JP2002033943A - 全方位視覚センサー - Google Patents

全方位視覚センサー

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JP2002033943A JP2000213530A JP2000213530A JP2002033943A JP 2002033943 A JP2002033943 A JP 2002033943A JP 2000213530 A JP2000213530 A JP 2000213530A JP 2000213530 A JP2000213530 A JP 2000213530A JP 2002033943 A JP2002033943 A JP 2002033943A
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    • G02B23/02Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices involving prisms or mirrors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転体ミラーを利用した全方位視覚セ
ンサーの死角を減らす。 【解決手段】 周囲360度の視野領域の画像が得られ
る回転体ミラー70からなる光学系と、光学系を通して
得られる光学像を画像データに変換する撮像手段71と
を備えた全方位視覚センサーにおいて、回転体ミラー7
0の凸部の中心に切り欠き部を有し、撮像手段は該切り
欠き部を通して前方の画像を撮像可能である。さらに、
回転体ミラー70の切り欠き部に広角レンズ72を設け
て、広角レンズ72の視野領域を回転体ミラー70の死
角部と一致させるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲360度の全
方位を観測するための視覚センサーに関し、特に、監視
用カメラシステムや移動ロボット等の視覚システムに用
いられ、周囲全体の視野情報を実時間(リアルタイム)
で得ることができる全方位視覚センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、監視用カメラシステムや移動ロボ
ット等に応用することを目指して、広い範囲の視覚情報
を入力することができる入力装置として、様々な全方位
視覚センサーが提案されている。
【0003】例えば、 1台のカメラを回転させながら画像を取り込み、つな
ぎ合わせる方法(特開平10−105840号公報;侵
入物体自動検知システム) 平板形状ミラーを回転させながら画像を取り込み、つ
なぎ合わせる方法(特開平11−4373号公報;全周
パノラマ画像構成方法および装置) 固定された複数台のカメラを用いて、1度に全方位の
画像を取り込む方法(特開平11−164292号公
報;画像生成装置、画像呈示装置、画像生成方法及び画
像合成方法) 魚眼レンズ等の広角レンズを用いて、広視野画像を一
括で取り込む方法(特開平11−355763号公報;
監視システムおよび監視方法) 球面、円錐面、双曲面等の特殊形状の反射鏡を用い
て、画像を一括で取り込む方法(特開平11−2184
09号公報;3次元情報計測方法及び装置) 等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法は、1台
のテレビジョンカメラを電動雲台の上に載せて、360
度回転させることにより周囲の画像を取り込み、画像処
理によりつなぎ合わせるものであり、解像度の高い全方
位画像を取り込むことが可能である。しかし、カメラを
回転させながら画像を取り込む関係上、1度に全方位の
画像を取り込むことができず、リアルタイム性に劣る。
【0005】また、上記の方法は、ミラーを360度
回転させて、ミラーで反射した周囲の画像を固定したカ
メラで取り込んで、画像処理によってつなぎ合わせるも
のであり、上記の方法と同様に、解像度の高い全方位
画像を取り込むことが可能である。しかし、カメラを回
転させながら画像を取り込む関係上、1度に全方位の画
像を取り込むことができず、上記の方法と同様にリア
ルタイム性に劣る。
【0006】さらに、上記およびの方法は、カメラ
またはミラーを回転させるための機械部分が存在し、長
期間の稼働に対して保守およびメンテナンスが必要であ
る。そこで、機械部分を用いずに一度に全方位の画像を
取り込むことができる方法として、上記〜の方法が
提案されている。
【0007】上記の方法は、固定された複数台のカメ
ラを用いて1度に全方位の画像を取り込む方法であり、
リアルタイム性に優れている。また、機械部分を必要と
しないため、長期の稼働に適しており、信頼性に優れて
いる。しかしながら、複数のカメラを用いるため、シス
テムのコストが高くなるという問題がある。
【0008】また、上記およびの方法は、広角レン
ズや特殊形状の反射鏡を用いて広視野画像を一括で取り
込む方法であり、上記の方法と同様にリアルタイム性
に優れ、機械部分を必要としないために長期の稼働に適
しており、信頼性に優れている。さらに、上記の方法
と異なり、カメラを1台しか使用せず、システムのコス
トも安く構成することができる。しかしながら、上下左
右360度の完全な全方位の画像を取り込むことができ
ず、視野の一部に死角が存在するという欠点がある。
【0009】以下に、上記およびの方法における視
野および死角の概略について、図6〜図10を用いて説
明する。ここでは、レンズまたはミラーの下にカメラを
配置したときの中心軸を含む鉛直面を示す。
【0010】図6は、上記の方法において広角レンズ
10を用いた場合の視野であり、広角レンズ10の凸部
を上にしてカメラを含む撮像部をその下に配置した構成
では、レンズの周囲(前後左右)360度の画像は取り
込めるが、上下方向には上半分の画像しか取り込むこと
ができない。すなわち、下半分が死角となる。
【0011】図7は、上記の方法において回転体ミラ
ーとして円錐面ミラー20を用いた場合の視野であり、
レンズの周囲(前後左右)360度の画像は取り込める
が、上下方向ではミラー面が障害となり、上方および下
方に死角が存在する。よって、撮像手段としてのカメラ
から見て前方正面が死角となっていた。
【0012】図8は、上記の方法において回転体ミラ
ーとして球面ミラー30を用いた場合の視野であり、レ
ンズの周囲(前後左右)360度の画像は取り込める
が、上下方向ではミラー面が障害となり、上方に死角が
存在する。よって、撮像手段としてのカメラから見て前
方正面が死角となっていた。
【0013】図9は、上記の方法において回転体ミラ
ーとして双曲面ミラー40を用いた場合の視野であり、
レンズの周囲(前後左右)360度の画像は取り込める
が、上下方向ではミラー面が障害となり、上方に死角が
存在する。よって、撮像手段としてのカメラから見て前
方正面が死角となっていた。
【0014】図10は、上記の方法において回転体ミ
ラーとして放物面ミラー50を用いた場合の視野であ
り、レンズの周囲(前後左右)360度の画像は取り込
めるが、上下方向ではミラー面が障害となり、上方に死
角が存在する。よって、撮像手段としてのカメラから見
て前方正面が死角となっていた。
【0015】このように、上記およびの方法では、
いずれも、視野の一部に死角が存在する。また、上記
の方法は、上述したように、その視野が上方に限られて
いるため、移動ロボットに設置した場合を考えると、天
井ばかりを観測することになりやすい。すなわち、観測
する必要の無い上方の領域が多く観測され、本来衝突回
避のために必要とされるロボット自身の側方の観測が不
十分であった。
【0016】そこで、近年では、視野の一部に死角が存
在するものの、リアルタイム性に優れ、低コスト、か
つ、高信頼性を有する、回転体ミラーを使用する上記
の方法が注目されている。この中でも、特に、双曲面ミ
ラーを用いる方法は、その光学系が透視投影系であるた
め、入力画像をミラーの焦点から見た画像(一般のカメ
ラで撮像した画像)や、カメラを鉛直軸周りに回転して
得られる画像(円筒状の全方位画像)に簡単に変換する
ことができ、他のミラーを用いる方法に比べて多様な画
像処理が可能となる。この双曲面ミラーを用いた全方位
視覚系は、特開平6−295333号公報に記載されて
いる。しかし、上記の方法では、いずれもカメラから
見て前方正面が死角となっており、全方位視覚センサー
を多方面に応用するためには、さらに死角を減らすこと
が好ましい。
【0017】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、従来の回転体ミラー
(円錐面ミラー、球面ミラー、双曲面ミラー、放物面ミ
ラー等)を利用した全方位視覚センサーの死角を減らし
て多方面への応用を可能にすることができる全方位視覚
センサーを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の全方位視覚セン
サーは、周囲360度の視野領域の画像が得られる回転
体ミラーからなる光学系と、受光素子の光軸を該回転体
ミラーの回転軸と一致させて配置され、該光学系を通し
て得られる光学像を画像データに変換する撮像手段とを
備えた全方位視覚センサーにおいて、該回転体ミラーが
凸部側を該撮像手段側に向けて配置され、該凸部の中心
に切り欠き部を有し、該撮像手段は該切り欠き部を通し
て前方の画像を撮像可能であり、そのことにより上記目
的が達成される。
【0019】上記構成によれば、後述する実施形態に示
すように、従来技術では死角となっていた撮像手段の前
方部分(光学系の上方部分)が視野に入り、視野の拡大
を図ることが可能となる。
【0020】前記回転体ミラーの切り欠き部に、広角レ
ンズが凸部側を前記回転体ミラーの切り欠き部に、広角
レンズが凸部側を前記撮像手段とは反対側に向けて配置
されているのが好ましい。
【0021】上記構成によれば、後述する実施形態に示
すように、さらに死角を減らして視野を拡大することが
可能となる。
【0022】前記広角レンズの視野領域を前記回転体ミ
ラーの死角部と一致させるのが好ましい。
【0023】上記構成によれば、後述する実施形態に示
すように、上方の死角を無くすことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0025】上述の図7〜図10に示したように、周囲
360度の視野領域が得られる回転体ミラー(円錐面ミ
ラー、球面ミラー、双曲面ミラー、放物面ミラー等)を
光学系として用いた全方位視覚センサーでは、ミラー面
が障害物となって撮像手段(カメラ等)から見て前方正
面が視覚となっていた。一方、ミラーの下方部分は、視
野の一部としての機能を果たすものの、カメラとその撮
像部分が視野に入るだけとなる。そこで、本発明にあっ
ては、例えば図1に示すように、凸部側をカメラ61に
向けた回転体ミラー60において、凸部の中心に切り欠
き部62を設けてカメラ61の前方(光学系の上方)が
見えるようにしている。これによって、従来技術では死
角となっていた光学系の上方部分の視野を拡大すること
が可能となる。このとき、カメラ61の後方(光学系の
下方)は死角になるが、カメラ61とその撮像部分が視
野に入らなくなるだけであり、特に問題は生じない。こ
の切り欠き部の大きさは、必要画角に応じて好ましい範
囲が変わるが、通常は、少なくともカメラ自身の視野範
囲に相当する大きさが必要である。
【0026】さらに、回転体ミラーの切り欠き部に、凸
部をカメラとは反対側に向けた広角レンズを配置するこ
とにより、カメラの前方の死角を減らして視野を広げる
ことができる。
【0027】このとき、図2に示すように、広角レンズ
72の視野範囲(画角)を回転体ミラー70の死角部と
一致させることにより、カメラ71の前方の死角をほと
んど無くすことができる。
【0028】図3に、本発明によってカメラの撮像面に
得られる画像を示す。本発明では、回転体ミラーを光学
系に用いているため、結果的に同心円状の2つの円形の
画像が得られる。このうち、外側の画面80に映る画像
は回転体ミラーを通して得られた回転体ミラーの周囲3
60度の画像であり、内側の画面81に映る画像は、回
転体ミラーの切り欠き部を通して得られたカメラ前面の
画像である。このように、本発明によれば、周囲360
度の画像とカメラ前方の画像とを同時に得ることができ
る。この画像を基にして、従来から知られている画像処
理技術を用いて、パノラマ変換を行って2つの画像をつ
なぎ合わせることにより、従来技術では死角となってい
た領域の画像情報を同時に得ることができる。よって、
より広範囲の周囲の画像をリアルタイムに得ることがで
きるようになる。
【0029】なお、ここまでは「カメラ」で「画像」を
取り込むことについて説明したが、この「画像」は「静
止画」を意味している。当然のことながら、「ビデオカ
メラ」を用いれば、動画である「映像」を取り込むこと
になる。そこで、例えば1秒間に30枚の静止画の「画
像」を取り込んで画像処理を行えば、動画である「映
像」の処理を行うことが可能である。上述したように、
本発明は全方位の画像を一括してリアルタイムに取り込
むことができるものであり、この後の説明においても
「カメラ」および「画像」と表現するが、各々「ビデオ
カメラ」および「映像」と置き換えることが可能である
ことは言うまでもない。
【0030】以下に、回転体ミラーとして双曲面ミラー
を用いた実施の形態について、さらに詳しく説明する。
【0031】この双曲面ミラーを用いた全方位視覚系に
ついては、上述したように、特開平6−295333号
公報に詳細が述べられている。すなわち、図4に示すよ
うに、双曲面ミラー90の回転軸(中心軸)とカメラの
受光素子の光軸を一致させて、双曲面ミラー90の第2
焦点93にカメラのレンズ91の中心を配置し、レンズ
の焦点距離だけ離れた位置に撮像面94を配置すること
により、撮像面94には双曲面ミラー90の第1焦点9
2の周囲360度の画像情報が映る。
【0032】なお、図4において、双曲面ミラー90の
漸近線95、96の交点を原点として、水平面(撮像面
94に平行な面)をX軸およびY軸、鉛直軸をZ軸とす
る座標系を考えると、双曲面ミラー90の表面は (X2+Y2)/a2−Z2/b2=−1 ・・・(式1) で表される。上記式(1)において、aおよびbは双曲
面の形状を決定する数値である。また、漸近線95、9
6の交点から双曲面ミラー90の第1焦点92および第
2焦点93までの距離cは c=√(a2+b2) ・・・(式2) で表される。
【0033】ここで、本実施形態では、図4に示した双
曲面ミラー90の代わりに、図1に示したような凸部の
中心部に切り欠き部62を設けた双曲面ミラーを用い
る。これによって、図3に示したように、内側の画面8
1に映る画像として直接カメラで撮影したものと同様の
画像が得られる。
【0034】しかしながら、この場合、図1に示したよ
うに、カメラ前方の一部に死角が存在する。そこで、こ
の死角部を無くすために、図2に示したように切り欠き
部に広角レンズ72を配置することにより、さらに広い
視野を得ることができる。以下に、この広角レンズの設
計例について説明する。
【0035】図5はカメラレンズ100と広角レンズ1
01との位置関係を示した図である。この図5におい
て、広角レンズ101は双曲面ミラーの切り欠き部に配
置する広角レンズであり、物点102の像は広角レンズ
101によって第1結像点103に結像する。この第1
結像点103の像が、カメラレンズ100を通して、像
点104に結像する。ここで、カメラレンズ100の焦
点距離をf1、広角レンズ101の焦点距離をf2、カ
メラレンズ100から像点104までの距離をS1、カ
メラレンズ100から第1結像点103までの距離をS
2、広角レンズ101から第1結像点103までの距離
をS3、広角レンズ101から物点102までの距離を
S4とすると、レンズの結像公式によって、各々、 1/S1+1/S2=1/f1 ・・・(式3) 1/S3+1/S4=1/f2 ・・・(式4) が成り立つ。そこで、 S2+S3=d ・・・(式5) とすると、双曲面ミラーの切り欠き部に広角レンズを設
けた全方位視覚センサーでは、図4において双曲面ミラ
ー90の第2の焦点93に配置されたカメラレンズ91
からdの距離に広角レンズの中心を配置すれば、上述の
図3の画像において広角レンズを通して得られた画像が
内側の画面81に画像として映ることになる。
【0036】さらに、図5において、カメラレンズ10
0と広角レンズ101からなる光学系を1つの合成レン
ズ系として考えると、その焦点距離fは、 1/f=(f1+f2−d)/f1×f2 ・・・(式6) で与えられる。一方、合成レンズ系の口径をDとする
と、その画角nは、 n=D/f ・・・(式7) で与えられる。
【0037】そこで、広角レンズの画角を双曲面ミラー
の死角部分に一致させるためには、 n=D/f=b/2×a ・・・(式8) とすればよい。ここで、aおよびbは回転ミラーの形状
によって決まっており、f1はカメラレンズ100によ
って与えられており、dは広角レンズ101の口径で決
まる。よって、上記式6と上記式8とからf2を求めれ
ば、広角レンズを設計することができ、この広角レンズ
を用いて死角を無くした全方位視覚センサーを実現する
ことができる。
【0038】なお、上記実施形態では回転体ミラーとし
て双曲面ミラーを用いた例について説明したが、円錐面
ミラー、球面ミラー、放物面ミラー等の他の回転体ミラ
ーを用いた全方位視覚センサーについても同様に実施す
ることが可能である。
【0039】例えば、回転体ミラーに切り欠き部を設け
た請求項1に記載の全方位視覚センサーは、切り欠く部
分の視野情報をカメラの撮像面に結像させるように、カ
メラの被写界深度を選ぶことによって実施可能である。
また、請求項2に記載の全方位視覚センサーは、上記式
(5)で得られる距離に広角レンズ101を配置すれば
よい。さらに、請求項3に記載の全方位視覚センサー
は、各回転体ミラーの死角が決まれば、上記式(7)に
よってこの死角に一致する画角が得られる広角レンズを
選択すればよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
機械部分が不要で、信頼性が高く、死角部分が少なく、
周囲360度の情報がリアルタイムに得られる全方位視
覚センサーを実現することができ、監視用カメラシステ
ムや移動ロボット等の視覚システムに用いれば、多大な
効果を発揮することができる。さらに、高価なカメラは
1台で済むので、安いコストで全方位を観測するための
視覚センサーを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である全方位視覚センサー
による視野の拡大状況を説明するための図である。
【図2】本発明の他の実施形態である全方位視覚センサ
ーによる視野の拡大状況を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態である全方位視覚センサー
において、カメラの撮像面に得られる画像を示す図であ
る。
【図4】従来技術による双曲面ミラーとカメラの位置関
係を説明するための図である。
【図5】カメラレンズと広角レンズの結像関係を説明す
るための図である。
【図6】広角レンズを用いた従来技術における視野と死
角領域とを説明するための図である。
【図7】円錐面ミラーを用いた従来技術における視野と
死角領域とを説明するための図である。
【図8】球面ミラーを用いた従来技術における視野と死
角領域とを説明するための図である。
【図9】双曲面ミラーを用いた従来技術における視野と
死角領域とを説明するための図である。
【図10】放物面ミラーを用いた従来技術における視野
と死角領域とを説明するための図である。
【符号の説明】
10 広角レンズ 11、21、31、41、51、61、71 カメラ 20 円錐面ミラー 30 球面ミラー 40、90 双曲面ミラー 50 放物面ミラー 60、70 回転体ミラー 62 切り欠き部62 72、101 広角レンズ 80 撮像面に映る外側画面 81 撮像面に映る内側画面 91、100 カメラレンズ 92 第1焦点 93 第2焦点 102 物点 103 第1結像点 104 像点
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/00 G03B 15/00 W S Fターム(参考) 2H042 DD06 DD08 DD09 DE00 2H087 KA03 LA30 PA01 PB01 QA07 QA18 QA38 5C022 AA01 AB62 AC54 AC78

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲360度の視野領域の画像が得られ
    る回転体ミラーからなる光学系と、 受光素子の光軸を該回転体ミラーの回転軸と一致させて
    配置され、該光学系を通して得られる光学像を画像デー
    タに変換する撮像手段とを備えた全方位視覚センサーに
    おいて、 該回転体ミラーが凸部側を該撮像手段側に向けて配置さ
    れ、該凸部の中心に切り欠き部を有し、該撮像手段は該
    切り欠き部を通して前方の画像を撮像可能である全方位
    視覚センサー。
  2. 【請求項2】 前記回転体ミラーの切り欠き部に、広角
    レンズが凸部側を前記撮像手段とは反対側に向けて配置
    されている請求項1に記載の全方位視覚センサー。
  3. 【請求項3】 前記広角レンズの視野領域を前記回転体
    ミラーの死角部と一致させた請求項2に記載の全方位視
    覚センサー。
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