JP2008127891A - 作業機械のキャブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、誘導視野を遮られてオペレータが感じる不快感を少なくし、より快適に作業することができる作業機械のキャブ構造を提供することを目的とする。
【解決手段】キャブ構造1は、ベース板12の端部から天井板13に向かって延びる左右一対のフロントピラー14・14と、フロントピラー14・14に固定されるフロントガラス15とを備えている。フロントピラー14・14とフロントガラス15とからなるフロント部17は、運転者における平均的な目の位置となる点を通って運転席11の左右方向に水平に延びる軸線Xを中心軸とした円弧面となるように形成され、軸線Xから前記円弧面までの距離をL、フロントピラー14・14の間隔をW、運転者の平均的な誘導視野角度をθとしたときに、1100mm≦L≦W/(2×tan(θ/2))となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設車両等の作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造に関する。
従来、作業機械のキャブ構造として特許文献1に記載の構造が知られている。特許文献1に記載の構造は、フロントガラスの上端側を天井部側に回りこむように伸長しており、オペレータに圧迫感を与えることなく運転者の前方から上方に亘って連続的な広い上方視界を確保することを可能としている。このように、従来の技術においては、オペレータの可視域を広げることで、オペレータの作業効率の向上や、操作性を改善しようとしていた。
実公平6−74659号公報
一方、人間工学という快適性を追求する学問においては、人間の視線の動きや注視領域に関する研究が進んでいる。人間の認知においては、「有効視野」と「誘導視野」というものが存在することが明らかとなっている。有効視野とは、頭を動かさずに目だけで認知できる範囲のことである。誘導視野とは、識別能力は低いが、空間座標系に視覚情報が影響を及ぼす領域のことである。人間の作業において、頭を動かさない状態は非常に不自然であり、自然に識別できる範囲を考えた場合、誘導視野が重要となり、誘導視野内に視野を遮るものが存在しないことが理想的となる。仮に、オペレータの誘導視野を遮る障害物が存在した場合、オペレータは作業中において常に障害物の存在を識別し、その障害物が邪魔であると感じることになる。
上述した特許文献1に記載されたキャブ構造は、運転者の前方から上方に亘って連続的な広い上方視界を確保することにより可視域を広くすることができるものの、オペレータの作業中において、フロントピラーなどの部分的な障害物に誘導視野が遮られることによってオペレータが感じる不快感については全く考慮されていない。したがって、オペレータにこのような不快感を与えることにより作業快適性が低下する虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、誘導視野を遮られることによりオペレータが感じる不快感を少なくし、より快適に作業することができる作業機械のキャブ構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、作業機械本体上に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造に関する。そして、本発明に係る作業機械のキャブ構造は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明の作業機械のキャブ構造は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る作業機械のキャブ構造における第1の特徴は、作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、前記一対のフロントピラーと前記フロントウィンドウとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席に座った運転者における平均的な目の位置となる点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、運転者の平均的な誘導視野角度をθ、としたときに、
1100mm≦L≦W/(2×tan(θ/2))
となるように形成されていることである。
この構成によると、運転者の目の位置が円弧面の中心軸上にある場合、当該運転者の誘導視野角度(頭を少し動かせば識別できる範囲の目の位置近傍を中心とした角度)がθ以下であれば、円弧面として形成されたフロント部においては左右のフロントピラーの間隔が誘導視野の幅以上になるため、フロントピラーにより誘導視野を遮られることを防止できる。これにより、誘導視野を遮られることにより運転者が感じる不快感をなくすことができ、運転者はより快適に作業することが可能となる。尚、フロントウィンドウは、ガラスや透明な強化プラスチック等の視界を遮らない材料により形成されるため、当該フロントウィンドウに視界を遮られることはない。
また、Lは1100mm以上になるように構成されているため、運転席からベース近傍部分におけるフロントウィンドウまでの距離を十分に確保することができる。したがって、運転室を過度に狭めて作業性を悪化させてしまうことなく誘導視野が遮られることを防止できる。人の座高の平均値は、約910mmであり、目線の高さは頭上よりも約100mm低い位置にあり、また、人のひざ下の長さは、約350mm程度である。この場合、人が運転席に座った状態における、目線位置のベースからの高さは約1160mm前後(910mm−100mm+350mm)となることから、より多くの作業者に対して足下付近の空間をより広く保つためにLを1100mm以上とすることが望ましい。
また、運転席に座った運転者の目の位置から遠く離れた位置にあるベース近傍部分においては、特にフロントピラーにより誘導視野を遮られ易い。しかし、本構成によれば、当該ベース近傍部分においてフロントピラーが誘導視野を遮ることを確実に防止することができるため有効である。
尚、軸線の高さを、運転席に座った運転者における平均的な目の位置の高さとすることで、より多くの運転者に対して不快感をなくす効果を発揮することが可能となる。
また、本発明に係る作業機械のキャブ構造における第2の特徴は、作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、前記一対のフロントピラーと前記フロントウィンドウとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席のシート上面からの高さが700mm〜900mmの範囲に位置する点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、としたときに、
1100mm≦L≦W/(2×tan(50°/2))
となるように形成されていることである。
この構成によると、運転者の目の位置が円弧面の中心軸上にある場合、当該運転者の誘導視野角度が50°以下であれば、円弧面として形成されたフロント部においては左右のフロントピラーの間隔が誘導視野の幅以上になるため、フロントピラーにより誘導視野を遮られることを防止できる。これにより、誘導視野を遮られることにより運転者が感じる不快感をなくすことができ、運転者はより快適に作業することが可能となる。尚、フロントウィンドウは、ガラスや透明な強化プラスチック等の視界を遮らない材料により形成されるため、当該フロントウィンドウに視界を遮られることはない。
また、Lは1100mm以上になるように構成されているため、運転席からベース近傍部分におけるフロントウィンドウまでの距離を十分に確保することができる。したがって、運転室を過度に狭めて作業性を悪化させてしまうことなく誘導視野が遮られることを防止できる。人の座高の平均値は、約910mmであり、目線の高さは頭上よりも約100mm低い位置にあり、また、人のひざ下の長さは、約350mm程度である。この場合、人が運転席に座った状態における、目線位置のベースからの高さは約1160mm前後(910mm−100mm+350mm)となることから、より多くの作業者に対して足下付近の空間をより広く保つためにLを1100mm以上とすることが望ましい。
また、運転席に座った運転者の目の位置から遠く離れた位置にあるベース近傍部分においては、特にフロントピラーにより誘導視野を遮られ易い。しかし、本構成によれば、当該ベース近傍部分においてフロントピラーが誘導視野を遮ることを確実に防止することができるため有効である。
尚、人間の誘導視野はおおよそ50°前後であることから、より多くの運転者に対して、誘導視野を遮られたときに感じる不快感をなくすことが可能となる。
また、座高は身長の約0.535倍程度となることが分かっており、身長1500mm〜1800mmの人の座高は、約803mm〜963mm程度であることが考えられる。従って、軸線のシート上面からの高さを、運転席に座った運転者における平均的な目の位置の高さ(頭上から約100mm低い位置)の近傍となる、700mm〜900mmの範囲内とすることにより、より多くの運転者に対して不快感をなくす効果を発揮することが可能となる。
また、本発明に係る作業機械のキャブ構造における第3の特徴は、作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、前記一対のフロントピラーと前記フロントウィンドウとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席のシート上面からの高さが700mm〜900mmの範囲に位置する点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、としたときに、
L=W/(2×tan(α/2))
30°≦α≦50°
L≧1100mm
となるように形成されていることである。
この構成によると、運転者の目の位置が円弧面の中心軸上にある場合、当該運転者の誘導視野角度がL=W/(2×tan(α/2))の式を満たすαの値以下であれば、円弧面として形成されたフロント部においては左右のフロントピラーの間隔が誘導視野の幅以上になるため、フロントピラーにより誘導視野を遮られることを防止できる。これにより、誘導視野を遮られることにより運転者が感じる不快感をなくすことができ、運転者はより快適に作業することが可能となる。尚、フロントウィンドウは、ガラスや透明な強化プラスチック等の視界を遮らない材料により形成されるため、当該フロントウィンドウに視界を遮られることはない。
更に、当該運転者の目の位置からフロント部までの距離Lは当該運転者の誘導視野を遮らない条件を満たす最も大きな値となるため、円弧面となるように湾曲したフロント部の近傍において、誘導視野を遮らずに運転室内の空間を最も広くすることが可能となる。
また、Lは1100mm以上になるように構成されているため、運転席からベース近傍部分におけるフロントウィンドウまでの距離を十分に確保することができる。したがって、運転室を過度に狭めて作業性を悪化させてしまうことなく誘導視野が遮られることを防止できる。尚、人の座高の平均値は、約910mmであり、目線の高さは頭上よりも約100mm低い位置にあり、また、人のひざ下の長さは、約350mm程度である。この場合、人が運転席に座った状態における、目線位置のベースからの高さは約1160mm前後(910mm−100mm+350mm)となることから、より多くの作業者に対して足下付近の空間をより広く保つためにLを1100mm以上とすることが望ましい。
また、運転席に座った運転者の目の位置から遠く離れた位置にあるベース近傍部分においては、特にフロントピラーにより誘導視野を遮られ易いが、本構成によれば、当該ベース近傍部分においてフロントピラーが誘導視野を遮ることを確実に防止することができるため有効である。
尚、人間の誘導視野の角度はおおよそ50°前後であり、また、誘導視野の角度が30°よりも小さい場合は少なく、より多くの運転者に対して、誘導視野を遮られたときに感じる不快感をなくす効果を発揮することが可能となる。
また、座高は身長の約0.535倍程度となることが分かっており、身長1500mm〜1800mmの人の座高は、約803mm〜963mm程度であることが考えられる。従って、軸線のシート上面からの高さを、運転席に座った運転者における平均的な目の位置の高さ(頭上から約100mm低い位置)の近傍となる、700mm〜900mmの範囲内とすることにより、より多くの運転者に対して不快感をなくす効果を発揮することが可能となる。
特に、α=50°とした式である、L=W/(2×tan(50°/2))を満たすように形成することで、更に多くの運転者に対して、誘導視野が遮られることなく最も運転室を広くできるという効果を発揮できるため更に効果的である。
また、本発明に係る作業機械のキャブ構造における第4の特徴は、前記フロント部は、前記ベースから前記天井板の間の全面に亘って、前記軸線を中心とした円弧面となるように形成されていることである。
この構成によると、ベースから天井板の間において、フロントピラーにより誘導視野を遮られることを防止することが可能となるため、運転者が感じる不快感をより少なくすることができる。
また、L=W/(2×tan(β/2))を満たすように形成した場合は、運転者の誘導視野角度がβであれば、当該運転者の目の位置からフロント部までの距離Lは当該運転者の誘導視野を遮らない条件を満たす最も大きな値となるため、誘導視野を遮らずに、ベースから天井板の間に亘ってフロント部の近傍における運転室内の空間をより広くすることが可能となる。これにより、運転者がフロント部から受ける圧迫感を少なくし、運転者の居住性をより向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るキャブ構造を備える油圧ショベルの全体概略図である。
建設機械(作業機械)である油圧ショベル100は、クローラを有する走行装置2と、当該走行装置2上に設けられるベース板12(ベース)と、当該ベース板12上に設けられ、エンジン、油圧ポンプ等を収容する機械室3と、油圧により駆動されるアーム4等を備えており、機械室3の前方に位置するベース板12上において、運転室を形成するキャブ構造1を備えている。
キャブ構造1は、運転室内に設置される運転席11と、当該運転席11が固定されるベース板12と、運転席11を覆うように形成された天井板13と、運転席11の前方に位置するベース板12の端部から天井板13に向かって略等間隔となるように延びる左右一対のフロントピラー14・14と、当該一対のフロントピラー14・14に固定されるフロントガラス15(フロントウィンドウ)と、を備えて構成されている。また、運転席11の後方に位置する一対のリアピラー16・16を備え、フロントピラー14・14とともに天井板13を支持している。尚、フロントウィンドウとしてガラスを用いる場合に限らず、当該フロントウィンドウを介して視界を確保できるものであればよく、アクリル、強化プラスチック等を適宜用いることができる。
図2にキャブ構造1の側面概略図を示すように、一対のフロントピラー14・14とフロントガラス15とからなるフロント部17は、運転席11のシート上面11aからの高さ(図2においてHで示す)が810mm(平均値)であるとともに運転席11の左右方向に水平に延びる軸線X(以下、軸線Xと称する。図2において符号Xで示し、紙面と垂直方向に延びる。)を中心軸とする半径1300mmの円弧面となるように湾曲して形成されている。尚、この軸線Xは、運転室の床面から約1250mmの高さに位置している。また、軸線Xは、運転室内においてベース板12よりも天井板13に近づいた位置に存在するため、軸線Xの高さよりも上方に位置する部分のフロント部17に比べ、軸線Xよりも下方に位置する部分のフロント部17の方がより運転席11側に近づくように湾曲している。
このようにフロント部17を形成することで、当該軸線Xは、運転席11に座った運転者における平均的な目の位置となる点を通過する軸線となる。これにより、より多くの運転者に対してフロント部17により形成される円弧面から、運転席に座った運転者の目の位置P(以下、アイポイントPと称する)までの距離が略等しくなるようにすることが可能となる。
ここで、軸線Xから円弧面までの距離をL、一対のフロントピラー14・14の間隔をW、運転者の平均的な誘導視野角度をθ、としたときに、以下に示す数1を満たすようににフロント部17が設計されている。
[数1]
L≦W/(2×tan(θ/2))
具体的には、運転者の誘導視野角度は個人差があるものの、平均値はおおよそ50°前後であることから、数1においてθ=50°として計算した下記の数2を満足するようにフロント部17が設計されている。尚、当該θは50°として計算する場合に限定されるわけではなく、建設機械を操作することになる運転者の誘導視野角度を考慮して適宜変更可能である。ただし、誘導視野角度が30°よりも小さい運転者は少ないため、θは30°以上とすることが望ましい。
[数2]
L≦W/(2×tan(50°/2))
本実施形態においては、例えば左右方向における車幅の制限等により、一対のフロントピラー14・14の間隔は1250mmとして予め決定されている。したがって、数2より、軸線Xから円弧面までの距離L1が1340mm以下になるようにフロント部17の位置が決定される。本実施形態においては、上述したように、L1=1300mmとして形成され、また、アイポイントPから鉛直下向きに約1200mm(図2においてyで示す)離れた位置における水平面までフロントガラス15が形成されている。尚、フロントガラス15が軸線Xを中心軸とした円弧状に湾曲しているため、アイポイントPからフロントガラス15の下端(左右方向における中央部)までの距離L2もL1と同じく1300mmとなる。
比較のため、図3に従来のキャブ構造21を有する油圧ショベル200の全体概略図を示す。油圧ショベル200は、キャブ構造21以外に関しては、本実施形態に係る油圧ショベル100と同様の走行装置22、機械室23、アーム24等を備えたものである。そして、キャブ構造21は、運転席31と、ベース板32と、天井板33と、左右一対のフロントピラー34・34と、フロントガラス35と、リアピラー36・36と、を備えて構成されており、フロントピラー34・34とフロントガラス35とからなるフロント部37が平板状に形成され、下方にいくほど運転席から離れるように傾いて設置されている点で本実施形態に係るキャブ構造1と異なる。
そして、図4に従来のキャブ構造21の側面概略図を示すように、運転者のアイポイントPから前方水平方向に向かったフロント部37(フロントガラス35)までの距離L3は、本発明の実施形態に係るキャブ構造1と同様に、1300mmとなっており、アイポイントPから鉛直下向きに1200mm(図4においてyで示す)離れた位置における水平面までフロントガラス35が形成されている。そして、アイポイントPからフロントガラス15の下端(左右方向における中央部)までの距離L4はL3よりも大きく、L4=1800mmとなっている。
以下、本発明の実施形態に係るキャブ構造1と、従来のキャブ構造21と、について、それぞれ、フロントピラーの位置と、その位置における誘導視野との関係を比較する。
ここで、図5は、軸線Xを含む平面でキャブ構造におけるフロントピラーを切断した断面を模式的に示す図であり、軸線X(アイポイントPを通る一点鎖線Xで示す)から一対のフロントピラーまでの距離Lと、当該距離Lの位置における誘導視野の幅Tとの関係を説明するための図である。尚、誘導視野角度はθとし、一対のフロントピラーの間隔をWとして示す。
図5に示すように、フロントピラーが図中Aで示す位置(L=Laとなる位置)にあるとき、当該位置における誘導視野の幅Taは、一対のフロントピラーの間隔Wに比べて小さくなるため、フロントピラーが誘導視野を遮ることはない。一方、フロントピラーが図中Bで示す位置(L=Lbとなる位置)にあるとき、当該位置における誘導視野の幅Tbは、一対のフロントピラーの間隔Wに比べて大きくなるため、フロントピラーが誘導視野を遮ることになる。この場合、作業者は当該誘導視野を遮られることにより不快感を感じることになる。
このように、距離Lと誘導視野の幅Tとの間には、数3で示す関係がある。
[数3]
T=2×L×tan(θ/2)
そして、軸線Xからフロントピラーまでの距離Lが小さくなるほど、誘導視野の幅Tは小さくなり、フロントピラーが誘導視野を遮りにくくなる。一方、距離Lが大きくなるほど、その位置における誘導視野の幅Tが大きくなり、フロントピラーが誘導視野を遮りやすくなる。
図4に示すように、従来のキャブ構造21の場合、アイポイントPからフロントガラス35の下端部(左右方向における中央部)までの距離L4は1800mmである。そして、運転者の誘導視野角度を50°としたとき、アイポイントPから1800mmの位置における誘導視野の幅Tは、約1679mmとなる(数3より)。図6において、運転席31に座った運転者から見たフロントガラス35の下端部における一対のフロントピラー34・34の位置を模式的に示す。上述のように従来のキャブ構造21においては、フロントガラス35の下端部における誘導視野の幅Tが約1679mmであり、誘導視野の幅Tが一対のフロントピラー34・34の間隔(1250mm)よりも広くなっている。この場合、当該誘導視野をフロントピラー34・34により遮られ、作業者は不快感を感じることになる。
一方、図2に示すように、本発明の実施形態に係るキャブ構造1の場合、アイポイントPからフロントガラス15の下端部(左右方向における中央部)までの距離L2は1300mmである。そして、運転者の誘導視野角度を50°としたとき、アイポイントから1300mmの位置における誘導視野の幅は、約1213mmとなる(数3より)。図7において、運転席11に座った運転者から見たフロントガラス15の下端部における一対のフロントピラー14・14の位置を模式的に示す。上述のように本発明の実施形態に係るキャブ構造1においては、フロントガラス15の下端部における誘導視野の幅Tが約1213mmであり、誘導視野の幅が一対のフロントピラー14・14の間隔(1250mm)よりも狭くなっている。この場合、当該誘導視野をフロントピラー14・14により遮られることはなく、作業者は快適に作業を行うことが可能となる。尚、L2が1100mmよりも長くなるように形成されているため、フロント部17と運転者が最も近接することになるベース近傍部分の運転室内の空間、即ち、運転者の足下付近における空間は十分に確保することができ、フロント部17による圧迫感が少ない快適な作業空間を形成することができる。
また、本発明の実施形態に係るキャブ構造1のフロント部17は、ベース板12から天井板13の間において、軸線Xを中心とした円弧面となるように形成されているため、ベース板12から天井板13の間の全面に亘って、一対のフロントピラー14・14により誘導視野を遮られることがなくなるため、運転者が感じる不快感をより少なくすることができる。
また、本実施形態においては、アイポイントPからフロントガラス15までの距離Lは1300mmであるが、一対のフロントピラー14・14の間隔Wに対して当該距離Lを、W/(2×tan(50°/2))(以下、Lmaxと称する)に近づけることで、誘導視野角度が50°である運転者に対しては、誘導視野を遮らず運転室内の空間をより広く確保することが可能となる。具体的には、本実施形態ではW=1250mmであるため、距離Lを1341mm(Lmax)に近づけることで、運転者の周りの空間を更に広くすることができ、且つ、誘導視野を遮らない構成とすることができる。これによりフロント部17からの圧迫感をより少なくし、運転室内における運転者の居住性を向上させることが可能となる。特に、L=Lmaxとしたとき、誘導視野を遮ることなく、運転室内の空間を最も広く確保することができる。この場合、誘導視野角度が一般的な誘導視野角度の平均値に近い50°である運転者は多いため、より多くの運転者に対して効果的である。
尚、本実施形態においては、L=1300mm、W=1250mmであり、数4を満たすように設計されている(数4においてα=約50°)。
[数4]
L=W/(2×tan(α/2))
30°≦α≦50°
L≧1100mm
これより、誘導視野角が約50°である運転者に対しては、当該運転者の目の位置からフロント部17までの距離Lは当該運転者の誘導視野を遮らない条件を満たす最も大きな値となるため、円弧面となるように湾曲したフロント部17の近傍において、誘導視野を遮らずに運転室内の空間をより広くすることが可能となる。誘導視野角度が30°〜50°の範囲内となる運転者が多いため、数4の条件を満たすように設計することでより多くの運転者に対して誘導視野を遮らずに運転室内の空間をより広くする効果を発揮することができる。
本発明の実施形態は、フロント部17がベース板12から天井板13の間の全面に亘って円弧状に形成されている場合に限られない。例えば、図8に、図2に示す実施形態の変形例に係るキャブ構造40を示す。図8において、図2に示す実施形態に係るキャブ構造1と同一部材には同一符号を付し、説明は省略する。変形例に係るキャブ構造40においては、図8に示すように、フロント部47のうち、ベース板12の近傍部分のフロント部47aのみが、上述したアイポイントPを通って運転席11の左右方向に水平に延びる軸線Xを中心とした円弧面となるように湾曲して形成されている。そして、運転席11のシートの高さよりも高い位置においては、フロント部47は鉛直上向きに天井板13まで延びている。
この変形例の構成によれば、キャブ構造40の前後方向における幅が大きくなることを抑制することができるため、当該前後方向におけるキャブ構造の幅が制限されている場合において有効である。また、天井板13側に位置するフロント部47を形成するフロントピラーを直線状に、また、フロントガラスを平板状に形成することができ、キャブ構造40を容易に作製することが可能となる。
以上、説明したように、本実施形態に係る作業機械のキャブ構造1は、油圧ショベル100の上部に位置して設けられ運転室を形成し、運転室内に設置される運転席11と、当該運転席11が固定されるベース板12と、前記運転席11を覆うように形成された天井板13と、前記運転席11の前方に位置する前記ベース板12の端部から前記天井板13に向かって延びる左右一対のフロントピラー14・14と、当該一対のフロントピラー14・14に固定されるフロントガラス15と、を備え、前記一対のフロントピラー14・14と前記フロントガラス15とからなるフロント部17は、前記ベース板12近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席11のシート上面11aからの高さが810mmとなる点を通って前記運転席11の左右方向に水平に延びる軸線Xを中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成され、
1100mm≦L≦W/(2×tan(50°/2))の式を満たすように、前記軸線Xから前記円弧面までの距離Lを1300mm、前記一対のフロントピラーの間隔Wを1250mm、として形成されている。
これにより、誘導視野角度が50°以下である運転者の目の位置が円弧面の中心軸上にある場合、円弧面として形成されたフロント部17においては、左右のフロントピラー14・14の間隔が誘導視野の幅以上になるため、フロントピラー14により誘導視野を遮られることを防止できる。これにより、誘導視野を遮られることにより運転者が感じる不快感をなくすことができ、運転者はより快適に作業することが可能となる。
また、Lは1100mm以上になるように構成されているため、運転席11からベース板12近傍部分におけるフロントガラス15までの距離を十分に確保することができる。したがって、運転室を過度に狭めて作業性を悪化させてしまうことなく誘導視野が遮られることを防止できる。
また、運転席11に座った運転者の目の位置から遠く離れた位置にあるベース板12近傍部分においては、特にフロントピラー14により誘導視野を遮られ易い。しかし、本構成によれば、当該部分においてフロントピラー14が誘導視野を遮ることを確実に防止することができるため有効である。
尚、人間の誘導視野はおおよそ50°前後であることから、より多くの運転者に対して、誘導視野を遮られたときに感じる不快感をなくすことが可能となる。また、軸線Xのシート上面11aからの高さを、運転席に座った運転者における平均的な目の位置の高さの近傍である、700mm〜900mmの範囲内とすることにより、より多くの運転者に対して不快感をなくす効果を発揮することが可能となる。
また、フロント部17は、ベース板12から天井板13の間の全面に亘って、軸線Xを中心とした円弧面となるように形成されているので、ベース板12から天井板13の間において、フロントピラー14により誘導視野を遮られることがなくなるため、運転者が感じる不快感をより少なくすることができる。そして、軸線Xから円弧面までの距離LがW/(2×tan(50°/2))に近づくように形成されているため、誘導視野を遮らずに運転室内の空間をより広くすることが可能となる。したがって、運転者の周りの空間を広くすることができ、フロント部17からの圧迫感をなくし、運転者の居住性をより向上させることが可能となる。
また、図8に示す変形例のように、フロント部47を、ベース板12近傍部分を含んだ一部においてのみ、運転席11に座った運転者のアイポイントPを通って前記運転席11の左右方向に水平に延びる軸線Xを中心とした円弧面となるように湾曲して形成することで、足下付近における誘導視野がフロントピラーにより遮られることを抑制できる。そして、アイポイントPから円弧面を形成する部分におけるフロントガラスまでの距離Lを、Lmaxに近づけることで、足下付近の空間をより大きく確保することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
例えば、運転席のシートの高さを調節できるように運転席のシートに高さ調節手段を取り付けることも可能である。この場合、シートの高さを調節することで運転者のアイポイントの位置を調節することができる。したがって、高さ調節前のシートに座ったときにアイポイントがフロント部の形成する円弧面の中心軸上から著しくずれるような運転者であっても、フロント部が形成する円弧面の中心軸上にアイポイントが位置するように調整でき、フロントピラーが誘導視野を遮らないようにすることが可能である。
本発明の実施形態に係るキャブ構造を備える油圧ショベルの全体概略図である。 図1に示すキャブ構造の側面概略図である。 従来のキャブ構造を備える油圧ショベルの全体概略図である。 図3に示す従来のキャブ構造の側面概略図である。 フロントピラーの位置における誘導視野の幅を説明する図である。 従来のキャブ構造の運転席からフロントガラスの下端部を見たときの誘導視野範囲とフロントピラーの位置関係を示す図である。 本実施形態に係るキャブ構造の運転席からフロントガラスの下端部を見たときの誘導視野範囲とフロントピラーの位置関係を示す図である。 図2に示す本発明の実施形態に係るキャブ構造の変形例を示す図である。
符号の説明
1 キャブ構造
2 走行装置
3 機械室
4 アーム
11 運転席
12 ベース板(ベース)
13 天井板
14 フロントピラー(フロント部)
15 フロントガラス(フロント部)
17 フロント部
100 油圧ショベル

Claims (4)

  1. 作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、
    前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、
    前記一対のフロントピラーと前記フロントウィンドウとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席に座った運転者における平均的な目の位置となる点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、
    前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、運転者の平均的な誘導視野角度をθ、としたときに、
    1100mm≦L≦W/(2×tan(θ/2))
    となるように形成されている
    ことを特徴とする作業機械のキャブ構造。
  2. 作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、
    前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、
    前記一対のフロントピラーと前記フロントウィンドウとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席のシート上面からの高さが700mm〜900mmの範囲に位置する点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、
    前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、としたときに、
    1100mm≦L≦W/(2×tan(50°/2))
    となるように形成されていることを特徴とする作業機械のキャブ構造。
  3. 作業機械の上部に位置して設けられ運転室を形成する作業機械のキャブ構造であって、
    前記運転室内に設置される運転席と、当該運転席が固定されるベースと、前記運転席を覆うように形成された天井板と、前記運転席の前方に位置する前記ベースの端部から前記天井板に向かって延びる左右一対のフロントピラーと、当該一対のフロントピラーに固定されるフロントウィンドウと、を備え、
    前記一対のフロントピラーと前記フロントガラスとからなるフロント部は、前記ベース近傍部分を含んだ少なくとも一部において、前記運転席のシート上面からの高さが700mm〜900mmの範囲に位置する点を通って前記運転席の左右方向に水平に延びる軸線を中心軸とした円弧面となるように湾曲して形成されており、
    前記軸線から前記円弧面までの距離をL、前記一対のフロントピラーの間隔をW、としたときに、
    L=W/(2×tan(α/2))
    30°≦α≦50°
    L≧1100mm
    となるように形成されていることを特徴とする作業機械のキャブ構造。
  4. 前記フロント部は、前記ベースから前記天井板の間の全面に亘って、前記軸線を中心とした円弧面となるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の少なくともいずれか1項に記載の作業機械のキャブ構造。
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