JP6365575B2 - 車両の室内指標表示装置 - Google Patents

車両の室内指標表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6365575B2
JP6365575B2 JP2016059737A JP2016059737A JP6365575B2 JP 6365575 B2 JP6365575 B2 JP 6365575B2 JP 2016059737 A JP2016059737 A JP 2016059737A JP 2016059737 A JP2016059737 A JP 2016059737A JP 6365575 B2 JP6365575 B2 JP 6365575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indicators
vehicle
display device
driver
index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016059737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017171119A (ja
Inventor
利宏 原
利宏 原
佳代子 横田
佳代子 横田
康隆 大迫
康隆 大迫
和久 児玉
和久 児玉
古川 浩二
浩二 古川
雅宏 谷本
雅宏 谷本
由貴 藤原
由貴 藤原
吉田 誠
吉田  誠
久美子 竹之内
久美子 竹之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2016059737A priority Critical patent/JP6365575B2/ja
Publication of JP2017171119A publication Critical patent/JP2017171119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6365575B2 publication Critical patent/JP6365575B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両の室内指標表示装置に関するものである。
自動車等の車両においては、運転者の運転操作をサポートするために、車両の内装内に指標を表示させる室内指標表示装置が用いられることがある。例えば、特許文献1には、運転支援のため、前方に注意対象物(例えば歩行者等の危険な障害物)を検出したときに、車室内装材に設けた指標を、注意対象物に向けて動くように(移動するように)表示させる発明が開示されている。
特開2006−331040号公報
ところで、夜間においては、暗い室内にいる運転者は、没入感を抱いて空間認識がしにくくなり(空間認識能力の低下)、このため、自車両位置の把握や車両の挙動を把握しにくいものとなる。したがって、車両の運転状況に合わせて、車両の進行方向や、進行方向に対する車両の状況を適切に表示して、運転者の空間認識能力の低下を補い得る指標を用いることが考えられる。この場合、複数の指標を用いることにより、指標の効果を高めることができる。しかしながら、複数の指標を用いた場合、各指標がお互いに整合性をもって配置されていないと、運転者に違和感を抱かせてしまう可能性がある。
本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、車両の室内指標表示装置において、複数の指標を、互いに適切な関係性をもって配置し得る車両の室内指標表示装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明にあっては、次のような解決方法を採択している。すなわち、請求項1に記載のように
方向性を有する複数の指標を車室内装上に配置した車両の室内指標表示装置において、
前記複数の指標として、乗員席に座った乗員のオプティカルフローに一致する方向を向くように、前記乗員席の上下方向に離間して配置された複数の指標を備え、
前記乗員席の上下方向に離間して配置された複数の指標は、水平方向に対する傾きが前記乗員席に座った乗員の目の位置から上下方向に離れるにしたがって大きくなるように配置されているようにした。
上記解決手法によれば、乗員席の上下方向に離間して配置された複数の指標の傾きが互いに異なるようになっているので複数の指標を、互いに適切な関係性をもって配置し得る。したがって、複数の指標を、乗員に違和感を生じさせず、適切な運転支援を行えるように配置することができる。また、指標は、方向が乗員のオプティカルフローの方向に一致するように配置されているので、乗員(特に運転者)は、指標の方向を基準として、車両進行方向と自車両との関係を適切に把握することができ、運転中における車内外のつながり感や車両との一体感を向上させることが可能となる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載の通りである。すなわち、 前記複数の指標として、乗員席に座った乗員のオプティカルフローに一致する方向を向くように、前記乗員席の左右方向に離間して配置された複数の指標を備え、前記乗員席の左右方向に離間して配置された複数の指標は、車両進行方向に対する傾きが前記乗員席に座った乗員の目の位置から左右方向に離れるにしたがって大きくなるように配置されている(請求項2対応)。この場合、乗員席の左右方向に離間して配置された複数の指標を、互いに適切な関係性をもって配置し得る。また、指標は、方向が乗員のオプティカルフローの方向に一致するように配置されているので、乗員(特に運転者)は、指標の方向を基準として、車両進行方向と自車両との関係を適切に把握することができ、運転中における車内外のつながり感や車両との一体感を向上させることが可能となる
本発明によれば、複数の指標を互いに適切な関係性をもって配置することができるので、車両の乗員(運転者)は、複数の指標の配置に違和感を感じることは無く、指標を基準として車両進行方向に対する車両の位置を適切に把握することができる。
本発明の指標表示装置が備えられた車室内装例を示す図。 図1を平面視したものを示す図。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態の指標表示装置が備えられた車両の車室前部を示す。図示されるように、車両には、フロントウインドガラス1と、フロントウインドガラス1の両側に設けられた左右のフロントピラー2R、2Lと、フロントウインドガラス1の下方に設けられたインストルメントパネル3と、運転席側(右側)に設けられたステアリングホイール4と、助手席側(左側)と運転席側を隔てるセンターコンソール5が備えられている。
車室の内装上には、複数の指標10R、10L、10C、11R、11Lが配置されている。ここで、指標10R、10Lは、フロントピラー2R、2Lの下端部付近に位置するように、インストルメントパネル3上に配置されている。また、指標10Cは、インストルメントパネル3の左右中央付近(運転席側と助手席側の中間付近)に配置されている。また、指標11R、11Lは、フロントピラー2R、2Lの上下中央付近に設けられている。
各指標10R、10L、10C、11R、11Lは、所定の方向性(ベクトル成分)を有するバー状(棒状)での表示態様とされていて、例えば、液晶や有機ELを利用した薄膜式の表示器やLEDライトを利用した表示器によって構成されている。また、別の態様として、指標10R、10Lは、インストルメントパネル3に設けたプロジェクションマッピング装置により投影表示されるものとすることもできる。
指標10R、10L、10C、11R、11Lは、各々が左右方向及び上下方向に異なる方向性を有するように配置されている。この場合、指標10R、10L、10C、11R、11Lは、運転者の目の位置として想定される位置を基準として、運転者の目の位置から左右方向に離れるほど、車両進行方向に対する傾きが大きくなるように、また運転者の目の位置から上下方向に離れるほど、水平方向に対する傾きが大きくなるように配置される。
具体的に、図2をもとに説明すると、指標10Lは、指標10R及び10Cよりも運転者の目の位置から左右方向に離れて配置されているので、指標10R及び10Cよりも車両進行方向に対して大きな傾きを有するように配置される。つまり、平面視における指標10Lの車両進行方向に対する傾きθp2は、指標10Rの車両進行方向に対する傾きθp1や指標10Cの車両進行方向に対する傾きθp3よりも大きな傾きを有している。また、指標10Rと10Cは、運転者の目の位置から左右方向にほぼ同距離に配置されているので、車両進行方向に対して略等しい傾きを有している。つまり、θp1とθp3は略等しい傾きを有している。ただし、指標10R、10Cは、運転席の左右反対側に配置されているので、運転席右側の指標10Rは車両進行方向に対して左側に傾いており、また運転席左側の指標10Cは車両進行方向に対して右側に傾いている。
また、指標11Rは、フロントピラー2R上の運転者の目の高さに近い位置に配置されているので、下方のインストルメントパネル3上に配置されている指標10Rは、指標11Rよりも運転者の目から上下方向に離れて配置されていることになる。したがって、指標10Rは、指標11Rよりも水平方向に対して傾いて配置されている。つまり、指標10Rの水平方向に対する傾きθh1は、指標11Rの水平方向に対する傾きθh4よりも大きな傾きを有している。同様に、指標10Lは、指標11Lよりも水平方向に対して傾いて配置されている。つまり、指標10Lの水平方向に対する傾きθh2は、指標11Lの水平方向に対する傾きθh5よりも大きな傾きを有している。
このように、指標10R、10L、10C、11R、11Lを、運転者の目の位置から左右方向に離れるほど、車両進行方向に対する傾きが大きくなるように配置し、また運転者の目の位置から上下方向に離れるほど、水平方向に対する傾きが大きくなるように配置することにより、各指標10R、10L、10C、11R、11Lの指示する方向は、運転者のオプティカルフロー(風景の流れを示すベクトル)の方向と一致させることができる。
図1には、車両の直進時における運転者のオプティカルフローの一部を、OP1〜OP5として示している。オプティカルフローOP1〜OP5は、人間(運転者)の網膜に投影された外界の像全体の速度場であり、運転者の前方の拡大中心(消失点)Oから放射状に自車両に向けて伸びている。
オプティカルフローOP1は、後方に向かうにつれて徐々に下方かつ右方に向かうように伸びて、インストルメントパネル3の右端部上面に配置された指標10R上を通るものである。オプティカルフローOP2は、後方に向かうにつれて徐々に下方かつ左方に向かうように伸びて、インストルメントパネル3の左端部上面に配置された指標10L上を通るものである。オプティカルフローOP3は、後方に向かうにつれて徐々に下方かつ左方に向かうように伸びて、インストルメントパネル3の中央部上面に配置された指標10C上を通るものである。オプティカルフローOP4は、後方に向かうにつれて徐々に右方に向かうように水平方向に伸びて、右側のフロントピラー2R上に配置された指標11R上を通るものである。オプティカルフローOP4は、後方に向かうにつれて徐々に左方に向かうように水平方向に伸びて、左側のフロントピラー2Lに配置された指標11L上を通るものである。指標10R、10L、10C、11R、11Lは、それぞれオプティカルフローOP1、OP2、OP3、OP4、OP5の延長線と同一方向を向くように(重なるように)方向設定され、前方に向かうにつれて徐々にその間隔が狭まるような表示形態となっている。
このように、本実施形態の室内指標表示装置によれば、指標10R、10L、10C、11R、11Lが、それぞれ運転者のオプティカルフローOP1、OP2、OP3、OP4、OP5の方向を向いているため、運転者は、運転者は、指標の方向を基準として、車両進行方向と自車両との関係を適切に把握することができ、運転中における車内外のつながり感や車両との一体感を向上させることが可能となる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。指標10R、10L、10C、11R、11Lは、所定の方向を示すベクトル成分を有するものであればよく、例えば多角形形状等の適宜の形状のものとできる。また、指標の数は、複数であればよく、特に制限されない。
また、指標を設ける車室内装材は、インストルメントパネル3やフロントピラー2R、2Lに限られず、例えばサイドドア(特に前上縁部)を選択する等、適宜のものを選択できる。また、上記実施形態においては、運転者の目の位置を基準として指標の傾きを決定したが、基準となる乗員は運転者に限らず、運転席以外の座席の乗員の目の位置を基準として指標の傾きを決定してもよい。
本発明は、特に夜間運転時において好適な車両の室内指標表示装置を提供できる。
1:フロントウインドガラス
2R、2L:フロントピラー
3:インストルメントパネル
4:ステアリングホイール
5:センターコンソール
10R、10L、10C、11R、11L:指標
OP1、OP2、OP3、OP4、OP5:運転者のオプティカルフロー
θh1、θh2、θh3、θh4、θh5:水平方向に対する各指標の傾き
θp1、θp2、θp3、θp4、θp5:車両進行方向に対する各指標の傾き

Claims (2)

  1. 方向性を有する複数の指標を車室内装上に配置した車両の室内指標表示装置において、
    前記複数の指標として、乗員席に座った乗員のオプティカルフローに一致する方向を向くように、前記乗員席の上下方向に離間して配置された複数の指標を備え、
    前記乗員席の上下方向に離間して配置された複数の指標は、水平方向に対する傾きが前記乗員席に座った乗員の目の位置から上下方向に離れるにしたがって大きくなるように配置されている車両の室内指標表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両の室内指標表示装置において、
    前記複数の指標として、乗員席に座った乗員のオプティカルフローに一致する方向を向くように、前記乗員席の左右方向に離間して配置された複数の指標を備え、
    前記乗員席の左右方向に離間して配置された複数の指標は、車両進行方向に対する傾きが前記乗員席に座った乗員の目の位置から左右方向に離れるにしたがって大きくなるように配置されている車両の室内指標表示装置。
JP2016059737A 2016-03-24 2016-03-24 車両の室内指標表示装置 Expired - Fee Related JP6365575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059737A JP6365575B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 車両の室内指標表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059737A JP6365575B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 車両の室内指標表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017171119A JP2017171119A (ja) 2017-09-28
JP6365575B2 true JP6365575B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=59971663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059737A Expired - Fee Related JP6365575B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 車両の室内指標表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6365575B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6477834B1 (ja) * 2017-11-15 2019-03-06 マツダ株式会社 車両用表示装置および車室内構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004203130A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Shimizu Home Techno Kk 車両感覚表示マーク技術
JP4584660B2 (ja) * 2004-09-16 2010-11-24 本田技研工業株式会社 車両の視認補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017171119A (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5664784B2 (ja) 車両用情報伝達装置
JP6152840B2 (ja) 車両の視界調整装置
KR20150132426A (ko) 차량용 헤드업 디스플레이 장치
US11034242B2 (en) Motor vehicle with a display arrangement and method for operating a display arrangement of a motor vehicle
JP6152833B2 (ja) 車両の運転感覚調整装置
US9835861B2 (en) System having an adjustment device and method for automatically adjusting/switching the adjustment device for a head-up display device
US10222613B2 (en) Display apparatus for a vehicle
JP6191573B2 (ja) 車両の視界調整装置
JP6365575B2 (ja) 車両の室内指標表示装置
JP2008222204A (ja) 車両用フロントウィンドウ
JP6160566B2 (ja) 車両制御装置
JP6428691B2 (ja) 車両の室内指標表示装置
JP2020117103A (ja) 車両用表示装置
JP2017144908A (ja) 車両用表示装置
JP2010002341A (ja) 車両用情報呈示装置
JP2008189203A (ja) 車両の乗員視点位置確認装置
JP6390651B2 (ja) 車両の室内指標表示装置
JP5614366B2 (ja) 車両用情報伝達装置
JP6187091B2 (ja) ドライバー眼球位置推定装置
JP6477834B1 (ja) 車両用表示装置および車室内構造
JP6288136B2 (ja) 車両の室内指標表示装置
JP6160577B2 (ja) 自動車の運転席構造
JP6793480B2 (ja) 情報表示装置
JP6156277B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル構造
JP2024015589A (ja) 乗物酔い低減装置、及び乗物酔い低減方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6365575

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees