JP2000109937A - 還元ペレット - Google Patents
還元ペレットInfo
- Publication number
- JP2000109937A JP2000109937A JP27906398A JP27906398A JP2000109937A JP 2000109937 A JP2000109937 A JP 2000109937A JP 27906398 A JP27906398 A JP 27906398A JP 27906398 A JP27906398 A JP 27906398A JP 2000109937 A JP2000109937 A JP 2000109937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellet
- reduced
- pellets
- hearth
- green
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取扱いに適した強度を有する還元ペレットを
提供する。 【解決手段】 還元ペレット40の残留炭素を1%以下
とする。還元ペレット40の製造については、先ず金属
酸化物と還元剤とを混合し造粒してなるグリーンペレッ
ト30を、回転炉床炉10の加熱帯22で高温度に加熱
する。この加熱されたグリーンペレット30中の金属酸
化物を、還元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット3
0中の炭素系還元剤との接触により還元して金属化す
る。これにより、残留炭素が1%以下の還元ペレット4
0が得られる。残留炭素が1%以下の還元ペレット40
の圧潰強度は、該ペレット40の取扱いに適した50k
gf/cm2以上の圧潰強度を確保する。
提供する。 【解決手段】 還元ペレット40の残留炭素を1%以下
とする。還元ペレット40の製造については、先ず金属
酸化物と還元剤とを混合し造粒してなるグリーンペレッ
ト30を、回転炉床炉10の加熱帯22で高温度に加熱
する。この加熱されたグリーンペレット30中の金属酸
化物を、還元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット3
0中の炭素系還元剤との接触により還元して金属化す
る。これにより、残留炭素が1%以下の還元ペレット4
0が得られる。残留炭素が1%以下の還元ペレット40
の圧潰強度は、該ペレット40の取扱いに適した50k
gf/cm2以上の圧潰強度を確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製鋼廃棄物等の
金属酸化物を還元処理した還元ペレットに関するもので
ある。
金属酸化物を還元処理した還元ペレットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】製鋼ダストあるいは廃車粉砕チップのよ
うな粉粒状の金属酸化物(酸化鉄,酸化ニッケル等)と還
元剤(石炭,コークス等)および結合材を混合し造粒する
ことにより直径6〜30mmのグリーンペレットを形成
し、該グリーンペレットを回転炉床炉に装入して100
0℃程度の高温度に加熱することにより、金属を還元し
回収することが知られている。
うな粉粒状の金属酸化物(酸化鉄,酸化ニッケル等)と還
元剤(石炭,コークス等)および結合材を混合し造粒する
ことにより直径6〜30mmのグリーンペレットを形成
し、該グリーンペレットを回転炉床炉に装入して100
0℃程度の高温度に加熱することにより、金属を還元し
回収することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記金属が還元された
還元ペレットは、前記回転炉床炉から取出された後、バ
ケット等に貯留された状態で運搬および保管され、必要
に応じて高炉等に投入されて溶解処理される。この場合
において、運搬や保管中あるいは高炉内で還元ペレット
が割れたり潰れると、前記高炉操業に支障を来すことと
なる。すなわち、還元ペレットを取扱う上で、該ペレッ
トには運搬や保管中に容易に割れたり潰れることのない
強度(圧潰強度)を備えていることが要求される。そし
て、前記要求に応え得る圧潰強度は、各種試験等により
約50kgf/cm2以上であることが確認されてい
る。
還元ペレットは、前記回転炉床炉から取出された後、バ
ケット等に貯留された状態で運搬および保管され、必要
に応じて高炉等に投入されて溶解処理される。この場合
において、運搬や保管中あるいは高炉内で還元ペレット
が割れたり潰れると、前記高炉操業に支障を来すことと
なる。すなわち、還元ペレットを取扱う上で、該ペレッ
トには運搬や保管中に容易に割れたり潰れることのない
強度(圧潰強度)を備えていることが要求される。そし
て、前記要求に応え得る圧潰強度は、各種試験等により
約50kgf/cm2以上であることが確認されてい
る。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、取扱いに適した強度を有する還
元ペレットを提供することを目的とする。
している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、取扱いに適した強度を有する還
元ペレットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る還元ペ
レットは、金属酸化物と還元剤とを混合し造粒してなる
グリーンペレットを高温度に加熱することにより金属を
還元した還元ペレットであって、その残留炭素が1%以
下であることを特徴とする。
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る還元ペ
レットは、金属酸化物と還元剤とを混合し造粒してなる
グリーンペレットを高温度に加熱することにより金属を
還元した還元ペレットであって、その残留炭素が1%以
下であることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る還元ペレット
につき、好適な実施例を挙げて、その製造装置との関連
において以下説明する。本発明では、還元ペレットの残
留炭素量に着目し、該残留炭素(C)が1%以下であれ
ば、図1のグラフに示すように、還元ペレットの取扱い
に適した圧潰強度(約50kgf/cm2以上)を確保し
得る知見を内容としている。
につき、好適な実施例を挙げて、その製造装置との関連
において以下説明する。本発明では、還元ペレットの残
留炭素量に着目し、該残留炭素(C)が1%以下であれ
ば、図1のグラフに示すように、還元ペレットの取扱い
に適した圧潰強度(約50kgf/cm2以上)を確保し
得る知見を内容としている。
【0007】先ず、実施例に係る還元ペレットの製造装
置としての回転炉床炉を、図2を参照して説明する。す
なわち回転炉床炉10は、図に示す如く、同心状に配置
した内筒12と外筒14およびその上部を覆う天井壁
(図示せず)からなる炉体16の内部に、環状の炉床18
が図示しない車輪に支持されて回転自在に配置され、動
力源(図示せず)の駆動によって所定方向(図では反時計
方向)に低速で回転するよう構成される。また炉体16
の内部は、装入空間20、加熱帯22、還元帯24およ
び抽出空間26が、炉床18の回転方向にその順で画成
されている。装入空間20の炉体天井壁にはペレット装
入口28が設けられ、該装入口28から図示しない供給
装置を介してグリーンペレット30が装入空間20に臨
む炉床18上に装入されるようになっている。なおグリ
ーンペレット30は、製鋼ダストあるいは廃車粉砕チッ
プのような粉粒状の金属酸化物と、石炭、コークス、木
炭等の炭素系還元剤、およびベントナイト等の無機結合
材とを混合して造粒することにより直径6〜30mmに
形成したものである。
置としての回転炉床炉を、図2を参照して説明する。す
なわち回転炉床炉10は、図に示す如く、同心状に配置
した内筒12と外筒14およびその上部を覆う天井壁
(図示せず)からなる炉体16の内部に、環状の炉床18
が図示しない車輪に支持されて回転自在に配置され、動
力源(図示せず)の駆動によって所定方向(図では反時計
方向)に低速で回転するよう構成される。また炉体16
の内部は、装入空間20、加熱帯22、還元帯24およ
び抽出空間26が、炉床18の回転方向にその順で画成
されている。装入空間20の炉体天井壁にはペレット装
入口28が設けられ、該装入口28から図示しない供給
装置を介してグリーンペレット30が装入空間20に臨
む炉床18上に装入されるようになっている。なおグリ
ーンペレット30は、製鋼ダストあるいは廃車粉砕チッ
プのような粉粒状の金属酸化物と、石炭、コークス、木
炭等の炭素系還元剤、およびベントナイト等の無機結合
材とを混合して造粒することにより直径6〜30mmに
形成したものである。
【0008】前記炉体16の天井壁には第1カーテンウ
ォール32が垂下し、該ウォール32により装入空間2
0と加熱帯22とが仕切られると共に、炉床18の上面
と第1カーテンウォール32の下端との間には、該炉床
18上に装入されたグリーンペレット30の通過を許容
する隙間が画成されている。すなわち、前記ペレット装
入口28から炉床18上に装入されたグリーンペレット
30は、該炉床18の回転に伴って第1カーテンウォー
ル32の下を通過して加熱帯22に移動するようになっ
ている。また、前記炉体16における加熱帯22を画成
する内筒12および外筒14には複数の加熱用バーナ3
4が設けられ、炉床18上に装入されて加熱帯22を通
過するグリーンペレット30を高温度に加熱し得るよう
構成されている。
ォール32が垂下し、該ウォール32により装入空間2
0と加熱帯22とが仕切られると共に、炉床18の上面
と第1カーテンウォール32の下端との間には、該炉床
18上に装入されたグリーンペレット30の通過を許容
する隙間が画成されている。すなわち、前記ペレット装
入口28から炉床18上に装入されたグリーンペレット
30は、該炉床18の回転に伴って第1カーテンウォー
ル32の下を通過して加熱帯22に移動するようになっ
ている。また、前記炉体16における加熱帯22を画成
する内筒12および外筒14には複数の加熱用バーナ3
4が設けられ、炉床18上に装入されて加熱帯22を通
過するグリーンペレット30を高温度に加熱し得るよう
構成されている。
【0009】前記炉体16における還元帯24を画成す
る内筒12および外筒14には複数の還元用バーナ36
が設けられ、該バーナ36における燃焼時の空気比を制
御することで、該還元帯24の雰囲気ガスを還元性に保
つよう構成される。そして、加熱帯22で高温度に加熱
されたグリーンペレット30中の金属酸化物を、当該還
元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット30中の炭素
系還元剤との接触により還元して金属化するようになっ
ている。
る内筒12および外筒14には複数の還元用バーナ36
が設けられ、該バーナ36における燃焼時の空気比を制
御することで、該還元帯24の雰囲気ガスを還元性に保
つよう構成される。そして、加熱帯22で高温度に加熱
されたグリーンペレット30中の金属酸化物を、当該還
元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット30中の炭素
系還元剤との接触により還元して金属化するようになっ
ている。
【0010】前記炉体16の天井壁には、前記第1カー
テンウォール32から周方向に離間して第2カーテンウ
ォール38が垂下し、該ウォール38により還元帯24
と抽出空間26とが仕切られている。なお、前記炉床1
8の上面と第2カーテンウォール38の下端との間に
は、炉床18上の還元ペレット40の通過を許容する隙
間が画成されている。すなわち、前記還元帯24にて還
元処理された炉床18上の還元ペレット40は、該炉床
18の回転に伴って第2カーテンウォール38の下を通
過して抽出空間26に移動するようになっている。
テンウォール32から周方向に離間して第2カーテンウ
ォール38が垂下し、該ウォール38により還元帯24
と抽出空間26とが仕切られている。なお、前記炉床1
8の上面と第2カーテンウォール38の下端との間に
は、炉床18上の還元ペレット40の通過を許容する隙
間が画成されている。すなわち、前記還元帯24にて還
元処理された炉床18上の還元ペレット40は、該炉床
18の回転に伴って第2カーテンウォール38の下を通
過して抽出空間26に移動するようになっている。
【0011】前記抽出空間26を画成する内筒12と外
筒14との間には、図2に示す如く、炉床18上を径方
向に横切るようにスクリューコンベヤ42が回転自在に
配設されると共に、該コンベヤ42による搬送方向下流
側(炉体16の径方向外方)の炉体16に抽出口44が設
けられている。すなわち、スクリューコンベヤ42を図
示しない駆動源で回転することにより、抽出空間26に
移動した炉床18上の還元ペレット40は、該コンベヤ
42の回転により径方向外方に向けて搬送され、前記抽
出口44を介して外部に排出される。
筒14との間には、図2に示す如く、炉床18上を径方
向に横切るようにスクリューコンベヤ42が回転自在に
配設されると共に、該コンベヤ42による搬送方向下流
側(炉体16の径方向外方)の炉体16に抽出口44が設
けられている。すなわち、スクリューコンベヤ42を図
示しない駆動源で回転することにより、抽出空間26に
移動した炉床18上の還元ペレット40は、該コンベヤ
42の回転により径方向外方に向けて搬送され、前記抽
出口44を介して外部に排出される。
【0012】次に、残留炭素(C)が1%以下となる還元
ペレット40の製造の実際につき説明する。前記回転炉
床炉10において、H2O:0.7wt%、T-Fe:4
7.7wt%、M-Fe:6.6wt%、FeO:12.7
wt%、Fe2O3:44.6wt%、C:10.9wt
%、S:0.21wt%、Zn:0.39wt%の組成を
有するグリーンペレット30を、前記ペレット装入口2
8を介して装入空間20に臨む炉床18上に装入する。
このグリーンペレット30は、炉床18の回転に伴って
前記第1カーテンウォール32の下を通って加熱帯22
に移動する。加熱帯22における操業条件を、炉温:1
200〜1350℃,前記加熱用バーナ34の空気比:
1.0〜1.1に設定し、当該加熱帯22を移動するグリ
ーンペレット30を1000℃程度の高温度に加熱し
た。なお、グリーンペレット30が加熱帯22に滞留す
る時間が、4〜6分となるよう前記炉床18の回転速度
を制御した。
ペレット40の製造の実際につき説明する。前記回転炉
床炉10において、H2O:0.7wt%、T-Fe:4
7.7wt%、M-Fe:6.6wt%、FeO:12.7
wt%、Fe2O3:44.6wt%、C:10.9wt
%、S:0.21wt%、Zn:0.39wt%の組成を
有するグリーンペレット30を、前記ペレット装入口2
8を介して装入空間20に臨む炉床18上に装入する。
このグリーンペレット30は、炉床18の回転に伴って
前記第1カーテンウォール32の下を通って加熱帯22
に移動する。加熱帯22における操業条件を、炉温:1
200〜1350℃,前記加熱用バーナ34の空気比:
1.0〜1.1に設定し、当該加熱帯22を移動するグリ
ーンペレット30を1000℃程度の高温度に加熱し
た。なお、グリーンペレット30が加熱帯22に滞留す
る時間が、4〜6分となるよう前記炉床18の回転速度
を制御した。
【0013】前記加熱帯22で高温度に加熱されたグリ
ーンペレット30は、前記炉床18の回転に伴って還元
帯24に移動し、ここで金属が還元される。すなわち、
還元帯24における操業条件を、炉温:1250〜13
80℃,前記還元用バーナ36の空気比:0.9〜0.9
8に設定し、当該還元帯24の雰囲気ガスを還元性に保
つようにした。そして、ペレットが還元帯24に4〜6
分の間滞留するように炉床18を回転速度を制御した。
これにより、グリーンペレット30中の金属酸化物は、
当該還元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット中の炭
素系還元剤との接触により還元され金属化する。
ーンペレット30は、前記炉床18の回転に伴って還元
帯24に移動し、ここで金属が還元される。すなわち、
還元帯24における操業条件を、炉温:1250〜13
80℃,前記還元用バーナ36の空気比:0.9〜0.9
8に設定し、当該還元帯24の雰囲気ガスを還元性に保
つようにした。そして、ペレットが還元帯24に4〜6
分の間滞留するように炉床18を回転速度を制御した。
これにより、グリーンペレット30中の金属酸化物は、
当該還元帯24にて雰囲気ガスおよび該ペレット中の炭
素系還元剤との接触により還元され金属化する。
【0014】前記炉床18の回転により還元処理された
還元ペレット40は、還元帯24から第2カーテンウォ
ール38の下を通って抽出空間26に移動し、該還元ペ
レット40は、前記スクリューコンベヤ42により径方
向外方に向けて搬送され、前記抽出口44を介して外部
に排出される。これにより、T-Fe:71.3wt%、
M-Fe:69.1wt%、FeO:2.8wt%、Fe2
O3:0wt%、C:0.93wt%、S:0.33wt
%、Zn:0.02wt%の組成を有する還元ペレット
40が得られた。
還元ペレット40は、還元帯24から第2カーテンウォ
ール38の下を通って抽出空間26に移動し、該還元ペ
レット40は、前記スクリューコンベヤ42により径方
向外方に向けて搬送され、前記抽出口44を介して外部
に排出される。これにより、T-Fe:71.3wt%、
M-Fe:69.1wt%、FeO:2.8wt%、Fe2
O3:0wt%、C:0.93wt%、S:0.33wt
%、Zn:0.02wt%の組成を有する還元ペレット
40が得られた。
【0015】次に、前記還元ペレット40の圧潰強度を
測定した結果、62kgf/cm2であった。すなわ
ち、還元ペレット40における残留炭素(C)が1%以下
であれば、該ペレット40の取扱いに適した50kgf
/cm2以上の圧潰強度を確保し得ることが確認され
た。
測定した結果、62kgf/cm2であった。すなわ
ち、還元ペレット40における残留炭素(C)が1%以下
であれば、該ペレット40の取扱いに適した50kgf
/cm2以上の圧潰強度を確保し得ることが確認され
た。
【0016】なお、実施例では還元ペレットを回転炉床
炉を用いて製造する場合につき説明したが、トンネル炉
等の他の構造の炉を用いて還元ペレットを製造すること
も可能である。
炉を用いて製造する場合につき説明したが、トンネル炉
等の他の構造の炉を用いて還元ペレットを製造すること
も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る還元
ペレットによれば、残留炭素を1%以下とすることで、
還元ペレットにおいては取扱いに適した強度を確保する
ことができる。すなわち、例えば還元ペレットをバケッ
ト等に貯留した状態で運搬したり保管した際に割れたり
潰れるのを防止することができ、高炉への投入作業を良
好に行ない得る。
ペレットによれば、残留炭素を1%以下とすることで、
還元ペレットにおいては取扱いに適した強度を確保する
ことができる。すなわち、例えば還元ペレットをバケッ
ト等に貯留した状態で運搬したり保管した際に割れたり
潰れるのを防止することができ、高炉への投入作業を良
好に行ない得る。
【図1】還元ペレットの残留炭素量と圧潰強度との関係
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
【図2】本発明に係る還元ペレットを製造する回転炉床
炉を示す概略斜視図である。
炉を示す概略斜視図である。
30 グリーンペレット 40 還元ペレット
Claims (1)
- 【請求項1】 金属酸化物と還元剤とを混合し造粒して
なるグリーンペレット(30)を高温度に加熱することによ
り金属を還元した還元ペレット(40)であって、その残留
炭素(C)が1%以下であることを特徴とする還元ペレッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27906398A JP2000109937A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 還元ペレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27906398A JP2000109937A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 還元ペレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109937A true JP2000109937A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17605900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27906398A Pending JP2000109937A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 還元ペレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000109937A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008059739A1 (fr) * | 2006-11-16 | 2008-05-22 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Briquette de fer obtenue par moulage à chaud et son procédé de fabrication |
AU2011250873B2 (en) * | 2006-11-16 | 2013-02-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
CN106435162A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏省冶金设计院有限公司 | 一种硫铁矿制备脱硫石膏的系统和方法 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP27906398A patent/JP2000109937A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008059739A1 (fr) * | 2006-11-16 | 2008-05-22 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Briquette de fer obtenue par moulage à chaud et son procédé de fabrication |
JP2008127580A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Kobe Steel Ltd | ホットブリケットアイアンおよびその製造方法 |
KR101054136B1 (ko) | 2006-11-16 | 2011-08-03 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 핫 브리켓 아이언 및 그 제조 방법 |
AU2011250873B2 (en) * | 2006-11-16 | 2013-02-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Briquette iron by hot molding and process for producing the same |
US8404017B2 (en) | 2006-11-16 | 2013-03-26 | Kobe Steel, Ltd. | Hot briquette iron and method for producing the same |
CN106435162A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏省冶金设计院有限公司 | 一种硫铁矿制备脱硫石膏的系统和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5730775A (en) | Method for rapid reduction of iron oxide in a rotary hearth furnace | |
KR100411832B1 (ko) | 철산화물을가진철-함유물질로부터원소철을회수하는방법 | |
BRPI0816359B1 (pt) | Método de produção de um molde de ferro reduzido e método de produção de ferro-gusa | |
US3386816A (en) | Agglomeration of iron oxide material | |
CN101660866A (zh) | 用于处理金属氧化物材料的转底炉 | |
CA2030083A1 (en) | Method and apparatus for direct reduction of metal oxides | |
US3068091A (en) | Process for the direct reduction of oxidic ores | |
JP3738886B2 (ja) | 金属酸化物を還元するための一対の直線移動炉 | |
US6312501B1 (en) | Method of producing reduced iron and production facilities therefor | |
JP4499306B2 (ja) | ロータリーキルンを用いた亜鉛含有酸化鉄の脱亜鉛方法 | |
JP2000109937A (ja) | 還元ペレット | |
JP2002194412A (ja) | 還元鉄の製造方法、還元鉄の冷却装置、及び、溶融鉄の製造方法 | |
JP4130629B2 (ja) | 高温金属回収プロセス | |
JP3732132B2 (ja) | 回転炉床式還元炉の操業方法 | |
CN211689180U (zh) | 一种微波转底炉氯化提金装置 | |
US4266967A (en) | Process for producing metallized pellets from raw pellets by controlling distribution of temperature in a rotary kiln | |
JPH1112619A (ja) | 還元鉄の製造方法 | |
JPS5918452B2 (ja) | 粉粒状鉱石からの溶融金属製造方法 | |
JP2002285213A (ja) | 金属含有物からの還元金属の製造方法 | |
JPH1129806A (ja) | 溶銑製造方法 | |
JPH11248358A (ja) | 金属還元処理装置 | |
CN117404914B (zh) | 一种直接还原制备铁合金的冶炼装置及方法 | |
JP3451901B2 (ja) | 移動型炉床炉の操業方法 | |
JPH1161217A (ja) | 還元鉄製造方法および装置 | |
JP2001254114A (ja) | 回転床炉 |