JP2008122251A - 試験装置、調整用ボードおよび調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号入出力のタイミングを調整する処理を効率化する。
【解決手段】試験装置は、被試験デバイスへ信号を出力する複数の信号出力部と、被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合に複数の信号出力部および基準とする一の信号入力部に接続され、各信号出力部から順次選択された信号出力部が出力する出力信号を基準とする信号入力部へ伝播させる第1接続部とを備え、各信号出力部の出力信号を、基準とする信号入力部が同一タイミングで受信するように各信号出力部の出力タイミングを調整し、複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、各信号入力部を、調整済の信号出力部の何れかに順次接続する第2接続部を備え、調整済の各信号出力部が出力する出力信号を、接続先の各信号入力部が同一タイミングで受信するように各信号入力部の入力タイミングを調整する。
【選択図】図5

Description

本発明は、試験装置、調整用ボードおよび調整方法に関する。特に、本発明は、被試験デバイスに対する入出力信号のタイミングを調整する試験装置、調整用ボードおよび調整方法に関する。
試験装置は、被試験デバイスの試験を制御する複数の試験モジュールと、これらの試験モジュールに結線されたマザーボードと、このマザーボードに載置されるソケットボードを有する。そして、ソケットボードは、被試験デバイスを搭載するためのソケットを有し、この被試験デバイスとマザーボードとの間を電気的に接続する。このような構成によって、試験モジュールは、被試験デバイスに対し信号を出力し、被試験デバイスから信号を入力して試験工程を進行させる。
また、試験モジュールは、被試験デバイスに対する入力信号を遅延素子によって遅延させる。これにより、被試験デバイスに供給する信号に遅延が生じた場合であっても、予め定められた規格の範囲内で正常動作するか否かを試験する。ここで、被試験デバイスに対する入力信号を遅延させる場合には、被試験デバイスの複数の入力端子のそれぞれについて同様に信号を遅延させ、これらの入力端子に対して同一のタイミングで信号を入力しなければならない。同様に、試験装置は、被試験デバイスから信号が出力されるタイミングを試験する場合には、被試験デバイスから試験モジュールに出力信号を取り込むタイミングを出力端子毎に同一としなければならない。
しかしながら、遅延素子の特性または配線遅延などは端子毎に異なっている。このため、遅延素子に対して設定する遅延量を各端子について同一としたのでは、同時に入力すべき複数の入力信号のタイミングが相違する恐れがある。このため、従来、被試験デバイスの試験工程に先立って、キャリブレーションと呼ばれる調整工程を設け、複数の端子に対して同時に信号が入力されるように調整している。
キャリブレーションにおいて、試験デバイスは、マザーボードにキャリブレーションボードを載置する。キャリブレーションボードは、例えば、マザーボードのある出力端子から出力された出力信号を、マザーボードの複数の入力端子にそれぞれ入力する。そして、試験装置は、これら複数の入力端子のそれぞれにおいて出力信号が取り込まれるタイミングが同一となるように、入力端子に設けられた遅延素子に対して設定する遅延量を調整する(例えば、特許文献1を参照。)。
国際公開第2002/101404号パンフレット
キャリブレーションにおいて、一度に多数の端子について遅延量を調整すると、信号波形の振幅が小さくなることから、従来、複数のキャリブレーションボードが用いられている。即ち、試験装置は、入出力端子を分類したグループ毎に、あるキャリブレーションボードを用いてグループ内の遅延量を同一に調整する。また、他のキャリブレーションボードを用いてグループ間の遅延量を同一に調整する。この結果、全ての入出力端子の遅延量が同一に調整される。
しかしながら、一部の端子ずつ分割してキャリブレーションを行った場合であっても、信号波形の振幅は小さくなってしまい、これが信号遅延量の誤差をもたらすおそれがある。また、キャリブレーションボードが複数必要となると、一度のキャリブレーション処理のために複数のキャリブレーションボードを順次載置する作業が必要となって手間がかかる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、それぞれが被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、それぞれが被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において複数の信号出力部および基準とする一の信号入力部に接続され、複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された信号出力部が出力する出力信号を基準とする信号入力部へ伝播させる第1接続部と、選択された信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、基準とする信号入力部が同一タイミングで受信するように複数の信号出力部のそれぞれの出力タイミングを調整する第1調整部と、複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部と、調整済の信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先の信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように接続先の信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第2調整部とを備える試験装置を提供する。
また、第1接続部は、複数の信号出力部を分割した複数の信号出力グループのそれぞれに対応して設けられ、選択された信号出力部からの出力信号を信号出力グループの第1端子から出力し、選択されない信号出力部からの出力信号を第1端子から出力させない複数の第1切替部と、複数の信号出力グループのうち選択された信号出力部が属する信号出力グループからの出力信号を第1端子から入力して基準とする信号入力部へと出力し、他の信号出力グループからの出力信号を基準とする信号入力部へと出力させない第2切替部と、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において第2切替部を基準とする信号入力部に接続し、複数の信号出力部の出力タイミングを調整しない場合において第2切替部と基準とする信号入力部との間を切断する第1スイッチとを有してもよい。
また、第2接続部は、複数の信号出力グループのそれぞれに対応して設けられ、当該信号出力グループ内の一の信号出力部と当該信号出力グループの第2端子との間を接続または切断する複数の第2スイッチと、複数の信号入力部を分割した複数の信号入力グループのそれぞれに対応して設けられ、選択された信号入力部を当該信号入力グループの第3端子に接続し、他の信号入力部と第3端子との間を切断する複数の第3スイッチと、複数の第2端子のそれぞれと、対応する信号入力グループの第3端子の間を接続する伝送路とを有してもよい。
また、第1調整部は、複数の信号出力グループのそれぞれについて、第2端子と接続可能な一の信号出力部からの出力信号を第1接続部により基準とする信号入力部へ伝播させて当該一の信号出力部の出力タイミングを調整した後に、第2端子と接続できない他の信号出力部からの出力信号を第1接続部により一の信号入力部へ伝播させて当該他の信号出力部の出力タイミングを調整し、第2調整部は、第1調整部による他の信号出力部の出力タイミングの調整と並行して、複数の第2スイッチを接続状態とし、複数の信号入力グループのそれぞれについて基準とする信号入力部以外の信号入力部を第3端子に順次接続させて当該信号入力部の入力タイミングを調整してもよい。
また、複数の信号入力部のそれぞれは、被試験デバイスの端子から出力される信号を入力すると共に、当該端子へ信号を出力する信号入出力部であり、複数の信号入力グループのペア毎に設けられ、信号入力グループの第3端子に接続される伝送路と、当該信号入力グループとペアとなる信号入力グループの第3端子に接続される伝送路とを接続する複数のグループ間スイッチと、第1の信号入力グループ内の第1の信号入出力部を選択して第1の信号入力グループの第3端子に接続させ、第1の信号入力グループとペアとなる第2の信号入力グループ内の第2の信号入出力部を順次選択して第2の信号入力グループの第3端子に順次接続させて、第1の信号入出力部が調整済の信号出力部と同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を第2の信号入出力部が同一タイミングで受信するように第1の信号入出力部の出力タイミングを調整する第3調整部とを更に備えてもよい。
また、複数の信号出力部から第1端子および第3端子を介して接続先の信号入出力部に至る伝送路と、第1の信号入出力部から第2の信号入出力部へと至る伝送路とは長さが実質的に等しくてもよい。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、それぞれが被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、それぞれが被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において複数の信号入力部および基準とする一の信号出力部に接続され、基準とする信号出力部が出力する出力信号を複数の信号入力部のそれぞれから順次選択された信号入力部へ伝播させる第1接続部と、基準とする信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、選択された信号入力部が同一タイミングで受信するように複数の信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第1調整部と、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において、複数の信号出力部のそれぞれを、調整済の信号入力部のいずれかに順次接続する第2接続部と、信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先となる調整済の信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように信号出力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第2調整部とを備える試験装置を提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置を調整するために用いる調整用ボードであって、試験装置は、被試験デバイスを搭載するパフォーマンスボードまたは調整用ボードが載置されるテストヘッドと、テストヘッド内に格納され、それぞれがパフォーマンスボードを介して被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、テストヘッド内に格納され、それぞれが被試験デバイスの端子から出力される信号をパフォーマンスボードを介して入力する複数の信号入力部と、パフォーマンスボードに代えてテストヘッド上に載置される当該調整用ボードを制御して複数の信号出力部および複数の信号入力部の間の接続を切り替え、接続された信号出力部から信号入力部へと信号を伝播させた結果に基づいて出力タイミングまたは入力タイミングを調整する調整装置とを備えるものであり、当該調整用ボードは、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において複数の信号出力部および基準とする一の信号入力部に接続され、複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された信号出力部が出力する出力信号を基準とする信号入力部へ伝播させる第1接続部と、複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部とを有する調整用ボードを提供する。
本発明の第4の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置を調整する調整方法であって、試験装置は、それぞれが被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、それぞれが被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において複数の信号出力部および基準とする一の信号入力部に接続され、複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された信号出力部が出力する出力信号を基準とする信号入力部へ伝播させる第1接続部と、複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部とを備えるものであり、第1接続部により複数の信号出力部のそれぞれから順次選択した信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、基準とする信号入力部が同一タイミングで受信するように複数の信号出力部のそれぞれの出力タイミングを調整することと、調整済の信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先の信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように接続先の信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整することとを備える調整方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称す。)を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、試験装置10の全体構成を示す。試験装置10は、制御装置110と、デバイスインターフェイス部120と、試験モジュール130とを備え、被試験デバイス100の試験を行う。試験装置10は、図示のように複数の被試験デバイス100を並行して試験してもよいし、単一の被試験デバイス100のみを試験してもよい。制御装置110は、試験モジュール130に指示して複数の被試験デバイス100の試験を制御する。デバイスインターフェイス部120は、複数の被試験デバイス100のそれぞれを複数の試験モジュール130のそれぞれに接続する。
試験モジュール130は、複数のピンリソースを有する。試験モジュール130は、ピンリソース毎に、接続先の被試験デバイス100に対して試験信号を供給し、試験信号に応じて当該被試験デバイス100が出力する出力信号に基づいて被試験デバイス100の良否を判定する。ピンリソースには、試験信号を供給する機能や、出力信号を取り込むための機能の他、試験信号のタイミング・マージンを試験するための遅延素子が設けられている。試験モジュール130は、それぞれのピンリソースに設けられた遅延素子を制御して、供給する試験信号を遅延させ、または、出力信号を取り込むタイミングを調節する。
ここで、タイミング・マージンの試験を適切に行うためには、試験モジュール130は、同一の被試験デバイス100に設けられた複数の端子に対して供給する試験信号の遅延量を同一としなければならない。一方で、各遅延素子に同一の遅延量を設定したのでは、遅延素子の特性の相違によって、遅延量が同一とならない場合がある。本実施形態に係る試験装置10は、被試験デバイス100の試験に先立って、キャリブレーションと呼ばれる調整工程を処理し、同一のタイミング指定に応じて複数の端子に対し同一のタイミングで信号が入力されるように調整することを目的とする。
図2は、制御装置110の機能構成を示す。制御装置110は、第1調整部150と、第2調整部160と、第3調整部170とを有し、デバイスインターフェイス部120に指示して各端子ごとの信号入出力のタイミングを調整する。具体的には、第1調整部150は、ピンリソースに含まれる遅延素子の遅延量を調整することにより、被試験デバイス100のドライバ端子に対し信号を出力するタイミングを調整する。第2調整部160は、調整済みのドライバ端子を利用して、被試験デバイス100のI/O端子に対し信号を出力するタイミング、および、被試験デバイス100のI/O端子から信号を取り込むタイミングを調整する。また、第3調整部170は、これら調整済みの端子を利用して、その他の端子の信号入出力のタイミングを調整する。それぞれの調整処理の詳細は後述する。
図3は、デバイスインターフェイス部120の構成概要を示す。デバイスインターフェイス部120は、テストヘッド200と、マザーボード220とを有する。テストヘッド200には、複数の試験モジュール130が内蔵される。テストヘッド200は、複数の被試験デバイス100のそれぞれとの間で信号を授受する複数の端子を有し、複数の試験モジュール130と複数の被試験デバイス100とを接続する。マザーボード220は、テストヘッド200の上に載置され、複数の試験モジュール130に設けられた端子をソケットボード210またはキャリブレーションボード215に接続する。テストヘッド200上には、マザーボード220を介在して、ソケットボード210またはキャリブレーションボード215が搭載可能である。
ソケットボード210は、本発明に係るパフォーマンスボードの一例であり、複数のソケット240を有し、それら複数のソケット240のそれぞれには複数の被試験デバイス100のそれぞれが装着される。テストヘッド200にソケットボード210が搭載されている場合において、被試験デバイス100の各端子は試験モジュール130に接続される。また、キャリブレーションボード215は、本発明に係る調整用ボードの一例であり、マザーボード220に設けられた複数の端子の一部を他の端子に接続する配線を有する。この配線によって、試験モジュール130の出力信号はそのまま試験モジュール130に入力される。
図4は、試験モジュール130の機能構成を示す。試験モジュール130は、タイミング発生器300と、パターン発生器310と、複数のピンリソース320とを有する。タイミング発生器300は、被試験デバイス100に試験パターンを供給するタイミングを示すテストセット信号をパターン発生器310から受け取る。タイミング発生器300は、そのテストセット信号に基づいて、被試験デバイス100に試験パターンを供給するタイミングを示すタイミング信号を生成し、複数のピンリソース320のそれぞれに供給する。パターン発生器310は、被試験デバイス100を試験するための試験パターンを示すパターン信号を生成し、ピンリソース320に供給する。また、ピンリソース320は、試験装置10全体の動作を同期させる基準クロックの供給を制御装置110から受ける。また、ピンリソース320は、試験動作のタイミングを定めるレート信号の供給を制御装置110から受ける。
ピンリソース320は、出力制御部330と、信号出力部340と、入力制御部350と、信号入力部360と、位相比較部370とを有する。出力制御部330は、パターン発生器310から供給を受けたパターン信号を、タイミング発生器300から供給を受けたタイミング信号によって指定されるタイミングで被試験デバイス100に供給するべく、信号出力部340を制御する。具体的には、出力制御部330は、SRラッチである信号出力部340のセットまたはリセットする。また、出力制御部330は、制御装置110の指示に応じ、タイミング信号を変更して試験信号を遅延させる。信号出力部340は、出力制御部330の制御を受けて被試験デバイス100の端子へ試験信号を出力する。
入力制御部350は、信号入力部360によって取り込まれた出力信号を期待値信号と比較し、被試験デバイス100の良否を判定する。また、入力制御部350は、制御装置110の指示に応じ、信号入力部360に出力信号を取り込ませるタイミングを制御する。信号入力部360は、入力制御部350から受けた信号に応じ、被試験デバイス100の端子から出力される信号を入力する。位相比較部370は、キャリブレーションボード215がマザーボード220に搭載されている場合において、出力信号と基準クロックとの位相差を検出して制御装置110に出力する。これを受けて、制御装置110は、この位相差の端子毎の相違を補正するべく、出力制御部330および/または入力制御部350に所定の遅延量を設定する。
なお、図4においては、ピンリソース320毎に信号出力部340および信号入力部360が設けられているが、端子の種類によってはこれらのうちの一方のみが設けられていてもよい。即ちたとえば、被試験デバイス100のドライバ端子に接続するピンリソース320においては、ドライバ端子に対し信号を出力することはあってもドライバ端子から信号を取り込むことはない。このため、そのようなピンリソース320は信号入力部360を有していなくてもよい。
図5は、キャリブレーションボード215の回路構成の一例を示す。図左側に、被試験デバイス100のドライバ端子に対応する端子を示す。これらそれぞれの端子をPIN1からPIN8とする。それぞれの端子は、対応するピンリソース320に設けられた信号出力部340から信号の入力を受ける。また、これらの信号出力部340は、複数の信号出力グループに分割される。これらの信号出力グループを信号出力グループ500−1〜4とする。信号出力グループ500−1にはPIN1およびPIN2が、信号出力グループ500−2にはPIN3およびPIN4が、信号出力グループ500−3にはPIN5およびPIN6が、信号出力グループ500−4にはPIN7およびPIN8がそれぞれ所属する。
また、図右側に、被試験デバイス100のI/O端子に対応する端子を示す。これらそれぞれの端子をPINI1からPINI8とする。それぞれの端子は、対応するピンリソース320に設けられた信号出力部340から出力される信号を入力する。また、これらそれぞれの端子から出力される信号は、対応するピンリソース320に設けられた信号入力部360によって取り込まれる。このように、信号出力部340および信号入力部360の組は、本発明に係る信号入出力部の一例として動作する。また、これらの信号出力部340および信号入力部360についての複数の組は、複数の信号入力グループに分割される。これらの信号入力グループを信号入力グループ505−1〜4とする。信号入力グループ505−1にはPINI1およびPINI2が、信号入力グループ505−2にはPINI3およびPINI4が、信号入力グループ505−3にはPINI5およびPINI6が、信号入力グループ505−4にはPINI7およびPINI8がそれぞれ所属する。
キャリブレーションボード215は、第1接続部510と、第2接続部520と、グループ間スイッチ550とを有する。第1接続部510は、複数の信号出力部340(PIN1からPIN8までに対応)の出力タイミングを調整する場合に用いられる。第1接続部510は、これら複数の信号出力部340および基準とする一の信号入力部360(たとえば、PINI1の信号入力部360)に接続される。そして、第1接続部510は、これら複数の信号出力部340のそれぞれから順次選択された信号出力部340が出力する出力信号を、この基準とする信号入力部360へ伝播させる。上述の第1調整部150は、選択されたその信号出力部340が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、この基準とする信号入力部360が同一タイミングで受信するように、複数の信号出力部340のそれぞれの出力タイミングを調整する。これにより、たとえば、PINI1を基準として、PIN1、PIN3、PIN5およびPIN7のそれぞれについて信号出力部340の出力タイミングが同一に調整される。また、PINI1を基準として、PIN2、PIN4、PIN6およびPIN8のそれぞれについて信号出力部340の出力タイミングが同一に調整される。
具体的構成として、第1接続部510は、信号出力グループ500−1〜4のそれぞれに対応して設けられた複数の第1切替部を有する。第1切替部は、スイッチD1およびスイッチD2−2によって実現される。ここで、スイッチとは、精度を高めるためにリレースイッチであることが望ましい。信号出力グループ500−4に対応する第1切替部について例示する。信号出力グループ500−4に対応する第1切替部は、選択された信号出力部340からの出力信号を信号出力グループ500−4の第1端子(第1端子は図中に丸付きの1として示す)から出力する。また、第1切替部は、選択されていない信号出力部340からの出力信号を第1端子から出力させない。即ち、スイッチD1およびスイッチD2−2を制御することによって、PIN7およびPIN8の何れかの信号出力部340が選択されて第1端子に接続される。
また、第1接続部510は、第2切替部530を有する。第2切替部530は、信号出力グループ500−1〜4のうち選択された信号出力部340が属する信号出力グループからの出力信号を第1端子から入力して基準とする信号入力部(たとえばPINI1の信号入力部360)へと出力する。そして、第2切替部530は、他の信号出力グループ500からの出力信号を基準とする信号入力部へと出力させない。また、第1接続部510は、第1スイッチの一例であるスイッチC1を有する。スイッチC1は、複数の信号出力部340(PIN1からPIN8に対応)の出力タイミングを調整する場合において第2接続部520を基準とする信号入力部360(たとえばPINI1に対応)に接続する。そして、スイッチC1は、複数の信号出力部340の出力タイミングを調整しない場合において第2接続部520と基準とする信号入力部360との間を切断する。
第2接続部520は複数の信号入力部360(たとえばPINI7およびPINI8に相当)の入力タイミングを調整する場合に用いられる。そして、第2接続部520は、これら複数の信号入力部360のそれぞれを、調整済みの信号出力部340のいずれかに順次接続する。上述の第2調整部160は、調整済の信号出力部340(たとえばPIN7の信号出力部340)が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先の信号入力部360のそれぞれ(たとえばPINI7およびPINI8の信号入力部360)が同一タイミングで受信するように、接続先の信号入力部360のそれぞれの入力タイミングを調整する。これにより、たとえばPIN7を基準として、PINI7およびPINI8の信号入力部360の入力タイミングが同一に調整される。
第2接続部520が、信号出力グループ500−1〜3および信号入力グループ505−1〜3に対して行う処理も上述の信号出力グループ500−4および信号入力グループ505−4に対して行う処理と略同一である。即ちこれにより、PIN1を基準としてPINI1およびPINI2の信号入力部360の入力タイミングが同一に調整される。また、PIN3を基準としてPINI3およびPINI4の信号入力部360の入力タイミングが同一に調整される。また、PIN5を基準としてPINI5およびPINI6の入力タイミングが同一に調整される。
具体的構成として、第2接続部520は、信号出力グループ500−1〜4のそれぞれに対応して設けられた複数の第2スイッチと、信号入力グループ505−1〜4のそれぞれに対応して設けられた複数の第3スイッチと、信号入力グループ505−1〜4のそれぞれに対応して設けられた伝送路540とを有する。第2スイッチは、図中のスイッチD2−1により実現される。スイッチD2−1は、対応する信号出力グループ500内の一の信号出力部340とその信号出力グループ500の第2端子との間を接続または切断する。第3スイッチは、スイッチC1およびスイッチC2により実現される。第3スイッチは、選択された信号出力部340を対応する信号出力グループ500の第3端子に接続し、他の信号出力部340と第3端子との間を切断する。また、伝送路540は、複数の第2端子のそれぞれを、対応する信号入力グループ505の第3端子に接続する。なお、第2端子および第3端子は図中に丸印で示した。
グループ間スイッチ550は、複数の信号入力グループ505のペア毎に設けられる。たとえば、グループ間スイッチ550は、信号入力グループ505−1および信号入力グループ505−2のペアについて1つ設けられ、信号入力グループ505−3および信号入力グループ505−4のペアについてもう1つ設けられる。そして、グループ間スイッチ550は、対応する一方の信号入力グループ505の第3端子に接続する伝送路と、その信号入力グループ505とペアになる他方の信号入力グループ505の第3端子に接続される伝送路とを接続する。グループ間スイッチ550は、たとえばスイッチM1およびスイッチM2によって構成される。スイッチM2が短絡されると、信号入力グループ505−1および信号入力グループ505−2の第3端子が相互に接続され、信号入力グループ505−3および信号入力グループ505−4の第3端子が相互に接続される。
また、図中には伝送路の実質的な長さを示す丸印と、三角印と、四角印とを示す。ドライバ端子側の信号出力部340から第1端子までの長さと、第3端子からI/O端子側の信号出力部340および信号入力部360までの長さとは等しく、この長さを丸印によって表す。また、第2端子からスイッチM2までの長さと、スイッチM2から第3端子までの長さとは等しく、この長さを三角印によって表す。また、各第1端子から第2切替部530までの長さは相互に等しく、この長さを四角印によって表す。さらに、ドライバ端子側の信号出力部340からI/O端子側の信号出力部340および信号入力部360に至る経路上には、何れも、3つのスイッチが配置される。このようにすることで、キャリブレーションボード215内の各配線の信号遅延量を等しくできるので、配線の信号遅延量に応じた補正処理が不要となってキャリブレーション処理の効率を向上できる。
なお、図5を参照して、キャリブレーションボード215の回路構成を説明したが、ここで説明した回路は、キャリブレーションボード215に代えてソケット240に設けられてもよい。このような構成によれば、回路の小型化が必要となるものの、実際の被試験メモリ100のテスト状況により近い状況でキャリブレーションを行うことができる。
図6は、キャリブレーション処理の各ステップにおける制御信号の状態を示す。本実施形態に係るキャリブレーション処理は、ステップAからステップEまでの合計5ステップを含む。それぞれのステップにおいて各スイッチは、On(接続状態)またはOff(切断状態)となる。同一記号を付した複数のスイッチのそれぞれには同一の制御信号が送信され、それぞれ同一の状態を採る。たとえばスイッチD1は、キャリブレーションボード215に4つ含まれるが、その全てがOnとなるか、その全てがOffとなるかの何れかの状態をとり、一部のスイッチD1のみがOnとなる場合はない。また、D2−1およびD2−2は、共に、スイッチD2として取り扱われ、それぞれ同一の状態を採る。
ステップAにおいて、第1調整部150は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOn、Off、On、Off、On、および、Offに設定する。すると、キャリブレーションボード215の第1接続部510は、ドライバ側の複数の信号出力部340(PIN1、PIN3、PIN5およびPIN7)の何れかをI/O側の基準となる信号入力部360に接続する。この状態を図7に示す。
図7は、ステップAにおける信号伝送路を示す。スイッチD1がOnなので、PIN1の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN3の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN5の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN7の信号出力部340が第2切替部530に接続される。また、スイッチC1がOnなので、第2切替部530がPINI1の信号出力部340または信号入力部360に接続される。これにより、信号出力グループ500−1〜4のそれぞれについて、第2端子と接続可能な一の信号出力部340からの信号出力を第1接続部510により基準とする信号入力部360へ伝播させることができる。
この状態において、第1調整部150は、第2切替部530を切り替える制御信号を送信することにより、それぞれの信号出力部340を順次選択する。そして、第1調整部150は、選択した各信号出力部340が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、この基準とする信号入力部360が同一タイミングで受信するように、複数の信号出力部340のそれぞれの出力タイミングを調整する。同一タイミングで受信されたかどうかは、図4に示す入力制御部350や位相比較部370の制御により実現される。出力タイミングの調整処理は、図4に示す出力制御部330の制御により実現される。
以上より、PIN1、PIN3、PIN5およびPIN7において信号出力部340による出力タイミングは同一に調整される。
なお、このステップAにおいてスイッチM1はOffに設定されていても構わない。
図6に戻る。その後のステッブBにおいて、第2調整部160は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOn、Off、Off、On、On、および、Offに設定する。すると、キャリブレーションボード215の第1接続部510は、ドライバ側の複数の信号出力部340(PIN2、PIN4、PIN6およびPIN8)の何れかをI/O側の基準となる信号入力部360に接続する。この状態を図8に示す。
図8は、ステップBにおける信号伝送路を示す。スイッチD2−2がOnなので、PIN2の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN4の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN6の信号出力部340が第2切替部530に接続され、PIN8の信号出力部340が第2切替部530に接続される。また、スイッチC1がOnなので、第2切替部530がPINI1の信号出力部340または信号入力部360に接続される。これにより、信号出力グループ500−1〜4のそれぞれについて、第2端子と接続できない他の信号出力部340からの信号出力を第1接続部510により基準とする信号入力部360へ伝播させることができる。
また、当該他の信号出力部340の出力タイミングの調整と並行して、第2調整部160は、スイッチC1を接続状態とし、かつ、スイッチD2−1をOnでスイッチM1をOnとする。この結果、PIN1の信号出力部340がPINI2の信号入力部360または信号出力部340に接続される。同様に、PIN3の信号出力部340がPINI4の信号入力部360または信号出力部340に接続され、PIN5の信号出力部340がPINI6の信号入力部360または信号出力部340に接続され、PIN7の信号出力部340がPINI8の信号入力部360または信号出力部340に接続される。これにより、信号出力グループ500−1〜4のそれぞれについて基準とする信号入力部360以外の信号入力部360を第3端子に順次接続させてその信号入力部360の入力タイミングを調整することができる。
なお、このステップBにおいてスイッチM1はOffに設定されていても構わない。
図6に戻る。その後のステップCにおいて、第2調整部160は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOn、Off、Off、On、Off、および、Onに設定する。すると、キャリブレーションボード215の第2接続部520は、未調整の信号入力部360を(たとえばPINI1の信号入力部360を)、調整済みの信号出力部340の何れか(たとえばPIN1の信号出力部340)に接続する。この状態を図9に示す。
図9は、ステップCにおける信号伝送路を示す。スイッチC1がOffでスイッチC2がOnなので、PIN1の信号出力部340は、PINI1の信号入力部360に接続される。同様に、PIN3の信号出力部340は、PINI3の信号入力部360に接続され、PIN5の信号出力部340はPINI5の信号入力部360に接続され、PIN7の信号出力部340は、PINI7の信号入力部360に接続される。これにより、I/O端子側の信号入力部360における入力タイミングを信号入力グループ505内で同一とすることができる。
図6に戻る。その後のステップDにおいて、第3調整部170は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOff、On、Off、On、Off、および、Onに設定する。すると、グループ間スイッチ550は、対応する一方の信号入力グループ505の第3端子に接続する伝送路と、その信号入力グループ505とペアになる他方の信号入力グループ505の第3端子に接続される伝送路とを接続する。また、スイッチC2がOnなので、それぞれの信号入力グループ505からは奇数番号のPINの信号入力部360または信号出力部340が選択され、ペアの他方の信号出力部340または信号入力部360に接続される。この状態を図10に示す。
図10は、ステップDにおける信号伝送路を示す。第3調整部170は、第1の信号入力グループである信号入力グループ505−1内の第1の信号入出力部であるPINI1の信号出力部340または信号入力部360を選択して、その信号入力グループ505−1の第3端子に接続させる。この接続は、スイッチC2をOnとすることによって実現される。また、第3調整部170は、信号入力グループ505−1とペアとなる第2の信号入力グループである信号入力グループ505−2内の第2の信号入出力部であるPINI3の信号出力部340または信号入力部360を選択して、その信号入力グループ505−2の第3端子に接続する。スイッチM2がOnであるから、この結果、PINI1の信号出力部340または信号入力部360がPINI3の信号出力部340または信号入力部360に接続される。同様に、PINI5の信号出力部340または信号入力部360が、PINI7の信号出力部340または信号入力部360に接続される。これにより異なる信号入力グループ505間で、奇数番号のPINの信号出力部340および信号入力部360が同一の入出力タイミングに調整される。
なお、このステップDにおいてスイッチD1はOnに設定されていても構わない、また、スイッチD2はOffに設定されていても構わない。
図6に戻る。その後のステップEにおいて、第3調整部170は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOff、On、Off、On、On、および、Offに設定する。すると、ステップDと同様、グループ間スイッチ550は、対応する一方の信号入力グループ505の第3端子に接続する伝送路と、その信号入力グループ505とペアになる他方の信号入力グループ505の第3端子に接続される伝送路とを接続する。但し、ステップDとは異なり、スイッチC1がOnなので、それぞれの信号入力グループ505からは偶数番号のPINの信号入力部360または信号出力部340が選択され、ペアの他方の信号出力部340または信号入力部360に接続される。この状態を図11に示す。
図11は、ステップEにおける信号伝送路を示す。第3調整部170は、第1の信号入力グループである信号入力グループ505−1内の第1の信号入出力部であるPINI2の信号出力部340または信号入力部360を選択して、その信号入力グループ505−1の第3端子に接続させる。この接続は、スイッチC1をOnとすることによって実現される。また、第3調整部170は、信号入力グループ505−1とペアとなる第2の信号入力グループである信号入力グループ505−2内の第2の信号入出力部であるPINI4の信号出力部340または信号入力部360を選択して、その信号入力グループ505−2の第3端子に接続する。スイッチM2がOnであるから、この結果、PINI2の信号出力部340または信号入力部360がPINI4の信号出力部340または信号入力部360に接続される。同様に、PINI6の信号出力部340または信号入力部360が、PINI8の信号出力部340または信号入力部360に接続される。これにより異なる信号入力グループ505間で、偶数番号のPINの信号出力部340および信号入力部360が同一の入出力タイミングに調整される。
なお、このステップEにおいてスイッチD1はOnに設定されていても構わない、また、スイッチD2はOffに設定されていても構わない。
以上のステップDおよびステップEにおいて、選択された第1の信号入出力部(たとえばI/O端子側のPINI1など)から、その接続先の第2の信号入出力部(たとえばI/O端子側のPINI3など)へと至る伝送路の長さは、丸記号2つ分と三角記号2つ分の合計として表される。一方で、ドライバ端子側の信号出力部340から第1端子および第3端子を介して接続先のI/O端子側の信号入力部360に至る伝送路の長さも、丸記号2つ分と三角記号2つ分の合計として表される。このように、これらの伝送路の長さが互いに等しいので、結果としてドライバ端子側の信号出力部340とI/O端子側の信号出力部340との間でも出力タイミングが同一に調整される。
以上、図1から図11を参照して説明したように、本実施形態に係る試験装置10によれば、試験の開始前に予めキャリブレーションボード215をマザーボード220に載置してキャリブレーション処理を行うことで、信号の入出力タイミングを適切に調整できる。これにより、タイミング・マージン試験などの精度を向上させることができる。さらには、キャリブレーション処理は、これまで複数のキャリブレーションボード215を交互に載置していた場合が多かったのに対し、単一のキャリブレーションボード215により実現を可能とし、作業の手間を軽減することができる。
図12は、本実施形態の変形例におけるキャリブレーションボード215の回路構成を示す。この変形例は、ドライバ端子側の信号出力部340ではなく、先にI/O端子側の信号入力部360の入力タイミングを調整することを目的とする。なお、この変形例において、キャリブレーションボード215以外の構成は図1から図11を参照して説明した実施形態における構成と略同一であるから、以降相違点を除き説明を省略する。キャリブレーションボード215は、第1接続部1200および第2接続部1210を有する。第1接続部1200は、I/O端子側の複数の信号入力部360(たとえばPINI1、PINI3、PINI5、および、PINI7)の入力タイミングを調整する場合において、これら複数の信号入力部360および基準とする信号出力部340(たとえばPIN1)に接続される。そして、第1接続部1200は、基準とするこの信号出力部340が出力する出力信号を、これら複数の信号入力部360のそれぞれから順次選択された信号入力部360へ伝播させる。
この第1接続部1200は、スイッチC1、スイッチD1−1およびスイッチD2−1によって実現される。奇数番号のPINの信号入力部360を調整する場合には、スイッチC1がOnとなりスイッチD1−1がOnとなってスイッチD2−1がOffとなる。これにより、ドライバ端子側の信号出力部340から出力される信号は、スイッチC1、スイッチD1−1を順次経由してI/O端子側の信号入力部360に伝播される。また、偶数番号のPINの信号入力部360を調整する場合には、スイッチD1−1がOffとなってスイッチD2−1がOnとなる。これにより、ドライバ端子側の信号出力部340から出力される信号は、スイッチC1、スイッチD1−2を順次経由してI/O端子側の信号入力部360に伝播される。
第2接続部1210は、ドライバ端子側の複数の信号出力部340の出力タイミングを調整する場合において、これら複数の信号出力部340のそれぞれを、I/O端子側にある調整済みの信号入力部360のいずれかに順次接続する。第2接続部1210は、スイッチC1およびスイッチC2により実現される。たとえばドライバ側のPIN7の信号出力部340およびPIN8の信号出力部340の出力タイミングを同一に調整する場合において、第2接続部1210は、スイッチC1およびC2をOnおよびOffとする状態と、スイッチC1およびC2をOffおよびOnとする状態とを順次設定して、そのそれぞれについて信号出力部340の出力タイミングを同一に調整する。
図13は、本実施形態の変形例における各ステップの制御信号の状態を示す。ステップAにおいて、第1調整部150は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOn、Off、On、Off、On、および、Offに設定する。すると、第2接続部1210は、ドライバ側の基準となる信号出力部340を、I/O側の複数の信号入力部360(PINI1、PINI3、PINI5およびPINI7)の何れかに接続する。第1調整部150は、スイッチ(SW)を切り替えることによって、これらそれぞれの信号入力部360を順次選択する。そして、第1調整部150は、基準とする信号出力部340が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、選択された信号入力部360が同一のタイミングで受信するように、これら信号入力部360のそれぞれの入力タイミングを調整する。
その後のステッブBにおいて、第2調整部160は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOn、Off、Off、On、On、および、Offに設定する。すると、第2接続部1210は、ドライバ端子側の基準となる信号入力部360を、I/O端子側の複数の信号出力部340(PIN2、PIN4、PIN6およびPIN8)の何れかに接続する。第1調整部150は、スイッチ(SW)を切り替えることによって、これらそれぞれの信号入力部360を順次選択する。そして、第1調整部150は、基準とする信号出力部340が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、選択された信号入力部360が同一のタイミングで受信するように、これら信号入力部360のそれぞれの入力タイミングを調整する。
これと並行して、第2調整部160は、ドライバ端子側の信号出力部340のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先となる調整済みの信号入力部360(たとえばPINI1、PINI3、PINI5およびPINI7)のそれぞれが同一タイミングで受信するように、ドライバ側の信号出力部340のそれぞれの入力タイミングを調整する。ステップBでは、スイッチC1がOnでスイッチC2がOffなので、ドライバ側の偶数番号のPINについて入力タイミングが同一に設定される。さらには、ステップCにおいて、スイッチC1がOffでスイッチC2がOnとなるので、ドライバ側の奇数番号のPINについて入力タイミングが同一に設定される。
その後のステップDにおいて、第3調整部170は、スイッチM1、M2、D1、D2、C1およびC2を、それぞれOff、On、Off、On、Off、および、Onに設定する。すると、スイッチM2は、対応する一方の信号入力グループ505の第3端子に接続する伝送路と、その信号入力グループ505とペアになる他方の信号入力グループ505の第3端子に接続される伝送路とを接続する。また、スイッチD2−2がOnなので、それぞれの信号入力グループ505からは奇数番号のPINの信号入力部360または信号出力部340が選択され、ペアの他方の信号出力部340または信号入力部360に接続される。さらにはその後のステップEにおいて、スイッチD1−2がOnなので、それぞれの信号入力グループ505からは偶数番号のPINの信号入力部360または信号出力部340が選択され、ペアの他方の信号出力部340または信号入力部360に接続される。これにより、I/O端子側の信号出力部340も入力タイミングが同一に調整される。
以上、本変形例によっても、1つのキャリブレーションボード215を用いた合計5ステップの工程によって、それぞれの信号出力部340および信号入力部360の信号入出力のタイミングを略同一に調整することができる。
以上、実施形態およびその変形例を参照して説明した試験装置10によれば、1つのキャリブレーションボードを用いて入力端子および出力端子を1対1で接続した状態で、各端子の信号遅延量を同一とするためのキャリブレーションを行うことができる。これにより、キャリブレーションボードを載置しなおす手間を削減し、なおかつ、キャリブレーションの精度を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、試験装置10の全体構成を示す。 図2は、制御装置110の機能構成を示す。 図3は、デバイスインターフェイス部120の構成概要を示す。 図4は、試験モジュール130の機能構成を示す。 図5は、キャリブレーションボード215の回路構成の一例を示す。 図6は、キャリブレーション処理の各ステップにおける制御信号の状態を示す。 図7は、ステップAにおける信号伝送路を示す。 図8は、ステップBにおける信号伝送路を示す。 図9は、ステップCにおける信号伝送路を示す。 図10は、ステップDにおける信号伝送路を示す。 図11は、ステップEにおける信号伝送路を示す。 図12は、本実施形態の変形例におけるキャリブレーションボード215の回路構成を示す。 図13は、本実施形態の変形例における各ステップの制御信号の状態を示す。
符号の説明
10 試験装置
100 被試験デバイス
110 制御装置
120 デバイスインターフェイス部
130 試験モジュール
150 第1調整部
160 第2調整部
170 第3調整部
200 テストヘッド
210 ソケットボード
215 キャリブレーションボード
220 マザーボード
240 ソケット
300 タイミング発生器
310 パターン発生器
320 ピンリソース
330 出力制御部
340 信号出力部
350 入力制御部
360 信号入力部
370 位相比較部
500 信号出力グループ
505 信号入力グループ
510 第1接続部
520 第2接続部
530 第2切替部
540 伝送路
550 グループ間スイッチ
1200 第1接続部
1210 第2接続部

Claims (9)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、
    前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において前記複数の信号出力部および基準とする一の前記信号入力部に接続され、前記複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された前記信号出力部が出力する出力信号を基準とする前記信号入力部へ伝播させる第1接続部と、
    選択された前記信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、前記基準とする信号入力部が同一タイミングで受信するように前記複数の信号出力部のそれぞれの出力タイミングを調整する第1調整部と、
    前記複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、前記複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の前記信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部と、
    調整済の前記信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先の前記信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように接続先の前記信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第2調整部と
    を備える試験装置。
  2. 前記第1接続部は、
    前記複数の信号出力部を分割した複数の信号出力グループのそれぞれに対応して設けられ、選択された前記信号出力部からの出力信号を前記信号出力グループの第1端子から出力し、選択されない前記信号出力部からの出力信号を前記第1端子から出力させない複数の第1切替部と、
    前記複数の信号出力グループのうち選択された前記信号出力部が属する前記信号出力グループからの出力信号を前記第1端子から入力して基準とする前記信号入力部へと出力し、他の前記信号出力グループからの出力信号を基準とする前記信号入力部へと出力させない第2切替部と、
    前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において前記第2切替部を基準とする前記信号入力部に接続し、前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整しない場合において前記第2切替部と基準とする前記信号入力部との間を切断する第1スイッチと
    を有する請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記第2接続部は、
    前記複数の信号出力グループのそれぞれに対応して設けられ、当該信号出力グループ内の一の前記信号出力部と当該信号出力グループの第2端子との間を接続または切断する複数の第2スイッチと、
    前記複数の信号入力部を分割した複数の信号入力グループのそれぞれに対応して設けられ、選択された前記信号入力部を当該信号入力グループの第3端子に接続し、他の前記信号入力部と前記第3端子との間を切断する複数の第3スイッチと、
    前記複数の第2端子のそれぞれと、対応する前記信号入力グループの前記第3端子の間を接続する伝送路と
    を有する請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記第1調整部は、前記複数の信号出力グループのそれぞれについて、前記第2端子と接続可能な一の前記信号出力部からの出力信号を前記第1接続部により基準とする前記信号入力部へ伝播させて当該一の信号出力部の出力タイミングを調整した後に、前記第2端子と接続できない他の前記信号出力部からの出力信号を前記第1接続部により前記一の信号入力部へ伝播させて当該他の信号出力部の出力タイミングを調整し、
    前記第2調整部は、前記第1調整部による前記他の信号出力部の出力タイミングの調整と並行して、複数の前記第2スイッチを接続状態とし、前記複数の信号入力グループのそれぞれについて基準とする前記信号入力部以外の前記信号入力部を前記第3端子に順次接続させて当該信号入力部の入力タイミングを調整する
    請求項3に記載の試験装置。
  5. 前記複数の信号入力部のそれぞれは、前記被試験デバイスの端子から出力される信号を入力すると共に、当該端子へ信号を出力する信号入出力部であり、
    前記複数の信号入力グループのペア毎に設けられ、前記信号入力グループの前記第3端子に接続される伝送路と、当該信号入力グループとペアとなる前記信号入力グループの前記第3端子に接続される伝送路とを接続する複数のグループ間スイッチと、
    第1の前記信号入力グループ内の第1の前記信号入出力部を選択して前記第1の信号入力グループの前記第3端子に接続させ、前記第1の信号入力グループとペアとなる第2の前記信号入力グループ内の第2の前記信号入出力部を順次選択して前記第2の信号入力グループの前記第3端子に順次接続させて、前記第1の信号入出力部が調整済の前記信号出力部と同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を前記第2の信号入出力部が同一タイミングで受信するように前記第1の信号入出力部の出力タイミングを調整する第3調整部と
    を更に備える請求項4に記載の試験装置。
  6. 前記複数の信号出力部から前記第1端子および前記第3端子を介して接続先の前記信号入出力部に至る伝送路と、前記第1の信号入出力部から前記第2の信号入出力部へと至る伝送路とは長さが実質的に等しい請求項5に記載の試験装置。
  7. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、
    前記複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において前記複数の信号入力部および基準とする一の前記信号出力部に接続され、基準とする前記信号出力部が出力する出力信号を前記複数の信号入力部のそれぞれから順次選択された前記信号入力部へ伝播させる第1接続部と、
    基準とする前記信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、選択された前記信号入力部が同一タイミングで受信するように前記複数の信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第1調整部と、
    前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において、前記複数の信号出力部のそれぞれを、調整済の前記信号入力部のいずれかに順次接続する第2接続部と、
    前記信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先となる調整済の前記信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように前記信号出力部のそれぞれの入力タイミングを調整する第2調整部と
    を備える試験装置。
  8. 被試験デバイスを試験する試験装置を調整するために用いる調整用ボードであって、
    前記試験装置は、
    前記被試験デバイスを搭載するパフォーマンスボードまたは前記調整用ボードが載置されるテストヘッドと、
    前記テストヘッド内に格納され、それぞれが前記パフォーマンスボードを介して前記被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、
    前記テストヘッド内に格納され、それぞれが前記被試験デバイスの端子から出力される信号を前記パフォーマンスボードを介して入力する複数の信号入力部と、
    前記パフォーマンスボードに代えて前記テストヘッド上に載置される当該調整用ボードを制御して前記複数の信号出力部および前記複数の信号入力部の間の接続を切り替え、接続された前記信号出力部から前記信号入力部へと信号を伝播させた結果に基づいて出力タイミングまたは入力タイミングを調整する調整装置と
    を備えるものであり、
    当該調整用ボードは、
    前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において前記複数の信号出力部および基準とする一の前記信号入力部に接続され、前記複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された前記信号出力部が出力する出力信号を基準とする前記信号入力部へ伝播させる第1接続部と、
    前記複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、前記複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の前記信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部と
    を有する調整用ボード。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置を調整する調整方法であって、
    前記試験装置は、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子へ信号を出力する複数の信号出力部と、
    それぞれが前記被試験デバイスの端子から出力される信号を入力する複数の信号入力部と、
    前記複数の信号出力部の出力タイミングを調整する場合において前記複数の信号出力部および基準とする一の前記信号入力部に接続され、前記複数の信号出力部のそれぞれから順次選択された前記信号出力部が出力する出力信号を基準とする前記信号入力部へ伝播させる第1接続部と、
    前記複数の信号入力部の入力タイミングを調整する場合において、前記複数の信号入力部のそれぞれを、調整済の前記信号出力部のいずれかに順次接続する第2接続部と
    を備えるものであり、
    前記第1接続部により前記複数の信号出力部のそれぞれから順次選択した前記信号出力部が同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、前記基準とする信号入力部が同一タイミングで受信するように前記複数の信号出力部のそれぞれの出力タイミングを調整することと、
    調整済の前記信号出力部のそれぞれが同一のタイミング指定に応じて出力する出力信号を、接続先の前記信号入力部のそれぞれが同一タイミングで受信するように接続先の前記信号入力部のそれぞれの入力タイミングを調整することと
    を備える調整方法。
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