JP4386065B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents

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本発明は、デジタル放送により送られるAV(オーディオ・ビデオ)コンテンツを取り扱うための装置及びその方法に関し、特に、HDD等の情報記録媒体を内蔵したデジタル放送受信装置、及び、かかる装置におけるデジタル放送の記録方法に関する。
近年、放送衛星、通信衛星などによる放送、更には、地上波による放送おいても、従来のアナログ方式のテレビジョン放送に代わって、所謂、デジタル方式のテレビジョン放送が普及しつつあり、一般の家庭においても、かかるデジタル放送を受信するためシステムが普及してきている。なお、かかるシステムにおいては、従来のアナログ放送に比較して、多数のチャネルを確保することが可能であることから、極めて多くの数の番組が放送されている。
かかるシステムにおいては、上述したように、極めて多くの数の番組が放送されることから、その中から迅速に所望の番組を選択することを可能にするため、EPG(Electrical Program Guide)と呼ばれる電子番組ガイドが、例えば、下記の特許文献1などにより、既に提案されており、また、その改良案が、例えば、下記の特許文献2などにより提案されている。
一方、かかるシステムにおいては、その放送番組の数の多さからも、放送により送られたコンテンツ(例えば、映像・音声による番組、データ放送による番組、データ放送によるデータを含む)を、例えば、内蔵した記憶手段に記憶することが可能な放送受信装置も、例えば、以下の特許文献3により、既に、知られている。なお、この特許文献3には、所謂、番組を予約する際に用いる番組表示に関し、その操作性や操作感覚を改善するための技術を開示するものである。
また、以下の特許文献4には、装置内に内蔵したハードディスクドライブ(HDD)等を利用して、上記のようなAVコンテンツを取り扱うための装置が開示されており、特に、この文献では、かかる装置において記録されたコンテンツの移動(MOVE)を、その途中での電源の中断等にもかかわらず、確実に対応するための技術を開示している。
特開平6−325940号公報 特開平8−289201号公報 特開平9−270969号公報 特開2002−300517号公報
上述したように、近年におけるデジタル放送の普及に伴って、特に、放送番組の予約における番組の表示や操作性に関しては、上記の特許文献2や特許文献3にも知られるように、種々の提案がなされ、その操作性が著しく改善されてきている。ところで、これらの改良は、主に、放送の内容である番組をロゴなどを用いて直感的に選択可能にし、或いは、その内容の詳細情報を表示する正式番組表示欄を常に画面の一部に表示することにより、予約番組の確認を確実にするものであり、しかしながら、かかる番組による記録予約に代えて、例えば、時間帯(現在時刻を含めて、未来における所望の時刻から開始し、その後、未来における所望の時刻において終了する)による記録予約については、未だ、以下のような問題点があった。
すなわち、通常、放送番組による記録予約は、例えば、上記のEPGと呼ばれる電子番組ガイドによっても、せいぜい1週間程度先までの予約が可能であるものであり(一般的に、番組表は、1週間先までのデータしかない)、そのため、それ以上先(未来)における記録予約に対応することは出来ない。そのため、例えば1週間以上先の番組に対する記録予約は、上記した時間帯による記録予約を行なう必要がある。また、操作者によっては
、特に番組の内容に関係なく、あるいは、そのための操作の煩雑さを理由として、所望のチャンネルに対し(を指定して)、所望の時間帯だけを設定して記録予約を行なうことがある。
しかしながら、このように、所望のチャンネルに対し(を指定して)所望の時間帯だけ記録予約を行なった場合、例えば上記HDD内に記録される番組データは、1個のファイルとして記録・保存されることとなり、これでは、その後に操作者が編集作業を行なう場合等において、その取り扱いが不便であるという問題点があった。すなわち、かかる所望の時間帯(通常、数時間)内において、複数の番組が放送されていた場合、その後の編集作業では、これら複数の番組を各個別の番組毎に編集し直し、その結果、不必要な番組を削除する等。
そこで、本発明では、上述した従来技術における問題点を解消し、すなわち、複数のデジタル放送番組からチャンネルを選択して自動的に記録媒体に記録することが可能なデジタル放送受信装置において、所望のチャンネルの放送内容を時間帯だけを指定して記録を指定した場合にも、その後、この記録された放送内容を取り扱い易くし、もって、記録された放送内容のその後の操作性を改善することが可能なデジタル放送受信装置、そして、かかる装置にけるデジタル放送の記録方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一実施の態様は、例えば特許請求の範囲に記載された技術的思想を用いればよい。
上記のように、本発明になるデジタル放送受信装置及びそのデジタル放送の記録方法によれば、所望のチャンネルの放送内容を時間帯だけを指定して記録を指定した場合にも、その放送番組の内容に基づいて複数に分割して記録されることから、時間帯だけで行なったにもかかわらず、記録された内容がその番組毎に分割されていることから、その後の記録内容の取り扱い性が向上され、かつ、その操作性を改善することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
まず、添付の図2は、本発明の一実施の形態になるデジタル放送受信装置の構成の一例を示すブロック図であり、この図において、符号100は、デジタル放送を受信して、その放送内容(映像・音声による番組、データ放送による番組、データ放送によるデータを含む)を、例えば、プラズマディスプレイパネルや液晶ディスプレイパネルなど、所謂、フラットパネルディスプレイ(FPD)200上に表示するAV機器(デジタル放送受信装置)を示している。
図2において、符号110は、放送されたデジタル放送を受信するためのパラボラアンテナを示しており、このアンテナ110からのRF信号は、上記デジタル放送受信装置100においてチューナモジュール(又は、フロントエンド)120を構成するチューナ121に供給されて復調される。このチューナ121の出力は、やはりチューナモジュール120を構成する、例えば、QPSK復調回路122に供給され、これによりQPSK復調が行なわれる。その後、このQPSK復調回路122の出力は、やはり上記チューナモジュール120を構成するエラー訂正回路123に供給され、ここで、伝送中に生じたエラーが検出されて訂正が行なわれる。すなわち、このチューナモジュール120は、指定された周波数の信号を選局し、TS(トランスポートストリーム)を抽出する。
デマルチプレクサ124は、上記チューナモジュール120のエラー訂正回路123から出力される信号を入力し、データバッファメモリ(DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)125に一旦記憶した後、適宜これを読み出して解読し、この解読した映像・音声信号をMPEGデコーダ126に供給する。すなわち、このデマルチプレクサ124におけるデマルチプレックス処理は、送信側における多重装置(MUX)において映像や音声などの複数のストリームが多重されたトランスポートストリーム(TS)から、必要なストリームを取り出す処理であり、様々なストリームのパケットの中から、必要とするストリームを取り出すための、所謂、フィルタリングを行なう。すなわち、あるチャンネルに選局した場合、そのチャンネルのPMTには、そのチャンネルのサービスを構成する映像や音声ストリームのPID(パケットID
)が指定されており、そこで、受信器側では、そのPIDのパケットをフィルタリングして、映像や音声のストリームを取り出すことで、番組を提示することが出来る。また、その中に含まれるSI(Service Information)などのセクション形式の信号は、PIDの他にテーブルIDなどをも用いて取り込まれる。
すなわち、添付の図3にも示すように、TSパケットと呼ばれる伝送単位で時分割多重して伝送されてきた信号から、所望のチャンネルのTSパケットを取り出してPES(Packetized Elementary Stream)を、そして、映像や音声のストリームであるES(Elementary Stream)を構成している。なお、上記TSパケットのペイロードでは、上記のような映像や音声のストリーム(ES)をパケット化したPESの他に、セクションと呼ばれる形式のデータも格納されて伝送されている。なお、このEPGとして表示される情報には、番組配列情報(SI:Service Information)や選局のための種々の情報が含
まれており、さらに、このSIは、EIT(Event Information Table)やSDT(Service
Description Table)等、番組やサービスの情報を記述したセクション形式のデータで構成されている。
なお、上記EITの具体的な構成を、添付の図4に示す。図において、各event
descriptorsには、記述するイベント(番組)の識別番号を提供するevent_id(2)が配置され、その次に、イベントの開始時刻をUTCとMJD表示するstart_time(5)が配置されている。その次のduration(3)は、イベント(番組)の継続時間を、時、分、秒で表示している。このように、TSパケットにより伝送されてデマルチプレクサ124で取り出された映像や音声のストリームの一部である、番組配列情報SIのEIT情報を利用することによれば、取り出された番組を、その内容毎に、個別に識別することが可能である。
一方、再び、上記図2に戻り、上記のデマルチプレクサ124には、更に、CPU、ROM及びRAM等を内蔵するICカードにより構成されたCAM(Conditional Access Module)160を挿入して、そこに記憶されたキーを読み出すためのカードリーダインターフェース(I/F)161が接続されている。即ち、このCAM160には、暗号を解読するために必要なキーが、解読プログラムと共に格納されており、例えば、有料放送などスクランブルを掛けて伝送された信号を提示するため、所謂、デスクランブル処理を行なうためのものである。なお、ここでは、カードリーダI/F161を介してCAM160からこのキーが読み出され、デマルチプレクサ124に供給され、もって、デマルチプレクサ124はこのキーを利用して、暗号化された信号を解読する。
次に、上記のデマルチプレクサ124で取り出された映像や音声のストリームは、MPEGデコーダ126に供給され、このMPEGデコーダ126では、入力されたデジタル信号を内蔵したDRAM等に適宜記憶させて、MPEG方式(特に、MPEG2)により圧縮されている映像・音声信号のデーコード(復号化)処理を行なう。その後、この復号化された映像・音声信号は、図のフォーマットコンバータ127を介して所定のフォーマットに変換され、例えば、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等の所謂フラットパネルディスプレイ(FPD)200へ出力され、又は、NTSCコンバータ128、D/Aコンバータ129等を介してNTSC映像信号及びアナログ音声信号に変換され、所定のインターフェースを介して、例えば、CRT、VCR、DVDレコーダ等の外部機器へ出力されることとなる。
また、上記図2において、上記デジタル放送受信装置100内には、CPU(Central Processor Unit)130が設けられており、このCPUは、ROM131内に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行する。例えば、上記チューナモジュール120を構成するチューナ121、QPSK復調回路122、エラー訂正回路123等を制御する。また、赤外線制御信号を発生し又は受信するIR送受信部135を備えており、上記CPUは、このIR送受信部介して、他のAV機器に所定の制御信号を出力し、又は、他のAV機器からの制御信号を受信する。
このCPU130に対しては、装置のフロント面に設けられたフロントパネル136の各種の操作ボタンスイッチを操作することにより、各種の指令を直接入力することもできる。また、これとは別に、所謂、リモートコントローラ140が設けられており、このリモートコントローラの各種のボタンを操作することによっても各種の指令を入力することが出来、この入力信号は、上記リモートコントローラの先端部に設けられたIR発信部から赤外線として上記IR送受信部132へ出射される。この入力信号は、上記CPU130に対して入力され、もって、このリモートコントローラを操作することによっても、CPUに対して所定の指令を入力することが出来る。
そして、上記図2では、更に、上記デジタル放送受信装置100内に、番組のコンテンツ(映像・音声情報)を記録するため、ハードディスクドライブ(HDD)150を内蔵している。なお、このHDD150内に記録されるデータは、上記MPEGデコーダ126で復号化された映像・音声信号を、再び、MPEGエンコーダ151においてデジタル信号として圧縮し、その後、所定の記録処理を実行してデータの記録を行なうHDD処理回路152を介して、上記HDD150内に記録する。また、図に矢印で示すように、上記MPEGデコーダ126で復号化された映像・音声信号がこのHDD処理回路152に直接入力されると共に、また、一旦記録した情報を再生する場合には、上記HDD150から読み出された圧縮信号は、このHDD処理回路152を介して、再び、上記MPEGデコーダ126へ入力される。すなわち、映像・音声信号のデコード(復号化)処理を行ない、この復号化された映像・音声信号は、フォーマットコンバータ127を介して所定のフォーマットに変換されてフラットパネルディスプレイ(FPD)200へ出力され、再生され、又は、VCR、DVDレコーダ等の外部機器へ出力される。
次に、上記にその構成について詳細に説明した本発明になるデジタル放送受信装置100における動作、特に、デジタル放送の記録動作について、以下に詳細に説明する。なお
、以下の説明では、予約したいチャンネル、開始・終了時刻、日付などを直接指定して予約する(即ち、番組の内容を指定せず、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画)、所謂、マニュアル予約について説明する。
このマニュアル予約は、添付の図5にその詳細を示した、操作を実行するための各種の指令を入力するリモートコントローラ140を利用して行なう。まず、リモートコントローラ140上部に設けられ、複数の扇形のスイッチを円環状に配列したスイッチの中から、「べんり」ボタン141を押す。これにより、上記FPD200の表示画面上には、「予約一覧」を含めた複数の画面が表示され、そこで、上記扇形スイッチを円環状に配列したスイッチの中心部に配置した「決定スイッチ」142を移動しながら上記「予約一覧」を選択する。これにより、上記FPD200の表示画面上には、添付の図6に示す「予約一覧」の画面が表示される。すなわち、操作者は、この「予約一覧」の画面上で、所望のチャンネルについて所望の時間帯を指定した録画を予約することが出来る。なお、この例では、10月26日(金曜日)、午前10時35分から午前11時35分までの時間帯で
、BS181チャンネル35を、録画先であるHDD(ハードディスクドライブ)へ、主音声と副音声と共に記録することが予約されている。
また、デジタル放送の記録に関しては、上記の以外の画面を利用して予約してもよいことは当然であろう。或いは、その他、例えば、上記リモートコントローラ140の下部に配置された「録画」ボタン143を押して録画を介して、その後、「停止」ボタン144
を押して録画を行なってもよい。なお、ここでは具体的には説明しないが、その際には、録画の終了時だけを予約しておくとことも可能である。
次に、上記に説明した、番組の内容を指定せず、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画を行なった場合における、上記デジタル放送受信装置100における動作について、添付の図1に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
まず、予約録画の場合について説明する。すなわち、予約した録画予約開始時刻になると、装置は、自動的に予約録画動作を開始する(ステップS10)。この予約録画動作の開始に伴って、録画ファイルの作成を開始する(ステップS11)。その後、この作成した録画ファイル内に、指定されたチャンネルの映像・音声信号を、放送記録部であるHDD150へ記録する。具体的には、上記MPEGデコーダ126で復号された信号を、再度、上記MPEGエンコーダ151で圧縮した信号を、HDD処理回路152を介して記録する。それと同時に、本発明では、上記の映像・音声のストリーム内に含まれる番組配列情報(SI)のEIT情報を画像番組情報として取得する(ステップS12)。この画像番組情報(EIT情報)によれば、放送番組の同一性を識別することが可能となる。即ち、上記HDD150へ記録中の番組の映像・音声信号が、同一の番組のものであるか、或いは、他の番組の映像・音声信号に変わった(先の番組が終了したか)を判定することが出来る。
次に、終了時刻判定を行なう(ステップS13)。ここでは、上記ステップS12において録画していた番組が終了した場合、すなわち、画像番組情報(EIT情報)によれば他の番組の映像・音声信号にとなった場合には、その番組終了時刻が予約された録画終了時刻より前であるか否かを判定する。なお、番組を指定した録画予約においては、通常、この番組終了時刻で録画を終了することとなる。ここでは、しかしながら、設定された時間帯で録画を行なうことから、その番組が終了した時刻が予約した終了した時刻の前である(「はい」)と判断された場合には、それまで行なった番組の録画を終了し、それと同時に、その録画ファイルを閉じる(ステップS14)。すなわち、録画しているチャンネルの番組が終了した時点において、その録画ファイルを閉じることとなる。なお、この例では、より詳細には、上記ステップS14では、録画番組の終了時刻が上記予約終了時刻より前か否かを判定しており、これにより、丁度、予め設定された時間帯内で終了しなかった場合には、当該番組が終了するまで待って録画動作を終了するようにしている。
その後、処理は、再び、上記ステップS11へ戻り、新たに、録画ファイルの作成を開始する(ステップS11)。その後、上記のステップS12、ステップS13を実行し、上記の処理を、予め予約された予約終了時刻まで続けることとなる。そして、上記ステップS13において「いいえ」、即ち、予め設定された時間帯を経過した後に、その録画ファイルを閉じ(ステップS15)、もって、予約録画動作を終了する(ステップS16)。なお、ここでも、上述と同様に番組の終了を待って録画動作を終了する場合には、当該録画中の番組の記録を終了した後に予約録画動作を終了する。
以上に説明した本発明になるデジタル放送受信装置100の動作における、特に、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画を行なった場合の動作を、添付の図7を参照しながら説明する。
すなわち、図7において、ある所望のチャンネルについて、録画時刻を、t1〜t2の時間帯で設定した場合、当該チャンネルにおける番組の内容が、その時間帯の中で、例えば番組Aから番組Bに変った場合、更には、特に、番組Bが設定した時間帯t1〜t2を多少延長して放送された場合を考える。すなわち、上記の本発明になるデジタル放送受信装置100における記録方法によれば、図からも明らかなように、その録画予約画設定されたチャンネルにおいて、その放送番組が変った場合には、上記放送記録部であるHDD150に記録される放送内容(映像・音声データ)は、それぞれ異なるファイル(ファイルA、ファイルB)内に記録されることとなる。また、かかる場合において、最後に記録された放送が設定した終了時刻を越えて放送された場合にも、例えば、図の番組Bのように、当該番組Bが終了されるで、上記のファイルB内に記録されることとなる。
上記のように、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画を行なった映像・音声データは、それぞれ異なる番組毎に分割してファイル(ファイルA、ファイルB)内に記録されることとなるが、続いて、これら各ファイル内に記録された映像・音声データを再生する場合の動作について、添付の図8〜10を参照しながら説明する。
まず、添付の図8には、上記のようにして録画された映像・音声データを再生しようとする場合、録画された番組を、所謂、上記FPD200の表示画面上にサムネイル表示する場合を示している。なお、この場合、上記図4に示したリモートコントローラ140の「録画番組」ボタン145を選択することにより表示される。これによれば、例えば、チャンネルBS181において、2003年10月26日(金曜日)の所望の時間帯(AM10:35〜AM11:35)を指定して録画予約を行なった場合、当該時間帯に放送された2つの番組(番組名AとB)は、それぞれ、個別のファイル(ファイルA、ファイルB)に記録され、かつ、その後の録画データの再生の際にも、個別のサムネイルにより、別個に表示されることとなる。なお、このサムネイルによる録画番組の表示において、各サムネイルに表示される映像を動画とすることも可能である。
また、添付の図9は、上記の記録された2つの番組(番組名AとB)の個別のファイル(ファイルA、ファイルB)を、やはり、上記と同様に、個別の番組に分けて、カレンダー形式の録画表示した場合の、上記FPD200の表示画面の例を示している。すなわち、図の横方向に示した日付の下に示された枠内に、録画されたチャンネルの内容が、その番組名により、図の左側に表示された時間帯に対応して表示される。また、添付の図10は、リスト形式の録画表示した場合の例を示している。なお、このように、当該時間帯に放送された所望のチャンネルで放送された複数の番組を、それぞれ、個別のファイルに記録することによれば、記録の後、録画データを再生しようとする場合、その番組毎に別個に表示することが可能となり、操作者にとって、便利である。また、録画データを再生だけに限らず、録画後にそのデータ編集をしようとする場合にも、その内容(番組名等)を容易に確認することが出来ることから、やはり、操作者にとって便利である。
また、添付の図11には、上記図1に示した録画予約による動作に代え、例えば、上記図5に示したリモートコントローラ140の下部に配置された「録画」ボタン143を押することにより録画を開始した場合の動作を示している。図からも明らかように、上記図1のフローチャートに示したステップをほぼ同様であるが、しかしながら、上記ステップS12を実行した後、操作者が上記リモートコントローラ140の「停止」ボタン144を押すなど、録画停止操作されたか否かを判定する(ステップS13’)。その結果、停止操作がされた(「はい」)の場合には、上記ステップS15へ移動して録画を停止し、他方、停止操作がされていない(「いいえ」)の場合には、上記ステップS13へ移動して、上記の終了時刻判定を行なう。なお、その他のステップの内容は、上記図1のそれと同様であり、ここではその説明は省略する。
加えて、以上の説明では、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画を行なった映像・音声データを、上記本発明になるデジタル放送受信装置100に内蔵したHDD150内に記録する動作について説明した。しかしながら、本発明は、上記の他、例えば、上記図2に示したNTSCエンコーダ128やD/A変換器129を介して、例えば、ビデオテープレコーダ(VCR)やDVDレコーダ等の外部記録装置へ記録する場合にも適用することが出来る。
なお、この場合には、上記CPU130は、IR送受信部135を介して、赤外線による制御信号を外部記録装置へ送出する。すなわち、上記の図1又は図11に示したフローチャートにおいて、ステップS14の録画ファイルを閉じる動作に代えて、記録動作の停止を指示する「STOP」指令を上記IR送受信部135送出すると共に、上記ステップS11においては、録画の開始を指示する「REC」指令を送出する。また、上記図2には示されていないが、IEEE1394等の高速デジタルインターフェイスを採用し、デジタル記録装置に対してデジタル出力する場合であっても、同様の動作にて、映像信号を各番組毎にファイルを分けて記録することが出来る。
かかる動作によれば、所望のチャンネルについて所望の時間帯だけを指定した録画を行なった場合にも、上記と同様に、チャンネルで放送された映像・音声信号を記録する際、所望の時間内で放送された各番組の終了時と開始時において、それぞれ、記録開始と終了の動作が行なわれることとなる。そして、これによれば、例えば、ビデオテープレコーダ(VCR)では、各番組の最初に、当該番組の開始を示すための区切りを示す信号が記録されるため、その後、その記録した内容を編集する場合に都合がよい。また、DVDレコーダにおいても、上記の記録開始と終了の動作により、光ディスク内に記録されるセクタが分割されて記録されることとなり、やはり、その後に記録内容の編集をする場合に都合がよい。
本発明の実施の形態になるデジタル放送受信装置において実行されるデジタル放送の記録方法を説明するためのフロー図である。 上記本発明になるデジタル放送受信装置の内部の詳細構成を示すブロック図である。 上記デジタル放送受信装置で受信する放送データの形式やその内容を説明する図である。 上記デジタル放送受信装置で受信する放送データのうち、EIT(Event Information Table)の具体的構成を示す図である。 上記デジタル放送受信装置において録画動作に使用されるリモートコントローラの具体的構成を示す正面図である。 上記デジタル放送受信装置において、所望のチャンネルと時間帯により録画予約を行なう際に表示される予約一覧の画面を示す図である。 上記デジタル放送受信装置において、所望のチャンネルと時間帯により録画予約を行なった場合のファイルの作成について説明する図である。 上記デジタル放送受信装置において、所望の時間帯で録画した内容を、再生動作時に、番組毎に表示する録画画面(サムネイル方式)の一例を示す図である。 上記デジタル放送受信装置において、所望の時間帯で録画した内容を、再生動作時に、番組毎に表示する録画画面(カレンダー方式)の一例を示す図である。 上記デジタル放送受信装置において、所望の時間帯で録画した内容を、再生動作時に、番組毎に表示する録画画面(リスト方式)の一例を示す図である。 上記デジタル放送受信装置において実行される、本発明の他の実施の形態になるデジタル放送の記録方法を説明するフロー図である。
符号の説明
100 デジタル放送受信装置
110 パラボラアンテナ
120 チューナモジュール
124 デマルチプレクサ
126 MPEGデコーダ
130 CPU(Central Processor Unit)
135 IR送受信部
140 リモートコントローラ
150 ハードディスクドライブ(HDD)
151 MPEGエンコーダ
152 HDD処理回路
200 フラットパネルディスプレイ(FPD)

Claims (4)

  1. デジタル放送番組を受信するチューナと、
    前記チューナからの信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調された信号から所望の信号を取り出すデマルチプレクサと、
    前記デマルチプレクサにより取り出された前記所望の信号をデコードするデコーダと、
    前記デコーダによりデコードされた信号を記録する第1記録手段と、
    前記チューナ、復調手段、デマルチプレクサ、デコーダ及び記録手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    ャンネル及び時間帯を指定して複数の番組を記録する場合、当該指定された時間帯内の当該指定されたチャンネルの番組を番組毎の個別のファイルに分割して前記第1記録手段に記録し、
    前記複数の番組のうち前記指定された時間内において最後に記録される番組の終了時刻と前記指定された時間帯の終了時刻とを比較し、当該最後に記録される番組の終了時刻が前記指定された時間帯の終了時刻よりも遅い場合は、当該最後に記録される番組の終了時刻に前記第1記録手段への記録を終了することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 放送内容等が表示される表示手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に前記記録手段に記録された番組毎のファイルについて、少なくとも各ファイル内に記録されている番組の番組名、当該番組の放送開始日時、当該番組の放送時間の長さ、又は当該番組の放送されたチャンネルの少なくとも一つを表示させることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 外部記録装置である第2記録手段を備え、
    ャンネル及び時間帯を指定して複数の番組を記録する場合に、前記指定された時間帯内の前記指定されたチャンネルの番組を番組毎に分割した個別のファイルを、前記第2記録手段に記録することを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. デジタル放送番組を受信する受信ステップと、
    チャンネル及び時間帯を指定して前記受信ステップで受信する複数の番組を記録する場合、当該指定された時間帯内の当該指定されたチャンネルの番組を番組毎の個別のファイルに分割して記録するステップと、
    前記複数の番組のうち前記指定された時間帯内において最後に記録される番組の終了時刻と前記指定された時間帯の終了時刻とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおいて前記最後に記録される番組の終了時刻が前記指定された時間帯の終了時刻よりも遅いと判断された場合は、当該最後に記録される番組の終了時刻に記録を終了する記録終了ステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信方法。
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