像する際の赤外カットやローパス効果及び撮像素子のカバーガラス等を示している。
第2の光学系32は、物体側より、前群Bの32−1、後群Bの32−2を備えている。前群Bの32−1は、反射部材(反射プリズム)34を含み、負の屈折力を有するB1群35、正の屈折力を有するB2群36、B1群35とB2群36を合成した合成光学系と、その結像位置近辺に配置される正の屈折力を有するB3群37を備えている。後群Bの32−2は、1次結像位置と第1の光学系31との間に配置される正の屈折力を有するレンズ群を備えている。尚、数値実施例1乃至3における具体的な数値については後述する。
次に、本実施形態により提案された光学装置の応用例を図4乃至図6に基づき説明する。
図4は、光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の設置例を示す図である。
図4において、撮像装置41は、撮像装置内の撮像素子(不図示)が下向きとなるように天井面42に設置することで、斜め下方向の被写体(人物)43を観察できるように構成されている。図中、符号44で示すものは光学装置の第1の光学系で取り込まれた画像であり、符号45で示すものは光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系で取り込まれた画像である。また、図示の矢印で示す範囲は画角範囲であり、図5で後述する。また、図示のωは被写体方向角度を概略的に表したものであり、図6及び図11で後述する。
図5は、光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の機構の概略構成を示す図である。
図5において、撮像装置41は、筐体内部に光学装置と撮像素子を備えると共に、矢印Ya方向(パンニング方向)に駆動するパン駆動機構41a、矢印Yb方向(チルト方向)に駆動するチルト駆動機構41b、保護ドーム41cを備える。図中、符号51で示す範囲は光学装置の第1の光学系による画角範囲であり、符号52で示す範囲は光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系による画角範囲である。
撮像装置41においては、光学装置における第2の光学系中の反射部材を回転駆動することで反射部材を任意の偏向角度に設定する(チルト駆動する)。これにより、被写体の距離に合わせて第2の光学系による撮影軸調整を行う。更に、少なくとも光学装置における第2の光学系中の物体側に配置される光学系を含むように、光軸を回転軸として回転駆動する(パンニング駆動する)。これにより、被写体の方向に合わせて第2の光学系の撮影方向を変化させる。
尚、図5では、撮像素子を含む光学系全体を光軸周りに回転可能とする構成としているが、これに限定されるものではない。少なくとも第2の光学系中の反射部材を含むB1群を偏向後の光軸を回転中心として回転駆動させればよい。
また、図4では、撮像装置41で歩行中の被写体(人物)43の上半身像を撮影するために、先ず第1の光学系で取り込まれる画像から被写体方向を識別し、パンニング駆動により第2の光学系の水平方向への撮影軸を合わせる。その後、被写体43の距離に合わせてチルト駆動により被写体43の上半身の撮影を行う。この動作を繰り返し行うことで、動体(歩行中の被写体)の追尾を精度良く行うことが可能となる。
ここで、被写体の方向検知及び補正移動を行う方法の例を説明する。光学装置において現在設定されている光学系の撮影軸のチルト方向及びパン方向の位置検知を行う。次に、第1の光学系により捉えられて形状認識部(不図示)等で判別される目的被写体が、イメージサークル中での同心円方向にて補正移動を行うパンニング回転角を算出する。同時に、イメージサークル中心から放射状方向への目的被写体までの距離により、チルト補正駆動量を算出する。そして、算出結果に応じてパン駆動機構及びチルト駆動機構を駆動する。
図6は、光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)による被写体認識時の初期画像状態を示す図である。
図6において、光学装置の制御部は目的被写体61を認識(検知)し、第2の光学系で目的被写体61の詳細画像を取り込むために必要なパン方向及びチルト方向の駆動量を算出する。尚、光学装置を搭載した撮像装置の制御部を含む電気的構成については図10により後述する。
今、光学装置における第2の光学系のパン(水平)方向が図示の(P)方向を向いていると想定する。(P)方向を基準としてそこからの第1の光学系で撮影したイメージサークルの外周側領域の画像を基に、目的被写体61の同心円方向の角度θを判別する。次に、第1の光学系に入射する光線の角度とその光線が撮像素子の結像面に結像する像高との関係を係数とした多項次式を、駆動アルゴリズム中に取り入れる。
次に、イメージサークル中心(画面中心)から目的被写体中心までの距離(画面像高)Yを算出し、距離Yから被写体方向角度ωを算出する。これにより、第2の光学系におけるチルト移動群(反射部材を含む被写体側の光学構成)の必要チルト駆動角度を得ることができる。
次に、本実施の形態の光学装置を用いた数値実施例2における光路図を図7に基づき説明する。
図7は、(a)〜(c)は、数値実施例2における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図である。
図7において、光学装置は、第1の光学系71と第2の光学系72から構成されている。第1の光学系71は、前群Aの71−1、後群Aの71−2を備えている。符号73はフィルタ類を示す。第2の光学系72は、前群Bの72−1、後群Bの72−2を備えている。前群Bの72−1は、反射部材74を含むB1群75、B2群76、B3群77を備えている。
光学装置は、第2の光学系72中に配置される前群Bの72−1中のB1群75と反射部材74を固定とし、B2群76とB3群77を光軸に沿って移動させることにより、変倍作用を持たせたものである。(a)は望遠撮影時の望遠端、(b)は望遠撮影時と広角撮影時の中間、(c)は広角撮影時の広角端を示す。
ここで、第2の光学系72により取り込まれる被写体像は、第1の光学系71により取り込まれる有効画角範囲内の被写体像となるべく重複させるように(偏向をさせないときの光軸方向を0°とした時)、偏向角を鋭角にしている。
また、第1の光学系71には、第2の光学系72を通過してくる光線のみを透過させる正の屈折率のレンズ部材78を配置している。これにより、レンズ部材78を通過する光線について、第1の光学系71中に配置される前群Aの71−1の屈折力を正に変化させる作用を与えることができる。そのため、物体側に配置される第2の光学系72に配置される後群Bの72−2に強い正の屈折力を与える必要がなくなる。従って、光学性能の劣化の防止と後群Bの72−2のレンズ枚数削減による光学系の短縮が可能となる。
次に、本実施の形態の光学装置を用いた数値実施例3における光路図を図8及び図9に基づき説明する。
図8は、(a)〜(c)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図であり、第2の光学系の偏向角度方向を60°とした場合を示す図である。
図8において、光学装置は、第1の光学系81と第2の光学系82から構成されている。第1の光学系81は、前群Aの81−1、後群Aの81−2を備えている。符号83はフィルタ類を示す。第2の光学系82は、前群Bの82−1、後群Bの82−2を備えている。前群Bの82−1は、反射部材(反射鏡)84を含むB1群85、B2群86、B3群87を備えている。
第2の光学系82中のB1群85内に配置される反射部材84を反射鏡とし且つ反射部材84を回転駆動することで光軸の偏向方向を変化させ、それにより入射光軸が偏向される反射鏡よりも物体側の光軸に合わせてB1群85のレンズ群も同時に回転駆動する。この実施例においては、B1群85の反射部材84及びレンズ群を回転駆動することにより、偏向角を60°から110°の範囲で任意に変更することが可能である。
図9は、(a)〜(c)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図であり、第2の光学系の偏向角度方向を110°とした場合を示す図である。
図9は、本実施の形態の光学装置が動体の追尾動作を行うだけに限らずに、異方向の被写体を同時に観察することも可能であることを示している。
次に、本実施の形態の光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の電気的構成例と制御例を図10及び図11に基づき説明する。
図10は、光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の電気的構成例を示すブロック図である。
図10において、撮像装置は、光学系101を有する光学装置と、撮像素子102、信号処理部103、記憶部104、操作部105、制御部106、格納部107、表示部108、パン駆動機構109、チルト駆動機構110を備えている。撮像素子102は、光学系101により結像された被写体像を電気信号に光電変換する。信号処理部103は、撮像素子102から出力される電気信号に信号処理を施し、画像データとして記憶部104に記憶する。記憶部104は、画像データの記憶領域の他に、制御部106の作業領域やデータ一時記憶領域を有する。操作部105は、光学装置に対する各種指示の入力に使用される。
制御部106は、光学装置を含む撮像装置全体の制御を司ると共に、パン駆動機構109、チルト駆動機構110を駆動制御する。パン駆動機構109は、制御部106の制御に基づきパンニング動作を行う。チルト駆動機構110は、制御部106の制御に基づきチルト動作を行う。また、制御部106は、格納部107に格納された制御プログラムに基づき図11のフローチャートに示す処理を実行する。表示部108は、撮影画像を表示するものであり、撮像装置本体の設置箇所から離間した場所(撮像装置を監視用カメラとして使用する場合は監視センター等)に設置可能である。
図11は、光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)による被写体認識を行った後の動体追尾動作の流れを示すフローチャートである。
図11において、撮像装置の制御部106は、操作部105を介して光学装置の第2の光学系に設定されているパン角度(パン方向に駆動する角度)、チルト角度(チルト方向に駆動する角度)を検出し、記憶部104に記憶する(ステップS1)。次に、制御部106は、光学装置の第1の光学系により得られる第1の画像範囲(図6のイメージサークルの外周側領域)から目的被写体を認識し(ステップS2)、第1の画像範囲から目的被写体の同心円方向の角度θ(図6)を判定する(ステップS3)。
次に、制御部106は、第1の画像範囲から、目的被写体の画像中心からの放射状方向の長さY(図6)を検出し(ステップS4)、長さYを基に被写体方向角度ωを算出する(ステップS5)。次に、制御部106は、現在設定されているパン角度及びチルト角度と、目的被写体の同心円方向の角度θ、被写体方向角度ωから、必要駆動角度を算出し(ステップS6)、必要駆動角度が予め設定された規定値以上か否かを判定する(ステップS7)。ここで、必要駆動角度とは、目的被写体(動体)の追尾に必要なパン方向及びチルト方向の駆動角度である。
上記算出した必要駆動角度が予め設定された規定値未満の場合は、ステップS2へ戻る。他方、上記算出した必要駆動角度が予め設定された規定値以上の場合は、制御部106は、パン駆動機構109によるパン方向の駆動とチルト駆動機構110によるチルト方向の駆動を行う(ステップS8)。この後、制御部106は、前記パン方向の駆動に伴うパン角度と前記チルト方向の駆動に伴うチルト角度を記憶部104に記憶し(ステップS9)、ステップS2へ戻る。
次に、数値実施例1乃至3における光学装置の収差図を図12乃至図18に示す。
図12(a)〜(d)は、数値実施例1及び数値実施例2における光学装置の第1の光学系の収差を示す図である。
図13(a)〜(d)は、数値実施例1における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の収差を示す図である。
図14(a)〜(d)は、数値実施例2における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の収差を示す図である。
図15(a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系の収差を示す図である。
図16(a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の望遠端における収差を示す図である。
図17(a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の中間における収差を示す図である。
図18(a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の広角端における収差を示す図である。
図12乃至図18において、(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)はDistortion(歪曲収差)、(d)は倍率色収差を示す。ΔSはサジタル像面であることを示し、ΔMはメリディオナル像面であることを示す。
次に、数値実施例1乃至3における具体的な数値を以下に示す。
(1)数値実施例1
Figure 2008129454
Figure 2008129454
(2)数値実施例2
Figure 2008129454
Figure 2008129454
(3)数値実施例3
Figure 2008129454
Figure 2008129454
Figure 2008129454
上記数値実施例1乃至3において、Riは物体側より順に第i番目のレンズ厚及び空気間隔を示す。Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレンズを構成するガラスの屈折率とアッベ数である。
また、上記数値実施例1乃至3において、非球面係数K,A,B,C,D、Eは次式
X =(H/R)/(1+(1−(1+K)・(H/R)1/2
+A・H+B・H+C・H+D・H+E・H10
で与えるものとする。但し、Xはレンズ頂点から光軸方向への変位量、Hは光軸からの距離、Rは曲率半径である。
また、上記数値実施例1乃至3において、非球面係数において数値中eに続く数値は×10の乗数であることを示す。
以上説明したように、本実施の形態によれば、光学装置は以下の構成を有する。撮影画角を90°以上有する屈折光学系である広角レンズまたは魚眼レンズ作用を有する第1の光学系の物体側に、第1の光学系にて結像される画像範囲の内側にもう1つの撮影画像を形成する第2の光学系を配置する。
本構成により、第1の光学系により取り込まれる広角な視野画像と、第1及び第2の光学系を合成した合成光学系により取り込まれる、視野画像よりも狭い詳細画像を同時に撮影可能な小型且つコストを低減した光学装置を実現することが可能となる。即ち、特殊な光学部材を用いずに小型且つ簡素な構成にて広角な被写体像と詳細な被写体像を単体の撮影素子に分離して同時に結像させる光学装置を実現することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、第2の光学系に反射部材を配置した構成について説明したが、反射部材は光軸方向を偏向させる機能を有するものであればよく、反射鏡、反射プリズムの何れを用いてもよい。
上記実施の形態では、光学装置を搭載した撮像装置を天井に設置した形態を例に挙げたが、光学装置を搭載した撮像装置の利用形態は任意であり、特定の利用分野に限定されるものではない。
上記実施の形態では、数値実施例1乃至3において具体的な数値を示したが、数値実施例1乃至3に記載した数値は一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することにより達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理により実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施の形態に係る光学装置の構成を示す図である。 光学装置の第1及び第2の光学系により得られる合成画像の概略を示す図である。 数値実施例1における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図である。 光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の設置例を示す図である。 光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の機構の概略構成を示す図である。 光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)による被写体認識時の初期画像状態を示す図である。 (a)〜(c)は、数値実施例2における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図である。 (a)〜(c)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図であり、第2の光学系の偏向角度方向を60°とした場合を示す図である。 (a)〜(c)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系及び第2の光学系の光路を示す図であり、第2の光学系の偏向角度方向を110°とした場合を示す図である。 光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)の電気的構成例を示すブロック図である。 光学装置を搭載した撮像装置(光学機器)による被写体認識を行った後の動体追尾動作の流れを示すフローチャートである。 (a)〜(d)は、数値実施例1及び数値実施例2における光学装置の第1の光学系の収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例1における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例2における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系の収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の望遠端における収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の中間における収差を示す図である。 (a)〜(d)は、数値実施例3における光学装置の第1の光学系と第2の光学系を合成した合成光学系の広角端における収差を示す図である。
符号の説明
1 第1の光学系
1−1 前群A
1−2 後群A
2 第2の光学系
2−1 前群B
2−2 後群B
3 撮像素子(撮像手段)
7 反射部材
41 撮像装置
41a パン駆動機構
41b チルト駆動機構
78 レンズ部材(光学部材)

Claims (15)

  1. 撮影に用いる光学装置において、
    第1の光学系と、前記第1の光学系よりも物体側にある第2の光学系とを備え、
    前記第1の光学系を通過した光束は前記第2の光学系を通過することにより形成される画像範囲の内側にもう一つの撮影画像を形成するよう前記第2の光学系を設けていることを特徴とする光学装置。
  2. 撮影に用いる光学装置において、
    第1の光学系と、前記第1の光学系よりも物体側にある第2の光学系とを備え、
    前記第1の光学系には、その物体側に隣接する前記第2の光学系の光学部材よりも外径が大であり、かつ前記第2の光学系によって像面上に形成される像の更に外側に像を形成するための屈折作用を有する光学部材を有することを特徴とする光学装置。
  3. 撮影に用いる光学装置において、
    第1の光学系と、前記第1の光学系よりも物体側にある第2の光学系とを備え、
    前記第1の光学系には、前記第2光学系の光軸上にあり、かつ前記第2の光学系によって像面上に形成される像の更に外側に像を形成するための屈折作用を有する光学部材を有することを特徴とする光学装置。
  4. 前記第1の光学系は、撮影画角を少なくとも90度以上有すると共に広角レンズ又は魚眼レンズ作用を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
  5. 前記第2の光学系は、前記第1の光学系に入射する光線を完全遮光することが無いことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
  6. 前記第2の光学系は、少なくとも一部の軸外光線は通過させるようなレンズ外径とそれを保持する鏡筒外形で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
  7. 前記第2の光学系は、光軸方向を偏向させる反射部材を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の光学装置。
  8. 前記第2の光学系の前記反射部材を回転駆動することで任意の偏向角度を設定することが可能であることを特徴とする請求項7記載の光学装置。
  9. 前記第2の光学系における物体側に配置される光学系を少なくとも含むように光軸の周りに回転駆動することが可能であることを特徴とする請求項7記載の光学装置。
  10. 前記第2の光学系を通過させた被写体像を前記第1の光学系の物体側に1次結像させた後、前記第1の光学系を通過させて2次結像を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
  11. 前記1次結像を行う位置の像面側に前記第2の光学系の正レンズ群を配置し、前記正レンズ群の像面側に前記第1の光学系を配置したことを特徴とする請求項10記載の光学装置。
  12. 前記第1の光学系は、前記第2の光学系を通過してくる光線のみを透過させる光学部材を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
  13. 前記請求項1乃至12の何れかに記載の光学装置が搭載される撮像装置であって、
    前記光学装置により結像された被写体像を電気信号に光電変換する撮像手段と、
    前記光学装置をパン方向に駆動するパン駆動機構と、
    前記光学装置をチルト方向に駆動するチルト駆動機構と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  14. 屈折光学系として構成された第1の光学系の物体側に、前記第1の光学系により結像された画像範囲の内側にもう一つの撮影画像を形成する第2の光学系を配置した構成を有し、パン方向、チルト方向への駆動が可能な光学装置の制御方法であって、
    前記第1の光学系により取り込まれた画像範囲から目的被写体を認識し、前記光学装置に対する目的被写体の相対的な位置を検出する検出ステップと、
    前記検出された前記光学装置に対する目的被写体の相対的な位置に基づき、パン方向及びチルト方向の必要駆動角度を算出する算出ステップと、
    前記算出された必要駆動角度が規定値以上の場合にパン方向及びチルト方向の駆動を行う駆動ステップと、を備えることを特徴とする制御方法。
  15. 前記請求項14記載の光学装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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