JP4997137B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等に用いられる固体撮像装置に係り、特に撮像領域内に増幅機能を有する増幅型固体撮像素子を用いた固体撮像装置に関する。
近年、撮像素子として画素内に能動素子をもち、周辺回路をオンチップ化できるMOS型イメージセンサがデジタルカメラ等の撮像装置に使われている。図10に通常のMOS型イメージセンサの回路構成を示す。CMOSイメージセンサでは、複数の画素が2次元状に配置されているが、ここでは説明を簡単にするため1行3列に配置されている3個の画素P11,P12,P13のみを示している。各画素P11,P12,P13は、それぞれフォトダイオードPD、静電容量をもつフローティングディフュージョン部FD11,FD12,FD13、転送トランジスタM1、リセットトランジスタM2、増幅トランジスタM311 ,M312 ,M313 、選択トランジスタM4から構成されている。画素P11,P12,P13は、それぞれ垂直信号線31,32,33を介して相関二重サンプリング回路(CDS回路)10に接続されている。また垂直信号線31,32,33には、それぞれ他端が接地された定電流源となるバイアス用トランジスタM51,M52,M53の一端が接続されており、各バイアス用トランジスタM51,M52,M53はバイアス電流調整電圧Vbiasにより制御されるようになっている。
CDS回路10は、クランプトランジスタM11とサンプルホールドトランジスタM12とクランプ容量C11とサンプルホールド容量C12とで構成されている。CDS回路10は、列選択トランジスタM6を介して水平信号線7に接続され、出力アンプ5を介して画像信号を出力するようにしている。画素内の転送トランジスタM1,リセットトランジスタM2及び選択トランジスタM4の制御に係る転送パルスφTR1,リセットパルスφRST1,行選択パルスφROW1、及び列選択トランジスタM6の制御に係る列選択パルスφH1,φH2,φH3は、タイミング制御部6による制御の下、垂直走査部2及び水平走査部4からそれぞれ出力され、クランプトランジスタM11,サンプルホールドトランジスタM12の制御に係るクランプパルスφCL,サンプルホールドパルスφSHは、タイミング制御部6から出力されるようになっている。
このように構成されているMOS型イメージセンサにおいては、画素毎の増幅トランジスタM311 〜M313 の閾値ばらつきやリセットトランジスタM2のリセットノイズが画質劣化の要因となるが、CDS回路10において、リセット後の画素出力とフォトダイオードPDの信号電荷転送後の画素出力の差分を求めることにより、これらのノイズが取り除かれ、画像信号となる光信号のみを出力させることができる。
ところで、CDS回路を備えたMOS型イメージセンサでは、高輝度光が入射すると、あたかも光が入射されていないような真っ黒に沈んだ画像が生成されることが知られている。この現象を黒沈み現象と呼ぶことにする。次に、MOS型イメージセンサにおけるこの黒沈み現象について説明する。図11は、高輝度の被写体を撮影したときに黒沈み現象の発生動作を説明するためのタイミングチャートである。ここでは、図10に示す中央の画素P12に高輝度の光が入射しており、それ以外の画素P11,P13には殆ど光が入射していないものとして説明する。
(1)まず、リセット期間T1においては、行選択パルスφROW1がHレベルの状態において、リセットパルスφRST1をHレベルとし、各画素のフローティングディフュージョン部FD11,FD12,FD13を電源電圧VDDに固定する。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプル期間T2においては、リセットパルスφRST1をLレベルとする。この際、高輝度光が入射していない画素P11,P13ではフローティングディフュージョン部FD11,FD13の電圧VFD11,VFD13(VFD13は図示省略)は変化しないが、高輝度光の入射画素P12ではフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等によってフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12が図示のように低下する。それにより画素P12が接続されている垂直信号線32の電位V32(Rst) も低下し、(VFD12−VGS-M312 )となる。なお、VGS-M312 は画素P12の増幅トランジスタM312 のゲート・ソース間電圧である。そして、リセットサンプル期間T2の終期において、CDS回路10のクランプパルスφCLをLレベルとして、各垂直信号線31〜33の電位をクランプする。
(3)続く信号転送期間T3では、転送パルスφTR1をHレベルとして、各画素P11〜P13のフォトダイオードPDの信号電荷をフローティングディフュージョン部FD11〜FD13へそれぞれ転送する。この際、高輝度光入射画素P12におけるフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、リセットサンプル期間T2において既に下がっているため、フォトダイオードPDの電荷を転送しても、リセットサンプル期間T2の電圧から少ししか下がらない(電荷の漏れ込みによりフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12が下がり切っている場合は、変化しない)。したがって、垂直信号32の電位V32(Sig) も少ししか変化しない。なお、この際、他の垂直信号線31,33の電位も、画素P11,P13には殆ど光が入射していないものとしているため、殆ど変化しない。
(4)続く信号サンプリング期間T4では、CDS回路10の処理動作により、差分電位〔V32(Rst) −V32(Sig) 〕がサンプルホールド容量C12に保持される。次いで、CDS回路10で処理された差分電位が列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、画像信号として出力される。この際、高輝度光の入射画素P12では、リセットサンプル期間T2における垂直信号線32の電位V32(Rst) の変動により、CDS処理による差分電位〔V32(Rst) −V32(Sig) 〕が小さく、黒く沈んだ出力が画像信号として出力され、黒沈み現象が発生する。
この黒沈み現象の発生の問題は、メカニカルシャッタを設けることにより、静止画撮影では解消できる。しかしながら、動画撮影などでメカニカルシャッタを用いない撮影を行うときには、その発生は避けられない。
また、高輝度光の入射時には、強い光が入射した画素以外の画素領域にも、その影響が生じる場合がある。図12は、高輝度光が入射した画素の周辺に発生するハイライト横すじ現象の発生動作を説明するためのタイミングチャートである。ここでも、図10に示す中央の画素P12に高輝度光が入射しており、それ以外の画素P11,P13には殆ど光が入射していないものとして説明する。また、ここでは黒沈み現象は発生しないという仮定に基づいて説明する。
(1)まず、リセット期間T1においては、同様に、行選択パルスφROW1がHレベルの状態において、リセットパルスφRST1をHレベルとし、各画素のフローティングディフュージョン部FD11,FD12,FD13の電圧VFD11〜VFD13を電源電圧VDDに固定する。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプル期間T2においては、その終期にCDS回路10のクランプパルスφCLをLレベルとして、各画素のフローティングディフュージョン部FD11〜FD13の電圧を、垂直信号31〜33を介してCDS回路10にクランプする。
(3)続く信号転送期間T3において、転送パルスφTR1をHレベルとして、各画素P11〜P13のフォトダイオードPDの信号電荷をフローティングディフュージョン部FD11〜FD13にそれぞれ転送すると、高輝度光入射画素P12では信号電荷が多いため、そのフローティングディフュージョン部FD12の電位VFD12は電源電圧VDDから大きく下がる。したがって、画素P12が接続された垂直信号線32の電位V32は、(VFD12−VGS-M312 )となり、大きく下がる。これにより、垂直信号線32に接続されているバイアス用トランジスタM52のドレイン・ソース間電圧は小さくなるため、該バイアス用トランジスタM52に流れる電流が減少する。これにより、バイアス用トランジスタM51〜M53のソースに共通に接続されているGND線のGND抵抗による電圧降下が減少し、垂直信号線31,33に接続されているバイアス用トランジスタM51,M53のゲート・ソース間電圧が大きくなり、垂直信号線31,33に流れる電流が増加する。これにより、画素P11,P13の増幅トランジスタM311 ,M313 のゲート・ソース間電圧が大きくなり、垂直信号線31,33の電位V31,V33がリセットレベル出力(VDD)に対してΔV低下する。
(4)続く信号サンプリング期間T4では、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33における、リセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分が、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、画像信号として出力される。この際、高輝度光入射画素P12の周辺画素P11,P13では、上記のようにバイアス用トランジスタM52に接続されたGND線を介した電流変動により、リセットレベルとの差電位ΔVが検出され、これが白浮きとなり、画像信号にハイライト横すじ現象が発生する。
このようにMOS型イメージセンサにおいて、黒沈み現象とハイライト横すじ現象により、ウインドウチャートを撮影した場合、図13の(B)〜(D)に示すような画像が得られてしまう。図13の(A)は中央に高輝度光をもつ被写体パターンを示し、図13の(B)はリセット電位変動による黒沈み現象が発生した態様を示しており、図13の(C)は信号電位変動によるハイライト横すじ現象が発生した態様を示しており、図13の(D)は黒沈み現象とハイライト横すじ現象が合わせて発生した態様を示している。
上記MOS型イメージセンサにおける黒沈み現象及びハイライト横すじ現象の発生を防止する解決手法として、従来、特開2007−20156号公報には、次に示すような手法が提案されている。すなわち、図14に示すように、各垂直信号線31〜33に該垂直信号線の電位を選択的に第1及び第2の電位に制限可能なクリップ回路71〜73をそれぞれ設け、画素リセット後の画素出力を第1の電位以下にならないように、信号電荷転送後の画素出力を第2の電位以下にならないように、それぞれ制御する手法が提案されている。なお、クリップ回路71〜73は、それぞれクリップトランジスタM71〜M73とクリップ選択トランジスタM81〜M83とからなり、クリップトランジスタM71〜M73のゲートはクリップ電圧Vclipに、ドレインは電源電圧VDDに接続されており、クリップ選択トランジスタM81〜M83のゲートにはクリップ選択パルスφROWDが印加され、ソースは垂直信号線31〜33に接続されている。そしてクリップ電圧Vclip及びクリップ選択パルスφROWDは、タイミング制御回路6から出力されるようになっている。
次に、このような構成のクリップ回路を設けたMOS型イメージセンサの動作を、図15に示すタイミングチャートに基づいて説明する。ここでも、画素P12に高輝度光が入射し、周辺の画素P11,P13には殆ど光が入射していないものとする。
(1)まず、リセット期間T1では、選択パルスφROW1をHレベルとし、クリップ電圧Vclipを電源電圧VDDより低いが黒沈み現象が発生しないような第1のレベルVclipH に設定しておき、リセットパルスφRST1をHレベルとして、各画素のフローティングディフュージョン部FD11,FD12,FD13を電源電圧VDDに固定する。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプル期間T2においては、高輝度光の入射画素P12ではフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等によってフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12が大きく低下する。これにより、クリップ回路を設けていない場合は、垂直信号線32の電位V32も、(VFD12−VGS-M312 )に低下するが、クリップ回路72により垂直信号線32の電位V32(Rst) は、(VclipH −VGS-M72)にクリップされており、それ以下の電位には低下しない。したがって、引き続くCDS回路10の差分処理によっても、黒沈み現象の発生が回避される。なお、VGS-M72は、クリップトランジスタM72のゲート・ソース間電圧である。そして、リセットサンプル期間T2の終期において、CDS回路10でクランプパルスφCLをLレベルとして、各垂直信号線31〜33の電位をクランプする。
(3)続く信号転送期間T3では、クリップ電圧Vclipをハイライト横すじ現象が発生しないような第2のレベルVclipL に切り換え設定すると共に、転送パルスφTR1をHレベルにして、各画素P11〜P13のフォトダイオードPDの電荷をフローティングディフュージョン部FD11〜FD13へそれぞれ転送する。この際、高輝度光入射画素P12におけるフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、リセットサンプル期間T2において既に下がっているため、フォトダイオードPDの電荷を転送しても、その電圧Vsig はリセットサンプル期間の電圧から少ししか下がらない。そして、垂直信号線32の電位V32(sig) は、クリップされない場合は、(Vsig −VGS-M312 )に変化するが、クリップ回路で第2のレベルVclipL が設定されているため、垂直信号線32の電位V32(sig) は(VclipL −VGS-M72)でクリップされ、これにより垂直信号線31,33の電位V31,V33がリセットレベル出力(VDD)からΔV低下することはなくなり、ハイライト横すじの発生が回避される。
(4)続く信号サンプリング期間T4では、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33のリセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分がサンプルホールド容量C12に保持され、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、黒沈み及びハイライト横すじ現象の阻止された画像信号として出力される。
特開2007−20156号公報
上記のように、クリップ回路を設けることにより、垂直信号線32のリセット時の電位V32(Rst)〔=(VFD12−VGS-M312 )〕が、クリップ回路の出力電圧(VclipH −VGS-M72)より小さくなったとき、また信号読み出し時の電位V32(sig)〔=(VFD12−VGS-M312 )〕が、クリップ回路の出力電圧(VclipL −VGS-M72)より小さくなったとき、垂直信号線の電位がそれぞれのクリップ回路の出力電圧によりクリップされ、黒沈み現象及びハイライト横すじ現象の発生は回避することができる。
しかしながら、画素内の増幅トランジスタM312 のゲート・ソース間電圧VGS-M312 とクリップ回路内のクリップトランジスタM72のゲート・ソース間電圧VGS-M72とは、各トランジスタのサイズが小さく、更に画素の増幅トランジスタとクリップ回路のクリップトランジスタとは位置が離れているため、大きなばらつき(約30mV)が発生し、また画素間の増幅トランジスタのばらつきの影響もあって、垂直信号線がクリップされる閾値がばらつき、したがって、黒沈み抑圧時の抑圧効果にばらつきが発生し、高精度の抑圧ができず、またハイライト横すじ抑圧時の抑圧効果にもばらつきが発生し、高精度の抑圧ができず最大信号レベルにばらつきが発生する。
本発明は、従来のクリップ回路を設けた固体撮像装置における上記問題点を解消するためになされたものであり、別個にクリップ回路を設けることなく、クリップ動作の閾値を画素毎で異ならないようにし、更にクリップ動作がなされたときも、画素のゲート・ソース間電圧のばらつきを最小限に抑えることができるようにした、黒沈み現象並びにハイライト横すじ現象の発生を抑えることが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、入射光を信号電荷に変換する光電変換手段、該光電変換手段で発生した前記信号電荷を蓄積する蓄積部、該蓄積部に蓄積された前記信号電荷を増幅して出力信号線に出力する増幅手段、及びリセットラインに設定されているリセット電位に前記蓄積部をリセットするリセット手段を有する画素が複数、行列状に2次元に配列されてなる画素部と、前記出力信号線に一端が接続され、他端が接地され、前記増幅手段に流れる電流を一定にする負荷手段と、前記出力信号線に接続され、前記リセット手段によるリセット動作時における前記画素からの出力たる第1の信号を用いて、前記信号電荷に対応する第2の信号に含まれるノイズ成分を抑圧するノイズ抑圧動作を行うノイズ抑圧手段と、前記ノイズ抑圧動作の対象たる第1の画素の前記出力信号線への出力を、前記第1の画素と同一の前記出力信号線に接続され前記第1の画素とは異なる第2の画素から前記出力信号線への前記リセット手段による動作に伴う出力を用いて、前記第1の信号を第1の電位に、前記第2の信号を第2の電位にそれぞれ制限する制御手段とを有して固体撮像装置を構成するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、同一の画素であることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、異なる画素であることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、前記第1の画素の近傍に位置する画素であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記制御手段は、前記第2の電位として前記負荷手段がオフしない電位を設定することを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記制御手段は、前記第1の電位を前記第2の電位よりも高く設定することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記リセットラインは、前記制御手段により、行単位で前記リセット電位を変更可能とされ、前記制御手段は、前記第1の電位と前記第2の電位を設定するために用いられる前記第2の画素の位置に応じて、対応する前記画素に係る前記リセットラインのリセット電位を可変することを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に係る固体撮像装置において、前記リセットラインは、全画素に対して共通のリセット電位を前記制御手段により可変して供給可能とされ、前記制御手段は、前記第1の画素と第2の画素に対して、各々に対応したリセット電位を印加するタイミングが重ならないように前記リセット手段を制御することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項1〜8のいずれか1項に係る固体撮像装置において、撮影に係る複数の動作モードから1つの動作モードを設定するモード設定部を更に有し、前記制御手段は、設定された動作モードに応じて、異なった、前記第1の電位への制限動作を行わせることを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る固体撮像装置において、前記制御手段は、前記設定動作モードとして、前記光電変換手段における前記信号電荷の蓄積後に前記光電変換手段に入射する光を遮光する動作モードが設定されたとき、前記第2の信号の第2の電位への制限動作のみを行わせることを特徴とするものである。
本発明によれば、ノイズ抑圧動作の対象となる第1の画素の出力信号線への出力を、同一の出力信号線に接続された第1の画素とは異なる第2の画素の出力信号線への出力を用いて、画素のリセットレベルをクリップして黒沈み現象の発生を抑え、画素の信号レベルをクリップしてハイライト横すじ現象の発生を抑えることができるようにしているので、別個のクリップ回路を設けずに、ばらつきを抑えた、黒沈み現象並びにハイライト横すじ現象を抑えたクリップ動作を行えるようにした固体撮像装置を実現することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、実施例1の概要について説明する。本発明は、別個のクリップ回路を設けずに、画素部の画素の出力を用いて、黒沈み現象及びハイライト横すじ現象防止のための垂直信号線のクリップ動作を行わせるようにするものであるが、本実施例1は読み出し中(CDS動作中)の画素行の隣接画素行を垂直信号線へのクリップ電圧の発生用画素行として用い、その画素行の画素のフローティングディフュージョン部の電圧VFDを、リセットサンプリング期間と信号サンプリング期間で変更し、垂直信号線の電位を、そのフローティングディフュージョン部電圧VFDを用いてクリップすることで、黒沈み現象とハイライト横すじ現象の両方を抑圧するように構成するものであり、そして、読み出し画素行の移動に応じてクリップ電圧発生用画素行も移動させるように構成するものである。
次に、実施例1の構成について説明する。図1は、実施例1に係る固体撮像装置を示す回路構成図で、図10に示した従来例と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示し、その説明を一部省略する。この実施例に係る固体撮像装置においても、画素部は複数の画素が2次元状に配置して構成されているが、ここでは説明を簡単にするために2行3列に配置されている画素P11〜P23のみを示しており、1行目の画素P11〜P13は読み出し画素行の画素、2行目の画素P21〜P23はクリップ電圧発生用画素行の画素を示しているものとする。各画素P11〜P23は、フォトダイオードPD,静電容量をもつフローティングディフュージョン部FD11〜FD23,転送トランジスタM1,リセットトランジスタM2,増幅トランジスタM311 〜M323 ,選択トランジスタM4から構成されている。列方向に配置されている画素P11〜P23は、それぞれ垂直信号線31,32,33に共通に接続されており、垂直信号線31〜33はCDS回路10にそれぞれ接続されている。また垂直信号線31〜33には、それぞれ他端が接地された定電流源となるバイアス用トランジスタM51〜M53の一端が接続されており、各バイアス用トランジスタM51〜M53はバイアス電流調整電圧Vbiasにより制御されるようになっている。
CDS回路10は、クランプトランジスタM11とサンプルホールドトランジスタM12とクランプ容量C11とサンプルホールド容量C12とで構成されている。CDS回路10は、列選択トランジスタM6を介して水平信号線7に接続され、出力アンプ5を介して画像信号を出力するようになっている。画素内の転送トランジスタM1,リセットトランジスタM2及び選択トランジスタM4の制御に係る転送パルスφTR1,φTR2、リセットパルスφRST1,φRST2、行選択パルスφROW1,φROW2、及び列選択トランジスタM6の制御に係る列選択パルスφH1〜φH3は、タイミング制御部6による制御の下、垂直走査部2及び水平走査部4からそれぞれ出力され、また1行目の画素P11〜P13への画素電源VDD1は電源電圧VDDに固定されており、2行目の画素P21〜P23への画素電源VDD2は、電源電圧VDDより少し低い黒沈み現象が発生しないような第1のクリップ電圧VclipH と、この第1のクリップ電圧VclipH より低いハイライト横すじ現象が発生しないような第2のクリップ電圧VclipL とに、タイミング制御部6により垂直走査部2を介して切り換えられるようになっている。また、クランプトランジスタM11,サンプルホールドトランジスタM12の制御に係るクランプパルスφCL,サンプルホールドパルスφSHは、タイミング制御部6から出力されるようになっている。
次に、このように構成されている実施例1に係る固体撮像装置の動作を、図2に示すタイミングチャートに基づいて説明する。なお、ここでは、画素P12に高輝度光が入射しており、それ以外の画素には殆ど光が入射していないものとし、2列目の画素列の動作を中心にして説明を行う。
(1)まずFD部リセット期間T1においては、2行の選択パルスφROW1,φROW2をHレベルとして、2行の画素出力を垂直信号線32に接続し、差動入力回路を構成し、また2行目の画素電源VDD2は第1のクリップ電圧VclipH に設定されている。この状態において、2行のリセットパルスφRST1,φRST2をHレベルとする。これにより、1行目の読み出し行の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は電源電圧VDDに固定され、2行目のクリップ電圧発生用の画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第1のクリップ電圧VclipH に固定される。これにより、垂直信号線32の電位V32は、(VDD−VGS-M312 )となる。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプリング期間T2においては、2行目のリセットパルスφRST2はHレベルのまま、1行目のリセットパルスφRST1はLレベルとする。1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、高輝度光の入射によるフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等によって、図示のように低下する。一方、2行目のクリップ電圧発生用画素P22では、リセットパルスφRST2はHレベルのままなので、フローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第1のクリップ電圧VclipH に固定されたままである。したがって、垂直信号32の電位V32(Rst) は、(VclipH −VGS-M322 )にクリップされ、これにより、次に行われるCDS回路10における差分処理による黒沈み現象の発生が抑圧されるようになる。なお、VGS-M322 は画素22の増幅トランジスタM322 のゲート・ソース間電圧である。そして、リセットサンプリング期間T2の終期において、クランプパルスφCLをLレベルとし、垂直信号32の電位V32(Rst) (=VclipH −VGS-M322 )をCDS回路10にクランプする。
(3)続く転送期間T3においては、2行目のクリップ電圧発生用画素のリセットパルスφRST2はHレベルのまま、1行目の画素行の転送パルスφTR1をHレベルとする。これにより、1行目(読み出し行)の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、フォトダイオードPDの蓄積電荷により電圧が下がる。また2行目のクリップ電圧発生用画素P22の画素電源VDD2を第2のクリップ電圧VclipL に切り換え、画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22を第2のクリップ電圧VclipL に切り換え固定する。
(4)続く信号サンプリング期間T4においては、2行目の画素行のリセットパルスφRST2をHレベルのまま、1行目の画素行の転送パルスφTR1をLレベルとする。この段階で、1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、ハイライト横すじ発生レベルまで低下するが、2行目のクリップ電圧発生用画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は第2のクリップ電圧VclipL に固定されているので、垂直信号32の電位V32(Sig) は、(VclipL −VGS-M322 )にクリップされ、画素バイアス電流の変動を回避できるため、ハイライト横すじ現象は抑圧される。
続いて、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33のリセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分がサンプルホールド容量C12に保持され、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、黒沈み及びハイライト横すじ現象の阻止された画像信号として出力される。以下、読み出し行を変更して、更には対応させてクリップ電圧発生行も合わせて変更して、同様な動作を繰り返すことにより、一画面の画像信号が得られる。
以上のように、本実施例においては、垂直信号線32の電位V32(VFD12−VGS-M312 )は、リセット時〔V32(Rst) 〕には、VFD12−VGS-M312 <VclipH −VGS-M322 となったとき、信号読み出し時〔V32(Sig) 〕には、VFD12−VGS-M312 <VclipL −VGS-M322 となったときにクリップされるが、1行目の画素P12の増幅トランジスタM312 のゲート・ソース間電圧VGS-M312 と、2行目のクリップ電圧発生用画素P22の増幅トランジスタM322 のゲート・ソース間電圧VGS-M322 とは、それらの画素のトランジスタは同一画素部の隣接画素のトランジスタなので同じサイズで同じ特性をもち、そのゲート・ソース間電圧VGSのばらつきは小さい。したがって、クリップ電圧のばらつきを低減し、黒沈み及びハイライト横すじ現象の発生抑圧作用のばらつきを低減できる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。この実施例は、読み出し中(CDS動作中)の画素行に隣接する2行をクリップ電圧発生用の画素行として用い、この2行の画素行の画素のフローティングディフュージョン部FDにそれぞれ異なるFDレベルをもたせ、その異なるFDレベルをリセットサンプリング期間と信号サンプリング期間で切り換えて用い、黒沈み及びハイライト横すじ現象の両方を抑圧するように構成するものである。
図3は、実施例2の具体的な構成例を示す回路構成図であり、図1に示した実施例1と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示し、その説明を一部省略する。ここでは、2次元状に画素を配列してなる画素部として、説明を簡単にするため、3行3列部分のみを示しており、1行目の画素P11〜P13は読み出し用画素とし、2行目の画素P21〜P23は黒沈み防止クリップ電圧発生用の画素として用い、3行目の画素P31〜P33はハイライト横すじ現象防止クリップ電圧発生用の画素として用いる場合を示している。そして、この場合、1行目の画素P11〜P13への画素電源VDD1は電源電圧VDDに固定されており、2行目の画素P21〜P23への画素電源VDD2は電源電圧VDDより少し低い黒沈み現象が発生しないような第1のクリップ電圧VclipH に固定されており、また3行目の画素P31〜P33への画素電源VDD3は第1のクリップ電圧VclipH より低いハイライト横すじ現象が発生しないような第2のクリップ電圧VclipL に固定されている。
次に、このように構成されている実施例2に係る固体撮像装置の動作を、図4に示すタイミングチャートに基づいて説明する。なお、ここでは、画素P12に高輝度光が入射しており、それ以外の画素には殆ど光が入射していないものとし、2列目の画素列の動作を中心にして説明を行う。
(1)まずFD部リセット期間T1においては、2行の選択パルスφROW1,φROW2をHレベルとして、2行の画素出力を垂直信号線32に接続し、差動入力回路を構成する。この状態において、2行のリセットパルスφRST1,φRST2をHレベルとする。これにより、1行目の読み出し行の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は電源電圧VDDに固定され、2行目の黒沈み防止クリップ電圧発生用の画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第1のクリップ電圧VclipH に固定される。これにより、垂直信号線32の電位V32は、(VDD−VGS-M312 )となる。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプリング期間T2においては、2行目のリセットパルスφRST2はHレベルのまま、1行目のリセットパルスφRST1はLレベルとする。1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、高輝度光の入射によるフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等によって、図示のように低下する。一方、2行目の黒沈み防止クリップ電圧発生用画素P22では、リセットパルスφRST2はHレベルのままなので、フローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第1のクリップ電圧VclipH に固定されたままである。したがって、垂直信号32の電位V32(Rst) は、(VclipH −VGS-M322 )にクリップされ、これにより、次に行われるCDS回路10における差分処理による黒沈み現象の発生が抑圧されるようになる。なお、VGS-M322 は画素P22の増幅トランジスタM322 のゲート・ソース間電圧である。そして、リセットサンプリング期間の終期において、クランプパルスφCLをLレベルとし、垂直信号32の電位V32(Rst) (=VclipH −VGS-M322 )をCDS回路10にクランプする。
(3)続く転送期間T3においては、1行目の画素行の転送パルスφTR1をHレベルとする。これにより、1行目(読み出し行)の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、フォトダイオードPDの蓄積電荷により電圧が下がる。また2行目の黒沈み防止クリップ電圧発生用画素の選択パルスφROW2及びリセットパルスφRST2をLレベルとすると共に、3行目のハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素の選択パルスφROW3をHレベルとし、1行目の読み出し画素行と3行目のハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素行の画素出力を垂直信号線32に接続し、差動入力回路を構成する。また3行目のハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素行のリセットパルスφRST3をHレベルとする。これにより、3行目の画素P32のフローティングディフュージョン部FD32の電圧VFD32を第2のクリップ電圧VclipL に切り換え固定する。
(4)続く信号サンプリング期間T4においては、3行目の画素行のリセットパルスφRST3をHレベルのまま、1行目の画素行の転送パルスφTR1をLレベルとする。この段階で、1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、ハイライト横すじ発生レベルまで低下するが、3行目のハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素P32のフローティングディフュージョン部FD32の電圧VFD32は、第2のクリップ電圧VclipL に固定されているので、垂直信号32の電位V32(Sig) は、(VclipL −VGS-M332 )にクリップされ、画素バイアス電流の変動を回避できるため、ハイライト横すじ現象は抑圧される。なお、VGS-M332 は画素32の増幅トランジスタM332 のゲート・ソース間電圧である。
(5)続いて、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33のリセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分がサンプルホールド容量C12に保持され、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、黒沈み及びハイライト横すじ現象の阻止された画像信号として出力される。以下、読み出し画素行を変更して、更にはそれに対応させて、黒沈み防止クリップ電圧発生用画素行及びハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素行も合わせて変更して、同様な動作を繰り返すことにより、一画面の画像信号が得られる。
以上のように、本実施例においては、垂直信号線32の電位V32(VFD12−VGS-M312 )は、リセット時〔V32(Rst) 〕には、VFD12−VGS-M312 <VclipH −VGS-M322 となったとき、信号読み出し時〔V32(Sig) 〕には、VFD12−VGS-M312 <VclipL −VGS-M322 となったときにクリップされるが、1行目の画素P12の増幅トランジスタM312 のゲート・ソース間電圧VGS-M312 と、2行目の黒沈み防止クリップ電圧発生用画素P22の増幅トランジスタM322 のゲート・ソース間電圧VGS-M322 及び3行目のハイライト横すじ防止クリップ電圧発生用画素M332 のゲート・ソース間電圧VGS-M322 とは、それらの画素のトランジスタは同一画素部の隣接画素のトランジスタなので同じサイズで同じ特性をもち、そのゲート・ソース間電圧VGSのばらつきは小さい。したがって、クリップ電圧のばらつきを低減し、黒沈み及びハイライト横すじ現象の発生抑圧作用のばらつきを低減できる。また、実施例1では単一の画素行の画素を用いて、黒沈み防止用の第1のクリップ電圧とハイライト横すじ防止用の第2のクリップ電圧を発生させるようにしているので、短時間でクリップ電圧を切り換える必要があるが、本実施例では第1及び第2のクリップ電圧を別個の画素で発生させるようにしているので、制御が簡単になるという利点が得られる。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。この実施例3は、各画素のリセットのタイミングを、読み出し画素行とクリップ電圧発生用画素行とで変えると共に、画素電源VDD1をパルス的に駆動して、クリップ電圧発生用画素行の画素電源の電圧を第1のクリップ電圧VclipH 又は第2のクリップ電圧VclipL に設定するように構成するものである。
図5は、実施例3の具体的な構成を示す回路構成図で、図1又は図3に示した実施例1又は実施例2と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示し、その説明を一部省略する。ここでは、2次元状に画素を配列してなる画素部として、説明を簡単にするため、3行3列部分のみを示しており、1行目の画素P11〜P13は読み出し用画素とし、2行目の画素P21〜P23はクリップ電圧発生用の画素として用いる場合を示している。そして、各画素行への画素電源VDD1は、電源電圧VDDと第1のクリップ電圧VclipH と第2のクリップ電圧VclipL とにパルス的に駆動されるようになっている。
次に、このように構成されている実施例3に係る固体撮像装置の動作を、図6に示すタイミングチャートに基づいて説明する。なお、ここでも、画素P12に高輝度光が入射しており、それ以外の画素には殆ど光が入射していないものとし、2列目の画素列の動作を中心にして説明を行う。
(1)まず1行目の画素行のFD部リセット期間T1においては、2行の選択パルスφROW1,φROW2をHレベルとして、2行の画素出力を垂直信号線32に接続し、差動入力回路を構成する。この状態において、画素電源VDD1は電源電圧VDDに設定され、1行目のリセットパルスφRST1をHレベルとする。これにより、1行目の読み出し行の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は電源電圧VDDに固定され、垂直信号線32の電位V32は、(VDD−VGS-M312 )となる。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプリング期間T2においては、1行目のリセットパルスφRST1をLレベルとすると共に、2行目のリセットパルスφRST2をHレベルとする。また画素電源VDD1を第1のクリップ電圧に設定する。これにより1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、高輝度光の入射によるフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等によって、図示のように低下する。一方、2行目のクリップ電圧発生用画素P22では、フローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第1のクリップ電圧VclipH に固定される。したがって、垂直信号32の電位V32(Rst) は、(VclipH −VGS-M322 )にクリップされ、これにより、次に行われるCDS回路10における差分処理による黒沈み現象の発生が抑圧されるようになる。なお、VGS-M322 は画素P22の増幅トランジスタM322 のゲート・ソース間電圧である。そして、リセットサンプリング期間の終期において、クランプパルスφCLをLレベルとし、垂直信号32の電位V32(Rst) (=VclipH −VGS-M322 )をCDS回路10にクランプする。
(3)続く転送期間T3においては、2行目のクリップ電圧発生用画素のリセットパルスφRST2はHレベルのまま、画素電源VDD1を第2のクリップ電圧に設定する。これにより画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22を第2のクリップ電圧VclipL に切り換え固定する。次いで、画素電源VDD1を電源電圧VDDにしたのち、1行目の画素行の転送パルスφTR1をHレベルとする。これにより、1行目(読み出し行)の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、フォトダイオードPDの蓄積電荷により電圧が下がる。
(4)続く信号サンプリング期間T4においては、1行目の画素行の転送パルスφTR1をLレベルとする。この段階で、1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、ハイライト横すじ発生レベルまで低下するが、2行目のクリップ電圧発生用画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は、第2のクリップ電圧VclipL に固定されているので、垂直信号32の電位V32(Sig) は、(VclipL −VGS-M322 )にクリップされ、画素バイアス電流の変動を回避できるため、ハイライト横すじ現象は抑圧される。
続いて、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33のリセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分がサンプルホールド容量C12に保持され、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、黒沈み及びハイライト横すじ現象の阻止された画像信号として出力される。以下、読み出し画素行を変更して、更にはクリップ電圧発生用画素行も合わせて変更して、同様な動作を繰り返すことにより、一画面の画像信号が得られる。
以上のように本実施例によれば、全画素行の画素電源VDD1をパルス的に駆動するようにしているので、各画素行を制御する画素電源の数を減らすことができ、構成が簡単になるという利点が得られる。また、上記実施例では実施例1と同様に、第1のクリップ電圧VclipH と第2のクリップ電圧VclipL の出力画素を同一としたものを示したが、選択パルスやリセットパルス等の制御タイミングを変更することにより実施例2と同様に第1のクリップ電圧VclipH と第2のクリップ電圧VclipL を出力する画素を異ならせることもできる。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。この実施例は、画素部を構成する画素として、選択トランジスタを省いた3トランジスタ構成としたものを用い、画素電源を電源電圧VDDと、第1のクリップ電圧VclipH と、第2のクリップ電圧VclipL と、第2のクリップ電圧VclipL より低い電圧VDDLの4電位にパルス的に設定できるようにしたものである。
図7は、実施例4に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図で、図1,3,5に示した実施例1〜3と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示し、その説明を一部省略する。ここでは、2次元状に画素を配列してなる画素部として説明を簡単にするため、3行3列部分のみを示している。各画素は、フォトダイオードPD,フローティングディフュージョン部FD11〜FD33,転送トランジスタM1,リセットトランジスタM2,増幅トランジスタM311 〜M333 とから構成されており、列方向に配列されている画素の増幅トランジタの一端がそれぞれ垂直信号線31〜33に共通に接続されている。そして、各画素への画素電源VDD1は、電源電圧、第1のクリップ電圧VclipH 、第2のクリップ電圧VclipL 及び第2のクリップ電圧VclipL より低い電圧VDDLの4電位にパルス的に設定できるようになっており、その他の構成については、実施例1〜3と同じである。
次に、このように構成されている実施例4に係る固体撮像装置の動作を、図8に示すタイミングチャートに基づいて説明する。この実施例4に係る固体撮像装置の動作は、FD部リセット期間T1から信号サンプリング期間T4までの動作については、図6に示した実施例3の動作と同様であるので、その説明を省略する。信号サンプリング期間T4が終了し、次の期間T5に入ると、サンプルホールドパルスφSHをLレベルとすると共に、1行目のリセットパルスφRST1をHレベルとし、更に画素電源VDD1を電圧VDDLに設定する。これにより、1行目の画素のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12はVDDLに低下し、次のステップで、2行目の画素行を読み出し行に、3行目の画素行をクリップ電圧発生行にして動作を続行する場合に、非読み出し行となる画素行(1行目)の画素出力を出力信号線に出力させないようにし、2行目の画素行の信号読み出しに影響を与えないようにする。
以下、上記のように読み出し行を移動させ、それに応じてクリップ電圧発生行も合わせて移動させ、また、読み出し行とクリップ電圧発生行以外の画素行に対する画素電圧をVDDLに設定して、同様な動作を繰り返すことにより、一画面の画像信号が得られる。
以上のように、本実施例によれば、実施例3の効果に加え、画素を行選択トランジスタを省いて構成しているので、画素内のフォトダイオードの占有率を大きくし、感度を向上させることができる。また、上記実施例では、実施例1と同様に、第1のクリップ電圧VclipH と第2のクリップ電圧VclipL との出力画素を同一としたものを示したが、選択パルスやリセットパルス等の制御タイミングを変更することにより、実施例2と同様に第1のクリップ電圧VclipH と第2のクリップ電圧VclipL を出力する画素を異ならせることもできる。
(実施例5)
次に、実施例5について説明する。この実施例は、メカシャッタを備えた固体撮像装置に関するもので、固体撮像装置の構成自体は実施例1〜4に係るものと同一であり、図示していないメカシャッタと該メカシャッタの使用/不使用の設定を行うモード設定部を備え、モード設定部の設定によりタイミング制御部の制御態様も変更設定されるようになっている。
次に、このような構成の実施例5の動作について説明する。モード設定部によりメカシャッタ不使用モード(動画撮影時等)が設定された場合は、例えば実施例1に示す構成の固体撮像装置を用いている場合は、図2のタイミングチャートに示すような読み出し動作を行う。
一方、モード設定部によりメカシャッタ使用モード(静止画撮影時等)が設定されたときの動作を、図9に示すタイミングチャートに基づいて説明する。このタイミングチャートは固体撮像装置として実施例1に示す構成のものが用いられている場合の動作を示している。
(1)メカシャッタを使用した撮影(静止画撮影等)の場合は、フォトダイオードPDへの信号電荷の蓄積後、FD部リセット期間T1に入る前に、メカシャッタは開から閉状態にされる。次いで、1行目の選択パルスφROW1がHレベルとされる。また、2行目のクリップ電圧発生行の画素電源VDD2は、信号読み出し時にはメカシャッタは閉状態となっているため、高輝度光入射によるフォトダイオードからの電荷の漏れ込み等はなく、黒沈み現象は発生しないので、第1のクリップ電圧VclipH を発生させる必要はなく、第2のクリップ電圧VclipL に固定される。
そして、FD部リセット期間T1に入ると1行目のリセットパルスφRST1をHレベルとする。これにより、1行目の読み出し行の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は電源電圧VDDに固定され、垂直信号線32の電位V32は、(VDD−VGS-M312 )となる。また、CDS回路10のクランプパルスφCL及びサンプルホールドパルスφSHもHレベルとする。
(2)続くリセットサンプリング期間T2においては、1行目のリセットパルスφRST1をLレベルとするが、高輝度光の入射によるフォトダイオードPDからの電荷の漏れ込み等はないので、1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は電源電圧VDDを維持し、したがって、垂直信号線32の電位V32も、(VDD−VGS-M312 )のままである。そして、リセットサンプリング期間の終期において、クランプパルスφCLをLレベルとし、垂直信号32の電位(VDD−VGS-M312 )をCDS回路10にクランプする。
(3)続く転送期間T3においては、2行目のクリップ電圧発生用画素の選択パルスφROW2及びリセットパルスφRST2をHレベルとすると共に、1行目の画素行の転送パルスφTR1をHレベルとする。これにより、1行目(読み出し行)の画素P12のフローティングディフュージョン部電圧VFD12は、フォトダイオードPDの蓄積電荷により電圧が下がる。また、2行目のクリップ電圧発生用画P22のフローティングディフュージョン部電圧VFD22は第2のクリップ電圧VclipL に固定される。
(4)続く信号サンプリング期間T4においては、2行目の画素行のリセットパルスφRST2をHレベルのまま、1行目の画素行の転送パルスφTR1をLレベルとする。この段階で、1行目の画素P12のフローティングディフュージョン部FD12の電圧VFD12は、ハイライト横すじ発生レベルまで低下するが、2行目のクリップ電圧発生用画素P22のフローティングディフュージョン部FD22の電圧VFD22は第2のクリップ電圧VclipL に固定されているので、垂直信号32の電位V32(Sig) は、(VclipL −VGS-M322 )にクリップされ、画素バイアス電流の変動を回避できるため、ハイライト横すじ現象は抑圧される。
続いて、CDS回路10の処理動作により、垂直信号線31〜33のリセット電位と転送後の光信号読み出し電位との差分がサンプルホールド容量C12に保持され、列選択トランジスタM6及び出力アンプ5を介して、ハイライト横すじ現象の阻止された画像信号として出力される。以下、読み出し行を変更して、更にはクリップ電圧発生行も合わせて変更して、同様な動作を繰り返すことにより、一画面の画像信号が得られる。
通常、メカシャッタを用いない動画撮影時には、垂直方向の間引き読み出しが行われるが、クリップ電圧発生行は間引きに使用される行(間引かれる行)を利用してもよい。また、上記実施例では、実施例1に示した固体撮像装置を用いた場合を例として説明したが、その他の実施例2〜4で示した固体撮像装置を用いることができる。
以上のとおり、本実施例によれば、上記各実施例の効果に加え、モード設定部によりメカシャッタを使用した撮影と使用しない撮影とに切り換える場合に、効果的に黒沈み現象及びハイライト横すじ現象の抑圧を行うことができる。
本発明に係る固体撮像装置の実施例1に係る構成を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1に係る固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例2に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図3に示した実施例2に係る固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例3に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図5に示した実施例3の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例4に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図7に示した実施例4の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例5に係る固体撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 一般的なMOS型イメージセンサの構成を示す回路構成図である。 図10に示したMOS型イメージセンサにおいて黒沈み現象が発生する態様を説明するためのタイミングチャートである。 図10に示したMOS型イメージセンサにおいてハイライト横すじ現象が発生する態様を説明するためのタイミングチャートである。 中央に高輝度光をもつ被写体パターン、並びに図10に示したMOS型イメージセンサにおいて黒沈み現象及びハイライト横すじ現象が発生している画面の態様を示す概略模式図である。 従来のクリップ回路を備えたMOS型イメージセンサの構成を示す回路構成図である。 図14に示したMOS型イメージセンサの動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
2 垂直走査部
4 水平走査部
5 出力アンプ
6 タイミング制御部
7 水平信号線
10 CDS回路
31,32,33 垂直信号線

Claims (10)

  1. 入射光を信号電荷に変換する光電変換手段、該光電変換手段で発生した前記信号電荷を蓄積する蓄積部、該蓄積部に蓄積された前記信号電荷を増幅して出力信号線に出力する増幅手段、及びリセットラインに設定されているリセット電位に前記蓄積部をリセットするリセット手段を有する画素が複数、行列状に2次元に配列されてなる画素部と、
    前記出力信号線に一端が接続され、他端が接地され、前記増幅手段に流れる電流を一定にする負荷手段と、
    前記出力信号線に接続され、前記リセット手段によるリセット動作時における前記画素からの出力たる第1の信号を用いて、前記信号電荷に対応する第2の信号に含まれるノイズ成分を抑圧するノイズ抑圧動作を行うノイズ抑圧手段と、
    前記ノイズ抑圧動作の対象たる第1の画素の前記出力信号線への出力を、前記第1の画素と同一の前記出力信号線に接続され前記第1の画素とは異なる第2の画素から前記出力信号線への前記リセット手段によるリセット動作に伴う出力を用いて、前記第1の信号を第1の電位に、前記第2の信号を第2の電位にそれぞれ制限する制御手段とを有することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、同一の画素であることを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、異なる画素であることを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  4. 前記第1の電位と前記第2の電位に制限するために用いる前記第2の画素は、前記第1の画素の近傍に位置する画素であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の電位として前記負荷手段がオフしない電位を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の電位を前記第2の電位よりも高く設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  7. 前記リセットラインは、前記制御手段により、行単位で前記リセット電位を変更可能とされ、前記制御手段は、前記第1の電位と前記第2の電位を設定するために用いられる前記第2の画素の位置に応じて、対応する前記画素に係る前記リセットラインのリセット電位を可変することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  8. 前記リセットラインは、全画素に対して共通のリセット電位を前記制御手段により可変して供給可能とされ、前記制御手段は、前記第1の画素と第2の画素に対して、各々に対応したリセット電位を印加するタイミングが重ならないように前記リセット手段を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  9. 撮影に係る複数の動作モードから1つの動作モードを設定するモード設定部を更に有し、前記制御手段は、設定された動作モードに応じて、異なった、前記第1の電位への制限動作を行わせることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に係る固体撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記設定動作モードとして、前記光電変換手段における前記信号電荷の蓄積後に前記光電変換手段に入射する光を遮光する動作モードが設定されたとき、前記第2の信号の第2の電位への制限動作のみを行わせることを特徴とする請求項9に係る固体撮像装置。
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