JP2008120311A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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貴之 山本
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Abstract

【課題】車両の工場出荷前に作動液の真空充填処理を正常に完了させることができるブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車両組立工場における真空充填処理にてアクチュエータに動作不良等があった場合には、そのアクチュエータのコネクタはECUに接続されない。ECUは、そのコネクタが外れた状態を断線異常として検出し、リザーバタンク内のブレーキフルードの液量不足とその断線異常により真空充填不良の発生を判定し、ポンプの駆動を禁止状態にする。作業員は、これを受けて真空充填処理を再度やり直すことができる。その結果、車両の工場出荷前にブレーキフルードの真空充填処理の正常な終了を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明はブレーキ制御装置に関し、特にブレーキ装置の液圧回路に充填された作動液を車輪のホイールシリンダに供給して制動力を発生させるブレーキ制御装置に関する。
従来より、ブレーキペダルの操作力に応じた液圧を液圧回路内に発生させ、その液圧を配管を通じて各車輪のホイールシリンダに供給することにより車両に制動力を付与するブレーキ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この液圧回路には、ブレーキフルード(作動液)を貯留するマスタシリンダ、そのマスタシリンダのリザーバタンクからブレーキフルードを汲み上げるオイルポンプ、そのオイルポンプにより昇圧されたブレーキフルードを蓄積するアキュムレータを含む液圧源が設けられている。各車輪のホイールシリンダとマスタシリンダとの間には増圧弁や減圧弁等の電磁弁が設けられている。ブレーキ制御装置は、これらの電磁弁を開閉制御することによってホイールシリンダへのブレーキフルードの給排量を調整してその液圧を制御し、各車輪に適切な制動力を付与している。
ところで、このようなブレーキ装置の配管内にエアが存在すると、増圧時にそのエアが圧縮されることによりブレーキ操作時の応答速度や制御性が低下する。そのため、車両組立工場においてブレーキ装置にブレーキフルードを充填する際には、まずブレーキ装置の配管内のエアを取り除く真空引きを行い、続いてブレーキフルードを充填する真空充填処理が一般的に行われている。
すなわち、真空充填処理では、ブレーキ装置のリザーバタンクに、車両組立工場の設備つまり外部設備である真空引き用ポンプおよび作動流体圧送装置が取り付けられる。続いて真空引き用ポンプを駆動して真空引きを行い、その後、作動流体圧送装置によりブレーキフルードをブレーキ装置の全ての流路に圧送充填させる。
電磁弁には、非通電時に閉弁状態を維持する常閉型の電磁弁と、非通電時に開弁状態を維持する常開型の電磁弁とが存在する。常閉型の電磁弁によりリザーバタンクとの連通が遮断される空間を有するブレーキ装置においては、その電磁弁を開弁して閉塞空間をなくし、真空引きおよびブレーキフルードの充填を行う必要がある。この真空充填処理を行う際には、例えば外部設備のコネクタを油圧アクチュエータのコネクタに接続し、その外部設備が電磁弁を通電制御する。そして、その真空充填処理が終了すると、油圧アクチュエータのコネクタから外部設備のコネクタが外され、代わりに車両の電子制御ユニット(以下「ECU」という)のコネクタが接続される。市場に出た際には、このECUによりブレーキ装置の制御が行われる。なお、この真空充填処理の際にいずれかの電磁弁に断線等の不具合が検知された場合には、その電磁弁についてはECUを接続せずにコネクタを外したまま後工程に回し、しかるべき措置がとられたりする。
特開2005−35471号公報
ところで、外部設備の異常やそのアクチュエータへの接続不良等の何らかの要因により真空充填処理が正常に行われなかった場合、ブレーキフルードの真空充填不良が生じる可能性がある。そのような場合、つまりリザーバタンク内にブレーキフルードが不足した状態でポンプ用のモータを駆動すると、エアの吸い込み、ピストン等の内部摺動部品の焼き付き、オイルシールの劣化等が発生し、オイルポンプの性能が悪化することが懸念される。そのため、オイルポンプの駆動は行わず、車両組立工場にて再度真空充填処理をやり直す必要がある。
一方、ブレーキパッドの摩耗等を検出するために、車両には一般にリザーバタンク内の液面低下を検出するセンサが設けられている。このため、仮に車両が市場に出されても、そのセンサ出力を用いてブレーキフルードの充填不良を推定し、オイルポンプの駆動を禁止することも考えられる。しかし、オイルポンプを停止させると制動力の早期低下につながるため、実際の市場においては可能な限りオイルポンプを駆動して制動力を確保したいという要求がある。したがって、このようなオイルポンプの駆動禁止は、車両組立工場の工程内でとどめる必要がある。
そこで、本発明は、車両の工場出荷前に作動液の真空充填処理を正常に完了させることができるブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のブレーキ制御装置は、作動液を蓄積するアキュムレータと、モータにより駆動されて作動液をアキュムレータへ供給し、そのアキュムレータ内の液圧を所定値まで上昇させるポンプとを含む液圧源を備える。このブレーキ制御装置は、液圧源における作動液の真空充填不良の有無を判定する充填不良判定手段と、充填不良判定手段により真空充填不良が発生したと判定されたときに、ポンプの駆動を禁止状態にするポンプ駆動禁止手段とを備える。
この態様では、モータによりポンプが駆動され、アキュムレータ内の液圧がブレーキ制御に必要な所定値まで昇圧される。そして、このアキュムレータの圧力が適宜ホイールシリンダに供給されることにより、適切なブレーキ制御が行われる。
この態様によれば、液圧源における作動液の真空充填不良の有無が検出され、その真空充填不良が発生したと判定されたときにポンプの駆動が禁止される。このため、車両組立工場にて真空充填処理が行われた後のブレーキ制御においてポンプの駆動が禁止状態になると、逆に真空充填不良の発生が推定される。その結果、再度の真空充填処理等の適切な措置をとることができ、車両の工場出荷前に作動液の真空充填処理を正常に完了することができる。
ブレーキ制御装置は、液圧源におけるポンプの上流側で作動液を貯留するリザーバタンクを備えてもよい。そして、充填不良判定手段は、リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であるか否かを判定し、その液量が所定量値以下である場合に真空充填不良が発生していると判定するようにしてもよい。この「所定量」は、例えばポンプの駆動によりその機能が低下するような異常が発生しない程度に設定することができる。
この態様によれば、ポンプはリザーバタンクから作動液を汲み上げてアキュムレータに供給する。一般に、リザーバタンクにはその液量を検出するための液量センサ等の検出手段が設けられているため、これを利用するようにしてもよい。
ブレーキ制御装置は、液圧源とホイールシリンダとの間に配置され、開弁動作により液圧源からの作動液をホイールシリンダへ供給する電磁弁と、その電磁弁を含むブレーキ制御のためのアクチュエータに接続されるとともに、真空充填工程においては外部設備が接続される一または複数のコネクタとを備えてもよい。そして、充填不良判定手段は、さらにアクチュエータの断線異常の有無を判定し、リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であるとともに、断線異常が発生している場合に真空充填不良が発生していると判定するようにしてもよい。
この態様では、車両組立工場等における真空充填工程において、電磁弁を含むアクチュエータのコネクタが外部設備に接続され、その外部設備がアクチュエータを駆動制御する。その真空充填工程等の処理が終了すると、それらのアクチュエータのコネクタは、ブレーキ制御装置の制御部に接続される。ここでは、真空充填工程においてアクチュエータ側に動作不良等の問題があった場合に、そのアクチュエータの交換等のためにそのコネクタが意図的に外された状態にされ、ブレーキ制御装置の制御部に接続されない場合を主に想定する。
この態様によれば、アクチュエータの断線異常が判定されることにより、コネクタが外された状態にあること、ひいては真空充填工程においてアクチュエータ側に動作不良等の問題があったことが推測される。真空充填工程においてアクチュエータに問題があると、真空充填も正常に完了していないことが推察されるため、真空充填不良が生じていることが推定される。すなわち、リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下というだけでは、必ずしも真空充填不良と結びつけられない場合がある。リザーバタンク内の作動液の液量低下が、真空充填完了後の要因によって生じる可能性も否定できないからである。ここでは、リザーバタンク内の作動液の液量不足と断線異常という2段階の判定基準を設けたことにより、真空充填不良をより正確に判定することができる。
あるいは、充填不良判定手段は、真空充填が正常に行われた後に実行される電磁弁の開弁電流特性の補正が完了しているか否かを判定し、その開弁電流特性の補正が完了している場合には、真空充填不良は発生していないと判定してもよい。
この態様によれば、開弁電流特性の補正があったという履歴を取得することにより、逆に真空充填が正常に完了していたことが推定される。
また、充填不良判定手段により断線異常がないと判定されても、リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であると判定された場合には、ポンプ駆動禁止手段は、ポンプの駆動の禁止状態を所定期間のみ解除するようにしてもよい。
例えば、真空充填工程においてアクチュエータ側に動作不良等があったにもかかわらず上記コネクタが誤って接続されたような場合、上述した断線異常による真空充填不良の判定を行うことができない。この態様によれば、そのような場合にポンプの駆動の禁止状態を所定期間のみ解除する。そして、この所定期間の間にアキュムレータの液圧が所定値に達しない場合には、作動液の不足つまり真空充填不良が生じていると判定され、そのままポンプの駆動が停止される。一方、その所定期間の間にアキュムレータの液圧が所定値に達すれば、ポンプはその目的を達成したとして本来の形で停止されることになる。
本発明のブレーキ制御装置によれば、車両の工場出荷前にブレーキフルードの真空充填処理の正常な終了を確保することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るブレーキ制御装置をその液圧回路を中心に示す系統図である。
ブレーキ制御装置10は、車両用の電子制御式ブレーキシステム(ECB)を構成しており、運転者によるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル12の操作に応じて車両の4輪のブレーキを独立かつ最適に設定するものである。ブレーキペダル12は、運転者による踏み込み操作に応じて作動流体(作動液)としてのブレーキフルードを送り出すマスタシリンダ14に接続されている。また、ブレーキペダル12には、その踏み込みストロークを検出するためのストロークセンサ46が設けられている。更に、マスタシリンダ14には、リザーバタンク26が接続されており、マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、開閉弁23を介して、運転者によるブレーキペダル12の操作力に応じた反力を創出するストロークシミュレータ24が接続されている。なお、開閉弁23は、非通電時に閉状態にあり、運転者によるブレーキペダル12の操作が検出された際に開状態に切り換えられる常閉型電磁弁である。
マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、右前輪用のブレーキ油圧制御管16が接続されており、ブレーキ油圧制御管16は、図示されない右前輪に対して制動力を付与する右前輪用のホイールシリンダ20FRに接続されている。また、マスタシリンダ14の他方の出力ポートには、左前輪用のブレーキ油圧制御管18が接続されており、ブレーキ油圧制御管18は、図示されない左前輪に対して制動力を付与する左前輪用のホイールシリンダ20FLに接続されている。右前輪用のブレーキ油圧制御管16の中途には、右電磁開閉弁22FRが設けられており、左前輪用のブレーキ油圧制御管18の中途には、左電磁開閉弁22FLが設けられている。これらの右電磁開閉弁22FRおよび左電磁開閉弁22FLは、何れも非通電時に開状態にあり、運転者によるブレーキペダル12の操作が検出された際に閉状態に切り換えられる常開型電磁弁である。
また、右前輪用のブレーキ油圧制御管16の中途には、右前輪側のマスタシリンダ圧を検出する右マスタ圧センサ48FRが設けられており、左前輪用のブレーキ油圧制御管18の中途には、左前輪側のマスタシリンダ圧を計測する左マスタ圧センサ48FLが設けられている。ブレーキ制御装置10では、運転者によってブレーキペダル12が踏み込まれた際、ストロークセンサ46によりその踏み込み操作量が検出されるが、これらの右マスタ圧センサ48FRおよび左マスタ圧センサ48FLによって検出されるマスタシリンダ圧からもブレーキペダル12の踏み込み操作力(踏力)を求めることができる。このように、ストロークセンサ46の故障を想定して、マスタシリンダ圧を2つの圧力センサ48FRおよび48FLによって監視することは、フェイルセーフの観点からみて好ましい。
一方、リザーバタンク26には、油圧給排管28の一端が接続されており、この油圧給排管28の他端には、モータ32により駆動されるオイルポンプ34の吸込口が接続されている。オイルポンプ34の吐出口は、高圧管30に接続されており、この高圧管30には、アキュムレータ50とリリーフバルブ53とが接続されている。アキュムレータ50、オイルポンプ34、モータ32は、ブレーキフルードの液圧を蓄圧可能な動力液圧源を構成する。オイルポンプ34の吸入口は、非駆動時、油圧給排管28との連通が遮断されている。本実施例では、オイルポンプ34として、モータ32によってそれぞれ往復移動させられる2体以上のピストン(図示せず)を備えた往復動ポンプが採用される。また、アキュムレータ50としては、ブレーキフルードの圧力エネルギを窒素等の封入ガスの圧力エネルギに変換して蓄えるものが採用される。
アキュムレータ50は、オイルポンプ34によって所定のアキュムレータ圧(例えば14〜22MPa程度)にまで昇圧されたブレーキフルードを蓄える。また、リリーフバルブ53の弁出口は、油圧給排管28に接続されており、アキュムレータ50におけるブレーキフルードの圧力が異常に高まって例えば25MPa程度になると、リリーフバルブ53が開弁し、高圧のブレーキフルードは油圧給排管28へと戻される。更に、高圧管30には、アキュムレータ50の出口圧力、すなわち、アキュムレータ50におけるブレーキフルードの圧力を検出するアキュムレータ圧センサ51が設けられている。
そして、高圧管30は、増圧弁40FR,40FL,40RR,40RLを介して右前輪用のホイールシリンダ20FR、左前輪用のホイールシリンダ20FL、右後輪用のホイールシリンダ20RRおよび左後輪用のホイールシリンダ20RLに接続されている。以下、適宜、ホイールシリンダ20FR〜20RLを総称して「ホイールシリンダ20」といい、適宜、増圧弁40FR〜40RLを総称して「増圧弁40」という。増圧弁40は、何れも非通電時は閉じた状態にあり、必要に応じてホイールシリンダ20の増圧に利用される常閉型の電磁流量制御弁(リニア弁)である。なお、図示されない車両の各車輪に対しては、ディスクブレーキユニットが設けられており、各ディスクブレーキユニットは、ホイールシリンダ20の作用によってブレーキパッドをディスクに押し付けることで制動力を発生する。
また、右前輪用のホイールシリンダ20FRと左前輪用のホイールシリンダ20FLとは、それぞれ減圧弁42FRまたは42FLを介して油圧給排管28に接続されている。減圧弁42FRおよび42FLは、必要に応じてホイールシリンダ20FR,20FLの減圧に利用される常閉型の電磁流量制御弁(リニア弁)である。一方、右後輪用のホイールシリンダ20RRと左後輪用のホイールシリンダ20RLとは、常開型の電磁流量制御弁である減圧弁42RRまたは42RLを介して油圧給排管28に接続されている。以下、適宜、減圧弁42FR〜42RLを総称して「減圧弁42」という。
右前輪用、左前輪用、右後輪用および左後輪用のホイールシリンダ20FR〜20RL付近には、それぞれ対応するホイールシリンダ20に作用するブレーキフルードの圧力であるホイールシリンダ圧を検出するシリンダ圧センサ44FR,44FL,44RRおよび44RLが設けられている。以下、適宜、シリンダ圧センサ44FR〜44RLを総称して「シリンダ圧センサ44」という。
上述の右電磁開閉弁22FRおよび左電磁開閉弁22FL、増圧弁40FR〜40RL、減圧弁42FR〜42RL、オイルポンプ34、アキュムレータ50等は、ブレーキ制御装置10の油圧アクチュエータ80を構成する。そして、かかる油圧アクチュエータ80は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)200によって制御される。ECU200は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM、入出力インターフェース、メモリ等を備える。
次に、ブレーキフルードの充填方法について説明する。
ブレーキフルードの充填は、車両組立工場において、ECU200や油圧アクチュエータ80などの各構成の車体への組み付けが完了した状態で行われる。このブレーキフルードの充填処理では、車両組立工場の設備(「外部設備」ともいう)である真空引き用ポンプ110および作動流体圧送装置120が、リザーバタンク26に取り付けられる。なお、リザーバタンク26はマスタシリンダ14の本体内部に連通しており、真空引き用ポンプ110および作動流体圧送装置120の取り付け位置として適しているが、真空引き用ポンプ110および作動流体圧送装置120は、マスタシリンダ14の内部に連通する他の位置に取り付けられてもよい。
真空引き工程においては、ブレーキ制御装置10内の全ての空間を真空引きすることが必要であり、ブレーキフルード圧送工程においては、液圧回路内全体にブレーキフルードを行き渡らせる必要がある。一方、ブレーキ制御装置10においては電磁弁等の様々なアクチュエータが流路上に配置されており、常閉弁などにより閉じられた閉塞空間が存在している。具体的には、オイルポンプ34が、非駆動時にその吸入口側で油圧給排管28と高圧管30との連通を遮断しており、また高圧管30の下流側に位置する増圧弁40FR〜40RLは常閉弁として構成されている。
このため、真空引き工程およびブレーキフルード圧送工程においては、外部設備からの通電制御用のコネクタと各電磁弁等のアクチュエータのコネクタとが互いに接続され、オイルポンプ34ないしは増圧弁40FR〜40RLに電力が供給される。このように、真空充填処理は、リザーバタンク26とホイールシリンダ20とをつなぐ経路を連通させた状態で行われる。
真空引き用ポンプ110は、真空引き開始から所定時間経過後にその真空引きを停止し、続いて、作動流体圧送装置120がブレーキ制御装置10内にブレーキフルードを圧送する。なお、このブレーキフルードの圧送工程も、圧送開始から所定時間経過後に停止される。作動流体圧送装置120は、ブレーキフルードを一定の注入圧(例えば0.3MPa)で注入する。真空引き工程中に開弁された増圧弁40は、ブレーキフルード圧送工程においてもその開弁状態を維持する。
そして、その真空充填処理が終了すると、後のブレーキ制御を含む車両制御またはその特性試験等のために、アクチュエータのコネクタから外部設備のコネクタが取り外され、代わりにECU200のコネクタが接続される。なお、この真空充填処理の過程でいずれかの電磁弁等に断線等の不具合が検知された場合には、その電磁弁等についてはECU200に接続されず、コネクタを外したまま後工程に回される。その場合、次工程以降で他システムのチェックのためにイグニッションスイッチがオンにされると、そのコネクタが接続されていないアクチュエータが断線状態として検出されることになる。ECU200は、この断線状態を検出することでコネクタが外されていること、つまりブレーキフルードの真空充填不良が生じていることを推定し、オイルポンプ34の駆動を原則禁止する。これにより、車両組立工場において真空充填不良が発生しているにもかかわらずオイルポンプ34が駆動されてその性能悪化を引き起こすことが防止される。この真空充填処理の終了後に行われる処理の具体例については、真空充填確認処理として後述する。
なお、このオイルポンプ34の駆動禁止の状態、つまり真空充填不良の可能性については、例えば車両のパネルに設けられた警告灯を点灯させるなどして報知することができる。作業員は、これを受けて該当する電磁弁等を正常なものに交換するなどして再度真空充填処理をやり直す。
次に、真空充填処理が終了した後に行われる真空充填確認処理について具体的に説明する。図2は、真空充填確認処理の流れを表すフローチャートである。この処理は、真空充填処理が終了した後に作業員によりイグニッションスイッチがオンされることにより、他システムのチェックへの移行過程でECU200が実行する。
なお、このイグニッションスイッチのオンによってブレーキ制御装置10のシステムが起動するため、同時にオイルポンプ34の駆動も開始される。なお、このオイルポンプ34の駆動によりアキュムレータ50内の液圧が昇圧され、その液圧が設定されたアキュムレータ圧に達すると、オイルポンプ34の駆動が停止される。
ECU200は、まず所定の記憶領域に設定された「ポンプ駆動禁止フラグ」がオンになっているか否かを判定する(S10)。このポンプ駆動禁止フラグは、オイルポンプ34の駆動が禁止されていることを示すフラグであり、初期状態においてはオンに設定されている。このため、最初の処理においてはポンプ駆動禁止フラグはオンと判定される。
このとき、ポンプ駆動禁止フラグがオンであると判定されると(S10のY)、続いて「開弁特性学習フラグ」がオンになっているか否かを判定する(S12)。この開弁特性学習フラグは、液圧回路の各電磁弁の開弁電流特性が既に得られていることを示すフラグである。すなわち、本実施の形態の増圧弁40や減圧弁42等の電磁弁は、いわゆる比例弁として構成されており、弁部の前後差圧が所定値を超えると開弁し、以後は供給電流値に対してその弁開度がほぼ比例的に変化する開弁電流特性を有する。ただし、各電磁弁において部品間の組み付け誤差等によりその開弁電流特性が設計値からずれていることがあるため、これを補正するための学習処理が行われる。ここでは、ECU200がその前後差圧と供給電流値との関係等を表す開弁電流特性の学習が完了したときに、開弁特性学習フラグをオンにする。この開弁電流特性の学習はブレーキフルードの充填が正常に完了したことを前提に行われるため、開弁特性学習フラグのオンはブレーキフルードの充填が正常に完了したことをも意味する。なお、本実施の形態の開弁電流特性の学習処理については公知の一般的な処理が採用されるため、その詳細な説明については省略する。
このとき、開弁特性学習フラグがオフであると判定されると(S12のN)、続いて「フルード低下フラグ」がオンになっているか否かを判定する(S14)。このフルード低下フラグは、リザーバタンク26内のブレーキフルードが不足していることを示すフラグである。すなわち、リザーバタンク26内には、ブレーキフルードの液面低下を検出するセンサが設けられており、そのブレーキフルードが所定量以下(液面が所定高さ以下)であることが検出されると、ECU200がフルード低下フラグをオンにする。この「所定量」は、オイルポンプ34を駆動しても、その摺動部の焼き付きなどによる性能の低下が発生しない程度に設定される。
このとき、フルード低下フラグがオンであると判定されると(S14のY)、続いて「断線フラグ」がオンになっているか否かを判定する(S16)。この断線フラグは、油圧アクチュエータ80を構成する電磁弁等の各アクチュエータや油圧センサが断線していることを示すフラグである。ECU200は、いずれかのアクチュエータ等との導通が途絶えたときに断線状態を検知し、断線フラグをオンにする。このとき、断線フラグがオンであると判定されると(S16のY)、ポンプ駆動禁止フラグをオンの状態に保持するとともに、オイルポンプ34の駆動を停止させる(S18)。
一方、S16において、断線フラグがオフであると判定されると(S16のN)、ポンプの駆動時間が予め設定した許容時間T(例えば30秒)を超えていれば(S20のY)、ポンプ駆動禁止フラグをオンの状態に保持するとともに、オイルポンプ34の駆動を停止させる(S18)。一方、S20において、オイルポンプ34の駆動時間が許容時間Tを超えていなければ(S20のN)、ポンプ駆動禁止フラグをオフにするとともに、オイルポンプ34の駆動を許可する(S22)。すなわち、オイルポンプ34が駆動開始から許容時間T以内に停止した場合には、アキュムレータ50への蓄圧が正常に完了したため、リザーバタンク26内のブレーキフルードは不足ぎみであるものの、真空充填不良の可能性はないとして以降のオイルポンプ34の駆動を許可する。
また、S10においてポンプ駆動禁止フラグがオフであると判定された場合(S10のN)、S12において開弁特性学習フラグがオンであると判定された場合(S12のY)、およびS14においてフルード低下フラグがオフであると判定された場合には(S14のN)、真空充填不良の可能性はないと推定して以降のオイルポンプ34の駆動を許可する(S22)。
すなわち、上述のように真空充填処理の過程でいずれかのアクチュエータ(電磁弁等)の不具合が検知された場合には、その電磁弁等はコネクタがECU200に接続されずに外されたまま後工程に回される。しかし、真空充填不良が生じているにもかかわらず作業員が誤って該当するコネクタをも接続してしまった場合には、S16において断線状態として検出されなくなる。一方、S14においてブレーキフルードの不足が検出されているため、そのままオイルポンプ34の駆動を継続すると、オイルポンプ34の性能低下や故障を招くおそれがある。そこで、S16において断線状態が検出されなくても、所定時間内にアキュムレータ50の昇圧が完了しない場合には、真空充填不良の可能性があるとしてオイルポンプ34の駆動を停止させるようにしている。なお、上述した許容時間Tは、仮に真空充填不良が生じていた状態でオイルポンプ34を駆動しても、そのオイルポンプ34の焼き付き等の不具合が発生しない程度の時間に設定されている。
なお、このオイルポンプ34の駆動禁止の状態、つまり真空充填不良の可能性については、例えば車両のパネルに設けられた警告灯を点灯表示させて報知することができる。作業員は、これを受けて該当する電磁弁等を正常なものに交換するなどして再度真空充填処理をやり直すことができる。
次に、このようにして真空充填確認処理が終了した後のブレーキ制御処理の概要について説明する。図3は、ブレーキ制御処理の流れを表すフローチャートである。
ECU200は、まず上述したポンプ駆動禁止フラグを参照し、オイルポンプ34の駆動が許可されているか否かを判定する(S30)。このとき、ポンプ駆動禁止フラグがオフになっており(S30のY)、オイルポンプ34の駆動が許可されている場合には、続いてポンプ駆動要求フラグがオフであるか否かを判定する(S32)。このポンプ駆動要求フラグは、アキュムレータ50が液圧不足のときにオイルポンプ34を駆動させるためのフラグであり、初期状態においてはオフに設定されている。このため、最初の処理においてはポンプ駆動禁止フラグはオフと判定される。
このとき、ポンプ駆動要求フラグがオフである場合には(S32のY)、続いてアキュムレータ50内の液圧が低圧側の閾値である所定圧P1(例えば16Mpa)未満であるか否かを判定する(S34)。その液圧がP1未満であれば(S34のY)、ECU200は、ポンプ駆動要求フラグをオンに設定し(S36)、モータ32によってオイルポンプ34を駆動させる。これにより、アキュムレータ50内の液圧が昇圧される。一方、S34においてアキュムレータ50内の液圧が所定圧P1以上であると判定されると(S34のN)、S36をスキップして処理を終了する。
一方、S32において、ポンプ駆動要求フラグがオンである場合には(S32のN)、続いてアキュムレータ50内の液圧が高圧側の閾値である所定圧P2(例えば18.74Mpa)を超えているか否かを判定する(S38)。その液圧がP2を超えていれば(S38のY)、ECU200は、ポンプ駆動要求フラグをオフに設定し(S40)、オイルポンプ34の駆動を停止させる。一方、S38において、液圧がP2以下であれば(S38のN)、ECU200は、オイルポンプ34の駆動をそのまま継続させる。
一方、ポンプ駆動禁止フラグがオンになっており、オイルポンプ34の駆動が禁止されている場合には(S30のN)、ECU200は、ポンプ駆動要求フラグをオフに設定し(S42)、オイルポンプ34の駆動を停止させる。なお、図2で説明した真空充填確認処理によってポンプ駆動禁止フラグがオンになっていれば、基本的には車両組立工場において再度真空充填処理が行われる。したがって、このブレーキ制御処理は、真空充填確認処理後において再度の真空充填処理が不注意等により行われなかった場合に、ポンプ駆動禁止フラグのオンによりこれを発見できる点で意義がある。このブレーキ制御処理は、例えば車両組立工場において真空充填確認処理が終了した後のブレーキ制御装置の特性試験において行われてもよいし、実際に市場に出た後に行われてもよい。
なお、本実施の形態において、ECU200が充填不良判定手段およびポンプ駆動禁止手段に該当する。
以上に説明したように、本実施の形態においては、車両組立工場における真空充填処理にてアクチュエータに動作不良等があった場合には、そのアクチュエータのコネクタはECU200に接続されない。これは、例えば作業員がそのアクチュエータの交換等の措置を忘れずに行えるようにする目印となるものである。一方、アクチュエータが動作不良であれば真空充填も正常に行われていないことが推測される。そこで、ECU200は、そのコネクタが外れた状態を断線異常として検出し、リザーバタンク26内のブレーキフルードの液量不足とその断線異常がともに判定されると真空充填不良の発生を推定し、ポンプの駆動を禁止状態にする。作業員は、オイルポンプ34の駆動が禁止されている状態から真空充填不良の発生を認識し、真空充填処理を再度やり直すことができる。その結果、車両の工場出荷前にブレーキフルードの真空充填処理の正常な終了を確保することができる。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
例えば、上記実施の形態では、本発明のブレーキ制御装置を電子制御式ブレーキシステム(ECB)に適用した例を示したが、いわゆるハイドロブースタを搭載したブレーキシステムに適用してもよい。
実施の形態に係るブレーキ制御装置をその液圧回路を中心に示す系統図である。 真空充填確認処理の流れを表すフローチャートである。 ブレーキ制御処理の流れを表すフローチャートである。
符号の説明
10 ブレーキ制御装置、 14 マスタシリンダ、 20 ホイールシリンダ、 26 リザーバタンク、 32 モータ、 34 オイルポンプ、 40 増圧弁、 42 減圧弁、 50 アキュムレータ、 80 油圧アクチュエータ、 110 真空引き用ポンプ、 120 作動流体圧送装置、 200 ECU。

Claims (5)

  1. 作動液を蓄積するアキュムレータと、モータにより駆動されて作動液を前記アキュムレータへ供給し、そのアキュムレータ内の液圧を所定値まで上昇させるポンプとを含む液圧源を備えたブレーキ制御装置において、
    前記液圧源における作動液の真空充填不良の有無を判定する充填不良判定手段と、
    前記充填不良判定手段により前記真空充填不良が発生したと判定されたときに、前記ポンプの駆動を禁止状態にするポンプ駆動禁止手段と、
    を備えたことを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 前記液圧源における前記ポンプの上流側で作動液を貯留するリザーバタンクを備え、
    前記充填不良判定手段は、前記リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であるか否かを判定し、その液量が所定量以下である場合に前記真空充填不良が発生していると判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  3. 前記液圧源とホイールシリンダとの間に配置され、開弁動作により前記液圧源からの作動液を前記ホイールシリンダへ供給する電磁弁と、
    前記電磁弁を含むブレーキ制御のためのアクチュエータに接続されるとともに、真空充填工程においては外部設備が接続される一または複数のコネクタと、
    を備え、
    前記充填不良判定手段は、さらに前記アクチュエータの断線異常の有無を判定し、前記リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であるとともに、前記断線異常が発生している場合に前記真空充填不良が発生していると判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載のブレーキ制御装置。
  4. 前記液圧源とホイールシリンダとの間に配置され、開弁動作により前記液圧源からの作動液を前記ホイールシリンダへ供給する電磁弁を備え、
    前記充填不良判定手段は、真空充填が正常に行われた後に実行される前記電磁弁の開弁電流特性の補正が完了しているか否かを判定し、その開弁電流特性の補正が完了している場合には、前記真空充填不良は発生していないと判定することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御装置。
  5. 前記充填不良判定手段により前記断線異常がないと判定されても、前記リザーバタンク内の作動液の液量が所定量以下であると判定された場合には、前記ポンプ駆動禁止手段は、前記ポンプの駆動の禁止状態を所定期間のみ解除することを特徴とする請求項3に記載のブレーキ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014175016A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 トヨタ自動車株式会社 液圧ブレーキシステム、エア抜き装置、エア抜き方法
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