JP2000257117A - 運転室付き建設機械 - Google Patents

運転室付き建設機械

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JP2000257117A JP6069599A JP6069599A JP2000257117A JP 2000257117 A JP2000257117 A JP 2000257117A JP 6069599 A JP6069599 A JP 6069599A JP 6069599 A JP6069599 A JP 6069599A JP 2000257117 A JP2000257117 A JP 2000257117A
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渉 田所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャブ内で運転席をオフセットした位置に設
置し、運転席からの前方視界を改善して作業装置の動き
等を容易に確認できるようにする。 【解決手段】 キャブ13内の運転席17を、左,右方
向の中心O−Oに対して寸法δ分だけオフセットさせ、
作業装置のブーム等から離した位置に設置する。オペレ
ータは運転席17に着席した状態で、視点S0 の位置か
ら前窓16の透明板16Bを通じて仮想線S1 ,S2 の
範囲で広い前方視界を確保できる。この前方視界は運転
席17の中心O1 −O1 に対して、仮想線S1 側の視界
角θ1 を仮想線S2 側の視界角θ2 よりも大きい角度に
設定できる。また、キャブ13の側面部13Eと運転席
17との間のスペースを寸法L1 とし、これをドア15
側の寸法L2 なるスペースよりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ルまたは油圧クレーン等の運転室付き建設機械に関し、
特に、運転室内からの作業装置側に向けた視界を広くで
きるようにした運転室付き建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、運転室付き建設機械としての油
圧ショベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可
能に設けられた作業装置とから大略構成され、上部旋回
体のフレーム上には運転室が設けられている。
【0003】そして、この種の従来技術による油圧ショ
ベルの運転室は、前記フレーム上に設けられたキャブ
と、該キャブ内に位置して床板上に設けられた運転席等
とからなり、この運転席はキャブの床板上で左,右方向
のほぼ中心位置に設置されている。
【0004】また、従来技術の油圧ショベルにあって
は、キャブの外部に複数のカメラ等を設置し、キャブ内
にはカメラによって撮影された映像を表示するためにデ
ィスプレイ等のモニタを配設する構成としたものも知ら
れている(例えば、特開平10−299032号公
報)。
【0005】そして、この場合には、運転席に着席した
オペレータがモニタの画面上に表示される映像によっ
て、例えば運転席からは直視できない死角位置の車外風
景を確認することができ、作業装置のバケットによる掘
削位置や掘削作業状況等を容易に監視できるという利点
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述した従来
技術では、キャブの外部にカメラを設置し、キャブの内
部にはカメラからの映像を表示するモニタを設ける構成
としているために、運転席からの前方視界を広くするこ
とは可能であるものの、全ての油圧ショベルに対して標
準装備するには過剰設備となってしまい、コストアップ
を招くという問題がある。
【0007】また、油圧ショベル等の作業現場では土埃
りが激しく、これらは塵埃となってカメラのレンズ等に
付着する可能性が高く、保守、点検時のメンテナンス作
業に手間がかかるという問題がある。さらに、掘削作業
の途中には岩石等の飛び石がカメラに衝突する虞れがあ
り、カメラが損傷、故障した場合には運転席からの前方
視界を広くすること自体が不可能になるという問題があ
る。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、キャブ内で運転席の設
置位置をオフセットさせることにより、運転席からの前
方視界を改善でき、作業装置による掘削作業状況等を容
易に確認することができるようにした運転室付き建設機
械を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、建設機械のフレーム上に設けられ運
転室を画成するキャブと、該キャブ内に位置して床板上
に設けられた運転席と、前記キャブから左,右方向の一
側に離間して前記フレームに俯仰動可能に設けられた作
業装置とを備えてなる運転室付き建設機械に適用され
る。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記運転席を、前記キャブの左,右方向の中心
に対し前記作業装置から離れる方向にオフセットした位
置に配設する構成としたことにある。
【0011】このように構成することにより、従来品に
比較して運転席を作業装置から離した位置に設置でき、
オペレータは運転席に着席した状態で作業装置側に向け
た広い前方視界を確保することができる。
【0012】また、請求項2の発明は、キャブは床板の
周囲を取囲む前面部、後面部および左,右の側面部を有
し、運転席は前記前面部の前窓中心に対してオフセット
する構成としている。これにより、前窓の窓枠によって
遮られる前方視界の範囲を従来品に比較して作業装置側
へと移動でき、作業装置の先端側等を運転席の位置から
容易に監視することができる。
【0013】さらに、請求項3の発明は、左,右の側面
部のうち一方の側面部には乗降用のドアを設け、運転席
は他方の側面部との間のスペースを前記ドア側のスペー
スよりも大きくする構成としている。これにより、キャ
ブ内には運転席と他方の側面部との間に大きなスペース
を確保でき、このスペースを利用して例えば操作系・制
御系のスイッチ等を配置することにより、キャブ内の装
備を充実させることができる。
【0014】そして、キャブ内のオペレータからみて左
側にドアを設け、右側の側面部と運転席との間に前記ス
ペースを利用して前記スイッチ類を配置した場合には、
多くのオペレータにとって利き腕となる右腕側に前記ス
イッチ類を配備することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
運転室付き建設機械を、油圧ショベルに適用した場合を
例に挙げ添付図面の図1ないし図4に従って詳述する。
【0016】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部
旋回体で、該上部旋回体2は旋回フレーム3を有し、該
旋回フレーム3上には、後述の運転室12と、運転室1
2の後側に位置しエンジンおよび油圧ポンプ(図示せ
ず)等を収容した建屋カバー4と、該建屋カバー4の後
側に位置するカウンタウェイト5等とが設けられてい
る。
【0017】また、旋回フレーム3上には、図2に示す
如く上部旋回体2の前側からみて左側(運転室12とは
反対側)の位置に燃料タンク6が配設され、該燃料タン
ク6と建屋カバー4との間には作動油タンク7が配設さ
れている。そして、建屋カバー4内の前記油圧ポンプは
エンジンで回転駆動されることにより、作動油タンク7
内の油液を吸込みつつ、高圧の圧油を吐出させるもので
ある。
【0018】8は旋回フレーム3の前部中央に俯仰動可
能に設けられた作業装置で、該作業装置8はブーム9、
アーム10およびバケット11等からなり、該バケット
11によって土砂等の掘削作業を行うものである。この
場合、作業装置8のブーム9は、図2に示す如く後述す
るキャブ13の側面部13Eから僅かに離間して配設さ
れ、この側面部13Eに沿って上,下に俯仰動されるも
のである。
【0019】12は旋回フレーム3上に設けられた運転
室で、該運転室12は、その外殻となるキャブ13と、
該キャブ13内に設けられた後述の運転席17および制
御ボックス19,20等とによって構成されている。そ
して、キャブ13は、例えば薄肉の鋼板(金属パネル)
をスポット溶接等の手段で接合することにより、上面部
13A、前面部13B、後面部13Cおよび右,左の側
面部13D,13Eからなる箱状体として形成されてい
る。
【0020】また、キャブ13の底部側は床板14によ
って閉塞され、前面部13B、後面部13Cおよび側面
部13D,13Eの下端側は、床板14の周囲を外側か
ら取囲む構成となっている。さらに、キャブ13には図
3、図4に示す如く右側の側面部13Dにドア15が設
けられ、オペレータはドア15を開閉することにより運
転室12内へと乗降可能となっている。
【0021】ここで、キャブ13は、図3、図4に示す
ように側面部13D,13E間が左,右方向の横幅Wと
なり、左,右方向の中心O−Oは側面部13D,13E
に対してそれぞれ寸法W/2となる位置にある。そし
て、後述するように運転席17の中心O1 −O1 は、キ
ャブ13の中心O−Oに対して寸法δだけオフセットし
た位置に設置されている。
【0022】16はキャブ13の前面部13Bに設けら
れた前窓で、該前窓16は図3に示す如く窓枠16Aお
よび透明板16Bからなり、該透明板16Bはキャブ1
3の前面側に広い視界を確保するために前面部13Bの
大部分を占める構成となっている。そして、前窓16の
透明板16Bは、図3に示すように左,右方向の中心が
キャブ13の中心O−O上に位置し、後述する仮想線S
1 ,S2 の範囲内で前方視界をオペレータに提供するも
のである。
【0023】なお、キャブ13の後面部13C、側面部
13D(ドア15を含む)および側面部13Eについて
も、前窓16とほぼ同様に窓部が形成されている。そし
て、これらの各窓部も運転室12内のオペレータにそれ
ぞれ広い視界を提供する構成となっている。
【0024】17はキャブ13内に位置して床板14上
に設けられた運転席で、該運転席17は 図2ないし図
4に示す如く床板14上のほぼ中央部に配設され、その
中心O1 −O1 は、キャブ13の左,右方向の中心O−
Oに対し、機種に応じて例えば5〜50mm程度の寸法
δ分だけドア15側にオフセット(偏心)しているもの
である。
【0025】これにより、運転席17はキャブ13の
左,右方向の中心O−Oに対して寸法δだけ、キャブ1
3の側面部13Eから離れた位置に設置され、図2に示
すように作業装置8のブーム9からも寸法δ分だけ離間
した位置に配設されるものである。そして、キャブ13
の側面部13Eと運転席17との間には寸法L1 のスペ
ースが形成され、運転席17と側面部13D(ドア1
5)との間には、これよりも小さい寸法L2 (L2 <L
1 )のスペースが形成されている。
【0026】そして、運転席17に着座したオペレータ
は、図3に示す視点S0 の位置から前窓16の透明板1
6Bを通じて仮想線S1 ,S2 の範囲内で前方視界を確
保できる。この前方視界は運転席17の中心O1 −O1
に対して視界角θ1 ,θ2 なる角度に設定され、仮想線
S1 側の視界角θ1 が仮想線S2 側の視界角θ2 よりも
大きくなっている(θ1 >θ2 )。
【0027】また、運転席17と床板14との間には、
図4に示す如く位置調整機構18が設けられ、オペレー
タは位置調整機構18により運転席17を床板14上で
前,後にスライドさせて位置調整できると共に、運転席
17の座席高さ、背当て部17Aの傾き角等も適宜に調
整可能となっている。
【0028】19,20は運転席17の左,右両側に位
置してキャブ13内に設けられた制御ボックスで、これ
らの制御ボックス19,20には図3、図4に示す如く
操作レバー19A,20Aが設けられている。そして、
オペレータはこれらの操作レバー19A,20Aを手動
で傾転操作することにより作業装置8のブーム9、アー
ム10およびバケット11を作動させると共に、上部旋
回体2を旋回動作させるものである。
【0029】また、キャブ13の床板14上には、前面
部13Bと運転席17との間に位置して走行用の操作レ
バー(図示せず)等が設けられ、オペレータは走行用の
操作レバーを傾転操作することにより、車両を前進、後
進またはステアリング操作するものである。
【0030】ここで、キャブ13の前側からみて運転席
17の左側に位置する制御ボックス20の上面側には、
図3に示す如く操作レバー20Aの後側に位置してエン
ジンの始動スイッチ21、予備スイッチ22および煙草
用のシガライタ23等が配設されている。
【0031】24は制御ボックス20との間に位置して
キャブ13の側面部13Eに設けられた制御盤で、該制
御盤24は前記寸法L1 のスペース内に制御ボックス2
0と共に配設され、キャブ13の側面部13Eと操作レ
バー20Aとの間を前,後方向に延びている。
【0032】そして、制御盤24の上面側には操作系・
制御系のスイッチとして、例えば図3に示すようにエン
ジンの回転数を可変に制御するための制御ダイヤル2
5、オートアイドル制御用の選択スイッチ26、作業モ
ード選択スイッチ27、走行モード選択スイッチ28、
ワイパ用の操作スイッチ29および照明スイッチ30等
が配設されている。
【0033】31は運転席17の後側に位置してキャブ
13内に設けられたリアカバーで、該リアカバー31は
例えば樹脂製のカバー等からなり、キャブ13の後面部
13Cと運転席17との間に着脱可能に配設されてい
る。そして、リアカバー31は、運転席17の後側で床
板14上に設置された空調機器(図示せず)等を上側か
ら覆い、運転室12内の美観を向上させると共に、電気
部品等を外部の塵埃および洗浄水等から保護する機能を
有している。
【0034】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、次に、その作動について説明
する。
【0035】まず、キャブ13内のオペレータは運転席
17に着席した状態で、走行用の操作レバーを傾転操作
することにより、作業現場等で下部走行体1を作動させ
て車両を前,後進させる。そして、土砂等の掘削作業時
には左,右の操作レバー19A,20Aを手動で傾転操
作することにより、作業装置8のブーム9、アーム10
を俯仰動させつつ、バケット11を回動させることによ
り、該バケット11の先端側で土砂等を掘削する。
【0036】ここで、本実施の形態にあっては、キャブ
13内の運転席17を図2ないし図4に示す如く、キャ
ブ13の左,右方向の中心O−Oに対して寸法δだけオ
フセットさせ、図2に示す作業装置8のブーム9からも
寸法δ分だけ離した位置に設置する構成としている。
【0037】これにより、オペレータは運転席17に着
席した状態で、図3に示す視点S0の位置から前窓16
の透明板16Bを通じて仮想線S1 ,S2 の範囲内で広
い前方視界を確保できる。そして、この前方視界は運転
席17の中心O1 −O1 に対して、仮想線S1 側の視界
角θ1 を仮想線S2 側の視界角θ2 よりも大きい角度に
設定できる。
【0038】このため、図2に示す仮想線S1 の方向に
おいて作業装置8側の視界を広げることができ、図1に
示すバケット11等を運転室12内の運転席17の位置
から良好に監視し続けることができる。そして、オペレ
ータは運転席17に着席したままの状態で、バケット1
1による掘削箇所等を容易に確認でき、掘削作業等を円
滑に行うことができる。
【0039】また、キャブ13内で運転席17を前述の
如くオフセットさせることにより、図3に示す如くキャ
ブ13の側面部13Eと運転席17との間のスペースを
寸法L1 とし、これをドア15側の寸法L2 なるスペー
スよりも大きく(L1 >L2)形成できる。
【0040】このため、キャブ13の側面部13Eと運
転席17との間の寸法L1 のスペースを活用して、制御
ボックス20をドア15側の制御ボックス19よりも大
きい寸法に形成できると共に、側面部13Eには制御ボ
ックス20との間に制御盤24を付加して設けることが
できる。
【0041】そして、オペレータにとっては、通常利き
腕となる右腕側に制御盤24を設置して、この右腕側で
制御ダイヤル25を操作することによりエンジンの回転
数を可変に制御できると共に、オートアイドル制御用の
選択スイッチ26、作業モード選択スイッチ27、走行
モード選択スイッチ28、ワイパ用の操作スイッチ29
および照明スイッチ30等の操作を円滑に行うことがで
きる。
【0042】かくして、本実施の形態にあっては、キャ
ブ13内で運転席17の設置位置を作業装置8から離す
方向にオフセットすることにより、キャブ13内におけ
る運転席17からの前方視界を改善でき、オペレータは
運転席17に着席したままの状態で、作業装置8のバケ
ット11等による掘削作業状況を容易に確認することが
可能となる。
【0043】従って、操作レバー19A,20A等の操
作性を向上でき、作業性能を高めることができると共
に、掘削作業時におけるオペレータの負担を確実に軽減
することができる。また、従来技術のように、カメラ等
の付加設備を設ける必要がないので、コストアップを招
くこともなく、保守、点検等のメンテナンス作業につい
ても簡単に行うことができる。
【0044】なお、前記実施の形態では、運転室付き建
設機械を油圧ショベルに適用した場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン、
ホイール式油圧ショベル等の運転室付き建設機械に適用
してもよい。また、浚渫船等の船体上に上部旋回体と作
業装置とを備えた型式の運転室付き建設機械等にも適用
できるものである。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、キャブ内で床板上に設ける運転室を、キャ
ブの左,右方向の中心に対して作業装置から離す方向に
オフセットさせる構成としたので、従来品に比較して運
転席を作業装置から離した位置に設置でき、オペレータ
は運転席に着席したままの状態で作業装置側に向けた広
い前方視界を確保することができる。従って、運転席か
らの前方視界を改善でき、作業装置による掘削作業等の
状況を円滑に監視し続けることができる。これにより建
設機械の操作性、作業性等を向上でき、オペレータの負
担を軽減することができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明では、キャブ
の前面部に設けた前窓の中心に対して運転席をオフセッ
トした位置に設置する構成としているため、オペレータ
は運転席に着席した状態で前窓を通じて確保される前方
視界の範囲を従来品に比較して作業装置側へと移動で
き、作業装置の先端側等を運転席の位置から容易に監視
することができる。
【0047】さらに、請求項3に記載の発明では、キャ
ブの左,右の側面部のうち一方の側面部に乗降用のドア
を設け、運転席は他方の側面部との間のスペースを前記
ドア側のスペースよりも大きくする構成としているた
め、キャブ内には運転席と他方の側面部との間に大きな
スペースを確保でき、このスペースを利用して、例えば
オペレータの右腕(通常は利き腕)側の位置に操作系・
制御系のスイッチ等を配置することができる。これによ
り、キャブ内の装備をさらに充実させ、建設機械の操作
性、制御性能等を確実に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
正面図である。
【図2】図1中の上部旋回体等を拡大して示す平面図で
ある。
【図3】キャブ内に設けた運転席、制御ボックス等を拡
大して示す横断面図である。
【図4】キャブ内に設けた運転席、制御ボックス等を示
す図3中の矢示IV−IV方向からみた縦断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 旋回フレーム(フレーム) 8 作業装置 12 運転室 13 キャブ 13B 前面部 13C 後面部 13D,13E 側面部 14 床板 15 ドア 16 前窓 17 運転席 19,20 制御ボックス 19A,20A 操作レバー 24 制御盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のフレーム上に設けられ運転室
    を画成するキャブと、該キャブ内に位置して床板上に設
    けられた運転席と、前記キャブから左,右方向の一側に
    離間して前記フレームに俯仰動可能に設けられた作業装
    置とを備えてなる運転室付き建設機械において、 前記運転席は、前記キャブの左,右方向の中心に対し前
    記作業装置から離れる方向にオフセットした位置に配設
    する構成としたことを特徴とする運転室付き建設機械。
  2. 【請求項2】 前記キャブは床板の周囲を取囲む前面
    部、後面部および左,右の側面部を有し、前記運転席は
    前記前面部の前窓中心に対してオフセットする構成とし
    てなる請求項1に記載の運転室付き建設機械。
  3. 【請求項3】 前記左,右の側面部のうち一方の側面部
    には乗降用のドアを設け、前記運転席は他方の側面部と
    の間のスペースを前記ドア側のスペースよりも大きくす
    る構成としてなる請求項2に記載の運転室付き建設機
    械。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127891A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Kobe Steel Ltd 作業機械のキャブ構造
JP2011256603A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械

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