JP2006108974A - 放送受信装置および放送録画再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ放送とデジタル放送との受信が可能な放送受信装置および放送録画再生装置において、アナログ放送の停波後にも、停波前と同様にアナログ放送受信部に電源供給されるため、余分な電力を消費することになってしまう。
【解決手段】アナログ放送を受信して映像音声信号に復調するアナログ放送受信処理部と、デジタル放送を受信して映像音声ストリームを抽出するデジタル放送受信処理部と、映像音声ストリームをデコードして映像音声信号に復号する映像音声デコード部と、アナログ放送受信処理部からの映像音声信号とデコード部からの映像音声信号とから選局制御部の指示に応じた映像音声信号を選択し出力するスイッチ部等とから構成され、所定の切り替え操作によって、アナログ放送受信処理部の電源供給を停止すると共に、アナログ放送に関わる機能を無効化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ放送とデジタル放送が視聴あるいは録画再生可能な放送受信装置および放送録画再生装置に関するものである。
2003年12月より地上デジタル放送が三大都市圏で開始されており、2006年には国内全域への展開が完了する計画である。一方、従来からの地上アナログ放送は2011年に終了(停波)する計画であり、今後の地上アナログ放送終了まではアナログ放送とデジタル放送の混在した時代が続くことになる。アナログ放送とデジタル放送が混在している現在、アナログ放送チューナとデジタル放送チューナの両方を搭載したTV放送受信装置あるいはTV放送受信部内蔵のTV放送録画装置が主流になりつつある。
アナログ放送とデジタル放送の両方を受信するTV放送受信機あるいはTV放送録画機においては、アナログ放送とデジタル放送とのどちらでも即座に選局して視聴あるいは録画するために、アナログ放送受信部もデジタル放送受信部も共に電源を供給しておく必要があり、機器の消費電力を高めてしまう。これは、アナログ放送が停波した後も同様である。
そこで、消費電力を抑える技術として、アナログ放送が受信できていないと判定された場合にはアナログ放送受信処理部の電源供給を停止することで消費電力の低減を実現するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−128086号公報
しかしながら、上記の技術においてはアナログ放送が受信できているか否かを判定するためにアナログ放送の受信検出部が必要となる。この受信検出部には常時電源供給しておく必要があるため、アナログ放送受信部の全ての電源供給を停止することはできない。よって、消費電力の削減量も少なくなってしまう。また、アナログ放送が停波しているにもかかわらず、アナログ放送の選局や視聴などアナログ放送に関わる機能が選択できる状態のままであり、ユーザにとって余計な操作を強いることになる。余計は操作とは、例えば放送の選局時にアナログ放送のチャンネルを全てスキップするためチャンネルアップダウンキーを何度も押すことになってしまう操作などのことである。
本願第1の発明の放送受信装置は、チャンネル変更操作を検出し指定したチャンネルへの選局指示を行う選局制御部と、アナログ放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像信号あるいは音声信号のうち少なくとも一方を含む映像音声信号に復調するアナログ放送受信処理部と、デジタル放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像データあるいは音声データのうち少なくとも一方を含む映像音声ストリームを抽出するデジタル放送受信処理部と、前記映像音声ストリームをデコードして映像音声信号に復号する映像音声デコード部と、前記アナログ放送受信処理部からの映像音声信号と前記デコード部からの映像音声信号とから前記選局制御部の指示に応じた映像音声信号を選択し出力するスイッチ部と、所定の情報を視覚的に伝えるための画像を生成する画像生成部と、前記スイッチ部からの映像音声信号を入力とし前記画像生成部からの映像と切り替えてあるいは多重して出力する映像音声出力処理部とからなる放送受信装置であって、所定の切り替え操作によって、前記アナログ放送受信処理部の電源供給を停止すると共に、アナログ放送に関わる機能を無効化することを特徴とする。
本願第2の発明の放送録画再生装置は、チャンネル変更操作を検出し指定したチャンネルへの選局指示を行う選局制御部と、アナログ放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像信号あるいは音声信号のうち少なくとも一方を含む映像音声信号に復調するアナログ放送受信処理部と、前記アナログ放送受信処理部からの映像音声信号をデータ圧縮して映像音声ストリームを生成する映像音声エンコード部と、デジタル放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像データあるいは音声データのうち少なくとも一方を含む映像音声ストリームを抽出するデジタル放送受信処理部と、前記映像音声エンコード部からの映像音声ストリームと前記デジタル放送受信処理部からの映像音声ストリームとから前記選局制御部の指示に応じた映像音声ストリームを選択し出力するスイッチ部と、録画時には前記スイッチ部からの映像音声ストリームを記録メディアに記録する記録再生部と、再生時には前記記録再生部からの再生映像音声ストリームをデコードして映像音声信号に復号する映像音声デコード部と、所定の情報を視覚的に伝えるための画像を生成する画像生成部と、前記映像音声デコード部からの映像音声信号を入力とし前記画像生成部からの映像と切り替えてあるいは多重して出力する映像音声出力処理部とからなる放送録画再生装置であって、所定の切り替え操作によって、前記アナログ放送受信処理部の電源供給を停止あるいは前記アナログ放送受信処理部と前記映像音声エンコード部の両方の電源供給を停止すると共に、アナログ放送に関わる機能を無効化することを特徴とする。
本発明によれば、アナログ放送の停波直後に実施する所定の操作によってアナログ放送受信部への電源供給を停止することで、停波後には不要な装置の消費電力を削減することができる。また、あわせてアナログ放送に関わる機能を無効化することでユーザに余計な操作を強いることもなくなり、デジタル放送専用の放送受信装置あるいは放送録画再生装置と同様の良好な操作性を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における放送受信装置の構成図である。地上アナログ放送用アンテナから各チャンネルの放送波が周波数多重されたRF信号がアナログ放送受信処理部1に入力される。アナログ放送受信処理部1ではユーザが選択しているチャンネルに対応した周波数帯の信号をフィルタリングしFM復調することで選局したチャンネルの映像・音声信号101が得られる。また、地上デジタル放送用アンテナから各チャンネルの放送波が周波数多重されたRF信号がデジタル放送受信処理部2に入力される。デジタル放送処理部2ではユーザが選択しているチャンネルに対応した周波数帯の信号をフィルタリングしOFDM復調し誤り訂正を施すことで圧縮映像データと圧縮音声データが多重化されたトランスポートストリーム(以降、TSと略す)201が得られる。このTS201はAVデコード部3に入力される。AVデコード部3では、TS201より圧縮映像データと圧縮音声データを抽出し、それぞれ映像デコード処理、音声デコード処理を施すことで、映像・音声信号301に伸張される。デジタル放送で伝送されるTSから映像・音声信号への伸張処理の詳細は文献「最新MPEG教科書:マルチメディア通信研究会編、藤原洋監修、アスキー出版社」の第7〜11章を参照のこと。
アナログ放送を受信して得た映像・音声信号101とデジタル放送を受信しデコードして得た映像・音声信号301とはスイッチ4に入力される。スイッチ4ではユーザがアナログ放送を選局している場合は“1”側が、デジタル放送を選局している場合には“2”側が選択され、選択された側の映像・音声信号401がAV出力処理部5に入力される。AV出力処理部5では、通常のTV視聴時には映像・音声信号401がそのまま出力端子6より出力され、ユーザが電子番組ガイド(以降、EPGと略す)の表示を選択した場合には画像生成部で生成したEPG画面の映像・音声信号501が出力される。
EPG画面を生成するためのEPG情報は、例えば次の3つの手段のいずれかで取得することができる。1つ目の手段では、アナログ放送で送信される映像信号の垂直帰線期間にEPG情報を予め多重した放送を受信し、受信装置側でEPG情報を抽出することでEPG情報を取得する。2つ目の手段では、デジタル放送で送られてくる付加情報にアナログ放送のEPG情報も入れて放送し、受信側でそれを抽出することでEPG情報を取得する。3つ目の手段では、受信装置をネットワークに接続し、同様にネットワークに接続されたEPG情報配信用のサーバーよりネットワーク経由でEPG情報を取得する。
アナログ放送とデジタル放送とが共に放送されている場合には、ユーザはチャンネルアップダウンキーを使って、見たいチャンネルを選択することができる。チャンネルアップキーを使ってチャンネルを変える場合の遷移の一例を図2(1)に示す。まず地上アナログ放送の1ch、2chとチャンネルアップし地上アナログ放送が終わると地上デジタル放送のチャンネル、BSデジタル放送のチャンネル、CSデジタル放送のチャンネルと遷移する。さらにチャンネルアップキーを押すと、地上アナログ放送のチャンネルに戻る。ユーザはこの機能を使って視覚的にどのような番組が各チャンネルで放送されているか把握し、最終的に視聴するチャンネルを決めることができる。
アナログ放送が停波した直後には、ユーザが機器に付いているスイッチを切り替えることで、アナログ放送受信処理部1への電源供給が停止し、消費電力が抑えられる。また合わせて、アナログ放送のEPG表示機能が無効化される。例えば、リモコンにアナログ放送専用のEPG表示ボタンがある場合、このボタンを押しても何らレスポンスは無い、あるいは「無効なキーです」といったメッセージがTV画面に表示される。これに対し、従来の放送受信装置だと、アナログ放送EPG表示機能が有効なままであるため、例えば、「番組情報が取得できていません」といったメッセージがTV画面上に表示されることになったり、EPG画面は表示されるが番組タイトルが空欄のままになったりする。また、リモコンにアナログ放送とデジタル放送共通のEPG表示ボタンがある場合、このボタンを押すとデジタル放送のEPGのみが表示される。これに対し、従来の放送受信装置だと、アナログ放送EPG表示機能が有効なままであるため、アナログ放送とデジタル放送の両方のEPGが表示され、アナログ放送のEPGは空欄のままで表示されてしまう。
さらに、チャンネルアップダウンキーによる選局動作でもアナログ放送の選局が無効化される。その一例を図2(2)に示す。まずデジタル地上放送の1ch、2chとチャンネルアップしデジタル地上放送が終わるとBSデジタル放送のチャンネル、CSデジタル放送のチャンネルと遷移する。さらにチャンネルアップキーを押すと、デジタル地上放送のチャンネルに戻る。これに対し、従来の放送受信装置だと、アナログ放送選局機能が有効なままであるため、チャンネルアップ途中にアナログ放送の各チャンネルが選局されノイズ状の画面がTV画面上に表示されることになる。
ここでは、アナログ放送が停波した直後に、ユーザが機器に付いているスイッチを切り替える場合について説明したが、以下で説明する手段のいずれによって切り替えても良い。1つ目の手段としては、ユーザがリモコンあるいは機器本体の所定のボタンを押すことでTV画面上に設定のためのメニュー画面を表示し、その中よりアナログ放送有効/無効切り替えメニューを選択し、アナログ放送を無効に設定することで切り替える。2つ目の手段としては、放送あるいは本機器が接続されているネットワーク経由で切り替え指示を受けて切り替える。アナログ放送では映像信号の垂直帰線期間に指示データを多重すれば良いし、デジタル放送では放送TSに含まれる特定パケット内に指示データを入れておけば良い。また、ネットワークに本機器が接続されていればネットワーク経由で外部からの切り替え指示を受けることも可能である。3つ目の手段としては、ユーザが切り替え日時を予め設定しておき、機器内蔵のタイマーが切り替え指定日時に達した時に切り替える。ここで、切り替え日時はユーザが設定するのではなく、放送あるいはネットワーク経由で送られてきても良い。第4の手段としては、デジタル放送あるいはネットワーク経由で、アナログ受信部の電源供給を停止しアナログ放送に関する機能を無効化する新たな機器制御プログラムを受信し、そのプログラムに入れ替えることで切り替える。同様に新たな機器制御プログラムが記録されているディスクやメモリーカードなどのメディアを本機器に装着することで、そのプログラムに入れ替えることで切り替えても良い。
ここでは、アナログ放送に関する機能が無効化される例として、アナログ放送のEPG表示機能とチャンネルアップダウン機能について説明したが、それ以外にアナログチャンネルの受信周波数自動調整機能などアナログ放送がされていないと意味を成さない機能は全て無効化される。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における放送録画再生装置の構成図である。地上アナログ放送用アンテナから各チャンネルの放送波が周波数多重されたRF信号がアナログ放送受信処理部1に入力される。アナログ放送受信処理部1ではユーザが選択しているチャンネルに対応した周波数帯の信号をフィルタリングしFM復調することで選局したチャンネルの映像・音声信号101が得られる。この映像・音声信号101はAVエンコード部7に入力される。また、地上デジタル放送用アンテナから各チャンネルの放送波が周波数多重されたRF信号がデジタル放送受信処理部2に入力される。デジタル放送処理部2ではユーザが選択しているチャンネルに対応した周波数帯の信号をフィルタリングしOFDM復調し誤り訂正を施すことで圧縮映像データと圧縮音声データが多重化されたTS201が得られる。AVエンコード部7では、映像・音声信号101に対して映像・音声エンコード処理を施すことで圧縮映像データと圧縮音声データを生成し、それぞれのデータを多重化処理することでTS701を生成する。映像・音声信号からTSへのエンコード処理の詳細は文献「最新MPEG教科書:マルチメディア通信研究会編、藤原洋監修、アスキー出版社」の第7〜11章を参照のこと。
デジタル放送を受信して得たTS201とアナログ放送を受信しエンコードして得たTS701とはスイッチ8に入力される。スイッチ8ではユーザが録画チャンネルとしてアナログ放送を選局している場合は“1”側が、デジタル放送を選局している場合には“2”側が選択され、選択された側のTS801がストリーム記録処理部9に入力される。ストリーム記録処理部9ではTS801に対して記録のための処理が施され記録再生部10で記録メディアに記録される。ここで、記録メディアとは磁気テープ、磁気ディスク、光ディスクや半導体メモリーといったデジタルデータを記録再生できるメディアである。
ストリーム記録処理部9における処理の一例を説明する。入力されるTS801を構成するパケットごとにパケット到着タイミングを表わすタイムスタンプを多重する。例えば188バイトのパケットに4バイトのタイムスタンプを多重して192バイトにする。このタイムスタンプ付パケットを所定の個数だけ集めて記録ブロックを生成し誤り訂正符号を付与して記録メディアに記録する。
再生指示を受けて、記録されているストリームが記録再生部10より再生されストリーム再生処理部11に入力される。ストリーム再生処理部11では再生のための処理が施され再生TS111が出力される。
ストリーム再生処理部11における処理の一例を説明する。まず、再生信号は誤り訂正処理がなされ、誤りがあれば訂正される。訂正できない誤りがある場合には、再度記録メディアより再生して誤り訂正処理をやり直す。誤り訂正されたストリームはパケットごとに多重されているタイムスタンプの示すタイミングにあわせて出力することで再生TS111が生成される。
再生TS111はスイッチ12に入力される。再生時にはスイッチ12では“2”側が選択され再生TS111がAVデコード部3に入力される。AVデコード部3では、再生TS111より圧縮映像データと圧縮音声データを抽出し、それぞれ映像デコード処理、音声デコード処理を施すことで、再生映像・音声信号301に伸張される。再生映像・音声信号301はスイッチ4に入力される。再生時にはスイッチ4では“2”側が選択され再生映像・音声信号301がAV出力処理部5に入力される。AV出力処理部5では、通常の再生時には再生映像・音声信号301がそのまま出力端子6より出力され、ユーザが再生番組情報や再生経過時間の表示を選択した場合には画像生成部で生成した再生付随情報502を再生映像の所定の位置に多重した映像・音声信号が出力される。
続いて放送視聴時の処理について説明する。デジタル放送TS201はスイッチ12に入力される。放送視聴時にはスイッチ12では“1”側が選択されデジタル放送TS201がAVデコード部3に入力される。AVデコード部3では、再生TS201より圧縮映像データと圧縮音声データを抽出し、それぞれ映像デコード処理、音声デコード処理を施すことで、デジタル放送映像・音声信号301に伸張される。デジタル放送映像・音声信号301はスイッチ4にアナログ放送映像・音声信号101とともに入力される。スイッチ4ではユーザがアナログ放送を選局している場合は“1”側が、デジタル放送を選局している場合には“2”側が選択され、選択された側の映像・音声信号401がAV出力処理部5に入力される。AV出力処理部5では、通常のTV視聴時には映像・音声信号401がそのまま出力端子6より出力され、ユーザがEPGの表示を選択した場合には画像生成部で生成したEPG画面の映像・音声信号501が出力される。EPG画面を生成するためのEPG情報は、実施の形態1で説明した手段で取得することができる。
アナログ放送が停波した直後には、ユーザが機器に付いているスイッチを切り替えることで、アナログ放送受信処理部1およびAVエンコード部7への電源供給が停止し、消費電力が抑えられる。また合わせて、アナログ放送のEPG表示機能、アナログ放送の選局機能、アナログ放送の録画機能が無効化される。アナログ放送のEPG表示機能とアナログ放送の選局機能の無効化については第1の実施例での説明と同様である。
アナログ放送録画機能の無効化について説明する。通常、放送番組の録画には2種類の方法がある。録画ボタンを押すことで、現在放送中の番組を録画開始し、停止ボタンを押すことで録画終了する「マニュアル録画」と、予めEPG画面上などで録画したい番組を指定しておくことで自動的に録画してくれる「予約録画」である。まず、マニュアル録画においては、アナログ放送の選局機能と同様に録画チャンネルとしてアナログ放送のチャンネルが選択できなくなることで無効化される。また、予約録画においては、アナログ放送の予約録画用のEPG画面が表示されなくなることで無効化される。デジタル放送の予約録画用のEPG画面は表示される。また、以前になされているアナログ放送の予約録画は取り消される。この時、TV画面上には予約取り消しのメッセージが表示される。あるいは、同一の番組がデジタル放送で放送される予定の場合には予約をそちらに設定しなおす。
ここでは、アナログ放送が停波した直後に、ユーザが機器に付いているスイッチを切り替える場合について説明したが、実施の形態1で説明した他の手段によって切り替えても良い。
アナログ放送に関する機能が無効化される例として、アナログ放送のEPG表示機能とチャンネルアップダウン機能およびアナログ放送の録画機能について説明したが、それ以外にアナログチャンネルの受信周波数自動調整機能などアナログ放送がされていないと意味を成さない機能は全て無効化される。
実施の形態1として映像・音声信号を出力端子6より出力する放送受信装置の場合について説明したが、TV表示部およびスピーカ部を備える放送受信装置を含むTV装置の場合でも同様である。また、実施の形態2として映像・音声信号を出力端子13より出力する場合について説明したが、TV表示部およびスピーカ部を備える録画再生装置内蔵のTV装置の場合でも同様である。
本発明にかかる放送受信装置および放送録画再生装置は、アナログ放送の停波直後に実施する所定の操作によってアナログ放送受信部の電源供給を停止するとともにアナログ放送に関わる機能を無効化することによって、不要な消費電力を削減するとともにアナログ放送に関連する機能を無効化することでデジタル放送専用機器と同様の良好な操作性を実現することが必要な用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における放送受信装置のブロック構成図 本発明の実施の形態1、2におけるチャンネルアップ時の放送受信チャンネルの遷移を示す説明図 本発明の実施の形態2における放送録画再生装置のブロック構成図
符号の説明
1 アナログ放送受信処理部
2 デジタル放送受信処理部
3 映像音声(AV)デコード部
4 映像音声信号スイッチ
5 映像音声(AV)出力処理部
6、13 映像音声(AV)出力端子
7 映像音声(AV)エンコード部
8、12 ストリームスイッチ
9 ストリーム記録処理部
10 記録再生部
11 ストリーム再生処理部

Claims (21)

  1. チャンネル変更操作を検出し指定したチャンネルへの選局指示を行う選局制御部と、アナログ放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像信号あるいは音声信号のうち少なくとも一方を含む映像音声信号に復調するアナログ放送受信処理部と、デジタル放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像データあるいは音声データのうち少なくとも一方を含む映像音声ストリームを抽出するデジタル放送受信処理部と、前記映像音声ストリームをデコードして映像音声信号に復号する映像音声デコード部と、前記アナログ放送受信処理部からの映像音声信号と前記デコード部からの映像音声信号とから前記選局制御部の指示に応じた映像音声信号を選択し出力するスイッチ部と、所定の情報を視覚的に伝えるための画像を生成する画像生成部と、前記スイッチ部からの映像音声信号を入力とし前記画像生成部からの映像と切り替えてあるいは多重して出力する映像音声出力処理部とからなる放送受信装置であって、所定の切り替え操作によって、前記アナログ放送受信処理部の電源供給を停止すると共に、アナログ放送に関わる機能を無効化することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記所定の切り替え操作は、ユーザが設定を切り替える操作であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記所定の切り替え操作は、アナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で送られてくる切り替え指示を受けて実施されることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  4. 前記所定の切り替え操作は、ユーザが設定した切り替え日時に達したことを装置内の日時情報を基準に検出して切り替える操作であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  5. 前記所定の切り替え操作は、アナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で送られてきた切り替え日時に達したことを装置内の日時情報を基準に検出して切り替える操作であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  6. 前記所定の切り替え操作は、デジタル放送あるいはネットワーク経由で装置の制御プログラムを入れ替えるあるいは修正することで切り替える操作であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  7. 前記所定の切り替え操作は、装置の制御プログラムあるいはその修正のためのプログラムが記録されたメディアを装置に装着し、制御プログラムを入れ替えるあるいは修正することで切り替える操作であることを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  8. 前記アナログ放送に関わる機能は、アナログ放送のチャンネルが選局でき、選局したチャンネルの映像信号あるいは音声信号を出力する機能であることを特徴とする請求項1から7記載の放送受信装置。
  9. 前記アナログ放送に関わる機能は、アナログ放送の番組表情報をアナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で取得し、前記画面生成部で番組表を作成して前記映像音声出力処理部より出力する機能であることを特徴とする請求項1から7記載の放送受信装置。
  10. チャンネル変更操作を検出し指定したチャンネルへの選局指示を行う選局制御部と、アナログ放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像信号あるいは音声信号のうち少なくとも一方を含む映像音声信号に復調するアナログ放送受信処理部と、前記アナログ放送受信処理部からの映像音声信号をデータ圧縮して映像音声ストリームを生成する映像音声エンコード部と、デジタル放送を受信して前記選局制御部からの指示に応じたチャンネルの映像データあるいは音声データのうち少なくとも一方を含む映像音声ストリームを抽出するデジタル放送受信処理部と、前記映像音声エンコード部からの映像音声ストリームと前記デジタル放送受信処理部からの映像音声ストリームとから前記選局制御部の指示に応じた映像音声ストリームを選択し出力するスイッチ部と、録画時には前記スイッチ部からの映像音声ストリームを記録メディアに記録する記録再生部と、再生時には前記記録再生部からの再生映像音声ストリームをデコードして映像音声信号に復号する映像音声デコード部と、所定の情報を視覚的に伝えるための画像を生成する画像生成部と、前記映像音声デコード部からの映像音声信号を入力とし前記画像生成部からの映像と切り替えてあるいは多重して出力する映像音声出力処理部とからなる放送録画再生装置であって、所定の切り替え操作によって、前記アナログ放送受信処理部の電源供給を停止あるいは前記アナログ放送受信処理部と前記映像音声エンコード部の両方の電源供給を停止すると共に、アナログ放送に関わる機能を無効化することを特徴とする放送録画再生装置。
  11. 前記所定の切り替え操作は、ユーザが設定を切り替える操作であることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  12. 前記所定の切り替え操作は、アナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で送られてくる切り替え指示を受けて実施されることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  13. 前記所定の切り替え操作は、ユーザが設定した切り替え日時に達したことを装置内の日時情報を基準に検出して切り替える操作であることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  14. 前記所定の切り替え操作は、アナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で送られてきた切り替え日時に達したことを装置内の日時情報を基準に検出して切り替える操作であることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  15. 前記所定の切り替え操作は、デジタル放送あるいはネットワーク経由で装置の制御プログラムを入れ替えるあるいは修正することで切り替える操作であることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  16. 前記所定の切り替え操作は、装置の制御プログラムあるいはその修正のためのプログラムが記録されたメディアを装置に装着し、制御プログラムを入れ替えるあるいは修正することで切り替える操作であることを特徴とする請求項10記載の放送録画再生装置。
  17. 前記アナログ放送に関わる機能は、アナログ放送のチャンネルが選局でき、選局したチャンネルの映像信号あるいは音声信号を出力する機能であることを特徴とする請求項10から16記載の放送録画再生装置。
  18. 前記アナログ放送に関わる機能は、アナログ放送の番組表情報をアナログ放送あるいはデジタル放送あるいはネットワーク経由で取得し、前記画面生成部で番組表を作成して前記映像音声出力処理部より出力する機能であることを特徴とする請求項10から16記載の放送録画再生装置。
  19. 前記アナログ放送に関わる機能は、アナログ放送の番組を録画する機能であることを特徴とする請求項10から16記載の放送録画再生装置。
  20. アナログ放送の番組を録画する機能を無効化する際に、録画予約されているアナログ放送番組が存在する場合にはその予約を取り消すことを特徴とする請求項19記載の放送録画再生装置。
  21. 録画予約されているアナログ放送番組の予約を取り消す際に、出力映像に予約を取り消した旨を通知するためのメッセージを表示することを特徴とする請求項20記載の放送録画再生装置。
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