JP2006323212A - レンズユニット、およびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

レンズユニット、およびそれを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 レンズ群におけるレンズの径(レンズ径)をコンパクトにしたレンズユニット、およびこのレンズユニットを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】 ズーミングの場合、複数のレンズ群(GR1〜GR4)で、第4レンズ群GR4以外のレンズ群の少なくとも1つが不動になっている一方、像側に最も近い第4レンズ群GR4と撮像素子SRとが、光軸AXに沿って移動するようになったレンズユニット1にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば変倍光学系を含むレンズユニット、およびこのレンズユニットを含む撮像装置に関するものである。
近年、光学像を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたデジタルカメラが普及しつつある。そして、このようなデジタルカメラも、銀塩フィルムを用いたカメラ(銀塩カメラ)同様に、小型化(コンパクト化)・構成の簡素化が求められている。
デジタルカメラ等に用いられる変倍可能な光学系(変倍光学系)は、正・負・正・正のパワー(屈折力)を備えたレンズ群を有したものが多い。そして、このような変倍光学系では、構成の簡素化を図るため、変倍(ズーミング)等のときに、物体側に最も近い第1レンズ群を不動にしている場合がある(例えば特許文献1)。
しかし、特許文献1の変倍光学系(ズームレンズ)のように、第1レンズ群を不動にしてしまうと、ズームレンズの全長やレンズ径(例えば前玉レンズの径)が大きくなりやすい。このような傾向を抑制させるために、第1レンズ群を移動させる変倍方式も存在する。しかし、この方式は、ズームレンズの全長やレンズ径を小さくするものの、構成の複雑化を招いてしまう。
そこで、特許文献1のズームレンズは、第1レンズ群を不動にする一方、像側に最も近い第4レンズ群を可動にする方式を採用することで、レンズ径等のコンパクト化を図っている。
特開平2002−107622号公報(請求項1、図1等参照)
しかしながら、第1レンズ群を不動にする一方、像側に最も近い第4レンズ群を可動にする変倍方式だけでは、レンズ径等のコンパクト化に限界がある。
本発明は、このような現状を鑑みてなされてものであって、その目的は、レンズ群におけるレンズの径(レンズ径)をコンパクトにしたレンズユニット、およびこのレンズユニットを備えたコンパクトな撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のレンズユニットは、複数のレンズ群から成る変倍光学系と、この変倍光学系を経た光を受光する撮像素子と、を含んでいる。さらに、複数のレンズ群は、物体側に最も近い物体側レンズ群および像側に最も近い像側レンズ群を少なくとも有している。そして、このレンズユニットでは、変倍の場合、複数のレンズ群で、像側レンズ群以外のレンズ群の少なくとも1つが不動である一方、像側レンズ群および撮像素子は光軸に沿って移動することを特徴としている。
このように撮像素子が移動する一方、レンズ群が不動な変倍は、撮像素子が不動な一方、レンズ群が可動する変倍と同様な構成になる。なぜなら、撮像素子が不動な一方でレンズ群が移動することと、撮像素子が移動する一方でレンズ群が不動であることとは、相対的には、同義(等価)といえるためである。
すると、本発明のレンズユニットは、撮像素子を移動させることで変倍する。そのため、例えば物体側レンズ群が、撮影対象(物体側)に向かって繰り出す必要は低くなる。その結果、比較的広い画角の光を受光する必要がなくなり、例えば物体側レンズ群を構成するレンズの径(前玉径等)が比較的縮小する。
その上、本発明のレンズユニットでは、撮像素子とともに、像側レンズ群も移動する。つまり、本発明のレンズユニットは、2つの可動体(像側レンズ群・撮像素子)で、収差を補正できる。したがって、撮像素子のみによる収差補正に比べて、設計自由度が高まり、さらに十分な収差補正ができる。
特に、本発明のレンズユニットは、像側レンズ群を移動させている。そのため、像側レンズ群以外のレンズ群〔物体側レンズ群およびその他のレンズ群(中間レンズ群;像側レンズ群と物体側レンズ群との間に位置するレンズ群)〕に起因する収差を、可動な像側レンズ群で効率的に補正できる(収差補正の自由度が増す)。すると、本発明のレンズユニットでは、像側レンズ群以外のレンズ群の設計自由度が高まる。
なお、収差補正の観点から、像側レンズ群は、非球面を有するレンズを含んでいてもよい。このような構成であれば、レンズユニットは、効率よく収差補正できる。
以上のように、本発明は、レンズの径(前玉径等)を比較的コンパクトにした上、十分な収差補正もできるレンズユニットになっている。
なお、像側レンズ群と撮像素子とが、一体で移動してもよい。このような構成にするため、例えば像側レンズ群と撮像素子とを一体化させると、像側レンズ群専用の移動用駆動源や、撮像素子専用の移動用駆動源が不要になる。また、像側レンズ群と撮像素子とが密着して一体化していれば、像側レンズ群と撮像素子との間隔が比較的に狭くなる。したがって、レンズユニットが一層コンパクトになる。また、比較的に狭くなった間隔には、異物(ゴミ)等が混入しづらくもなる。
また、本発明のレンズユニットは、合焦の場合、複数のレンズ群で、像側レンズ群以外のレンズ群の少なくとも1つを不動にする一方、像側レンズ群および撮像素子を光軸に沿って一体で移動させる。
本発明のレンズユニットでは、合焦の場合、上記同様、撮像素子が移動する一方、像側レンズ群以外のレンズ群における少なくとも1つのレンズ群(例えば物体側レンズ群)が不動になっている。
このように撮像素子が移動する一方、レンズ群が不動な合焦は、撮像素子が不動な一方、レンズ群が可動する合焦と同様な構成になる。そのため、上記同様、物体側に近いレンズ群(例えば物体側レンズ群)を移動させる必要が低くなる。そのため、本発明は、撮像素子を不動にして行われるフォーカシングの場合と同程度の収差補正を行える。
さらに、本発明のレンズユニットは、例えば移動する撮像素子と像側レンズ群とを一体化してコンパクトにした上、像側レンズ群以外のレンズ群(物体側レンズ群・中間レンズ群)に起因する収差を、可動な像側レンズ群によって効率的に補正もできる。すると、本発明のレンズユニットでは、像側レンズ群以外のレンズ群の設計自由度が高まる。
なお、不動のレンズ群には、光学絞り、または、シャッターが含まれていることが好ましい。このような構成であれば、光学絞りやシャッターを移動させるための駆動源や移動機構が不要となり、レンズユニットがコンパクトになるためである。
また、本発明のレンズユニットでは、複数のレンズ群は、少なくとも、物体側から順に、正のパワーを有する第1番目のレンズ群と、負のパワーを有する第2番目のレンズ群と、正のパワーを有する第3番目のレンズ群と、正のパワーを有する第4番目のレンズ群と、を含んでいてもよい。
そして、このようなレンズユニットは、広角端状態から望遠端状態までの変倍の場合、第1番目のレンズ群と第2番目のレンズ群との間隔を増大させ、第2番目のレンズ群と第3番目のレンズ群との間隔を減少させ、第3番目のレンズ群と第4番目のレンズ群との間隔を増加させている。
このようなレンズユニットでは、物体側レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大している。すると、像側レンズ群の焦点距離が、変倍光学系の焦点距離(全系の焦点距離)よりも短くなる。さらに、第2レンズ群が、この物体側レンズ群を通過した光の結像する手前で、光の収斂性を抑制させる。したがって、結像点が後方へずれる。すると、予め規定されるレンズユニットの全長において、焦点距離が比較的長くなる。したがって、本発明のレンズユニットは、比較的高倍率(比較的高い変倍比)を有する。
また、本発明のレンズユニットでは、複数のレンズ群は、少なくとも、物体側から順に、負のパワーを有する第1番目のレンズ群と、正のパワーを有する第2番目のレンズ群と、正のパワーを有する第3番目のレンズ群と、を含んでいてもよい。
そして、このようなレンズユニットは、広角端状態から望遠端状態までの変倍の場合、第1番目のレンズ群と第2レンズ群との間隔を減少させ、第2番目のレンズ群と第3番目のレンズ群との間隔を増大または減少させている。
このようなレンズユニットでは、物体側レンズ群が負のパワーを有し、その次のレンズ群(第2レンズ群)が正のパワーを有している。すると、まず、撮像対象からの光は、物体側レンズ群によって発散される。その後、この発散された光は、第2レンズ群によって収斂される。
かかる場合、物体側レンズ群と第2レンズ群との間隔が減少している。すると、レンズユニットでは、変倍光学系の主点(後側主点)が第2レンズ群よりも後方に位置する。そのため、予め規定されるレンズユニットの全長において、焦点距離が比較的短くなる。したがって、本発明は、広い画角の光を受光できる広角化されたレンズユニットになる。
なお、上記したようなレンズユニットを含む本発明の撮像装置は、コンパクトでありながら、十分な収差補正を行える。また、高倍率化や広角化を図った撮像装置にもなりうる。
本発明のレンズユニットは、撮像素子・像側レンズ群を移動させることで変倍する。つまり、このレンズユニットは、例えば物体側レンズ群を移動させることなく変倍できる。したがって、本発明のレンズユニットは、例えば物体側レンズ群を構成するレンズの径(前玉径等)を比較的コンパクトにできる。その上、レンズユニットは、像側レンズ群も移動させているため、収差補正を効率的に行える。その結果、本発明のレンズユニットおよびこのレンズユニットを備えた撮像装置は、レンズの径を比較的コンパクトにした上、十分な収差補正もできる。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔1.デジタルカメラについて〕
図2・図3は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラ29の概略構成図である。図2は、各部の構成を示すとともに、デジタルカメラ29に内蔵されたレンズユニット1を示している。一方、図3は、デジタルカメラ29の側面を示している。特に、この図3は、レンズユニット1を構成する変倍光学系11を示している。
図2に示すように、デジタルカメラ29は、変倍光学系11、光学系駆動部13、撮像素子SR、信号処理部14、表示部15、記録部16、記録媒体17、操作部18、および制御部19を含むように構成されている。なお、変倍光学系11と撮像素子SRとを含む構成をレンズユニット1と表現する。
変倍光学系11は、撮影対象からの光を撮像素子SRに導くとともに、撮像素子SRの受光面(撮像面)上に結像させる光学系である。したがって、この変倍光学系11は、結像光学系や撮像光学系(撮影光学系)と表現してもよい。なお、変倍光学系11の詳細については後述する。
光学系駆動部13は、いくつかの駆動モータ(光学系用駆動モータ)と、その駆動力を変倍光学系11を構成するレンズ群に伝達する伝達機構(光学系用伝達機構)とを有している(なお、駆動モータ・伝達機構は不図示)。そして、光学系駆動部13は、駆動モータ・伝達機構を用いて、変倍光学系11の焦点距離・焦点位置を設定する。具体的には、光学系駆動部13は、制御部19からの指示に応じて、焦点距離・焦点位置を設定する。
撮像素子SRは、例えばCCD(Charge Coupled Device)のエリアセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等であり、変倍光学系11を経た光線を受光し、電気的信号(撮像データ)に変換する。そして、撮像素子SRは、この撮像データを信号処理部14へと出力する。
信号処理部14は、撮像素子SRからの電子データ(撮像データ)を処理することで、撮像データに基づいた撮像画像データを生成する。なお、この信号処理部14は、制御部19の指示に応じて処理動作のONまたはOFFを行う。また、制御部19の指示に応じて、信号処理部14は、撮像画像データを信号処理部14や記録部16に出力する。
表示部15は、例えば液晶パネルから構成されており、信号処理部14からの撮像画像データ等や、デジタルカメラ29の使用状況等を表示する。
記録部16は、制御部19の指示に応じて、記録媒体17に、信号処理部14の生成した撮像画像データを記録する。また、記録部16は、操作部18等による操作に応じた制御部19の指示に従い、記録媒体17から撮像画像データを読み出す。
記録媒体17は、例えばデジタルカメラ29の内部に組み込まれるようになったものでもよいし、フラッシュメモリ等のように着脱可能なものであってもよい。要は、撮像画像データ等を記録できるような媒体(光ディスクや半導体メモリ等)であればよい。
操作部18は、ユーザー等による各種操作指示を制御部19に出力するものであり、例えばシャッターレリーズボタンや操作ダイヤル等から構成されている。
制御部19は、監視カメラ装置全体の動作制御等を行う中枢部分となっており、デジタルカメラ29の各部材の駆動を有機的に制御して、動作を統括制御する。
〔2.レンズユニットについて〕
ここで、変倍光学系11と撮像素子SRとから成る本発明のレンズユニット1について、図1〜図3を用いて説明する。図2・図3に示すように、レンズユニット1は、デジタルカメラ29の内部に収容されている。そして、レンズユニット1は、プリズムPRやミラーMRを用いて光線を折り曲げるようになっている。なお、このレンズユニット1における光軸をAX(AX1〜AX3)と表記する。
また、図1は、図2・図3に示すレンズユニット1を便宜上、一列状に展開した展開状態を示すレンズ構成図である。そして、図1に示すように、レンズユニット1は、変倍光学系11と撮像素子SRとを含むように構成されている。
なお、この図1での「GRi」はレンズ群を示し、「Li」はレンズを示す。さらに、「si」は面(透過面等)を示している。そして、「GRi」・「Li」・「si」に付される数字(i)は、物体側から像側に至るまでの順番を示している。また、非球面の面には、「*」(アスタリスク)が付されている。そして、この図1に示される変倍光学系11は実施例1とする。
〈2−1.レンズユニットの構成について〉
レンズユニット1の変倍光学系11は、撮影対象(物体側)から順に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、および第4レンズ群GR4を有している。
《2−1−1.第1レンズ群について》
第1レンズ群(物体側レンズ群、第1番目のレンズ群)GR1は、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3から構成されている。そして、この第1レンズ群GR1は、全体として「正」の光学的パワー(屈折力)を有している。なお、パワーは、焦点距離の逆数で定義されている。
第1レンズ(前玉レンズ)L1は、物体側に凸の負メニスカスレンズである。
光学プリズムPRは、物体側からの光線を直角に折り曲げることのできるプリズムである(例えば直角プリズムである)。なお、光学プリズムPRにおけるs3は光線の入射面、s4は光線の射出面になっている。
第2レンズL2は、両側凸の正レンズ(両凸レンズ)である。第3レンズL3は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。
《2−1−2.第2レンズ群について》
第2レンズ群(中間レンズ群、第2番目のレンズ群)GR2は、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6から構成されている。そして、この第2レンズ群GR2は、全体として「負」の光学的パワーを有している。
第4レンズL4は、物体側に凸の負メニスカスレンズである。なお、s10は非球面(非球面形状の屈折光学面、非球面と等価な屈折作用を有する面等)になっている。
第5レンズL5は、両側凹の負レンズ(両凹レンズ)である。第6レンズL6は、両側凸の正レンズである。なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s13・s14を接合することで接合レンズを構成している。また、接合方法として、例えば接着剤による接合が挙げられる(なお、後述の接合レンズの接合方法としても、同様に接着剤等の接合が挙げられる)。
《2−1−3.第3レンズ群について》
第3レンズ群(中間レンズ群、第3番目のレンズ群)GR3は、光学絞りST、第7レンズL7、第8レンズL8、反射ミラーMR、第9レンズL9、第10レンズL10、および第11レンズL11から構成されている。そして、この第3レンズ群GR3は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
光学絞りSTは、開口径を可変できる絞りである。そして、この光学絞りSTは、第3レンズ群GR3と一体的に構成されている。なお、図1は、この光学絞りST自体を、便宜上、s15と表記している。また、この光学絞りSTの配設箇所に、シャッターが設けられていてもよい。このような構成であれば、光学絞りSTやシャッターを移動させるための駆動源や移動機構が不要となり、レンズユニット1がコンパクトになるためである。
第7レンズL7は、両側凸の正レンズである。なお、s16は非球面になっている。第8レンズL8は、物体側に凹の負メニスカスレンズである。なお、第7レンズL7と第8レンズL8とは、s17・s18を接合することで接合レンズを構成している。
反射ミラーMRは、第8レンズL8から射出してきた光線を反射させることで、第9レンズL9へと導くものである。なお、この反射ミラーMRは、第8レンズL8と第9レンズL9との間に位置するようになっている。
第9レンズL9は、両側凸の正レンズである。第10レンズL10は、両側凹の負レンズである。
第11レンズL11は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。なお、s27は非球面になっている。
《2−1−4.第4レンズ群について》
第4レンズ群(像側レンズ群、第4番目のレンズ群)GR4は、第12レンズL12、ローパスフィルターLF、およびカバーガラスCGから構成されている。そして、この第4レンズ群GR4は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
第12レンズL12は、両側凸の正レンズである。なお、s28・s29は非球面になっている。
ローパスフィルターLFは、2面(s30・s31)構成のフィルターであり、撮像素子SRの画素ピッチにより決定される所定の遮断周波数特性を有する光学的フィルター(例えば赤外線カットフィルター)である。
カバーガラスCGは、撮像素子SRの受光面を保護する2面(s32・s33)構成のガラスである。したがって、カバーガラスCGのs33と撮像素子SRの受光面とは、極めて近づくように配設されている(例えば、s33と受光面との間隔が0.5mm程度)。
《2−1−5.撮像素子について》
なお、本発明のレンズユニット1における撮像素子SRは可動になっている。例えば、駆動モータ(撮像素子用駆動モータ)と、その駆動力を撮像素子SRに伝達する伝達機構(撮像素子用伝達機構)とを含む撮像素子駆動部(不図示)が、撮像素子SRを移動させる。
ただし、撮像素子SRの移動源は、この撮像素子駆動部の駆動力のみに限定されるものではない。例えば、撮像素子SRと第4レンズ群GR4とが連係(連結)して、光学系駆動部13の駆動力で、同時に(一体で)移動してもよい。このような構成であれば、例えば、撮像素子SR専用の移動用駆動源や、第4レンズ群GR4専用の移動用駆動源が不要になる。また、撮像素子SRと第4レンズ群GR4とが密着して一体化していれば、両者(撮像素子SR・第4レンズ群GR4)の間隔が比較的に狭くなる。したがって、レンズユニット1がコンパクトになる。
したがって、実施例1や、後述する実施例2では、撮像素子SRと第4レンズ群GR4とが一体的に移動するレンズユニット1を例に挙げている。なお、撮像素子SRのハウジングと第4レンズ群GR4とが接着等されることで、撮像素子SRと第4レンズ群GR4との連係(一体化)は実現できる。
〈2−2.変倍光学系(実施例1)のコンストラクションデータについて〉
次に、上記してきたレンズユニット1に含まれる実施例1の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表1・表2を用いて説明する。
Figure 2006323212
この表1での「ri」は、各面(si)における曲率半径[単位;mm]を示している。なお、非球面の面には、アスタリスク(*)が付されている。「di」は、i番目の面(si)と、i+1番目の面(si+1)との間における軸上面間隔[単位;mm]を示している。なお、ズーミングにより軸上面間隔が変化(変動)する場合、広角端状態(W)でのdi・中間焦点距離状態(M)でのdi・望遠端状態(T)でのdiが、この順で表記されている。
また、「Ni」・「υi」は、軸上面間隔(di)での媒質の有する屈折率(Nd)・アッベ数(νd)を示している。なお、屈折率(Nd)・アッベ数(νd)は、d線(波長587.56nm)に対するものである。
また、「焦点距離状態」は、広角端状態(W;最短焦点距離状態)〜中間焦点距離状態(M)〜望遠端状態(T;最長焦点距離状態)を意味している。そして、「f」・「FNO」は、各焦点状態(W)・(M)・(T)に対応する全系の焦点距離[単位;mm]・Fナンバーを示している。
ところで、上記の非球面は、下記の式(定義式1)で定義される。
X(H)=C0・H2/{1+√(1−ε・C0 2・H2)}+ΣAj・Hj…(定義式
1)
但し、定義式1中、
H;光軸AXに対しての垂直な方向の高さ、
X(H);高さHの位置での光軸AX方向(サグ)の変位量、
0;近軸曲率(=1/ri)、
ε;2次曲面パラメータ、
j;非球面の次数、
Aj;j次の非球面係数、
である。
そこで、非球面に関するデータ(非球面データ)を下記の表2に示す。ただし、表記されていない項の係数は「0」(ゼロ)であり、すべてのデータに関して、「E−n」=「×10-n」になっている。
Figure 2006323212
〈2−3.レンズユニットにおける各レンズ群の移動について〉
《2−3−1.ズーミングについて》
ここで、各レンズ群(GR1〜GR4)の移動について、図1を用いて説明する。レンズユニット1における変倍(ズーミング)は、各レンズ群の間隔を光軸AXに沿って変化させることで行われる。例えば図1のレンズユニット1は、ズーミングの場合、各レンズ群における一部のレンズ群(第2レンズ群GR2等)を移動させている。
なお、便宜上、図1は、ズーミングに伴う間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d8・d14・d27が図示されている。
この図1のレンズ構成図は、広角端状態(W)でのレンズ配置を光学断面で示している。そして、図における矢印「MMi」は、望遠端状態(W)から中間焦点状態(M)、さらには、中間焦点状態(M)から望遠端状態(T)に至るまでの各レンズ群の移動を模式的に表記している。なお、MMiのiは物体側から像側に至るまでの順番を示している。したがって、各レンズ群の順番に対応する。
すると、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へのズーミングが行われる場合、図1のレンズユニット1では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔は増大、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔は減少、第3レンズ群GR3と第4レンズ群GR4(撮像素子と一体構造の第4レンズ群GR4;以下、「GR4+SR」表記する場合あり)との間隔は増大する。
具体的には、レンズユニット1は、第2レンズ群GR2を像側に移動させ、第4レンズ群GR4(GR4+SR)を像側へ移動させている一方、第1レンズ群GR1および第3レンズ群GR3を不動(位置固定)にして、ズーミングを行っている。
このような各レンズ群〔GR1〜GR4(GR4+SR)〕におけるズーミングの移動量を示した表3を下記に示す。
Figure 2006323212
なお、この表では、広角端状態(W)が基準になっている。そのため、広角端状態(W)の移動量[単位;mm]が、「0.0000」になっている。そして、この基準〔広角端状態(W)〕からの移動方向が、物体側から像側の場合「+」と表記し、像側から物体側の場合「−」と表記する。また、この表でのTL[単位;mm]は、第1レンズL1におけるr1の面頂点から撮像素子SRの受光面までの距離を表している。
この表3および図1からわかるように、実施例1の変倍光学系11を備えたレンズユニット1において、可動なレンズ群は、第2レンズ群GR2・第4レンズ群GR4(GR4+SR)になっている。そして、第2レンズ群GR2が、焦点距離を変えるためのバリエータとして機能し、第4レンズ群GR4(GR4+SR)が、ズーミングによって生じた像点移動を補正するコンペンセータとして機能している。
なお、図4〜図6は、ズーミングにおける変倍光学系11の収差を示している。具体的には、図4(図4A〜図4C)は広角端状態(W)での収差、図5(図5A〜図5C)は中間焦点距離状態(M)での収差、図6(図6A〜図6C)は望遠端状態(T)での収差を示している。
そして、図4A・図5A・図6Aは球面収差(spherical aberration;S.A.)・正弦条件(sine condition;S.C.)を示している。そして、図における線dはd線に対する球面収差[単位;mm]、破線SCは正弦条件不満足量[単位;mm]を示している。なお、これらの図には、FNO(Fナンバー)も表記されている。
図4B・図5B・図6Bは非点収差(astigmatism)を示している。そして、図における破線DMは、メリジオナル面でのd線に対する非点収差[単位;mm]を示している。また、線DSは、サジタル面でのd線に対する非点収差[単位;mm]を示している。なお、これらの図には、撮像素子SRの受光面上での最大像高(光軸AXからの距離)である「Y’」[単位;mm]も表記されている。
図4C・図5C・図6Cは歪曲収差(distortion)を示している。そして、図における実線は、d線に対する歪曲[単位;%]を示している。なお、これらの図にも、「Y’」が表記されている。
《2−3−2.フォーカシングについて》
続いて、レンズユニット1における合焦(フォーカシング)について、下記の表4を用いて説明する。この表4は、上記のようにズーミングされた後、レンズユニット1で撮影対象(被写体)を撮影する場合(最短撮影距離の被写体を撮影する場合)のレンズ群の移動量を示している。
Figure 2006323212
なお、この表4では、表3での各焦点距離状態〔(W)・(M)・(T)〕でのレンズ群の位置関係が基準になっている。また、表4での最短撮影距離[単位;mm]は、被写体の面(被写体面)から第1レンズL1におけるr1の面頂点までの距離になっている。
この表4に示すように、いずれの焦点距離状態でのフォーカシングの場合、図1のレンズユニット1では、第4レンズ群GR4(GR4+SR)が像側へ移動する一方、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3は不動になっている。
なお、図7〜図9は、フォーカシングにおける変倍光学系11の収差を示している。具体的には、図7(図7A〜図7C)は広角端状態(W)で最短撮影距離0.2[m]の場合の収差、図8(図8A〜図8C)は中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離0.9[m]の場合の収差、図9(図9A〜図9C)は望遠端状態(T)で最短撮影距離0.9[m]の場合の収差を示している。また、図7A・図8A・図9Aは球面収差図、図7B・図8B・図9Bは非点収差図、図7C・図8C・図9Cは歪曲収差図になっている。そのため、各線の説明は、上記の図4〜図6を参照するものとする。
〔3.本発明の種々の特徴の一例について〕
以上のように、本発明のレンズユニット1(実施例1の変倍光学系11を備えたレンズユニット1)は、第1レンズ群GR1〜第4レンズ群GR4(複数のレンズ群)から成る変倍光学系11を備えるとともに、この変倍光学系11を経た撮像対象からの光を受光する撮像素子SRを備えている。
そして、このレンズユニット1では、ズーミングの場合、第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3が不動になっている。すなわち、複数のレンズ群(GR1〜GR4)において、像側に最も近い第4レンズ群GR4以外のレンズ群のうち、少なくとも1つ(実施例1の場合、第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3)が、不動になっている。一方、像側に最も近い第4レンズ群GR4と撮像素子SRとは、光軸AXに沿って移動するようになっている。
一般的に、撮像素子SRが不動(固定状態)である一方、この撮像素子SRよりも撮像対象(物体側)に近いレンズ群(例えば第1レンズ群GR1)が可動である場合、撮像素子SRと第1レンズ群GR1との間隔が長いほど(すなわちレンズユニット1の全長が長いほど)、第1レンズ群GR1を構成するレンズの径(例えば第1レンズL1の径;前玉レンズ径)は大きくなる傾向がある。なぜなら、その第1レンズL1が、撮影対象に近づくために、比較的広い画角の光を受光する必要があるためである。したがって、この傾向は、広角撮影(広角端状態)の場合に顕著に現れる。
しかしながら、本発明のレンズユニットでは、ズーミングの場合、撮像素子SRが移動する(可動になっている)。一方、第4レンズ群GR4以外のレンズ群において、少なくとも1つのレンズ群(例えば第1レンズ群GR1)は、ズーミングの場合であっても、不動になっている。
このように撮像素子SRが移動する一方、第1レンズ群GR1が不動なズーミングは、撮像素子SRが不動な一方、第1レンズ群GR1が可動するズーミングと同様な構成になる。なぜなら、撮像素子SRが不動な一方で第1レンズ群GR1が移動することと、撮像素子SRが移動する一方で第1レンズ群GR1が不動であることとは、相対的には、同義(等価)といえるためである。
すると、本発明のレンズユニット1は、撮像素子SRを移動させることで、ズーミング(特に広角端撮影)できる。そのため、例えば第1レンズ群GR1が、撮影対象(物体側)に向かって繰り出す必要はなくなる。その結果、例えば第1レンズ群GR1を構成する第1レンズL1等の径(例えば前玉径)が、比較的縮小する(コンパクトになる)。
ところで、通常、レンズユニット1がズーミングを行うと、上記したような、各種収差が発生する。この収差を補正するために、本発明のレンズユニット1は、撮像素子SRのみを動かすこともできる。しかし、撮像素子SRのみの移動だけでは、十分な補正を行うことは難しい。
そこで、本発明のレンズユニット1では、撮像素子SRとともに、第4レンズ群GR4も移動する。つまり、本発明のレンズユニット1は、2つの可動体(第4レンズ群GR4等・撮像素子SR)で、収差を補正できる。したがって、撮像素子SRのみによる収差補正に比べて、十分な収差補正ができる。
なお、収差補正の点から、第4レンズ群GR4は、非球面(s28・s29)を有するレンズを含んでいてもよい。このような構成であれば、レンズユニット1は、効果的に収差補正できる。
また、本発明のレンズユニット1は、第4レンズ群GR4を移動させている。そのため、第4レンズ群GR4以外のレンズ群(第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3)に起因する収差を、可動な第4レンズ群GR4で効果的に補正できる。すると、本発明のレンズユニット1では、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3の設計自由度(例えば曲率等の設計自由度)が高まる。
したがって、本発明は、レンズの径(前玉径等)を比較的コンパクトにした上、十分な収差補正もできるレンズユニット1になっている。
また、本発明のレンズユニット1は、第4レンズ群GR4と撮像素子SRとを一体化しており、フォーカシングの場合、複数のレンズ群(GR1〜GR4)で、第4レンズ群GR4以外のレンズ群(GR1〜GR3)の少なくとも1つを不動にする一方、光軸AXに沿って第4レンズ群GR4および撮像素子SRを同時に(一体で)移動させる。
一般的に、変倍光学系11において、ズーミングが行われ、さらにフォーカシングが行われようとする場合、複数のレンズ群(GR1〜GR4)のいずれかのレンズ群が移動する。そのため、種々の収差が発生しやすい。特に、近距離撮影(例えば、最短撮影距離での撮影)が行われる場合、比較的にフォーカシングに要するレンズ群の移動量が大きくなる。そのため、収差は顕著に現れやすい。
そこで、本発明のレンズユニット1では、フォーカシングの場合、撮像素子SRが移動する一方、第4レンズ群GR4以外のレンズ群(GR1〜GR3)における少なくとも1つのレンズ群(例えば第1レンズ群GR1)が不動になっている。
このように撮像素子SRが移動する一方、第1レンズ群GR1が不動なフォーカシングは、撮像素子SRが不動な一方、第1レンズ群GR1が可動するフォーカシングと同様な構成になる。そのため、本発明のレンズユニット1は、撮像素子を不動にして行われるフォーカシングの場合と同程度の収差補正を行える。
その上、本発明のレンズユニット1は、移動する撮像素子SRと第4レンズ群GR4とが一体化している。すると、上記したように、レンズユニット1がコンパクトになる。その上、第4レンズ群GR4以外のレンズ群(GR1〜GR3)に起因する収差は、可動な第4レンズ群GR4によって効果的に補正される。すると、本発明のレンズユニット1では、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3の設計自由度が高まる。
また、上記したように、レンズ群の移動に起因する収差の発生が抑制される。そのため、収差補正のための第4レンズ群GR4の設計が簡単になる。したがって、この第4レンズ群GR4の設計自由度も高まる。
また、本発明のレンズユニット1では、複数のレンズ群(GR1〜GR4)は、物体側から順に、正のパワーを有する第1レンズ群GR1と、負のパワーを有する第2レンズ群GR2と、正のパワーを有する第3レンズ群GR3と、正のパワーを有する第4レンズ群GR4と、を少なくとも含んでいる。
そして、このようなレンズユニット1は、広角端状態(W)から望遠端状態(T)までのズーミングの場合、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を増大させ、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔を減少させ、第3レンズ群GR3と第4レンズ群GR4との間隔を増加させている。
このようなレンズユニット1では、第1レンズ群GR1が正のパワーを有し、その次の第2レンズ群GR2が負のパワーを有している。すると、まず、撮像対象からの光は、第1レンズ群GR1によって収斂される。その後、この収斂された光は、第2レンズ群GR2によって発散される。
かかる場合、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔が増大している。すると、第1レンズ群GR1の焦点距離が、変倍光学系11の焦点距離(全系の焦点距離)よりも短くなる。さらに、第2レンズ群GR2が、この第1レンズ群GR1を通過した光の結像する手前で、光の収斂性を抑制させる。したがって、結像点が後方へずれる。すると、予め規定されるレンズユニット1の全長において、焦点距離が比較的長くなる。したがって、本発明のレンズユニット1は、比較的高倍率(比較的高い変倍比)を有する。
その上、本発明のレンズユニット1は、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を増大させ、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔を減少させ、第3レンズ群GR3と第4レンズ群GR4との間隔を増加させている。このような間隔でのズーミングは、1つのレンズ群(例えば第2レンズ群GR2)と第4レンズ群GR4との移動でもよい。また、第4レンズ群GR4以外の複数のレンズ群(GR1〜GR3)と第4レンズ群GR4との移動でもよい。
すると、ズーミングのためのレンズ群(GR1〜GR4)の移動が種々想定できる。したがって、比較的少ないレンズ群(例えばGR2・GR4)に、ズーミングを負担(変倍負担)させてもよいし、比較的多くのレンズ群(例えばGR1・GR2・GR4)にズーミングを負担させてもよい。したがって、本発明は、レンズ群の移動の自由度を高めたレンズユニット1になる。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
実施の形態1のレンズユニット1では、複数のレンズ群(GR1〜GR4)において〔具体的には、第4レンズL4以外のレンズ群(GR1〜GR3)において〕、第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3が不動になっていた。しかし、本発明での不動になるレンズ群は、2つである必要はない。つまり、第4レンズL4以外のレンズ群(GR1〜GR3)で、少なくとも1つのレンズ群が不動になっていてもよい。そこで、第1レンズ群GR1のみが不動になった変倍光学系11を備えたレンズユニット1について説明する。
〔1.レンズユニットについて〕
以下に、ズーミングの場合、第2レンズ群GR2・第3レンズ群GR3・第4レンズ群GR4(GR4+SR)が可動になったレンズユニット1について図10を用いて説明していく。なお、この実施の形態2のレンズユニット1が有する変倍光学系11を実施例2とする。そして、この実施例2は、一列に並ぶような変倍光学系11になっている。
〈1−1.レンズユニットの構成について〉
レンズユニット1の変倍光学系11(実施例2)は、実施例1同様、撮影対象(物体側)から順に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、および第4レンズ群GR4を有している。
《1−1−1.第1レンズ群について》
第1レンズ群(物体側レンズ群、第1番目のレンズ群)GR1は、第1レンズL1、第2レンズL2、および第3レンズL3から構成されている。そして、この第1レンズ群GR1は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
第1レンズ(前玉レンズ)L1は、物体側に凸の負メニスカスレンズレンズである。
第2レンズL2は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。なお、第1レンズL1と第2レンズL2とは、s2・s3を接合することで接合レンズを構成している。
第3レンズL3は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。
《1−1−2.第2レンズ群について》
第2レンズ群(中間レンズ群、第2番目のレンズ群)GR2は、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、第7レンズL7、および第8レンズL8から構成されている。そして、この第2レンズ群GR2は、全体として「負」の光学的パワーを有している。
第4レンズL4は、物体側に凸の負メニスカスレンズである。第5レンズL5は、物体側に凹の正メニスカスレンズである。第6レンズL6は、両側凹の負レンズである。なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s10・s11を接合することで接合レンズを構成している。
第7レンズL7は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。第8レンズL8は、両側凹の負レンズである。
《1−1−3.第3レンズ群について》
第3レンズ群(中間レンズ群、第3番目のレンズ群)GR3は、光学絞りST、第9レンズL9、第10レンズL10、第11レンズL11、および第12レンズL12から構成されている。そして、この第3レンズ群GR3は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
光学絞りSTは、上記同様、開口径を可変できる絞りである。そして、この光学絞りSTは、第3レンズ群GR3と一体的に構成されている。なお、図10は、この光学絞りST自体を、便宜上、s17と表記している。
第9レンズL9は、両側凸の正レンズである。第10レンズL10は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。第11レンズL11は、物体側に凸の負メニスカスレンズある。なお、第10レンズL10と第11レンズL11とは、s21・s22を接合することで接合レンズを構成している。
第12レンズL12は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。なお、s25は非球面になっている。
《1−1−4.第4レンズ群について》
第4レンズ群(像側レンズ群、第4番目のレンズ群)GR4は、第13レンズL13、第14レンズL14、平行平面板PT、およびカバーガラスCGから構成されている。そして、この第4レンズ群GR4は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
第13レンズL13は、物体側に凹の負メニスカスレンズである。第14レンズL14は、物体側に凹の正メニスカスレンズである。なお、s28・s29は非球面になっている。
平行平面板PTは、2面(s30・s31)構成になっている。なお、この平行平面板PTは、ローパスフィルターとしての機能を有している。
カバーガラスCGは、撮像素子SRの受光面を保護する2面(s32・s33)構成のガラスである。したがって、カバーガラスCGのs33と撮像素子SRの受光面とは、極めて近づくように配設されている。
〈1−2.変倍光学系(実施例2)のコンストラクションデータについて〉
次に、上記した実施例2の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表5・表6を用いて説明する。なお、この表5・表6は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
Figure 2006323212
〈1−3.レンズユニットにおける各レンズ群の移動について〉
《1−3−1.ズーミングについて》
ここで、各レンズ群(GR1〜GR4)の移動について、図10を用いて説明する。なお、便宜上、図10は、ズーミングに伴う間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d6・d16・d25が図示されている。
広角端状態(W)から望遠端状態(T)へのズーミングが行われる場合、図10のレンズユニット1では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔は増大、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔は減少、第3レンズ群GR3と第4レンズ群GR4(GR4+SR)との間隔は増大する。
具体的には、レンズユニット1は、第2レンズ群GR2を像側に移動させ、第3レンズ群GR3・第4レンズ群GR4(GR4+SR)を像側へ移動させている。一方、レンズユニット1は、第1レンズ群GR1を不動(位置固定)にして、ズーミングを行っている。
このような各レンズ群〔GR1〜GR4(GR4+SR)〕におけるズーミングの移動量を示した表7を下記に示す。なお、この表7は、上記の表3と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
この表7および図10からわかるように、実施例2の変倍光学系11を備えたレンズユニット1において、可動なレンズ群は、第2レンズ群GR2・第3レンズ群GR3・第4レンズ群GR4(GR4+SR)になっている。
なお、図11〜図13は、ズーミングにおける変倍光学系11の収差を示している。そして、この図11〜図13は、図4〜図6と同様の表現になっている。
《1−3−2.フォーカシングについて》
続いて、レンズユニット1における合焦(フォーカシング)について、下記の表8を用いて説明する。なお、この表8は、上記の表4と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
この表8に示すように、いずれの焦点距離状態でのフォーカシングの場合、図10のレンズユニット1では、第4レンズ群GR4(GR4+SR)が像側へ移動する一方、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3は不動になっている。
なお、図14〜図16は、フォーカシングにおける変倍光学系11の収差を示している。そして、この図14〜図16は、図7〜図9と同様の表現になっている。
〔2.本発明の種々の特徴の一例について〕
以上のように、実施の形態2におけるレンズユニット1は、実施の形態1同様に、第1レンズ群GR1〜第4レンズ群GR4(複数のレンズ群)から成る変倍光学系11を備えるとともに、この変倍光学系11を経た撮像対象からの光を受光する撮像素子SRを備えている。
そして、このレンズユニット1では、ズーミングの場合、第1レンズ群GR1が不動になっている。すなわち、複数のレンズ群(GR1〜GR4)において、像側に最も近い第4レンズ群GR4以外のレンズ群のうち、少なくとも1つのレンズ群である第1レンズ群GR1が、不動になっている。一方、像側に最も近い第4レンズ群GR4と撮像素子SRとは、光軸AXに沿って移動するようになっている。
つまり、実施の形態2のレンズユニット1(図10参照)は、不動となるレンズ群が第1レンズ群GR1のみである点以外、実施の形態1に類似して、第4レンズ群GR4・撮像素子SRの移動するレンズユニット1になっている(例えば光学的パワーの配置順は同一になっている)。そのため、実施の形態2のレンズユニット1は、実施の形態1で説明した本発明の効果を奏じることになる。
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1・2で用いた部材と同様の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
実施の形態1・2は、物体側から順に、正・負・正・正の順で並ぶレンズ群(GR1〜GR4)を備えたレンズユニット1を説明してきた。しかし、本発明は、このような配置に限定されるものではない。
〔1.レンズユニットについて〕
そこで、以下に、異なる配置のレンズユニット1について図17を用いて説明していく。なお、この実施の形態3のレンズユニット1が有する変倍光学系11を実施例3とする。そして、この実施例3は、一列に並ぶような変倍光学系11になっている。
〈1−1.レンズユニットの構成について〉
レンズユニット1の変倍光学系11(実施例3)は、実施例1・2同様、撮影対象(物体側)から順に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、およびフィルタユニットFUを有している。なお、このフィルタユニットFUは、物体側から順番で4番目の位置になっていることから、FU4と表記する場合がある。
《1−1−1.第1レンズ群について》
第1レンズ群(物体側レンズ群、第1番目のレンズ群)GR1は、第1レンズL1、および第2レンズL2から構成されている。そして、この第1レンズ群GR1は、全体として「負」の光学的パワーを有している。
第1レンズ(前玉レンズ)L1は、両側凹の負レンズである。なお、s2は非球面になっている。第2レンズL2は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。
《1−1−2.第2レンズ群について》
第2レンズ群(中間レンズ群、第2番目のレンズ群)GR2は、光学絞りST、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6から構成されている。そして、この第2レンズ群GR2は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
光学絞りSTは、上記同様、開口径を可変できる絞りである。そして、この光学絞りSTは、第2レンズ群GR2と一体的に構成されている。なお、図17は、この光学絞りST自体を、便宜上、s5と表記している。
第3レンズL3は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。第4レンズL4は、物体側に凸の正メニスカスレンズである。第5レンズL5は、物体側に凸の負メニスカスレンズである。なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s9・s10を接合することで接合レンズを構成している。
第6レンズL6は、物体側に凹の負メニスカスレンズである。なお、s12・s13は非球面になっている。
《1−1−3.第3レンズ群について》
第3レンズ群(像側レンズ群、第3番目のレンズ群)GR3は、第7レンズL7のみで構成されている。そして、この第3レンズ群GR3(すなわち第7レンズL7)は、「正」の光学的パワーを有している。
第7レンズL7は、両側凸の正レンズである。なお、s14・s15は非球面になっている。
《1−1−4.フィルタユニットについて》
フィルタユニットFU4は、ローパスフィルターLF、およびカバーガラスCGから構成されている。そして、このフィルタユニット4は、全体として光学的パワーを有していない。なお、このフィルタユニットFU4は、撮像素子SRと一体化している。そのため、フィルタユニットFU4を「FU4+SR」と表記する場合がある。
ローパスフィルターLFは、2面(s16・s17)構成のフィルターであり、撮像素子SRの画素ピッチにより決定される所定の遮断周波数特性を有する光学的フィルターである。
カバーガラスCGは、撮像素子SRの受光面を保護する2面(s18・s19)構成のガラスである。したがって、カバーガラスCGのs19と撮像素子SRの受光面とは、極めて近づくように配設されている。
〈1−2.変倍光学系(実施例3)のコンストラクションデータについて〕
次に、上記して実施例3の変倍光学系11のコンストラクションデータについて、表9・表10を用いて説明する。なお、この表9・表10は、上記の表1・表2と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
Figure 2006323212
〈1−3.レンズユニットにおける各レンズ群の移動について〉
《1−3−1.ズーミングについて》
ここで、各レンズ群等(GR1〜FU4)の移動について、図17を用いて説明する。なお、便宜上、図17は、ズーミングに伴う間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。具体的には、d4・d13・d15が図示されている。
すると、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へのズーミングが行われる場合、レンズユニット1では、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔は減少、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔は増大、第3レンズ群GR3とフィルタユニットFU4(FU4+SR)との間隔は減少する。
具体的には、レンズユニット1は、第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3・フィルタユニットFU4(FU4+SR)を像側へ移動させる一方、第2レンズ群GR2を不動(位置固定)にして、ズーミングを行っている。
このような各レンズ群〔GR1〜FU4(FU4+SR)〕におけるズーミングの移動量を示した表11を下記に示す。なお、この表11は、上記の表3と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
この表11および図17からわかるように、実施例3の変倍光学系11を備えたレンズユニット1において、可動な群は、第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3・フィルタユニットFU4(FU4+SR)になっている。
なお、図18〜図20は、ズーミングにおける変倍光学系11の収差を示している。そして、この図18〜図20は、図4〜図6と同様の表現になっている。
《1−3−2.フォーカシングについて》
続いて、レンズユニット1における合焦(フォーカシング)について、下記の表12を用いて説明する。なお、この表12は、上記の表4と同様の表現になっている。
Figure 2006323212
この表12に示すように、いずれの焦点距離状態でのフォーカシングの場合、図17のレンズユニット1では、第3レンズ群GR3・フィルタユニットFU4(FU4+SR)が像側へ移動する一方、第1レンズ群GR1・第2レンズ群GR2は不動になっている。
なお、図21〜図23は、フォーカシングにおける変倍光学系11の収差を示している。そして、この図21〜図23は、図7〜図9と同様の表現になっている。
〔2.本発明の種々の特徴の一例について〕
以上のように、本発明のレンズユニット1では、複数のレンズ群は、物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群GR1と、正のパワーを有する第2レンズ群GR2と、正のパワーを有する第3レンズ群GR3と、を少なくとも含んでいる。
そして、このようなレンズユニット1は、広角端状態(W)から望遠端状態(T)までのズーミングの場合、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を減少させ、第2レンズ群GR1と第3レンズ群GR3との間隔を増大させている。
このようなレンズユニットでは、第1レンズ群GR1が負のパワーを有し、その次の第2レンズ群GR2が正のパワーを有している。すると、まず、撮像対象からの光は、第1レンズ群GR1によって発散される。その後、この発散された光は、第2レンズ群GR2によって収斂される。
かかる場合、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔が減少している。すると、レンズユニット1では、変倍光学系11の主点(後側主点)が第2レンズ群GR2よりも後方に位置する。そのため、予め規定されるレンズユニット1の全長において、焦点距離が比較的短くなる。したがって、本発明は、広い画角の光を受光できる広角化されたレンズユニット1になる。
その上、本発明のレンズユニット1は、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を減少させ、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔を増大させている。このような間隔でのズーミングは、1つのレンズ群(例えば第2レンズ群GR2)の移動でも、複数のレンズ群(例えばGR1〜GR3)の移動でも実現できる。
すると、ズーミングのためのレンズ群(例えばGR1〜GR3)の移動が種々想定できる。したがって、比較的少ないレンズ群(例えばGR2)にズーミングを負担(変倍負担)させてもよいし、比較的多くのレンズ群(例えばGR1〜GR3)にズーミングを負担させてもよい。したがって、本発明は、レンズ群の移動の自由度を高めたレンズユニット1になる。
なお、図示してはいないが、本発明のレンズユニット1は、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を減少させ、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔を減少させていてもよい。
なぜなら、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔が減少しているため、レンズユニット1が、広い画角の光を受光できるためである。すなわち、本発明は、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔を減少させ、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔を減少させるズーミングであっても、上記同様、広角化された上に、レンズ群の移動の自由度を高めたレンズユニット1になる。
また、実施の形態3におけるレンズユニット1は、実施の形態1・2同様に、複数のレンズ群から成る変倍光学系11を備えるとともに、この変倍光学系11を経た撮像対象からの光を受光する撮像素子SRを備えている。
そして、このレンズユニット1では、ズーミングの場合、第2レンズ群GR2が不動になっている。すなわち、複数のレンズ群(GR1〜GR3)において、像側に最も近い第3レンズ群GR3以外のレンズ群のうち、少なくとも1つのレンズ群である第2レンズ群GR2が、不動になっている。一方、像側に最も近い第3レンズ群GR3と撮像素子SRとは、光軸AXに沿って移動するようになっている。
つまり、実施の形態3のレンズユニット1(図17参照)は、レンズ群の光学的パワーの配置順は異なるものの、実施の形態1・2同様、像側に最も近い第3レンズ群GR3・撮像素子SRの移動するレンズユニット1になっている。そのため、実施の形態3のレンズユニット1は、実施の形態1・2にて説明した本発明の効果のうち下記の効果を奏じることになる。
そのため、実施の形態3のレンズユニット1は、実施の形態1で説明した、下記の効果を少なくとも発揮する。
・ズーミングの場合、撮像素子SRが移動することから、例えば第2レンズ群GR2が、撮影対象(物体側)に向かって繰り出す必要はなくなる。したがって、第2レンズ群GR2を構成する第3レンズL3等の径が、比較的縮小するという効果。
・ズーミングの場合、複数の可動体〔第1レンズ群GR1・第3レンズ群GR3・フィルタユニットFU4(FU4+SR)〕が、収差補正していることから、撮像素子SRのみの移動に比べて、十分な収差補正が行える効果。
・ズーミングの場合、特に、撮像素子SRが移動することで、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3に起因する収差を効率よく収差補正できることから、第1レンズ群GR1〜第3レンズ群GR3の設計自由度(例えば曲率等の設計自由度)が高まるという効果。
・フィルタユニットFU4と撮像素子SRとが一体化していることから、変倍光学系11、ひいてはレンズユニット1が比較的縮小するという効果。
・フォーカシングの場合、撮像素子SRが移動することから、第1レンズ群GR1等が、撮影対象(物体側)に向かって繰り出す必要はなくなる。したがって、レンズ群の移動に起因する収差の発生が抑制されるという効果。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、上記では、本発明のレンズユニットを備えた撮像装置としてデジタルカメラを列挙して説明してきたが、これに限定されるものではない。例えば、本発明の撮像装置として、ビデオカメラ、監視カメラ、車載カメラ、テレビ電話用カメラ、ドアホーン用カメラが挙げられる。
また、本発明の撮像装置は、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistant)、および、その他のデジタル機器等に組みこまれてもよい。
このようなデジタル機器に本発明の撮像装置が組みこまれると、各種デジタル機器が、カメラ機能を備えることになる。例えば、カメラ付き携帯電話等のような、画像入力機能付きデジタル機器が構成できる。
本発明は、ズーミング可能な光学系や、その光学系を備えた撮像装置に有用である。
本発明のレンズユニットにおける変倍光学系(実施例1)のレンズ構成図である。 各実施の形態のデジタルカメラであり、背面からの概略構成図である。 各実施の形態のデジタルカメラであり、側面からの概略構成図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の球面収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の非点収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例1)の歪曲収差図である。 本発明のレンズユニットにおける変倍光学系(実施例2)のレンズ構成図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の球面収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の非点収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例2)の歪曲収差図である。 本発明のレンズユニットにおける変倍光学系(実施例3)のレンズ構成図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 広角端状態(W)になった変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)になった変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 望遠端状態(T)になった変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 広角端状態(W)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 中間焦点距離状態(M)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の球面収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の非点収差図である。 望遠端状態(T)で最短撮影距離のフォーカシングを行った変倍光学系(実施例3)の歪曲収差図である。
符号の説明
1 レンズユニット
11 変倍光学系
29 デジタルカメラ(撮像装置)
GR レンズ群
GR1 第1レンズ群(物体側レンズ群)
GR2 第2レンズ群
GR3 第3レンズ群
GR4 第4レンズ群
FU フィルタユニット
L レンズ
s 面
SR 撮像素子
PR 光学プリズム
ST 光学絞り
LF ローパスフィルター
PT 平行平面板
CG カバーガラス
AX 光軸

Claims (8)

  1. 複数のレンズ群から成る変倍光学系と、この変倍光学系を経た光を受光する撮像素子と、を含むレンズユニットであって、
    上記の複数のレンズ群は、物体側に最も近い物体側レンズ群および像側に最も近い像側レンズ群を少なくとも有しており、
    変倍の場合、
    上記の複数のレンズ群で、像側レンズ群以外のレンズ群の少なくとも1つが不動である一方、上記の像側レンズ群および撮像素子は光軸に沿って移動することを特徴とするレンズユニット。
  2. 上記の像側レンズ群と撮像素子とが、一体で移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 複数のレンズ群から成る変倍光学系と、この変倍光学系を経た光を受光する撮像素子と、を含むレンズユニットであって、
    上記の複数のレンズ群は、物体側に最も近い物体側レンズ群および像側に最も近い像側レンズ群を少なくとも有しており、
    合焦の場合、
    上記の複数のレンズ群で、像側レンズ群以外のレンズ群の少なくとも1つが不動である一方、上記の像側レンズ群および撮像素子は光軸に沿って一体で移動することを特徴とするレンズユニット。
  4. 上記像側レンズ群は、非球面を有するレンズを含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  5. 上記の不動のレンズ群には、光学絞り、またはシャッターが含まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  6. 上記の複数のレンズ群は、少なくとも、物体側から順に、
    正のパワーを有する第1番目のレンズ群と、
    負のパワーを有する第2番目のレンズ群と、
    正のパワーを有する第3番目のレンズ群と、
    正のパワーを有する第4番目のレンズ群と、
    を含んでおり、
    広角端状態から望遠端状態までの変倍の場合、
    上記の第1番目のレンズ群と第2番目のレンズ群との間隔が増大し、上記の第2番目のレンズ群と第3番目のレンズ群との間隔が減少し、上記の第3番目のレンズ群と第4番目のレンズ群との間隔が増加していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  7. 上記の複数のレンズ群は、少なくとも、物体側から順に、
    負のパワーを有する第1番目のレンズ群と、
    正のパワーを有する第2番目のレンズ群と、
    正のパワーを有する第3番目のレンズ群と、
    を含んでおり、
    広角端状態から望遠端状態までの変倍の場合、
    上記の第1番目のレンズ群と第2レンズ群との間隔が減少し、上記の第2番目のレンズ群と第3番目のレンズ群との間隔が増大または減少していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のレンズユニットを備えることを特徴とする撮像装置。
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