JP2008127580A - ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 - Google Patents
ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008127580A JP2008127580A JP2006310047A JP2006310047A JP2008127580A JP 2008127580 A JP2008127580 A JP 2008127580A JP 2006310047 A JP2006310047 A JP 2006310047A JP 2006310047 A JP2006310047 A JP 2006310047A JP 2008127580 A JP2008127580 A JP 2008127580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- content
- mass
- average
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B13/00—Making spongy iron or liquid steel, by direct processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B13/00—Making spongy iron or liquid steel, by direct processes
- C21B13/0086—Conditioning, transformation of reduced iron ores
- C21B13/0093—Protecting against oxidation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B5/00—Making pig-iron in the blast furnace
- C21B5/008—Composition or distribution of the charge
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B1/00—Preliminary treatment of ores or scrap
- C22B1/14—Agglomerating; Briquetting; Binding; Granulating
- C22B1/16—Sintering; Agglomerating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B1/00—Preliminary treatment of ores or scrap
- C22B1/14—Agglomerating; Briquetting; Binding; Granulating
- C22B1/24—Binding; Briquetting ; Granulating
- C22B1/248—Binding; Briquetting ; Granulating of metal scrap or alloys
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B5/00—General methods of reducing to metals
- C22B5/02—Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
- C22B5/10—Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by solid carbonaceous reducing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B1/00—Preliminary treatment of ores or scrap
- C22B1/14—Agglomerating; Briquetting; Binding; Granulating
- C22B1/24—Binding; Briquetting ; Granulating
- C22B1/242—Binding; Briquetting ; Granulating with binders
- C22B1/244—Binding; Briquetting ; Granulating with binders organic
- C22B1/245—Binding; Briquetting ; Granulating with binders organic with carbonaceous material for the production of coked agglomerates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/12—All metal or with adjacent metals
- Y10T428/12181—Composite powder [e.g., coated, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Geology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
【課題】高炉の装入原料として実際に使用しうる、安価で、高強度かつ耐候性を備えたホ
ットブリケットアイアンおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄分と炭材とを含む炭材内装塊成化物Eを回転炉床炉1で加熱還元する
ことにより、表面部の平均C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下であり、中心部
の平均C含有量が前記表面部の平均C含有量より高く、全体の平均C含有量が好ましくは
1.0質量%以上5.0質量%以下で、金属化率が好ましくは80%以上の還元鉄Fを製
造し、この還元鉄Fを熱間成形機2で圧縮成形してホットブリケットアイアンGを製造す
る。
【選択図】図1
Description
アイアン(以下「HBI」と略称することあり。)の製造技術に関し、特に高炉への装入
原料に適したHBIおよびその製造方法に関する。
原料として、HBIが注目されている(例えば、非特許文献1参照)。
した還元ガスで還元して製造された、いわゆるガスベース還元鉄(以下、還元鉄を「DR
I」と略称することあり。)を熱間成形したものであることから、電気炉でスクラップ代
替として利用されてはいるものの、高炉用原料としては価格が高すぎるため実用化に問題
があった。
気下で還元して得られる、いわゆる石炭ベースDRIの製造技術が開発され、実用化が進
められている(例えば、特許文献1、2参照)。この石炭ベースDRIは、脈石分(スラ
グ分)や硫黄分が多い(後記実施例2、表7参照)ため、そのまま電気炉に装入するのに
は適していないものの、高炉用の装入原料としてはスラグ分や硫黄分についてはそれほど
問題ではなく、安価に製造できるメリットがある。
RIよりも気孔率が高く、かつ残留炭素の含有量が高いため、強度が低くなる(同じく後
記実施例2、表7参照)。このため、DRIに高炉装入に耐えるだけの強度を持たせるに
は、炭材配合量を減らしてDRI中の残留C含有量を極端に低下させ、金属化率を犠牲に
しても強度を確保するしかないのが現状であった(非特許文献2の図3参照)。しかも、
石炭ベースDRIは従来のガスベースDRIと同様に再酸化されやすいため、長時間の貯
蔵や長距離の輸送に向かない。
同様、石炭ベースDRIをHBI化することが考えられるが、残留C含有量の高い石炭ベ
ースDRIを用いると、従来のガスベースDRIをHBI化する際における技術常識から
は十分なHBI強度が得られないものと想定され、ほとんどHBI化の検討はなされてい
なかった。
スHBIでは、電気炉での使用に際し、DRI内部の未還元酸化鉄を還元して電力消費を
低減するために、C含有量ができるだけ高いものが望まれているものの、DRIのC含有
量を高めるとHBIの強度が低下してしまうため、C含有量は最高1.8質量%程度に制
限されることが知られている。
宇治澤 優ら:鉄と鋼、vol.92(2006)、No.10、p.591〜600 杉山 健ら:「FASTMET(R)法によるダスト処理」、資源・素材2001(札幌)、2001年9月24−26日、平成13年度資源・素材関係学協会合同秋季大会
耐候性を備えたホットブリケットアイアン(HBI)およびその製造方法を提供すること
にある。
ースDRIをHBI化する際における、HBI強度に及ぼすC含有量の影響について調査
した。
:約1.8質量%)の断面のAB線間をEPMAにより面分析を行って、直径方向のC濃
度分布を調査した結果を模式的に示したものである。
0.5質量%とほぼ一定であるのに対し、それより表面側でC濃度が急激に上昇している
のがわかる。そして、直径約14mmのDRI全体の平均C含有量が約1.8質量%であ
り、直径約8mmのDRI中心部の平均C含有量が約0.5%であることから、バランス
計算により表面から深さ約3mmまでのDRI表面部の平均C含有量は約2.5%となる
。
RIでは、還元ガス中に添加されたメタン等により還元鉄表面からガス浸炭され表面部の
金属鉄中にCが析出することによりC含有量が高められるためである。
部の金属鉄中へのC析出量がさらに増加するため、熱間成形時にDRI同士の付着力が低
下し、結果としてHBIの強度が低下してしまうこととなる。
かった。
行った結果、図10(b)に示すようなC濃度分布が得られた。同図(b)から明らかな
ように、ガスベースDRIとは逆に、DRI中心部のC濃度は比較的高い値でほぼ一定で
推移しているのに対し、それより表面側でC濃度が急激に低下しているのがわかる(同図
(b)においては、DRIの右側表面近傍は、上記AB線間のEPMA面分析を行わなか
ったためC濃度分布を示していないが、別途行ったDRI全体にわたるEPMA面分析の
結果から、DRIの右側表面近傍でも中心部よりC濃度が低下することを確認している)
。(なお、ガスベースDRIのEPMA分析では、DRIを樹脂埋めした後、DRIを半
割りにするように切断し、DRI断面をそのまま研磨することが可能であったが、石炭ベ
ースDRIのEPMA分析では、DRI断面の特に中心部が非常にポーラスでそのまま研
磨することができないため、DRI断面の空隙を樹脂埋めしてから研磨する必要があった
。このため、ガスベースDRIでは、DRI中心部におけるC濃度の定量が可能であった
が、石炭ベースDRIでは、樹脂中のC分の影響を受けるため、DRI中心部のC濃度の
精度良い定量は困難であり、定性的な分析結果に留まっていることを注記しておく。)
に詳細に説明するが、ガスベースDRIとは浸炭メカニズムが異なり、石炭ベースDRI
では、輻射加熱にてより短時間に急速昇温される表面部のほうが、中心部よりソリューシ
ョンロス反応による炭材消費量が多くなるためである。
ースDRIの表面部の平均C含有量の上限値である2.5質量%以下に規定しさえすれば
、DRI中心部の平均C含有量がある程度高くても、このようなDRIから製造されたH
BIもガスベースDRIから製造されたHBIと同等の強度が確保できると考え、さらに
検討を行った結果、以下の発明を完成するに至った。
って、前記還元鉄が、平均C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下の表面部と、平
均C含有量が前記表面部の平均C含有量より高い中心部と、を備えたことを特徴とするホ
ットブリケットアイアンである。
ある請求項1に記載のホットブリケットアイアンである。
2に記載のホットブリケットアイアンである。
質量%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のホットブリケットアイアンである
。
ずれか1項に記載のホットブリケットアイアンである。
炭材とを含む炭材内装塊成化物を製造する塊成化工程と、前記炭材内装塊成化物を還元炉
で加熱還元することにより、表面部の平均C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下
であり、中心部のC含有量が前記表面部の平均C含有量より高い還元鉄を製造する加熱還
元工程と、前記還元炉から還元鉄を排出する排出工程と、前記還元炉から排出された前記
還元鉄を、熱間成形機で圧縮成形してホットブリケットアイアンを製造する熱間成形工程
と、を備えたことを特徴とするホットブリケットアイアンの製造方法である。
となく前記熱間成形工程で圧縮成形を行う請求項6に記載のホットブリケットアイアンの
製造方法である。
量%以下となるように、前記塊成化工程において前記酸化鉄分と前記炭材との配合割合を
調整する請求項6または7に記載のホットブリケットアイアンの製造方法である。
量%以下となるように、前記加熱還元工程において前記加熱還元炉を制御する請求項6ま
たは7に記載のホットブリケットアイアンの製造方法である。
成化工程において前記酸化鉄分と前記炭材との配合割合を調整する請求項6または7に記
載のホットブリケットアイアンの製造方法である。
熱還元工程において前記加熱還元炉を制御する請求項6または7に記載のホットブリケッ
トアイアンの製造方法である。
酸化度を昇降させる請求項6〜11のいずれか1項に記載のホットブリケットアイアンの
製造方法である。
触させる請求項6〜12のいずれか1項に記載のホットブリケットアイアンの製造方法で
ある。
製造方法であって、表面部の平均C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下であり、
中心部のC含有量が前記表面部の平均C含有量より高い還元鉄を、熱間成形機で圧縮成形
してホットブリケットアイアンを製造することを特徴とするホットブリケットアイアンの
製造方法である。
量%以下である請求項14に記載のホットブリケットアイアンの製造方法である。
は15に記載のホットブリケットアイアンの製造方法である。
ことで、安価な石炭などの炭材を還元剤とし、低品位の酸化鉄源を原料とする石炭ベース
DRIを用いてHBIを製造しても、DRI同士の付着力を維持してHBIの強度を確保
することができるので、高炉の装入原料として実際に使用しうる、安価で、高強度かつ耐
候性を備えたHBIを提供することが可能になった。
C含有量を高い範囲に設定したことで、HBIの強度を確保しつつ、高炉シャフト部での
CO2リッチな炉内ガスによる再酸化が防止されるとともに、高炉高温部での金属鉄中へ
の浸炭が進行しやすく、溶融滴下が速やかに起こり、高炉内の通気性を向上できる。
金属化率を80%以上の高い金属化率に設定したことで、高炉の生産性が増大するととも
に、高炉の還元材比(燃料比)を低減できるので排出CO2量を削減できる。
ることができるので、DRI全体の平均C含有量が高い場合でもHBI強度を確保するこ
とができる。
をより精度良く調整できるので、より確実に上記構成のHBIを得ることができる。
用原料としての使用を排除するものではない。特に請求項4、8、15に係るHBIでは
、従来のガスベースDRIからなるHBIよりもC含有量を高くできるので、スラグ分や
硫黄分の処理の必要性は存在するものの、電力消費量を低減できる効果が大きく、電気炉
での使用を検討する価値は十分にある。
本発明に係るHBIは、複数個のDRIで構成され、前記DRIが、平均C含有量が0
.1〜2.5質量%の表面部と、平均C含有量が前記表面部の平均C含有量より高い中心
部とを備えたことを特徴とする。
BI化したとき、HBI強度を規定するDRI同士の付着力は、DRI表面部の金属鉄部
分における炭材粒子の存在量に依存して決定されると考えられるからである。
面から約3mm深さまでの部分」とするのが推奨される。
たのは、2.5質量%を超えると、DRI表面部の金属鉄中に存在する炭材粒子が多くな
りすぎて、DRI同士の付着力が低下してしまうためであり、他方0.1質量%未満では
、DRI表面部の金属鉄が再酸化されやすくなり金属鉄が減少する代わりに酸化鉄が増加
して、やはりDRI同士の付着力が低下してしまうためである。DRI表面部の平均C含
有量の好ましい下限は、さらには0.3質量%、特に0.5質量%であり、好ましい上限
は、さらには2.0質量%、特に1.5質量%である。
うに規定したのは、表面部の平均C含有量を低く設定しても、中心部の平均C含有量をそ
れより高く設定することで、DRI全体の平均C含有量をある程度高く維持して高炉内シ
ャフト部でのCO2リッチガスによる再酸化防止効果や高温部での浸炭による溶け落ち容
易化の効果を得るためである。
れる。
%以下とするのが好ましい。1.0質量%未満では、上記高炉内シャフト部でのCO2リ
ッチガスによる再酸化防止効果や高温部での浸炭による溶け落ち容易化の効果が十分に得
られなくなり、他方5.0質量%を超えると、DRI中心部のC含有量が過大となり、H
BI強度が低下するおそれが高まるためである。DRIの全体の平均C含有量の好ましい
下限は、さらには2.0質量%、特に3.0質量%であり、好ましい上限は、さらには4
.5質量%、特に4.0質量%である。
90%以上とするのが好ましい。このように金属化率を高めることで、より大きな、高炉
の増産効果および還元材比低減効果を得られるためである。
次に、上記HBIの製造方法について、図1に示す概略の製造フローを参照しつつ説明
する。同図において、符号1は酸化鉄分と炭材とを含む塊成化物を加熱還元してDRIを
製造する還元炉としての回転炉床炉、符号2はDRIを熱間で圧縮成形してHBIを製造
する熱間成形機としてのホットブリケットマシン、をそれぞれ示す。以下、製造フローに
したがってさらに詳細に説明を行う。
酸化鉄分としての鉄鉱石aと炭材としての石炭bを必要に応じて別個に粉砕し、それぞ
れ粒径1mm未満程度の粉状とする。得られた粉状鉄鉱石Aと粉状石炭Bを所定の割合で
配合するが、粉状石炭Bの配合割合は、粉状鉄鉱石Aを金属鉄まで還元させるに必要な量
に、還元後の還元鉄F中に残留させる平均C含有量(例えば2.0〜5.0質量%)を上
乗せした分となるようにする。さらに、必要に応じて適量のバインダや適量の水分を添加
し(さらには造滓剤としての副原料を添加してもよい)、これらを混合機4で混合したの
ち、造粒機5で6〜20mm径程度の粒径に造粒して炭材内装塊成化物としての炭材内装
ペレットEとする。
ため、乾燥機6で水分量1質量%程度以下となるまで乾燥しておくことが好ましい(特開
平11−193423号公報の特許請求の範囲参照)。
ついで、乾燥された炭材内装ペレットEを装入装置(図示せず)により回転炉床炉1の
炉床(図示せず)上に1〜2層程度の厚さに載置する。このようにして炉床上に載置され
た炭材内装ペレットEを、1100〜1400℃、より好ましくは1250〜1350℃
の雰囲気温度に加熱された回転炉床炉1内を6min以上、より好ましくは8min以上
の滞留時間で通過させる。
壁上部に設置した複数本のバーナ(図示せず)を用いることができる。
よび(2)で示す連鎖反応により、炭材内装ペレットE中の酸化鉄分が炭材で還元されて
金属化し、固体の還元鉄Fとなる。
C+CO2→2CO …式(2)
Eの表面部は中心部よりも先に昇温し、高温の状態が長く維持される。このため、表面近
傍に存在する炭材は、中心部に存在する炭材よりも上記式(2)で示すソリューションロ
ス反応により多く消費されることに加え、中心部で式(2)で示すソリューションロス反
応にて生じたCOにより式(1)で示す酸化鉄分の還元反応にて生成したCO2が、炭材
内装ペレットEから流出する際に表面部の炭材をさらに消費するので、上述の図10(b
)で示したように、表面部のC濃度は中心部のそれより低下する。
均C含有量より自動的に低くなる(言い換えると、前記中心部の平均C含有量は、前記表
面部の平均C含有量より自動的に高くなる)。
る必要があるが、このような前記表面部の平均C含有量は、上述の炭材内装ペレットEの
炭材配合割合や、回転炉床炉1内の雰囲気温度、回転炉床炉1内における炭材内装ペレッ
トEの滞留時間など回転炉床炉1の運転条件を適宜調整することで得られる。
奨されるが、このような還元鉄F全体の平均C含有量は、上述したように炭材内装ペレッ
トEの炭材配合割合で調整するが、回転炉床炉1内の雰囲気温度、回転炉床炉1内におけ
る炭材内装ペレットEの滞留時間など回転炉床炉1の運転条件によっても影響を受けるの
で、これらを考慮して炭材配合割合を調整すればよい。換言すれば、還元鉄F全体の平均
C含有量が1.0質量%以上5.0質量%以下となるように、上記塊成化工程における酸
化鉄分と炭材との配合割合を調整すること、および/または、上記加熱還元工程における
回転炉床炉1の運転条件を制御することが推奨される。
の金属化率は、炭材内装ペレットE中には鉄鉱石(酸化鉄分)aの還元に必要な量より過
剰の石炭(炭材)bが配合されているので、回転炉床炉1内の雰囲気温度、回転炉床炉1
内での炭材内装ペレットEの滞留時間など回転炉床炉1の運転条件を適宜調整することで
容易に得られる。換言すれば、前記還元鉄Fの金属化率が80%以上となるように、上記
塊成化工程における酸化鉄分と炭材との配合割合を調整すること、および/または、上記
加熱還元工程における回転炉床炉1の運転条件を制御することが推奨される。
このようにして得られた還元鉄Fは、排出装置(図示せず)により1000℃程度で回
転炉床炉1から排出される。
回転炉床炉1から排出された還元鉄Fは、例えばコンテナ7にいったん収容し、窒素ガ
スなどの不活性ガスで通常の熱間成形に適した温度である600〜650℃程度まで冷却
した後、例えば双ロール型のホットブリケットマシン2にて加圧成形(圧縮成形)してホ
ットブリケットアイアンGとする。還元鉄Fは、その表面部の平均C含有量が0.1〜2
.5質量%に調整されているので、ホットブリケットアイアンGの強度が確保され、また
、還元鉄Fの中心部は表面部より平均C含有量が高いので、ホットブリケットアイアンG
全体の平均C含有量も高く維持され、高炉に装入した際に、高炉シャフト部でのCO2リ
ッチな炉内ガスによる再酸化の防止効果や、高炉高温部での金属鉄中への浸炭による溶け
落ち容易化の効果を得ることができる。
上記実施形態では、還元鉄Fの表面部の平均C含有量の調整は、上記塊成化工程におけ
る酸化鉄分と炭材との配合割合を調整すること、および/または、上記加熱還元工程にお
ける回転炉床炉1の運転条件を制御することにより行う例を示したが、これらの調整に代
え、または加えて、前記加熱還元工程の終期、すなわち、炭材内装ペレットE内部からの
ガス発生が減少ないし停止する時期に相当する、回転炉床炉1内の還元鉄F排出部直前の
ゾーン(領域)におけるガス雰囲気の酸化度を昇降させて、還元鉄F表面部の炭材の消費
量を調整するようにしてもよい。これにより、還元鉄F表面部の平均C含有量をより精度
良く調整することが可能となる。回転炉床炉1内の所定のゾーンにおけるガス雰囲気の酸
化度を昇降させることは、そのゾーンに備えられたバーナの空気比を変更することで容易
に行うことができ、例えば、還元鉄F表面部の平均C含有量が2.5質量%を超える場合
は、バーナの空気比を上げて、ガス雰囲気の酸化度を上昇させることにより、還元鉄F表
面部の炭材の消費を促進することで、2.5質量%以下に維持することができる(第1の
還元鉄表面部C含有量調整工程)。
や回転炉床炉1のバーナ燃焼排ガスなどを吹き付けるなど、所定量の酸化性ガスと所定時
間接触させることにより還元鉄F表面部の炭材の消費量を調整することにても同様の作用
を奏させることができる(第2の還元鉄表面部C含有量調整工程)。
みを用いてもよいし、両工程を併用してもよい。
0〜650℃程度まで冷却した後に熱間成形を行う例を示したが、実質的に冷却すること
なく、すなわち、上記のような強制的な冷却操作を行わずに、熱間成形温度を上げて成形
することも可能である。この場合、ホットブリケットマシン2の耐熱性が問題となるが、
ロールの水冷の強化、ロール材質の高級化などにより対処可能である。熱間成形温度を上
げて成形することで、ホットブリケットアイアンG中のC含有量が5質量%近傍と高い場
合でも高い強度を確保することができる。
電気炉ダスト、ミルスケール等の製鉄所ダストを使用することもできる。
、廃プラスチック、古タイヤ等を用いることもできる。また、高炉ダスト中のC分を利用
することもできる。
たが、炭材内装ペレットの代わりに炭材内装ブリケット(ホットブリケットアイアンより
小さい寸法のブリケット)とし、加圧成形機で圧縮成形するようにしてもよい。この場合
は、バインダの種類によっては成形時に水分を添加するのではなく、むしろ乾燥させた原
料を使用することがある。
、回転炉床炉による加熱還元工程を模擬した以下の還元試験を行った。
適量の水分を添加して小型のディスクペレタイザで造粒した後、乾燥器内に保持して十分
に乾燥して、平均粒径18.7mmの炭材内装ペレットの試料を作製した。
L/min流通下にて1300℃の雰囲気温度に調整した小型の横型加熱炉内へ速やかに
挿入し、排ガス中のCO濃度が5容量%に低下した時に、還元が終了したとみなして試料
を冷却位置に取り出し、N2雰囲気中で室温まで冷却して、得られた還元鉄試料を断面観
察および化学分析に供した。なお、試験は、再現性を確認するため同じ条件で2回繰り返
し行った。
のに対し、中央部は炭素が多く残留し金属鉄の焼結が進んでいない還元鉄が得られること
がわかった。なお、還元鉄の平均粒径は還元前の18.7mmから約16mmに収縮して
いた。
部が、本発明に係る還元鉄の表面部の推奨範囲である「表面から約3mm深さまでの部分
」に相当し、中央部が、中心部(前記表面部を除く部分)に相当するとみなし、外周部(
表面部)と中央部(中心部)とに分離してそれぞれ化学分析を行った。化学分析の結果を
表3に示す。
量は1.5〜1.6質量%であるのに対し、中央部(中心部)の平均C含有量は約4.4
〜4.5質量%であり、請求項1に係るDRIの成分規定を満足している。また、還元鉄
試料の全体の平均C含有量は約3.9〜4.0質量%、金属化率は約99.7%であり、
請求項2および3に係るDRIの好ましい成分規定をそれぞれ満足している。なお、DR
Iの金属化率は、DRI全体を化学分析して測定したが、DRI全体の化学組成はDRI
の外周部(表面部)と中央部(中心部)の化学組成をサンプル質量で加重平均して算出し
た。
な強度を有するものと想定されるので、確証のため以下のHBI製造試験を行った。
HBI製造試験は、外径8.5mの回転炉床炉(還元鉄生産規模:50t/d)とロー
ル直径1mのホットブリケットマシンとを用いて実施した。
い、質量割合で、鉄鉱石80%に対して石炭20%を配合し、有機バインダを外装で1.
5%添加した。さらに適量の水分を添加してミキサで原料を混合後、直径3.0mのパン
型造粒機で炭材内装ペレットを製造し、雰囲気温度を170℃に調整したバンド型乾燥機
にて連続的に乾燥した。乾燥後の炭材内装ペレットを連続的に回転炉床炉に装入し、表5
の条件で還元を行った。なお、回転炉床炉内の最終ゾーンに設置されたバーナの空気比は
ほぼ1.0とした。
受け、コンテナ2杯分の還元鉄を各コンテナが満杯になるごとにホットブリケットマシン
上に設置されたホッパに装入し、約2.5t分の高温の還元鉄をバッチにてホットブリケ
ットマシンに供給し、表6の条件で熱間成形を行い、成形されたブリケットを水中に浸漬
して冷却し、ホットブリケットアイアンを製造した。
[還元鉄の性状]
HBI化する前の還元鉄を採取して、その物性を測定し、その代表値を従来のガスベー
ス還元鉄と比較して表7に示す。同表より、石炭ベース還元鉄は、石炭を還元剤とするた
め、ガスベース還元鉄に比べてC、脈石、硫黄の含有量が高くなっている。また、内装し
た石炭がガス化して抜けるため気孔率が高く圧潰強度も低いものになっている。
ットして示す。同図より明らかなように、16〜20mmの粒径範囲で20〜60kg/
個(約200〜600N/個)程度の幅で変動しており、非常に強度の低いものが存在す
る。一般に実験室規模の小型加熱炉で製造した石炭ベース還元鉄は加熱が均一であるため
、均質な還元鉄が製造できるが、工業的な回転炉床炉では炉内でのバーナの配置や炭材内
装ペレットの重なり具合等により熱の受け方が不均一になり、このような品質のバラツキ
が生じることがわかった。
C含有量の増加にともないさらに圧潰強度が低下するのがわかった。
て用いるためには還元鉄をHBI化して高強度化する必要のあることが確認できた。
80%以上は常に確保されており、生産性を若干低下させることにより金属化率を最高9
5%程度まで上昇させることが可能であり、炭材内装ペレットの回転炉床炉内における滞
留時間等を調整することで、金属化率を調整できることが確認できた。
HBIの強度を評価するため、落下強度試験を実施した。落下強度試験の方法としては
、ガスベースHBIと同様に、HBIを船舶等で海外に輸送することを想定して10個の
HBIを10mの高さから厚さ12mmの鉄板上に5回繰り返し落下させた後、+38.
1mmと−6.35mmの質量比率を測定する方法を採用した。
示す。同図より、HBIのC含有量(すなわち、還元鉄全体の平均C含有量)が2.0〜
5.0質量%の範囲で、従来のガスベースHBIの落下強度基準値(+38.1mm、6
5%)をほぼ満足する落下強度(+38.1mm)が得られることがわかる。また、−6
.35mm粉の割合も10%程度に収まっている。
められないが、82%程度の低い金属化率でもガスベースHBI並みの落下強度が得られ
ることがわかった。
本実施例で製造したHBIは、長さ110mm×幅50mm×厚さ30mm、体積10
5cm3の枕形であり、幅端部は両側とも良好に成形され、フィッシュマウスと呼ばれる
、幅端部に発生しやすい裂け目も形成されていない。また、HBIの胴の部分も十分に分
厚く、還元鉄が高圧力で押し込まれたものと想定される。
の還元鉄の形状を読み取ることができ、還元鉄の表面同士が緊密に圧着されているのがわ
かる。なお、断面における個々の還元鉄の表面が黒っぽく見えるのは、観察を容易にする
ために酸でエッチングしてコントラストを付けているためである。
本実施例で製造したHBIの耐候性試験を実施した。なお、比較材として、本実施例の
HBI化していない石炭ベースDRIと、従来のガスベースDRIとを用いた。各試料約
5kgを蓋のないプラスチック製かごに入れて屋外(平均相対湿度71.7%、平均温度
7.2℃、月間降雨量44mmの条件)に放置し、2週間ごとに少量の試料を採取して、
その化学分析値から再酸化度合い(金属化率の低下度合い)を調査した。
関係として示す。同図より、DRIの場合、石炭ベース、ガスベースともに金属化率の低
下は著しく、12週間(84日)後には初期金属化率の60〜70%にまで低下している
。これに対し、石炭ベースHBIは金属化率の低下は非常に小さく、12週間後でも初期
金属化率のわずか3%の低下に留まっている。DRIやHBIの耐候性は、特に海上輸送
時の安全確保の観点から重要であるが、このように石炭ベースDRIは、輸送や貯蔵時に
おける再酸化やそれに伴う発熱さらには発火の危険性までも存在するが、HBI化するこ
とで気孔率が大幅に低下して緻密化するため、このような危険性を回避できることがわか
った。
HBI強度に及ぼす熱間成形温度の影響を調査するため、別途、ホットブリケットマシ
ンに供給するDRIの温度を、通常程度の600℃と、通常より高い760℃の2水準で
変更してHBIを作製し、それらの圧潰強度を測定した。測定結果を図9に示す。なお、
HBIの圧潰強度は、厚み方向に荷重を掛け、破断したときの荷重をHBIの幅で割った
、HBI幅単位長さ当たりの荷重で表現している。同図に示すように、HBIのC含有量
が2質量%程度と低い場合は、成形温度の影響はほとんどみられないが、HBIのC含有
量が5質量%程度に高められた場合は、通常の600℃の成形温度では圧潰強度が大きく
低下するのに対し、760℃と通常より高温の成形温度では圧潰強度の低下幅は非常に小
さくなることがわかった。したがって、還元炉から排出されたDRIを実質的に冷却しな
いまま、より高温で成形することで、高C含有量でかつ高強度のHBIを製造できること
が確認できた。
2…熱間成形機(ホットブリケットマシン)
4…混合機
5…造粒機
6…乾燥機
7…コンテナ
a…酸化鉄分(鉄鉱石)
b…炭材(石炭)
A…粉状鉄鉱石
B…粉状炭材
E…炭材内装塊成化物(炭材内装ペレット)
F…還元鉄
G…ホットブリケットアイアン
Claims (16)
- 複数個の還元鉄で構成されたホットブリケットアイアンであって、前記還元鉄が、平均
C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下の表面部と、平均C含有量が前記表面部の
平均C含有量より高い中心部と、を備えたことを特徴とするホットブリケットアイアン。 - 前記表面部が、還元鉄の表面から約3mm深さまでの部分である請求項1に記載のホッ
トブリケットアイアン。 - 前記中心部が、前記表面部を除く部分である請求項1または2に記載のホットブリケッ
トアイアン。 - 前記還元鉄の全体の平均C含有量が1.0質量%以上5.0質量%以下である請求項1
〜3のいずれか1項に記載のホットブリケットアイアン。 - 前記還元鉄の金属化率が80%以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載のホット
ブリケットアイアン。 - ホットブリケットアイアンの製造方法であって、
酸化鉄分と炭材とを含む炭材内装塊成化物を製造する塊成化工程と、
前記炭材内装塊成化物を還元炉で加熱還元することにより、表面部の平均C含有量が0
.1質量%以上2.5質量%以下であり、中心部のC含有量が前記表面部の平均C含有量
より高い還元鉄を製造する加熱還元工程と、
前記還元炉から還元鉄を排出する排出工程と、
前記還元炉から排出された前記還元鉄を、熱間成形機で圧縮成形してホットブリケット
アイアンを製造する熱間成形工程と、
を備えたことを特徴とするホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記還元炉から排出された前記還元鉄を実質的に冷却することなく前記熱間成形工程で
圧縮成形を行う請求項6に記載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記還元鉄全体の平均C含有量が1.0質量%以上5.0質量%以下となるように、前
記塊成化工程において前記酸化鉄分と前記炭材との配合割合を調整する請求項6または7
に記載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記還元鉄全体の平均C含有量が1.0質量%以上5.0質量%以下となるように、前
記加熱還元工程において前記加熱還元炉を制御する請求項6または7に記載のホットブリ
ケットアイアンの製造方法。 - 前記還元鉄の金属化率が80%以上となるように、前記塊成化工程において前記酸化鉄
分と前記炭材との配合割合を調整する請求項6または7に記載のホットブリケットアイア
ンの製造方法。 - 前記還元鉄の金属化率が80%以上となるように、前記加熱還元工程において前記加熱
還元炉を制御する請求項6または7に記載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記加熱還元工程の終期に、前記還元炉内のガス雰囲気の酸化度を昇降させる請求項6
〜11のいずれか1項に記載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記排出工程から排出された前記還元鉄を酸化性ガスと接触させる請求項6〜12のい
ずれか1項に記載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 複数個の還元鉄で構成されたホットブリケットアイアンの製造方法であって、
表面部の平均C含有量が0.1質量%以上2.5質量%以下であり、中心部のC含有量
が前記表面部の平均C含有量より高い還元鉄を、熱間成形機で圧縮成形してホットブリケ
ットアイアンを製造することを特徴とするホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記還元鉄の平均C含有量が1.0質量%以上5.0質量%以下である請求項14に記
載のホットブリケットアイアンの製造方法。 - 前記還元鉄の金属化率が80%以上である請求項14または15に記載のホットブリケ
ットアイアンの製造方法。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006310047A JP5059379B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 高炉装入原料用ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 |
NZ600047A NZ600047A (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
ES07831349.1T ES2523700T3 (es) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Hierro briqueteado mediante moldeo en caliente y proceso para producir el mismo |
EP07831349.1A EP2096181B1 (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
PCT/JP2007/071618 WO2008059739A1 (fr) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Briquette de fer obtenue par moulage à chaud et son procédé de fabrication |
CN200780039965XA CN101528952B (zh) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | 热压铁块及其制造方法 |
KR1020097012373A KR101054136B1 (ko) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | 핫 브리켓 아이언 및 그 제조 방법 |
CA2669796A CA2669796C (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Hot briquette iron and method for producing the same |
US12/515,068 US8404017B2 (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Hot briquette iron and method for producing the same |
NZ577224A NZ577224A (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
AU2007320606A AU2007320606A1 (en) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
RU2009122712/02A RU2433187C2 (ru) | 2006-11-16 | 2007-11-07 | Горячебрикетированное железо (hbi) и способ его получения |
TW096142619A TW200831674A (en) | 2006-11-16 | 2007-11-12 | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006310047A JP5059379B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 高炉装入原料用ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008127580A true JP2008127580A (ja) | 2008-06-05 |
JP5059379B2 JP5059379B2 (ja) | 2012-10-24 |
Family
ID=39401547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006310047A Active JP5059379B2 (ja) | 2006-11-16 | 2006-11-16 | 高炉装入原料用ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8404017B2 (ja) |
EP (1) | EP2096181B1 (ja) |
JP (1) | JP5059379B2 (ja) |
KR (1) | KR101054136B1 (ja) |
CN (1) | CN101528952B (ja) |
AU (1) | AU2007320606A1 (ja) |
CA (1) | CA2669796C (ja) |
ES (1) | ES2523700T3 (ja) |
NZ (2) | NZ600047A (ja) |
RU (1) | RU2433187C2 (ja) |
TW (1) | TW200831674A (ja) |
WO (1) | WO2008059739A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020520A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結原料の事前処理方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4317579B2 (ja) * | 2007-09-05 | 2009-08-19 | 新日本製鐵株式会社 | 還元鉄成形体の製造方法、及び銑鉄の製造方法 |
JP4317580B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-08-19 | 新日本製鐵株式会社 | 還元鉄ペレットの製造方法及び銑鉄の製造方法 |
JP5466590B2 (ja) * | 2009-07-21 | 2014-04-09 | 株式会社神戸製鋼所 | 炭材内装塊成化物を用いた還元鉄製造方法 |
KR101255064B1 (ko) * | 2010-11-19 | 2013-04-17 | 주식회사 포스코 | 제강용 첨가제의 제조 방법 및 제강 공정용 첨가제 |
JP5546675B1 (ja) * | 2012-12-07 | 2014-07-09 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 高炉の操業方法及び溶銑の製造方法 |
JP5693768B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2015-04-01 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 高炉の操業方法及び溶銑の製造方法 |
CN106661266B (zh) * | 2014-07-31 | 2020-09-25 | 杰富意钢铁株式会社 | 有机物质的热分解方法 |
CN104745970A (zh) * | 2015-04-10 | 2015-07-01 | 唐山曹妃甸区通鑫再生资源回收利用有限公司 | 一种热压铁块 |
US12000011B2 (en) * | 2021-06-22 | 2024-06-04 | Midrex Technologies, Inc. | System and method for the production of hot briquetted iron (HBI) containing flux and/or carbonaceous material at a direct reduction plant |
WO2024054653A2 (en) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | Phoenix Tailings, Inc. | Systems and methods for processing particulate metallic transition metal |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000109937A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-18 | Daido Steel Co Ltd | 還元ペレット |
JP2006152432A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-06-15 | Kobe Steel Ltd | 溶鉄の製造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1533852B2 (de) * | 1967-03-29 | 1973-10-04 | Metallgesellschaft Ag, 6000 Frankfurt | Brikettierung von Eisenschwamm |
US4093455A (en) * | 1975-06-05 | 1978-06-06 | Midrex Corporation | Compacted, passivated metallized iron product |
US5730775A (en) * | 1994-12-16 | 1998-03-24 | Midrex International B.V. Rotterdam, Zurich Branch | Method for rapid reduction of iron oxide in a rotary hearth furnace |
US6342089B1 (en) * | 1997-09-02 | 2002-01-29 | Mcgaa John R. | Direct reduced iron pellets |
US6096112A (en) * | 1998-01-05 | 2000-08-01 | Orinoco Iron, C.A. | High carbon content briquettes |
JP3856943B2 (ja) | 1998-04-22 | 2006-12-13 | 株式会社 テツゲン | 還元鉄の製造方法 |
KR20010074502A (ko) | 1998-05-29 | 2001-08-04 | 추후보정 | 강력한 산화철 직접환원 및 고상 폐기물 최소화에 의한제강방법 |
US6030434A (en) * | 1999-03-31 | 2000-02-29 | International Briquettes Holding | Method for hot agglomeration of solid metallized iron particles to produce alloyed briquettes |
CA2322935A1 (en) * | 1999-10-15 | 2001-04-15 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Also Known As Kobe Steel, Ltd. | Method and apparatus for producing reduced metal |
JP3751819B2 (ja) | 1999-10-15 | 2006-03-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 還元鉄又は非鉄金属製造設備、及び還元鉄又は非鉄金属製造方法 |
ES2240752T3 (es) * | 2001-04-26 | 2005-10-16 | L'air Liquide, Societe Anonyme A Direct. Et Conseil De Surv. Pour Etude Et Expl. Procedes G. Claude | Procedimiento para mejorar la calidad metalurgica de productos tratados en un horno. |
JP4691827B2 (ja) | 2001-05-15 | 2011-06-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 粒状金属鉄 |
JP2002363625A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Kobe Steel Ltd | 表面被覆還元鉄、その製造方法および溶解方法 |
TW200613566A (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-01 | Kobe Steel Ltd | Process for producing molten iron and apparatus therefor |
-
2006
- 2006-11-16 JP JP2006310047A patent/JP5059379B2/ja active Active
-
2007
- 2007-11-07 NZ NZ600047A patent/NZ600047A/en not_active IP Right Cessation
- 2007-11-07 ES ES07831349.1T patent/ES2523700T3/es active Active
- 2007-11-07 CN CN200780039965XA patent/CN101528952B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-07 CA CA2669796A patent/CA2669796C/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-07 WO PCT/JP2007/071618 patent/WO2008059739A1/ja active Application Filing
- 2007-11-07 EP EP07831349.1A patent/EP2096181B1/en not_active Not-in-force
- 2007-11-07 KR KR1020097012373A patent/KR101054136B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2007-11-07 AU AU2007320606A patent/AU2007320606A1/en not_active Abandoned
- 2007-11-07 RU RU2009122712/02A patent/RU2433187C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2007-11-07 US US12/515,068 patent/US8404017B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-07 NZ NZ577224A patent/NZ577224A/en not_active IP Right Cessation
- 2007-11-12 TW TW096142619A patent/TW200831674A/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000109937A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-18 | Daido Steel Co Ltd | 還元ペレット |
JP2006152432A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-06-15 | Kobe Steel Ltd | 溶鉄の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020520A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結原料の事前処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
RU2009122712A (ru) | 2010-12-27 |
US8404017B2 (en) | 2013-03-26 |
ES2523700T3 (es) | 2014-11-28 |
JP5059379B2 (ja) | 2012-10-24 |
WO2008059739A1 (fr) | 2008-05-22 |
TW200831674A (en) | 2008-08-01 |
CA2669796C (en) | 2013-08-13 |
EP2096181A4 (en) | 2011-04-20 |
KR20090081021A (ko) | 2009-07-27 |
EP2096181B1 (en) | 2014-10-29 |
CA2669796A1 (en) | 2008-05-22 |
CN101528952B (zh) | 2011-12-14 |
RU2433187C2 (ru) | 2011-11-10 |
NZ577224A (en) | 2012-06-29 |
NZ600047A (en) | 2013-12-20 |
TWI339218B (ja) | 2011-03-21 |
AU2007320606A1 (en) | 2008-05-22 |
KR101054136B1 (ko) | 2011-08-03 |
EP2096181A1 (en) | 2009-09-02 |
CN101528952A (zh) | 2009-09-09 |
US20100068088A1 (en) | 2010-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5059379B2 (ja) | 高炉装入原料用ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 | |
EP2189546B2 (en) | Process for manufacturing molded products of direct-reduced iron and process for manufacturing pig iron | |
KR20140130458A (ko) | 페로코크스의 제조 방법 | |
JP2003342646A (ja) | 高炉用のカーボン内装非焼成塊成鉱およびその製造方法 | |
EP2336371B1 (en) | Blast furnace operating method using carbon-containing unfired pellets | |
JP5512205B2 (ja) | 塊成化状高炉用原料の強度改善方法 | |
JP6228101B2 (ja) | 炭材内装鉱の製造方法 | |
JP6273983B2 (ja) | 還元鉄を用いた高炉操業方法 | |
JP2006274440A (ja) | 半還元焼結鉱およびその製造方法 | |
JP5958264B2 (ja) | 高炉用塊成鉱及びその製造方法 | |
EP2495339B1 (en) | Method for operating blast furnace | |
KR101421208B1 (ko) | 탄재 선정 방법 및 이를 이용한 환원철 제조 방법 | |
JP5825180B2 (ja) | 石炭チャーを使用した高炉用非焼成含炭塊成鉱の製造方法 | |
KR101918363B1 (ko) | 휘발물질을 포함하는 탄재를 포함하는 탄재 내장 브리켓 및 산화분위기에서의 이의 환원방법 | |
AU2011250873B2 (en) | Briquette iron by hot molding and process for producing the same | |
JP2010095759A (ja) | フェロコークスを用いる高炉操業方法 | |
JP2000290709A (ja) | 高炉原料装入方法 | |
JP2002256310A (ja) | 高炉操業方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080926 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110407 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120516 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120802 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5059379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |