JP2008125226A - 同期整流型dc−dcコンバータの制御回路、同期整流型dc−dcコンバータ及びその制御方法 - Google Patents

同期整流型dc−dcコンバータの制御回路、同期整流型dc−dcコンバータ及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軽負荷状態や無負荷状態において、出力電圧を降下させ、オーバーシュートの状態が継続することを防ぐことができる同期整流型DC−DCコンバータの制御回路、同期整流型DC−DCコンバータ及びその制御方法を提供する。
【解決手段】誘導素子L1に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子FET1と、誘導素子L1に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子FET2と、を備える同期整流型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aにおいて、同期整流型DC−DCコンバータ10Aの出力電圧VOUTの値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部COMP2と、検出部COMP2の検出結果に基づいて、誘導素子L1に蓄積された電力の放出が完了した後に、第2スイッチング素子FET2を導通状態に維持する制御部COMP1、OR1と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、同期整流型DC−DCコンバータの制御回路、同期整流型DC−DCコンバータ及びその制御方法に関する。
一般に、ノート型コンピュータ等の携帯電子機器には、DC−DCコンバータが用いられている。上記の携帯電子機器においては、当該機器の動作時間を長くするため、DC−DCコンバータの消費電力を低減させることが求められている。
特許文献1には、出力電圧を監視して、負荷に電力を供給することが必要か否かを判断する出力値監視手段と、出力端子に接続されたコイルに流れる電流を監視して、負荷に電力を供給することが必要であるか否かを判断する電流監視手段と、出力値監視手段の監視結果及び電流監視手段の監視結果に基づいて、前記コイルに接続されたスイッチング手段をオン状態又はオフ状態にする制御手段とを備えたDC−DCコンバータが開示されている。
上記のDC−DCコンバータにおいては、出力値監視手段の監視結果に基づいて、負荷に電力を供給することが必要な場合には、制御手段が、スイッチング手段をオン状態にし、負荷に電力を供給する。その際には、制御手段は、出力値監視手段からの出力を受け付けないモードに移る。
スイッチング手段がオン状態になると、上記のDC−DCコンバータにおいては、コイルに流れる電流が増加する。電流監視手段が、コイル電流が第1の電流値に達したことを確認すると、制御手段は、スイッチング手段をオフ状態にし、負荷に電力を供給することを停止する。スイッチング手段がオフ状態になると、コイルに流れる電流が減少する。コイルに流れる電流が第2の電流値に達すると、制御手段は、出力値監視手段からの出力を受け付けるモードに戻り、負荷に電力を供給することが必要か否かを監視する。上記のDC−DCコンバータは、制御手段が、スイッチング手段をオン状態又はオフ状態に制御することにより、一連の電力供給動作を実行する。
上記のDC−DCコンバータにおいては、前記第1及び第2の電流値を変更することができる。そこで、上記のDC−DCコンバータにおいては、第1及び第2の電流値を適宜に設定することにより、電力供給動作のサイクルを所望の値に設定することができ、スイッチング回数を少なくしながら、負荷に必要な電力を供給することができる。したがって、上記のDC−DCコンバータにおいては、スイッチング回数を抑えることにより、電力損失が発生することを抑え、消費電力を低減させることができる。
特開平8−289535号公報
ところで、図4に図示するように、メインスイッチングトランジスタFET1と、同期側スイッチングトランジスタFET2とを備えた同期整流型DC−DCコンバータ100が知られている。同期整流型DC−DCコンバータ100においては、直流入力電圧VINが印加されるメインスイッチングトランジスタFET1を周期的にオンオフさせる。同期整流型DC−DCコンバータ100においては、メインスイッチングトランジスタFET1がオン状態のときに、チョークコイルL1に電力を蓄積すると共に、同期側スイッチングトランジスタFET2をオフ状態にする。また、同期整流型DC−DCコンバータ100においては、メインスイッチングトランジスタFET1がオフ状態のときに、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態にし、チョークコイルL1に蓄積された電力を、負荷に供給している。
さらに、上記の同期整流型DC−DCコンバータ100は、比較器COMP10を備えている。同期整流型DC−DCコンバータ100は、比較器COMP10によって、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧と、接地電圧とを比較している。同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧が、接地電圧よりも高いときは、比較器COMP10が、論理積回路AND10の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。このとき、PWM比較器120によって、論理積ゲート回路AND10の第1入力に、ハイレベルの信号が入力されていても、論理積ゲート回路AND10は、反転出力端子(DL)を介して、ローレベル信号を出力する。これによって、同期側スイッチングトランジスタFET2はオフ状態に維持される。そこで、同期整流型DC−DCコンバータ100においては、図中のI10が流れることを防ぎ、いわゆる逆流を防止することができる。
しかながら、上記の同期整流型DC−DCコンバータ100においては、負荷に電力を供給する状態が、軽負荷状態や無負荷状態に変化すると、電力供給量が過多となることがある。そこで、同期整流型DC−DCコンバータ100においては、出力電圧VOUTが上昇し、オーバーシュートしてしまうことがある。
軽負荷状態や無負荷状態では、負荷の電力消費量が僅かであると共に、リーク電流等も少ない。そこで、上記の同期整流型DC−DCコンバータ100においては、オーバーシュートの状態が継続してしまうことが懸念されていた。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、軽負荷状態や無負荷状態において、出力電圧を降下させ、オーバーシュートの状態が継続することを防ぐことができる同期整流型DC−DCコンバータの制御回路、同期整流型DC−DCコンバータ及びその制御方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータの制御回路及び請求項5の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータは、誘導素子に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子と、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子と、を備える同期整流型DC−DCコンバータの制御回路において、前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータの制御回路及び請求項5の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータによれば、検出部によって、同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることが検出され、誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、第2スイッチング素子を導通状態に維持すると、負荷から誘導素子に向けて電流を流すことができ、前記出力電圧の値を降下させることができる。
請求項9の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータの制御方法は、誘導素子に電力を蓄積する際に第1スイッチング素子を導通させ、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に第2スイッチング素子を導通させる同期整流型DC−DCコンバータの制御方法において、前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項9の発明に係る同期整流型DC−DCコンバータの制御方法によれば、検出ステップによって、同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることが検出され、誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、第2スイッチング素子を導通状態に維持すると、負荷から誘導素子に向けて電流を流すことができ、前記出力電圧の値を降下させることができる。
本発明の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路、同期整流型DC−DCコンバータ及びその制御方法によれば、同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることが検出され、誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、第2スイッチング素子を導通状態に維持すると、負荷から誘導素子に向けて電流を流すことができ、前記出力電圧の値を降下させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1及び図2を参照しつつ説明する。ここでは、本発明の実施形態を、降圧型DC−DCコンバータ10Aを例に挙げて説明する。図1は、降圧型DC−DCコンバータ10Aの回路構成図である。降圧型DC−DCコンバータ10Aは、図示するように、メインスイッチングトランジスタFET1と、同期側スイッチングトランジスタFET2と、チョークコイルL1と、コンデンサC1と、制御回路20Aとを有する。制御回路20Aは、比較器COMP1と、ヒステリシスコンパレータCOMP2とを有する。
メインスイッチングトランジスタFET1のドレインは、入力端子(IN)に接続されている。メインスイッチングトランジスタFET1のドレインには、入力端子(IN)を介し、直流入力電圧VINが印加される。メインスイッチングトランジスタFET1のソースは、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレインに接続されている。同期側スイッチングトランジスタFET2のソースは、グランドに接続されている。同期側スイッチングトランジスタFET2のドレインは、比較器COMP1の反転入力端子に接続されている。一方、同期側スイッチングトランジスタFET2のソースは、比較器COMP1の非反転入力端子に接続されている。
メインスイッチングトランジスタFET1のソースと同期側スイッチングトランジスタFET2のドレインとの接続点には、チョークコイルL1の一端が接続されている。チョークコイルL1の他端は、出力端子(OUT)に接続されている。また、コンデンサC1が、出力端子(OUT)とグランドとの間に接続されている。さらに、ヒステリシスコンパレータCOMP2の非反転入力端子は、出力端子(OUT)に接続されている。ヒステリシスコンパレータCOMP2の反転入力端子には、基準電圧e1が印加されている。なお、基準電圧e1の値は、出力電圧VOUTの目標電圧値+ΔVに設定されている。
ヒステリシスコンパレータCOMP2には、第1閾値電圧及び第2閾値電圧が設定されている。ここでは、第1閾値電圧の電圧値が、目標電圧値+ΔVに設定され、第2閾値電圧の電圧値が、出力電圧VOUTの目標電圧値に設定されている。第1閾値電圧は、出力電圧VOUTの立ち上がり傾斜に対する閾値として用いられ、第2閾値電圧は、出力電圧VOUTの立ち下がり傾斜に対する閾値として用いられる。第1閾値電圧は、本発明の第1比較電圧に相当し、第2閾値電圧は、本発明の第2比較電圧に相当する。
制御回路20Aは、本発明の制御回路に相当する。制御回路20Aは、上述した比較器COMP1及びヒステリシスコンパレータCOMP2に加えて、誤差増幅器ERA1と、発振回路30と、PWM比較器40と、論理積ゲート回路AND1と、論理和ゲート回路OR1とを有する。
誤差増幅器ERA1の反転入力端子には、制御回路20Aの入力端子(IN1)を介し、抵抗R1と抵抗R2との接続点が接続されている。前記反転入力端子には、出力電圧VOUTを抵抗R1と抵抗R2とによって分圧した電圧V1が印加される。
また、誤差増幅器ERA1の非反転入力端子には、基準電圧e2が印加されている。基準電圧e2の値は、出力電圧VOUTの値が目標電圧値であるときに、前記反転入力端子に印加される電圧V1の値と同じ値に設定されている。誤差増幅器ERA1の出力端子(N1)は、制御回路20Aの端子(FB1)に接続されている。さらに、端子(FB1)と入力端子(IN1)との間には、帰還コンデンサC2と帰還抵抗R3とが直列に接続されている。
発振回路30は、起動停止回路31及び三角波発振器32を有する。起動停止回路31には、制御回路20Aの入力端子(IN2)を介し、起動制御信号ON/OFFが入力される。ここでは、起動停止回路31は、起動制御信号ON/OFFに応じて制御回路20Aに電源を供給する内部電源回路によって構成されている。三角波発振器32は、例えば、OPアンプ、抵抗、コンデンサ等を用いて構成される。発振回路30は、三角波信号VSを出力する。三角波信号VSは、一定の電圧値の範囲(ここでは、1.0V〜2.0V)で振幅する。
PWM比較器40は、プラス側入力端子(+)及びマイナス側入力端子(−)を有する。プラス側入力端子(+)は、誤差増幅器ERA1の出力端子(N1)に接続されている。マイナス側入力端子(−)は、三角波発振器32に接続されている。
PWM比較器40の出力端子(Q)は、制御回路20Aの非反転入力端子(DH)を介し、メインスイッチングトランジスタFET1のゲートに接続されている。PWM比較器40の出力端子(*Q)は、論理積ゲート回路AND1の第1入力に接続されている。論理積ゲート回路AND1の出力は、反転出力端子(DL)を介し、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに接続されている。
論理積ゲート回路AND1の第2入力には、論理和ゲート回路OR1の出力が接続されている。論理和ゲート回路OR1の第1入力は、比較器COMP1の出力端子(N2)に接続され、論理和ゲート回路OR1の第2入力は、ヒステリシスコンパレータCOMP2の出力端子(N3)に接続されている。
次に、降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法を説明する。降圧型DC−DCコンバータ10Aは、メインスイッチングトランジスタFET1及び同期側スイッチングトランジスタFET2を交互にオンオフ制御することにより、出力電圧VOUTを、出力端子(OUT)に接続される負荷回路に供給する。本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aでは、一周期に対するPWM信号のオン時間TONの比(デューティー比)を変化させることにより、直流入力電圧VINに対し、出力電圧VOUTを目標電圧値に制御することができる。
直流入力電圧VINと出力電圧VOUTとの関係は、下記の数式のように表される。
VOUT={TON/(TON+TOFF)}×VIN
ここで、TON/(TON+TOFF):デューティー比
誤差増幅器ERA1は、前記電圧V1と基準電圧e2とを比較し、誤差増幅器出力電圧VOPを、PWM比較器40に出力する。誤差増幅器出力電圧VOPは、基準電圧e2に対して電圧V1を誤差増幅したものである。また、三角波発信器32は、前記三角波信号VSを、PWM比較器40に出力する。
PWM比較器40のプラス側入力端子(+)には、誤差増幅器出力電圧VOPが入力され、PWM比較器40のマイナス側入力端子(−)には、三角波信号VSが入力される。PWM比較器40は、誤差増幅器出力電圧VOPと三角波信号VSの電圧値とを比較する。
誤差増幅器出力電圧VOPが、三角波信号VSの電圧値よりも高い場合には、PWM比較器40は、出力端子(Q)から、ハイレベルのPWM信号を出力する。このとき、PWM比較器40は、出力端子(*Q)から、ローレベルの反転PWM信号を出力する。
これに対し、誤差増幅器出力電圧VOPが、三角波信号VSの電圧値よりも低い場合には、PWM比較器40は、出力端子(Q)から、ローレベルのPWM信号を出力する。このとき、PWM比較器40は、出力端子(*Q)から、ハイレベルの反転PWM信号を出力する。
電圧V1が基準電圧e2に比べて低い場合には、誤差増幅器出力電圧VOPが上昇し、PWM信号がハイレベルになる期間(TON)が長くなる。これによって、前記デューティ比が大きくなり、出力電圧VOUTが上昇する。これに対し、電圧V1が基準電圧e2に比べて高い場合には、誤差増幅器出力電圧VOPは下降し、PWM信号がローレベルになる期間(TOFF)が長くなる。これによって、前記デューティ比が小さくなり、出力電圧VOUTが下降する。
PWM信号は、非反転出力端子(DH)を介してメインスイッチングトランジスタFET1のゲートに入力される。PWM信号がハイレベルの場合には、メインスイッチングトランジスタFET1はオン状態になり、電流I1が流れる。これによって、チョークコイルL1に電力が蓄積される。なお、メインスイッチングトランジスタFET1は、チョークコイルL1に電力を蓄積するときにオン状態になるから、本発明の第1スイッチング素子に相当する。
メインスイッチングトランジスタFET1がオン状態になると、チョークコイルL1の前記入力端子(IN)側の電圧値が、直流入力電圧VINの電圧値まで上昇する。このため、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧が、接地電圧よりも上昇する。これにより、比較器COMP1は、論理和ゲート回路OR1の第1入力に、ローレベルの信号を出力する。出力電圧VOUTの値が、前記第1閾値電圧の値を超えていない場合には、ヒステリシスコンパレータCOMP2は、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。
論理和ゲート回路OR1は、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。このとき、PWM比較器40によって、論理積ゲート回路AND1の第1入力に、ローレベルの反転PWM信号が入力されると、論理積ゲート回路AND1は、前記反転出力端子(DL)を介し、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ローレベルの信号を出力する。これによって、同期側スイッチングトランジスタFET2は、オフ状態になる。
PWM信号が、ハイレベルからローレベルに反転した場合には、メインスイッチングトランジスタFET1が、オフ状態になる。同期側スイッチングトランジスタFET2のボディダイオードがオン状態になり、グランドからチョークコイルL1に向けて、電流が流れる。これにより、比較器COMP1の出力信号がハイレベルに反転し、論理和ゲート回路OR1が、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力する。このとき、PWM比較器40によって、論理積ゲート回路AND1の第1入力には、ハイレベルの信号が入力されている。論理積ゲート回路AND1は、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ハイレベルの信号を出力する。これにより、同期側スイッチングトランジスタFET2は、オン状態になる。
同期側スイッチングトランジスタFET2がオン状態になると、該トランジスタFET2を介し、グランドからチョークコイルL1に向けた電流経路が形成される。これによって、チョークコイルL1に蓄積された電力が、出力端子(OUT)を介し、負荷回路に供給される。なお、同期側スイッチングトランジスタFET2は、チョークコイルL1に蓄積された電力を負荷回路に供給するときにオン状態になるから、本発明の第2スイッチング素子に相当する。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aにおいては、負荷回路に電力を供給する状態が、軽負荷状態や無負荷状態に変化すると、次のように動作する。図2に図示するように、時刻t1において、軽負荷状態や無負荷状態に変化すると、供給過多となった電力が、コンデンサC1に蓄積されることにより、出力電圧VOUTが上昇する。その後、時刻t2において、出力電圧VOUTの値が、ヒステリシスコンパレータCOMP2の第1閾値電圧e1の電圧値を超えると、ヒステリシスコンパレータCOMP2は、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力する。
比較器COMP1は、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧の値が、接地電圧の値よりも高いことを検出すると、論理和ゲート回路OR1の第1入力に、ローレベルの信号を出力し、電流I2が流れていることを検出している。論理和ゲート回路OR1の第1入力に、ローレベルの信号が入力されている場合であっても、論理和ゲート回路OR1の第1入力に、ハイレベルの信号が入力されている場合には、論理和ゲート回路OR1は、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力する。
上述したように、出力電圧VOUTの値が上昇すると、時刻t2においては、前記電圧V1の値が、基準電圧e2の値を超えている。これにより、誤差増幅器出力電圧VOPが下降し、PWM信号がローレベルになる期間(TOFF)が長くなると共に、反転PWM信号がハイレベルになる期間が長くなる。
PWM比較器40が、論理積ゲート回路AND1の第1入力に、ハイレベルの反転PWM信号を出力すると、論理積ゲート回路AND1は、同期側スイッチングトランジスタFET2に、ハイレベルの信号を出力する。これによって、同期側スイッチングトランジスタFET2がオン状態になる。この場合には、電流I1が流れ、チョークコイルL1に蓄えられた電力が、出力端子(OUT)を介し、負荷回路に供給される。同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態が継続すると、チョークコイルL1が電力を放出した後には、出力端子(OUT)から、主としてチョークコイルL1に向けて、電流I2が流れる。
本実施形態では、時刻t3において、電流I2が流れ始める。これにより、図2に図示するように、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値VBに向けて降下する。その後、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値VBを下回ると、ヒステリシスコンパレータCOMP2は、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。このとき、論理和ゲート回路ORの第1入力には、比較器COMP1によって、ローレベルの信号が入力されている。
続いて、論理和ゲート回路OR1は、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。そこで、論理積ゲート回路AND1は、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ローレベルの信号を出力する。これにより、同期側スイッチングトランジスタFET2がオフ状態になる。
その後は、上述したように、誤差増幅器出力電圧VOPに応じ、PWM比較器40が、メインスイッチングトランジスタFET1及び同期側スイッチングトランジスタFET2を、交互にオンオフ制御する。これにより、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値VBになるように制御される。
本実施形態では、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって、出力電圧VOUTの値と第1閾値電圧e1の電圧値とが比較され、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値+ΔVとなっているか否かを検出している。したがって、ヒステリシスコンパレータCOMP2は、本発明の検出部に相当する。また、出力電圧VOUTの値と第1閾値電圧e1の電圧値とが比較され、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値+ΔVとなっているか否かを検出することは、本発明の検出ステップに相当する。
本実施形態では、比較器COMP1によって、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧の値が、接地電圧の値よりも高いことを検出することにより、電流I2(逆流)が流れていることを検出している。したがって、比較器COMP1は、本発明の逆流検知部に相当する。また、同期側スイッチングトランジスタFET2のドレイン電圧の値が、接地電圧の値よりも高いことを検出することにより、電流I2(逆流)が流れていることを検出することは、本発明の逆流検知ステップに相当する。
本実施形態では、比較器COMP1の出力信号及びヒステリシスコンパレータCOMP2の出力信号が、論理和ゲート回路OR1に入力されている。さらに、本実施形態では、論理和ゲート回路OR1によって、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ハイレベルの信号が入力されると共に、PWM比較器40によって、論理積ゲート回路AND1の第1入力に、ハイレベルの信号が入力されると、論理積ゲート回路AND1が、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ハイレベルの信号を出力する。したがって、論理和ゲート回路OR1及び論理積ゲート回路AND1は、前記トランジスタFET2をオン状態にするハイレベルの信号を出力しており、本発明の信号出力部に相当する。また、論理和ゲート回路OR1及び論理積ゲート回路AND1によって、前記トランジスタFET2をオン状態にするハイレベルの信号を出力することは、本発明の信号出力ステップに相当する。
上述したように、論理和ゲート回路OR1及び論理積ゲート回路AND1は、チョークコイルL1に蓄積された電力やコンデンサC1に蓄積された電力を放出した後も、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を継続させている。したがって、論理和ゲート回路OR1及び論理積ゲート回路AND1は、本発明の制御部に相当する。また、チョークコイルL1に蓄積された電力やコンデンサC1に蓄積された電力を放出した後も、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を継続させことは、本発明の制御ステップに相当する。
<実施形態1の効果>
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を継続させると、チョークコイルL1に蓄積された電力やコンデンサC1に蓄積された電力が、出力端子(OUT)を介し、負荷回路に供給され、時刻t2において、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値(目標電圧値+ΔV)に達したことが検出される。その後、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aでは、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態が継続され、チョークコイルL1が電力を放出した後には、出力端子(OUT)から、主としてチョークコイルL1に向けて、電流I2を流すことができる。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、時刻t3以降においては、出力電圧VOUTの値を降下させることができ、オーバーシュートの状態が継続することを防ぐことができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を継続させると、チョークコイルL1に蓄積された電力やコンデンサC1に蓄積された電力が、出力端子(OUT)を介し、負荷回路に供給され、時刻t2において、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値(目標電圧値+ΔV)に達したことが検出される。その後、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態が継続され、チョークコイルL1が電力を放出した後には、出力端子(OUT)から、主としてチョークコイルL1に向けて、電流I2を流すことができる。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、時刻t3以降においては、出力電圧VOUTの値を降下させることができ、オーバーシュートの状態が継続することを防ぐことができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aでは、ヒステリシスコンパレータCOMP2の第1閾値電圧e1の電圧値を、目標電圧値+ΔVに設定すると共に、前記コンパレータCOMP2の第2閾値電圧の電圧値を、目標電圧値VBに設定している。これにより、降圧型DC−DCコンバータ10Aの出力電圧VOUTが上昇する場合には、出力電圧VOUTの値が第1閾値電圧e1の電圧値よりも低いときに、ヒステリシスコンパレータCOMP2がローレベルの信号を出力し、出力電圧VOUTの値が第1閾値電圧e1の電圧値よりも高いときに、前記コンパレータCOMP2がハイレベルの信号を出力する。本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって、出力電圧VOUTの値を、第1閾値電圧e1の電圧値と比較することができ、出力電圧VOUTの値が目標電圧値を超えて、オーバーシュートの状態にあるか否かを検出することができる。また、降圧型DC−DCコンバータ10Aの出力電圧VOUTが下降する場合には、出力電圧VOUTの値が第2閾値電圧の電圧値よりも低いときに、ヒステリシスコンパレータCOMP2がローレベルの信号を出力する。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、出力電圧VOUTにノイズが重畳されている場合であっても、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値と第2閾値電圧の電圧値(目標電圧値VB)との間では、ヒステリシスコンパレータCOMP2の出力信号のチャタリングを防ぐことができる。したがって、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、ヒステリシスコンパレータCOMP2の出力信号が変動することを抑えることができ、ヒステリシスコンパレータCOMP2の電圧比較結果を安定させることができる。
加えて、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、第2閾値電圧の電圧値を、目標電圧値VBに設定し、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって、出力電圧VOUTの値が目標電圧値VBを下回ったことを検出した時点で、制御回路20Aの論理積ゲート回路AND1によって、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ローレベルの信号を出力する。これにより、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態が継続することを解除することができる。そこで、同期側スイッチングトランジスタFET2の機能を、電流I2(逆流)が流れることを防止するスイッチングトランジスタの機能に復帰させることができる。また、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を解除することにより、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値VBを下回る状態が継続することを防ぐことができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法では、出力電圧VOUTを、電圧値が目標電圧値+ΔVに設定された第1閾値電圧e1と比較している。さらに、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法では、出力電圧VOUTを、電圧値が目標電圧値VBに設定された第2閾値電圧と比較している。これにより、降圧型DC−DCコンバータ10Aの出力電圧VOUTが上昇する場合には、出力電圧VOUTの値が第1閾値電圧e1の電圧値よりも低いときに、比較結果として、ローレベルの信号を出力し、出力電圧VOUTの値が第1閾値電圧e1の電圧値よりも高いときに、比較結果として、ハイレベルの信号を出力する。本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、出力電圧VOUTを第1閾値電圧e1と比較することにより、出力電圧VOUTの値が目標電圧値を超えて、オーバーシュートの状態にあるか否かを検出することができる。また、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法では、降圧型DC−DCコンバータ10Aの出力電圧VOUTが下降する場合には、出力電圧VOUTの値が第2閾値電圧の電圧値よりも低いときに、比較結果として、ローレベルの信号を出力する。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、出力電圧VOUTにノイズが重畳されている場合であっても、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値と第2閾値電圧の電圧値(目標電圧値VB)との間では、前記比較結果である出力信号のチャタリングを防ぐことができる。したがって、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、前記出力信号が変動することを抑えることができ、前記比較結果を安定させることができる。
加えて、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、第2閾値電圧の電圧値を、目標電圧値VBに設定し、出力電圧VOUTの値が目標電圧値VBを下回ったことを検出した時点で、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ローレベルの信号を出力する。これにより、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態が継続することを解除することができる。そこで、同期側スイッチングトランジスタFET2の機能を、電流I2(逆流)が流れることを防止するスイッチングトランジスタの機能に復帰させることができる。また、同期側スイッチングトランジスタFET2のオン状態を解除することにより、出力電圧VOUTの値が、目標電圧値VBを下回る状態が継続することを防ぐことができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10A及びその制御回路20Aによれば、比較器COMP1によって、電流I2(逆流)が流れていることを検出したことに加え、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値(目標電圧値+ΔV)に達したことを検出した場合に、出力電圧VOUTの値を降下させるために、論理和ゲート回路OR1及び論理積ゲート回路AND1が、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態にするハイレベルの信号を、前記トランジスタFET2のゲートに出力することができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御方法によれば、電流I2(逆流)が流れていることを検出したことに加え、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値(目標電圧値+ΔV)に達したことを検出した場合に、出力電圧VOUTの値を降下させるために、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態にするハイレベルの信号を、前記トランジスタFET2のゲートに出力することができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を、図3を参照しつつ説明する。ここでは、実施形態1と同一の構成は同一の符号を付し、その説明を省略する。図3は、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Bの回路構成図である。降圧型DC−DCコンバータ10Bは、実施形態1の降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御回路20Aに代えて、ワンショット発生器50を備えた制御回路20Bを有するものである。ワンショット発生器50は、ヒステリシスコンパレータCOMP2の出力端子(N3)と論理和ゲート回路ORの第2入力との間に接続されている。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Bにおいては、負荷回路に電力を供給する状態が、軽負荷状態や無負荷状態に変化すると、次のように動作する。上述したように、出力電圧VOUTの値が、ヒステリシスコンパレータCOMP2の第1閾値電圧e1の電圧値を超えると、ヒステリシスコンパレータCOMP2は、ワンショット発生器50に、ハイレベルの信号を出力する。
ワンショット発生器50は、前記ハイレベルの信号の立ち上がりエッジを検出すると、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、予め決められたパルス幅のハイレベルの信号を出力する。パルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1は、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力する。論理積ゲート回路AND1の第1入力に、ハイレベルの信号が入力されると共に、前記パルス幅に相当する時間に亘り、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ハイレベルの信号が入力されると、論理積ゲート回路AND1は、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ハイレベルの信号を出力する。これにより、前記パルス幅に相当する時間に亘り、同期側スイッチングトランジスタFET2がオン状態になる。
ワンショット発生器50が、ハイレベルの信号の出力を終えると、出力電圧VOUTの値が、前記第1閾値電圧e1の電圧値を超えている場合であっても、論理和ゲート回路OR1は、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ローレベルの信号を出力する。出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値を超え、上述したように、前記電流I2(逆流)が流れている場合であっても、論理積ゲート回路AND1の第2入力に、ローレベルの信号が入力されると、論理積ゲート回路AND1は、同期側スイッチングトランジスタFET2のゲートに、ローレベルの信号を出力する。これにより、同期側スイッチングトランジスタFET2はオフ状態になる。
本実施形態においては、ワンショット発生器50によって、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって出力されたハイレベルの信号の立ち上がりエッジが検出されると、ワンショット発生器50は、予め決められたパルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力している。したがって、ワンショット発生器50は、本発明の計時出力部に相当する。
本実施形態においては、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって出力されたハイレベルの信号の立ち上がりエッジが検出されると、予め決められたパルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ハイレベルの信号を出力する処理を行っている。当該処理は、本発明の計時出力ステップに相当する。
<実施形態2の効果>
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10B及びその制御回路20Bは、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値を超え、かつ前記電流I2(逆流)が流れている場合に、ワンショット発生器50によって、予め決められたパルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ヒステリシスコンパレータCOMP2の検出結果と同様なハイレベルの信号を出力することができる。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10B及びその制御回路20Bによれば、ワンショット発生器50を用いることにより、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって出力されるハイレベルの信号に応じて、前記パルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1が、ハイレベルの信号を出力し、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態に制御することができる。したがって、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10B及びその制御回路20Bでは、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態に制御する時間を、前記パルス幅に相当する時間に制御することができ、前記トランジスタFET2がオン状態のときに発生する電力損失を低減させることができる。
本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Bの制御方法によれば、出力電圧VOUTの値が、第1閾値電圧e1の電圧値を超え、かつ前記電流I2(逆流)が流れている場合に、予め決められたパルス幅に相当する時間に亘り、論理和ゲート回路OR1の第2入力に、ヒステリシスコンパレータCOMP2の検出結果と同様なハイレベルの信号を出力することができる。そこで、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Bの制御方法によれば、ヒステリシスコンパレータCOMP2によって出力されるハイレベルの信号に応じて、前記パルス幅に相当する時間に亘り、ハイレベルの信号を出力し、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態に制御することができる。したがって、本実施形態の降圧型DC−DCコンバータ10Bの制御方法によれば、同期側スイッチングトランジスタFET2をオン状態に制御する時間を、前記パルス幅に相当する時間に制御することができ、前記トランジスタFET2がオン状態のときに発生する電力損失を低減させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施することができる。上述した降圧型DC−DCコンバータ10Aにおいては、目標電圧値に加算する電圧値(ΔV)を適宜に変更することにより、ヒステリシスコンパレータCOMP2の第1閾値電圧e1の電圧値を変更してもよい。また、上述した降圧型DC−DCコンバータ10Bにおいては、同期側スイッチングトランジスタFET2によって発生する電力損失量を考慮し、ワンショット発生器50によって出力されるハイレベルの信号のパルス幅を、適宜に変更してもよい。さらに、上述した降圧型DC−DCコンバータ10A、10Bにおいては、第2閾値電圧の電圧値を、目標電圧値VBに代えて、前記目標電圧値VBと第1閾値電圧e1の電圧値の間の値に設定してもよい。
上述した降圧型DC−DCコンバータ10Aの制御回路20A及び降圧型DC−DCコンバータ10Bの制御回路20Bは、単一の半導体チップ又は複数の半導体チップにより構成してもよい。また、降圧型DC−DCコンバータ10A、10Bは、単一の半導体チップ又は複数の半導体チップにより構成してもよい。さらに、電子機器は、制御回路20Aを備える降圧型DC−DCコンバータ10Aや制御回路20Bを備える降圧型DC−DCコンバータ10Bを用いるものとしてもよい。
本発明の技術思想により背景技術における課題を解決するための手段を、以下に列記する。
(付記1) 誘導素子に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子と、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子と、を備える同期整流型DC−DCコンバータの制御回路において、
前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御部と、
を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
(付記2) 前記検出部は、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧を有するヒステリシスコンパレータを備えることを特徴とする付記1に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
(付記3) 前記制御部は、前記第2スイッチング素子に流れる電流の方向を検知する逆流検知部と、前記逆流検知部の検知結果及び前記検出部の検出結果に基づいて、前記第2スイッチング素子を導通状態に制御する制御信号を出力する信号出力部と、を備えることを特徴とする付記1又は付記2に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
(付記4) 前記ヒステリシスコンパレータは、電圧値が前記目標電圧値に設定された第2比較電圧を有することを特徴とする付記2に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
(付記5) 前記検出部の検出動作を起点として、所定時間に亘り前記信号出力部に前記検出結果を出力する計時出力部を備えることを特徴とする付記3に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
(付記6) 誘導素子に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子と、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子と、を備える同期整流型DC−DCコンバータにおいて、
前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御部と、
を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータ。
(付記7) 前記検出部は、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧を有するヒステリシスコンパレータを備えることを特徴とする付記6に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
(付記8) 前記制御部は、前記第2スイッチング素子に流れる電流の方向を検知する逆流検知部と、前記逆流検知部の検知結果及び前記検出部の検出結果に基づいて、前記第2スイッチング素子を導通状態に制御する制御信号を出力する信号出力部と、を備えることを特徴とする付記6又は付記7に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
(付記9) 前記ヒステリシスコンパレータは、電圧値が前記目標電圧値に設定された第2比較電圧を有することを特徴とする付記7に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
(付記10) 前記検出部の検出動作を起点として、所定時間に亘り前記信号出力部に前記検出結果を出力する計時出力部を備えることを特徴とする付記8に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
(付記11) 誘導素子に電力を蓄積する際に第1スイッチング素子を導通させ、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に第2スイッチング素子を導通させる同期整流型DC−DCコンバータの制御方法において、
前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出ステップと、
前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御ステップと、
を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
(付記12) 前記検出ステップは、前記出力電圧を、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧と比較することを特徴とする付記11に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
(付記13) 前記制御ステップは、前記第2スイッチング素子に流れる電流の方向を検知する逆流検知ステップと、前記逆流検知ステップの検知結果及び前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記第2スイッチング素子を導通状態に制御する制御信号を出力する信号出力ステップと、を備えることを特徴とする付記11又は付記12に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
(付記14) 前記検出ステップは、前記出力電圧を、電圧値が前記目標電圧値に設定された第2比較電圧と比較することを特徴とする付記12に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
(付記15) 前記検出ステップの検出動作を起点として、所定時間に亘り前記検出結果を出力する計時出力ステップを備えることを特徴とする付記13に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
実施形態1の降圧型DC−DCコンバータの回路構成図である。 出力電圧の経時変化を示すグラフである。 実施形態2の降圧型DC−DCコンバータの回路構成図である。 従来の同期整流型DC−DCコンバータの回路構成図である。
符号の説明
10A、10B 降圧型DC−DCコンバータ
20A、20B 制御回路
50 ワンショット発生器
AND1 論理積ゲート回路
COMP1 比較器
COMP2 ヒステリシスコンパレータ
e1 第1閾値電圧
FET1 メインスイッチングトランジスタ
FET2 同期側スイッチングトランジスタ
L1 チョークコイル
OR1 論理和ゲート回路
VOUT 出力電圧

Claims (10)

  1. 誘導素子に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子と、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子と、を備える同期整流型DC−DCコンバータの制御回路において、
    前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御部と、
    を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
  2. 前記検出部は、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧を有するヒステリシスコンパレータを備えることを特徴とする請求項1に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
  3. 前記制御部は、前記第2スイッチング素子に流れる電流の方向を検知する逆流検知部と、前記逆流検知部の検知結果及び前記検出部の検出結果に基づいて、前記第2スイッチング素子を導通状態に制御する制御信号を出力する信号出力部と、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
  4. 前記検出部の検出動作を起点として、所定時間に亘り前記信号出力部に前記検出結果を出力する計時出力部を備えることを特徴とする請求項3に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御回路。
  5. 誘導素子に電力を蓄積する際に導通する第1スイッチング素子と、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に導通する第2スイッチング素子と、を備える同期整流型DC−DCコンバータにおいて、
    前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御部と、
    を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータ。
  6. 前記検出部は、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧を有するヒステリシスコンパレータを備えることを特徴とする請求項5に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
  7. 前記制御部は、前記第2スイッチング素子に流れる電流の方向を検知する逆流検知部と、前記逆流検知部の検知結果及び前記検出部の検出結果に基づいて、前記第2スイッチング素子を導通状態に制御する制御信号を出力する信号出力部と、を備えることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
  8. 前記検出部の検出動作を起点として、所定時間に亘り前記信号出力部に前記検出結果を出力する計時出力部を備えることを特徴とする請求項7に記載の同期整流型DC−DCコンバータ。
  9. 誘導素子に電力を蓄積する際に第1スイッチング素子を導通させ、前記誘導素子に蓄積された電力を負荷に供給する際に第2スイッチング素子を導通させる同期整流型DC−DCコンバータの制御方法において、
    前記同期整流型DC−DCコンバータの出力電圧の値が目標電圧値よりも更に所定電圧高い値であることを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果に基づいて、前記誘導素子に蓄積された電力の放出が完了した後に、前記第2スイッチング素子を導通状態に維持する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
  10. 前記検出ステップは、前記出力電圧を、前記目標電圧値よりも更に所定電圧高い電圧値に設定された第1比較電圧と比較することを特徴とする請求項9に記載の同期整流型DC−DCコンバータの制御方法。
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