JP2006157623A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可変指向性アンテナを利用する放送受信装置において、適切なタイミングでチャンネルサーチが行なわれるようにする。
【解決手段】 放送受信装置1では、CPU10Aは、チャンネルサーチとして、各チャンネルごとに、スマートアンテナ30を、当該スマートアンテナ30に対して定義された16方向すべてに制御し、放送波が受信できるかどうかを判断する。なお、チャンネルサーチは、基本的には、メモリ10Bに記憶されている、チャンネルサーチを開始するべき時刻に開始されるが、チューナ16が動作中であれば、当該チューナ16の動作が終了するのを待って、行なわれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送受信装置に関し、特に、可変指向性アンテナを利用した放送の受信が可能な放送受信装置に関する。
テレビ放送には、VHF(Very High Frequency)およびUHF(Ultra High Frequency)の周波数帯域が割当てられている。一般的に、テレビ放送の信号受信には八木アンテナが用いられる。八木アンテナは、反射器、放射器および導波器で構成されており、反射器の働きにより導波器側へ強い指向性を有し、利得も大きいといった長所がある。
良好な受信ができるように、八木アンテナは、その指向性が放送局の方向と一致するように設定される。そして、このようなアンテナを用いる受信装置では、チャンネルサーチという、当該受信装置が受信可能なチャンネルを検索する処理がなされる。
特許文献1には、自動的にチャンネルサーチが行なわれるデジタル放送受信装置が開示されている。このデジタル放送受信装置は、ユーザによって設定されたチャンネルサーチの実施日時が到来したときに電源ON状態でなければ電源ON処理を行なった後、チャンネルサーチ処理を行なう。また、電源ON状態であれば、電源OFFキーが操作されるまで待機した後、チャンネルサーチ処理を行なう。
また、特許文献2には、番組の非視聴状態時にチャンネルサーチが行なわれるデジタル放送受信装置が開示されている。このデジタル放送受信装置は、ユーザがリモコン送信機等を用いて受信装置に電源OFFの指示を出したときに、電源OFF処理を猶予して、チャンネルサーチ処理を行なう。
なお、一般的に、アンテナは、家屋の屋根等に固定して設置されるので、一旦設置されてしまうとその指向性を変更することは容易ではない。そのため、複数の放送局が分散して存在している場合には、その指向性に応じた特定の方向にある放送局の放送信号しか受信できなかった。
そこで、指向性を複数種類に切換えて、分散して存在する各放送局からの電波を受信できる可変指向性アンテナが考案されている。可変指向性アンテナには、たとえば、スマートアンテナがある。このスマートアンテナは、複数のアンテナ素子で構成され、各アンテナ素子を適当な振幅および位相により励振することで指向性を切換えることができる。
したがって、上述のスマートアンテナを用いることで、放送局が分散して存在している場合でも各放送局からの電波が受信可能となる。
特開2003−163853号公報 特開2003−163854号公報
なお、このような可変指向性アンテナを利用する受信装置では、少しでも電波状態の良い方向から電波を受信するために、従来の八木アンテナを利用する受信装置とは異なる態様で、チャンネルサーチが実行される必要があると考えられる。
具体的には、可変指向性アンテナを利用したチャンネルサーチは、八木アンテナのような単一指向性アンテナのチャンネルサーチの数倍の時間を要する。たとえば、単一指向性アンテナのチャンネルサーチには2分程度の時間を要していたものが、16方向切換可能な可変指向性アンテナのすべてのチャンネル(たとえば、チャンネルが2〜69まで設定されている場合)およびすべての受信方向について実行されるチャンネルサーチには、約30分程度の時間を要してしまう。このことから、可変指向性アンテナを利用する受信装置においては、チャンネルサーチを実行するタイミングについて、ユーザにできるだけ煩わしさを感じさせないような、格別の考慮が必要となると考えられる。
しかしながら、従来、可変指向性アンテナを利用する受信装置における、チャンネルサーチに関する技術は、あまり提供されていなかった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、可変指向性アンテナを利用する放送受信装置において、適切なタイミングでチャンネルサーチが行なわれるようにすることである。
本発明の或る局面に従った放送受信装置は、放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチのタイミングに関する情報、および、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中ではないことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段に記憶されているすべての周波数のそれぞれに関し、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中であると判断したときには、当該チューナの動作が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行し、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行している期間中に、前記チューナに対して、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において特定の周波数を選択する要求がなされた場合には、当該要求が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行することを特徴とする。
本発明の他の局面に従った放送受信装置は、放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチのタイミングに関する情報、および、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中ではないことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段に記憶されているすべての周波数のそれぞれに関し、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させることを特徴とする。
また、本発明の他の局面に従った放送受信装置では、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中であると判断したときには、当該チューナの動作が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行することが好ましい。
また、本発明の他の局面に従った放送受信装置では、前記制御手段は、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行している期間中に、前記チューナに対して、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において特定の周波数を選択する要求がなされた場合には、当該要求が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行することが好ましい。
本発明によると、チューナが動作している場合には、チャンネルサーチを開始するべき時刻となった場合でも、チャンネルサーチの実行が回避される。これにより、ユーザがチューナを動作させて番組の視聴をしている場合や、予約録画等のためにチューナが動作している場合に、チューナの動作がチャンネルサーチのために約30分程度も中断されるという煩わしい事態を回避できる。
また、本発明によると、チャンネルサーチを開始するべき時刻となった場合にチャンネルサーチの実行が回避された場合であっても、チューナの動作が終了したことを条件として、チャンネルサーチが実行される。これにより、ユーザに煩わしい思いをさせることなく、確実に、チャンネルサーチを実行できる。
また、本発明によると、チャンネルサーチが実行されているときに、チューナがユーザの番組視聴や予約録画等のために動作する場合には、チャンネルサーチは、中断された後、チューナのそのような動作が終了した後に、再度、実行される。これにより、ユーザに煩わしい思いをさせることなく、確実に、チャンネルサーチを実行できる。
本発明の放送受信装置の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
また、本実施の形態では、放送信号を受信するアンテナとしてスマートアンテナを用いることとする。しかし、本発明における可変指向性アンテナは、これに限定されず、指向性を切換えることが可能なアンテナであれば、他のアンテナを用いることができる。
図1は、本実施の形態の放送受信装置1の概略構成図である。
図1を参照して、放送受信装置1は、スマートアンテナ30と接続され、当該スマートアンテナ30を利用して放送信号を受信し、そして、当該スマートアンテナ30に対して受信方向切換信号を出力する。また、放送受信装置1は、モニタ40に対して映像信号および音声信号を出力する。さらに、放送受信装置1は、リモコン42から指令信号を受信する。
スマートアンテナ30は、上記したように、複数のアンテナ素子で構成される。そして、スマートアンテナ30は、放送受信装置1から送信される受信方向切換信号を受けて、各アンテナ素子に対する励振を変化させることにより、指向性を切換える。
モニタ40およびリモコン42の構成は、周知であるので詳細な説明は省略する。
放送受信装置1は、制御部10と、チューナ16と、デジタル復調器18と、アナログ復調器20と、OSD(On Screen Display)回路21と、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ22と、映像合成部23と、受信方向切換部24と、リモコン受信部26と、タイマ29とを含む。
制御部10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)10Aと、実行されるプログラム、プログラム実行中のデータ、およびプログラム実行結果のデータを記憶するメモリ10Bとからなる。
チューナ16は、受信した放送信号の中から、制御部10からの指令に応じて選択されたチャンネルに対応する放送信号を抽出する。そして、抽出された放送信号がデジタルテレビ放送信号である場合は、チューナ16は、デジタル復調器18に放送信号を出力する。一方、抽出された放送信号がアナログテレビ放送信号である場合は、チューナ16は、アナログ復調器20へ放送信号を出力する。
デジタル復調器18は、チューナ16から放送信号を受けて、映像および音声の信号であるMPEG信号に復調し、そのMPEG信号をMPEGデコーダ22へ出力する。ここで、デジタルテレビ放送信号は、リード・ソロモン符号および畳み込み符号で符号化されて送信される。そのため、デジタル復調器18は、上述の復号処理において誤り訂正ができる。この誤り訂正の処理過程において、デジタル復調器18は、受信した放送信号の受信データ誤り率を演算し、その受信データ誤り率を制御部10へ出力する。このとき、デジタル復調器18は、受信した放送信号に含まれる所定のデータ数毎に誤り訂正を行なうので、受信開始から1フレーム(1/30秒)以内で受信データ誤り率の演算ができる。制御部10は、受信データ誤り率によって、放送信号の信号レベルを判断することができる。
デジタルテレビ放送には、日本のISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式の他に、米国のATSC(Advanced Television Systems Committee)方式およびヨーロッパのDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)がある。いずれの方式においても、放送信号は符号化されて送信されるため、誤り訂正が可能であり、その処理過程において受信データ誤り率が演算できる。したがって、この発明の第1実施形態におけるデジタル復調器18は、上述のいずれの方式を用いてもよい。
アナログ復調器20は、チューナ16から放送信号を受けて、映像信号および音声信号へ復調する。そして、アナログ復調器20は、復調された音声信号を外部および録画部70へ出力する。また、アナログ復調器20は、復調された映像信号を映像合成部23および録画部70へ出力する。さらに、アナログ復調器20は、水平同期信号の捕捉の可否を制御部10へ出力する。
アナログテレビ放送信号には、走査線の水平走査および垂直走査を制御するために、水平同期信号および垂直同期信号が含まれている。そして、アナログ復調器20は、映像信号の復調を行なうために、上述の水平同期信号および垂直同期信号を捕捉する必要がある。なお、水平同期信号は、垂直同期信号に対して十分に周波数が高い。そのため、水平同期信号は、垂直同期信号に比較して、ノイズ等の影響を受けやすい。つまり、水平同期信号を捕捉できたか否かで受信状態を判断することができる。
また、アナログ復調器20は、AGC(Auto Gain Control)回路を含む。AGC回路は、アナログテレビ放送の放送信号の強弱による映像のコントラストの変化を軽減するために、フィードバック制御によりチューナ16からの放送信号を一定のレベルに保つ回路である。
AGC回路から出力される放送信号の電圧レベルが低い場合は、水平同期信号を捕捉できない。このため、AGC回路によって放送信号が増幅される。制御部10は、水平同期信号を捕捉できたときのAGC回路による放送信号の増幅率によって、放送信号の信号レベルを判断することができる。
水平同期信号を捕捉するにあたり、アナログ復調器20は、受信した放送信号に対して、雑音除去処理、周波数分離処理、同期信号分離処理および整形増幅処理等を行なう。このため、受信開始から水平同期信号の捕捉までには、上述のデジタル復調器18における受信データ誤り率の演算に比較して、多くの時間を要する。
アナログテレビ放送は、日本や米国等のNTSC(National System Committee)方式の他に、ドイツやイギリス等のPAL(Phase Alternation by Line)方式およびフランス等のSECAM(Sequentiel Couleur a Memoire)方式があるが、いずれの方式においても放送信号に水平同期信号が含まれているため、水平同期信号の捕捉の可否により受信状態を判断できる。本実施の形態のテレビ復調器20は、いずれの方式に対しても適用できる。
OSD回路21は、制御部10からの指令に応じて、モニタ40の画面上に情報を表示するためのOSD信号を生成して、映像合成部23へ出力する。本実施の形態では、OSD回路21は、ハードウェア回路で実現されることとする。しかし、これに限定されず、制御部10によりソフトウェアが実行されることによって、OSD回路21の機能が実現されるようにしてもよい。
MPEGデコーダ22は、デジタル復調器18から受けた信号を映像信号および音声信号に復号する。そして、MPEGデコーダ22は、復号された音声信号を、録画再生装置700等の外部の装置へ出力する。また、MPEGデコーダ22は、復号された映像信号を、映像合成部23および/または録画再生装置700へ出力する。
映像合成部23は、アナログ復調器20またはMPEGデコーダ22から受けた映像信号で示される映像に、OSD回路21から受けたOSD信号で示される映像を重畳させる。そして、映像合成部23は、重畳された映像を示す映像信号を、モニタ40等の外部へ出力する。
受信方向切換部24は、制御部10からの指令に応じて、受信方向切換信号をスマートアンテナ30へ出力する。
リモコン受信部26は、リモコン42からの指令を受信して制御部10へ出力する。ユーザは、所望の動作を行なわせるためリモコン42を用いて、指令を送信する。
放送受信装置1は、録画再生装置700に接続されている。録画再生装置700は、制御部10からの指令に応じて、アナログ復調器20またはMPEGデコーダ22から受けたアナログ信号をMPEGデータに変換して記録媒体71に記録する。また、録画再生装置700は、制御部10からの指令に応じて、記録媒体71に記録された信号を再生し、映像信号および音声信号に変換して、映像信号および音声信号をモニタ40へ出力する。記録媒体71に記録された信号の再生と同時に、OSD回路21からOSD信号を受けた場合、モニタ40では、OSD信号で示される映像が、映像信号で示される映像に重畳されて、出力される。
本実施の形態では、記録媒体71は、たとえばDVD(Digital Versatile Disk)とすることができるが、これに限定されず、DVD以外の光ディスク、ビデオテープなどの磁気テープ、または、ハードディスクなどの磁気ディスクなど、アナログ信号またはデジタル信号を記録可能なものであれば、どのようなものであってもよい。
また、本実施の形態においては、MPEGデコーダ22がアナログ信号に変換したものを再度、録画再生装置700がMPEGデータに変換するようにした。しかし、デジタル復調器18がMPEGデータを録画再生装置700へ直接出力して、録画再生装置700がそのMPEGデータを記録するようにしてもよい。
タイマ29は、時刻を計測する機能を有する。制御部10は、タイマ29の計測する時刻を参照することができる。
本実施の形態では、スマートアンテナ30は、指向性を切換えることにより水平面に対して16分割された各方向に受信方向を変更できるとして説明する。
図2は、本実施の形態のスマートアンテナ30における受信方向の切換を説明するための図である。図2を参照して、本実施の形態においては、図2に示すように、スマートアンテナ30の16の受信方向に対して、それぞれ、時計回り(正の回転方向)に、1,2,・・・,16という番号が、関連付けられている。
放送受信装置1では、メモリ10Bに、放送チャンネルとして設定されているすべてのチャンネル(たとえば、チャンネル2〜69の68チャンネルが設定されているとする)について、図3に示されるように、放送受信装置1が受信可能であるかという情報と、受信可能である場合のスマートアンテナ30が受信する方向(アンテナ方向)を示す情報と、新規に受信可能であることが確認されたか否かを示すフラグのON/OFFを示す情報とが、たとえば表形式で記憶されている。ここで言うフラグがONされた状態が、本発明の新規受信情報が記憶された状態に相当する。なお、本発明における新規受信情報の記憶は、フラグを利用したものに限定されない。各チャンネルについて、新規に受信可能になったことがCPU10Aにとって理解可能な形態であれば、他の形態であっても良い。
放送受信装置1では、予め設定された時刻になると、チャンネルサーチが行なわれる。なお、ここで言う「予め設定された時刻」とは、たとえば、ユーザによりリモコン42を介して入力されメモリ10Bに記憶された時刻である。また、チャンネルサーチは、毎日行なわれる必要がなく、たとえば、ユーザが指定した日付および時刻に、行なわれれば良い。
図4は、放送受信装置1においてCPU10Aが実行するチャンネルサーチ処理の流れを示すフローチャートである。
図4を参照して、チャンネルサーチ処理では、CPU10Aは、まずステップS101(以下、「ステップ」を省略する)において、現在タイマ29の計時する時刻が、メモリ10Bに記憶されているチャンネルサーチを開始するべき時刻であるか否かを判断する。そして、CPU10Aは、まだそのような時刻ではないと判断すると、そのまま待機し、そのような時刻になったと判断すると、処理をS102に進める。なお、後述するように、チャンネルサーチがOFFに設定されている場合には、CPU10Aは、S101の処理のまま待機することとなる。
S102では、CPU10Aは、チューナ16が動作中であるか否かを判断する。「チューナ16が動作中である」とは、放送信号の中から制御部10からの指令に応じて選択されたチャンネルに対応する放送信号の抽出を行なっている状態を言う。なお、ここで言う「制御部10からの指令に応じて選択されたチャンネルに対応する放送信号の抽出」が、本発明における「可変指向性アンテナの受信する放送波において特定の周波数を選択する」ことに相当する。そして、CPU10Aは、動作中であると判断するとそのまま待機し、動作中ではないと判断するとS103へ処理を進める。
S103では、CPU10Aは、チャンネルサーチの対象とするチャンネル(サーチCH)を「2」に設定する。つまり、チューナ16の選択する周波数をチャンネル2に対応する周波数となるよう制御する。
次に、CPU10Aは、S104で、スマートアンテナ30の方向を、図2に示したように「1」〜「16」まで定義されている中の「1」に対応する方向に制御する。
なお、放送受信装置1において、現在チューナ16に対して設定されているチャンネル、および、現在スマートアンテナ30に対して設定されている方向についての情報は、それぞれ、メモリ10B内の所定の場所に記憶されている。そして、これらの情報は、チャンネルやアンテナの方向についての設定が変更されるたびに、逐次、更新される。
次に、CPU10Aは、S105で、その時点でのサーチCHおよびアンテナ方向における電波の受信態様をチェックする。具体的には、対象とされる信号がデジタルテレビ放送信号であれば、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上であるか否かの判断がなされる。また、対象とされる信号がアナログテレビ放送信号であれば、アナログ復調器20において、水平同期信号を捕捉できたか否かがチェックされる。
次に、S106では、CPU10Aは、S105におけるチェックの結果に基づいて、図3に示したようなチャンネルに関する情報(表)を更新する。具体的には、直前のS105において、電波の受信が可能であると判断された場合、つまり、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上である場合または水平同期信号が捕捉できたと判断された場合、図3に示したような表において、対応するチャンネル(CH)の受信可否の欄に受信可能である旨の情報(図3中では「○」)を記憶させ、アンテナ方向の欄にその時点でのアンテナ方向を記憶させ、そして、前回チャンネルサーチ処理が実行された際に当該チャンネルが受信できないとされていた場合には、フラグをONする旨の情報(図3中ではフラグの欄に「○」)を記憶させる。一方、直前のS105において、電波の受信ができないと判断された場合、つまり、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上である場合または水平同期信号が捕捉できたと判断された場合、S106では、CPU10Aは、図3に示したような表において、対応するチャンネル(CH)の受信可否の欄に受信ができない旨の情報(図3中では「×」)を記憶させる。
次に、CPU10Aは、リモコン42から入力された情報やタイマ予約動作等に基づいて、チューナ16が動作を再開させたか否かを判断し、再開させたと判断するとS102に処理を戻す。一方、再開させていないと判断すると、CPU10Aは、処理をS108に進める。
S108では、CPU10Aは、現在のアンテナ方向が、1〜16と定義されている中の「16」とされているか否かを判断し、そうであればS110に、そうでなければS109に、それぞれ処理を進める。
S109では、CPU10Aは、アンテナ方向を1加算更新して、S105に処理を戻す。つまり、その時点でアンテナ方向が1であればアンテナ方向が2に変更される。
一方、S110では、CPU10Aは、現在のサーチCHが69であるか、つまり、最大のチャンネル数であるか否かを判断し、そうであればS101に処理を戻して次回のチャンネルサーチ処理まで待機し、そうでなければ、S111でサーチCHを1加算更新してS104に処理を戻す。
以上説明したチャンネルサーチ処理では、CPU10Aは、各チャンネルごとに、スマートアンテナ30を、当該スマートアンテナ30に対して定義された16方向すべてに制御し、放送波が受信できるかどうかを判断する。これにより、いかなる方向から送信される放送波についても、放送受信装置1において良好な状態で受信することが可能となる。
以上説明したチャンネルサーチ処理によると、スマートアンテナ30を利用したチャンネルサーチは、基本的には、メモリ10Bに記憶されている、チャンネルサーチを開始するべき時刻に開始されるが、チューナ16が動作中であれば、当該チューナ16の動作が終了するのを待って、行なわれる。
また、本実施の形態の放送受信装置1は、モニタ40と一体的に構成されても良いし、モニタ40と別体で構成されても良い。そして、一体的に構成されている場合には、S102においてチューナ16が動作中であるか否かの判断の代わりに、モニタ40の電源がONされているか否かの判断がなされても良い。つまり、モニタ40の電源がONされている場合、ユーザは、チューナ16を利用して番組の視聴を行なっているため、このような場合には、チューナ16がチャンネルサーチに利用されるのは都合が悪いと判断され、そして、モニタ40の電源がOFFされるのを待って、チャンネルサーチが実行されるように(S103以降に処理が進められるように)構成されても良い。また、モニタ40が放送受信装置1と別体で構成されている場合でも、放送受信装置1が、モニタ40と、たとえばIEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394に基づいて接続されている場合には、CPU10Aはモニタ40における電源のON/OFFを認識できるため、同様の構成が可能である。
また、以上説明したチャンネルサーチ処理では、放送受信装置1において、前回受信できていなかったチャンネルの放送波を受信できた場合には、図3に示したように、たとえばフラグをONする等によって、記録が行なわれる。そして、その後に放送受信装置1において電源がONされると、ユーザに、新たに受信ができるようになったチャンネルがあることが報知される。
以下に、このような報知も含めた、放送受信装置1の電源がONされた際にCPU10Aが実行する起動処理について、当該処理のフローチャートである図5を参照しつつ、説明する。
リモコン受信部26がリモコン42から電源をONするための信号を受信すると、CPU10Aは、S201で、図3に示したようなチャンネル情報において、フラグがONされているチャンネルが有るか否かをチェックする。
そして、S202で、CPU10Aは、S201におけるチェックの結果に基づいて、フラグがONされているチャンネルがあるか否かを判断し、あると判断するとS203へ、無いと判断するとS208へ、それぞれ処理を進める。
S203では、CPU10Aは、モニタ40において、たとえば図6に示すような、新しく受信できるようになったチャンネルがあることをユーザに報知するための表示を行なう。
図6に示された画面には、新規のチャンネルが受信できるようになったことを報知する「NEW CHANNEL GET!!」というメッセージと、当該チャンネルを番組受信装置1において視聴するための登録を要求するか否かを問う「YOU CHECK IT?」というメッセージと、当該問いに対するユーザの意思を入力するための「YES」「NO」という文字と、そして、これらの文字にいずれかに合わせて表示されるカーソルとが、含まれている。なお、放送受信装置1では、視聴のために、リモコン42等を用いて選局できるチャンネルの数は、予め定められている。そして、ここでいう登録とは、放送チャンネルを、放送受信装置1において選局できるチャンネルとして、関連付けることを言う。なお、このような関連付けのための情報は、メモリ10Bに記憶されている。
なお、このとき、CPU10Aは、ユーザからの、新規に受信できるようになったチャンネルの、視聴するチャンネルとしての登録を要求するか否かの情報の入力を待っている状態となっている。ユーザは、リモコン42に対して、YESまたはNOのいずれかにカーソルを合わせた状態で決定するキー操作を行なうことにより、このような情報の入力を行なうことができる。
そして、CPU10Aは、S204で、ユーザから入力された情報が登録を要求するものであるか否かを判断し、そうであると判断すればS205へ、登録を要求しない情報であると判断すればS208へ、それぞれ処理を進める。
S205では、CPU10Aは、モニタ40に、たとえば図7に示すような、今回新規に受信できるようになったチャンネルを一覧表示させる。このとき、CPU10Aは、図3に示したようなチャンネル情報をチェックすることにより、フラグがONされているチャンネルをリストアップし、当該リストアップされたすべてのチャンネルに対応する数字を、モニタ40に表示させる。なお、図7では、5、15、26、50というチャンネルが新規に受信できるようになった旨が表示されている。また、図7では、表示されたチャンネルについて登録を行なわないことを意味する「NO」という文字も表示されている。
次に、CPU10Aは、S206で、図3に示したような表においてすべてのフラグをリセットする。
次に、CPU10Aは、S207で、ユーザからの入力によって、S205において一覧表示させたチャンネルの中からどのチャンネルを登録するかについての情報の入力を受付ける。また、CPU10Aは、S207で、入力された情報に基づいて、新規に受信できるようになったチャンネルを登録する処理を行なう。
そして、CPU10Aは、S208で、モニタ40に、予め定められた初期画面を表示させる。
次に、CPU10Aは、S209で、リモコン受信部26において、リモコン42においてキー操作がなされた旨の情報が入力されたか否かを判断する。そして、そのような情報の入力があったと判断すると、S210に処理を進める。
S210では、入力された情報が、オートサーチ設定を行なう旨の情報であるか否かを判断する。オートサーチ設定とは、図4を用いて説明したようなチャンネルサーチに関する設定である。そして、CPU10Aは、オートサーチ設定を行なう旨の情報であると判断するとS211に処理を進め、そのような情報ではないと判断するとS212に処理を進める。
S212では、CPU10Aは、オートサーチ確認を行なう旨の情報であるか否かを判断する。オートサーチ確認とは、オートサーチ設定の内容を確認することである。そして、CPU10Aは、オートサーチ確認を行なう旨の情報であると判断するとS213に処理を進め、そのような情報ではないと判断するとS214に処理を進める。
S213では、CPU10Aは、図8に示すように、モニタ40に、オートサーチ設定の内容を示す画面(オートサーチ画面)を表示させて、S209に処理を戻す。なお、図8には、チャンネルサーチ処理を実行する時刻を示す「12:50」という文字列と、チャンネルサーチ処理を実行する日を示す「WEEKLY(MON)」という文字列と、チャンネルサーチ処理を実行するように設定されている旨を示す画像80が表示されている。図8に示されたオートサーチ画面では、1週間に一度、月曜日の、12時50分に、チャンネルサーチ処理が実行されるように設定されている旨が示されている。
S214では、CPU10Aは、リモコン受信部26に入力された情報の種類を特定し、入力された情報に応じた処理を実行した後、処理をS209に戻す。
一方、S211では、CPU10Aは、オートサーチ設定処理を実行する。ここで、オートサーチ設定処理の内容について、当該処理のサブルーチンのフローチャートである図9を参照して、説明する。
オートサーチ設定処理では、CPU10Aは、まず、S2111で、オートサーチ設定を行なうための画面(設定画面)をモニタ40に表示させる。設定画面の一例を図10に示す。
図10に示された設定画面では、「チャンネルサーチ処理を実行させるか否か(チャンネルサーチ処理のON/OFF)」「チャンネルサーチ処理を実行させる時刻」「チャンネルサーチ処理を実行させる日(周期)」という3つの設定項目のそれぞれに対応した「SEARCH」「SEARCH TIME」「SEARCH FREQ.」という文字列が表示され、また、各文字列の右側には、設定内容が表示されている。なお、図10に示された設定画面が表示された状態は、CPU10Aにとっては、ユーザからの、設定項目を選択する情報の入力を待っている状態となる。
ユーザからの情報の入力があった場合、CPU10Aは、S2112で、設定画面に示された設定項目の中のどれを選択する情報が入力されたかを判断する。そして、CPU10Aは、チャンネルサーチ処理のON/OFFを選択する情報が入力されたと判断するとS2113へ、チャンネルサーチ処理を実行させる時刻を選択する情報が入力されたと判断するとS2114へ、チャンネルサーチ処理を実行させる日(周期)を選択する情報が入力されたと判断するとS2115へ、それぞれ処理を進める。
S2113では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチ処理のON/OFFの設定を行なった後、処理をS2116に進める。ここでの設定とは、対応する情報をメモリ10Bの所定の場所に記録することを言う。なお、ここでチャンネルサーチ処理がOFFと設定された場合には、図4を参照して説明したチャンネルサーチ処理では、CPU10Aは、S101で待機する。
S2114では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチを開始するべき時刻の設定を行なった後、処理をS2116に進める。
また、S2115では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチを行なう日および/または周期の設定を行なった後、処理をS2116に進める。
なお、図4を参照して説明したチャンネルサーチ処理のS101では、現在時刻が、S2114およびS2115で設定された日、周期、および、時刻と一致しているか否かの判断がなされることになる。
S2116では、CPU10Aは、ユーザから、オートサーチ設定を終了させるための情報が入力されたか否かを判断し、そのような情報は入力されていないと判断するとS2112に処理を戻し、そのような情報が入力されたと判断すると、リターンする。
以上説明した本実施の形態では、ユーザの指定した日の指定した時刻に、チャンネルサーチが行なわれる。
また、チャンネルサーチに関する設定は、図8を用いて説明したように、リモコン42に対して適宜操作がなされることにより、確認的に、モニタ40に表示される。
なお、CPU10Aは、チャンネルサーチの周期を適宜変更するような処理を行なっても良い。具体的には、CPU10Aは、チャンネルサーチを行なった際に、連続して新しく受信できるようになったチャンネルが無かった場合には、チャンネルサーチを実行する周期を延ばすように周期を変更するように構成されても良い。さらに具体的には、たとえば、CPU10Aは、連続した所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルがなかった場合には、チャンネルサーチの周期を2倍に延ばすように設定を変更する。これにより、毎日チャンネルサーチを行なうように設定されていた場合には、所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが無いと、1日おきにチャンネルサーチが行なわれるように設定が変更される。また、週に一度チャンネルサーチを行なうように設定されていた場合には、所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが無いと、1週おきにチャンネルサーチが行なわれるように設定が変更される。そして、CPU10Aは、さらに、チャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが合った場合には、チャンネルサーチの周期を短くするように設定を変更しても良い。つまり、CPU10Aは、チャンネルサーチが1日おきとされている場合に、チャンネルサーチにおいて新しく受信できるようにあったチャンネルが見つかったときには、チャンネルサーチを毎日行なうように設定を変更するように構成されても良い。
さらに、CPU10Aは、ユーザが、放送受信装置1の電源をONしている時間帯についての情報を蓄積し、適宜解析することにより、1週間等の所定期間についての電源がONされない時間帯を予測するように構成されることが好ましい。そして、CPU10Aは、上記のようにユーザによってチャンネルサーチを実行するように設定された時刻からチャンネルサーチが実行された際にチャンネルサーチが行なわれると予測される時間帯が、当該予測された時間帯に入るか否かを判断し、入らないと判断された場合には、入るように、チャンネルサーチを実行する時刻の設定を変更することが好ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施の形態である放送受信装置の概略構成図である。 図1のスマートアンテナにおける受信方向の切換を説明するための図である。 図1のメモリに記憶されている情報を表形式で示す図である。 図1の放送受信装置においてCPUが実行するチャンネルサーチ処理のフローチャートである。 図1の放送受信装置においてCPUが実行する起動処理のフローチャートである。 図5の起動処理におけるモニタの表示態様の一例を示す図である。 図5の起動処理におけるモニタの表示態様の他の例を示す図である。 図5の起動処理においてモニタに表示されるオートサーチ確認画面の一例を示す図である。 図5のオートサーチ設定処理のサブルーチンのフローチャートである。 図9のオートサーチ設定処理において表示される設定画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 放送受信装置、10 制御部、10A CPU、10B メモリ、16 チューナ、18 デジタル復調器、20 アナログ復調器、21 OSD回路、22 MPEGデコーダ、23 映像合成部、24 受信方向切換部、26 リモコン受信部、29 タイマ、30 スマートアンテナ、40 モニタ、42 リモコン、71 記録媒体、700 録画再生装置。

Claims (4)

  1. 放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、
    前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、
    前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、
    前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチのタイミングに関する情報、および、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中ではないことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段に記憶されているすべての周波数のそれぞれに関し、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、
    前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中であると判断したときには、当該チューナの動作が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行し、
    前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行している期間中に、前記チューナに対して、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において特定の周波数を選択する要求がなされた場合には、当該要求が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行する、放送受信装置。
  2. 放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、
    前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、
    前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、
    前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチのタイミングに関する情報、および、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中ではないことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段に記憶されているすべての周波数のそれぞれに関し、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる、放送受信装置。
  3. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されたタイミングになったと判断した場合に、前記チューナが動作中であると判断したときには、当該チューナの動作が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行する、請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記制御手段は、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行している期間中に、前記チューナに対して、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において特定の周波数を選択する要求がなされた場合には、当該要求が終了したことを条件として、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチを実行する、請求項2または請求項3に記載の放送受信装置。
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