JP2007279147A - 変倍光学系および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトカメラ等の小型の撮像装置に適した手振れ補正機能付きの変倍光学系等を提供する。
【解決手段】負パワーの第1レンズ群GR1と、正パワーの第2レンズ群GR2と、負パワーの第3レンズ群GR3と、正パワーの第4レンズ群GR4と、を少なくとも変倍光学系OSが、ズーミングで、光軸方向に対し垂直な面内方向において、第2レンズ群GR2を移動させることで、像面上の結像のブレを補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影対象(物体側)からの光を撮像素子に導く変倍光学系と、その変倍光学系を備える撮像装置に関するものである。詳説すると、本発明は、防振機能を備える変倍光学系および撮像装置に関するものである。
従来から、物体側から像側に向かって、「負・正・負・正」のパワー配置を有する変倍光学系は、広角化・高倍率化に適するといわれる。そのため、かかるパワー配置を有する変倍光学系は、種々開示されている(特許文献1〜4)。
例えば、特許文献1〜3は、一眼レフカメラ等の交換レンズに採用される変倍光学系を開示している。特に、これらの変倍光学系は、物体側から像側に向かって何番目かに位置するレンズ群を光軸方向に対し垂直な面内方向に移動させることで、防振機能(いわゆる手振れ補正機能)を発揮している。
具体的には、特許文献1の変倍光学系は2番目のレンズ群の一部、特許文献2の変倍光学系は3番目のレンズ群、特許文献3の変倍光学系は4番目のレンズ群を分割した後群を移動させることで、手振れ補正を行っている。
一方、特許文献4の変倍光学系は、最物体側のレンズ群に光学プリズムを含ませることで、光軸を折り曲げるようになっている。そのため、かかる変倍光学系は一方向に延びず、小型の撮像装置(コンパクトカメラ等)に搭載しやすくなっている。
特開2004−61910号公報 特開平11−174329号公報 特開2004−61679号公報 特開2004−205796号公報
ところで、特許文献1〜3の変倍光学系は、一眼レフカメラ等の交換レンズに用いることが想定されている。しかし、これらの変倍光学系は、昨今流通している600万画素クラスのコンパクトデジタルカメラにおいて、十分な収差性能を発揮できない。その上、「負・正・負・正」の一眼レフ用の変倍光学系(特に広角対応で交換可能な変倍光学系)におけるズーミングでは、第1レンズ群はカム環等を利用して移動する。しかし、コンパクトデジタルカメラは、第1レンズ群をアクチュエータ等の駆動力で直接移動させる。そのため、比較的重量の重い第1レンズ群を移動させないことが望ましい。
また、手振れ補正のために移動するレンズ群(防振レンズ群)を有する変倍光学系では、防振レンズ群の移動量に対する像面での像点移動量の比である偏心敏感度が重要になってくる。つまり、偏心敏感度が適切に設定されなくてはならない。しかし、特許文献2・3の変倍光学系は、比較的像側に近いレンズ群(3番目または4番目のレンズ群)を動かすことで、手振れ補正を行っている。
かかる場合、偏心敏感度が不足する自体が生じ得るが、これらの変倍光学系は、バックフォーカスを長くすることで、偏心敏感度を過不足なく設定している。すると、バックフォーカスが比較的短くならざるを得ない小型の撮像装置の場合、特許文献2・3の変倍光学系は偏心敏感度を適切に設定しづらい。したがって、特許文献2・3の変倍光学系は、小型の撮像装置への搭載には不適といえる。
一方、特許文献1の変倍光学系は、1個のレンズ群内の一部を光軸方向に対し垂直な面内方向に移動させる。そのため、比較的小さな推力を発揮するモータ等で手振れ補正が可能になるので、かかる変倍光学系は小型の撮像装置への搭載に好適である。しかしながら、変倍光学系の各レンズ群は、諸収差の補正を図れるように設計されている。そのため、1個のレンズ群の一部を移動させて、手振れ補正を行う場合、諸収差が十分に補正されにくい。したがって、かかる変倍光学系は、手振れ補正を行えるものの、高品位な画像を提供できない(手振れ補正の場合に諸収差を十分に抑制できない)。
また、特許文献4の変倍光学系は、小型の撮像装置に搭載しやすいものの、手振れ補正機能がない。そのため、特許文献4の変倍光学系は、手振れに弱いといえる。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、コンパクトカメラ等の小型の撮像装置に適した手振れ補正機能付きの変倍光学系等を提供することにある。
本発明は、物体側からの光を撮像素子の像面に結像させる複数のレンズ群を有する変倍光学系である。そして、かかる複数のレンズ群は、物体側から像側に向かって順番に、負パワーを有する第1レンズ群と、正パワーを有する第2レンズ群と、負パワーを有する第3レンズ群と、正パワーを有する第4レンズ群と、を少なくとも含んでいる。さらに、この変倍光学系は、光軸方向に対し垂直な面内方向において、第2レンズ群(防振レンズ群)を移動させることで、像面上の結像のブレを補正している。
このような手振れ補正機能付きの変倍光学系は、通常、偏心敏感度(防振レンズ群の移動量に対する像面での像点移動量の比)を適切に設定しなくてはならない。そして、偏心敏感度の設定では、防振レンズ群から像面に至るまでの光路長を長くすると設定しやすい場合がある。
すると、比較的像面から離れた第2レンズ群を動かすことで、手振れ補正を行う変倍光学系は、例えば第3レンズ群を動かして手振れ補正を行う変倍光学系よりも、光路長を長く確保できる。そのため、かかる変倍光学系は、適切な偏心敏感度を確保しやすく、偏心敏感度の過大または過小にともなう弊害を防止できる。
例えば、偏心敏感度が小さすぎる場合、防振レンズ群の移動量を増加させなくてはならず、防振レンズ群を移動させるモータ等が大型化する弊害が生じる。一方、偏心敏感度が大きすぎる場合、防振レンズ群の移動量の設定精度を高めなくてはならないという弊害が生じる。これらの弊害は、小型の撮像装置におけるサイズの大型化やコストアップにつながり問題となる。しかしながら、第2レンズ群を防振レンズ群とする変倍光学系は、偏心敏感度を適切に設定できることから、かかる問題を防止できる。
なお、第2レンズ群が光軸方向に対し垂直な面内方向において移動することから、移動にともなう収差(偏心収差)が生じる。かかる偏心収差は、第2レンズ群の正パワーの影響を受けやすい。そこで、変倍光学系は、下記条件式(1)を満たすと望ましい。この条件式(1)は、第2レンズ群に起因する偏心収差の抑制と変倍光学系の全長の短縮化との調和を規定している。
1.7≦f2/Y’max≦2.7 … 条件式(1)
ただし、
f2 :第2レンズ群の焦点距離
Y’max:像面における最大像高
である。
例えば、第2レンズ群の焦点距離が短く、最大像高が高いために、f2/Y’maxの値が条件式(1)の下限値を下回る場合、変倍光学系は十分な広角化を達成しつつ、第2レンズ群の正パワーが比較的強くなる。そのため、第2レンズ群の強い正パワーに起因し、変倍光学系の全長が短くなる。しかし、過大な正パワーのために、第2レンズ群に起因する偏心収差が発生しやすい。
一方、例えば、第2レンズ群の焦点距離が長く、最大像高が低いために、f2/Y’maxの値が条件式(1)の上限値を上回る場合、変倍光学系は十分な広角化を達成できないものの、第2レンズ群の正パワーが比較的弱くなる。そのため、第2レンズ群の弱い正パワーに起因し偏心収差が発生しにくい。しかし、過小な正パワーのために、変倍光学系の全長が長くなる。
したがって、条件式(1)の範囲内に収まるように、第2レンズ群の焦点距離と最大像高とが設定されると、第2レンズ群に起因する偏心収差が抑制されるとともに、変倍光学系の全長が短縮する。
なお、第2レンズ群に起因する偏心収差を抑制するには、第2レンズ群内における諸収差が抑制されていることが望ましい。そこで、第2レンズ群は、物体側から像側に向かって、物体側に凸面を有する正レンズ、物体側に凸面を有する正レンズと像側に凹面を有する負レンズとが接合して成る接合レンズ、非球面を有する正レンズまたは非球面を有する負レンズ、を少なくとも含むと望ましい。
このような第2レンズ群は、最物体側に位置する物体側に凸面を有する正レンズで、軸上光線を収斂させて、接合レンズへと導くので、接合レンズに入射する軸上光線は比較的光軸に近くなって入射する。すると、低い軸上高の光線と接合レンズの補正作用とが相まって、球面収差が補正される。その上、接合レンズから射出する軸外光線は、非球面を有する正レンズまたは負レンズに入射することから、像面湾曲も抑制される。そのため、かかる第2レンズ群は、手振れ補正のために移動したとしても、偏心収差を生じさせにくい。
ところで、小型の撮像装置に変倍光学系を搭載するためには、変倍光学系は、限られた撮像装置のハウジング内に配置可能な形状であると望ましい。そのために、第1レンズ群には、光軸変更素子が含まれていると望ましい。このような変倍光学系は、一方向に延びるような変倍光学系ではなく、屈曲形状の変倍光学系になるため、狭いハウジング内に配置しやすいためである。
また、変倍光学系では、第1レンズ群が、光軸方向において、像面に対し不動になっているとよい。このような変倍光学系は、変倍において第1レンズ群を物体側に繰り出さず、小型の撮像装置に適した変倍光学系になるからである。
なお、以上のような変倍光学系を備える撮像装置も、本発明の一例といえることはいうまでもない。
本発明の変倍光学系は、像面から比較的離れた第2レンズ群を防振レンズにすることで、偏心敏感度を適切に設定しやすい。そのため、この変倍光学系は過大または過小な偏心敏感度により生じる弊害を防止できる。その上、撮像装置が、かかる変倍光学系を搭載すると、偏心敏感度に起因し撮像装置に生じる問題(撮像装置の大型化・コストアップ)までも解消できる。したがって、小型の撮像装置に適した手振れ補正機能付きの変倍光学系等が実現する。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔1.デジタルスチルカメラについて〕
図9は、変倍光学系OSを搭載するデジタルスチルカメラ{DSC(撮像装置)}29の内部を示すブロック図である。
DSC29は、図9に示すように、変倍光学系OS、フラッシュFL、光学系駆動ユニット11、防振ユニット12、撮像素子SR、信号処理部14、表示部15、記録部16、記録媒体17、操作部18、および制御部21を含むようになっている。
変倍光学系OSは、撮影対象(物体側)からの光を撮像素子SRに導くとともに、その光を撮像素子SRの受光面(像面)上に結像させるものである。したがって、この変倍光学系OSは、結像光学系や撮像光学系と表現してもよい。なお、変倍光学系OSの詳細については後述する。
フラッシュFLは、被写体へ光線を照射させることで、被写体からの光(反射光)を増加させ、容易に撮像素子SRの撮像を可能にさせる光源である。
光学系駆動ユニット11は、いくつかの駆動モータ(光学系用駆動モータ)と、その駆動力を変倍光学系OSに含まれるレンズ群に伝達する伝達機構(光学系用伝達機構)とを有している(なお、駆動モータ・伝達機構は不図示)。そして、光学系駆動ユニット11は、駆動モータ・伝達機構を用いて、変倍光学系OSの焦点距離および焦点位置を設定する。具体的には、光学系駆動ユニット11は、制御部21からの指示に応じて、焦点距離および焦点位置を設定する。
防振ユニット12は、ブレ検出部12a、補正量算出部12b、防振レンズ群駆動部12c、および補正量検出部12dを含んでいる。ブレ検出部12aは、変倍光学系OSの傾き(ブレ)を検出するものであり、その検出結果(ブレ信号)を補正量算出部12bへと出力する。補正量算出部12bは、入力されたブレ信号に基づいて防振(手振れ補正)に要する補正量を設定する。そして、防振レンズ群駆動部12cは、補正量に応じ、変倍光学系OSにおいて規定された防振用のレンズ群(防振レンズ群)を不図示の駆動モータ・伝達機構(防振レンズ群用駆動モータ・防振レンズ群用伝達機構)で移動させる。補正量検出部12dは、手振れ補正のために移動する防振レンズ群の動きを検出し、フィードバックするものである。
撮像素子SRは、例えばCCD(Charge Coupled Device)のエリアセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等であり、変倍光学系OSを経た光線を受光し、電気的信号(撮像データ)に変換する。そして、撮像素子SRは、この撮像データを信号処理部14へと出力する。
信号処理部14は、撮像素子SRからの電子データ(撮像データ)を処理することで、撮像データに基づいた撮像画像データを生成する。なお、この信号処理部14は、制御部21の指示に応じて処理動作のONまたはOFFを行う。また、制御部21の指示に応じて、信号処理部14は、撮像画像データを表示部15や記録部16に出力する。
表示部15は、例えば液晶パネルを含んでおり、信号処理部14からの撮像画像データ等や、DSC29の使用状況等を表示する。
記録部16は、制御部21の指示に応じて、記録媒体17に、信号処理部14の生成した撮像画像データを記録する。また、記録部16は、操作部18等による操作に応じた制御部21の指示に従い、記録媒体17から撮像画像データを読み出す。
記録媒体17は、例えばDSC29の内部に組み込まれるようになったものでもよいし、フラッシュメモリ等の着脱可能なメモリーカードであってもよい。要は、撮像画像データ等を記録できるような媒体(光ディスクや半導体メモリ等)であればよい。
操作部18は、ユーザー等による各種操作指示を制御部21に出力するものであり、例えばシャッターレリーズボタンや操作ダイヤル等から構成されている。
制御部21は、DSC29全体の動作制御等を行う中枢部分となっており、DSC29の各部材の駆動を有機的に制御して、動作を統括制御する。
〔2.変倍光学系について〕
〈2−1.実施例1〜3の変倍光学系の構成について(図1〜図8参照)〉
ここで、変倍光学系OS(実施例1・2)について、図1〜図8を用いて説明する。なお、実施例1は図1〜図4、実施例2は図5〜図8によって示される。
そして、図面におけるレンズ断面図(図1・図5)は変倍光学系OSを一列状の展開した状態を示す。なお、図面における「GRi」はレンズ群を示し、「Li」はレンズを示す。さらに、「si」はレンズ面(透過面等)を示している。そして、「GRi」、「Li」、および「si」に付される数字(i)は、物体側から像側に至るまでの順番を示している。また、非球面の面には、「*」(アスタリスク)が付されている。
《実施例1の変倍光学系の構成について(図1参照)》
実施例1の変倍光学系OSは、物体側から像側に向かって順番に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、および第4レンズ群GR4を含む。
《《第1レンズ群について》》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、この第1レンズ群GR1は、全体として「負(−)」の光学的パワー(屈折力)を有している。なお、パワーは、焦点距離の逆数で定義されている。
また、各レンズおよび光学プリズムPRは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1 :物体側に平面を有する平凹レンズ(ただし、s2*は非球面)
・光学プリズムPR:物体側からの光線を直角に折り曲げることのできるプリズムで
ある(例えば直角プリズムである)。
なお、光学プリズムPRにおけるs3は光線の入射面、s4
は光線の射出面になっている。
・第2レンズL2 :物体側凸の負メニスカスレンズ
・第3レンズL3 :物体側凸の正メニスカスレンズ
なお、非球面は、非球面形状の屈折光学面、非球面と等価な屈折作用を有する面等をいう。また、第2レンズL2と第3レンズL3とは、s6にて接合することで接合レンズになっている。なお、接合方法としては、接着剤等による接合が挙げられる(なお、後述の接合レンズの接合方法としても、同様に接着剤等の接合が挙げられる)。
《《第2レンズ群について》》
第2レンズ群(防振レンズ群)GR2は、物体側から順に、光学絞りST、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、および第7レンズL7を含んでいる。そして、この第2レンズ群GR2は、全体として「正(+)」の光学的パワーを有している。
また、光学絞りSTおよび各レンズは、下記のような特徴を有している。
・光学絞りST :第1レンズ群GR1を経た光線を一部遮光する絞りであり、s8
とも表記。
なお、この光学絞りSTは、第2レンズ群GR2と一体化して
いる。
・第4レンズL4:両側凸の正レンズ
・第5レンズL5:両側凸の正レンズ
・第6レンズL6:両側凹の負レンズ
・第7レンズL7:物体側凸の正メニスカスレンズ(ただし、s14*・s15*は 非球面)
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12にて接合することで接合レンズになっている。
また、この第2レンズ群GR2は、防振レンズユニット12によって、光軸AX(光軸方向)に対してほぼ直交する方向(垂直方向)に移動できるようになっている。
《《第3レンズ群について》》
第3レンズ群GR3は、第8レンズL8および第9レンズL9を含んでいる。そして、この第3レンズ群GR3は、全体として「負」の光学的パワーを有している。
また、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第8レンズL8:物体側凸の負メニスカスレンズ
・第9レンズL9:物体側凸の正メニスカスレンズ
なお、第8レンズL8と第9レンズL9とは、s17にて接合することで接合レンズになっている。
《《第4レンズ群について》》
第4レンズ群GR4は、第10レンズL10およびローパスフィルタLFを含んでいる。そして、この第4レンズ群GR4は、全体として「正」の光学的パワーを有している。
また、第10レンズL10およびローパスフィルタLFは、下記のような特徴を有している。
・第10レンズL10 :両側凸の正レンズ(ただし、s19*・s20*は非球面 )
・ローパスフィルタLF:2面(s21・s22)を含むフィルタであり、撮像素
子SRの画素ピッチにより決定される所定の遮断周波数特
性を有する光学的フィルターである。
《実施例2の変倍光学系の構成について(図5参照)》
実施例2の変倍光学系OSは、実施例1同様、物体側から像側に向かって順番に、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2、第3レンズ群GR3、および第4レンズ群GR4を含む。また、実施例1同様、実施例2の変倍光学系OSのパワー配置は、「負・正・負・正」になっている。
《《第1レンズ群について》》
第1レンズ群GR1は、物体側から順に、第1レンズL1、光学プリズムPR、第2レンズL2、および第3レンズL3を含んでいる。そして、各レンズおよび光学プリズムPRは、下記のような特徴を有している。
・第1レンズL1 :物体側凸の負メニスカスレンズ(ただし、s2*は非球面)
・光学プリズムPR:実施例1同様、物体側からの光線を直角に折り曲げることので
きるプリズムである。
なお、光学プリズムPRにおけるs3は光線の入射面、s4
は光線の射出面になっている。
・第2レンズL2 :物体側凸の負メニスカスレンズ
・第3レンズL3 :物体側凸の正メニスカスレンズ
なお、第2レンズL2と第3レンズL3とは、s6にて接合することで接合レンズになっている。
《《第2レンズ群について》》
第2レンズ群(防振レンズ群)GR2は、物体側から順に、光学絞りST、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、および第7レンズL7を含んでいる。そして、光学絞りSTおよび各レンズは、下記のような特徴を有している。
・光学絞りST :実施例1同様、第1レンズ群GR1を経た光線を一部遮光する絞
りであり、s8とも表記。
なお、この光学絞りSTは、第2レンズ群GR2と一体化して
いる。
・第4レンズL4:両側凸の正レンズ
・第5レンズL5:両側凸の正レンズ
・第6レンズL6:両側凹の負レンズ
・第7レンズL7:両側凸の正レンズ(ただし、s14*・s15*は非球面)
なお、第5レンズL5と第6レンズL6とは、s12にて接合することで接合レンズになっている。
また、この第2レンズ群GR2は、防振レンズユニット12によって、光軸AXに対してほぼ直交する方向に移動できるようになっている。
《《第3レンズ群について》》
第3レンズ群GR3は、第8レンズL8および第9レンズL9を含んでいる。そして、各レンズは、下記のような特徴を有している。
・第8レンズL8:両側凹の負レンズ
・第9レンズL9:物体側凸の正メニスカスレンズ
なお、第8レンズL8と第9レンズL9とは、s17にて接合することで接合レンズになっている。
《《第4レンズ群について》》
第4レンズ群GR4は、第10レンズL10およびローパスフィルタLFを含んでいる。そして、第10レンズL10およびローパスフィルタLFは、下記のような特徴を有している。
・第10レンズL10 :両側凸の正レンズ(ただし、s19*・s20*は非球面 )
・ローパスフィルタLF:2面(s21・s22)を含むフィルターであり、実施例 1同様、撮像素子SRの画素ピッチにより決定される所定 の遮断周波数特性を有する光学的フィルタである。
〈2−2.実施例1・2の変倍光学系のコンストラクションデータについて〉
次に、実施例1・2の変倍光学系OSのコンストラクションデータについて、表1〜表4を用いて説明する。
なお、これらの表での「ri」は、各面(si)における曲率半径[単位;mm]を示している。なお、非球面の面には、アスタリスク(*)が付されている。「di」は、i番目の面(si)と、i+1番目の面(si+1)との間における軸上面間隔[単位;mm]を示している。なお、ズーミングにより軸上面間隔(群間距離)が変化する場合、広角端状態(W)でのdi、中間焦点距離状態(M)でのdi、および望遠端状態(T)でのdiが、この順で表記されている。
また、「Ni」および「υi」は、軸上面間隔(di)での媒質の有する屈折率(Nd)およびアッベ数(νd)を示している。なお、屈折率(Nd)およびアッベ数(νd)は、d線(波長587.56nm)に対するものである。
また、「焦点距離状態」は、広角端(W;最短焦点距離状態)〜中間焦点距離状態(M)〜望遠端(T;最長焦点距離状態)を意味している。そして、「f」と「FNo.」と「2ω」は、各焦点状態(W)、(M)、および(T)に対応する全系の焦点距離[単位;mm]とFナンバーと画角[単位;°]を示している。
なお、上記の非球面は、下記の式(定義式1)で定義される。
X(H)=C0・H2/{1+√(1−ε・C0 2・H2)}+ΣAj・Hj…定義式

ただし、定義式1中、
H :光軸AXに対しての垂直な方向の高さ
X(H):高さHの位置での光軸方向(サグ)の変位量
0 :近軸曲率(=1/ri)
ε :2次曲面パラメータ
j :非球面の次数、
Aj :j次の非球面係数
である。
そこで、非球面に関するデータ(非球面データ)を下記の表2・表4に示す。ただし、表記されていない項の係数は「0」(ゼロ)であり、すべてのデータに関して、「E−n」=「×10-n」になっている。
《実施例1の変倍光学系のコンストラクションデータについて》
Figure 2007279147
Figure 2007279147
《実施例2の変倍光学系のコンストラクションデータについて》
Figure 2007279147
Figure 2007279147
〈2−3.実施例1・2の変倍光学系における各レンズ群の移動について〉
通常、広角端(W)から望遠端(T)に至るズーミング等(変倍等)のとき、変倍光学系OSは、レンズ群GRを光軸AXに沿って移動させる。
そこで、図面(図1・図5)は、ズーミングにともなって間隔変動の生じる軸上面間隔(di)のみに番号を付している。なお、図面における矢印「MMi」は、広角端(W)から中間焦点距離状態(M)、さらには、中間焦点距離状態(M)から望遠端(T)に至るまでの各レンズ群GRの移動軌跡を模式的に表記している。なお、MMiのiは物体側から像側に至るまでの順番を示している。したがって、各レンズ群GRの順番に対応する。
そして、広角端(W)から望遠端(T)に至るまでの各レンズ群GRの移動は下記のようになっている。なお、レンズ群GR同士の間隔(群間隔)を表現する場合、広角端(W)での間隔と望遠端(T)での間隔との比較で表現する。したがって、中間焦点距離状態(M)での間隔が広角端(W)での間隔より狭まっていたとしても、望遠端(T)での間隔が広角端(W)での間隔よりも広がっていれば、かかる間隔は、広角端(W)から望遠端(T)に至るまでにおいて「増大する」と表現する。
《実施例1・2の変倍光学系について》
第1レンズ群GR1:不動。詳説すると、撮像素子SRの像面に対して固定されて いる。
第2レンズ群GR2:物体側に向けて移動。
第3レンズ群GR3:物体側に向けて移動。詳説すると、中間焦点距離状態(M)
近傍で、第2レンズ群GR2と第3レンズ群GR3との間隔 が最小になるように、物体側に向いて凸の移動軌跡を残す。
第4レンズ群GR4:不動。第1レンズ群GR1同様、撮像素子SRの像面に対し
て固定されている。
ただし、実施例1・2の変倍光学系OSは、広角端(W)から望遠端(T)に至るまでのズーミングにおいて、第1レンズ群GR1〜第2レンズ群GR2の間隔を狭め、第2レンズ群GR2〜第3レンズ群GR3の間隔を広げ、第3レンズ群GR3〜第4レンズ群GR4の間隔を広げている。
〈2−4.実施例1・2の変倍光学系における収差について〉
《球面収差・非点収差・歪曲収差について》
なお、ズーミングにおける実施例1・2の変倍光学系の球面収差、非点収差、および歪曲収差は、図2・図6にて示される。ただし、図6は、図2と同様の表現になっている。
具体的には、図2A〜図2Cは広角端(W)での収差、図2D〜図2Fは中間焦点距離状態(M)での収差、図2G〜図2Iは望遠端(T)での収差を示している。
そして、図2A・図2D・図2Gは球面収差・正弦条件を示している。なお、これらの図における縦軸は入射高さになっており、各線は下記のようになっている(ただし、FNo.も併記)。
・線d(実線) :d線(波長587.6nm)に対する球面収差[単位;mm]
・線g(一点鎖線):g線(波長435.8nm)に対する球面収差[単位;mm]
・線SC(破線) :正弦条件不満足量[単位;mm]
図2B・図2E・図2Hは非点収差を示している。なお、これらの図における縦軸は最大像高(Y’;[単位:mm])、各線は下記のようになっている。
・線DM(破線) :メリジオナル面でのd線に対する非点収差[単位:mm]
・線DS(実線) :サジタル面でのd線に対する非点収差[単位:mm]
図2C・図2F・図2Iは歪曲収差を示している。なお、これらの図における縦軸は最大像高(Y’;[単位:mm])になっており、実線はd線に対する歪曲[単位:%]を示している。
《横収差について》
また、ズーミングにおける実施例1〜3の変倍光学系の横収差は、図3・図4、および図7・図8にて示される。ただし、図7・図8は、図3・図4と同様の表現になっている。
具体的には、図3が広角端(W)での横収差、図4が望遠端(T)での横収差を示している。特に、図3・図4は、第2レンズ群GR2が光軸AXに対してほぼ直交する方向に移動する前後に分けて横収差を示している。詳説すると、図3・図4において、図3A〜図3C(図4A〜図4C)は第2レンズ群GR2の移動前(BEFORE)の横収差になっており、図3D〜図3F(図4D〜図4F)は第2レンズ群GR2の移動後(AFTER)の横収差になっている。
なお、これらの図における縦軸は収差量[単位;mm]になっており、横軸は各光線の入射瞳上の通過位置[単位;mm]になっている。また、手振れ補正角は、広角端(W)では0.5度、望遠端(T)では0.2度になっている。
〔3.種々の特徴の一例について〕
以上のように、変倍光学系OSは、物体側からの光を撮像素子SRの像面に結像させる複数のレンズ群GRを有する。そして、全実施例の変倍光学系OSにおいて、複数のレンズ群GRは、物体側から像側に向かって順番に、負パワーを有する第1レンズ群GR1と、正パワーを有する第2レンズ群GR2と、負パワーを有する第3レンズ群GR3と、正パワーを有する第4レンズ群GR4と、を少なくとも含む。
また、変倍光学系OSでは、広角端(W)から望遠端(T)に至るまでのズーミングの場合、光軸方向において、第1レンズ群GR1および第4レンズ群GR4が像面に対して不動になっているものの、第2レンズ群GR2および第3レンズ群GR3が移動する。具体的には、第1レンズ群GR1〜第2レンズ群GR2の間隔を狭め、第2レンズ群GR2〜第3レンズ群GR3の間隔を広げ、第3レンズ群GR3〜第4レンズ群GR4の間隔を広げるように、第2レンズ群GR2および第3レンズ群GR3が移動する。
その上、変倍光学系OSは、広角端(W)から望遠端(T)に至るまでのズーミングの場合、光軸方向に対し垂直な面内方向において、第2レンズ群GR2を移動させることで、像面上の結像のブレを補正している(手振れ補正を行っている)。
つまり、このような変倍光学系OSは、比較的撮像素子SR(像面)から離れた第2レンズ群GR2を動かすことで、手振れ補正を行っている。したがって、第2レンズ群GR2から像面に至るまでの光路長は、例えば第3レンズ群GR3から像面に至るまでの光路長よりも長くなる。このように比較的光路長が長いと、偏心敏感度(防振レンズ群の移動量に対する像面での像点移動量の比)を適切に設定しやすい場合がある。
なお、一般的に、偏心敏感度が小さすぎる場合、防振レンズ群の移動量を増加させなくてはならず、防振レンズ群を移動させるモータ等(防振レンズ群用駆動モータ)の推力も大きくなる。一方、偏心敏感度が大きすぎる場合、防振レンズ群の移動量は減少するものの、かかる移動量(すなわち補正量)の設定精度を高めなくてはならない。そのため、補正量算出部12bおよび補正量検出部12dが高精度でなくてはならない。
しかし、第2レンズ群GR2を移動させる変倍光学系OSは、比較的長い光路長を利用して、偏心敏感度を適切に設定できる。そのため、比較的小さな推力の防振レンズ群用駆動モータ(すなわち小型の防振レンズ群用駆動モータ)が採用可能になる。すると、第2レンズ群GR2周辺に生じるスペースに、防振レンズ群用駆動モータ・防振レンズ群用伝達機構等が配置しやすくなる。したがって、かかる変倍光学系OSは、コンパクトなDSC29への搭載に適している。
また、偏心敏感度を適切に設定できる変倍光学系OSは、過剰に高精度な補正量算出部12bおよび補正量検出部12dを採用しなくてもよい。つまり、比較的精度の低い安価な補正量算出部12bおよび補正量検出部12dであってもよい。したがって、かかる変倍光学系OSを搭載する小型のDSC29はコストダウンを図れる。
ところで、防振レンズ群でもある第2レンズ群GR2は光軸方向に対し垂直な面内方向において移動することから、移動(偏心)にともなう収差、すなわち偏心収差が生じる。かかる偏心収差は、第2レンズ群GR2の正パワーの影響を受けやすい。つまり、過剰に正パワーが強いと、偏心収差が生じやすくなる。そこで、変倍光学系OSは、下記条件式(1)を満たすと望ましい。この条件式(1)は、第2レンズ群GR2に起因する偏心収差の抑制と変倍光学系OSの全長の短縮化との調和(バランス)を規定している。
1.7≦f2/Y’max≦2.7 … 条件式(1)
ただし、
f2 :第2レンズ群GR2の焦点距離[単位;mm]
Y’max:像面における最大像高[単位;mm]
である。
例えば、第2レンズ群GR2の焦点距離が短く、最大像高が高いために、f2/Y’maxの値が条件式(1)の下限値を下回る場合、変倍光学系は十分な広角化を達成しつつ、第2レンズ群GR2の正パワーが比較的強くなる。そのため、第2レンズ群GR2から第3レンズ群GR3に至るまでの間隔を狭めることができるので、変倍光学系OSの全長が短くなる。しかしながら、第2レンズ群GR2の正パワーが比較的強いため、第2レンズ群GR2に起因する偏心収差が発生しやすい。
一方、例えば、第2レンズ群GR2の焦点距離が長く、最大像高が低いために、f2/Y’maxの値が条件式(1)の上限値を上回る場合、変倍光学系OSは十分な広角化を達成できないものの、第2レンズ群GR2の正パワーが比較的弱くなる。そのため、第2レンズ群GR2に起因する偏心収差が発生しにくい。しかしながら、第2レンズ群GR2の正パワーが比較的弱いために、第2レンズ群GR2から第3レンズ群GR3に至るまでの間隔が広くなり、変倍光学系OSの全長が長くなる。
したがって、条件式(1)の範囲内に収まるように、第2レンズ群GR2の焦点距離と最大像高とが設定されると、第2レンズ群GR2に起因する偏心収差が抑制されるとともに、変倍光学系OSの全長が短縮する。
なお、実施例1・2の変倍光学系OSを条件式(1)に対応させた結果は、下記のようになっている。
実施例1の場合:2.562
(ただし、f2=11.530mm、Y’max=4.5mm)
実施例2の場合:2.388
(ただし、f2=10.744mm、Y’max=4.5mm)
さらには、条件式(1)の規定する条件範囲のなかでも、下記条件式(1)’の範囲を満たすほうが望ましいといえる。
2.0≦f2/Y’max≦2.6 … 条件式(1)’
なお、第2レンズ群GR2に起因する偏心収差を抑制するには、第2レンズ群GR2内における諸収差が抑制されていることが望ましい。そこで、第2レンズ群GR2は、物体側から像側に向かって、物体側に凸面を有する正レンズ(第4レンズL4)、物体側に凸面を有する正レンズ(第5レンズL5)と像側に凹面を有する負レンズ(第6レンズL6)とが接合して成る接合レンズ、非球面を有する正レンズ(第7レンズL7)を、少なくとも含むようになっている。
このような第2レンズ群GR2は、最物体側に位置する物体側に凸面を有する正レンズで、軸上光線を収斂させて、接合レンズへと導く。そのため、接合レンズに入射する軸上光線は比較的光軸に近くなって入射する{軸上光線の高さ(軸上高)が低くなる}。すると、低い軸上高の光線と接合レンズの補正作用とが相まって、球面収差が抑制(補正)される。その上、接合レンズから射出する軸外光線は、非球面を有する正レンズに入射することから、像面湾曲も抑制される。したがって、かかる第2レンズ群GR2は、効率よく諸収差を補正できる。そのため、かかる第2レンズ群GR2が手振れ補正のために移動したとしても、変倍光学系OSにおいて偏心収差が生じにくい。
ただし、非球面を有するレンズであれば、像面湾曲を効率よく補正できる。そのため、第2レンズ群GR2の最像側に位置するレンズは、非球面を有すれば正レンズであっても負レンズであってもよい。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、変倍光学系OSの小型化を図るために、反射させることで光軸方向を変更させる光学プリズムPRまたは反射ミラーが、第1レンズ群GR1に含まれていてもよい。このような変倍光学系OSであれば、一直線に延びるような変倍光学系ではなく(ストレートタイプの変倍光学系ではなく)、屈曲タイプの変倍光学系OSになる。
そのため、変倍光学系OSの配設の自由度が増す。つまり、屈曲することで小型になった変倍光学系OSが、限られたDSC29のハウジング内の適した位置に配置される。その結果、DSC29の高さ方向・水平方向等が抑制される。なお、第1レンズ群GR1に、光学プリズムPRが含まれていることで、変倍光学系OSを備えるDSC29は、奥行き方向を抑制している。
なお、光学プリズムPRが第1レンズ群GR1における最大の負パワーを発揮するレンズ(すなわち第1レンズL1)よりも像側に位置していると(特に、第1レンズL1と光学プリズムPRとが比較的近づいて配置されていると)、発散する光を効率よく折り曲げることができるとともに、光学プリズムPRのサイズが比較的小さくてもよい。
さらには、第1レンズ群GR1が、光軸方向において、像面に対し不動になっているとよい。このような変倍光学系OSであれば、ズーミングで第1レンズ群GR1が物体側に繰り出さず、小型のDSC29に適した変倍光学系OSといえるためである。
なお、変倍光学系OSのズーム比(変倍比)は、特に限定されるものではないが、下記条件式(2)を満たすことが望ましい。この条件式(2)は、変倍光学系OSのズーム比を表している。
2.8≦ft/fw≦3.1… 条件式(2)
ただし、
fw : 広角端(W)での変倍光学系OS全体の焦点距離[単位;mm]
ft : 望遠端(T)での変倍光学系OS全体の焦点距離[単位;mm]
である。
この条件式(2)を満たすと、変倍光学系OSは、一般的な小型のDSC29に必要とされるズーム比(3倍程度)を確保しているといえる。
なお、実施例1・2の変倍光学系OSを条件式(2)に対応させた結果は、下記のようになっている。
実施例1の場合:2.850
実施例2の場合:2.850
また、撮像装置は、被写体の映像を光学的に取り込んで電気的な信号として出力する光学装置であって、被写体の静止画撮影や動画撮影に用いられるカメラの主たる構成要素を成すものである。そのようなカメラの例としては、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、車載カメラ、テレビ電話用カメラ、ドアホーン用カメラ等が挙げられる。また、パーソナルコンピュータ、携帯情報機器(モバイルコンピュータ・携帯電話・携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の小型で携帯可能な情報機器端末)、これらの周辺機器(マウス・スキャナー・プリンター・メモリー等)、その他のデジタル機器等に内蔵又は外付けされるカメラも挙げられる。
これらの例から分かるように、撮像装置を用いることによりカメラを構成することができるだけでなく、各種機器に撮像装置を搭載することによりカメラ機能を付加することも可能である。例えば、カメラ付き携帯電話等の画像入力機能付きデジタル機器を構成することが可能である。
なお、従来「デジタルスチルカメラ」の語は、専ら光学的な静止画を記録するものを指していたが、静止画と動画を同時に扱えるデジタルスチルカメラや家庭用デジタルムービーカメラも提案されており、現在では特に区別されなくなってきている。したがって「デジタルスチルカメラ」の語は、デジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラ、ウェッブカメラ(オープン型・プライベート型を問わず、ネットワークに接続されて画像の送受信を可能にする機器に接続されるカメラであって、ネットワークに直接接続されるもの、パーソナルコンピュータ等の情報処理機能を有する機器を介して接続されるもの、の両方を含む。)等のように、光学像を形成する撮影レンズ系、その光学像を電気映像信号に変換する撮像素子等を備えた撮像装置を主たる構成要素とするカメラすべてを含むものとする。
実施例1の変倍光学系を一列状の展開した状態を示すレンズ断面図である。 実施例1の変倍光学系でのズーミングにおける収差図であって、(A)〜(C)は広角端(W)での収差図、(D)〜(F)は中間焦点距離状態(M)での収差図、(G)〜(I)は望遠端(T)での収差図であり、(A)・(D)・(G)は球面収差図、(B)・(E)・(H)は非点収差図、(C)・(F)・(I)は歪曲収差図である。 広角端(W)における実施例1の変倍光学系の横収差図であって、(A)〜(C)は第2レンズ群の移動前の横収差図であり、(D)〜(F)は第2レンズ群の移動後の横収差図である。 望遠端(T)における実施例1の変倍光学系の横収差図であって、(A)〜(C)は第2レンズ群の移動前の横収差図であり、(D)〜(F)は第2レンズ群の移動後の横収差図である。 実施例2の変倍光学系を一列状の展開した状態を示すレンズ断面図である。 実施例2の変倍光学系でのズーミングにおける収差図であって、(A)〜(C)は広角端(W)での収差図、(D)〜(F)は中間焦点距離状態(M)での収差図、(G)〜(I)は望遠端(T)での収差図であり、(A)・(D)・(G)は球面収差図、(B)・(E)・(H)は非点収差図、(C)・(F)・(I)は歪曲収差図である。 広角端(W)における実施例2の変倍光学系の横収差図であって、(A)〜(C)は第2レンズ群の移動前の横収差図であり、(D)〜(F)は第2レンズ群の移動後の横収差図である。 望遠端(T)における実施例2の変倍光学系の横収差図であって、(A)〜(C)は第2レンズ群の移動前の横収差図であり、(D)〜(F)は第2レンズ群の移動後の横収差図である。 デジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
符号の説明
29 DSC(撮像装置)
OS 変倍光学系
PR 光学プリズム(光軸変更素子)
SR 撮像素子
LF ローパスフィルタ
s レンズ面
L レンズ
* 非球面
AX 光軸
GR1 第1レンズ群
GR2 第2レンズ群
GR3 第3レンズ群
GR4 第4レンズ群

Claims (6)

  1. 物体側からの光を撮像素子の像面に結像させる複数のレンズ群を有する変倍光学系にあって、
    上記の複数のレンズ群は、物体側から像側に向かって順番に、
    負パワーを有する第1レンズ群と、
    正パワーを有する第2レンズ群と、
    負パワーを有する第3レンズ群と、
    正パワーを有する第4レンズ群と、
    を少なくとも含んでおり、
    光軸方向に対し垂直な面内方向において、第2レンズ群が移動することで、像面上の 結像のブレが補正されることを特徴とする変倍光学系。
  2. 下記条件式(1)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の変倍光学系;
    1.7≦f2/Y’max≦2.7 … 条件式(1)
    ただし、
    f2 :第2レンズ群の焦点距離
    Y’max:像面における最大像高
    である。
  3. 第2レンズ群は、
    物体側から像側に向かって、
    物体側に凸面を有する正レンズ、
    物体側に凸面を有する正レンズと像側に凹面を有する負レンズとが接合して成る接 合レンズ、
    非球面を有する正レンズまたは非球面を有する負レンズ、
    を、少なくとも含むことを特徴とする請求項1または2に記載の変倍光学系。
  4. 第1レンズ群には、光軸変更素子が含まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の変倍光学系。
  5. 第1レンズ群が、光軸方向において、像面に対し不動になっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の変倍光学系。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の変倍光学系を備える撮像装置。
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