JP2010070153A - ブレーキ装置への作動液充填方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキ装置に効率的に作動液を充填する技術を提供する。
【解決手段】本発明のブレーキ装置への作動液充填方法では、ストロークシミュレータ24を蓄圧装置として利用する。すなわち、真空充填処理に際してストロークシミュレータ24にブレーキフルードを封じ込めた状態で液圧回路に接続する。そして、真空引き工程後の圧送工程において、シミュレータ作動弁23を開弁させてストロークシミュレータ24の蓄圧室102を開放し、液圧回路に液圧を追加供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブレーキ装置の液圧回路への作動液充填方法に関する。
従来より、ブレーキペダルの操作力に応じた液圧を液圧回路内に発生させ、その液圧を配管を通じて各車輪のホイールシリンダに供給することにより車両に制動力を付与するブレーキ装置が知られている。この液圧回路は、ブレーキフルード(作動液)を貯留する液圧源と各車輪のホイールシリンダとを配管等の液圧通路によりつなぎ、その液圧通路には増圧弁や減圧弁等のアクチュエータが設けられている。ブレーキ制御装置は、これらのアクチュエータを制御することによって各車輪に適切な制動力を付与している。
ところで、このようなブレーキ装置の配管内にエアが存在すると、増圧時にそのエアが圧縮されることによりブレーキ操作時の応答速度や制御性が低下する。そのため、車両組立工場において、ブレーキ装置にブレーキフルードを充填する際には、まずブレーキ装置の配管内のエアを取り除く真空引きを行い、その後、作動液を充填する「真空充填処理」が一般的に行われる(例えば、特許文献1参照)。
真空充填処理に際しては、ブレーキ装置のリザーバタンクに車両組立工場の設備、すなわち外部設備である真空引き用ポンプや作動流体圧送装置が取り付けられる。続いて真空引き用ポンプを駆動して真空引きを行い、その後、作動流体圧送装置により作動液を液圧回路の全ての流路に圧送充填させる。
特開2007−191113号公報
しかしながら、ブレーキ装置の仕様は車種によって異なることもあり、液圧回路を構成する通路や配管の大きさや長さ、電磁弁等のアクチュエータの配置やその数等も様々である。このため、外部設備によるブレーキフルードの圧送能力が十分な場合もあれば、そうでない場合もありうる。圧送能力が不足するためにエア残り等の真空充填不良が発生すると、そのエア抜き作業やアクチュエータの組み替え作業等を要し、別途作業コストが嵩む可能性がある。また、真空充填処理を正常に行うためにブレーキフルードの圧送時間が長くなるなどの問題が発生する可能性もある。
そこで、本発明は、真空充填処理における作動液の圧送能力が十分に高くない場合であっても、ブレーキ装置に効率的に作動液を充填する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の作動液充填方法は、作動液を貯留する液圧源と、作動液の供給を受けて車輪に液圧制動力を付与するホイールシリンダと、液圧源とホイールシリンダとをつなぐ液圧回路とを備えたブレーキ装置の液圧回路に作動液を充填する方法であって、液圧回路に配設される所定の蓄圧装置に予め作動液を充填して作動液圧を蓄圧しておく蓄圧工程と、液圧源に接続された真空引き装置を駆動し、蓄圧装置と液圧回路との間の作動液の流通を遮断した状態で液圧回路の真空引き処理を実行する真空引き工程と、液圧源に接続された作動流体圧送装置を駆動し、真空引き後の液圧回路に作動液を圧送する圧送工程と、圧送開始以後の所定のタイミングにて蓄圧装置と液圧回路との間の作動液の流通を開放して液圧回路内を加圧する加圧工程と、を備える。
ここでいう「蓄圧装置」は、ブレーキ装置の液圧回路に配設される既存の装置を利用するものでもよいし、真空充填処理専用の装置として別途設けられたものであってもよいが、低コスト化の観点からは前者のほうが好ましい。ただし前者の場合、真空引き工程においてその蓄圧装置における作動液の封入状態を保持できる構成を有することが前提となる。また、「圧送工程の所定のタイミング」は、例えば圧送工程の終期であってもよいし、圧送工程の開始と同時、あるいは圧送工程の途中であってもよい。さらに圧送工程終了後であってもよい。
この態様によれば、圧送工程による作動液の液圧回路への充填が、加圧工程によって補助される。このため、仮に作動流体圧送装置だけでは圧送能力が不足するような場合、つまりそれだけでは作動液が液圧回路の末端にまで十分に到らない場合であっても、その不足分を補うことができ、真空充填処理を正常に完了させることができる。また、圧送能力が足りる場合であっても、蓄圧装置に封じ込められた作動液を開放して液圧回路に追加供給することにより、その圧送時間を短縮することができるといったメリットがある。
この態様の作動液充填方法は、例えばブレーキ操作部材の操作に基づいて液圧制動力を算出し、その液圧制動力が得られるよう液圧源からホイールシリンダへ作動液を供給する一方、液圧回路にブレーキ操作部材の操作力に応じた反力を生成するストロークシミュレータが接続されたブレーキ装置に有効に適用できる。その場合、ストロークシミュレータと、そのストロークシミュレータと液圧回路とを連通または遮断するシミュレータ作動弁とを蓄圧装置として利用することができる。いわゆるブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置には、このようなストロークシミュレータおよびシミュレータ作動弁が既存の装置として液圧回路に配設されている場合がある。そのような場合にこれを利用することで、本態様を低コストに実現することができる。
具体的には、シミュレータ作動弁が、非通電時に閉状態にあり、ブレーキ操作部材の操作が検出されたときに開状態に切り換えられる常閉型の電磁弁として構成されるとともに、ストロークシミュレータと一体となってシミュレータユニットを構成するものでもよい。そして、そのシミュレータユニットが液圧回路に対して着脱可能に構成されていてもよい。蓄圧工程においては、シミュレータユニットのストロークシミュレータに所定量の作動液を充填し、シミュレータ作動弁の閉弁により作動液を封じ込めるようにし、その後、シミュレータ作動弁の閉弁状態を保持しつつ、シミュレータユニットを液圧回路に接続してもよい。
この態様では、液圧回路全体とは別にシミュレータユニットに事前に作動液を封入する。個別のユニットに作動液を充填するので取り扱いが容易であり、その蓄圧工程が簡素化される。シミュレータ作動弁が常閉型の電磁弁であるため、ストロークシミュレータへの蓄圧状態の保持が容易であり、液圧回路に難なく接続できるというメリットもある。
本発明によれば、真空充填処理における作動液の圧送能力が十分に高くない場合であっても、ブレーキ装置に効率的に作動液を充填することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る作動液の充填技術が適用されるブレーキ装置を、その液圧回路を中心に示す系統図である。まず、既に作動液が充填されて、制動制御を実現可能な状態にあるブレーキ装置について説明する。
ブレーキ装置10は、車両用の電子制御式ブレーキシステム(ECB)を構成しており、運転者によるブレーキ操作部材としてのブレーキペダル12の操作に応じて車両の4輪のブレーキを独立かつ最適に設定するものである。ブレーキペダル12は、運転者による踏み込み操作に応じて作動流体(作動液)としてのブレーキフルードを送り出すマスタシリンダ14に接続されている。また、ブレーキペダル12には、その踏み込みストロークを検出するためのストロークセンサ46が設けられている。更に、マスタシリンダ14には、リザーバタンク26が接続されており、マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、シミュレータ作動弁23を介して、運転者によるブレーキペダル12の操作力に応じた反力を創出するストロークシミュレータ24が接続されている。なお、シミュレータ作動弁23は、非通電時に閉状態にあり、運転者によるブレーキペダル12の操作が検出された際に開状態に切り換えられる常閉型電磁弁である。シミュレータ作動弁23が開弁されることにより、ストロークシミュレータ24が機能できるようになる。
マスタシリンダ14の一方の出力ポートには、右前輪用のブレーキ油圧制御管16が接続されており、ブレーキ油圧制御管16は、図示されない右前輪に対して制動力を付与する右前輪用のホイールシリンダ20FRに接続されている。また、マスタシリンダ14の他方の出力ポートには、左前輪用のブレーキ油圧制御管18が接続されており、ブレーキ油圧制御管18は、図示されない左前輪に対して制動力を付与する左前輪用のホイールシリンダ20FLに接続されている。右前輪用のブレーキ油圧制御管16の中途には、右電磁開閉弁22FRが設けられており、左前輪用のブレーキ油圧制御管18の中途には、左電磁開閉弁22FLが設けられている。これらの右電磁開閉弁22FRおよび左電磁開閉弁22FLは、何れも、非通電時に開状態にあり、運転者によるブレーキペダル12の操作が検出された際に閉状態に切り換えられる常開型電磁弁である。
また、右前輪用のブレーキ油圧制御管16の中途には、右前輪側のマスタシリンダ圧を検出する右マスタ圧センサ48FRが設けられており、左前輪用のブレーキ油圧制御管18の中途には、左前輪側のマスタシリンダ圧を計測する左マスタ圧センサ48FLが設けられている。ブレーキ装置10では、運転者によってブレーキペダル12が踏み込まれた際、ストロークセンサ46によりその踏み込み操作量が検出されるが、これらの右マスタ圧センサ48FRおよび左マスタ圧センサ48FLによって検出されるマスタシリンダ圧からもブレーキペダル12の踏み込み操作力(踏力)を求めることができる。このように、ストロークセンサ46の故障を想定して、マスタシリンダ圧を2つの圧力センサ48FRおよび48FLによって監視することは、フェイルセーフの観点からみて好ましい。
一方、リザーバタンク26には、油圧給排管28の一端が接続されており、この油圧給排管28の他端には、モータ32により駆動されるオイルポンプ34の吸込口が接続されている。オイルポンプ34の吐出口は、高圧管30に接続されており、この高圧管30には、アキュムレータ50とリリーフバルブ53とが接続されている。アキュムレータ50、オイルポンプ34、モータ32は、ブレーキフルード圧を蓄圧可能なアキュムレータ部として機能する。オイルポンプ34の吸入口は、非駆動時、油圧給排管28との連通が遮断されている。本実施例では、オイルポンプ34として、モータ32によってそれぞれ往復移動させられる2体以上のピストン(図示せず)を備えた往復動ポンプが採用される。また、アキュムレータ50としては、ブレーキフルードの圧力エネルギを窒素等の封入ガスの圧力エネルギに変換して蓄えるものが採用される。
アキュムレータ50は、オイルポンプ34によって所定のアキュムレータ圧(例えば14〜22MPa程度)にまで昇圧されたブレーキフルードを蓄える。また、リリーフバルブ53の弁出口は、油圧給排管28に接続されており、アキュムレータ50におけるブレーキフルードの圧力が異常に高まって例えば25MPa程度になると、リリーフバルブ53が開弁し、高圧のブレーキフルードは油圧給排管28へと戻される。更に、高圧管30には、アキュムレータ50の出口圧力、すなわち、アキュムレータ50におけるブレーキフルードの圧力を検出するアキュムレータ圧センサ51が設けられている。
そして、高圧管30は、増圧弁40FR,40FL,40RR,40RLを介して右前輪用のホイールシリンダ20FR、左前輪用のホイールシリンダ20FL、右後輪用のホイールシリンダ20RRおよび左後輪用のホイールシリンダ20RLに接続されている。以下、適宜、ホイールシリンダ20FR〜20RLを総称して「ホイールシリンダ20」といい、適宜、増圧弁40FR〜40RLを総称して「増圧弁40」という。増圧弁40は、何れも、非通電時は閉じた状態にあり、必要に応じてホイールシリンダ20の増圧に利用される常閉型の電磁流量制御弁(リニア弁)である。なお、図示されない車両の各車輪に対しては、ディスクブレーキユニットが設けられており、各ディスクブレーキユニットは、ホイールシリンダ20の作用によってブレーキパッドをディスクに押し付けることで制動力を発生する。
また、右前輪用のホイールシリンダ20FRと左前輪用のホイールシリンダ20FLとは、それぞれ減圧弁42FRまたは42FLを介して油圧給排管28に接続されている。減圧弁42FRおよび42FLは、必要に応じてホイールシリンダ20FR,20FLの減圧に利用される常閉型の電磁流量制御弁(リニア弁)である。一方、右後輪用のホイールシリンダ20RRと左後輪用のホイールシリンダ20RLとは、常開型の電磁流量制御弁である減圧弁42RRまたは42RLを介して油圧給排管28に接続されている。以下、適宜、減圧弁42FR〜42RLを総称して「減圧弁42」という。
右前輪用、左前輪用、右後輪用および左後輪用のホイールシリンダ20FR〜20RL付近には、それぞれ対応するホイールシリンダ20に作用するブレーキフルードの圧力であるホイールシリンダ圧を検出するシリンダ圧センサ44FR,44FL,44RRおよび44RLが設けられている。以下、適宜、シリンダ圧センサ44FR〜44RLを総称して「シリンダ圧センサ44」という。
上述の右電磁開閉弁22FRおよび左電磁開閉弁22FL、増圧弁40FR〜40RL、減圧弁42FR〜42RL、オイルポンプ34、アキュムレータ50等は、ブレーキ装置10の油圧アクチュエータ80を構成する。そして、かかる油圧アクチュエータ80は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)200によって制御される。ECU200は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM、入出力インターフェース、メモリ等を備える。
ECU200は、制動要求を受けて制動を開始する。制動要求は、例えば運転者がブレーキペダル12を操作した場合など、車両に制動力を付与すべきときに生起される。ECU200は、制動要求を受けて要求制動力を演算し、要求制動力に応じた液圧制動力である要求液圧制動力を算出する。そして、ECU200は、算出した要求液圧制動力に基づいて各ホイールシリンダ20の目標液圧を算出する。ECU200は、ホイールシリンダ圧が目標液圧となるように、フィードバック制御により増圧弁40や減圧弁42に供給する制御電流の値を決定する。
その結果、動力液圧源から送出されたブレーキフルードが増圧弁40を介して各ホイールシリンダ20に供給され、車輪に制動力が付与される。また、各ホイールシリンダ20からブレーキフルードが減圧弁42を介して必要に応じて排出され、車輪に付与される制動力が調整される。本実施の形態においては、動力液圧源、増圧弁40及び減圧弁42等を含んでホイールシリンダ圧制御系統が構成され、いわゆるブレーキバイワイヤ方式の制動力制御が行われる。ホイールシリンダ圧制御系統は、マスタシリンダ14からホイールシリンダ20へのブレーキフルードの供給路に並列に設けられている。この制動力制御が実行されるときには、ECU200は、電磁開閉弁22FR,22FLを閉状態としてマスタシリンダ14から送出されるブレーキフルードがホイールシリンダ20へ供給されないようにする。
次に、ブレーキフルードの充填方法について説明する。図2は、ブレーキフルードの充填方法を模式的に示す説明図である。同図(A)〜(C)は、真空充填処理の過程を例示している。なお、同図においては便宜上、ストロークシミュレータ24およびシミュレータ作動弁23を除くアクチュエータ80、液圧通路(配管)、ホイールシリンダ20を包括的に液圧回路90と概念的に表記している。
本実施の形態に係るブレーキフルードの真空充填処理は、車両組立工場において以下に述べる蓄圧工程、真空引き工程、圧送工程および加圧工程を経て行われる。
本実施の形態においては図示のように、ストロークシミュレータ24とシミュレータ作動弁23とが一体化されてシミュレータユニット25を構成している。シミュレータユニット25は、ブレーキ油圧制御管16(図1参照)に対して着脱可能に構成されている。ストロークシミュレータ24のハウジングは、その内部がピストン101によって蓄圧室102と背圧室104とに仕切られている。背圧室104には、ピストン101を蓄圧室102を狭小化する方向に付勢するスプリング106(「付勢部材」として機能する)が配設されている。蓄圧室102にブレーキフルードが導入されるほどスプリング106が押し縮められてばね荷重を増大するので、蓄圧室102にはそのばね荷重とバランスする液圧が満たされるようになる。
シミュレータ作動弁23は、ストロークシミュレータ24のハウジングに設けられた開口部を封止するように取り付けられており、その開弁により蓄圧室102の内外を連通させる。通常の制動制御においては、運転者によるブレーキペダル12の踏み込みの検出により、ECU200がシミュレータ作動弁23への通電を行ってこれを開弁状態とする。このとき、右電磁開閉弁22FRが閉弁状態にあるため、ブレーキペダル12の踏力に応じたブレーキフルードが蓄圧室102に導入される。その結果、ストロークシミュレータ24においてその導入される液圧にバランスする反力が生成され、ブレーキペダル12に伝達されるようになる。
蓄圧工程においては、ストロークシミュレータ24に事前にブレーキフルードを充填して作動液圧を蓄圧する。具体的には、シミュレータユニット25の接続部を液圧回路90に接続する前に作動流体圧送装置120に接続する。そして、シミュレータ作動弁23に一時的に通電してこれを開弁状態とし、所定量のブレーキフルードを充填しておく。この通電は、例えば外部設備との電気的接続により行う。ストロークシミュレータ24へのブレーキフルードの充填量は、後の加圧工程に必要な液圧Psが得られる程度とし、ブレーキ装置10の構成に応じて予め設定されている。
この事前充填が完了すると、シミュレータ作動弁23への通電を停止するとともに作動流体圧送装置120によるブレーキフルードの供給を停止し、シミュレータユニット25を作動流体圧送装置120から取り外す。このとき、蓄圧室102にエアが混入しないようにする。上述のようにシミュレータ作動弁23は常閉型の電磁弁であり、非通電状態においては閉弁状態を保持するため、シミュレータユニット25がブレーキ油圧制御管16に接続されない単体状態においては、そのシミュレータ作動弁23によってストロークシミュレータ24の蓄圧室102が封止される。したがって、蓄圧室102に充填されたブレーキフルードの漏洩が防止され、その蓄圧状態が維持される。この状態でシミュレータユニット25をブレーキ油圧制御管16に接続する。また、ECU200や油圧アクチュエータ80などの各構成の車体への組み付けを完了させる。
続いて、図1にも示したように、車両組立工場の外部設備である真空充填装置100がリザーバタンク26に取り付けられる。真空充填装置100は、真空引き用ポンプ110および作動流体圧送装置120を含んで構成されている。そして、真空引き工程においては図2(A)に矢印にて示すように、真空引き用ポンプ110が、リザーバタンク26からブレーキ装置10の液圧回路90内を真空引きする。この真空引き工程においては、ストロークシミュレータ24を除く液圧回路90内の全ての空間を真空引きすることが必要である。一方で液圧回路90においては様々な電磁弁が流路上に配置されており、常閉弁などにより閉じられた閉塞空間が存在している。具体的には、オイルポンプ34は、非駆動時にその吸入口側で油圧給排管28と高圧管30との連通を遮断しており、また高圧管30の下流側に位置する増圧弁40FR〜40RLは常閉弁として構成されている。そのため、真空引き工程は、閉塞空間をなくすために必要な電磁弁を開弁させ、高圧管30とリザーバタンク26とを連通させた状態で行われる。
一方、ストロークシミュレータ24内のブレーキフルードは、後の加圧工程で使用されるため、真空引き処理によって排出されないようにする必要がある。このため、真空引き工程においてはシミュレータ作動弁23への通電は行わずにその閉弁状態を保持し、ストロークシミュレータ24と液圧回路90との間のブレーキフルードの流通を遮断した状態を保持する。このようにして真空引きが完了すると、作動流体圧送装置120が液圧回路内にブレーキフルードを圧送する圧送工程へ移行する。
圧送工程においては図2(B)に矢印にて示すように、作動流体圧送装置120が駆動され、液圧回路90へ向けてブレーキフルードを圧送する。この圧送開始時にはシミュレータ作動弁23を閉弁状態に保持する。図示の例では、作動流体圧送装置120による圧送開始から所定期間経過後に液圧回路90の液圧が圧送圧力P0、つまり設備能力の限界に達している例が示されている。この圧送圧力P0が液圧回路の必要液圧P1よりも低いため、本実施の形態ではこの圧送工程の終期に加圧工程に移行する。
加圧工程においては図2(C)に示すように、シミュレータ作動弁23への通電がなされ、その開弁により蓄圧室102と液圧回路90とが連通する。その結果、蓄圧室102内の液圧が液圧回路90に供給される。図示の例では、この加圧処理によって液圧回路90内の液圧と蓄圧室102の液圧とが必要液圧P1にてバランスしている様子が示されている。なお、このストロークシミュレータ24からの液圧供給によって液圧回路のドレイン系、つまり減圧弁42の下流側の液圧通路と油圧給排管28とをつなぐ通路に損傷が発生することのないよう、液圧Psはそのドレイン系の耐圧以下となるように設定されている。
図3は、真空充填処理における各制御弁の制御状態の例を表すタイミングチャートである。同図の上段にはストロークシミュレータ24の開閉状態が示され、下段には液圧回路におけるストロークシミュレータ24以外の常閉型の制御弁(「常閉弁」ともいう)の開閉状態が示されている。同図の横軸は時間の経過を示している。
図示のように、本実施の形態では真空引き処理の開始とともにストロークシミュレータ24を除く常閉弁を開弁させ、液圧回路90における閉塞空間が形成されないようにしている。時刻t1にて真空引き処理が完了したため、続いてブレーキフルードの圧送処理が開始されている。この圧送により液圧回路90内の液圧が圧送圧力P0に達したため、時刻t2に加圧工程に移行している。すなわち、ストロークシミュレータ24が開弁され、それにより液圧の追加供給がなされている。その結果、液圧回路90およびストロークシミュレータ24を含む液圧回路内の液圧が必要液圧P1に達したため、時刻t3にストロークシミュレータ24を閉弁させて加圧処理を終了している。その後、リザーバタンク26内の液面調整のためのレベリング処理が行われている。このレベリング処理においては、リザーバタンク26内に貯留されるブレーキフルードの液面が設定範囲内に位置するよう、作動流体圧送装置120によるブレーキフルードの注入または排出が行われる。
図4は、真空充填処理の流れの概要を示すシーケンス図である。
本実施の形態の真空充填処理に際しては、上述のように事前にブレーキフルードを充填して蓄圧状態に保持されたストロークシミュレータ24を液圧回路に組み付け、ECU200と油圧アクチュエータ80との電気的接続を完了させておく。また、リザーバタンク26に外部設備の真空充填装置100を取り付け、真空充填装置100のコネクタをECU200に接続し、両者の通信とECU200への電源供給を可能にしておく。
作業員により図示しない駆動スイッチがオンにされると、真空充填装置100が駆動を開始し、予め設定されたスケジュールにしたがって真空充填処理を実行する。なお、この真空充填処理において真空引き用ポンプ110と作動流体圧送装置120とが同時にリザーバタンク26に連通されることはない。真空引き用ポンプ110が駆動されて真空引き処理が完了し、真空引き用ポンプ110とリザーバタンク26との間の連通が遮断された後、作動流体圧送装置120がリザーバタンク26に連通されて、ブレーキフルードをブレーキ装置10に圧送する。
すなわち、真空充填装置100は、まず予め設定された真空充填パターンにしたがって油圧アクチュエータ80を駆動させるための駆動開始要求を出力する(S102)。ECU200は、この駆動開始要求を受けると、液圧回路上のシミュレータ作動弁23を除く常閉弁への通電を行ってそれらを開弁させ、真空充填許可状態とする(S202)。このとき、その真空充填許可状態を表す情報を真空充填装置100へ送るようにしてもよい。
真空充填装置100は、このように真空充填許可状態になると、まず真空引き用ポンプ110を駆動して真空引き処理を開始する(S104)。そして、予め設定した時間T1が経過すると(S106のY)、真空引き処理が完了したとして真空引き用ポンプ110の駆動を停止する。この時間T1には、液圧回路90の真空引きを完了させるのに十分な時間が予め設定される。
続いて、真空充填装置100は、作動流体圧送装置120を駆動してブレーキフルードの圧送処理を開始する(S108)。そして、予め設定した時間T2が経過すると(S110のY)、液圧回路90内の液圧が圧送圧力P0に達したとして加圧工程へ移行する。すなわち、ストロークシミュレータ24の駆動要求を出力する(S112)。
ECU200は、この駆動要求を受けると、シミュレータ作動弁23への通電を行ってこれを開弁させ、ストロークシミュレータ24の蓄圧室102に蓄圧された液圧を液圧回路に開放する(S204)。このとき、シミュレータ作動弁23の開弁により加圧工程に移行したことを表す情報を真空充填装置100へ送るようにしてもよい。
真空充填装置100は、その後に予め設定した時間T3が経過すると(S114のY)、加圧処理が完了したとして真空充填パターンの終了要求を出力する(S116)。ECU200は、この終了要求を受けると、油圧アクチュエータ80への通電を停止する。その結果、液圧回路上の常閉弁は閉弁状態に保持される。真空充填装置100は、その後、リザーバタンク26の液面調整であるレベリング処理を実行する。すなわち、リザーバタンク26内の設定位置に延出させた吸引用のチューブを介してブレーキフルードを所定期間吸引する。これにより、ブレーキフルードの液面レベルがそのチューブの先端位置、つまり予め定める液面の適正範囲に調整される。そして、レベリング処理が完了すると、作動流体圧送装置120の駆動を停止させる。
以上に説明したように、本実施の形態においては、ブレーキ装置10の真空充填処理の圧送工程におけるブレーキフルードの充填が加圧工程によって補助される。このため、仮に作動流体圧送装置120だけでは圧送能力が不足するような場合、つまりそれだけではブレーキフルードが液圧回路の末端にまで十分に到らない場合であっても、その不足分を補うことができ、真空充填処理を正常に完了させることができる。また、圧送能力が足りる場合であっても、ストロークシミュレータ24に封じ込められたブレーキフルードを開放して液圧回路に追加供給することにより、その圧送時間を短縮することができるといったメリットも得られる。また、ブレーキ装置10の既存の構成であるストロークシミュレータ24およびシミュレータ作動弁23を蓄圧装置として利用する態様としたため、低コストに実現することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、加圧工程の実行タイミングが異なる点を除けば第1の実施の形態とほぼ同様である。このため、第1の実施の形態と同様の構成部分については必要に応じて同一の符号を付す等して適宜その説明を省略する。
図5は、第2の実施の形態にかかる真空充填処理における各制御弁の制御状態の例を表すタイミングチャートである。同図の上段にはストロークシミュレータ24の開閉状態が示され、下段には液圧回路におけるストロークシミュレータ24以外の常閉弁の開閉状態が示されている。同図の横軸は時間の経過を示している。
本実施の形態では、圧送処理の開始とともにストロークシミュレータ24の開放による加圧処理を行っている。すなわち、時刻t1にて真空引き処理が完了したため、続いてブレーキフルードの圧送処理が開始されている。この圧送開始とともにシミュレータ作動弁23が開弁され、ストロークシミュレータ24から液圧の追加供給がなされている。このように加圧処理のタイミングを早めることで、作動流体圧送装置120によるブレーキフルードの圧送時間を短縮することができる。
図6は、真空充填処理の流れの概要を示すシーケンス図である。なお、同図において図4に示した処理と同様の処理部分については同一のステップ番号を付している。
本実施の形態の真空充填処理においては、真空充填装置100が作動流体圧送装置120を駆動してブレーキフルードの圧送処理を開始するとともに(S108)、シミュレータ作動弁23の駆動要求を出力し(S112)、ストロークシミュレータ24を開放させている。このため、圧送処理と同時に加圧処理が開始される。その結果、第1の実施の形態のように別途加圧工程を設ける場合よりも真空充填処理に要する時間を短縮することができる。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
上記実施の形態では、蓄圧装置をストロークシミュレータ24にて構成した例を示した。変形例においては、アキュムレータ50を蓄圧装置として利用するようにしてもよい。その場合、真空引き工程においてアキュムレータ50の蓄圧状態を保持するために、アキュムレータ50と液圧回路とを連通または遮断可能な制御弁を設けるとよい。この場合もブレーキ装置10における既存の装置を一部利用できるため、比較的低コストに実現することができる。
上記実施の形態においては、真空充填装置100とECU200とを接続し、真空充填装置100からECU200へ真空充填処理のための制御コマンドを出力する態様を示した。変形例においては、真空充填装置100と、真空充填処理において駆動するアクチュエータとを直接接続し、真空充填装置100により該当するアクチュエータを直接駆動制御するようにしてもよい。
上記実施の形態においては、ブレーキ装置10として、各ホイールシリンダ20に対して個別にリニア制御を実行する増圧弁40および減圧弁42を設けるシステム構成を有するものを例示した。変形例においては、各ホイールシリンダ20に対して共通のリニア制御弁からなる増圧用制御弁および減圧用制御弁を設け、各ホイールシリンダ20の上流圧を制御するシステム構成を採用してもよい。その場合にも蓄圧装置を用いた加圧処理を適用することができる。
第1の実施の形態に係る作動液の充填技術が適用されるブレーキ装置を、その液圧回路を中心に示す系統図である。 ブレーキフルードの充填方法を模式的に示す説明図である。 真空充填処理における各制御弁の制御状態の例を表すタイミングチャートである。 真空充填処理の流れの概要を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態にかかる真空充填処理における各制御弁の制御状態の例を表すタイミングチャートである。 真空充填処理の流れの概要を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 ブレーキ装置、 12 ブレーキペダル、 14 マスタシリンダ、 16 ブレーキ油圧制御管、 18 ブレーキ油圧制御管、 20 ホイールシリンダ、 23 シミュレータ作動弁、 24 ストロークシミュレータ、 25 シミュレータユニット、 26 リザーバタンク、 28 油圧給排管、 30 高圧管、 40 増圧弁、 42 減圧弁、 46 ストロークセンサ、 50 アキュムレータ、 80 油圧アクチュエータ、 90 液圧回路、 100 真空充填装置、 101 ピストン、 102 蓄圧室、 104 背圧室、 106 スプリング、 110 真空引き用ポンプ、 120 作動流体圧送装置、 200 ECU。

Claims (3)

  1. 作動液を貯留する液圧源と、作動液の供給を受けて車輪に液圧制動力を付与するホイールシリンダと、前記液圧源と前記ホイールシリンダとをつなぐ液圧回路とを備えたブレーキ装置の前記液圧回路に作動液を充填する方法であって、
    前記液圧回路に配設される所定の蓄圧装置に予め作動液を充填して作動液圧を蓄圧しておく蓄圧工程と、
    前記液圧源に接続された真空引き装置を駆動し、前記蓄圧装置と前記液圧回路との間の作動液の流通を遮断した状態で前記液圧回路の真空引き処理を実行する真空引き工程と、
    前記液圧源に接続された作動流体圧送装置を駆動し、真空引き後の液圧回路に作動液を圧送する圧送工程と、
    前記圧送開始以後の所定のタイミングにて前記蓄圧装置と前記液圧回路との間の作動液の流通を開放して液圧回路内を加圧する加圧工程と、
    を備えることを特徴とするブレーキ装置への作動液充填方法。
  2. 前記ブレーキ装置が、ブレーキ操作部材の操作に基づいて液圧制動力を算出し、その液圧制動力が得られるよう前記液圧源から前記ホイールシリンダへ作動液を供給する一方、前記液圧回路には、前記ブレーキ操作部材の操作力に応じた反力を生成するストロークシミュレータが接続され、
    前記ストロークシミュレータと、そのストロークシミュレータと前記液圧回路とを連通または遮断するシミュレータ作動弁とを、前記蓄圧装置として利用することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置への作動液充填方法。
  3. 前記シミュレータ作動弁が、非通電時に閉状態にあり、前記ブレーキ操作部材の操作が検出されたときに開状態に切り換えられる常閉型の電磁弁として構成されるとともに、前記ストロークシミュレータと一体となってシミュレータユニットを構成し、そのシミュレータユニットが前記液圧回路に対して着脱可能に構成され、
    前記蓄圧工程において、前記シミュレータユニットの前記ストロークシミュレータに所定量の作動液を充填し、前記シミュレータ作動弁の閉弁により作動液を封じ込めるようにし、その後、前記シミュレータ作動弁の閉弁状態を保持しつつ、前記シミュレータユニットを前記液圧回路に接続することを特徴とする請求項2に記載のブレーキ装置への作動液充填方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015231783A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 本田技研工業株式会社 車両用制動システム

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