JP2008127765A - 立体駐車場 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】立体駐車場の入出庫室で入出庫位置Pにあるターンテーブル11やその周りに設けた可動床台19,29において、可動床台19における主可動足場台23の開閉動により昇降台の昇降通過路を閉塞するとともに、この可動床台19,29に設けた各閉塞櫛歯37,38,40がそのターンテーブル11の各移換櫛歯36間の隙間を閉塞する。
【効果】車両に対する乗降を容易にするとともに、そのターンテーブル11の各移換櫛歯36間の隙間を閉塞する各閉塞櫛歯37,38,40の設置構造を簡単にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の入出庫の際に、入出庫室でターンテーブルに載せた車両を入出庫方向に対し90度方向転換した状態でターンテーブルと昇降台との間で車両の移換をそれらの各移換櫛歯間で行うようにした昇降式立体駐車場において、その入出庫室の構造に関するものである。
従来、この種の立体駐車場としては、例えば下記特許文献1及び下記特許文献2に記載されたものが開示されている。この立体駐車場では、入出庫室でターンテーブルの周りに設けた床台に昇降台の昇降通過路を必要とするが、このような昇降通過路があると、運転者はこの昇降通過路に落ちないように気を配る必要があるために車両の乗降に相当注意しなければならない。そのため、床台で昇降通過路を必要としない場合にはその昇降通過路を閉塞するようにしている。また、ターンテーブルの各移換櫛歯間に隙間があると、運転者はこの隙間で足を踏み外さないように気を配る必要があるために車両の乗降に相当注意しなければならない。そのため、ターンテーブルの各移換櫛歯間の隙間を閉塞し得る各閉塞櫛歯を有する可動体(上記特許文献1,2の図4中で可動体32に該当)をターンテーブルの下方に備えている。
特開平10−131540号公報 特開平10−131541号公報
上記特許文献1,2では、駆動モータにより回動するスプライン駆動軸がターンテーブルの下側に取着され、そのスプライン駆動軸に対し前記可動体が一体回動可能にかつ上下動可能に支持されている。車両が入出庫されるターンテーブルの入出庫位置では、この可動体が上動して可動体の各閉塞櫛歯がターンテーブルの各移換櫛歯間の隙間を閉塞する。その入出庫位置からターンテーブルが可動体とともに一体回動して90度方向転換された移換位置になる。その移換位置で可動体が下動して180度回動し、可動体の各閉塞櫛歯がターンテーブルの各移換櫛歯間の隙間を開放する。その隙間を昇降台の各移換櫛歯が通過してターンテーブルと昇降台との間で車両の移換を行う。
しかし、このような可動体をターンテーブルの下方に設置すると、ターンテーブルの各移換櫛歯間の隙間を閉塞する各閉塞櫛歯の設置構造が複雑になる問題がある。
この発明は、この種の立体駐車場において、ターンテーブルである櫛歯状移換台やその周りに設けた床台で昇降台の昇降通過路や櫛歯状移換台の各移換櫛歯間の隙間を閉塞して格納物(車両)に対する乗降を容易にするとともに、その櫛歯状移換台の各移換櫛歯間の隙間を閉塞する各閉塞櫛歯の設置構造を簡単にすることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜10)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる立体駐車場は、下記のように構成されている。
この立体駐車場においては、格納物2が入出庫される入出庫室1と格納物2が格納される格納室5との間に設けた格納物搬送路にある昇降室4で格納物昇降台9を案内部8に沿って昇降させる昇降装置7を備え、この格納物昇降台9に設けた櫛歯状載置部9aとこの入出庫室1に設けた櫛歯状移換台11及びこの格納室5に設けた櫛歯状格納台6との間で格納物2の移換を行う。
前記櫛歯状移換台11は入出庫位置Pと移換位置Qとの間で方向転換し得るように回動可能に支持されている。
前記入出庫室1には入出庫方向に沿う前後方向Xに直交する左右方向Yの両側とその前後方向Xの両側とでそれぞれ床台19.29を入出庫位置Pの前記櫛歯状移換台11に隣接して設けている。この左右両床台19は、前後方向Xへ開閉動し得るようにこの前後両床台29に対し上下方向Zへ相対動し、その開動により前記格納物昇降台9の昇降通過路Gを形成する開放状態S23と、その閉動によりその昇降通過路Gを閉塞する閉塞状態R23とを取る。
入出庫位置Pの前記櫛歯状移換台11の左右両側に設けた各移換櫛歯36間に挿入される各閉塞櫛歯37,38,40をこの左右両床台19と前後両床台29とのうち少なくとも左右両床台19に設けている。この左右両床台19はその各閉塞櫛歯37,38を前記櫛歯状移換台11の各移換櫛歯36間に対し挿脱し得るように入出庫位置Pの前記櫛歯状移換台11に対し上下方向Zへ相対動する。
請求項2の発明は、請求項1の発明を前提として、下記のように構成されている。
前記前後両床台29は、閉塞状態R23にある前記左右両床台19に対し前後方向Xで並ぶ上動状態U29と、閉塞状態R23にある前記左右両床台19に対し下方へ離間してこの左右両床台19の開動を可能にする下動状態D29とを取る。前記櫛歯状移換台11は、入出庫位置Pで上下動可能に支持されて下動状態D11と上動状態U11とを取り、この下動状態D11で前記左右両床台19に対し左右方向Yで並ぶとともに上動状態U29の前記前後両床台29に対し前後方向Xで並び、この上動状態U11でその左右両床台19及び上動状態U29の前後両床台29対し上方へ離間して入出庫位置Pと移換位置Qとの間で方向転換し得る。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明にかかる左右両床台19においては、中間足場台21を設けるとともに、この中間足場台21の前後両側に隣接する主可動足場台23を前後方向Xへ移動可能に支持している。この前後両主可動足場台23は、前後方向Xへの移動に伴い、この中間足場台21の前後両側に面して前記格納物昇降台9の昇降通過路Gを形成する開放状態S23と、その昇降通過路Gを閉塞する閉塞状態R23とを取る。この左右両床台19の閉塞櫛歯37,38は、この中間足場台21及び前後両主可動足場台23に設けられている。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明にかかる前後両床台29においては、入出庫位置Pで下動状態D11にある前記櫛歯状移換台11に対し前後方向Xで並ぶ中間足場台30を設けるとともに、この前後両中間足場台30に対する左右方向Yの両側で端足場台33を支持している。この左右両端足場台33は、この前後両中間足場台30とともに上下動可能に支持されて上動状態U29と下動状態D29とを取り、この上動状態U29で閉塞状態R23の前記左右両主可動足場台23に対し前後方向Xで並び、この下動状態D29で閉塞状態R23の前記左右両主可動足場台23に対し下方へ離間してこの左右両主可動足場台23の開閉動を可能にする。この前後両床台29の左右両端足場台33にも前記閉塞櫛歯40を設けてもよい。
請求項3の発明を前提とする請求項5の発明にかかる前後両床台29においては、入出庫位置Pで下動状態D11にある前記櫛歯状移換台11に対し前後方向Xで並ぶ中間足場台30を設けるとともに、この前後両中間足場台30に対する左右方向Yの両側で端足場台33を支持している。この左右両端足場台33は、上下動可能に支持されて上動状態U29と下動状態D29とを取り、この上動状態U29でこの前後両中間足場台30に対し左右方向Yで並ぶとともに閉塞状態R23にある前記左右両主可動足場台23に対し前後方向Xで並び、この下動状態D29でこの前後両中間足場台30及び閉塞状態R23の前記左右両主可動足場台23に対し下方へ離間してこの左右両主可動足場台23の開閉動を可能にする。この前後両床台29の左右両端足場台33にも前記閉塞櫛歯40を設けている。
請求項4または請求項5の発明を前提とする請求項6の発明においては、前記左右両中間足場台21の端縁部21aの上面と閉塞状態R23の各主可動足場台23の端縁部23aの上面、閉塞状態R23の各主可動足場台23の端縁部23aの上面と上動状態U29の各端足場台33の端縁部33aの上面、上動状態U29の各端足場台33の端縁部33bの上面と前後両中間足場台30の端縁部30bの上面は、それぞれ、互いに隣接して同一平面H上に設定されている。ここに同一平面Hとは、効果を発揮できる程度の誤差の範囲で、互いに隣接する両上面間に若干の段差が生じてもよいことを意味する。
請求項1〜6の発明では、格納物2(車両)の入出庫の際に、入出庫室1で櫛歯状移換台11に載せた格納物2を入出庫方向Xに対し方向転換した状態で櫛歯状移換台11と櫛歯状昇降台9との間で格納物2の移換を行うようにした昇降式立体駐車場において、櫛歯状移換台11の入出庫位置Pで、昇降台9の昇降通過路Gを閉塞するとともに櫛歯状移換台11の各移換櫛歯36間の隙間を閉塞するので、運転者はこの昇降通過路Gや隙間に気を配る必要がなくなって格納物2(車両)に対し容易に乗降することができる。また、請求項1〜6の発明では、櫛歯状移換台11の入出庫位置Pで櫛歯状移換台11の各移換櫛歯36間の隙間に挿入される各閉塞櫛歯37,38,40を床台19,29に設けたので、その各閉塞櫛歯37,38,40の設置構造を簡単にすることができる。請求項2〜5の発明では、櫛歯状移換台11の周りに設けた床台19,29の構造を簡単にすることができる。請求項6の発明では、櫛歯状移換台11の入出庫位置Pで床台19,29上をバリアフリー化したので、足元に気を配る必要がなくなって格納物2(車両)に対し容易に乗降することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる立体駐車場について図面を参照して説明する。
図1(a)(b)に示す立体駐車場において地上1階の入出庫室1には格納物としての車両2が入出庫口3を通って前後方向Xへ入出することができる。この入出庫室1の中央室1aから搬送路としての昇降室4が地上1階から最上階にわたり上下方向Zへ延びている。地上2階から最上階にわたる昇降室4の前後方向Xの両側には格納室5が並設されている。この各格納室5では櫛歯状の格納台6が設けられている。昇降装置としての昇降リフト7においては、四隅部で立設された案内部としての各レール8で、櫛歯状載置部9aを有する左右両昇降台9が昇降可能に支持されているとともに、このレール8ごとにこの櫛歯状昇降台9が各昇降ワイヤ10により吊下され、この各昇降ワイヤ10が昇降されて櫛歯状昇降台9が各レール8に沿って昇降する。
前記入出庫室1には、図2,4に示すように、櫛歯状移換台としてのターンテーブル11が図6(a)(b)に示す駆動機構12上に設置されている。この駆動機構12においては、フレーム13の四隅部で立設された雄ねじ棒14に雌ねじ部15が螺合され、この各雌ねじ部15に取着された載置台16上に回動案内台17が取り付けられているとともに、この回動案内台17上に前記ターンテーブル11が回動中心線17aを中心にして回動可能に支持されている。図2に示すターンテーブル11の入出庫位置Pで、この各雄ねじ棒14が図示しない駆動モータにより連動チェーン18を介して回転すると、各雌ねじ部15が各雄ねじ棒14に沿って載置台16及び回動案内台17とともに上下動し、ターンテーブル11が図6(a)の実線で示す下動状態D11と図6(a)の想像線で示す上動状態U11とを取る。この回動案内台17に内蔵された駆動モータ(図示せず)により、入出庫位置Pにあるターンテーブル11が上動状態U11で回動すると、ターンテーブル11は入出庫位置Pから図4に示す移換位置Qまで90度方向転換する。また、移換位置Qにあるターンテーブル11が上動状態U11で回動すると、ターンテーブル11は移換位置Qから図2に示す入出庫位置Pまで90度方向転換する。
前記入出庫室1には、図2,3に示すように、入出庫方向に沿う前後方向Xに直交する左右方向Yの両側で、前後方向Xへ開閉動可能な可動床台19が入出庫位置Pの前記ターンテーブル11の左右両側に隣接して設置されている。この左右両可動床台19は、図7(a)(b)に示すように、フレーム20上に固定された中間足場台21と、この中間足場台21の前後両側に隣接して駆動機構22上に支持された主可動足場台23とを備えている。この駆動機構22においては、前後両主可動足場台23がフレーム24上でガイド25により前後方向Xへ移動可能に支持され、この各主可動足場台23の下側に取着されたラック26に対しピニオン27が螺合されているとともに、左右両側でそれぞれ前後両側のピニオン27間に連動チェーン28が掛け渡されている。この連動チェーン28が図示しない駆動モータにより回転すると、左右両側でそれぞれ前後両側の主可動足場台23が互いに連動してラック26とともに前後方向Xへ移動する。そのため、各主可動足場台23は、図7(a)に示すように中間足場台21の前後両側に接近する閉塞状態R23と、図7(b)に示すように中間足場台21の前後両側から離間する開放状態S23とを取る。
前記入出庫室1には、図2,3に示すように、前後方向Xの両側で、上下動可能な可動床台29が入出庫位置Pの前記ターンテーブル11の前後両側に隣接して設置されている。この前後両可動床台29は、図10(a)(b)に示すように、中間足場台30と、その中間足場台30の左右両側に対し一体的に連結されてフレーム31上で駆動機構32に支持された端可動足場台33(端足場台)とを備えている。この駆動機構32においては、X状のリンク34が図示しない駆動モータによりボールねじ35を介して上下方向Zへ伸縮すると、左右両端可動足場台33は中間足場台30とともに上下動して図10(a)に示す上動状態U29と図10(b)に示す下動状態D29とを取る。
図2に示すように、入出庫位置Pにある前記ターンテーブル11の左右両側には左右方向Yへ延びる移換櫛歯36が前後方向Xへ並設されている。図3に示すように、前記左右両可動床台19において、左右両中間足場台21の相対向内側には左右方向Yへ延びる閉塞櫛歯37が前後方向Xへ並設されているとともに、左右両主可動足場台23の相対向内側一部には左右方向Yへ延びる閉塞櫛歯38が前後方向Xへ並設されている。図3に示すように、前記前後両可動床台29おいて、左右両端可動足場台33から各主可動足場台23へ向けて延設されたブラケット39には左右方向Yへ延びる閉塞櫛歯40が前後方向Xへ並設されている。この中間足場台21の閉塞櫛歯37と閉塞状態R23の前後両主可動足場台23の閉塞櫛歯38と上動状態U29の前後両端可動足場台33の閉塞櫛歯40とは順次前後方向Xへ並ぶ。
図2及び図6(a)に示すように前記ターンテーブル11が入出庫位置Pにある下動状態D11では、図2及び図7(a)に示すように前記左右両可動床台19の前後両主可動足場台23が閉塞状態R23にあり、図2及び図10(a)に示すように前記前後両可動床台29の中間足場台30及び左右両端可動足場台33が上動状態U29にある。この左右両可動床台19の中間足場台21は、図8(a)に示すように、ターンテーブル11に対し左右方向Yで並ぶ。この前後両主可動足場台23は、図9(a)に示すように、ターンテーブル11に対し左右方向Yで並び、前記左右両可動床台19の中間足場台21及び前後両可動床台29の左右両端可動足場台33に対し前後方向Xで並ぶ。図2,3に示すように、前記左右両可動床台19における中間足場台21の各閉塞櫛歯37及び前後両主可動足場台23の各閉塞櫛歯38と前記前後両可動床台29における左右両端可動足場台33の各閉塞櫛歯40とはそれぞれターンテーブル11の各移換櫛歯36間の隙間に挿入される。図2、図6(a)、図7(a)及び図10(a)に示すように、この左右両中間足場台21の前後方向端縁部21aの上面と閉塞状態R23の各主可動足場台23の前後方向端縁部23aの上面、その前後方向端縁部23aの上面と上動状態U29の各端可動足場台33の前後方向端縁部33aの上面、上動状態U29の各端可動足場台33の左右方向端縁部33bの上面と中間足場台30の左右方向端縁部30bの上面は、それぞれ、互いに隣接して同一平面H上に設定されている。
図1(a)及び図2,3に示すように入出庫位置Pで下動状態D11にあるターンテーブル11に対し車両2が入庫される。図6(a)に示すように左右両昇降台9はこのターンテーブル11の下方で待機している。この入出庫位置Pでターンテーブル11が下動状態D11から上動状態U11になると、前記各閉塞櫛歯37,38,40が前記各移換櫛歯36間の隙間から離脱される。その後、ターンテーブル11が上動状態U11のまま入出庫位置Pから回動すると、図1(b)、図4,5及び図6(b)に示すようにターンテーブル11が90度方向転換されて上動状態U11で移換位置Qになるとともに、図7(a)(b)、図8(b)及び図9(b)に示すように前後両可動床台29の左右両端可動足場台33及び中間足場台30が上動状態U29から下動状態D29になって左右両可動床台19の前後両主可動足場台23が閉塞状態R23からその左右両端可動足場台33の上方へ移動して開放状態S23になる。この開放状態S23では前記昇降リフト7の左右両昇降台9を通過させることができる昇降通過路Gが左右両可動床台19における前後両主可動足場台23と中間足場台21との間に形成される。
このように上動状態U11で移換位置Qにあるターンテーブル11の各移換櫛歯36とこの左右両昇降台9の櫛歯状載置部9aとの間で車両2の移換が行われる。その後、車両2を載せた左右両昇降台9が所定階へ上昇し、その車両2がこの左右両昇降台9から格納台6へ移換されて格納台6とともに格納室5へ入庫される。
所定階で格納室5から昇降室4へ格納台6とともに移送された車両2は、格納台6から左右両昇降台9へ移換される。その後、車両2を載せた左右両昇降台9が入出庫室1へ下降し、上動状態U11で移換位置Qにあるターンテーブル11の各移換櫛歯36とこの左右両昇降台9の櫛歯状載置部9aとの間で車両2の移換が行われる。
この移換位置Qでターンテーブル11が上動状態U11のまま回動すると、車両2を載せたターンテーブル11が90度方向転換されて上動状態U11で入出庫位置Pになり、左右両可動床台19の前後両主可動足場台23が開放状態S23から閉塞状態R23になって前後両可動床台29の左右両端可動足場台33及び中間足場台30が下動状態D29から上動状態U29になる。次に、ターンテーブル11が入出庫位置Pで下動状態D11になると、前記各閉塞櫛歯37,38,40が前記各移換櫛歯36間の隙間に挿入される。その後、車両2が入出庫室1から出庫される。
本実施形態は下記の効果を有する。
* ターンテーブル11の入出庫位置Pで左右両可動床台19において左右両昇降台9の昇降通過路Gを閉塞するので、運転者はこの昇降通過路Gに落ちないように気を配る必要がなくなって車両2に対し容易に乗降することができる。
* ターンテーブル11の入出庫位置Pで可動床台19,29の各閉塞櫛歯37,38,40がターンテーブル11の各移換櫛歯36間の隙間に挿入されるので、運転者はその隙間で足を踏み外すことに気を配る必要がなくなって車両2に対し容易に乗降することができる。
* ターンテーブル11の入出庫位置Pでターンテーブル11の各移換櫛歯36間の隙間に挿入される各閉塞櫛歯37,38,40を可動床台19,29に設けたので、その各閉塞櫛歯37,38,40の設置構造を簡単にすることができる。
* ターンテーブル11の入出庫位置Pで可動床台19,29上をバリアフリー化したので、足元に気を配る必要がなくなって車両2に対し容易に乗降することができる。
前記実施形態以外にも下記のように構成してもよい。
・ 前記実施形態では、前後両可動床台29の中間足場台30及び左右両端可動足場台33が共に上動状態U29と下動状態D29とを取るが、その中間足場台30をその左右両端可動足場台33から分離して上動状態U29で固定し、その左右両端可動足場台33のみが上動状態U29と下動状態D29とを取るようにする。その際、各閉塞櫛歯40が左右両端可動足場台33とともに上動状態U29と下動状態D29とを取るようにする。
・ 前記実施形態において、前後両可動床台29の左右両端可動足場台33に設けた各閉塞櫛歯40を省略し、その各閉塞櫛歯40に代えて、左右両可動床台19の前後両主可動足場台23の全体に各閉塞櫛歯38を設ける。
・ 前記実施形態の左右両可動床台19において、中間足場台21及び各閉塞櫛歯37を省略し、前後両主可動足場台23を前後方向Xで相対向させて互いに開閉動させる。
・ 前記実施形態において、ターンテーブル11の上下動をなくしてターンテーブル11を下動状態D11のまま回動させるとともに、前後両可動床台29の中間足場台30及び左右両端可動足場台33の上下動をなくし、左右両可動床台19の中間足場台21及び前後両主可動足場台23を共に上下動させて上動状態と下動状態とを取るようにする。この左右両可動床台19は上動状態でターンテーブル11及び前後両可動床台29に並ぶ。この左右両可動床台19の下動状態で前後両主可動足場台23が前後方向Xへ開閉動する。この場合、前後両可動床台29の左右両端可動足場台33に設けた各閉塞櫛歯40を省略し、その各閉塞櫛歯40に代えて、左右両可動床台19の前後両主可動足場台23の全体に各閉塞櫛歯38を設ける。
(a)(b)はそれぞれ本実施形態にかかる立体駐車場を側面側から見て概略的に示す縦断面図である。 上記立体駐車場の入出庫室でターンテーブルが入出庫位置にある状態を概略的に示す横断面図である。 図2を切り欠いて概略的に示す横断面図である。 上記立体駐車場の入出庫室でターンテーブルが移換位置にある状態を概略的に示す横断面図である。 図4を切り欠いて概略的に示す横断面図である。 (a)は図2のA1−A1線部分断面図であり、(b)は図4のA2−A2線部分断面図である。 (a)は図2のB1−B1線部分断面図であり、(b)は図4のB2−B2線部分断面図である。 (a)は図2のC1−C1線部分断面図であり、(b)は図4のC2−C2線部分断面図である。 (a)は図2のD1−D1線部分断面図であり、(b)は図4のD2−D2線部分断面図である。 (a)は図2のE1−E1線部分断面図であり、(b)は図4のE2−E2線部分断面図である。
符号の説明
1…入出庫室、2…格納物としての車両、4…昇降室、5…格納室、6…櫛歯状格納台、7…昇降装置としての昇降リフト、8…案内部としてのレール、9…昇降台、9a…櫛歯状載置部、11…櫛歯状移換台としてのターンテーブル、19…左右両可動床台、21…左右両可動床台の中間足場台、21a…端縁部、23…左右両可動床台の主可動足場台、23a…端縁部、29…前後両可動床台、30…前後両可動床台の中間足場台、30b…端縁部、33…前後両可動床台の端可動足場、33a、33b…端縁部、36…ターンテーブルの移換櫛歯、37…左右両可動床台の中間足場台の閉塞櫛歯、38…左右両可動床台の主可動足場台の閉塞櫛歯、40…前後両可動床台の閉塞櫛歯、P…ターンテーブルの入出庫位置、Q…ターンテーブルの移換位置、D11…ターンテーブルの下動状態、U11…ターンテーブルの上動状態、S23…主可動足場台の開放状態、R23…主可動足場台の閉塞状態、U29…前後両可動床台の上動状態、D29…前後両可動床台の下動状態、G…昇降通過路、X…入出庫方向に沿う前後方向、Y…左右方向、Z…上下方向。

Claims (6)

  1. 格納物が入出庫される入出庫室と格納物が格納される格納室との間に設けた格納物搬送路にある昇降室で格納物昇降台を案内部に沿って昇降させる昇降装置を備え、この格納物昇降台に設けた櫛歯状載置部とこの入出庫室に設けた櫛歯状移換台及びこの格納室に設けた櫛歯状格納台との間で格納物の移換を行う立体駐車場において、前記櫛歯状移換台は入出庫位置と移換位置との間で方向転換し得るように回動可能に支持され、前記入出庫室には入出庫方向に沿う前後方向に直交する左右方向の両側とその前後方向の両側とでそれぞれ床台を入出庫位置の前記櫛歯状移換台に隣接して設け、この左右両床台は、前後方向へ開閉動し得るようにこの前後両床台に対し上下方向へ相対動し、その開動により前記格納物昇降台の昇降通過路を形成する開放状態と、その閉動によりその昇降通過路を閉塞する閉塞状態とを取り、入出庫位置の前記櫛歯状移換台の左右両側に設けた各移換櫛歯間に挿入される各閉塞櫛歯をこの左右両床台と前後両床台とのうち少なくとも左右両床台に設け、この左右両床台はその各閉塞櫛歯を前記櫛歯状移換台の各移換櫛歯間に対し挿脱し得るように入出庫位置の前記櫛歯状移換台に対し上下方向へ相対動することを特徴とする立体駐車場。
  2. 前記前後両床台は、閉塞状態にある前記左右両床台に対し前後方向で並ぶ上動状態と、閉塞状態にある前記左右両床台に対し下方へ離間してこの左右両床台の開閉動を可能にする下動状態とを取り、
    前記櫛歯状移換台は、入出庫位置で上下動可能に支持されて下動状態と上動状態とを取り、この下動状態で前記左右両床台に対し左右方向で並ぶとともに上動状態の前記前後両床台に対し前後方向で並び、この上動状態でその左右両床台及び上動状態の前後両床台に対し上方へ離間して入出庫位置と移換位置との間で方向転換し得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体駐車場。
  3. 前記左右両床台においては、中間足場台を設けるとともに、この中間足場台の前後両側に隣接する主可動足場台を前後方向へ移動可能に支持し、この前後両主可動足場台は、前後方向への移動に伴い、この中間足場台の前後両側に面して前記格納物昇降台の昇降通過路を形成する開放状態と、その昇降通過路を閉塞する閉塞状態とを取り、この左右両床台の閉塞櫛歯はこの中間足場台及び前後両主可動足場台に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の立体駐車場。
  4. 前記前後両床台においては、入出庫位置で下動状態にある前記櫛歯状移換台に対し前後方向で並ぶ中間足場台を設けるとともに、この前後両中間足場台に対する左右方向の両側で端足場台を支持し、この左右両端足場台は、この前後両中間足場台とともに上下動可能に支持されて上動状態と下動状態とを取り、この上動状態で閉塞状態の前記左右両主可動足場台に対し前後方向で並び、この下動状態で閉塞状態の前記左右両主可動足場台に対し下方へ離間してこの左右両主可動足場台の開閉動を可能にすることを特徴とする請求項3に記載の立体駐車場。
  5. 前記前後両床台においては、入出庫位置で下動状態にある前記櫛歯状移換台に対し前後方向で並ぶ中間足場台を設けるとともに、この前後両中間足場台に対する左右方向の両側で端足場台を支持し、この左右両端足場台は、上下動可能に支持されて上動状態と下動状態とを取り、この上動状態でこの前後両中間足場台に対し左右方向で並ぶとともに閉塞状態の前記左右両主可動足場台に対し前後方向で並び、この下動状態でこの前後両中間足場台及び閉塞状態の前記左右両主可動足場台に対し下方へ離間してこの左右両主可動足場台の開閉動を可能にし、この前後両床台の左右両端足場台にも前記閉塞櫛歯を設けたことを特徴とする請求項3に記載の立体駐車場。
  6. 前記左右両中間足場台の端縁部の上面と閉塞状態の各主可動足場台の端縁部の上面、閉塞状態の各主可動足場台の端縁部の上面と上動状態の各端足場台の端縁部の上面、上動状態の各端足場台の端縁部の上面と前後両中間足場台の端縁部の上面は、それぞれ、互いに隣接して同一平面上に設定されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の立体駐車場。
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