JP2008121281A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドルを引き起こすときのがたつきをなくすために、摺動部分の隙間を小さくした場合であっても、ハンドルを引き起こすときの操作感触が良好になるようにすることである。
【解決手段】 ハンドル110のガイドアーム部3に設けられた一対の抜止め部8の先端部を断面台形状とし、ベース部材120の回動案内部7の案内壁部15と対向配置される端面部に狭幅δの帯状の接触部19を形成し、案内壁部15と接触部19との接触面積を小さくして、ハンドル110が引き起こされるときの摺動抵抗を小さくする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両(例えば、自動車)のドアの開操作をする際に使用されるドアハンドル装置に関するものである。
車両のドア部分には、ドアの開操作をするために、各種形態のドアハンドル装置が取り付けられている。例えば、ハンドルのハンドル本体を把持して手前側に引き起こすとドアのロック機構が解除され、更にそのままハンドルを引き起こすことによりドアが開けられる構成のものが存している。この種のドアハンドル装置として、特許文献1に開示されるものがある。
このドアハンドル装置は、ドアに固定されるベース部材と、このベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引き起こし可能に連結されたハンドルとを備えている。ハンドルの一端部に設けられた支点アーム部は、ベース部材の回動支点部に連結されていて、ハンドルは、回動支点部を中心として引き起こし方向に回動される。このとき、ハンドルの他端部に設けられたガイドアーム部は、ベース部材の回動案内部に案内されて摺動される。
ハンドルが引き起こされるとき、上下方向(取付状態におけるドアハンドル装置の上下方向)にがたが生じると、使用者が不快感を感じる。これを防止するため、ハンドルのガイドアーム部とベース部材の回動案内部との隙間をできるだけ小さくすることが想定される。ここで、従来のドアハンドル装置の場合、ハンドルのガイドアーム部とベース部材の回動案内部とは、面接触されている。このため、前記隙間を小さくすると摺動抵抗が大きくなり、ハンドルの操作感触(フィーリング)が悪化してしまうおそれがある。また、接触領域の面積が大きいため、摺動部分に侵入した砂等の異物がそのまま残り易く、ハンドルの操作感触を更に悪化させる要因となっている。
特開2003−41811号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、車両用ドアハンドル装置において、ハンドルを引き起こすときのがたつきをなくすために、摺動部分の隙間を小さくした場合であっても、ハンドルを引き起こすときの操作感触が良好になるようにすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するための第1の発明は、車両のドアに取り付けられて、ドアの開操作を行うための車両用ドアハンドル装置であって、前記ドアに固定されるベース部材と、前記ベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引き起こし可能に連結されたハンドルとを備え、前記ベース部材には、前記ハンドルの一端部を回動可能に連結する回動支点部と、前記ハンドルの他端部を前記回動方向に対して接近・離間可能に連結する回動案内部とが設けられていて、前記ハンドルには、使用者の手により把持されるハンドル本体と、そのハンドル本体の一端部から延設されて前記ベース部材の回動支点部に連結される支点アーム部と、前記ハンドル本体の他端部から延設されて前記ベース部材の回動案内部に対向配置されて連結されるガイドアーム部とが設けられていて、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とのうちの少なくとも一方側で、他方側と対向配置される部分には、前記他方側に対して局部的に摺接される狭小接触部が形成されていて、前記ハンドルが、前記ベース部材の回動支点部を支点として相対的に回動するように引き起こされたとき、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とは、前記狭小接触部を介して接触しながら摺動されることを特徴としている。
第1の発明では、ハンドルがベース部材に対して相対的に回動して引き起こされたとき、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とは、それらの少なくとも一方側に形成された狭小接触部を介して接触しながら摺動される。このため、ハンドルが引き起こされるときの上下方向のがたつきを少なくすることを目的として、前記ガイドアーム部と前記回動案内部との隙間を狭くした場合であっても、接触領域の面積が小さいため、その摺動抵抗が大きくなることはない。これにより、ハンドルを引き起こすときに、ハンドルのがたつきを抑止したまま、その操作感触を良好なものとすることができる。また、前記ガイドアーム部と前記回動案内部との接触領域に砂等の異物が侵入しても、接触領域以外の領域に大きな空間部(異物の逃げ道)が形成されているため、前記異物が接触領域に滞留しにくくなる。この結果、ハンドルを引き起こすときの操作感触を悪化させるおそれを小さくできる。
具体的には、前記狭小接触部の外周縁部を、台形状とすることができる。即ち、前記狭小接触部の外周縁部を、ドアハンドル装置の平面視において台形状とすることも、同じく背面視において台形状とすることもできる。これにより、ハンドルのガイドアーム部とベース部材の回動案内部とは、台形状部分の細い帯状部分(狭小接触部)を介して接触(面接触)しながら摺動されるため、ハンドルを引き起こすときの操作感触が良好なものとなる。
また、前記狭小接触部の外周縁部を、三角形状又は円弧形状とすることができる。これにより、ハンドルのガイドアーム部とベース部材の回動案内部とは、三角形状又は円弧形状の線状部分(狭小接触部)を介して接触(線接触)しながら摺動されるため、ハンドルを引き起こすときの操作感触が更に良好なものとなる。前記狭小接触部の外周縁部を、ドアハンドル装置の平面視において三角形状又は円弧形状とすることも、同じく背面視において三角形状又は円弧形状とすることができるのは、上記と同様である。
また、前記狭小接触部を、球面形状又はその一部の形状とすることができる。これにより、ハンドルのガイドアーム部とベース部材の回動案内部とは、球面形状又はその一部の形状の点状部分(狭小接触部)を介して接触(点接触)しながら摺動されるため、ハンドルを引き起こすときの操作感触が一層良好なものとなる。
また、上記課題を解決するための第2の発明は、車両のドアに取り付けられて、ドアの開操作を行うための車両用ドアハンドル装置であって、前記ドアに固定されるベース部材と、前記ベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引き起こし可能に連結されたハンドルとを備え、前記ベース部材には、前記ハンドルの一端部を回動可能に連結する回動支点部と、前記ハンドルの他端部を前記回動方向に対して接近・離間可能に連結する回動案内部とが設けられていて、前記ハンドルには、使用者の手により把持されるハンドル本体と、そのハンドル本体の一端部から延設されて前記ベース部材の回動支点部に連結される支点アーム部と、前記ハンドル本体の他端部から延設されて前記ベース部材の回動案内部に対向配置されて連結されるガイドアーム部とが設けられていて、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とのうちの一方側には、第1狭小接触部が設けられていると共に、同じく他方側には、前記第1狭小接触部と交差状態で対向配置され、かつ前記第1狭小接触部に対して局部的に摺接される第2狭小接触部が設けられていて、前記ハンドルが、前記ベース部材の回動支点部を支点として相対的に回動するように引き起こされたとき、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とは、前記第1及び第2の各接触部を介して接触しながら摺動されることを特徴としている。
第2の発明では、ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部との双方に、それぞれ第1及び第2の各狭小接触部が設けられていて、前記ガイドアーム部と前記回動案内部は、交差状態で接触する各狭小接触部どうしを介して摺動される。この発明の場合、各狭小接触部(接触領域)以外のすべての領域を空間部(異物の逃げ道)とすることができる。このため、前記異物が一層滞留しにくくなり、ハンドルを引き起こすときの操作感触を悪化させるおそれを小さくしたまま、異物による影響を更に受けにくくすることができる。
本発明の実施例を説明する。図1はドアハンドル装置100の斜視図、図2は同じく底面図、図3はハンドル110とベース部材120とを分離させた状態の正面図、図4は図3のX1−X1線断面図(背面断面図)、図5は図4のY1−Y1線断面図(平面断面図)である。なお、本明細書では、図3においてX方向に視認することをを「ドアハンドル装置の背面視」と記載し、Y方向に視認することを「ドアハンドル装置の平面視」と記載する。
図1及び図2に示されるように、本発明の実施例のドアハンドル装置100は、ハンドル110とベース部材120とを備えている。そして、図3に示されるように、ハンドル110がベース部材120に挿入されてスライドされることにより、ハンドル110とベース部材120とが一体に組み付けられる。ベース部材120に組み付けられたハンドル110は、回動支点Cを中心として回動自在である。車両のドアD(図3参照)に取り付けられたドアハンドル装置100は、ハンドル110のハンドル本体1の部分のみが外側(手前側)に露出される。
最初に、ハンドル110について説明する。本実施例のハンドル110は、図1ないし図3に示されるように、ポリカーボネート系樹脂、ポリブチレンテレフタレート系樹脂、ナイロン系樹脂等の単一又は複数種類の樹脂材より成形されたハンドル本体1と、ハンドル本体1における車両正面側(前側)の端部から突出された支点アーム部2と、同じく車両背面側(後側)の端部から突出されたガイドアーム部3とを備えている。図1及び図3に示されるように、ハンドル110のハンドル本体1は、把持したときの感触が良好になるように、全体が滑らかな曲面形状となっている。そして、ハンドル本体1における前側の底面部1aから、略L字状の支点アーム部2が延設されている。ハンドル本体1は、ベース部材120に組み付けられたとき、支点アーム部2の前端部に形成される回動支点Cを中心として、円弧状に回動される。ハンドル本体1の支点アーム部2には、ベース部材120に組み付けられて回動されるハンドル110が、上下方向にずれないようにするための幅規制部4が設けられている。
図1及び図3に示されるように、ハンドル本体1における後側の底面部1bからガイドアーム部3が延設されている。ガイドアーム部3の先端部は、前方に向って屈曲されていて、当該屈曲部分にベース部材120のベルクランク5(図2参照)と係止される係止部6が形成されている。また、ガイドアーム部3には、回動されたハンドル110がベース部材120から抜け出ることを防止すると共に、ベース部材120の回動案内部7(後述)に案内される一対の抜止め部8が、ガイドアーム部3の壁面から上下方向に張り出して設けられている。ガイドアーム部3の側壁部には、補強のために一対の突条(リブ9)が張り出して設けられている。
次に、ベース部材120について説明する。図1ないし図3に示されるように、ベース部材120の本体部11は弓なり形状であり、その前部には、ハンドル110の支点アーム部2を連結するための回動支点部12が形成されていると共に、同じく後部には、ハンドル110のガイドアーム部3を連結するための回動案内部7が形成されている。ベース部材120の回動支点部12には、ハンドル110の支点アーム部2を挿入するための前側開口13が設けられていて、同じく回動案内部7には、ハンドル110のガイドアーム部3を挿入するための後側開口14が設けられている。ベース部材120の前側開口13から挿入されたハンドル110の支点アーム部2は、前後方向に沿ってスライドされ、ベース部材120の回動支点部12に配置される。同時に、ハンドル110のガイドアーム部3も、ベース部材120の回動案内部7に配置される。この状態で、ハンドル本体1を引き起こすと、ハンドル110は、支点アーム部2の回動支点Cを中心に回動される。このとき、ハンドル110のガイドアーム部3に設けられた一対の抜止め部8は、ベース部材120の回動案内部7に設けられた案内壁部15に案内される。また、一対のリブ9は、回動案内部7に突設されたガイド壁部16にガイドされる。そして、回動されたハンドル110は、ガイドアーム部3の係止部6に係止されるベルクランク5が、ねじりコイルばね17のねじり力(弾性復元力)によって自動的に逆方向に回動して戻される。なお、図2において、18は、カウンタウエイトである。
本発明の特徴部分について、更に詳細に説明する。図5に示されるように、ガイドアーム部3における一対の抜止め部8の外周縁部は、断面視において略台形状になっていて、その先端部に狭幅の接触部19が帯状に形成されている。即ち、抜止め部8において、ベース部材120の回動案内部7の案内壁部15と対向配置される部分の先端部の幅δは、抜止め部8の幅Wよりも遥かに狭くなっていて、当該狭幅(δ)の部分に接触部19が形成されていると共に、接触部19の両端部から抜止め部8にかけての領域に、接触部19に対して緩やかな傾斜角度でもって各傾斜面18a,18bが形成されている。
ここで、回動案内部7の案内壁部15と抜止め部8の接触部19との隙間eは、極めて小さい。これにより、ハンドル110が引き起こされるときの上下方向のがたつきが抑止されている。
ハンドル110が引き起こされて回動されるとき、抜止め部8の接触部19と回動案内部7の案内壁部15とが接触しながら摺動される。このときの接触部分である接触部19の幅δは狭く、回動案内部15と局部的に接触するのみであるため、ハンドル110を引き起こしときの摺動抵抗が小さくなる。これにより、ハンドル110を引き起こすときの操作感触(フィーリング)が良好なものとなる。また、接触部19の両側に各傾斜面8a,8bが形成されていて、案内壁部15と接触部19との隙間eよりも大きな空間部Vが形成されている。このため、抜止め部8と案内壁部15との間に砂等の異物が入り込んだ場合であっても、当該異物が接触部19の部分に侵入したまま滞留するおそれは小さい。この結果、ハンドル110を引き起こすときの操作感触が、異物によって悪化されることの防止が図られる。
上記した実施例のガイドアーム部3では、接触部19が抜止め部8の幅方向のほぼ中央部に形成されている。しかし、図6の(a)に示されるように、接触部19を幅方向にずらして形成してもよい。特に、図6の(b)に示されるように、接触部19をガイドアーム部3の後端部に設けてもよい。この実施例の場合、接触部19がハンドル本体110の回動支点C(図3参照)から最も離れた部分に形成されるため、ハンドル110を引き起こすときの操作感触が一層良好なものとなる。
上記した実施例のガイドアーム部3の抜止め部8に形成された接触部19は帯状であり、案内壁部15とは狭幅δで面接触される形態である。しかし、図7の(a)に示される第2実施例のガイドアーム部3のように、抜止め部8に形成される接触部20の外周縁部が三角形状であってもよい。この実施例の場合、接触部20が線状となり、回動案内部15と接触部20とは線接触される。これにより、接触領域を更に小さくすることができる。
更に、図7の(b)に示される第3実施例のガイドアーム部3のように、抜止め部8に形成される接触部21全体の外周縁部が円弧形状になるようにしてもよい。この実施例の場合であっても、回動案内部15と接触部21とが線接触されるため、第2実施例のガイドアーム部3と同様な効果が奏されると共に、引き起こし時にハンドル110が傾いても、常に一定の操作感触が得られる。
更に、図8の(a),(b)に示される第4実施例のガイドアーム部3のように、抜止め部8に形成される接触部22の外周縁部が球の一部形状であってもよい。この実施例の場合、回動案内部15と接触部22とが点接触されるため、第2実施例のガイドアーム部3と同様な効果が奏されると共に、引き起こし時にハンドル110が傾いても、常に一定の操作感触が得られる。
上記した各実施例は、ハンドル110におけるガイドアーム部3の抜止め部8に狭幅の接触部19〜22が所定形状(帯状、線状又は点状)で形成されていて、ベース部材120における回動案内部7の案内壁部15は平坦形状の場合である。しかし、図9の(a)〜(d)に示されるように、ハンドル110におけるガイドアーム部3の抜止め部8が平坦形状であり、ベース部材120における回動案内部7の案内壁部15に狭幅の接触部19〜22が所定形状で形成されていてもよい。この場合であっても、上記と全く同様な効果が奏される。
上記した各実施例は、各接触部19〜22を、ドアハンドル装置100の平面視において台形状にした場合である。しかし、図10の(a),(b)に示されるように、接触部23を、ドアハンドル装置100の背面視において台形状としてもよい。また、接触部23を、背面視において三角形状、或いは円弧形状としてもよい。特に、図10の(b)に示されるように、抜止め部8の下端部に接触部23を形成することにより、ガイド壁部16から最も離れた位置(距離H)に接触部23が形成される。これにより、ハンドル110の操作感触が良好になると共に、ハンドル110が引き起こされるときの上下方向のがたつきを、最も効果的に防止することができる。
次に、第6実施例について説明する。この実施例のドアハンドル装置100は、ガイドアーム部3の一対の抜止め部8と、各抜止め部8が摺動される回動案内部7の案内壁部15の双方に狭幅の第1及び第2の各接触部24,25が設けられている。図11に示されるように、ハンドル110におけるガイドアーム部3の一対の抜止め部8の先端部は横断面視において台形状になっていて、その端面部に横方向に帯状となった第1接触部24が設けられている。そして、ベース部材120における回動案内部7の案内壁部15には、縦断面視において台形状となっていて、縦方向に帯状の第2接触部25が設けられている。
図12に示されるように、ハンドル110とベース部材120とが組み付けられたとき、ハンドル110側の第1接触部24は、ベース部材120側の第2接触部25に交差状態で接触される。ハンドル110が引き起こされたとき、ガイドアーム部3の抜止め部8は、回動支点C(図3参照)を中心として矢印26の方向に回動される。第1接触部24は横方向に帯状に設けられているため、第1及び第2の各接触部24,25の接触位置はハンドル110の引き起こしに伴って移動するものの、接触部24,25どうしが脱落するおそれはない。
この実施例のドアハンドル装置100の場合、第1及び第2の各接触部24,25以外の部分が傾斜面となっているため、砂等の異物が侵入しにくいという利点がある。
上記した第6実施例の場合、第1及び第2の各接触部24,25は帯状であり、面接触される。しかし、双方の接触部24,25の外周縁部又はいずれか一方の接触部24,25の外周縁部を三角形状又は円弧状とすることにより、線接触とすることもできる。
また、上記した第6実施例では、第1及び第2の各接触部24,25が直交状態で交差している場合であるが、双方が斜めに交差している場合であってもよい。
ドアハンドル装置100の斜視図である。 同じく底面図である。 ハンドル110とベース部材120とを分離させた状態の正面図である。 図3のX1−X1線断面図(背面断面図)である。 図4のY1−Y1線断面図(平面断面図)である。 (a),(b)は、異なる形態の接触部19の平面図である。 (a)は、第2実施例のガイドアーム部3における接触部20の平面図であり、(b)は、第3実施例のガイドアーム部3における接触部21の平面図である。 (a)は、第4実施例のガイドアーム部3における接触部22の平面図であり、(b)は、(a)のZ1方向矢視図である。 (a)〜(d)は、ベース部材120の回動案内部7に各接触部19〜22が設けられた場合の平面断面図である。 (a),(b)は、第5実施例のドアハンドル装置100の要部の背面図である。 第6実施例のドアハンドル装置100の要部の斜視図である。 図11のZ2方向矢視図である。
符号の説明
C:回動支点
D:ドア
100:ドアハンドル装置
110:ハンドル
120:ベース部材
1:ハンドル本体
2:支点アーム部
3:ガイドアーム部
7:回動案内部
12:回動支点部
19〜23:接触部(狭小接触部)
24:第1接触部(狭小接触部)
25:第2接触部(狭小接触部)

Claims (6)

  1. 車両のドアに取り付けられて、ドアの開操作を行うための車両用ドアハンドル装置であって、
    前記ドアに固定されるベース部材と、
    前記ベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引き起こし可能に連結されたハンドルとを備え、
    前記ベース部材には、前記ハンドルの一端部を回動可能に連結する回動支点部と、前記ハンドルの他端部を前記回動方向に対して接近・離間可能に連結する回動案内部とが設けられていて、
    前記ハンドルには、使用者の手により把持されるハンドル本体と、そのハンドル本体の一端部から延設されて前記ベース部材の回動支点部に連結される支点アーム部と、前記ハンドル本体の他端部から延設されて前記ベース部材の回動案内部に対向配置されて連結されるガイドアーム部とが設けられていて、
    前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とのうちの少なくとも一方側で、他方側と対向配置される部分には、前記他方側に対して局部的に摺接される狭小接触部が形成されていて、
    前記ハンドルが、前記ベース部材の回動支点部を支点として相対的に回動するように引き起こされたとき、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とは、前記狭小接触部を介して接触しながら摺動されることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記狭小接触部の外周縁部は、台形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記狭小接触部の外周縁部は、三角形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記狭小接触部の外周縁部は、円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記狭小接触部は、球面形状又はその一部の形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  6. 車両のドアに取り付けられて、ドアの開操作を行うための車両用ドアハンドル装置であって、
    前記ドアに固定されるベース部材と、
    前記ベース部材に対し、一端部を回動支点として他端部が回動方向に沿って引き起こし可能に連結されたハンドルとを備え、
    前記ベース部材には、前記ハンドルの一端部を回動可能に連結する回動支点部と、前記ハンドルの他端部を前記回動方向に対して接近・離間可能に連結する回動案内部とが設けられていて、
    前記ハンドルには、使用者の手により把持されるハンドル本体と、そのハンドル本体の一端部から延設されて前記ベース部材の回動支点部に連結される支点アーム部と、前記ハンドル本体の他端部から延設されて前記ベース部材の回動案内部に対向配置されて連結されるガイドアーム部とが設けられていて、
    前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とのうちの一方側には、第1狭小接触部が設けられていると共に、同じく他方側には、前記第1狭小接触部と交差状態で対向配置され、かつ前記第1狭小接触部に対して局部的に摺接される第2狭小接触部が設けられていて、
    前記ハンドルが、前記ベース部材の回動支点部を支点として相対的に回動するように引き起こされたとき、前記ハンドルのガイドアーム部と前記ベース部材の回動案内部とは、前記第1及び第2の各接触部を介して接触しながら摺動されることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
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