JP2008126057A - 組立式棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、多段に積み重ねられる棚板を容易に組立及び分離することができるばかりでなく、組み立てられた棚の形態を安定的に保持することが可能な組立式棚を提供する。
【解決手段】本発明による組立式棚は、上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、上下方向に複数積み重ねられる棚板と、前記各棚板の締結部間に立設され、上下方向に貫通された中空形状の支柱と、前記各支柱の上端及びその支柱の上側に位置する棚板の締結部の下端に組み合わされることで相互間を連結し、上端に螺旋部を有している上側連結部材と、前記各支柱の下端及びその支柱の下側に位置する棚板の締結部上端に組み合わされることで相互間を連結し、下端には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合するための螺旋部が形成されている下側連結部材と、を含む。
【選択図】図2
【解決手段】本発明による組立式棚は、上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、上下方向に複数積み重ねられる棚板と、前記各棚板の締結部間に立設され、上下方向に貫通された中空形状の支柱と、前記各支柱の上端及びその支柱の上側に位置する棚板の締結部の下端に組み合わされることで相互間を連結し、上端に螺旋部を有している上側連結部材と、前記各支柱の下端及びその支柱の下側に位置する棚板の締結部上端に組み合わされることで相互間を連結し、下端には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合するための螺旋部が形成されている下側連結部材と、を含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、組立式棚に関するものであって、より詳しくは、複数の棚板を容易に積み重ねることができ、該積み重ねた棚板が安定的にその位置を保持することができるようにした組立式棚に関する。
一般に、組立式棚は、所定形態を有する格子状の棚板、所謂ワイヤシェルフなどを上下方向に多段に積み重ね、前記棚板の縁部を垂直に配設される支柱に溶接させるか、あるいは下側連結部材を用いて棚板と支柱とを連結するという方式から構成する。
このように構成した棚は、ダイニングルームやお風呂など必要となる場所に置き、比較的に小さな物品を収納するために用いられる。また、この棚は、安価で容易に買うことができるため、多目的な種々の用途に広く用いることができる。
しかしながら、従来技術による棚は、棚板と支柱とが一体形に構成され、使用者の任意により棚板の段数を調節することができなかった問題があった。また、棚板と支柱とが一体になっていないものであっても、その組み合わせ構造が複雑であり、手間がかかるという問題もあった。
本発明は、かかる従来技術等に鑑みてなされたものであり、その目的は、棚板と支柱との組合せ方式を改善することによって、棚板を容易に多段に積み重ねることが可能となるばかりでなく、物品を収納した場合でも多段の棚板を安定的に保つことができる組立式棚を提供することにある。
前述した本発明の目的は、上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、上下方向に複数積み重ねられる棚板と、前記各棚板の締結部間に配され、上下方向に貫通された中空形状の支柱と、前記各支柱の上端及びその支柱の上側に位置する棚板の締結部の下端に組み合わせられることで相互間を連結し、上端に螺旋部が形成された上側連結部材と、前記各支柱の下端及びその支柱の下側に位置する棚板の締結部上端に組み合わせられることで相互間を連結し、下端には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合する螺旋部が備えられる下側連結部材と、を含む組立式棚により達成される。
また、本発明の目的は、上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、上下方向に複数積み重ねられる棚板と、前記複数枚の棚板間に配され、下端が前記締結部の上端に嵌め込まれると共に、上端が前記締結部の下端に嵌め込まれる支柱とを含めるが、前記支柱は外周面に所定間隔で前記締結部の内径より大径の上側突起部及び下側突起部を備え、前記上側突起部は支柱の上側に位置した棚板の締結部下端に引っ掛かり、前記下側突起部は、前記支柱の下側に位置した前記締結部の上端に引っ掛かる組立式棚により達成される。
さらに、本発明の目的は、上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、且つ上下方向に複数積み重ねられる棚板と、前記複数枚の棚板間に配され、上側に位置した棚板の締結部下端に上端が挿入されると共に、下側に位置した棚板の締結部の上端に下端が挿入される中空形状の支柱と、前記各支柱の上端に挿入される結合部が備えられ、この結合部の内部には螺旋部が形成されている上側連結部材と、前記各支柱の下端に挿入される結合部が備えられ、この結合部の下部には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合するように螺旋部が備えられている下側連結部材と、を含む組立式棚により達成される。
以上で述べたように、本発明の組立式棚によれば、多段に積み重ねられる棚板を簡単かつ容易に組立及び分解することができるばかりでなく、各支柱及び/又は連結部材により組み立てられた棚板の形態を安定的に維持することができるという利点がある。
以下では、本発明による組立式棚の実施例を添付図面に基づいてより詳しく説明する。図1は、本発明による組立式棚の第1実施例を示した斜視図であり、図2は、図1の分解斜視図である。
本実施例について詳述するにあたり、本実施例による組立式棚は、図1及び図2には棚板の形態が矩形状からなり、棚板が4段に積み重ねられ、支柱が棚板の前後左右の四隅部に四本設けられているものとなっているが、積み重ねられた棚板の形態と枚数及び支柱の本数は、当業者であれば適宜に調整可能であることは勿論である。
本実施例による組立式棚は、図1及び図2に示された如く、上下方向に複数枚積み重ねられ、二つ以上の締結部11が形成された棚板10と、前記それぞれの棚板10間に配される支柱20と、各支柱20の上端及びその支柱20の上側に位置した棚板10の締結部11の下端に嵌め込まれる上側連結部材30と、前記支柱20の下端及びその支柱20の下側に位置した棚板の締結部11の上端に嵌め込まれる下側連結部材40とを含めて構成される。
前記棚板10は、上面が開放されていることから、物品を収納するに便利であると共に、下部面はステンレススチールのように腐食しにくい金属製からなり、横方向支持部12と縦方向支持部13とから構成して全体的に格子状となるようにした。
また、前記棚板10の縁には上下に上部フレーム14と下部フレーム15とを配置し、前記上部フレーム14と下部フレーム15との間に支持フレーム16を設けることによって、棚板10の全体的な形状が安定的に保持されることが可能となるようにすると共に、収納物品が外に容易に離脱することがないように構成した。
一方、前記棚板10の前後左右方向の四隅部には締結部11を設け、前記支柱20に連結されるようになっているが、前記締結部11は上下方向に穴があけられている管状に構成した。
そして、前記棚板10は、複数枚積み重ねられる際、図1及び図2に示されたように、その積み重ね位置によって、つまり最下端に位置した棚板と、中間に位置した棚板と、最下端に位置した棚板との模様を一定部分変更し得ることは勿論である。
前記支柱は、いずれかの一つの棚板の締結部と積み重ねられる他の棚板の締結部との間に位置し、上下方向にその内部が貫通されている中空体からなる。
前記上側連結部材30は、支柱を各棚板の締結部下端につなげるためのものであって、その中央外周面には前記支柱20と前記締結部11の内径より大径の係止部31が形成されていることから、前記上側連結部材30が前記支柱20と締結部11の中に完全に挿入されて埋没されることを防止する。
即ち、前記上側連結部材30は、係止部31を基準として上側に位置した棚板10の締結部11内部に挿入される上側結合部32と、下側に位置した支柱に挿入される下側結合部33とに分けられる。
ここで、さらに望ましくは、係止部31の直径を前記支柱20の外径と同じ大きさで構成することから、係止部31が外方へ露出された場合でも全体的に滑らかな形態を保持することが可能となる。
そして、前記上側結合部32の内周面にはその上側に積み重ねられる下側連結部材40の螺旋部に螺合されるように螺旋部32a、即ち螺旋状の溝が形成されている。
前記下側連結部材40は、支柱20を各棚板10の締結部11の上端につなげるためのものであって、その上端には上側に位置した支柱20内へ挿入される上側結合部42が設けられ、下端には、下側に位置した棚板10の締結部11に挿入される下側結合部43が形成され、且つ中央には前記支柱20と締結部11の内径より大径の係止部41を形成することによって、下側連結部材40が前記支柱20と締結部11の中に完全に挿入されて埋没されることを防止する。したがって、支柱20に隣接した他の支柱20間に下側連結部材40を嵌めると、係止部41が外部へ露出される。
この時、前記下側連結部材40の係止部41も前記上側連結部材30に形成の係止部31と同様に、支柱20の外径と同じ大きさに構成し、支柱20を複数本つなげた場合にも、支柱と支柱との間が滑らかに保たれるようにすることが好ましい。
そして、前記下側結合部43の下端には、その下側に位置した上側連結部材30の螺旋部32aに螺合されるように螺旋部43a、即ち螺旋状の突起が形成される。
一方、複数枚積み重ねられる棚板のうち最も上側に配される棚板の締結部11の上端には上端カバー50が装着されるが、前記上端カバー50は、その下側に螺旋部52、即ち螺旋突起が形成され、前記上側連結部材30の上側に形成の螺旋部32aに螺合される。
もちろん、前記上端カバー50の頭部51は、前記締結部11の内径より大きく、前記締結部11の外径とは同じ大きさの直径からなり、前記締結部11内部へ挿入されて埋没されることを防止することが好ましい。
また、多段に積み重ねられる複数枚の棚板のうち最下段に配される棚板の締結部11の下端には下端カバー60が装着されるが、前記下端カバー60は、最下側に位置した棚板10の締結部11に挿入される挿入部61を持ち、且つ、この挿入部61の下端には前記締結部11の内径より大径の係止部62が段差により形成され、前記下端カバー60全体が前記締結部11の中に挿入されて埋没されることを防止した。
この際、前記挿入部61と係止部62の内部にはそれぞれ下側連結部材40の螺旋部43aと支柱受け部材70の螺旋部72とそれぞれ螺合されるように螺旋部61a、62a、即ち螺旋状の溝が備えられている。
そして、前記下端カバー60の下側には支柱受け部材70が装着されるが、前記支柱受け部材70は前記下端カバー60より大きい直径を持つ胴体部71と、前記胴体部71の上端に形成の螺旋部72とからなる。
前記胴体部71は、底面が平らな形態からなり、前記棚板10を安定的に保持することができるようにした。さらに、前記胴体部71は、合成ゴムなどのような材質からなり、滑る恐れをなくすことができる。
前記螺旋部72は、前記下端カバー60の係止部62の内周面に形成の螺旋部62aに締め付けられる。よって、本発明の組立式棚を置く場所が平らではない場合には、その屈曲に応じて支柱受け部材70の螺旋部72をねじ込んだり、あるいは緩ませたりすることによって、組立式棚の高さが調整可能となる。
前述したように構成された本実施例による組立式棚の組立過程を図1及び図2に基づいて述べる。但し、積み重ねられる棚板の枚数にかかわらず、その組立過程は同様であるから、ここでは棚板が2段に積み重ねられた場合のみを例に挙げて詳述する。
先ず、下段に置かれる棚板10の締結部11の下端に下端カバー60を嵌め込んでから、下側連結部材40を締結部11の上端に嵌め込む。それから、支柱受け部材70の螺旋部72を下端カバー60の螺旋部62aに螺合し、前記下端カバー60を締結部11の下端に挿入し、その上側に組み合わされる下側連結部材40の螺旋部43aに螺合するようにする。
次いで、支柱20の下端を下側連結部材40の上端に嵌め込んで、上側連結部材30の下端を支柱20の上端に嵌め込む。
このようにして、上側連結部材30が支柱20の上端に嵌め込まれると、上側に配されるはずの棚板の締結部11に上側連結部材30の螺旋部32aが挿入されることになる。
次いで、上端カバー50を上方に配される棚板の締結部11の上端に嵌め込んで、前記上端カバー50を回転させることで、下側に形成の螺旋部52が前記上側連結部材30の螺旋部32aに締め付けられることになる。
一方、前記各支柱20の上端と下端とに上側連結部材30及び下側連結部材40を先に結合固定させた後、その支柱20を棚板10に締結することも可能である。
図3及び図4に図示の組立式棚は、本発明の第2実施例を示したものであって、本実施例の組立式棚は、上下方向に複数枚積み重ねられ、外側縁に二つ以上の締結部11が備えられている棚板10と、前記複数枚の棚板10間に配され、下端が前記締結部11の上端に嵌め合わされると共に、上端が前記締結部11の下端に嵌められる支柱20とを含めて構成される。
図3と図4に図示の組立式棚板において、図1及び図2に示された構成要素と同じ構成要素は、図1及び図2に示された図面符号と同じ符号を付した。
前記棚板10に関する構成は、図1及び図2に示された棚板とその構成において多くの違いがないから、ここでは棚板10に対する説明は略する。
前記支柱20は、上下方向に貫通されたパイプ状の部材として、図1及び図2と同じく棚板の四隅部付近に四本設けられていると示されているが、これは上述したように、当業者であれば容易に変更し得る事項に過ぎない。
一方、前記支柱20には、外周面に所定間隔で前記締結部11の内径より大径の上側突起部21、及び下側突起部22が形成され、これにより前記上側突起21の上方には棚板10の締結部11の下端と組み合わされる上側結合部23が設けられ、下側突起部22の下方には棚板10の締結部11の上端に組み合わされる下側結合部24が設けられている。
前記上側突起部21、及び下側突起部22は、前記支柱20を上下方向に圧縮させることで形成したものであって、その直径は前記締結部11の外径と同一のものが好ましい。
前記上側突起部21は、積み重ねられる棚板のうち上側に位置した棚板の締結部11の下端に引っ掛かることになると共に、前記下側突起部22は、積み重ねられる棚板のうち下側に位置した棚板の締結部11の上端に引っ掛かることになる。
一方、複数積み重ねられた棚板のうち最上側に配される棚板の締結部11の上端には上端カバー50´が装着されるが、その上側には、前記締結部11の内径よりは大きく、前記締結部11の外径とは同じ大きさの直径からなる頭部51´が構成され、前記上端カバー50´全体が前記締結部11の内部へ挿入されて埋没されることを防止することが好ましい。
但し、図3及び図4に図示の上端カバーは、図1及び図2に図示の上端カバーとは少し異なるが、それは上端カバー50´の下側52´に螺旋部が刻設されていないという点である。
また、複数積み重ねられている棚板のうち最下側に配される棚板の締結部11の下端には支持脚80が装着される。前記支持脚80は前記締結部11に引っ掛かるように中央側に環状突起81を備えていることから、前記支持脚80全体が前記締結部11内へ挿入されて埋没されることを防止した。
そして、前記支持脚80の下側には、床面上での滑りを防止することが可能となるように合成樹脂からなる滑り止め部材84が組み合わせられている。
説明されていない符号82と83は、それぞれ最下側棚板の締結部下端へ挿入される上側結合部と、滑り止め部材に挿入される下側結合部である。
図5及び図6に示された組立式棚板は、本発明の第3実施例を示したものであって、本実施例の組立式棚は、上下方向に複数積み重ねられ、外側縁に二つ以上の締結部11が形成されている棚板10と、前記複数枚の棚板10間に配され、下端が前記締結部11の上端に嵌め合わされると共に、上端が前記締結部11の下端に嵌められる支柱20とを含めて構成される。
図5と図6に図示の組立式棚において、図1ないし図4に示された構成要素と同じ構成に対しては同一図面符号を付した。
前記支柱20は、上下方向に貫通されたパイプ状の部材として、棚板の四隅付近に四本設けられているが、これは上述したように当業者であれば容易に変更することができる程度のものに過ぎない。
一方、前記支柱20には、外周面に所定間隔で前記締結部11の内径より大径の上側突起部21、及び下側突起部22が形成され、前記上側突起部21、及び下側突起部22は、前記支柱20を上下方向に圧縮して形成させたものであって、その直径は、前記締結部11の外径と同一のものが好ましい。
前記上側突起部21は、積み重ねられる棚板のうち上側に位置した棚板の締結部11の下端に引っ掛かることになり、前記下側突起部22は、積み重ねられる棚板のうち下側に位置した棚板の締結部11の上端に引っ掛かることになる。
一方、前記各支柱20の上端には上側連結部材30´が挿入されて結合され、且つ、各支柱20の下端には下側連結部材40´が挿入されて結合される。
前記上側連結部材30´は、支柱20の内径に対応する外径の結合部31´を備え、前記結合部31´の内部には螺旋状の溝からなる螺旋部31a´が形成されている。そして、前記結合部31´の上端には上側連結部30´全体が支柱20の内部へ挿入されて埋没されることを防止するためのフランジ部32´が外方へ所定長さ程突き出されるように形成され、且つ、このフランジ部32´は前記支柱20の外径と同じ直径からなることが好ましい。
同様に、前記下側連結部材40´は、支柱の内径に対応する外径の結合部41´を備え、結合部41´の下方には螺旋突起からなる螺旋部41a´が形成されている。そして、前記下側連結部材40´と螺旋部41a´との間には下側連結部材40´全体が支柱20の内部へ挿入されて埋没されることを防止するためのフランジ部42´が外方へ所定長さ程突き出されるように形成され、且つ、このフランジ部42´は前記支柱20の外径と同じ直径からなることが好ましい。
したがって、上側連結部材30´と下側連結部材40´とは、支柱20の上部と下部とにそれぞれ挿入されることで組み合わせられ、それぞれの外周面に接着剤などを塗布して支柱に取り付けられるようにすることも可能である。この際、上側連結部材30´と下側連結部材40´とは、それぞれのフランジ部32´、42´により支柱20の内部へ完全に挿入されることが防がれる。
このように組み立てられた支柱20を棚板10の締結部11に挿入した後、前記棚板の上側又は下側に配された他の棚板の締結部に挿入される支柱と互いに結合されることによって、棚板の積層組立を実施することができる。
即ち、各支柱20の上部に組み合わせられる上側連結部材30´は、上側に積み重ねられる棚板10の締結部11を通過した支柱の下側連結部材40´に螺合し、支柱20の下部に結合される下側連結部材40´は、下側に位置する棚板の締結部を通過した支柱の上側連結部材30´と螺合することによって、棚板の積み重ね組立が行われる。
最後に、最上側に位置した棚板及び最下側に位置した棚板の締結部にはそれぞれ上端カバー50及び下端カバー60が螺合することによって、棚板の組立が完了する。
図7は、本発明の組立式棚の第4実施例を示したものであって、上下方向に複数積み重ねられ、外周縁に二つ以上の締結部11が形成された棚板10と、前記複数枚の棚板10間に配され、下端が前記締結部11の上端に嵌め込まれると共に、上端が前記締結部11の下端に嵌め込まれる支柱20とを含めるというのは、第1実施例ないし第3実施例と大同小異である。
この際、前記積み重ねられた棚板10のうち最下側に配された棚板10の締結部11には第1実施例のように下端カバー60が組み合わされ、且つ、この下端カバー60の下側にはキャスター組立体90が組み合わされる。
前記キャスター組立体90は、通常、キャスター91が回転軸(図示せず)によりキャスターブラケット92に回転可能に組み合わせられるように構成され、前記キャスターブラケット92の上側には螺旋部93が上向きに突出形成され、前記下端カバー60の係止部62内部にはキャスターブラケット92の螺旋部93が螺合されるように螺旋部62aが備えられている。
したがって、使用者の必要に応じて前記キャスター組立体90を下端カバー80に選択的に装着又は分離することができる。
その上、組立式棚の位置固定のために、前記キャスターブラケット92の一側にはキャスター91の転動を抑えるストッパー94が所定角度回動可能にヒンジ(図示せず)結合されることが好ましい。
この際、前記ストッパー94は、その一端が地面に接触することで、組立式棚全体を堅固に支持することが可能となるように構成することも可能であり、又はキャスター91に直接接触し、キャスター91の転動を防止するように構成することができる。
また、前記ストッパー94は、地面との接触支持力を高めることができるように、全体が合成ゴムなどからなるか、あるいは地面との接触部分のみを合成ゴムから構成することもできる。
一方、本実施例では、キャスター組立体が第1実施例又は第3実施例で述べられた下端カバーの下側に組み合わせられたことを一例に挙げて説明したが、前記キャスター組立体は第2実施例で説明した支持脚80の下部に螺子溝に刻設し、この螺子溝に螺合されるように構成することも可能である。
10 棚板
11 締結部
20 支柱
21 上側突起部
22 下側突起部
30、30´ 連結部材
40、40´ 上側連結部材
50 上端カバー
60 下端カバー
70 支柱受け部材
80 支持脚
90 キャスター部材
11 締結部
20 支柱
21 上側突起部
22 下側突起部
30、30´ 連結部材
40、40´ 上側連結部材
50 上端カバー
60 下端カバー
70 支柱受け部材
80 支持脚
90 キャスター部材
Claims (13)
- 上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、且つ上下方向に複数積み重ねられる棚板と、
前記各棚板の締結部間に配され、上下方向に貫通された中空形状の支柱と、
前記各支柱の上端及びその支柱の上側に位置する棚板の締結部の下端に組み合わせられることで相互間を連結し、上端に螺旋部が備えられた上側連結部材と、
前記各支柱の下端及びその支柱の下側に位置する棚板の締結部の上端に組み合わせられることで相互間を連結し、下端には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合するように螺旋部が備えられた下側連結部材と、を含めて構成されることを特徴とする組立式棚。 - 前記上側連結部材と下側連結部材との中央には、前記支柱と締結部の内径より大径の係止部が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の組立式棚。
- 前記複数枚の棚板のうち最上側に配される棚板の締結部上端には上端カバーが装着され、この上端カバーは、その下方に螺旋部が備えられ、前記上側連結部材の螺旋部に螺合されることを特徴とする請求項1に記載の組立式棚。
- 前記複数枚の棚板のうち最下側に配される棚板の締結部の下端には下端カバーが装着され、この下端カバーの下部には前記締結部の内径より大径の係止部が形成され、この係止部の内部には螺旋部が備えられ、前記下側連結部材の螺旋部と螺合されることを特徴とする請求項1に記載の組立式棚。
- 前記下端カバーの下側には支柱受け部材が装着され、この支柱受け部材は前記下端カバーより大径の胴体部と、この胴体部の上端に形成され、前記係止部の螺旋部に螺合される螺旋部とからなることを特徴とする請求項4に記載の組立式棚。
- 前記下端カバーの下側にはキャスター付きのキャスターブラケットが着脱可能に組み合わせられ、前記キャスターブラケットにはキャスターの転動を抑えるストッパーが備えられることを特徴とする請求項4に記載の組立式棚。
- 上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、且つ上下方向に複数積み重ねられる棚板と、
前記複数枚の棚板間に配され、下端が前記締結部の上端に嵌め込まれると共に、上端が前記締結部の下端に嵌め込まれる支柱とを含み、
前記支柱は、外周面に所定間隔で前記締結部の内径より大径の上側突起部及び下側突起部を備え、前記上側突起部は、支柱の上側に位置した棚板の締結部の下端に引っ掛かり、前記下側突起部は、支柱の下側に位置した前記締結部の上端に引っ掛かることを特徴とする組立式棚。 - 前記上側突起部及び下側突起部は、それぞれ前記支柱を上下方向に圧縮させて形成したものであること特徴とする請求項7に記載の組立式棚。
- 前記積み重ねられる棚板のうち最下側に配される棚板の締結部下端には支持脚が挿入結合され、この支持脚の中央外周面には前記締結部の内径より大径の係止部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の組立式棚。
- 前記支持脚の下側には、キャスター付きのキャスターブラケットが着脱可能に組み合わせられ、前記キャスターブラケットの転動を抑えるためのストッパーが備えられていることを特徴とする請求項9に記載の組立式棚。
- 上面が開放され、外側縁に二つ以上の中空形状の締結部が形成され、且つ上下方向に複数積み重ねられる棚板と、
前記複数枚の棚板間に配され、上側に位置した棚板の締結部の下端に上端が挿入されると共に、下側に位置した棚板の締結部の上端に下端が挿入される中空形状の支柱と、
前記各支柱の上端に挿入される結合部が備えられ、この結合部の内部には螺旋部が形成されている上側連結部材と、
前記各支柱の下端に挿入される結合部が備えられ、この結合部の下部には前記上側連結部材の螺旋部に対応して結合するように螺旋部が備えられている下側連結部材と、を含むことを特徴とする組立式棚。 - 前記上側連結部材の結合部上端には支柱の外径と同じ直径のフランジ部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の組立式棚。
- 前記下側連結部材の結合部と螺旋部上端には支柱の外径と同じ直径のフランジ部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の組立式棚。
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