JP2008124866A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体光を受光する画素からなる有効画素部と遮光画素からなる遮光画素部とを備えた画素部と、読み出し画素を順次設定する垂直走査回路と、所定のタイミングで印加される、画素信号をサンプルホールドするサンプルホールド制御ラインとクランプ電位を設定するクランプ制御ラインからの制御信号により、画素からのノイズ成分を抑圧する抑圧回路とを備え、ノイズ抑圧回路において、前記各制御信号を印加する順序を変更することなく、遮光画素信号が入力された状態又は遮光画素信号の入力を欠いた状態となるように前記各制御信号を印加し、光学的黒レベル信号として、前記各状態における基準信号を生成させるように構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、固体撮像装置、特に基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能な固体撮像装置に関する。
従来、固体撮像装置を用いて撮影を行う場合には、画素間の出力ばらつきを補正する必要があり、相関二重サンプリング処理(以下、CDSと略記する)がなされる。更に、映像信号の黒レベルを一定にするために暗電流に起因する誤差信号(暗電流成分)を映像信号から差し引く必要があり、この暗電流成分を検出するために遮光画素(オプティカルブラック;以下、これをOBと略記する)が参照される。
しかしながら、全面的にきわめて高輝度なシーンや、スポット光のような高輝度点光源が含まれるシーンを撮影する場合には、OB信号レベルが変動する場合があり、変動したOB信号を用いて黒レベル補正を行うと映像信号に破綻をきたすこととなる。
この課題を解決する提案が、特開2004−320346号公報でなされている。図8は、特開2004−320346号公報で示されている固体撮像装置の構成を示す構成図、図9は、その動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、図8を用いて上記公報開示の固体撮像装置の構成について説明する。図8において、PIX11〜PIX33は、行列状に配置(マトリクス配置)された画素を示している。これら画素PIX11〜PIX33のうち、1列目の画素PIX11〜PIX13により遮光画素部(基準画素部)1が構成され、2及び3列目の画素PIX21〜PIX23,PIX31〜PIX33により有効画素部2が構成されている。そして、上記遮光画素部1の各画素は、その表面が例えばアルミニウムなどの遮光性の膜で被覆されている。
遮光画素部1と有効画素部2を構成する画素PIX11〜PIX33は、フォトダイオードD11〜D33と、このフォトダイオードD11〜D33の電荷を転送させるための転送用MOSトランジスタM111 〜M133 と、転送された電荷をリセットするためのリセット用MOSトランジスタM211 〜M233 と、上記フォトダイオードD11〜D33の電荷を増幅するための増幅用MOSトランジスタM311 〜M333 と、行方向に配列された画素を選択するための選択用MOSトランジスタM411 〜M433 とから構成されている。
更に、画素PIX11のリセット用MOSトランジスタM211 のゲートは、行方向に延長して配置されるリセット制御ラインφRS1に接続される。同じ行に配置されたほかの画素セル(PIX21,PIX31)のリセット用MOSトランジスタ(M221 ,M231 )のゲートも同一のリセット制御ラインφRS1に共通に接続される。PIX11の前記転送用MOSトランジスタM111 のゲートは、行方向に延長して配置されるPD信号転送制御ラインφTR1に接続される。同じ行に配置されたほかの画素セル(PIX21,PIX31)の転送用MOSトランジスタ(M121 ,M131 )のゲートも同一のPD信号転送制御ラインφTR1に接続される。また、PIX11の前記選択用MOSトランジスタM411 のゲートは、行方向に延長して配置される行選択制御ラインφSEL1に接続される。同じ行に配置された他の画素セル(PIX21,PIX31)の選択用MOSトランジスタ(M421 ,M431 )のゲートも同一の前記行選択制御ラインφSEL1に接続される。画素PIX12〜画素PIX32で構成される2行目の画素についても、リセットラインφRS2,PD信号転送制御ラインφTR2,行選択制御ラインφSEL2が接続され、画素PIX13〜画素PIX33で構成される3行目の画素についても、リセット制御ラインφRS3,PD信号転送制御ラインφTR3,行選択制御ラインφSEL3が接続される。これらのリセット制御ラインφRS1〜φRS3,PD信号転送制御ラインφTR1〜φTR3,行選択制御ラインφSEL1〜φSEL3は、垂直走査回路3に接続しており、信号電圧が供給されて各画素の各部が駆動制御されるようになっている。
また、符号V1〜V3は、各列に配列された各画素の増幅用MOSトランジスタM311 〜M313 ,M321 〜M323 ,M331 〜M333 の出力信号を取り出すための垂直信号ラインをそれぞれ示している。そして符号I41〜I43は、垂直信号ラインV1〜V3をバイアスするための電流源をそれぞれ示している。ノイズ抑圧回路4は、各垂直信号ラインV1〜V3に接続されたクランプ容量CCL1〜CCL3,サンプルホールドスイッチM11〜M13,クランプスイッチM21〜M23,サンプルホールド容量CSH1〜CSH3から構成されており、垂直信号ラインV1〜V3の振幅成分を蓄積するためのものである。また、M31〜M33はノイズ抑圧回路4の出力信号を選択出力するための水平選択スイッチ、5は水平選択スイッチM31〜M33を駆動するための水平走査回路、6は出力アンプである。
次に、図9のタイミングチャートを用いて、図8に示した固体撮像装置における有効画素PIX21の信号読み出し動作について説明する。まず、フォトダイオードD21の光信号電荷の読み出しに先立って、リセット制御ラインφRS1,及び行選択ラインφSEL1をハイレベルとする。それにより増幅用MOSトランジスタのゲートが画素電源7にリセットされる。また、サンプルホールド制御ラインφSH,クランプ制御ラインφCL1をハイレベルとし、サンプル容量CHS2とクランプ容量CCL2は、クランプ電圧ライン8の電位に初期化される。
次に、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離すことができる。その後、クランプ制御ラインφCL1をロウレベルとすることで、リセット信号成分をクランプ容量CCL2に蓄積する。このときサンプル容量CSH1とクランプスイッチの接続点VSH2は高インピーダンス状態となる。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD21の光信号電荷を増幅用MOSトランジスタM321 のゲートに転送する。そしてPD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルとすることでフォトダイオードD21と増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離す。
このタイミングで、垂直ラインV2に現れるリセット信号成分と光信号成分の差電圧である電位変動がクランプ容量CCL2及びサンプルホールドスイッチM12を介してサンプルホールド容量CSH2に蓄積される。その後サンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルにすることで有効画素PIX21の信号成分がサンプルホールド容量CSH2に保持される。
次に、基準信号読み出し動作について説明する。クランプ制御ラインφCL2をクランプ制御ラインφCL1と同じタイミングで動作させることで、クランプ容量CCL1とサンプル容量CSH1をクランプ電圧ライン8の電位に初期化するところまでは有効画素PIX21の動作と同じなので省略する。さて、クランプ容量CCL1とサンプル容量CSH1がクランプ電圧ライン8の電位に初期化された後、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離すことができる。このとき、クランプ制御ラインφCL2は、ハイレベルを保持し、クランプ容量CCL1とサンプルホールド容量CSH1の端子電位は、依然としてクランプ電圧ライン8の電位に固定される。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD11の光信号電荷を増幅用MOSトランジスタM311 のゲートに転送する。そしてPD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルとすることでフォトダイオードD11と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離す。
その後、サンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルにするが、クランプ制御ラインφCL2は、ハイレベルを保持し、クランプ容量CCL1とサンプルホールド容量CSH1の端子電位は、依然としてクランプ電圧ライン8の電位に固定される。最後に、クランプ制御ラインφCL2をロウレベルとすることで、サンプル容量CSH1にサンプルされる信号はクランプ電圧ライン8の電位となる。
特開2004−320346号公報
ところで、従来の上記公報開示の固体撮像装置における基準電位読み出しでは、有効画素読み出し動作に対してクランプ制御ラインφCL2とサンプルホールド制御ラインφSHのロウレベルとなるタイミングが逆転する。それにより、クランプ制御ラインφCL1とサンプルホールド制御ラインφSHのパルス動作によって生じるノイズ量と、クランプ制御ラインφCL2とサンプルホールド制御ラインφSHのパルス動作によって生じるノイズ量が異なる。つまり、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値にはレベル差が生じるが、上記公報開示の従来の技術においては、この点について十分な考慮がなされていない。
次に、図10の部分構成図を参照して、黒基準レベル値のレベル差の発生メカニズムについて説明する。図10においては、図8と同一の構成要素については、同一の符号を付して示し、説明用に付加して示した部分を中心に説明し、重複した説明は省略する。図10において、CP1は、サンプルスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量であり、CP1′は、サンプルスイッチM11〜M13のゲートドレインオーバーラップ容量である。CP2は、クランプスイッチM21〜M23のゲートソースオーバーラップ容量である。
以下、図9のタイミングチャートを参照して、有効画素PIX21の黒レベル信号の出力時における、サンプルホールド容量CSH2に保持される信号に含まれるノイズ量について説明する。クランプ制御ラインφCL1及びサンプル制御ラインφSHをハイレベルとし、クランプ容量CCL2とサンプル容量CSH2をクランプ電圧ライン8の電位に固定した後、クランプ制御ラインφCL1がロウレベルとなる。そのときサンプル制御ラインφSHがハイレベルとなっているため、クランプスイッチM22のゲートソースオーバーラップ容量CP2によるフィードスルー成分は下記のようになる。
VNφCL1 =VφCL1 〔CP2/(CP1+CP1′+CP2+CSH2+CCL2)〕
なお、VNφCL1 はクランプスイッチM22のゲートソースオーバーラップ容量CP2によるフィードスルー成分、VφCL1 は、クランプスイッチM22がオフしてからの電圧変化分である。
また、最後にサンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルとするが、そのときのサンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1によるフィードスルー成分は、下記のように表される。
VNφSH=VφSH〔CP1/(CP1+CP2+CSH2)〕
なお、VNφSHはサンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1によるフィードスルー成分、VφSHは、サンプルホールドスイッチM12がオフしてからの電圧変化分である。
したがって、有効画素PIX21の読み出し時にサンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分VNφCSH2は、下記のように表される。
VNφCSH2=VNφCL1 +VNφSH
基準電位読み出しの場合、先にサンプルホールド制御ラインφSHがロウレベルとなる。しかし、クランプ電位8とサンプル容量CSH1は、接続されているため、サンプルホールドスイッチM11のゲートソースオーバーラップ容量CP1のフィードスルー成分の影響は受けない。その後クランプ制御ラインφCL2をロウレベルとする。このときのクランプスイッチM21のゲートソースオーバーラップ容量CP2によるフィードスルー成分は下記のように表される。
VNφCL2 =VφCL2 〔CP2/(CP1+CP2+CSH1)〕
なお、VNφCL2 はクランプスイッチM21のゲートソースオーバーラップ容量CP2によるフィードスルー成分、VφCL2 は、クランプスイッチM21がオフしてからの電圧変化分である。
したがって、基準電位読み出し時にサンプルホールドラインVSH1に生じるフィードスルー成分VNφCSH1は、下記のように表される。
VNφCSH1=VNφCL2 =VφCL2 〔CP2/(CP1+CP2+CSH1)〕
ここで、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM21〜M23のゲートソースオーバーラップ容量CP2を同じ値CP とし(CP1=CP2=CP )、クランプ容量CCL1〜CCL3を同じ値CCLとし(CCL1=CCL2=CCL3=CCL)、サンプルホールド容量CSH1〜CSH3を同じ値CSHとし(CSH1=CSH2=CSH3=CSH) 、クランプスイッチM21がオフしてからのクランプ制御ラインφCL2の電圧変化分VφCL2 と、クランプスイッチM22がオフしてからのクランプ制御ラインφCL1の電圧変化分VφCL1 と、サンプルホールドスイッチM11がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSHの電圧変化分VφSHが同じ値VφCDS (VφCL2 =VφCL1 =VφSH=VφCDS )とすると、サンプルホールドラインVSH1に生じるフィードスルー成分VNφCSH1とサンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分VNφCSH2は、次式となる。
VNφCSH2=VNφCL1 +VNφSH
=VφCDS 〔CP /(3CP +CSH+CCL)〕
+VφCDS 〔CP /(2CP +CSH)〕
VNφCSH1=VNφCL2 =VφCDS 〔CP /(2CP +CSH)〕
したがって、有効画素PIX21の黒レベル信号読み出し時と基準電位読み出し時には、以下に示すフィードスルー成分に起因するレベル差が発生する。
VNφCSH2−VNφCSH1=VφCDS 〔CP /(3CP +CSH+CCL)〕
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、光電変換を行う画素が複数、2次元に配列され、被写体光を受光する画素からなる有効画素部と、遮光された画素からなる基準画素部とを備えた画素部と、前記画素部に対し、信号を読み出す前記画素を順次設定する第1の走査回路と、所定のタイミングで印加される、前記画素からの信号のサンプルホールドに係る第1の制御信号とクランプ電位の設定に係る第2の制御信号とに基づき、前記画素からの信号のノイズ成分を抑圧するノイズ抑圧回路と、前記ノイズ成分が抑圧された各画素の信号を順次読み出すための第2の走査回路と、前記ノイズ抑圧回路に対し、前記第1の制御信号によるサンプルの解除及び第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序は変更することなく、前記基準画素の信号が入力された第1の状態又は前記基準画素の信号の入力を欠いた第2の状態の何れか一方の状態となるように前記第1及び第2の制御信号を印加し、光学的黒レベルに相当する信号として、前記第1の状態にて得られる第1の基準信号、又は前記第2の状態にて得られる第2の基準信号を生成させる基準信号制御部とを有して固体撮像装置を構成する。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記基準信号制御部は、前記第2の状態において、前記基準画素の信号が入力されるタイミングに対する前記第1の制御信号によるサンプルの解除及び前記第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序を同一に設定することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧回路は、前記画素部の列を単位として前記画素に接続される各信号ラインに接続されたクランプ容量、前記クランプ容量にクランプ電位を設定するためのクランプスイッチ、サンプルホールド容量、及び前記クランプ容量により得られ前記ノイズ抑圧後の前記画素の信号を前記サンプルホールド容量に保持させるサンプルホールドスイッチを少なくとも有し、前記サンプルホールドスイッチは前記第1の制御信号により、前記クランプスイッチは前記第2の制御信号により、各々制御されることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、前記クランプ容量で得られた信号出力の反転増幅信号あるいは非反転増幅信号を出力する増幅部を含むことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、前記クランプ容量で得られた信号出力の反転増幅信号を出力する反転増幅部と、前記反転増幅部の入力と出力間に電気的に接続される帰還容量と、前記反転増幅部の入力と出力を短絡させる短絡スイッチを含み、前記短絡スイッチは前記第2の制御信号により制御されることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、非反転入力端子に印加された前記クランプ容量からの信号出力を正転増幅して出力する差動増幅部と、前記差動増幅部の反転入力端子と出力端子間に電気的に接続された帰還容量と、前記反転入力端子と基準電位間に接続された増幅用容量と、前記反転入力端子と前記出力端子間を短絡させる短絡スイッチと、前記非反転入力端子をクランプ電位に設定するクランプスイッチとを有し、前記クランプスイッチは前記第2の制御信号により制御され、前記短絡スイッチは前記第1の制御信号によるサンプルの解除と第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除との間に開かれるタイミングを有する制御信号により制御されることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明においては、ノイズ抑圧回路に対し、第1の制御信号によるサンプルの解除及び第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序は変更することなく、基準画素の信号が入力された第1の状態又は基準画素の信号の入力を欠いた第2の状態の何れか一方の状態となるように、基準信号制御部により第1及び第2の制御信号が印加され、光学的黒レベルに相当する信号として、第1の状態にて得られる第1の基準信号、又は第2の状態にて得られる第2の基準信号が生成される。これにより、第1の制御信号によるサンプルの解除及び第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除により第1及び第2の基準信号に重畳されるノイズ抑圧回路に起因する信号差が抑えられ、第2の基準信号を光学的黒レベルとして用いても第1の基準信号を用いたときと同様な効果を得ることが可能となる。
請求項2に係る発明においては、第2の状態において、基準画素の信号が入力されるタイミングに対する第1の制御信号によるサンプルの解除及び第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序は、基準信号制御部により同一に設定される。これにより、基準画素の信号の入力を欠いた状態でのノイズ抑圧回路の駆動が可能となる。例えば、第1の制御信号によるサンプルの解除を受光画素の信号の読み出しのときにおけるものと同じものにした場合(即ち、第1の制御信号を共有化した場合)には、基準画素の信号が入力されるタイミングよりも後に第1の制御信号によりサンプルは解除となるが、同様に、第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除も受光画素の信号が入力されるタイミングよりも後に行われることとなるので、基準画素の信号の入力を欠いた状態とすることが可能となる(図1の駆動タイミング参照)。
請求項3に係る発明によれば、前記ノイズ抑圧回路を駆動する制御信号のタイミング変更によって、基準電位読出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能である。更に、前記ノイズ抑圧回路で信号を増幅するため、前記ノイズ抑圧回路以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。
請求項4に係る発明によれば、前記ノイズ抑圧回路を駆動する制御信号のタイミングの変更によって、基準電位読出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能である。更に、前記ノイズ抑圧回路で信号を増幅するため、前記ノイズ抑圧回路以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。加えて、増幅部の増幅率をクランプ容量と帰還容量とで設定できるため、前記ノイズ抑圧回路の消費電流を小さくすることが可能である。
請求項5に係る発明によれば、前記ノイズ抑圧回路を駆動する制御信号のタイミングの変更によって、基準電位読出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能である。更に、前記ノイズ抑圧回路で信号を増幅するため、前記ノイズ抑圧回路以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。加えて、反転増幅部の増幅率をクランプ容量と帰還容量とで設定できるため、前記ノイズ抑圧回路の消費電流を小さくすることが可能である。
請求項6に係る発明によれば、前記ノイズ抑圧回路を駆動する制御信号のタイミングの変更によって、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差を抑えることが可能である。更に、前記ノイズ抑圧回路で信号を増幅するため、前記ノイズ抑圧回路以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。加えて、差動増幅部の増幅率をクランプ容量と帰還容量とで設定できるため、前記ノイズ抑圧回路の消費電流を小さくすることが可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について説明する。実施例1に係る固体撮像装置の構成自体は、図8に示した従来の固体撮像装置の構成と同じであるので、その図示説明は省略する。まず実施例1に係る固体撮像装置の駆動手法に関し、図1に示すタイミングチャートを用いて、基準電位読み出し動作について説明する。クランプ容量CCL1とサンプル容量CSH1をクランプ電圧ライン8の電位に初期化するところまでの動作は、従来例と同じなので重複する説明は省略する。さて、本実施例1では、クランプ容量CCL1とサンプル容量CSH1がクランプ電圧ライン8の電位に初期化された後、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離すことができる。このとき、クランプ制御ラインφCL2は、ハイレベルを保持し、クランプ容量CCL1とサンプルホールド容量CSH1の端子電位は、依然としてクランプ電圧ライン8の電位で固定されている。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD11の光信号電荷を増幅用MOSトランジスタM311 のゲートに転送する。そしてPD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルとすることで、フォトダイオードD11と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離す。
その後にクランプ制御ラインφCL2をロウレベルとすることで、クランプ電位8とサンプル容量CSH1を切り離す。このとき、サンプルホールド容量CSH1には、クランプ電位8が蓄積されており、サンプル容量CSH1 とクランプスイッチの接続点VSH1は高インピーダンス状態となる。最後にサンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルにする。サンプルホールド容量CSH1には、高インピーダンス状態後からの変化分が保存されるが、垂直信号ラインV1の出力信号の電位に変化がないためサンプルホールド容量CHS1には、クランプ電位8の電位が保持されている。なお、有効画素PIX21の読み出し動作は、従来例と同じなので説明は省略する。
以上説明したように、実施例1では、有効画素読み出し時と基準電位読み出し時とも、クランプ制御ラインφCL1,及びφCL2がロウレベルになった後サンプルホールド制御ラインφSHがロウレベルになるように駆動しているため、サンプルホールドスイッチM11のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM21のゲートソースオーバーラップ容量CP2によりサンプルホールド容量CSH1 に生じるノイズVNφCL1 と、サンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM22のゲートソースオーバーラップ容量CP2によりサンプルホールド容量CSH2に生じるノイズVNCL2 は等しくなる。
ここで、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM21〜M23のゲートソースオーバーラップ容量CP2を同じ値CP とし(CP1=CP2=CP )、クランプ容量CCL1〜CCL3を同じ値CCLとし(CCL1=CCL2=CCL3=CCL)、サンプルホールド容量CSH1〜CSH3を同じ値CSHとし(CSH1=CSH2=CSH3=CSH)、サンプルホールドスイッチM11〜M13がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSHの電圧変化分VφSHと、クランプスイッチM22がオフしてからのクランプ制御ラインφCL1の電圧変化分VφCL1 と、クランプスイッチM21がオフしてからのクランプ制御ラインφVCL2の電圧変化分VφCL2 とを、同じ値VφCDS とすると(VφSH=VφCL1 =VφCL2 =VφCDS )、サンプルホールドラインVSH1 に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH1と、サンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH2は、次式となる。
VNφCSH1=VNφCSH2
=VφCDS 〔CP /(3CP +CSH+CCL)〕
+VφCDS 〔CP /(2CP +CSH)〕
したがって、ノイズ抑圧回路4において、上記のように、クランプ制御ラインφCL2がロウレベルになった後に、サンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルに駆動することで、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差をなくすことができる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。図2は、実施例2に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。なお、他の部分の構成は図8に示したものと同一である。図2においては、図8に示した実施例1と対応する構成の固体撮像装置と同一の構成要素については同一の符号を付して示し、異なる構成部分を中心に説明し、重複する説明は省略する。図2に示すように、この実施例においては、サンプルホールドスイッチM11がサンプルホールド制御ラインφSH2により駆動制御され、サンプルホールドスイッチM12,M13がサンプルホールド制御ラインφSH1により駆動制御されるようになっている。更に、クランプスイッチM21〜M23のゲートは同一のクランプ制御ラインφCLに接続されている。すなち、クランプスイッチM21〜M23は、いずれもクランプ制御ラインφCLにより駆動制御されるようになっている。その他の構成は図8に示したものと同様である。
次に、このように構成されている実施例2の動作を図3に示すタイミングチャートに基づいて説明する。図3に示すタイミングチャートにおいて、サンプルホールド制御ラインφSH1を、図9におけるサンプルホールド制御ラインφSHと同じタイミングとし、クランプ制御ラインφCLを、図9におけるクランプ制御ラインφCL1と同じタイミングでそれぞれ駆動することで、有効画素PIX21の読み出し動作は、図9のタイミングチャートに示す動作と同一の駆動タイミングとなるので、その動作説明は省略する。
次に、図3に示すタイミングチャートを参照して、基準信号の読み出し動作を詳細に説明する。なお、この基準信号の読み出し動作において、クランプ容量CCL1にクランプ電圧ライン8の電位を蓄積する動作までは、図1に示した実施例1と同じであるので、その重複する動作説明は省略する。さて、この実施例2においては、クランプ容量CCL1への蓄積が終了した後、クランプ制御ラインφCLをロウレベルとし、サンプルホールド容量CSH1とクランプスイッチM21の接続点VSH1を高インピーダンス状態とする。これに引き続き、サンプルホールド制御ラインφSH2をロウレベルに復帰させ、サンプルホールド容量CSH1にクランプ電圧ライン8の電位であるクランプ電圧レベルを保持する。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD11の光信号電荷を転送用MOSトランジスタM111 を介して増幅用MOSトランジスタM311 のゲートに転送する。そして、この転送終了後に、PD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルに復帰させ、フォトダイオードD11と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離す。サンプルホールド容量CSH1は、クランプ電圧ライン8の電位であるクランプ電圧レベルを保持し続ける。
以上説明したように、この実施例2では、有効画素読み出し時と基準電位読み出し時とも、クランプ制御ラインφCLがロウレベルになった後サンプルホールド制御ラインφSH1、φSH2がロウレベルになるため、サンプルホールドスイッチM11のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM21のゲートソースオーバーラップ容量CP2によりサンプルホールド容量CSH1 に生じるノイズVNφCSH1と、サンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM22のゲートソースオーバーラップ容量CP2によりサンプルホールド容量CSH2に生じるノイズVNφCSH2は等しくなる。
ここで、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量CP1とクランプスイッチM21〜M23のゲートソースオーバーラップ容量CP2を同じ値CP とし(CP1=CP2=CP )、クランプ容量CCL1〜CCL3を同じ値CCLとし(CCL1=CCL2=CCL3=CCL)、サンプルホールド容量CSH1〜CSH3を同じ値CSHとし(CSH1=CSH2=CSH3=CSH)、サンプルホールドスイッチM12がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSH1の電圧変化分VφSH1 と、サンプルホールドスイッチM11がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSH2の電圧変化分VφSH2 と、クランプスイッチM21〜M23がオフしてからのクランプ制御ラインφCLの電圧変化分VφCLとを、同じ値VφCDS とすると(VφSH1 =VφSH2 =VφCL=VφCDS )、サンプルホールドラインVSH1に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH1と、サンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH2は、次式となる。
VNφCSH1=VNφCSH2
=VφCDS 〔CP /(3CP +CSH+CCL)〕
+VφCDS 〔CP /(2CP +CSH)〕
したがって、ノイズ抑圧回路4において、クランプ制御ラインφCLがロウレベルになった後に、サンプルホールド制御ラインφSH2をロウレベルに駆動することで、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差をなくすことができる。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。図4は、実施例3に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。なお、他の部分の構成は図8に示したものと同一である。図4においても、図8に示した実施例1に対応する構成の固体撮像装置と同一の構成要素については同一の符号を付して示し、異なる構成部分を中心に説明し、重複する説明は省略する。図4に示すように、この実施例では、ノイズ抑圧回路4に関して異なる構造を採用している。この実施例におけるノイズ抑圧回路4は、各垂直信号ラインV1〜V3に接続されたクランプ容量CCL1〜CCL3,反転アンプA11〜A13,前記反転アンプの入力と出力を短絡させる短絡スイッチM41〜M43,サンプルホールドスイッチM11〜M13,サンプルホールド容量CSH1〜CSH3,前記反転アンプの入力と出力間に接続された帰還容量CF1〜CF3とから構成され、前記短絡スイッチM41のゲートはクランプ制御ラインφCL4に接続され、前記短絡スイッチM42〜M43のゲートはクランプ制御ラインφCL3に接続され、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートはサンプルホールド制御ラインφSHに接続されている。
次に、まず、図5に示すタイミングチャートを参照して、本実施例3に係る固体撮像装置における、有効画素PIX21の読み出し動作について説明する。フォトダイオードD21の光信号電荷の読出しに先立って、リセット制御ラインφRS1,及び行選択ラインφSEL1をハイレベルとする。それにより増幅用MOSトランジスタM321 のゲートが画素電源7にリセットされる。また、サンプルホールド制御ラインφSH,クランプ制御ラインφCL3をハイレベルとし、サンプル容量CHS2,クランプ容量CCL2を、反転アンプA12の入力端子と出力端子を短絡したときの出力電圧であるリセット電位に初期化する。
次に、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離すことができる。その後、クランプ制御ラインφCL3をロウレベルとすることで、リセット信号成分をクランプ容量CCL2に蓄積する。その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD21の光信号電荷を増幅用MOSトランジスタM321 のゲートに転送する。そしてPD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルとすることでフォトダイオードD21と増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離す。
このタイミングで、垂直ラインV2に現れるリセット信号成分と光信号成分の差電圧である電位変動が、クランプ容量CCL2及び反転アンプA12を介して、差電圧である電位変動分を(−CCL2/CF2)倍した電位が、サンプルホールド容量CSH2に蓄積される。その後サンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルにすることで、有効画素PIX21の信号成分を(−CCL2/CF2)倍した信号が、サンプルホールド容量CSH2に保持される。
次に、図5のタイミングチャートを参照して、本実施例3に係る固体撮像装置における、基準電位読み出し動作について説明する。サンプル容量CHS1,クランプ容量CCL1をリセット電位に初期化する動作までは、前記有効画素PIX21の読み出し動作と同じなので、その説明を省略する。さて、基準電位読み出し動作においては、サンプル容量CSH1,クランプ容量CCL1をリセット電位に初期化した後、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離すことができる。このとき、クランプ制御ラインφCL4は、ハイレベルを保持し、クランプ容量CCL1とサンプルホールド容量CSH1の端子電位は、依然としてリセット電位で固定される。更に、PD信号転送制御ラインφTR1がハイレベルとなる期間も、クランプ制御ラインφCL4はハイレベルを保持する。
その後に、クランプ制御ラインφCL4をロウレベルとする。最後にサンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルにする。サンプルホールド容量CSH1には、高インピーダンス状態後からの変化分が保存されるが、垂直信号ラインV1の出力信号の電位に変化がないためサンプルホールド容量CHS1には、リセット電位が保持されている。
以上説明したように、実施例3では、有効画素読み出し時と基準電位読み出し時とも、クランプ制御ラインφCL3,及びφCL4がロウレベルになった後にサンプルホールド制御ラインφSHがロウレベルになるため、サンプルホールドスイッチM11のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM41のゲートドレインオーバーラップ容量CP3によりサンプルホールド容量CSH1に生じるノイズVNφCSH1と、サンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM42のゲートドレインオーバーラップ容量CP3によりサンプルホールド容量CSH2に生じるノイズVNφCSH2は等しくなる。
ここで、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM41〜M43のゲートドレインオーバーラップ容量CP3を同じ値CP とし(CP1=CP3=CP )、クランプ容量CCL1〜CCL3を同じ値CCLとし(CCL1=CCL2=CCL3=CCL)、帰還容量CF1〜CF3を同じ容量CFとし(CF1=CF2=CF3=CF)、サンプルホールド容量CSH1〜CSH3を同じ値CSHとし(CSH1=CSH2=CSH3=CSH)、サンプルホールドスイッチM11〜M13がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSHの電圧変化分VφSHと、短絡スイッチM41がオフしてからのクランプ制御ラインφCL4の電圧変化分VφCL4 と、短絡スイッチM42がオフしてからのクランプ制御ラインφCL3の電圧変化分VφCL3 とが同じ値とすると(VφSH=VφCL4 =VφCL3 =VφCDS )、サンプルホールドラインVSH1に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH1と、サンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH2は、次式となる。
VNφCSH1=VNφCSH2
=−VφCDS (CP /CF)+VφCDS 〔CP /(CP +CSH)〕
したがって、ノイズ抑圧回路4において、クランプ制御ラインφCL4がロウレベルになった後に、サンプルホールド制御ラインφSHをロウレベルに駆動することで、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差をなくすことができる。更に、ノイズ抑圧回路4で信号を増幅するため、ノイズ抑圧回路4以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。加えて、反転増幅部の増幅率をクランプ容量と帰還容量とで設定できるため、ノイズ抑圧回路4の消費電流を小さくすることが可能である。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。図6は、実施例4に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。なお、他の部分の構成は図8に示したものと同一である。図6においても、図8に示した実施例1に対応する構成の固体撮像装置と同一の構成要素については同一の符号を付して示し、異なる構成部分を中心に説明し、重複する説明は省略する。図6に示すように、この実施例では、ノイズ抑圧回路4に関して異なる構造を採用している。この実施例におけるノイズ抑圧回路4は、各垂直信号ラインV1〜V3に接続されたクランプ容量CCL1〜CCL3,差動入力アンプA21〜A23,前記差動入力アンプの非反転入力とクランプ電位ライン8の間に配置されたクランプスイッチM21〜M23,サンプルホールドスイッチM11〜M13,サンプルホールド容量CSH1〜CSH3,前記差動入力アンプの反転入力と出力との間に接続された短絡スイッチM41〜M43及び帰還容量CF1〜CF3,前記差動入力アンプの反転入力とGND間に接続された増幅用容量CG1〜CG3とから構成され、前記クランプスイッチM21〜M23のゲートはクランプ制御ラインφCL5によって制御され、短絡スイッチM41〜M43のゲートは短絡制御ラインφRAに接続され、サンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートは、サンプルホールド制御ラインφSH1,φSH2に接続されている。
次に、図7に示すタイミングチャートを参照して、本実施例4に係る固体撮像装置における、有効画素PIX21の読み出し動作について説明する。フォトダイオードD21の光信号電荷の読み出しに先立って、リセット制御ラインφRS1,及び行選択ラインφSEL1をハイレベルとする。それにより増幅用MOSトランジスタM321 のゲートが画素電源7にリセットされる。また、サンプルホールド制御ラインφSH1,クランプ制御ラインφCL5及び短絡制御ラインφRAをハイレベルとし、クランプ容量CCL2をクランプ電圧ライン8の電位であるクランプ電圧レベルに固定する。このとき、差動入力アンプA22がボルテージフォロア接続となっているので、サンプルホールド容量CSH2と増幅用容量CG2が、クランプ電圧ライン8の電位であるクランプ電圧レベルに固定される。
次に、リセット制御ラインφRS1をロウレベルに設定する。これにより、画素電源ライン7と増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離すことができる。その後、クランプ制御ラインφCL5をロウレベルとすることで、リセット信号成分をクランプ容量CCL2に蓄積する。引き続き、短絡制御ラインφRAをロウレベルとすることで、差動入力アンプA22の入出力間の短絡状態を終了する。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD21の光信号電荷を増幅用MOSトランジスタM321 のゲートに転送する。そしてPD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルとすることで、フォトダイオードと増幅用MOSトランジスタM321 のゲートを切り離す。
このタイミングで、垂直ラインV2に現れるリセット信号成分と光信号成分の差電圧である電位変動がクランプ容量CCL2に蓄積され、また非反転アンプA22を介してサンプルホールド容量CSH2には、リセット信号成分と光信号成分の差電圧である電位変動分を、〔(CF2+CCL2)/CF2〕倍した信号が蓄積される。その後、サンプルホールド制御ラインφSH1をロウレベルにすることで、有効画素PIX21の信号成分を〔(CF2+CCL2)/CF〕倍した信号がサンプルホールド容量CSH2に保持される。
次に、図7に示したタイミングチャートを参照して、本実施例4に係る固体撮像装置における、基準電位読み出し動作について説明する。差動入力アンプA21のリセット状態を終了するところまでは、前記有効画素PIX21の読み出し動作と同じなので、その動作説明は省略する。さて、基準電位読み出し動作においては、差動入力アンプA21の短絡状態を終了した後、サンプルホールド制御ラインφSH2をロウレベルに設定する。これにより、サンプルホールド容量CSH1には、クランプ電位が保持されている。
その後、PD信号転送制御ラインφTR1をハイレベルとし、フォトダイオードD11の光信号電荷を転送用MOSトランジスタM111 を介して増幅用MOSトランジスタM311 のゲートに転送する。そして、この転送終了後に、PD信号転送制御ラインφTR1をロウレベルに復帰させ、フォトダイオードD11と増幅用MOSトランジスタM311 のゲートを切り離す。サンプルホールド容量CSH1は、クランプ電圧ライン8の電位であるクランプ電圧レベルを保持し続ける。
以上説明したように、実施例4では、有効画素読み出し時と基準電位読み出し時とも、クランプ制御ラインφCL5と短絡制御ラインφRAがロウレベルになった後にサンプルホールド制御ラインφSH1とφSH2がロウレベルになるため、クランプスイッチM21のゲートドレインオーバーラップ容量CP2とサンプルホールドスイッチM11のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM41のゲートドレインオーバーラップ容量CP3によりサンプルホールド容量CSH1に生じるノイズVNφCSH1と、クランプスイッチM22のゲートドレインオーバーラップ容量CP2とサンプルホールドスイッチM12のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM42のゲートドレインオーバーラップ容量CP3によりサンプルホールド容量CSH2に生じるノイズVNφCSH2は等しくなる。
ここで、クランプスイッチM21〜M23のゲートドレインオーバーラップ容量CP2とサンプルホールドスイッチM11〜M13のゲートソースオーバーラップ容量CP1と短絡スイッチM41〜M43のゲートドレインオーバーラップ容量CP3を同じ値CP とし(CP1=CP2=CP3=CP )、クランプ容量CCL1〜CCL3を同じ値CCLとし(CCL1=CCL2=CCL3=CCL)、帰還容量CF1〜CF3を同じ容量CFとし(CF1=CF2=CF3=CF)、増幅用容量CG1〜CG3を同じ値CGとし(CG1=CG2=CG3=CG)、サンプルホールド容量CSH1〜CSH3を同じ値CSHとし(CSH1=CSH2=CSH3=CSH)、クランプスイッチM21〜M23がオフしてからのクランプ制御ラインφCL5の電圧変化分VφCL5 と、サンプルホールドスイッチM11がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSH2の電圧変化分VφSH2 と、サンプルホールドスイッチM12〜M13がオフしてからのサンプルホールド制御ラインφSH1の電圧変化分VφSH1 と、短絡スイッチM41〜M43がオフしてからの短絡制御ラインφRAの電圧変化分VφRAが同じ値VφCDS とすると(VφCL5 =VφSH2 =VφSH1 =VφRA=VφCDS )、サンプルホールドラインVSH1 に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH1と、サンプルホールドラインVSH2に生じるフィードスルー成分に起因するノイズVNφCSH2は、次式となる。
VNφCSH1=VNφCSH2
=VφCDS 〔CP /(CP +CCL)〕−VφCDS (CP /CF)
+VφCDS 〔CP /(CP +CSH)〕
したがって、ノイズ抑圧回路4において、クランプ制御ラインφCL5がロウレベルになった後に、サンプルホールド制御ラインφSH2をロウレベルと駆動することで、基準電位読み出しの黒基準レベル値と有効画素部の黒レベル値のレベル差をなくすことができる。更に、ノイズ抑圧回路4で信号を増幅するため、ノイズ抑圧回路4以降で発生するノイズの影響を抑えることができ、S/Nを改善することができる。加えて、非反転増幅部の増幅率をクランプ容量と帰還容量とで設定できるため、ノイズ抑圧回路4の消費電流を小さくすることが可能である。
以上、上記全ての実施例においては、クランプ電位にサンプルホールドラインVSH1を固定した状態、即ち遮光画素からの信号の入力を欠いた状態で読み出される電位を基準電位とする場合について説明した。遮光画素からの信号を入力して基準電位を得る場合は有効画素部と同様な読み出し方となり、その場合もクランプ制御ラインφCLとサンプルホールド制御ラインφSHのタイミングは上記実施例と同様になる。
以上、この発明の実施例について図面を参照して記述してきたが、本発明に係る具体的な構成はこの実施例に限られるのもではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更なども含まれる
本発明に係る固体撮像装置の実施例1における基準電位読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例2に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。 図2に示した実施例2の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例3に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。 図4に示した実施例3の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例4に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。 図6に示した実施例4の動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来の固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図8に示した従来の固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図8に示した従来の固体撮像装置における問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1 遮光画素部
2 有効画素部
3 垂直走査回路
4 ノイズ抑圧部
5 水平走査回路
6 出力アンプ
7 画素電源ライン
8 クランプ電圧ライン

Claims (6)

  1. 光電変換を行う画素が複数、2次元に配列され、被写体光を受光する画素からなる有効画素部と、遮光された画素からなる基準画素部とを備えた画素部と、
    前記画素部に対し、信号を読み出す前記画素を順次設定する第1の走査回路と、
    所定のタイミングで印加される、前記画素からの信号のサンプルホールドに係る第1の制御信号とクランプ電位の設定に係る第2の制御信号とに基づき、前記画素からの信号のノイズ成分を抑圧するノイズ抑圧回路と、
    前記ノイズ成分が抑圧された各画素の信号を順次読み出すための第2の走査回路と、
    前記ノイズ抑圧回路に対し、前記第1の制御信号によるサンプルの解除及び第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序は変更することなく、前記基準画素の信号が入力された第1の状態又は前記基準画素の信号の入力を欠いた第2の状態のいずれか一方の状態となるように前記第1及び第2の制御信号を印加し、光学的黒レベルに相当する信号として、前記第1の状態にて得られる第1の基準信号、又は前記第2の状態にて得られる第2の基準信号を生成させる基準信号制御部とを有する固体撮像装置。
  2. 前記基準信号制御部は、前記第2の状態において、前記基準画素の信号が入力されるタイミングに対する前記第1の制御信号によるサンプルの解除及び前記第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除を行う順序を同一に設定することを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 前記ノイズ抑圧回路は、前記画素部の列を単位として前記画素に接続される各信号ラインに接続されたクランプ容量、前記クランプ容量にクランプ電位を設定するためのクランプスイッチ、サンプルホールド容量、及び前記クランプ容量により得られ前記ノイズ抑圧後の前記画素の信号を前記サンプルホールド容量に保持させるサンプルホールドスイッチを少なくとも有し、前記サンプルホールドスイッチは前記第1の制御信号により、前記クランプスイッチは前記第2の制御信号により、各々制御されることを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
  4. 前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、前記クランプ容量で得られた信号出力の反転増幅信号あるいは非反転増幅信号を出力する増幅部を含むことを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
  5. 前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、前記クランプ容量で得られた信号出力の反転増幅信号を出力する反転増幅部と、前記反転増幅部の入力と出力間に電気的に接続される帰還容量と、前記反転増幅部の入力と出力を短絡させる短絡スイッチを含み、前記短絡スイッチは前記第2の制御信号により制御されることを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
  6. 前記ノイズ抑圧部は、前記第2の制御信号が印加される第1のタイミングにおける前記画素の信号レベルを基準にし、第2のタイミングにおける前記画素の信号レベルとのレベル差に応じた信号出力を得るクランプ容量と、非反転入力端子に印加された前記クランプ容量からの信号出力を正転増幅して出力する差動増幅部と、前記差動増幅部の反転入力端子と出力端子間に電気的に接続された帰還容量と、前記反転入力端子と基準電位間に接続された増幅用容量と、前記反転入力端子と前記出力端子間を短絡させる短絡スイッチと、前記非反転入力端子をクランプ電位に設定するクランプスイッチとを有し、前記クランプスイッチは前記第2の制御信号により制御され、前記短絡スイッチは前記第1の制御信号によるサンプルの解除と第2の制御信号によるクランプ電位の設定の解除との間に開かれるタイミングを有する制御信号により制御されることを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
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