JP2008122827A - 沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】単一のセンサによってレンズキャップの有無を検出し、レンズ鏡筒の延進ができなかったときの再延進を、特別な操作をすることなく行うことができる沈胴式レンズを有するカメラを提供する。
【解決手段】沈胴式レンズ鏡筒1を初期化する制御手段と、沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する測光手段と、レンズキャップが装着されていることを報知する報知手段と、を有し、制御手段は、沈胴式レンズ鏡筒1の初期化に失敗したときに、測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、測光値が所定の閾値よりも小さいときは、報知手段によってレンズキャップが装着されていることを報知し、所定の周期で測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、測光値が所定の閾値に等しいか大きくなったときに、沈胴式レンズ鏡筒1の初期化継続または沈胴式レンズ鏡筒1の再初期化を行う。
【選択図】図1
【解決手段】沈胴式レンズ鏡筒1を初期化する制御手段と、沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する測光手段と、レンズキャップが装着されていることを報知する報知手段と、を有し、制御手段は、沈胴式レンズ鏡筒1の初期化に失敗したときに、測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、測光値が所定の閾値よりも小さいときは、報知手段によってレンズキャップが装着されていることを報知し、所定の周期で測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、測光値が所定の閾値に等しいか大きくなったときに、沈胴式レンズ鏡筒1の初期化継続または沈胴式レンズ鏡筒1の再初期化を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラに関するものであり、より詳しくはレンズキャップ検出とレンズ初期化技術に関するものである
フィルムカメラ、デジタルスチルカメラを問わず、レンズを保護するために着脱可能なレンズキャップを装備したカメラが知られている。また、高倍率ズーム機能と携帯性を両立するために電源オフ時にレンズ鏡筒を沈胴格納するカメラが普及している。沈胴式レンズを有するカメラにおいても、レンズ鏡筒をカメラ本体内に完全に格納できない場合はレンズを保護するためにレンズキャップを装備する。
沈胴式レンズを有するカメラでは、電源オフ時にレンズ鏡筒外枠内にレンズ鏡筒が格納されるが、使用時はレンズ鏡筒がレンズ鏡筒外枠の端面よりも外部に延進するのが通例である。このとき、レンズキャップがレンズ鏡筒外枠に係合装着されていると、レンズ鏡筒が正常に延進できない。
そのため、レンズキャップの装着有無を検出し、レンズキャップが装着されているときにはユーザーにレンズキャップを取り外すように警告を発し、その後のユーザーの操作によって再度レンズ鏡筒の延進を行うカメラが存在する。
特開平11−231374号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、レンズキャップに覆われる位置に備えられた測光用の第1センサと、カメラ本体部に備えられた露出調整用の第2センサが必要であるという課題がある。
また、レンズキャップが装着されていたためにレンズ鏡筒の延進ができなかったときは、ユーザーがレンズキャップを取り外した後に再度操作を行う必要があるという課題がある。
そこで、本発明は、単一のセンサによってレンズキャップの有無を検出し、レンズ鏡筒の延進ができなかったときの再延進を、特別な操作をすることなく行うことができる沈胴式レンズを有するカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラは、レンズキャップを装着可能な沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラであって、前記沈胴式レンズ鏡筒を初期化する制御手段と、前記沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する測光手段と、前記レンズキャップが装着されていることを報知する報知手段と、を有し、前記制御手段は、前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化に失敗したときに、前記測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、前記測光値が前記所定の閾値よりも小さいときは、前記報知手段によって前記レンズキャップが装着されていることを報知し、所定の周期で前記測光手段によって得られた測光値と前記所定の閾値を比較して、前記測光値が前記所定の閾値に等しいか大きくなったときに、前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化継続または前記沈胴式レンズ鏡筒の再初期化を行う、ことを特徴とする。
本発明は、沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する単一のセンサによってレンズキャップの有無を検出するので、レンズ鏡筒の延進ができなかったときの再延進を、特別な操作をすることなく行うことができるという効果を奏する。
(実施の形態)
(1.構成)
以下、本発明の一実施例を、図を用いて詳述する。
(1.構成)
以下、本発明の一実施例を、図を用いて詳述する。
図1は、本実施の形態におけるデジタルスチルカメラの回路構成を示すブロック図である。ユーザーが電源釦13を押圧操作することにより、CPU(Central Processing Unit)8が電源(図示せず)のオン/オフを制御する。電源がオンされると、CCD(Charge Coupled Device)駆動回路3によりCCD2の駆動が開始され、レンズ駆動回路4によりレンズ鏡筒1の初期化が行われ、デジタルスチルカメラが撮影可能状態となる。レンズ鏡筒1の初期化については、(2.動作)の項目において詳細に説明する。
レンズ鏡筒1は沈胴/ズームレンズユニット、フォーカスレンズユニット、アイリスユニット、シャッタユニット(いずれも図示せず)などの各ユニットにより構成されている。また、レンズ鏡筒1前面には着脱可能なレンズキャップ5を装備する。レンズ駆動回路4により駆動されるレンズ鏡筒1の各ユニットを通じて集光された光は、CCD駆動回路3により駆動されるCCD2に入り、電気的信号である画像信号に変換される。CCD2で生成された画像信号は、A/D変換回路6によってデジタル信号である画像データへと変換され、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)7に格納される。SDRAM7に格納された画像データは、画像信号処理回路9とCPU8によって表示データに変換され、LCD(Liquid Crystal Display)11に出力される。
撮影を行うときに、ユーザーがシャッタ釦12を押下すると、CPU8がそれを検知し、CCD駆動回路3に撮影動作を指示する。撮影駆動でCCD2が取り込んだ画像信号は、A/D変換回路6によって画像データへと変換され、一旦SDRAM7に格納され、画像信号処理回路9で所定の処理が施された後に、記録データとしてメモリカード10に保存される。
レンズキャップ5は可動式のツメなどによりレンズ鏡筒外枠の先端に係合装着されて、レンズを保護するものであり、通常は使用前にユーザーが取り外す。しかし、小型のデジタルスチルカメラでは、一眼レフカメラのようにレンズ鏡筒1を通して被写体を光学的に視認することができず、電源オンするまでLCD11に被写体が表示されないため、レンズキャップ5を装着した状態で電源オンしてしまう可能性が高い。また、小型のデジタルスチルカメラにおいても高倍率ズーム機能の要望は強く、そのため電源オフ時にレンズ鏡筒1を完全に本体内に格納できないときは、レンズキャップ5の装備が必須となる場合がある。
図2は、本実施の形態におけるデジタルスチルカメラのレンズ鏡筒1を含む断面図である。図2(a)は電源オフ時にレンズ鏡筒1がデジタルスチルカメラ本体18に格納されてレンズキャップ5が装着されている状態を、図2(b)は電源オン時にレンズキャップ5が取り外されてレンズ鏡筒1が延進している状態を、それぞれ示す。
沈胴/ズームレンズユニット15は、モータ17により回転駆動されるレンズ鏡筒内枠16の内面に配されたカム溝(図示せず)に係合するカムピン(図示せず)を有し、レンズ鏡筒内枠16の回転にともなって、デジタルスチルカメラ本体18に垂直な方向に延進または縮退できるように構成されている。
レンズ鏡筒1の内部には、デジタルスチルカメラ本体18に垂直な方向に進退可能なフォーカスレンズユニット23と、沈胴/ズームレンズユニット15と一体に構成されたアイリスユニット21、シャッタユニット22が格納されている。
レンズキャップ5は、レンズ鏡筒外枠19の先端付近外周に設けられた係合溝20に係合する可動ツメ14を有し、電源オフ時にレンズ鏡筒1がデジタルスチルカメラ本体18に格納されている状態では、可動ツメ14を係合溝20に係号させてレンズを保護する(図2(a))。一方、使用前には可動ツメ14を動かして係合溝20との係合を解除し取り外されなければならない(図2(b))。
(2.動作)
図3は、レンズ鏡筒1の初期化を示すフローチャートである。電源オンを受けてレンズ鏡筒1の初期化を行うにあたって、まず、レンズ鏡筒1を構成する各ユニットの初期化を行う(S1)。図4は、各ユニットの初期化(S1)を示すフローチャートである。シャッタユニット22の初期化(S11)ではシャッタユニット22を開状態にする。
(2.動作)
図3は、レンズ鏡筒1の初期化を示すフローチャートである。電源オンを受けてレンズ鏡筒1の初期化を行うにあたって、まず、レンズ鏡筒1を構成する各ユニットの初期化を行う(S1)。図4は、各ユニットの初期化(S1)を示すフローチャートである。シャッタユニット22の初期化(S11)ではシャッタユニット22を開状態にする。
シャッタユニット22の初期化(S11)が正常に完了した場合(S12でYes)は、続いて、アイリスユニット21を開放状態にして、アイリスユニット21の初期化(S13)を行う。この時点でCCD2をセンサとして、TTL(Through The Lens)測光が可能になる。
アイリスユニット21の初期化(S13)が正常に完了した場合(S14でYes)は、沈胴/ズームレンズユニット15を広角端に移動させ、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)を行う。
沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)が正常に完了した場合(S16でYes)は、フォーカスレンズユニット23を、現在の沈胴/ズームレンズユニット15の位置、すなわち広角端において距離無限大に合焦するように移動させ、フォーカスレンズユニット23の初期化(S17)を行う。
フォーカスレンズユニット23の初期化(S17)が正常に完了した場合(S18でYes)は、各ユニットの初期化(S1)を完了する。
いずれかのユニットの初期化が正常に完了しなかった場合(S12、S14、S16、S18のいずれかでNo)は、以降のユニットの初期化は行わず、各ユニットの初期化(S1)を完了する。
図4では、シャッタユニット22、アイリスユニット21、沈胴/ズームレンズユニット15、フォーカスレンズユニット23を有するレンズ鏡筒1について、各ユニットの初期化をシーケンシャルに行う場合について示したが、シャッタユニット22の初期化(S11)とアイリスユニット21の初期化(S13)を沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)とフォーカスレンズユニット23の初期化(S17)よりも優先して行えばよく、ユニットの種類と初期化のシーケンスをこれに限定するものではない。すなわち、各ユニットの初期化(S1)において、CCD2をセンサとして、TTL測光が可能になる状態を優先して確立すればよい。
次に、図3のフローチャートに戻って、各ユニットの初期化(S1)が正常に完了したかどうかを判定(S2)する。各ユニットの初期化(S1)が正常に完了した場合(S2でYes)は、レンズ鏡筒1の初期化を完了する。この場合、本実施の形態におけるデジタルスチルカメラは、正常に撮影可能状態となる。
一方、各ユニットの初期化(S1)が正常に完了しなかった場合(S2でNo)は、各ユニットの初期化(S1)のどのステップで異常があったかを判定(S3)する。
シャッタユニット22の初期化(S11)で異常があった場合(S12でNo)とアイリスユニット21の初期化(S13)で異常があった場合(S14でNo)とフォーカスレンズユニット23の初期化(S17)で異常があった場合(S18でNo)は、CPU8からの指示によりLCD11にレンズ鏡筒初期化エラーと電源の再投入を促す警告メッセージを表示(S10)する。図5は、レンズ鏡筒初期化エラーと電源の再投入を促す警告メッセージの一例を示す図である。
シャッタユニット22の初期化(S11)で異常があった場合(S12でNo)とアイリスユニット21の初期化(S13)で異常があった場合(S14でNo)は、シャッタユニット22が開状態になっていないか、アイリスユニット21が開放状態になっていないので、CCD2をセンサとしたTTL測光ができない。また、フォーカスレンズユニット23の初期化(S17)で異常があった場合(S18でNo)は、フォーカスレンズユニット23の駆動機構に故障があると考えられる。そこで、CCD2をセンサとしたTTL測光が可能であっても、レンズ鏡筒初期化エラーと電源の再投入を促す警告メッセージを表示(S10、図5)する。
一方、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)で異常があった場合(S16でNo)は、CCD2をセンサとして被写体輝度の測光を行い、測光値LV1を取得(S4)する。このとき、シャッタユニット22の初期化(S11)とアイリスユニット21の初期化(S14)は正常に完了しているので、TTL測光を行うことができる。
レンズキャップ5が装着されたまま電源がONされた場合は、沈胴/ズームレンズユニット15を広角端に移動させることができないので、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)が正常に完了していないと考えられる。
S4で取得した測光値LV1を所定の閾値LVaと比較(S5)して、LV1≦LVaの場合(S5でYes)は、レンズキャップ5が装着されたまま電源がオンされたと判断して、CPU8からの指示によりLCD11にレンズキャップ5を外すように促す警告メッセージを表示(S6)する。図6は、レンズキャップ5を外すように促す警告メッセージの一例を示す図である。
所定の閾値LVaは、レンズキャップ5が装着された状態での測光値よりも大きく、人間が活動可能な最小照度での測光値よりも小さい値に設定する。測光値をEV(Exposure Value)で示すと、概ね、日中屋外で10EV以上、日中屋内で5〜10EV、夜間で1〜5EV程度、レンズキャップ装着時は0EV程度である。そこで、LVaを1EV以下に設定すれば、夜間であってもレンズキャップ5の装着有無を検出することができる。
一方、S4で取得した測光値LV1を所定の閾値LVaと比較(S5)して、LV1>LVaの場合(S5でNo)は、CPU8からの指示によりLCD11にレンズ鏡筒初期化エラーと電源の再投入を促す警告メッセージを表示(S10、図5)する。
この場合は、レンズキャップ5が装着されていないにも関わらず、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化が正常に完了していないので、レンズ駆動回路4に故障があると考えられる。
S4で取得した測光値LV1を所定の閾値LVaと比較(S5)して、LV1≦LVaのとなり(S5でYes)、CPU8からの指示によりLCD11にレンズキャップ5を外すように促す警告メッセージを表示(S6)した後は、所定の時間が経過するまで(S7でNo)、所定の周期でCCD2をセンサとして被写体輝度のTTL測光を行い、測光値LVnを取得(S8)し、各ユニットの再初期化判断(S9)を行う。
一方、所定の時間が経過した場合(S7でYes)は、測光値LVnの取得(S8)と各ユニットの再初期化判断(S9)を中止して、CPU8からの指示によりLCD11にレンズ鏡筒初期化エラーと電源の再投入を促す警告メッセージを表示(S10、図5)する。
この場合は、所定の時間が経過してもユーザーがレンズキャップ5を外さずに放置しているか、CCD2をセンサとしたTTL測光が正常に行われていないことが考えられる。
各ユニットの再初期化判断(S9)では、測光値LVnの取得(S8)で取得した測光値LVnを所定の閾値LVaと比較して、LVn>LVaの場合(S9でYes)、または測光値LVnの取得(S8)で取得した測光値LVnが測光値LV1の取得(S4)で取得した測光値LV1よりも所定の閾値LVb以上大きくなった場合(S9でYes)、すなわちLVn≧LV1+LVbの場合(S9でYes)は、レンズキャップ5が外されたと判断して、再び各ユニットの初期化(S1)を行う。このとき、LCD11に表示されたレンズキャップ5を外すように促す警告メッセージ(図6)を消灯する。所定の閾値LVbは、レンズキャップ5が装着された状態での測光値と、人間が活動可能な最小照度での測光値の差に設定する。各ユニットの初期化(S1)が正常に完了すれば、本実施の形態におけるデジタルスチルカメラは、特別な操作をすることなく撮影可能状態になる。
一方、各ユニットの再初期化判断(S9)で上記の条件が満たされない場合(S9でNo)は、CPU8からの指示によりLCD11にレンズキャップ5を外すように促す警告メッセージの表示(S6、図6)に戻る。
なお、CPU8は本発明の制御手段の一例であり、CCD2は本発明の測光手段の一例であり、LCD11は本発明の報知手段の一例である。
(その他の実施の形態)
本実施例では、CCD2を利用したTTL測光について説明したが、代わりにTTL露出計を備え、それを利用して測光してもよい。各ユニットの初期化(S1)に上限回数を設けてもよい。警告(S6、S10)は表示メッセージだけでなく、音声や警告音を併用してもよいし、音声や警告音のみでもよい。再び各ユニットの初期化(S1)を行うときは、シャッタユニット22の初期化(S11)とアイリスユニット21の初期化(S13)を行わず、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)とフォーカスレンズユニット23の初期化(S17)のみを行ってもよい。所定の閾値LVa、LVbは絞り値、露光時間などの条件によって値を変えてもよい。
(その他の実施の形態)
本実施例では、CCD2を利用したTTL測光について説明したが、代わりにTTL露出計を備え、それを利用して測光してもよい。各ユニットの初期化(S1)に上限回数を設けてもよい。警告(S6、S10)は表示メッセージだけでなく、音声や警告音を併用してもよいし、音声や警告音のみでもよい。再び各ユニットの初期化(S1)を行うときは、シャッタユニット22の初期化(S11)とアイリスユニット21の初期化(S13)を行わず、沈胴/ズームレンズユニット15の初期化(S15)とフォーカスレンズユニット23の初期化(S17)のみを行ってもよい。所定の閾値LVa、LVbは絞り値、露光時間などの条件によって値を変えてもよい。
本発明によれば、単一のセンサによってレンズキャップの有無を検出し、レンズ鏡筒の延進ができなかったときの再延進を、特別な操作をすることなく行うことができる沈胴式レンズを有するカメラを提供することができるので、フィルムカメラ、デジタルスチルカメラを問わず、レンズを保護するために着脱可能なレンズキャップを装備したカメラに適用して有用である。
1 レンズ鏡筒
2 CCD
3 CCD駆動回路
4 レンズ駆動回路
5 レンズキャップ
6 A/D変換回路
7 SDRAM
8 CPU
9 画像信号処理回路
10 メモリカード
11 LCD
12 シャッタ釦
13 電源釦
2 CCD
3 CCD駆動回路
4 レンズ駆動回路
5 レンズキャップ
6 A/D変換回路
7 SDRAM
8 CPU
9 画像信号処理回路
10 メモリカード
11 LCD
12 シャッタ釦
13 電源釦
Claims (6)
- レンズキャップを装着可能な沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラであって、
前記沈胴式レンズ鏡筒を初期化する制御手段と、
前記沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する測光手段と、
前記レンズキャップが装着されていることを報知する報知手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化に失敗したときに、
前記測光手段によって得られた測光値と所定の閾値を比較して、前記測光値が前記所定の閾値に等しいか小さいときは、前記報知手段によって前記レンズキャップが装着されていることを報知し、
所定の周期で前記測光手段によって得られた測光値と前記所定の閾値を比較して、前記測光値が前記所定の閾値よりも大きくなったときに、
前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化継続または前記沈胴式レンズ鏡筒の再初期化を行う、
ことを特徴とする沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。 - 前記制御手段は、
露出条件によって前記所定の閾値を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。 - レンズキャップを装着可能な沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラであって、
前記沈胴式レンズ鏡筒を初期化する制御手段と、
前記沈胴式レンズ鏡筒から入射する光の輝度を測光する測光手段と、
前記レンズキャップが装着されていることを報知する報知手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化に失敗したときに、
前記測光手段によって得られた測光値と第1の閾値を比較して、前記測光値が前記第1の閾値に等しいか小さいときは、前記報知手段によって前記レンズキャップが装着されていることを報知し、
所定の周期で前記測光手段によって得られた測光値と第2の閾値を比較して、前記測光値が前記第2の閾値によりも大きくなったときに、
前記沈胴式レンズ鏡筒の初期化継続または前記沈胴式レンズ鏡筒の再初期化を行う、
ことを特徴とする沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。 - 前記第2の閾値は、
前記第1の閾値に所定の値を加えた値である、
ことを特徴とする請求項3に記載の沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。 - 前記制御手段は、
露出条件によって前記第1の閾値または前記第2の閾値を変更する、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。 - 前記報知手段は、
視覚報知手段または聴覚放置手段である、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006308767A JP2008122827A (ja) | 2006-11-15 | 2006-11-15 | 沈胴式レンズ鏡筒を有するカメラ |
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