JP2008118791A - 配線用クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線用クランプに保持したケーブルの配線態様の自由度を高くする。
【解決手段】配線用クランプ1の脚部品2には、半田付けが可能な第1平坦部11、第2平坦部12、第3平坦部13及び第4平坦部14が設けられており、第1平坦部11と第2平坦部12とは互いに対面して平行に配され、第3平坦部13と第4平坦部14とは第1平坦部11及び第2平坦部12に垂直な同一平面上に配されている。このため、第1平坦部11を基板に固定、第2平坦部12を基板に固定又は第3平坦部13及び第4平坦部14を基板に固定と、3種類の形態で基板に固定することが可能である。基板に対するクランプ部品3の姿勢も3種類が可能であるから、クランプ部品3に保持されるケーブル類の配線態様の自由度が高くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線用クランプの技術分野に属する。
特開平10−26262号公報(特許文献1)に、半田付けによって配線基板に表面実装される板金製の脚部品と、この脚部品に取り付けられてケーブル類を保持するクランプ部品とからなる配線用クランプが開示されている。
特許文献1の配線用クランプは、合成樹脂製のクランプ部品と金属製の脚部品とが別体で提供され、まず脚部品だけを配線基板に表面実装にて半田付けし、その後でクランプ部品を脚部品に対して取り付けるので、脚部品を配線基板に対してハンダ付けする時の加熱がクランプ部品に影響するのを回避できる。
特開平10−26262号公報(図4)
しかしながら、特許文献1の配線用クランプは、脚部品の底面でのみ半田付けできる構造であるため、配線基板に対するクランプ部品の姿勢が1種類に限られていた。
請求項1記載の配線用クランプは、
基板に固定される板金製の脚部品と、
該脚部品に取り付けられてケーブル類を保持するクランプ部品とからなる配線用クランプにおいて、
前記脚部品には、半田付けが可能な第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部及び第4平坦部と、前記クランプ部品を取り付けるための支持部とが設けられ、
前記第1平坦部と前記第2平坦部とは互いに対面して平行に配され、
前記第3平坦部と前記第4平坦部とは前記第1平坦部及び前記第2平坦部に垂直な同一平面上に配され、前記第3平坦部は前記第1平坦部の下端から前記第2平坦部に向かって延出され、前記第4平坦部は前記第2平坦部の下端から前記第1平坦部に向かって延出されており、
前記支持部は、前記第1平坦部と前記第2平坦部の間にて前記同一平面と平行に配されている
ことを特徴とする。
脚部品には、半田付けが可能な第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部及び第4平坦部が設けられており、第1平坦部と第2平坦部とは互いに対面して平行に配され、第3平坦部と第4平坦部とは第1平坦部及び第2平坦部に垂直な同一平面上に配されている。つまり、第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部及び第4平坦部は、コの字の各辺に沿った配置となっているので、第1平坦部を基板に固定(例えば半田付け)、第2平坦部を基板に固定(例えば半田付け)又は第3平坦部及び第4平坦部を基板に固定(例えば半田付け)と、3種類の形態で基板に固定することが可能である。従って、基板に対するクランプ部品の姿勢も3種類が可能であるから、クランプ部品に保持されるケーブル類の配線態様の自由度が高くなる。
なお、第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部及び第4平坦部を基板に固定する方法は半田付けが推奨されるが、スポット溶接などであってもよい。
請求項2記載の配線用クランプは、
請求項1記載の配線用クランプにおいて、
前記クランプ部品には、
前記脚部品に取り付けられたときに前記支持部の上面に対面する対面部と、
前記支持部の幅に略等しい幅で、互いに対面して配置される一対の取付板部と、
互いに相手方に向かって凸に前記取付板部の各々に設けられた係止突起と
が設けられ、
前記クランプ部品は、前記一対の取付板部間に前記支持部を挟持し、前記係止突起を各々前記支持部の端縁に係止させることで前記脚部品に取り付けられる
ことを特徴とする。
クランプ部品は、脚部品に取り付けられたときに支持部の上面に対面する対面部、支持部の幅に略等しい幅で互いに対面して配置される一対の取付板部及び互いに相手方に向かって凸に取付板部の各々に設けられた係止突起を備えている。なお、支持部の幅とは、第1平坦部(又は第2平坦部)に平行方向の寸法である。
そして、クランプ部品は、その一対の取付板部間に支持部を挟持し、係止突起を各々支持部の端縁に係止させることで脚部品に取り付けられる。係止突起の長さを、それが設けられている取付板部の幅と同等にできるので、係止突起による係止、すなわちクランプ部品の脚部品への取り付けが安定し、外れにくくなる。
なお、係止突起を支持部の端縁に係止させたときに対面部が支持部の上面に当接するか、対面部と支持部の上面とに若干のクリアランスができる構成にすれば、係止突起による係止すなわちクランプ部品の脚部品への取り付けを確実にできる。
請求項3記載の配線用クランプは、
請求項1または2記載の配線用クランプにおいて、
前記第3平坦部及び前記第4平坦部を前記基板に固定した場合の前記基板からの立ち上がり高さは、前記第1平坦部の方が前記第2平坦部よりも大きく、
前記支持部は、一方の端部が前記第2平坦部の上端に連接され、他方の端部は折返部を介して前記第1平坦部の上端に連接されており、
前記クランプ部品には、前記折返部を嵌合状に受容する凹部が設けられており、
前記クランプ部品を前記脚部品に取り付けると、前記凹部に受容された前記折返部の上部が前記クランプ部品に保持された前記ケーブル類に接触し得る位置になる
ことを特徴とする。
この配線用クランプでは、第3平坦部及び第4平坦部を基板に固定した場合の基板からの立ち上がり高さは、第1平坦部の方が第2平坦部よりも大きく、支持部は、一方の端部が第2平坦部の上端に連接され、他方の端部は折返部を介して第1平坦部の上端に連接されている。つまり、支持部と折返部とで段差構造が形成されている。そして、クランプ部品には、折返部を嵌合状に受容する凹部が設けられており、クランプ部品を脚部品に取り付けると、凹部に受容された折返部の上部がクランプ部品に保持されたケーブル類に接触し得る位置になる。このため、ケーブル類の芯線と脚部品(折返部)との距離を最小(ケーブル類の被覆厚さ)にして、容量結合によるEMI効果を高めることができる。また、被覆が無いケーブル類(又は部分的に被覆を剥いた場合)は、脚部品(折返部)との接触導通が可能になる。
請求項4記載の配線用クランプは、
請求項1、2又は3記載の配線用クランプにおいて、
前記第3平坦部と前記第4平坦部との間には隙間が形成されている
ことを特徴とする。
第3平坦部と第4平坦部との間には隙間が形成されているので、この隙間に凸条などを嵌合させたり、この隙間と第1平坦部と第2平坦部の間の空間とを用いてT字状のレールを通したりできる。つまり、凸条やT字状のレールに脚部品を装着してレールなどの長手方向に移動可能に、つまり取り付け位置の自由度を高くできる。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
本実施例の配線用クランプ1は、図1に示すように脚部品2とクランプ部品3とで構成されている。脚部品2は板金製(本実施例ではスズメッキ鋼板)であり、クランプ部品3は合成樹脂(本実施例ではポリアミド)の成形品である。
脚部品2は板金をプレス加工して製造されており、図2に示すように、全体として略L字状をなしている。
脚部品2には、いずれも半田付けが可能な第1平坦部11、第2平坦部12、第3平坦部13及び第4平坦部14が設けられている。
第1平坦部11と第2平坦部12とは互いに対面して平行に配されているが、高さ(図2(c)、(d)、(e)における上下方向寸法)は第1平坦部11の方が第2平坦部12よりも大きい。
第3平坦部13は第1平坦部11の下端から第2平坦部12に向かって延出され、第4平坦部14は第2平坦部12の下端から第1平坦部11に向かって延出されており、図2(a)、(c)、(d)、(e)に示されるとおり、第3平坦部13及び第4平坦部14の下面は同一平面上に位置する。また、第3平坦部13と第4平坦部14との間には隙間が形成されている。
また、脚部品2には、クランプ部品3を取り付けるための支持部15が設けられている。支持部15は第3平坦部13及び第4平坦部14と平行に配されており、一方の端部が第2平坦部12の上端に連接され、他方の端部はアングル状の折返部16を介して第1平坦部11の上端に連接されている。
支持部15の略中央部には、クランプ部品3の取り付け時に使用される嵌合穴17が設けられている。また、両縁部には各2箇所の切欠18が設けられており、それら切欠18間には係止片19が設けられている。係止片19は、図2(b)、(c)、(e)、(f)に示されるように、両側にわずかに突出している。
図3に示すように、クランプ部品3には把持基部21が設けられている。把持基部21の上面はケーブル類を良好に保持するために略半円状とされている。
把持基部21の下部は、図3(c)、(f)において下側に凸であるが、その中央部は平坦な対面部22とされている。この対面部22には嵌合突起23が立設されている。
また、把持基部21の下部には、一対の取付板部24が立設されている。これら取付板部24は、対面部22及び嵌合突起23を間において、互いに対面して配置されている。取付板部24の幅(図3(b)、(d)における左右方向寸法、(e)における上下方向寸法)に示される)は、脚部品2の支持部15の幅(図2参照)に略等しい。そして、取付板部24には、互いに相手方に向かって凸な係止突起25が設けられている。
一方、把持基部21の上部には、把持腕27とロック部28とが連設されている。また、一側部には、脚部品2の折返部16を嵌合状に受容するための凹部29が設けられている。
把持腕27は把持基部21に連設された固定半部27a、ヒンジ27b、ヒンジ27bを介して固定半部27aと連結された可動半部27cからなる。
可動半部27cの先端部にはU字状の係脱操作部31が連設されている。この係脱操作部31には係止凸部32と操作摘33が備わっている。
可動半部27cの内面からは押さえ板35が延出されている。押さえ板35は略山状で、その先端をヒンジ27b付近に至らせている。押さえ板35には巻き込み防止部36が設けられており、図3(b)、(d)に良好に示されるとおり、巻き込み防止部36は把持腕27の側方にはみ出している。
ロック部28は内ガイド38と外ガイド39とを備えており、外ガイド39には内ガイド38に向かって凸のロック突起41が設けられている。このロック突起41は係脱操作部31の係止凸部32を係止するための突起であり、係脱操作部31を弾性変形させながら内ガイド38と外ガイド39の間に押し込むと、図4に示すように、係止凸部32をロック突起41に係止させることができる。
係止凸部32をロック突起41に係止させると、把持基部21、固定半部27a、ロック部28及び押さえ板35によって取り囲まれた部分が閉鎖環状になるので、ここに通したケーブル等を保持できる。
なお、この状態では押さえ板35の巻き込み防止部36が把持腕27の側方に突き出した状態になるので、ケーブル等が押さえ板35と把持腕27との間に入り込むのが防止される。
また、操作摘33を操作すれば、この係止を解除して係脱操作部31を内ガイド38と外ガイド39の間から引き抜くことができる。
上述したとおり、本実施例の配線用クランプ1は脚部品2とクランプ部品3とで構成されているが、板金製の脚部品2と、合成樹脂の成形品であるクランプ部品3とを別々に製造して組み合わせる必要がある。
脚部品2とクランプ部品3との連結は、クランプ部品3の係止突起25を支持部15の端縁に係止させることで行われる。つまり、支持部15が係止突起25と対面部22との間に挟まれた状態になって、脚部品2とクランプ部品3とが連結される。
この連結作業は、クランプ部品3を上方から脚部品2に押し付けるようにするだけでも可能であるが、把持腕27の固定半部27aとロック部28とに力を加えて両者を接近させると取付板部24の先端間すなわち係止突起25間が開くので、このようにして連結させれば作業が容易になる。また、連結後に同様の力を加えて取付板部24の先端間を開かせれば、容易に係止突起25による係止を解除してクランプ部品3と脚部品2とを分離できる。
なお、脚部品2とクランプ部品3とを連結する際には、クランプ部品3の嵌合突起23を脚部品2の嵌合穴17にはめ込み状態にする。嵌合突起23が嵌合穴17に嵌合することで、支持部15の一部(嵌合穴17〜端縁)が嵌合突起23と取付板部24とに挟まれた状態になるので、連結を一層確実にする。また、この嵌合突起23と嵌合穴17との嵌合には、連結後のクランプ部品3の位置ずれや倒れを防止する効果もある。
[配線用クランプを基板に固定する例]
配線用クランプ1は、図5〜7に例示するように基板(図示の例はプリント基板50)に固定して使用される。図5は第3平坦部13及び第4平坦部14をプリント基板50の表面に半田付けにて固定した例、図6は第1平坦部11をプリント基板50の表面に半田付けにて固定した例、図7は第2平坦部12をプリント基板50の表面に半田付けにて固定した例である。
なお、図6(b)はプリント基板50に穴51を開けておき、係止凸部32をロック突起41に係止させたときに把持基部21、固定半部27a、ロック部28及び押さえ板35によって取り囲まれて閉鎖環状になる部分(図4参照)が、この穴51に対応した位置になるように固定する例である。こうすれば、穴51に通したケーブル等を配線用クランプ1にて保持できる。
配線用クランプ1をプリント基板50に固定するには、脚部品2のみ(クランプ部品3と未連結)を図5〜7に例示する姿勢で、つまり第3平坦部13及び第4平坦部14、第1平坦部11或いは第2平坦部12をプリント基板50の表面に半田付けで固定する。その固定された脚部品2に、上述のようにクランプ部品3を取り付けると、プリント基板50上で配線用クランプ1が完成する。
脚部品2をプリント基板50に表面実装する際には、例えば第3平坦部13及び第4平坦部14を半田付けする(図5参照)なら、第3平坦部13及び第4平坦部14と平行な支持部15を自動実装機の吸着ノズルで吸着するというように、半田付けされる平坦部11、12、13、14と対面する面を吸着面にできる。
なお、脚部品2は板金製であるから、基板の材質によってはスポット溶接にて、上例のように固定することもできる。
図6又は図7に例示する態様で配線用クランプ1をプリント基板50に固定した場合、クランプ部品3にて保持したケーブル等をプリント基板50に平行方向に折り曲げることで、そのケーブル等と脚部品2とを折返部16と第2平坦部12との2箇所(図6)、折返部16と第1平坦部11との2箇所(図7)で接触ないし近接させることができ、容量結合によるEMI効果を向上できる。
[配線用クランプをレールに取り付ける例]
第3平坦部13と第4平坦部14との間には隙間が形成されているので、この隙間を利用して図8に示すように金属製のT字状のレール53に脚部品2すなわち配線用クランプ1を取り付けて使用することができる。
この場合、まずレール53に脚部品2を取り付ける。この状態では、脚部品2をレール53の長手方向に移動できる。その後に脚部品2にクランプ部品3を取り付ける。すると、取付板部24の下端がレール53の上面に密接状になるので、脚部品2をレール53の長手方向に移動するのは困難になる(位置が定まる)。
[効果]
実施例の配線用クランプ1においては、脚部品2には、半田付けが可能な第1平坦部11、第2平坦部12、第3平坦部13及び第4平坦部14が設けられており、第1平坦部11と第2平坦部12とは互いに対面して平行に配され、第3平坦部13と第4平坦部14とは第1平坦部11及び第2平坦部12に垂直な同一平面上に配されている。
このため、第1平坦部11を基板に固定(図6参照)、第2平坦部12を基板に固定(図7参照)又は第3平坦部13及び第4平坦部14を基板に固定(図5参照)と、3種類の形態で基板に固定することが可能である。従って、基板に対するクランプ部品3の姿勢も3種類が可能であるから、クランプ部品3に保持されるケーブル類の配線態様の自由度が高くなる。
また、第3平坦部13と第4平坦部14との間には隙間が形成されているので、この隙間にT字状のレール53を通すことができる(図8参照)。この場合、T字状のレール53に脚部品2を装着し、クランプ部品3は未連結の状態ではレール53の長手方向に移動可能であるから、レール53上においてEMI対策上で最も効果が高い位置を選定して配線用クランプ1を固定できる。
EMI対策の関連では、支持部15と折返部16とで段差構造が形成されており、クランプ部品3には、折返部16を嵌合状に受容する凹部29が設けられており、クランプ部品3を脚部品2に取り付けると、凹部29に受容された折返部16の上部が把持基部21の上面から突出し、クランプ部品3に保持されたケーブル類に接触し得る位置になる。このため、ケーブル類の芯線と脚部品2(折返部16)との距離を最小(ケーブル類の被覆厚さ)にして、容量結合によるEMI効果を高めることができる。また、被覆が無いケーブル類(又は部分的に被覆を剥いた場合)は、脚部品2(折返部16)との接触導通が可能になる。
基板等への配線用クランプ1の取り付けは、まず脚部品2を基板等に取り付け、その後にクランプ部品3を脚部品2に取り付ける形態となる。
そのクランプ部品3の脚部品2への取り付けは、クランプ部品3の一対の取付板部24間に支持部15を挟む姿勢で、係止突起25を各々支持部15の端縁に係止させることで行われる。係止突起25の長さを、それが設けられている取付板部24の幅と略同等にできるので、係止突起25による係止、すなわちクランプ部品3の脚部品2への取り付けが安定し、外れにくくなる。
また、係止突起25を支持部15の端縁に係止させたときに対面部22が支持部15の上面に当接ないしは対面部22と支持部15の上面とに若干のクリアランスができる構成であるから、係止突起25による係止すなわちクランプ部品3の脚部品2への取り付けを確実にできる。
係止突起25にて係止される、支持部15には切欠18が設けられていて、それら切欠18間には係止片19が設けられているが、係止片19はわずかに突出していて変形し易くなっている。このため、係止突起25による係止で取り付けられたクランプ部品3に想定外の外力が及ぼされたときには、係止片19だけが外力による変形を受けることで、脚部品2やプリント基板50が破壊されるのを防止できる。
実施例の配線用クランプの平面図(a)、左側面図(b)、正面図(c)、右側面図(d)、底面図(e)、背面図(f)である。 実施例の脚部品の背面図(a)、平面図(b)、左側面図(c)、正面図(d)、右側面図(e)、底面図(f)である。 実施例のクランプ部品の平面図(a)、左側面図(b)、正面図(c)、右側面図(d)、底面図(e)、背面図(f)である。 実施例の配線用クランプにおいて、係止凸部をロック突起に係止させて閉鎖環状にした状態の正面図である。 実施例の配線用クランプの取り付け例(1)の説明図。 実施例の配線用クランプの取り付け例(2)の説明図。 実施例の配線用クランプの取り付け例(3)の説明図。 実施例の配線用クランプをレールに取り付けた例の説明図。
符号の説明
1・・・配線用クランプ、
2・・・脚部品、
3・・・クランプ部品、
11・・・第1平坦部、
12・・・第2平坦部、
13・・・第3平坦部、
14・・・第4平坦部、
15・・・支持部、
16・・・折返部、
22・・・対面部、
23・・・嵌合突起、
24・・・取付板部、
25・・・係止突起、
29・・・凹部。

Claims (4)

  1. 基板に固定される板金製の脚部品と、
    該脚部品に取り付けられてケーブル類を保持するクランプ部品とからなる配線用クランプにおいて、
    前記脚部品には、半田付けが可能な第1平坦部、第2平坦部、第3平坦部及び第4平坦部と、前記クランプ部品を取り付けるための支持部とが設けられ、
    前記第1平坦部と前記第2平坦部とは互いに対面して平行に配され、
    前記第3平坦部と前記第4平坦部とは前記第1平坦部及び前記第2平坦部に垂直な同一平面上に配され、前記第3平坦部は前記第1平坦部の下端から前記第2平坦部に向かって延出され、前記第4平坦部は前記第2平坦部の下端から前記第1平坦部に向かって延出されており、
    前記支持部は、前記第1平坦部と前記第2平坦部の間にて前記同一平面と平行に配されている
    ことを特徴とする配線用クランプ。
  2. 請求項1記載の配線用クランプにおいて、
    前記クランプ部品には、
    前記脚部品に取り付けられたときに前記支持部の上面に対面する対面部と、
    前記支持部の幅に略等しい幅で、互いに対面して配置される一対の取付板部と、
    互いに相手方に向かって凸に前記取付板部の各々に設けられた係止突起と
    が設けられ、
    前記クランプ部品は、前記一対の取付板部間に前記支持部を挟持し、前記係止突起を各々前記支持部の端縁に係止させることで前記脚部品に取り付けられる
    ことを特徴とする配線用クランプ。
  3. 請求項1または2記載の配線用クランプにおいて、
    前記第3平坦部及び前記第4平坦部を前記基板に固定した場合の前記基板からの立ち上がり高さは、前記第1平坦部の方が前記第2平坦部よりも大きく、
    前記支持部は、一方の端部が前記第2平坦部の上端に連接され、他方の端部は折返部を介して前記第1平坦部の上端に連接されており、
    前記クランプ部品には、前記折返部を嵌合状に受容する凹部が設けられており、
    前記クランプ部品を前記脚部品に取り付けると、前記凹部に受容された前記折返部の上部が前記クランプ部品に保持された前記ケーブル類に接触し得る位置になる
    ことを特徴とする配線用クランプ。
  4. 請求項1、2又は3記載の配線用クランプにおいて、
    前記第3平坦部と前記第4平坦部との間には隙間が形成されている
    ことを特徴とする配線用クランプ。
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