JP5246783B2 - シールドボックス用の固定具 - Google Patents
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Description
図1は、シールドボックス100が本実施形態の固定具1によりプリント配線板15上に固定された状態を示す斜視図である。なお、以下の説明においては、図1中に示した前後左右上下の各方向を規定して説明を行うことにする。ただし、ここで規定する各方向は、固定具1各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために便宜的に規定したものに過ぎず、実際に固定具1を使用する際に、固定具1を特定方向に向けて配置すべきことを意味するものではない。
図6は、シールドボックス100が本実施形態の固定具20によりプリント配線板15上に固定された状態を示す斜視図である。図7は、固定具20を示す斜視図である。図8は、固定具20を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図、(d)はその底面図である。
図10(a)は本実施形態の固定具30を示す斜視図であり、(b)はその固定具30の第2板ばね39bの斜視図である。図11は、固定具30を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図、(d)はその底面図である。
図13は、本実施形態の固定具40を示す斜視図である。図14は、固定具40を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図、(d)はその底面図である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な1実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
Claims (4)
- プリント配線板の一方の面との間に内部空間を形成して、前記内部空間とその周囲にある外部空間とを区画することにより、前記内部空間および前記外部空間のいずれか一方から他方へ電磁波が透過するのを防止または抑制可能なシールドボックスを、前記プリント配線板上に固定するシールドボックス用の固定具であって、
前記プリント配線板上にハンダ接合されるハンダ接合部と、
前記シールドボックスの一部を一対の板ばねで挟み込むことにより、前記シールドボックスを前記プリント配線板上に保持可能な挟持部と、
前記ハンダ接合部から所定距離だけ離間した位置に形成され、前記シールドボックスを前記挟持部によって保持した際には、前記シールドボックスの前記内部空間側に当接することにより、前記シールドボックスの変形に伴って前記内部空間が潰れるのを抑制する第1当接部と、
前記シールドボックスが前記挟持部によって保持される状態となった際に、前記シールドボックスの前記外部空間側に当接する状態になって、その当接箇所において前記シールドボックスが前記外部空間側へと変位するのを抑制する第2当接部と
を備え、
前記ハンダ接合部は、複数の接合部を有し、当該複数の接合部のうち、少なくとも一つの前記接合部には、前記ハンダ接合部が前記プリント配線板にハンダ接合された際に、前記プリント配線板上に立設された状態となる第1立設部が連設されるとともに、当該第1立設部が連設された前記接合部とは別の接合部には、前記ハンダ接合部が前記プリント配線板にハンダ接合された際に、前記プリント配線板上に立設された状態となる第2立設部が連設され、
前記第1当接部は、前記第1立設部を挟んで前記ハンダ接合部とは反対側となる箇所において前記第1立設部に連設されるとともに、前記第1当接部を挟んで前記第1立設部とは反対側となる箇所において前記第2当接部に連設されて、これら双方の連設箇所間にある部分が、前記シールドボックスを前記挟持部によって保持した際に前記プリント配線板の前記一方の面に対向する状態となる前記シールドボックスの一部に対して前記内部空間側で当接する部分とされており、しかも、前記第1当接部には、前記シールドボックスを前記プリント配線板上に固定する際に前記シールドボックスの一部として形成された挿込部が挿し込まれる開口部が形成され、
前記第2当接部は、前記第2当接部を挟んで前記第1当接部とは反対側となる箇所において、表面実装機の吸引ノズルで前記固定具を吸着する際に利用される吸着面が形成された吸着部に連設され、当該吸着部に対する連設箇所と前記第1当接部に対する連設箇所との間にある部分が、前記シールドボックスを前記挟持部によって保持した際に前記プリント配線板上に立設される状態となる前記シールドボックスの一部に対して前記外部空間側で当接する部分とされ、
前記吸着部は、前記吸着部を挟んで前記第2当接部とは反対側となる箇所が前記第2立設部に連設されていて、前記吸着部と前記第2立設部との連設箇所は、前記第2立設部を挟んで前記ハンダ接合部とは反対側となる箇所とされ、
前記挟持部は、前記第1当接部、前記第2当接部、前記ハンダ接合部、前記第1立設部、前記第2立設部、および前記吸着部とは、別の部分として設けられた前記一対の板ばねによって構成されており、当該一対の板ばねは、前記挿入部が前記開口部から前記プリント配線板側に向かって挿し込まれた際に、前記開口部と前記プリント配線板との間となる位置において、前記挿込部を前記一対の板ばね間に挟み込む位置に設けられている
ことを特徴とするシールドボックス用の固定具。 - 前記一対の板ばねのうち、
一方の板ばねは、前記第1当接部よりも前記ハンダ接合部に近い位置において前記固定具の一部に連設された端部を基端として、当該基端から前記第1当接部に近づく方向へ延出する形状になっていて、当該延出方向の先端は、前記一方の板ばねの変形に伴って変位する自由端となっており、
他方の板ばねは、前記ハンダ接合部よりも前記第1当接部に近い位置において前記固定具の一部に連設された端部を基端として、当該基端から前記ハンダ接合部に近づく方向へ延出する形状になっていて、当該延出方向の先端は、前記他方の板ばねの変形に伴って変位する自由端となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のシールドボックス用の固定具。 - 前記他方の板ばねの前記基端側の一部によって、前記開口部外から前記開口部内へと連続するガイド面を有するガイド部が形成されていて、前記挿込部を前記開口部内へと挿し込む際には、前記挿込部を前記ガイド面に当接させて、前記ガイド面に沿って前記挿込部を変位させると、前記挿込部を前記開口部内へと案内可能な構造になっている
を備えることを特徴とする請求項2に記載のシールドボックス用の固定具。 - 前記ハンダ接合部を前記プリント配線板にハンダ接合した際に、前記プリント配線板に接触する状態になるものの、前記プリント配線板に対してハンダ接合されることがない部分であり、しかも、前記ハンダ接合部との間には間隙が設けられることにより、当該間隙の分だけ前記ハンダ接合部から離間した位置に形成された非接合部
を備えており、
前記一方の板ばねが、前記非接合部から延出した形状になっている
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシールドボックス用の固定具。
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