JP2008121649A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、送風効率を高めた電動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来、電動送風機において、高速で回転するインペラから発生した気流の一部を外部に排出することにより送風効率を高めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これは、図14、図15に示すように、高速で回転するインペラ30から発生した気流は、インペラ30外周に配したエアガイド31へ流入する(矢印A)。続いてファンケース32の壁面に沿って半径方向に流れていた気流が軸方向に向きを変え(矢印B)、もう一度略半径方向内周向きの流れに変更させられて(矢印C)、冷却のために電動機部33へと流れる(矢印D)。最終的にはブラケット34に設けた主排気部35より排出される(矢印E)。このときファンケース32に設けた副排気部36より一部の気流が排出されることで(矢印F)、ファンケース32外周部での圧力損失(曲がり損失)と電動機部33を通過する際の壁面摩擦抵抗による圧力損失が低減し、送風効率を向上している。
このときファンケース32外周部で急激に気流が曲げられ、局所的に圧力が高くなったり気流が減速させられたりするが、ファンケース32外周部とエアガイド31との僅かなケース空間部37が存在するため、このケース空間部37全体で圧力が均一になる方向に働いて流れが不均一になることによる損失を防いでいる。
特開2004−108317号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ファンケース32外周部の内側で気流の向きを変える際に、空気の一部が電動機部33側には流れずにその回転軸38を中心としてファンケース32の外周部の内側を回転するような流れ(矢印G)となって、送風効率が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ファンケースの外周部の内側での気流の向きを確実かつスムーズに電動機部側および副排気部側へと変更し、送風効率を高めた電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、ファンケースの外周部の内壁面には、ファンケース内の周方向に旋回する気流の流れを軸方向へ変える複数の風向変更部を設け、前記風向変更部はファンケースの一部を変形せることでファンケースと一体に構成されたものである。
これによって、ファンケース内の周方向に旋回する気流は風向変更部で気流の向きが変えられ、確実かつスムーズに電動機部側および副排気部側へと流れ、送風効率を高めることができるものである。
また、この電動送風機を用いた電気掃除機は、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
本発明の電動送風機は、送風効率を高めることができ、それを用いた電気掃除機は、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
第1の発明は、電動機部を内包するブラケットと、前記電動機部の回転軸に取付けて回転駆動されるインペラと、前記インペラの周囲に配置されかつ前記ブラケットに固定されて複数の静翼を有するエアガイドと、前記インペラおよび前記エアガイドを覆うファンケースと、前記ブラケットに設けた主排気部と、前記ファンケースに設け気流の一部を排出する複数の副排気部とを備え、前記ファンケースの外周部の内壁面には、ファンケース内の周方向に旋回する気流の流れを軸方向へ変える複数の風向変更部を設け、前記風向変更部はファンケースの一部を変形せることでファンケースと一体に構成された電動送風機とするものである。これにより、ファンケース内の周方向に旋回する気流は風向変更部で気流の向きが変えられ、確実かつスムーズに電動機部側および副排気部側へと流れ、送風効率を高めることができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明において、副排気部を、ファンケースに代えてブラケットに設けたことにより、第1の発明と同様、気流が確実かつスムーズに電動機部側および副排気部側へと流れ、送風効率を高めることができるものである。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、風向変更部の数を、副排気部の数と同数の構成としたことにより、風向変更部で変更された気流の流れの数が副排気部と同じであるため、流れが干渉しにくくスムーズに気流が副排気部へ導かれ、送風効率を高めることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、風向変更部を、インペラ回転方向から見て副排気部と対向する上部箇所に配置していることにより、風向変更部で変更された気流のうち最も速度が速い部分が副排気部の中央近傍から排出可能で、最も速度の速い部分が副排気部を除くファンケース壁面に衝突することを防ぎ、送風効率を高めることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、風向変更部を、副排気部内に突出して構成したことにより、ファンケースの外周部で周方向に旋回する気流が全て副排気部内へ導かれるので、再び旋回方向の流れが発生せず、送風効率を高めることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、風向変更部を、その一端が副排気部の一端と接続している構成としたことにより、気流がファンケース壁面に衝突したり、副排気部の縁部で剥離したりすることを軽減するので、送風効率を高めることができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1項に記載の電動送風機を有する電気掃除機とすることにより、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における電動送風機を示している。
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における電動送風機を示している。
図に示すように、電動機部1は金属製のブラケット2によって覆われ、回転軸3にイン
ペラ4を取付けている。インペラ4の周囲には樹脂製のエアガイド5が配置されており、インペラ4とエアガイド5は主に板金製であるファンケース6によって覆われている。ファンケース6は中央部に吸気口7を有しており、対向するケース開口部8がブラケット2に取付けられている。
ペラ4を取付けている。インペラ4の周囲には樹脂製のエアガイド5が配置されており、インペラ4とエアガイド5は主に板金製であるファンケース6によって覆われている。ファンケース6は中央部に吸気口7を有しており、対向するケース開口部8がブラケット2に取付けられている。
エアガイド5は吸気口7面側に複数の静翼12を有しており、エアガイド5を覆うファンケース6と静翼12によってエアガイド内流路13が形成されている。また、エアガイド5の電動機部1面側には戻り翼14を有しており、ブラケット2と戻り翼14によって戻り通路15が形成されている。
ブラケット2のファンケース6の吸気口7から離れた側には主排気部11を設けている。また、ファンケース6外周部には複数の矩形状の開口部17である副排気部10を設けてあり、エアガイド内流路13毎にそれぞれ配置されている。
ファンケース6の外周部にはエアガイド5との間にケース空間部9が確保されており、ファンケース6の外周部の内側壁面(吸気口7側)にはファンケース6内側へ突出した三角錐状の風向変更部16が副排気部10と対になった状態で複数配置されている。この風向変更部16はファンケース内の周方向に旋回する気流の流れを軸方向へ変える役割をなすものである。また、風向変更部16はファンケース6の一部を変形させることでファンケース6と一体に構成されている。
本実施の形態では、一例としてエアガイド内流路13、副排気部10、風向変更部16はそれぞれ16箇所設けている。
ここで、風向変更部16はインペラ4回転方向から見てそれぞれの副排気部10と対向する上部箇所に配置してあり、さらに風向変更部16は副排気部10内、つまり矩形状の開口部17に非突出状態で構成したものとしている。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
電動送風機に電力が供給されると、電動機部1が動作し回転軸3が高速で回転し、それに伴って回転軸3に固定されたインペラ4が高速で回転する(矢印H)。その結果、吸気口7からインペラ4へと空気が吸引され、エアガイド5へ排出される(矢印A)。このとき、空気はインペラ4の回転により回転軸3を中心として回転する速度成分が与えられる。空気はエアガイド内流路13を通過し、ファンケース6外周部へと送られる。
ファンケース6外周部で空気の大部分はファンケース6の壁面に衝突しながら流れ方向を略外周方向から略軸方向(矢印B)、そして略内周方向へと変える(矢印C)。すなわちエアガイド内流路13から出た空気は戻り通路15へ入り電動機部1へ向かう流れとなる。
電動機部1へ流れ込んだ空気(矢印D)は、電動機部1を冷却した後、電動送風機の最終段排気部である主排気部11から外気へ排出される(矢印E)。
このとき、エアガイド内流路13から排出された空気の一部がファンケース6に設けた副排気部10から直接外気へ排出される(矢印F)ので、エアガイド内流路13から戻り通路15へ導かれる際に生じる気流の屈曲による圧力損失(曲がり損失)が低減される。同時に電動機部1を通過する気流が減少するので、その際に生じる壁面摩擦抵抗による圧力損失も低減される。
ファンケース6外周部においては、ファンケース6の壁面に衝突しながら流れ方向を略外周方向へ変える気流の他に、インペラ4の回転力とエアガイド5の静翼12の傾斜角度により回転軸3を中心とした周方向に旋回する気流が発生する(矢印G)。このとき、旋回する気流はファンケース6から突出した風向変更部16に沿って流れ、徐々に電動機部1側である略軸方向へ流れが変わっていく。変更された気流の流れは、ファンケース6の壁面に衝突した後に略軸方向に流れを変えた気流と合流して流れていく。
このため、旋回する気流が減少するため、それぞれのエアガイド内流路13から排出された旋回気流同士が混合されるときに発生する流れの乱れや、壁面摩擦による損失を低減できる。
以上のように、本実施の形態においては、ファンケース6の外周部で気流の向きを変える際に、空気の一部が電動機部1側には流れずに回転軸3を中心としてファンケース6の外周部を回転するような流れとなって、送風効率が低下することを軽減して、ファンケース6の外周部側での気流の向きを確実かつスムーズに電動機部1側および副排気部10側へと変更し、送風効率を高め電動送風機を提供することができる。
また、風向変更部16の数を、副排気部10の数と同数の構成とすることにより、風向変更部16で変更された気流の流れの数が副排気部10と同じであるため、流れが干渉しにくくスムーズに気流が副排気部10へ導かれるので、送風効率を高めることができる。
また、風向変更部16を、インペラ4回転方向から見て副排気部10と対向する上部箇所に配置することにより、風向変更部16で変更された気流のうち最も速度が速い部分が副排気部10の中央近傍から排出可能で、最も速度の速い部分が副排気部10を除くファンケース6の壁面に衝突することを防ぎ、送風効率を高めることができる。
また、風向変更部16を、副排気部10内に非突出状態で構成することにより、副排気部10の排気口面積を全て有効に利用することができ、送風効率を高めることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図4は、本発明の実施の形態2における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図4(a)、(b)に示すように、本実施の形態における電動送風機は、風向変更部16の数を、副排気部10の数より多い構成としたものである。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、風向変更部16の数を、副排気部10の数より多い構成とすることにより、風向変更部16間の通路幅を極端に広くすることなく、気流の向きを変更するときの剥離現象を低減でき、気流の流れが確実かつスムーズに副排気部10へ導かれるので、送風効率を高めることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図5は、本発明の実施の形態3における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図5(a)、(b)に示すように、本実施の形態における電動送風機は、風向変更部16の数を、副排気部10の数より少ない構成としたものである。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、風向変更部16の数を、副排気部10の数より少ない構成とすることにより、風向変更部16間の通路幅を極端に狭くすることなく、かつ風路変更部16が存在することによる通路断面積の低下を防ぐので、送風効率を高めることができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図6は、本発明の実施の形態4における電動送風機のファンケースとインペラを示している。
図6(a)、(b)に示すように、本実施の形態における電動送風機は、風向変更部16を、インペラ4の回転方向から見て副排気部10と非対向(図は各副排気部10間)の上部箇所に配置しているものである。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、風向変更部16を、インペラ4の回転方向から見て副排気部10と非対向の上部箇所に配置していることにより、風向変更部16で変更された気流がスムーズに副排気部10へ導かれ、副排気部16の開口面積を全て有効に使用しているので、送風効率を高めることができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5における電動送風機のファンケースを示している。
図7は、本発明の実施の形態5における電動送風機のファンケースを示している。
図に示すように、本実施の形態における電動送風機は、風向変更部16を、副排気部10内に突出して構成したものである。図では、風向変更部16の先端部が副排気部10の中央部内に突出して位置している構成を示している。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、風向変更部16を、副排気部10内に突出して構成したことにより、ファンケース6の外周部で周方向に旋回する気流が全て副排気部10内へ導かれるので、再び旋回方向の流れが発生せず、送風効率を高めることができる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6における電動送風機のファンケースを示している。
図8は、本発明の実施の形態6における電動送風機のファンケースを示している。
図8(a)、(b)に示すように、本実施の形態における電動送風機は、風向変更部16を、その一端が副排気部10の一端と接続している構成としたものである。図では、風向変更部16の気流案内面16aを副排気部10の開口部17の上縁部に沿って設けた構成を示している。他の構成は実施の形態1と同じである。
このように、風向変更部16をその一端が副排気部10の一端と接続している構成とすることにより、気流がファンケース6壁面に衝突したり、副排気部10の縁部で剥離したりすることを軽減するので、送風効率を高めることができる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の実施の形態7における電動送風機のファンケースを示している。
図9は、本発明の実施の形態7における電動送風機のファンケースを示している。
図9(a)〜(d)に示すように、本実施の形態における電動送風機は、ファンケース6の副排気部10が、矩形状の開口部17に限定されるものではなく、種々の形状、構成が考えられるものである。
図9(a)は、副排気部10を構成するファンケース6の外周部壁面に設けられた開口部17が略軸方向に複数列配置される場合を示す。図9(b)は、開口部17の形状が矩
形ではなく台形などの歪んだ形状であり、その配置および配列が特定しにくい場合(円形、自由曲線による環状も含む)の配置構成を示す。図9(c)は、ファンケース6の副排気部10を除く部分、つまり見かけ上、柱部を構成している箇所が斜め(直線状、自由曲線状含む)になっている構成を示す。図9(d)は、複数の大きさまたは複数の形状の開口部17が混在している副排気部10の構成を示す。
形ではなく台形などの歪んだ形状であり、その配置および配列が特定しにくい場合(円形、自由曲線による環状も含む)の配置構成を示す。図9(c)は、ファンケース6の副排気部10を除く部分、つまり見かけ上、柱部を構成している箇所が斜め(直線状、自由曲線状含む)になっている構成を示す。図9(d)は、複数の大きさまたは複数の形状の開口部17が混在している副排気部10の構成を示す。
このように、風向変更部16と副排気部10との相対位置関係が実施の形態1〜6に示す条件のみではなく、複数の条件の組み合わせによっても実現可能なものである。
(実施の形態8)
図10〜図12は、本発明の実施の形態8における電動送風機を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図10〜図12は、本発明の実施の形態8における電動送風機を示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、副排気部10を、ファンケース6の外周部の壁面に設けることに代えて、エアガイド5の戻り通路15近傍のブラケット2(の鍔部)に設けている。他の構成は実施の形態1と同じである。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
戻り通路15を通過する気流の一部は、ブラケット2に設けた副排気部10から外気へ排出される。このとき、特に、電動機部1を通過する気流が減少するので、その際に生じる壁面抵抗による圧力損失が低減される。
なお、ブラケット2に設けた副排気部10の開口部17形状は、各実施の形態1〜7で示したように矩形の単列環状のみならず、様々な開口部17形状を有することもできる。また、必要に応じて各実施の形態1〜7で示した構成と適宜組み合わせることもできるものである。さらに、エアガイド内流路13と戻り通路15の数が同一である必要はなく、電動送風機全体の大きさや静翼12および戻り翼14の翼厚さによっては、気流の妨げにならないようにエアガイド内流路13と戻り通路15の数を異なるものにする場合もある。
(実施の形態9)
図13は、本発明の実施の形態9における電動送風機を組み込んだ電気掃除機を示している。
図13は、本発明の実施の形態9における電動送風機を組み込んだ電気掃除機を示している。
図に示すように、電気掃除機は、掃除機本体21と、掃除機本体21と連通した可撓性ホース22と、可撓性ホース22の一端と連通した延長管23と、延長管23端部に設けた操作ハンドル24と、延長管23の一端と連通した床用吸込具25とを備え、掃除機本体21内には、吸引力を発生させる電動送風機26を内蔵し、この電動送風機26の上流側には吸引した塵埃を貯める集塵室27を有している。電動送風機26は各実施の形態1〜8で示したいずれかの電動送風機を用いているものである。
以上の構成における動作について説明すると、使用者は操作ハンドル24を持って電気掃除機の運転を開始すると、電動送風機26から吸引力が発生し、床面を動かす床用吸込具25から塵埃を吸い込む。吸引された塵埃は空気とともに延長管23、可撓性ホース22を経て集塵室27へ流れ、集塵室27で塵埃と空気を分離し、塵埃を集塵室27に貯め込み、空気だけを電動送風機26が吸引する。
電動送風機26が吸引した空気は、電動送風機26内部を通過し、さらに掃除機本体21内部を通過して掃除機本体21外部へ排出される。
このとき、電動送風機26の送風効率を高めているので、電気掃除機に組み込んだ場合、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
以上のように、本発明にかかる電動送風機は、送風効率を高めることができるので、電動送風機を用いた各種家庭用電化機器、産業機器などの用途にも幅広く適用できるものである。また、この電動送風機を用いた電気掃除機は、吸引性能が高く、快適な掃除ができるので、家庭用はもちろんのこと、業務用としても適用できる。
1 電動機部
2 ブラケット
3 回転軸
4 インペラ
5 エアガイド
6 ファンケース
7 吸気口
10 副排気部
11 主排気部
12 静翼
16 風向変更部
17 開口部
2 ブラケット
3 回転軸
4 インペラ
5 エアガイド
6 ファンケース
7 吸気口
10 副排気部
11 主排気部
12 静翼
16 風向変更部
17 開口部
Claims (7)
- 電動機部を内包するブラケットと、前記電動機部の回転軸に取付けて回転駆動されるインペラと、前記インペラの周囲に配置されかつ前記ブラケットに固定されて複数の静翼を有するエアガイドと、前記インペラおよび前記エアガイドを覆うファンケースと、前記ブラケットに設けた主排気部と、前記ファンケースに設け気流の一部を排出する複数の副排気部とを備え、前記ファンケースの外周部の内壁面には、ファンケース内の周方向に旋回する気流の流れを軸方向へ変える複数の風向変更部を設け、前記風向変更部はファンケースの一部を変形せることでファンケースと一体に構成された電動送風機。
- 副排気部を、ファンケースに代えてブラケットに設けた請求項1に記載の電動送風機。
- 風向変更部の数を、副排気部の数と同数の構成とした請求項1または2に記載の電動送風機。
- 風向変更部を、インペラ回転方向から見て副排気部と対向する上部箇所に配置している請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機。
- 風向変更部を、副排気部内に突出して構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機。
- 風向変更部を、その一端が副排気部の一端と接続している構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動送風機を有する電気掃除機。
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