JP2008118487A - 省エネ型av装置および省エネ型av装置の動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】地上波アナログチューナが使用されていない場合には地上波アナログEPG情報の取得を停止する省エネ型AV装置を提供する。
【解決手段】本発明は、地上波アナログチューナと、待機電源状態を検知して電源状態を待機状態から切り換え、地上波アナログチューナにて取得した信号から地上波アナログ放送のEPG情報を取得するアナログEPG取得部と、地上波アナログ放送が停波したことを検知する停波検知部と、停波検知部での検知結果が停波したとの検知結果である場合には、それ以降アナログEPG取得部が起動しない状態にする停止部と、を有する省エネ型AV装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、地上波デジタル放送への完全移行が行われ地上波アナログ放送が終了(停波)した場合には、地上波アナログEPG情報を取得する一連の機能を停止する省エネ型AV装置に関する。
近年、2011年の地上波アナログ放送から地上波デジタル放送への完全移行に向け、その移行準備が進められている。これに伴い、地上波デジタル放送を受信するための地上波デジタルチューナを内蔵したAV装置が販売されているが、地上波デジタル放送の開始時期は各地域にて異なり、地上波アナログ放送と地上波デジタル放送の混在する期間が続くことから、多くのAV装置は地上波アナログチューナと地上波デジタルチューナの両方を搭載している。
地上波アナログ放送の番組表は、電子番組表(Electoronic Program Guide、EPG)としてインターネットを介して取得したり、アナログ放送の受信装置により、地上波アナログ放送の放送波から取得することが可能である。アナログ放送波からEPG情報を取得するものとして、例えばADAMS−EPG(TV−Asahi Data and Multimedia Service−EPG)がある。このADAMS−EPGは、地上波アナログ放送電波のVBI(垂直帰線消去期間、Vertical Blanking Interval)を使用してEPGで使用する番組表データを伝送するサービスをいう。受信装置では、このようなサービスにより送信されたEPG情報を展開、復号することにより、EPGを表示できるようになっている。通常、EPG情報は、地上波アナログ放送中に1日に数回送信されており、受信装置においては、EPG情報が放送されている所定の時間に受信装置の電源が待機状態の場合に、EPG情報の取得を行っている。受信装置が稼動状態ではEPG情報の取得を行わない。その理由は、受信装置が稼動状態であるということは、ユーザーが受信装置で何らかの動作(ホスト局以外を受信、録画、再生等)を行っていることを意味する一方で、EPG情報を取得するためには、ホスト局受信状態とし、EPGデータ取得のため一定の時間を要し、その間、他の動作(録画、再生等)は行うことができないからである。
図6に、地上波アナログ放送を受信可能なAV装置において、地上波アナログ放送からEPG情報を取得する動作の一例を示している。まず、地上波アナログ放送中のEPG情報取得を行うように設定している場合には(S0601YES)、所定のEPG情報取得時刻にAV装置の電源を稼動状態とする(S0602)。そして、地上波アナログ放送中のEPG情報を受信し(S0603)、取得した情報のエラー検出を行い(S0604)、エラーが検出されないか(S0604NO)、規定値以下のエラー訂正回数にてエラー訂正が完了した場合には(S0605、S0606YES)、取得したEPG情報を保存する(S0608)。最後に、AV装置の電源を待機状態とし(S0609)、EPG情報取得処理を終了する。また、エラー訂正回数が所定の回数以上であった場合には(S0606NO)、所定の回数だけEPG情報の受信をリトライし(S0607YES)、所定の回数を超えた場合には(S0607NO)、EPG情報の受信を終了し、AV装置の電源を待機状態とする(S0609)。
しかし、図6に示すようなEPG情報の取得処理は、地上波アナログ放送を視聴しなくなった後においては、無駄な処理となってしまう。そこで、特許文献1には、アナログ放送とデジタル放送を選択的に切り換えて出力することのできる放送受信装置が開示されている。これにより、ユーザはアナログ放送からデジタル放送への切り換えを自ら行うことができるようになる。
特開2006−86864号公報
しかし、地上波アナログ放送から地上波デジタル放送に移行するに伴い、地上波アナログ放送を使用しないにもかかわらず、特許文献1に記載の切り換え操作を行ってない場合や、EPG情報取得設定をOFFとしていない場合には、地上波アナログ放送のEPG情報取得を継続して行うため、不必要な電力を消費することとなる。また、外乱のノイズ等の不具合により正しくEPG情報を取得できず、規定値以上のエラー訂正回数を必要とする場合には、再度EPG情報の取得を行い、不必要な電力を消費することとなるという問題がある。
上記課題を解決するために、(1)本発明は、地上波アナログチューナと、待機電源状態を検知して電源状態を待機状態から切り換え、地上波アナログチューナにて取得した信号から地上波アナログ放送のEPG情報を取得するアナログEPG取得部と、地上波アナログ放送が停波したことを検知する停波検知部と、停波検知部での検知結果が停波したとの検知結果である場合には、それ以降アナログEPG取得部が起動しない状態にする停止部と、を有する省エネ型AV装置を提供する。また、(2)本発明は、アナログEPG取得部が、前記切換動作として電源状態を装置稼動状態に切り換える動作を実行する稼動状態切換手段を有する省エネ型AV装置を提供する。さらに、(3)本発明は、停波検知部が、地上波アナログ放送に含まれるべき同期信号の検出・非検出に基づいて前記停波の検知を行なう同期信号検出手段を有する省エネ型AV装置を提供する。また、(4)本発明は、同期信号検出手段は、前記同期信号非検出が所定のタイミングで所定の回数連続したことで前記停波を検知する省エネ型AV装置を提供する。
本発明の省エネ型AV装置によれば、停波検知部により地上波アナログ放送の停波を検知することにより、それ以降のアナログEPG取得を行わないようにすることができる。これにより、アナログEPG取得のために装置を稼動状態とするといった無駄な電力の消費を削減することができる。また、地上波アナログ放送の停波を地上波アナログ放送の同期信号の検出・非検出に基づいて判断することにより、EPG取得エラーによるEPG情報の再取得にかかる電力消費を削減することができる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施形態1は、主に請求項1、2、5について説明する。実施形態2は、主に請求項3、4について説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、地上波アナログ放送の停波を検知することにより、地上波アナログ放送のEPG情報の取得を停止し、無駄な電力の消費を削減することのできる省エネ型AV装置に関する。
<実施形態1の構成>
図1に本実施形態の機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「省エネ型AV装置」(0100)は、「地上波アナログチューナ」(0101)と、「アナログEPG取得部」(0102)と、「停波検知部」(0103)と、「停止部」(0104)とを有する。また、アナログEPG取得部は、さらに「稼動状態切換手段」(0105)を有していてもよい。
「地上波アナログチューナ」(0101)は、地上波アナログ放送を受信するように構成されている。図に示すように、アンテナ(0110)によって地上波アナログ放送を受信する。地上波アナログ放送波を受信して映像を表示するまでの流れの一例を、図2を用いて簡単に説明する。図に示すAV装置(0200)は、別に地上波デジタルチューナ(図示せず)を有し、地上波アナログ放送だけでなく、地上波デジタル放送も受信することが可能であるとする。この場合には、地上波アナログ放送により、音声や映像などのデータをアンテナ(0201)を介して地上波アナログチューナ(0202)にて受信する。次に、受信した信号をADC(0203)によりデジタル変換し、デコーダ(0204)にて復号する。そして、DAC(0205)にて再度アナログデータとし、映像出力部(0206)から映像として出力する。
「アナログEPG取得部」(0102)は、待機電源状態を検知して電源状態を待機状態から切り換え、地上波アナログチューナ(0101)にて取得した信号から地上波アナログ放送のEPG情報(以下、アナログEPGという。)を取得するように構成されている。前述のように、アナログ放送波によってアナログEPGを送信する時間は、所定の時間に定められており、アナログEPG取得部は、その定められた時間にアナログEPGを取得する処理を行うように設定することができる。例えば、1日に5回(06:02、09:02、13:02、19:02、23:02)アナログEPGの取得処理を行うように設定することができる。この時間は、AV装置においてデフォルトで定められているものであってもよいし、ユーザが設定するものであってもよい。また、「待機電源状態を検知」する理由は、AV装置の電源が投入されており、放送を受信している稼動状態である場合には、アナログEPGの取得動作は行われないためである。そのため、アナログEPGを取得する所定の時間にAV装置の待機電源状態を検知した場合にのみ、電源状態を待機状態から切り換え、アナログEPGの取得処理を開始する。アナログEPGは、上述したように、地上波アナログ放送電波のVBIを使用して送信されている。アナログEPG取得部では、受信した地上波アナログ放送波の中からアナログEPGの含まれる箇所を抜き出し、アナログEPGを展開・復号することによりアナログEPGを得ることができる。
アナログEPG取得の流れの一例を、図2を用いて簡単に説明する。図2において、アナログEPG取得部は、アナログEPG取得用スライサー(0208)、制御部(0209)、電源(0210)からなる。アナログEPGの取得設定はデフォルトで定められていてもよいが、表示部(0211)や操作入力部(0212)を用いて、ユーザにより取得設定されていてもよい。まず、CPU、ROM、RAMなどからなる制御部(0209)にて電源(0210)の状態を監視しておく。アナログEPGを取得する所定の時間に電源が待機電源状態であることを検知した場合には、電源状態を待機電源状態から切り換え、地上波アナログチューナ(0202)にてアナログEPGを含んだ地上波アナログ放送を受信する。そして、アナログEPG取得用スライサー(0208)により、受信した信号からアナログEPGを抜き出し、復号してメモリに保存しておく。
また、アナログEPG取得部は、「稼動状態切換手段」(0105)を有していてもよい。「稼動状態切換手段」(0105)は、アナログEPG取得部の行う電源状態の切換動作として、電源状態を装置稼動状態に切り換える動作を実行するように構成されている。「装置稼動状態」とは、地上波アナログ放送の受信に必要な部分のみでなく、AV装置全体に電力が供給されている状態をいう。現在の多くのAV装置においては、EPG情報の取得時には、AV装置全体に電力が供給されるように構成されていることが多い。例えば、地上波アナログチューナだけでなく、地上波デジタルチューナにも電力が供給される。したがって、アナログEPGの取得時に多くの電力を消費する原因となっている。これは、アナログEPGの取得に必要な構成にのみ電力を供給するような回路を搭載して制御すると、AV装置全体の電源を稼動させるよりも装置の部品コストがかかってしまうためである。稼動状態切換手段は、所定のアナログEPGの取得時に、AV装置の電源状態を待機電源状態から装置稼動状態に切り換える。これにより、アナログEPG取得部が起動し、アナログEPG取得部は、アナログEPGの取得処理を行う。
「停波検知部」(0103)は、地上波アナログ放送が停波したことを検知するように構成されている。地上波アナログ放送の停波を検知することができれば、その検知方法は特に限定されない。例えば、内蔵時計の日時を監視し、地上波アナログ放送の完全停波が予定されている2011年7月25日となった際に、アナログ放送が停波したと検知するようにしてもよいし、地上波デジタル放送が開始され地上波デジタル放送波を検知した場合に、地上波アナログ放送が停波したと検知するようにしてもよい。このような場合には、すでに地上波デジタル放送が開始されている、又は開始されていると考えられるため、地上波アナログ放送が停波したとみなしても支障はないと考えられるためである。また、地上波アナログ放送の放送波を検出できなくなったことにより停波を検知するようにしてもよい。なお、停波検知部は、CPU、ROM、RAMなどから構成することができる。
「停止部」(0104)は、停波検知部(0103)での検知結果が停波したとの検知結果である場合には、それ以降アナログEPG取得部(0102)が起動しない状態にするように構成されている。「それ以降」とは、アナログEPGを取得するために設定されている所定の時間のうち、停波検知部にて地上波アナログ放送の停波を検知したアナログEPGの取得時間より後をいう。また、「アナログEPG取得部が起動しない状態」とは、アナログEPGを取得しないように制御されている状態、すなわち、アナログEPGの取得のために所定の時間に電源状態を待機状態から切り換えないように制御されている状態をいう。例えば、アナログEPG取得設定をOFFに変更することにより、アナログEPG取得部が起動しない状態とすることができる。また、アナログEPG取得部への電源供給を停止するようにしてもよい。これにより、アナログEPG取得部が起動しないため、待機電源状態のAV装置の電源を切り換えてアナログEPGの取得が行われず、アナログEPG取得のための電力消費を削減することができる。したがって、本発明のAV装置は、「省エネ型AV装置」といえる。なお、停止部は、CPU、ROM、RAMなどから構成することができる。
停波検知部と停止部の処理の流れを、地上波デジタル放送波の検知によって地上波アナログ放送の停波の検知行う場合を例として説明する。まず、停波検知部のCPUは、ROMの所定の領域に保存されている停波検知プログラムを起動する。そして、停波検知プログラムに従い地上波デジタルチューナを用いて、地上波デジタル放送が行われる所定の周波数の受信を行う。このとき、所定の周波数域にて放送波を受信できた場合には「0」、所定の周波数域にて放送波を受信できなかった場合には「1」のフラグを立て、停止部に出力するようにする。地上波デジタル放送波が検知された場合であっても、実際には地上波アナログ放送が停波されているわけではないが、地上波アナログ放送と地上波デジタル放送とがともに存在する状態においては、地上波アナログ放送は不要となるため、地上波アナログ放送の停波とみなしても問題はない。停波検知部から出力されたフラグにより、停止部は、停波検知部の検知結果を知ることができる。停止部のCPUは、停波検知部の「0」又は「1」の検知結果と停止部の処理を対応付けたテーブルをROMの所定の領域からRAMに読み出し、該テーブルに従い、CPUは処理を行う。例えば、検知結果が「0」の場合には、地上波アナログ放送が停波されたと判断できるため、それ以降アナログEPG取得部が起動しないように、例えばアナログEPG取得設定をOFFとする処理を行う。
また、停止部は、ユーザ操作によりアナログEPG取得部の起動設定を変更可能なように停止するように構成されていてもよい。例えば、アナログEPGの取得設定をOFFにすることにより、アナログEPG取得部が起動しないようにした後においても、アナログEPG取得部が起動できるようにしておく。これにより、再度アナログEPGを取得することが可能となる。その際に、アナログEPGの取得を停止したことを表示や音声などによりユーザに報知するようにすることが好ましい。これにより、ユーザは報知内容を確認し、そのままアナログEPGの取得を停止するか、再度アナログEPGの取得を行うように設定し直すかを判断することができる。
<実施形態1の処理の流れ>
図3は、実施形態1の処理の流れの一例を示した図である。まず、アナログEPGの取得時間前に、AV装置の待機電源状態を検知し(S0301)、電源状態が待機状態である場合には、AV装置を稼動させる(S0302)。そして、地上波アナログ放送が停波されていない場合には(S0303NO)、地上波アナログチューナにて地上波アナログ放送を受信し、取得した信号からアナログEPGを取得する(S0304)。S0304の流れは、図6のS0603からS0608と同様である。しかし、停波検知ステップにて地上波アナログ放送の停波を検知した場合には(S0303YES)、それ以降のアナログEPG取得を停止する(S0305)。ここで、アナログEPG取得とは、S0301からS0304の処理をいい、S0305においてアナログEPG取得を停止した後においてはS0301のステップも行わない。
なお、以上の処理は、計算機に実行させるためのプログラムで実行させることができ、また、このプログラムを計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録することができる(本明細書の全体を通して同様である。)。
<実施形態1の効果>
本実施形態の省エネ型AV装置によれば、停波検知部により地上波アナログ放送の停波を検知することにより、ユーザが設定操作をすることなく、それ以降のアナログEPG取得を行わないようにすることができる。これにより、ユーザは煩わしい操作をすることがなく、また、アナログEPG取得のために装置を稼動状態とするといった無駄な電力の消費を削減することができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、地上波アナログ放送の停波を地上波アナログ放送に含まれる同期信号に基づいて判断し、アナログEPGの取得を停止する省エネ型AV装置に関する。
<実施形態2の構成>
図4に本実施形態の機能ブロックの一例を示した。本実施形態の「省エネ型AV装置」(0400)は実施形態1を基本とし、「地上波アナログチューナ」(0401)と、「アナログEPG取得部」(0402)と、「停波検知部」(0403)と、「停止部」(0404)と、アナログEPG取得部が「稼動状態切換手段」(0405)とを有し、停波検知部が「同期信号検出手段」(0406)を有する。
「同期信号検出手段」(0406)は、停波検知部(0403)の有する手段であり、地上波アナログ放送に含まれるべき同期信号の検出・非検出に基づいて前記停波の検知を行うように構成されている。「前記停波の検知」とは、停波検知部での地上波アナログ放送の停波の検知をいう。同期信号の検出・非検出は、例えば、映像信号の区切りを表すために送信される所定の同期信号を、地上波アナログ信号から分離することができるかによって判断することができる。したがって、停波検知部は、上述した所定の時間帯において、EPG情報サービスが提供されるアナログ放送を受信し同期信号が検出できない場合は、地上波アナログ放送が停波されていると判断することができ、逆に同期信号を検出できた場合には、地上波アナログ放送はまだ停波されていないと判断することができる。図2においては、CPU、ROM、RAMなどからなる制御部(0209)と、同期信号分離部(0207)が、同期信号検出手段に該当する。同期信号検出手段を有する停波検知部の処理は、例として以下のように行うことができる。制御部のCPUは、ROMの所定の領域に保存されている同期信号検出プログラムを起動する。そして、同期信号分離部は、該プログラムに従い放送波から同期信号を分離する。このとき、同期信号が分離できた場合には「1」のフラグ、同期信号が分離できなかった場合には「0」のフラグを立て、停止部に出力するようにする。これにより、停止部は、停波検知部の検知結果を知ることができる。なお、同期信号検出手段における同期信号の検出は、通常の映像出力処理時に行う同期信号判別と同様であり、共通の構成を利用することができる。
この同期信号の検出・非検出は、アナログEPGの取得処理以前に行うようにすることが好ましい。アナログEPGの取得処理以前に行うことにより、実際に地上波アナログ放送が停波されているにもかかわらずアナログEPGを取得しようとして、何度も図6のS0604からS0606に示すようなアナログEPGの検出エラーを判別するといったことがない。そのため、エラー検出にかかる無駄な電力消費を削減することができる。また、同期信号検出手段は、同期信号が所定回数(例えば3回)連続して検出できなかった場合に、同期信号非検出と判断するようにすることが好ましい。このように複数回の判定を行うことにより、ノイズ等の理由により同期信号が検出できなかった場合に、誤って同期信号非検出と判断されることがない。
また、同期信号検出手段は、前記同期信号非検出が所定のタイミングで所定の回数連続したことで前記停波を検知するように構成されていてもよい。ノイズ等の何らかの理由により同期信号を検出できない場合もあるため、同期信号が検出されなかった場合に、すぐに地上波アナログ放送の停波と判断することは、好ましくない。そのため、同期信号非検出が所定のタイミングで所定の回数連続したことで前記停波を検知することが好ましい。「所定のタイミング」とは、3日間や、1週間のような一定の期間をいう。このように期間を定めることにより、電源が待機状態でないためにEPG取得処理が数日間行われなかったような場合であっても、同期信号非検出の判断を行うことができる。また、「所定の回数」とは、2回や、5回のように定めることができる。例えば、EPG取得処理が行われなかった場合を除き、3回連続同期信号が検出できなかった場合に、地上波アナログ放送が停波されたと判断するように構成することができる。このように複数回の判断を行うことにより、誤ってアナログEPGの取得を停止してしまう可能性を少なくすることができる。
<実施形態2の処理の流れ>
図5に本実施形態の処理の流れの一例を示している。まず、アナログEPGの取得時間前に、AV装置の待機電源状態を検知し(S0501)、電源状態が待機状態である場合には、AV装置を稼動させる(S0502)。次に、本実施形態においては、同期信号が検出できなかった場合に(S0503NO)、地上波アナログ放送が停波されたと検知し、それ以降のアナログEPG取得(S0501からS0504)を停止する(S0505)。
<実施形態2の効果>
本実施形態の省エネ型AV装置によれば、実施形態1の効果に加え、地上波アナログ放送の停波を地上波アナログ放送の同期信号の検出・非検出に基づいて判断することができる。これにより、EPG取得エラーによるアナログEPGの再取得にかかる電力消費を削減することができる。
実施形態1を説明する機能ブロック図 実施形態1を説明する機能ブロック図(2) 実施形態1の処理の流れの一例を示す図 実施形態2を説明する機能ブロック図 実施形態2の処理の流れの一例を示す図 従来のアナログEPGの取得処理の一例を示す図
符号の説明
0400 省エネ型AV装置
0401 地上波アナログチューナ
0402 アナログEPG取得部
0403 停波検知部
0404 停止部
0405 稼動状態切換手段
0406 同期信号検出手段
0410 アンテナ
0420 電源

Claims (5)

  1. 地上波アナログチューナと、
    待機電源状態を検知して電源状態を待機状態から切り換え、地上波アナログチューナにて取得した信号から地上波アナログ放送のEPG情報を取得するアナログEPG取得部と、
    地上波アナログ放送が停波したことを検知する停波検知部と、
    停波検知部での検知結果が停波したとの検知結果である場合には、それ以降アナログEPG取得部が起動しない状態にする停止部と、
    を有する省エネ型AV装置。
  2. アナログEPG取得部は、前記切換動作として電源状態を装置稼動状態に切り換える動作を実行する稼動状態切換手段を有する請求項1に記載の省エネ型AV装置。
  3. 停波検知部は、地上波アナログ放送に含まれるべき同期信号の検出・非検出に基づいて前記停波の検知を行う同期信号検出手段を有する請求項1又は2に記載の省エネ型AV装置。
  4. 同期信号検出手段は、前記同期信号非検出が所定のタイミングで所定の回数連続したことで前記停波を検知する請求項3に記載の省エネ型AV装置。
  5. 地上波アナログチューナを有する省エネ型AV装置の動作方法であって、
    待機電源状態を検知して電源状態を待機状態から切り換え、地上波アナログチューナにて取得した信号から地上波アナログ放送のEPG情報を取得するアナログEPG取得ステップと、
    地上波アナログ放送が停波したことを検知する停波検知ステップとを有し、
    停波検知ステップでの検知結果が停波したとの検知結果である場合には、それ以降アナログEPG取得ステップを停止することを特徴とする省エネ型AV装置の動作方法。
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