JP2008116239A - レーザー墨出し器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザー墨出し器が落下したとき、ジンバル機構、光源ユニットホルダー、光源ユニットを含むレーザー墨出し器の主要構成部に加わる衝撃力を有効に緩和し、特にジンバル機構が受ける損傷を軽減することができるレーザー墨出し器を得る。
【解決手段】ジンバル機構10、ジンバル機構10によって揺動自在に吊り下げられている光源ユニットホルダー8、光源ユニットホルダー8に取り付けられていて投射ライン光を出射する光源ユニット11,12を収容した本体ケース7と、本体ケース7を支持するベース1と、ベース1の底部に設けられていてベース1を支える複数の脚5と、を備え、ベース1と各脚5とが上下方向の衝撃が加わったときに撓む弾性体3を介して結合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築現場などにおいて、天井、壁、床などの投射対象面にレーザー光によって鉛直ラインあるいは水平ラインなどの基準線を投射するレーザー墨出し器に関するもので、特に、高精度に加工された部品からなりかつ精度よく調整された内部機構を、落下時の衝撃から保護する耐衝撃構造に特徴を有するものである。
建築現場では、柱や壁などの対象物の鉛直度や水平度の基準となる鉛直ライン光あるいは水平ライン光を投射する光学式墨出し器が使用されている。光学式墨出し器の光源はほとんどが半導体レーザーであり、一般的にはレーザー墨出し器と呼ばれている。レーザー墨出し器は、光源ユニットホルダーを、ジンバル機構あるいはジャイロ機構といわれる機構(以下「ジンバル機構」という)によって常に鉛直方向の姿勢をとることができるように振り子状に吊り下げ、上記光源ユニットホルダーで半導体レーザーを含む光源ユニットを支持している。光源ユニットは、光源としての半導体レーザーと、半導体レーザーから放射される発散光を平行光束に変換するコリメートレンズと、平行光束を一方向にのみ拡散するロッドレンズを有する。上記平行光束は、ロッドレンズにその中心軸線に直交する方向から入射することにより、ロッドレンズで屈折されて上記中心軸線に直交する方向にのみ扇形に拡散される。この拡散光を建物の壁面、天井面、床面などの投射対象面に照射することにより、光による直線状のラインを描くことができる。そこで、上記光源ユニットをそのロッドレンズの中心軸線が水平になるように上記光源ユニットホルダーに取り付けることによって鉛直方向のライン光を照射することができる。また、上記光源ユニットをそのロッドレンズの中心軸線が鉛直になるように上記光源ユニットホルダーに取り付けることによって水平方向のライン光を投射することができる。以上がレーザー墨出し器の原理である。
レーザー墨出し器は、上記ように、光源ユニットを支持した光源ユニットホルダーがジンバル機構によって揺動可能に支持されている。レーザー墨出し器は、鉛直方向あるいは水平方向のライン光を精度よく投射する必要があり、そのためには、ジンバル機構の摩擦抵抗ができるだけ小さく、光源ユニットホルダーが常に所定の鉛直方向の姿勢を保つものであることが望まれる。そこで、ジンバル機構の軸受け部分は、一般的にはボールベアリングとこれによって回転自在に支持される軸を主体として構成される。ところが、レーザー墨出し器のジンバル機構に用いられるボールベアリングは、できるだけ摩擦抵抗の小さいものが選定されているため、耐衝撃性に難点がある。したがって、レーザー墨出し器を使用中に誤って例えば10cm程度の高さから取り落としただけでも、ベアリング部が衝撃力によって損傷を受け、摩擦抵抗が大きくなって、投射されるライン光の精度が劣化するという問題点がある。
かかる問題点を抱えているレーザー墨出し器であるにもかかわらず、建築現場などで電動工具類と同様の感覚で用いられるため、ユーザーの取り扱いは乱暴で、落下を原因とする故障が多く、修理依頼の原因の大半は落下によるものである。レーザー墨出し器は精密機器の類に属しているため、上記のような修理のほとんどは分解して修理することになり、修理後は再度組み立てて、調整を行なう必要があり、修理コストが高くなる。落下による損傷を少しでも減らすことができれば、レーザー墨出し器のユーザーにとって望ましいことである。そこで、以下に述べる特許文献1〜4に記載されているように、レーザー墨出し器における耐衝撃構造ないしは緩衝構造が各種提案されている。
特許文献1に記載されているレーザー墨出し器は、不使用時に光源ユニットホルダーが揺動しないようにロックするロック機構を工夫したもので、光源ユニットホルダーの下端外周を包み込むすり鉢状の受け部を有するロック部材と、ロック部材を上下動させロック部材が上方に移動したとき上記受け部を光源ユニットホルダーの下端外周に当てて光源ユニットホルダーの左右上下動を止めるロック部材移動機構を有してなり、ロック部材移動機構は弾性体を有していて、この弾性体の介在のもとにロック部材を上下動させるようにしたものである。
特許文献2に記載されているレーザー墨出し器は、揺動体に二つの保持片を有する弾性体を設け、上記二つの保持片間に、これら保持片を拡開するようにしてレーザー発光装置すなわちレーザー光源を装着してなるものである。特許文献2記載の発明は、耐衝撃性を与えることを直接の目的とするものではないが、レーザー光源に対しては、弾性体からなる二つの保持片が緩衝部材として機能し、レーザー光源を衝撃から保護する効果がある。
特許文献3に記載されているレーザー墨出し器は、光源ユニットホルダーを揺動自在に吊り下げるジャイロ(ジンバル機構に相当する)の取り付け部に緩衝機構を組み込んだもので、上端部および下端部が横方向に直角に折り曲げられることにより上部取り付け面および下部取り付け面が形成された左右の側板と、左右の側版の上部間をつなぐ天板と、左右の側版の各上部と天板の各端部との間に介在するクッション部材とによってジャイロ取り付け台を構成し、上記天板にジャイロを配置してなるものである。
特許文献4に記載されているレーザー墨出し器は、支持台、ジンバル機構、このジンバル機構を介して上記支持台に支持された光源ユニットホルダー、この光源ユニットホルダーに取り付けられた光源ユニット、これらの主要構成部を覆う筐体を有し、上記支持台と筐体との間にダンピング部材を介在させていることを特徴とするものである。
特開2001−324325号公報 特開2000−193455号公報 特開2006−113033号公報 特開2005−300406号公報
特許文献1記載の発明は、不使用時に光源ユニットホルダーががたつくのを防止するロック部材に弾性体を使用して衝撃を和らげるようにしたもので、ロックが解除されている使用時に衝撃が加わった場合の緩衝は考慮されていない。
特許文献2記載の発明は、レーザー光源の緩衝効果はあるが、ジンバル機構、光源ユニットホルダー、光源ユニットを含むレーザー墨出し器の主要構成部を緩衝するという技術思想はない。
特許文献3記載の発明は、ジャイロ取り付け台を構成する天板を、クッション部材を介して取り付け、上記天板にジャイロを取り付けたもので、レーザー墨出し器の主要構成部を緩衝することができるという効果はある。しかし、クッション部材を介してジャイロ取り付け台を取り付けるという構成のみでは、レーザー墨出し器が落下したときの緩衝効果を十分に発揮することはできない。
特許文献4記載の発明は、支持台と筐体との間にダンピング部材が介在していることにより、ある程度の緩衝効果を期待できる。また、ベースと支持台を、ダンパーを主体とする衝撃遮断構造によって結合することによって上下方向からの衝撃に対する緩衝効果を期待できる。しかし、特許文献4に記載されている耐衝撃構造のみでは、十分な緩衝効果を得ることができず、特許文献4記載の耐衝撃構造以外に、あるいは特許文献4記載の耐衝撃構造と併せて、さらに有効な耐衝撃構造乃至は緩衝構造の実現が期待されている。
本発明は、以上説明した従来技術に見られる課題を解決することを目的とする。すなわち、レーザー墨出し器が落下したとき、ジンバル機構、光源ユニットホルダー、光源ユニットを含むレーザー墨出し器の主要構成部に加わる衝撃力を有効に緩和することができ、特にジンバル機構が受ける損傷を軽減することができるレーザー墨出し器を得ることを目的とする。
本発明は、ジンバル機構、このジンバル機構によって揺動自在に吊り下げられている光源ユニットホルダー、この光源ユニットホルダーに取り付けられていて投射ライン光を出射する光源ユニットを収容した本体ケースと、本体ケースを支持するベースと、ベースの底部に設けられていてベースを支える複数の脚と、を備えたレーザー墨出し器であって、上記ベースと上記各脚とが上下方向の衝撃が加わったときに撓む弾性体を介して結合されていることを最も主要な特徴とする。
弾性体は、一端部がベースに固定された板ばねとし、この板ばねの先端部に脚を取り付けるとよい。
本発明に係るレーザー墨出し器を落下させたとすると、床面などに脚が当たる。脚は上下方向の衝撃が加わったときに撓む弾性体を介してベースに結合されているため、脚に加わる衝撃力により弾性体が撓み、弾性体によって衝撃力が吸収されて、ジンバル機構や本体ケースなどに伝達される衝撃力が軽減される。結果として、ジンバル機構などのレーザー墨出し器を構成する主要部品の損傷を軽減することができ、大掛かりな修理の機会を減らすことができる。
ただ、本発明にかかるレーザー墨出し器においても、耐衝撃性が万全というわけではなく、主要部品の損傷を受けない落下高さには限度がある。しかし、先に説明した従来のレーザー墨出し器における耐衝撃構造ないしは緩衝構造と併せて本発明にかかる緩衝構造を組み込むことによって、耐衝撃性を飛躍的に高めることができる。
以下、本発明にかかるレーザー墨出し器の各種実施例について図面を参照しながら説明する。図1、図2、図3はそれぞれ実施例1、実施例2、実施例3を示す断面図、図4はこれら各実施例に共通の外観正面図である。
図1において、符号1はレーザー墨出し器のベースを示している。ベース1は円形の皿状に形成された本体部分を有していて、ベース1の本体部分の上には、このベース1に対して水平面内において回転可能に回転支持台6が載せられ、適宜の抜け止め手段が施されている。回転支持台6にはレーザー墨出し器の本体ケース7の下端部内周面が嵌められて回転支持台6とともに本体ケース7も回転可能に結合されている。回転支持台6の上には、本体ケース7内において、以下に説明するとおりのレーザー墨出し器特有の主要構成部が組み込まれている。
回転支持台6の上面からは適宜数の支柱9が立ち上がっている。各支柱9の下端部は回転支持台6に固定されている。各支柱9の上端部には適宜の支持体を介してジンバル機構10が支持されている。ジンバル機構10は一般的に知られている構成のものでよく、例えば、支柱9と実質一体の固定リングと、固定リングの内周側において水平方向の第1軸で揺動自在に支持された中間リングと、中間リングに設けられた上記第1軸と水平方向に直交する第2軸とを有してなる。中間リングの内方において上記第2軸により光源ユニットホルダー8が揺動可能に吊り下げられている。周知のとおり、ベース1の設置姿勢が水平の姿勢でないとしても、光源ユニットホルダー8は、ジンバル機構10の作用によって常に所定の鉛直方向に垂下した姿勢をとることができる。
光源ユニットホルダー8には、投射対象面にレーザーによるライン光を投射するための光源ユニットが取り付けられている。図1に示す例では、投射対象面に鉛直方向のライン光を投射するための光源ユニット11が光源ユニットホルダー8の上部に取り付けられ、水平方向のライン光を投射するための光源ユニット12が光源ユニットホルダー8の上下方向中間部に取り付けられている。光源ユニット11と光源ユニット12は基本的には同じ構成で、例えば、光源としての半導体レーザーと、半導体レーザーから放射される発散光を平行光束にするコリメータレンズと、平行光束を一方向にのみ拡散させるロッドレンズを有してなる。上記ロッドレンズの中心軸線の方向を水平方向に向けたものが光源ユニット11であり、ロッドレンズの中心軸線の方向を鉛直方向に向けたものが光源ユニット12である。本体ケース7には、光源ユニット11からのレーザー光を外部に向かって出射させる出射窓13が設けられ、光源ユニット12からのレーザー光を外部に向かって出射させる出射窓14が設けられている。
従来のレーザー墨出し器においては、ベース1の底部に適宜数の脚がベース1に直接的に取り付けられているが、本発明は脚5の取り付け構造に特徴がある。図1に示す実施例では、ベース1に、脚5の取り付け部に対応する位置においてベース1から半径方向外側に向かって突出したカバー110が一体に形成されている。カバー110は下端側が開放した空間16を有し、この空間16の下端開放面を塞ぐようにして弾性体としての板ばね3が水平方向に伸び出ている。ベース1の底部にはさらにアンダーベース2が重ねて固定され、板ばね3の一端部がベース1とアンダーベース2との間に挟み込まれて固定されている。板ばね3はこのようにして片持ち状に取り付けられていて、各板ばね3の先端部に脚5が取り付けられている。各脚5は上端部が小径になっていて、この小径部は外周に雄ねじが形成されてねじ部51となっており、また、各脚5には上記小径部が形成されることにより肩状の段部52が形成されている。各脚5の上記ねじ部51は板ばね3の先端近くに形成された孔に下側から挿入され、板ばね3の上面側に突出している上記ねじ部51にナット4がねじ込まれて締め付けられることにより、脚5の肩状の段部52とナット4とによって板ばね3が挟み込まれ、板ばね3の先端部に脚5が取り付けられている。
このようにして各脚5が板ばね3に取り付けられることにより、板ばね3の上面側をベース1のカバー110が覆っていて、板ばね3に取り付けられている脚5のねじ部51と、ナット4の上側に空間16がある。したがって、脚5を下から上に向かって突き上げるように荷重がかかると、板ばね3が上側に反曲しながら脚5の上端のねじ部51とナット4が上記空間16に進入するようになっている。板ばね3の上記反曲作用が衝撃力を和らげる効果をもたらし、脚5にかかる衝撃力がベース1を通じてジンバル機構10に伝達されるのを軽減する。よって、例えば取り扱い中に誤ってレーザー墨出し器を取り落としたとしても、脚5の方から床などに落下した場合は上記板ばね3が衝撃力を吸収し、ジンバル機構10の損傷を防止し、あるいは損傷を軽減する。
図1に示す実施例において、板ばね3に取り付けられている脚5の上端と、この脚5の上端に対向するベース1と一体のカバー110との間に形成されている上記空間16に、例えば発泡ウレタンなどの素材からなる衝撃吸収材を配置してもよい。図1において、脚5の上端面およびナット4の上端面と、カバー110の天井面との間に介在し、かつ、平行斜線を付した部材は、上記衝撃吸収材を示している。このような構成にしておけば、上記衝撃吸収材と板ばね3とで緩衝機能を分担することができ、緩衝効果を高めることができる。
図4は、上記実施例の外観を示す。この外観図によれば、垂直方向のライン光を出射する出射窓13のほかに、別の垂直方向のライン光を出射する出射窓15が設けられている。後者の出射窓15に対応する光源ユニットが前記光源ユニットホルダーに取り付けられている。出射窓13から出射されて投射される鉛直方向のライン光と、出射窓15から出射されて投射される鉛直方向のライン光は、レーザー墨出し器の鉛直方向の基準軸を中心として水平方向に90度開いていて、これらのライン光を天井面に投射すると、天井面で直角に交わるようになっている。この天井面での交差位置は一つの基準点となる。
本体ケース7には、レーザー墨出し器を持ち運ぶときに使用する取っ手18が取り付けられている。
次に、図2に示す第2の実施例について説明する。本体ケース7、その内部の構造は上記第1の実施例と同じであり、緩衝構造の部分が異なっているから、緩衝機構の部分を重点的に説明する。図2において、ベース1は皿状の本体部分のみからなり、図1に示す第1の実施例におけるカバー110は有していない。ベース1とその下部に重ねて固定されたアンダーベース2を有し、ベース1とアンダーベース2との間に板ばね3の一端部が挟み込まれて固定されている。板ばね3の先端部には、第1の実施例と同様の構成によって脚5が取り付けられている。符号51は脚5のねじ部、52は脚5の段部、4はナットをそれぞれ示している。ベース1の外周部には、脚5の取り付け部に対応して衝撃吸収材20が固定されている。衝撃吸収材20は例えばエラストマーすなわち高分子材料からなるゴム状の弾性体からなり、その基端部がベース1に固定されている。衝撃吸収材20はベース1から半径方向外側に向かい板ばね3の上面に沿って水平方向に伸び出ていて、板ばね3の上面、板ばね3の上面から突出した脚5のねじ部51およびナット4を覆っている。
図2に示す実施例によれば、各脚5に衝撃力が加わると、板ばね3および衝撃吸収材20が撓んで衝撃力を分担して吸収し、レーザー墨出し器のジンバル機構10その他の主要構成部に加わる衝撃力を軽減し、ジンバル機構10その他の主要構成部の損傷を防止しまたは軽減する。
図2に示す実施例の外観もほぼ図4に示すような外観になる。
次に、図3に示す第3の実施例について説明する。本体ケース7、その内部の構造は上記第1、第2の実施例と同じであり、緩衝構造の部分が異なっているから、緩衝構造の部分を重点的に説明する。図3において、ベース1は、図1に示す第1の実施例と同様に、皿状の本体部分を有するとともに、脚5の取り付け部に対応する位置において上記本体部分から半径方向外側に向かって突出したカバー110を一体に有している。また、ベース1の下側に重ねて固定されたアンダーベース2は、各脚5の取り付け部に対応する位置において半径方向外側に向かう突出部24を一体に有している。
上記各突出部24にはそれぞれ脚5が、以下のような構成によって取り付けられている。脚5は上端近くが小径部54となっているとともに上端にフランジ部55が形成されている。脚5の上記小径部54は、上記アンダーベース2の突出部24に形成された孔に挿入されていて、脚5はアンダーベース2に対して、したがってベース1に対しても上下方向に相対移動可能に取り付けられている。上記突出部24には、上記孔に連続してガイド孔として機能させるためのガイド筒が一体に形成されている。また、各脚5の上記小径部54の外周側には弾性体としてのコイルばね60が配置されていて、コイルばね60によって脚5を下方に向けて移動させる向きに付勢している。脚5の上記フランジ部55は、コイルばね60の付勢力による脚5の移動を所定の位置で規制する規制手段となっている。すなわち、フランジ部55が上記突出部24の上面に当接することによって脚5の上記付勢による移動を規制している。ベース1のカバー110は脚5の上方に位置していて脚5の上部および上記突出部24を覆っている。カバー110の天井面と脚5の上端のフランジ部55との間には空間16があり、この空間16が存在することによって、脚5がコイルばね60の付勢力に抗する移動が可能となっている。
図3に示す実施例によれば、各脚5に衝撃力が加わると、コイルばね60が圧縮されて衝撃力を吸収し、レーザー墨出し器のジンバル機構10その他の主要構成部に加わる衝撃力を軽減し、ジンバル機構10その他の主要構成部の損傷を防止しまたは軽減する。
図3に示す実施例の外観もほぼ図4に示すような外観になる。
図3に示す実施例において、カバー110の天井面と脚5の上端のフランジ部55との間に形成されている上記空間16に、例えば発泡ウレタンなどの素材からなる衝撃吸収材を配置してもよい。図3において、脚5のフランジ部55の上端面と、カバー110の天井面との間に介在し、かつ、平行斜線を付した部材は、上記衝撃吸収材を示している。このような構成にしておけば、上記衝撃吸収材とコイルばね60とで緩衝機能を分担することができ、緩衝効果を高めることができる。
本発明に係るレーザー墨出し器の第1の実施例を示す縦断面図である。 本発明に係るレーザー墨出し器の第2の実施例を示す縦断面図である。 本発明に係るレーザー墨出し器の第3の実施例を示す縦断面図である。 本発明に係るレーザー墨出し器の外観の例を示す正面図である。
符号の説明
1 ベース
2 アンダーベース
3 弾性体としての板ばね
4 ナット
5 脚
6 回転支持台
7 本体ケース
8 光源ユニットホルダー
9 支柱
10 ジンバル機構
11 光源ユニット
12 光源ユニット
13 出射窓
14 出射窓
16 空間
20 衝撃吸収材
22 ベース
24 突出部
51 ねじ部
52 段部
55 フランジ部
60 弾性体としてのコイルばね
110 カバー

Claims (10)

  1. ジンバル機構、このジンバル機構によって揺動自在に吊り下げられている光源ユニットホルダー、この光源ユニットホルダーに取り付けられていて投射ライン光を出射する光源ユニットを収容した本体ケースと、
    本体ケースを支持するベースと、
    ベースの底部に設けられていてベースを支える複数の脚と、を備えたレーザー墨出し器であって、
    上記ベースと上記各脚とが上下方向の衝撃が加わったときに撓む弾性体を介して結合されているレーザー墨出し器。
  2. 弾性体は、一端部がベースに固定された板ばねであり、この板ばねの先端部に脚が取り付けられている請求項1記載のレーザー墨出し器。
  3. 板ばねの上面側をベースと一体のカバーが覆っていて、板ばねに取り付けられている脚の上端と、この脚の上端に対向する上記カバーとの間に形成されている空間において、上記カバーの天井面と上記脚の上端面との間に衝撃吸収材が介在している請求項2記載のレーザー墨出し器。
  4. 板ばねの一端部は、ベースとこのベースの下面側に重ねて固定されたアンダーベースとの間に挟み込まれて固定されている請求項2記載のレーザー墨出し器。
  5. 脚は、上端部に形成されている肩状の段部と、板ばねの上面側に突出した脚のねじ部にねじ込まれたナットとによって板ばねを挟み込むことにより板ばねの先端部に取り付けられている請求項2記載のレーザー墨出し器。
  6. 板ばねの上面、板ばねの上面から突出した脚のねじ部およびナットを衝撃吸収材が覆っていて、この衝撃吸収材の基部はベースに固定されている請求項5記載のレーザー墨出し器。
  7. 衝撃吸収材はエラストマーからなる請求項6記載のレーザー墨出し器。
  8. 各脚はベースに対して上下方向に相対移動可能に取り付けられ、弾性体は各脚に配置されてそれぞれの脚を下方に向けて移動させる向きに付勢するコイルばねからなり、このコイルばねの付勢力による脚の移動を所定の位置で規制する規制手段を備えている請求項1記載のレーザー墨出し器。
  9. 規制手段は、各脚の上端部に設けられたフランジ部からなる請求項8記載のレーザー墨出し器。
  10. 板ばねの上面側をベースと一体のカバーが覆っていて、板ばねに取り付けられている脚の上端と、この脚の上端に対向する上記カバーとの間に形成されている空間において、上記カバーの天井面と上記脚の上端面との間に衝撃吸収材が介在している請求項9記載のレーザー墨出し器。
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