JP2008114117A - シュレッダ用給紙装置及びシュレッダ装置 - Google Patents

シュレッダ用給紙装置及びシュレッダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】適切に裁断することができ、かつ駆動機構への負荷を軽減する。
【解決手段】裁断される紙Pが収納される収納部21と、P紙を裁断する裁断ローラ13を有するシュレッダ装置2内に収納部21から紙Pを給紙する給紙部22とを備え、給紙部22は、紙Pをシュレッダ装置2内に搬送する搬送部材31と、搬送部材31を紙Pの搬送方向に駆動させる駆動プーリ32と、駆動プーリ32を駆動させる駆動モータ34とを有し、裁断ローラ13による紙Pの引き込みによって、搬送部材31が駆動プーリ32の回転速度よりも速く駆動されたとき、搬送部材31を駆動プーリ32に対して空転させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、シュレッダ装置に裁断する紙を給紙するシュレッダ用給紙装置及びこのシュレッダ用給紙装置を備えたシュレッダ装置に関する。
従来より、会社や家庭では、書類を廃棄する際に、廃棄される書類に記載された事項の漏洩を防止するため、記載内容が把握できないように書類を裁断するシュレッダ装置が広く用いられている。一般に、シュレッダ装置は、例えば装置本体の上面に紙を投入するための投入口が設けられ、この投入口の下に、書類等の紙を裁断する一対の裁断ローラが設けられている。また、このシュレッダ装置には、裁断ローラの下に、裁断された紙を収容する収容袋や収容箱が備え付けられている。このようなシュレッダ装置では、投入口から紙が投入されると、投入された紙を裁断ローラや投入口の近傍に設けた検知センサで検知し、一対の裁断ローラが駆動し、この裁断ローラで紙を細かく裁断し、裁断した紙を収容袋や収容箱に収容する。
このようなシュレッダ装置では、紙を裁断する際に、手で紙を投入口に投入する方法と動力を用いて自動的に紙を投入口に給紙する給紙装置を用いて紙を投入する方法とがある。シュレッダ装置では、裁断する紙の量が多い場合、手で紙を投入すると手間がかかってしまうため、自動的に投入することができる給紙装置が用いられる。シュレッダ装置では、投入口に給紙装置を取り付けることによって、給紙装置内に紙を積層しておけば枚数が多くても自動的に投入口に紙が投入されるので、投入口に紙を投入する手間を省くことができる。
給紙装置は、廃棄する紙を収納する収納部と、この収納部の下に、収納部に収納された紙を投入口に給紙する給紙部とを有する。収納部には、複数枚の紙を積層して収納することができる。給紙部は、紙を投入口に搬送する環状の搬送ベルトと、この搬送ベルトが架け渡される一対のプーリと、一方のプーリに接続され、このプーリを駆動する駆動モータとを有する。給紙装置では、収納部の底面に搬送ベルトが露出しており、収納部に紙を挿入すると、搬送ベルト上に紙が載置される。このような給紙装置では、駆動モータで一方のプーリを投入口方向に回転させ、一対のプーリに架け渡されている搬送ベルトを投入口の方向に回転させることによって、収納部に積層された一番下の紙を搬送ベルトで投入口に搬送し、投入することができる。給紙装置は、このようにして収納部に積層された紙を下から順に自動的に投入口に投入する。
給紙装置が取り付けられたシュレッダ装置では、裁断ローラの回転速度が搬送ベルトの回転速度と同じ又は速くなっている。これにより、給紙装置が取り付けられたシュレッダ装置では、裁断ローラの直前や投入口付近で紙が撓んだり、折り重なったりすることなく、スムーズに裁断することができる。
特開平8−117627号公報
しかしながら、このような給紙装置が取り付けられたシュレッダ装置では、裁断ローラの回転速度と搬送ベルトの回転速度とを同じにした場合、例えば搬送ベルト上に積層された紙の重さによって裁断ローラの回転速度よりも搬送ベルトの回転速度が遅くなり、紙の搬送速度が遅くなるため、裁断ローラに紙が引っ張られる状態となる。これにより、シュレッダ装置では、紙が張った状態となり、紙が破れたりして、裁断が途切れ、スムーズかつ確実に裁断することができなくなることがある。
また、このシュレッダ装置では、裁断ローラの回転速度を搬送ベルトの回転速度よりも速くした場合、裁断ローラによる紙の引き込みが紙の搬送速度よりも速いため、裁断ローラに紙が引っ張られる状態となる。これにより、シュレッダ装置では、紙が撓んだりしないが、紙が破れてしまったり、裁断も途切れやすくなり、スムーズかつ確実に裁断することができなくなることがある。
また、このシュレッダ装置では、裁断ローラに紙が引っ張られ、紙の引き込みが紙の搬送速度よりも速くなると、紙の引き込みにつられて搬送ベルトの回転速度が速くなってしまう。これにより、このシュレッダ装置では、搬送ベルトを駆動しているプーリに回転数を高める作用が働き、プーリや駆動モータに余分な負荷がかかってしまう。
そこで、本発明は、紙をスムーズかつ確実に搬送することができ、更に駆動機構に余分な負荷がかかることが防止されたシュレッダ用給紙装置及びシュレッダ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るシュレッダ用給紙装置は、裁断される紙が収納される収納部と、紙を裁断する裁断ローラを有するシュレッダ装置内に収納部から紙を給紙する給紙部とを備え、給紙部は、紙をシュレッダ装置内に搬送する搬送部材と、搬送部材を紙の搬送方向に駆動させる駆動プーリと、駆動プーリを駆動させる駆動モータとを有し、裁断ローラによる紙の引き込みによって、搬送部材が駆動プーリの回転速度よりも速く駆動されたとき、搬送部材が駆動プーリに対して空転することを特徴とする。
また、本発明に係るシュレッダ装置は、上記給紙装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、裁断ローラの回転速度よりも搬送部材が駆動する速度が遅くなっているときに、裁断ローラによる紙の引き込みにつられて搬送部材の駆動が駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、搬送部材が駆動プーリに対して空転するため、搬送部材の駆動は紙の引き込みに合わせて速くなる。これにより、本発明では、紙の搬送が遅れることなく、スムーズに紙を搬送することができ、紙が破れたり、裁断が途切れたりせず、スムーズかつ確実に裁断することができる。
また、本発明によれば、裁断ローラによる紙の引き込みにつられて搬送部材の駆動が駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、搬送部材が駆動プーリに対して空転するため、回転数を高める作用が駆動プーリに伝わらず、駆動プーリや駆動モータに余分な負担がかかることを防止できる。
以下、本発明が適用されたシュレッダ用給紙装置及びシュレッダ装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明が適用されたシュレッダ装置1は、図1及び図2に示すように、紙Pを裁断する装置本体2と、この装置本体2上に設けられ、裁断する紙Pを装置本体2に搬送する給紙装置3とを備える。
装置本体2は、箱形の外筐体11の上部に給紙装置3から紙Pが投入される投入口12と、投入口12から投入された紙Pを裁断する一対の裁断ローラ13と、この一対の裁断ローラ13を駆動する駆動モータ14と、裁断された紙Pを収容する収容箱15とを有する。また、装置本体2には、投入口12に紙Pが投入されたことを検知する検知センサ16が設けられている。
装置本体2は、給紙装置3から紙Pが投入口12に投入され、投入された紙Pを検知センサ16が検知すると、一対の裁断ローラ13を駆動させる駆動モータ14が駆動し、一対の裁断ローラ13がそれぞれ図2中矢印A、B方向に回転し、一対の裁断ローラ13間に挿入された紙Pを裁断する。装置本体2では、裁断ローラ13によって裁断された紙くずが外筐体11の下部に設けられた収容箱15に収容される。収容箱15は、装置本体2の前面に設けられた扉17から出し入れが可能であり、収容された紙くずを廃棄することができる。
このような紙Pを裁断する装置本体2には、投入口12に紙Pを自動的に投入する給紙装置3が設けられている。給紙装置3は、裁断する紙Pを積層して収納することができる収納トレイ21と、この収納トレイ21に収納された紙Pを装置本体2の投入口12まで搬送する給紙部22とを有する。
収納トレイ21は、装置本体2の上面と略同じ大きさの矩形状に形成され、装置本体2の投入口12側の端部に、投入口12に紙Pを給紙するための給紙口23と、給紙口23とは反対側の端部及び上面を開口して形成した挿入口24と、給紙口23と挿入口24との間に紙Pを積層する積層部25とが設けられている。
給紙口23は、A4やA3サイズ等、紙Pのサイズが異なっていても、そのまま紙Pを投入口12に給紙できるように大きく形成されている。
積層部25は、凹状に形成され、数十枚、数百枚の紙Pを積層できる深さに形成されており、下面に給紙部22の搬送ベルト36を臨ませるベルト開口部26が形成されている。このベルト開口部26は、搬送ベルト36の大きさに合わせて、矩形状に形成され、後述する駆動プーリ32と従動プーリ35とに架け渡された搬送ベルト36を駆動範囲に亘って臨ませている。したがって、収納トレイ21では、積層部25に積層された紙Pのうち、一番下の紙Pがベルト開口部26から臨んでいる搬送ベルト36と接するようになるため、一番下の1枚、又は数枚の紙Pが搬送ベルト36によって搬送されるようになる。収納トレイ21には、ベルト開口部26の給紙口23側の端部に、搬送ベルト36によって搬送される紙Pを給紙口23から装置本体2の投入口12にガイドするガイド板27が設けられている。これにより、この給紙装置3では、給紙口23から投入口12に向かってより適切に紙Pが投入されるようになる。
なお、収納トレイ21では、積層部25の底面をスライド式や折り畳み式に形成し、積層部25の底面の大きさを調整できるようにしてもよい。これにより、収納トレイ21では、裁断する紙Pの量が多い場合に、積層部25の底面を大きく広げた部分に紙Pを積層しておくことができる。また、収納トレイ21では、積層部25の底面を広げることによって、A3サイズ等、サイズを大きい紙でも積層部25に積層することができる。また、収納トレイ21は、積層部25の底面を水平に形成する他、給紙口23に向かって下降するように傾斜して形成し、紙Pを給紙口23により搬送しやすくしてもよい。
給紙部22は、図2及び図3に示すように、装置本体2と収納トレイ21の積層部25との間に設けられている。この給紙部22は、装置本体2内に紙Pを搬送する搬送部材31と、搬送部材31を駆動させる駆動プーリ32と、駆動プーリ32を駆動させる押圧ローラ33と、押圧ローラ33を駆動させる駆動モータ34とを有する。更に、給紙部22には、駆動プーリ32と対となる従動プーリ35を有する。
搬送部材31は、駆動プーリ32及び従動プーリ35に架け渡される搬送ベルト36と、この搬送ベルト36が外周面に摺接し、搬送ベルト36を給紙口23に送る送りローラ37とからなる。搬送ベルト36は、平帯状で環状に形成されたものであり、紙Pの滑りを防止するため、摩擦抵抗が大きいゴム等で形成されている。この搬送ベルト36は、送りローラ37を介して駆動プーリ32と、従動プーリ35に回転可能に架け渡されている。
送りローラ37は、中空円筒状に形成され、搬送ベルト36が架け渡され、中心部に形成された貫通孔41に駆動プーリ32が挿入される。送りローラ37には、長さ方向の一方及び/又は他方の端部の内周面に周回りに亘って、後述する駆動プーリ32に設けられたピン44が係止される歯車42が形成されている。この歯車42の溝42aは、ピン44が係脱可能な形状に形成されている。例えば、溝42aは、図3及び図5に示すように、ピン44が係止されて押圧される被押圧辺42bと、この被押圧辺42bと対向し、ピン44を押圧する押圧辺42cとによって頂点が鋭角となるように形成され、かつ頂点が送りローラ37の半径方向よりも図3及び図5中矢印C方向に示す回転方向に偏位している。送りローラ37では、図3及び図5に示すように、溝42aにピン44が挿入され、被押圧辺42bを押圧しながら係止されることによって、駆動プーリ32が回転すると駆動力が伝達されて回転する。この際に、送りローラ37では、溝42aの頂点が半径方向よりも回転方向に偏位しているため、頂点を半径方向に形成した場合等よりもピン44から駆動力が効率良く伝わるようになる。
送りローラ37及び搬送ベルト36を駆動させる駆動プーリ32は、送りローラ37の貫通孔41に挿入され、送りローラ37に駆動力を伝達し、この送りローラ37を介して搬送ベルト36に駆動力を伝達する。駆動プーリ32は、中空円筒状に形成され、中心部に形成された貫通孔43に後述する押圧ローラ33が挿入され、送りローラ37と押圧ローラ33との間に位置する。この駆動プーリ32には、端部に送りローラ37の歯車42と対向して、歯車42に係止されるピン44が取り付けられている。
このピン44は、駆動プーリ32に取り付けられている一方の端部44aから歯車42に挿入される他方の端部44bに向かって序々に細く形成され、歯車42に係脱可能とされている。また、ピン44は、一方の端部44aから他方の端部44bに向かって、回転方向に略円弧状に形成され、回転方向に傾けて駆動プーリ32に取り付けられている。これにより、ピン44は、歯車42に回転方向に駆動力を伝達しやすくしている。また、ピン44には、ばねが取り付けられている。このバネは、ピン44を回転方向とは反対方向に付勢している。ピン44は、バネの付勢力により、常時、歯車42の溝42aに挿入され係止可能となるように起立した状態となっている。そして、ピン44は、バネを圧縮することで回転方向に回動可能となり、溝42aから外れることができる。ピン44では、バネの圧縮が解消すると、バネが弾性復帰して、再び起立した状態となり、溝42aに挿入でき、係止可能となる。このピン44は、起立した状態から回転方向とは反対方向に回動することが防止されている。
駆動プーリ32は、ピン44を起立した状態で、送りローラ37の歯車42の溝42aに係止し、駆動モータ34により回転されると、溝42aの被押圧辺42bを押圧して送りローラ37に駆動力を伝達することにより、送りローラ37及びこの送りローラ37に摺接している搬送ベルト36からなる搬送部材31を回転させる。そして、搬送部材31の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなった場合には、送りローラ37の溝42aの押圧辺42cがピン44を上方から押圧し、ピン44が回転方向に回動する。ピン44が回転方向に回動すると、搬送部材31が駆動プーリ32よりも先行して回転し、搬送部材31が駆動プーリ32に対して空転する。搬送部材31が元の回転速度に戻ると、溝42aの押圧辺42cがピン44を押圧しなくなり、ピン44のバネが弾性復帰して元の起立した状態となり、歯車42にピン44が係止され、再び搬送部材31が駆動プーリ32によって回転するようになる。
以上のように、搬送部材31は、紙Pを搬送する場合などの通常の状態において、駆動プーリ32のピン44が送りローラ37の歯車42に係止され、ピン44から歯車42に駆動力が伝達されて回転する。そして、搬送部材31は、裁断ローラ13による紙Pの引き込みによって、搬送部材31の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなった場合、駆動プーリ32に対して空転する。このようにして、搬送部材31と駆動プーリ32は、歯車42とピン44とによって、ワンウェイクラッチを構成している。なお、駆動プーリ32には、ピン44が1つ又は周回り方向に亘って等間隔に複数設けられている。
搬送部材31の送りローラ37と駆動プーリ32との間には、送りローラ37の内周面と駆動プーリ32の外周面との間の摩擦を低減し、送りローラ37及び駆動プーリ32の回転を安定にするため、送りローラ37の歯車42及び駆動プーリ32のピン44が形成されていない部分に、ベアリング45を設けてもよい。
押圧ローラ33は、図3及び図4に示すように、駆動モータ34と接続されており、駆動プーリ32の貫通孔43に挿入され、駆動プーリ32に駆動モータ34からの駆動力を伝達する。この押圧ローラ33は、円柱状の軸部46の外周面に、駆動プーリ32の内周面を押圧する押圧片47が複数立設されている。また、押圧ローラ33には、軸部46の長さ方向の一方の端部に、駆動モータ34と連結部51を介して接続される駆動軸48が設けられている。
この押圧片47は、弾性を有し、軸部46の長さ方向に亘って略矩形状に形成され、駆動プーリ32の内周面に対して摩擦抵抗が高いゴムや鋼等で形成された板ばね等である。この押圧ローラ33は、押圧片47を軸部46の外周面に対して略垂直に立設した状態、即ち図4に示す状態の直径が駆動プーリ32の貫通孔43の直径よりも大きくなるように形成されている。押圧ローラ33は、駆動プーリ32の貫通孔43に挿入される際に、図3に示すように、押圧片47の先端が駆動プーリ32の貫通孔43の内周面と面接触するように、紙Pの搬送方向、即ち回転方向とは反対側に撓ませて挿入される。押圧ローラ33は、押圧片47の先端を駆動プーリ32の貫通孔43の内周面と面接触させることにより駆動プーリ32の内周面と押圧片47の先端との間に生じる摩擦抵抗によって、駆動プーリ32に駆動力を伝え、駆動プーリ32を回転させる。
また、この押圧ローラ33には、駆動プーリ32から軸部46側に向かって押圧された際に、駆動プーリ32が押圧ローラ33側にへこまないように、駆動プーリ32を支持する支持部材49が押圧片47を挟んで長さ方向の両端に取り付けられている。これにより、駆動プーリ32は、軸部46側に向かって押圧されても、支持部材49により、駆動プーリ32が押圧ローラ33側にへこむことを防止できる。
駆動モータ34は、外部電源によって駆動力を発生するものであり、外側に回転可能に取り付けた軸部50に複数のギヤで構成された連結部51を介して、押圧ローラ33の駆動軸48と接続され、押圧ローラ33に駆動力を伝達し、押圧ローラ33を回転させ、駆動プーリ32及び送りローラ37を回転させる。この駆動モータ34は、搬送ベルト36及び送りローラ37とからなる搬送部材31、駆動プーリ32及び押圧ローラ33を決められた回転速度で回転させる。この際に、駆動モータ34は、装置本体2の裁断ローラ13の回転速度と、搬送部材31の回転速度とが同じ、又は裁断ローラ13の回転速度よりも搬送部材31の回転速度の方が遅くなるように、押圧ローラ33を回転させ、搬送部材31及び駆動プーリ32を回転させる。これにより、シュレッダ装置1では、投入口12や給紙口23付近で紙Pが撓んだり、折り重なったりすることを防止できる。
以上のような構成の給紙装置3は、次のようにして、収納トレイ21に収納された紙Pを装置本体2に搬送する。
先ず、給紙装置3では、収納トレイ21の積層部25に紙Pを挿入し、紙Pが搬送ベルト36上に載置されている状態で、駆動モータ34を駆動させて、駆動モータ34の軸部50が回転し、連結部51を介して駆動力が押圧ローラ33の駆動軸48に伝わり、図3中矢印C方向、即ち紙Pを給紙口23及び装置本体2の投入口12に搬送する搬送方向に押圧ローラ33を回転させる。給紙装置3では、押圧ローラ33が回転すると、押圧ローラ33の外周面に立設された複数の押圧片47と駆動プーリ32の内周面との間の摩擦抵抗により、押圧ローラ33と共に駆動プーリ32が図3中矢印C方向に回転する。そして、給紙装置3では、駆動プーリ32が回転すると、駆動プーリ32に設けられたピン44が図5に示すように送りローラ37の内周面に形成した歯車42に係止され、ピン44から歯車42に駆動力が伝わり、駆動プーリ32が回転すると共に送りローラ37が図3中矢印C方向に回転する。給紙装置3では、送りローラ37が回転すると、送りローラ37の外周面に摺接している搬送ベルト36が駆動プーリ32と従動プーリ35との間で図3中矢印C方向に回転する。この際に、従動プーリ35は、搬送ベルト36の回転に合わせて回転する。給紙装置3では、押圧ローラ33が回転し、駆動プーリ32及び送りローラ37が回転し、搬送ベルト36が図3中矢印C方向に回転することによって、搬送ベルト36上の積層部25に積層された紙Pのうち一番下の1枚、又は複数枚が収納トレイ21の給紙口23に搬送され、さらに装置本体2の投入口12に搬送される。
このように給紙部22は、駆動プーリ32と送りローラ37とによってワンウェイクラッチを構成し、駆動プーリ32と押圧ローラ33とによってフリクションクラッチを構成し、ワンウェイクラッチとフリクションクラッチとを組み合わせたものである。なお、上述では、フリクションクラッチを内側にし、ワンウェイクラッチを外側にしたが、これとは反対に、ワンウェイクラッチを内側にし、フリクションクラッチを外側にしてもよい。
このような給紙装置3を備えるシュレッダ装置1は、収納トレイ21の積層部25に紙Pを積層しておき、裁断を開始するスイッチを押すと、給紙装置3の駆動モータ34が駆動し、上述したように搬送ベルト36が図3中矢印C方向に回転することによって、収納トレイ21の積層部25に積層された複数枚の紙Pのうち、一番下の1枚、又は複数枚の紙Pが給紙口23に搬送され、給紙口23に設けられたガイド板27によって装置本体2の投入口12に搬送される。シュレッダ装置1では、装置本体2の投入口12に紙Pが搬送されて、投入口12近傍に設けた検知センサ16が検知すると、一対の裁断ローラ13が搬送部材31の回転速度と同じ速度又は搬送部材31の回転速度よりも速い速度で、それぞれ図2中矢印A及び矢印B方向に回転し、投入口12から搬送された紙Pを裁断する。裁断された紙くずは、収容箱15に収容される。
シュレッダ装置1では、一対の裁断ローラ13の回転速度と、搬送部材31の回転速度とを同じ、又は裁断ローラ13の回転速度の方を速くすることによって、裁断ローラ13の直前や投入口12付近で紙Pが撓んだり、折り重なったりすることを防止でき、スムーズに裁断することができる。
また、シュレッダ装置1では、一対の裁断ローラ13の回転速度と、搬送部材31の回転速度とを同じにした場合、例えば搬送部材31上に積層した紙Pの重さによって搬送部材31の回転速度が遅くなり、紙Pの搬送速度が裁断速度よりも遅くなり、紙Pが一対の裁断ローラ13間に挿入された際、紙Pが裁断ローラ13に搬送速度よりも速い速度で引き込まれる。これにより、シュレッダ装置1では、裁断ローラ13に紙Pが引っ張られるようになる。また、シュレッダ装置1では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送部材31の回転速度よりも速くした場合、通常の状態で裁断ローラ13による紙Pの引き込みが速く、裁断ローラ31に紙Pが引っ張られるようになる。また、シュレッダ装置1では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送部材31の回転速度よりも速くした場合にも、搬送部材31上に積層した紙Pの重さによって搬送部材31の回転速度が遅くなり、裁断ローラ13の回転速度と搬送ベルト36の回転速度との間で速度差が更に大きくなり、裁断ローラ13に紙Pがより引っ張られるようになる。
このように、シュレッダ装置1では、裁断ローラ13の回転速度よりも搬送部材31の回転速度を遅く設定したり、搬送部材31の回転速度が遅くなってしまうと、紙Pが裁断ローラ13に搬送速度よりも速い速度で引き込まれる。これにより、シュレッダ装置1では、この紙Pの引き込みにつられて、搬送部材31の回転速度が速くなり、駆動プーリ32の回転よりも速くなる。
シュレッダ装置1では、搬送部材31の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなると、図6に示すように、送りローラ37の歯車42に係止されているピン44を溝42aの押圧辺42cが押圧し、ピン44が図6中矢印C方向に示す回転方向に回動し、搬送部材31が駆動プーリ32に対して空転する。シュレッダ装置1では、搬送部材31が駆動プーリ32に対して空転することによって、紙Pの引き込みにあわせて搬送部材31が回転するため、裁断ローラ13の引き込みに合わせて紙Pを搬送することができ、裁断ローラ13と搬送ベルト36との間で紙Pが張り過ぎて破れたり、紙Pの搬送が遅れて裁断が途切れたりすることを防止でき、スムーズにかつ確実に裁断することができる。
また、このシュレッダ装置1では、裁断ローラ13による紙Pの引き込みによって、搬送部材31の回転速度が速くなっても、搬送部材31が駆動プーリ32に対して空転するため、回転数を高める作用が搬送部材31を駆動させる駆動プーリ32や押圧ローラ33等の駆動機構に伝わらず、駆動プーリ32や押圧ローラ33、駆動モータ34等の駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる。
なお、シュレッダ装置1では、裁断ローラ13側への紙Pの引っ張りがなくなり、搬送部材31の回転速度が駆動プーリ32の回転速度とほぼ同じになると、ピン44のバネが弾性復帰し、ピン44が歯車42に再び係止される。これにより、シュレッダ装置1では、再び、駆動プーリ32から送りローラ37に駆動力が伝達されるようになり、搬送部材31が駆動プーリ32によって回転するようになる。
ここで、このシュレッダ装置1では、上述したように押圧ローラ33が駆動プーリ32の貫通孔43に、押圧片47の先端が貫通孔43の内周面と面接触するように、回転方向とは反対側に撓ませて挿入されている。押圧ローラ33は、押圧片47の先端を貫通孔43の内周面と面接触させることで、押圧片47の先端と貫通孔43の内周面との間に摩擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗によって、駆動プーリ32に駆動力を伝えて駆動プーリ32を回転させることができる。一方、押圧ローラ33では、搬送部材31や駆動プーリ32の回転が外部から阻害されて、搬送部材31や駆動プーリ32が停止又はほぼ停止してしまった場合に、押圧片47が駆動プーリ32の内周面に当接されており、また回転方向とは反対方向に撓んでいることから、押圧片47を駆動プーリ32の内周面に摺接させながら回転しつづけることができる。
このシュレッダ装置1では、例えば給紙口23付近に手が入ってしまった場合や紙Pが給紙口23で詰まった場合など、搬送部材31に搬送方向とは反対方向に力がかかった場合、搬送部材31は図3中矢印C方向に示す搬送方向に回転しにくくなり、停止又はほぼ停止した状態となる。シュレッダ装置1では、送りローラ37の歯車42に駆動プーリ32のピン44が係止されているので、送りローラ37が止まると駆動プーリ32も停止又はほぼ停止した状態となる。この際に、シュレッダ装置1では、送りローラ37の回転が停止したことにより、駆動プーリ32の回転が阻害されても、押圧ローラ33が駆動プーリ32に対して止まらずに回転し続け、押圧ローラ33が駆動プーリ32に対して空転する。これにより、シュレッダ装置1では、押圧ローラ33が駆動プーリ32に対して空転することによって、駆動モータ34や連結部51に負荷がかかることを防止できる。
以上のことから、このシュレッダ装置1では、搬送部材31の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなった場合、送りローラ37が駆動プーリ32に対して空転することによって、駆動プーリ32や押圧ローラ33に回転数を高める作用が働くことを防止でき、駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる。また、このシュレッダ装置1では、搬送部材31や駆動プーリ32に搬送方向とは反対側に力がかかり、回転が停止したり、ほぼ停止してしまった場合でも、駆動プーリ32に対して押圧ローラ33が空転することによって、駆動モータ34や連結部51に負荷がかかることを防止できる。
上述したシュレッダ装置1において、給紙装置3の収納トレイ21の積層部25に積層された紙Pを投入口12及び給紙口23に搬送する際に、一度に裁断ローラ13が裁断できない枚数の紙Pが投入口12及び給紙口23に搬送されないように、装置本体2への給紙量を規制する規制手段を設けてもよい。規制手段としては、図3に示すように、搬送ベルト36と略垂直方向に立設した板状の規制板52であり、裁断ローラ13が裁断できる複数枚の紙Pを通すことができるように搬送ベルト36から離間して設けられている。この規制板52は、搬送ベルト36に対して上下に移動させることができ、裁断ローラ13の裁断能力や裁断する紙Pの厚さ等により、搬送ベルト36との距離を調整して設けられる。また、シュレッダ装置1では、規制板52に突き当てて紙Pを収納トレイ21の積層部25に収納することで、積層された複数枚の紙Pの給紙口23側の一端を揃えることができ、紙Pの搬送が遅れて裁断が途切れたりすることなく、次々に紙Pが投入口12及び給紙口23に搬送されるようになる。
更に、給紙装置3には、図3に示すように、収納トレイ21の上部に、積層部25に収納された紙Pを搬送ベルト36に押し付ける押付ローラ53が設けられていてもよい。この押付ローラ53は、収納トレイ21の上部にネジ等で固定された取付部54に、軸部55を介して取り付けられている。この押付ローラ53は、取付部54に対して軸部55が上下に移動可能に取り付けられているため、積層された紙Pの高さに合わせて上下に動かしたり、紙Pが裁断されて積層されている紙Pの高さが低くなっても常に紙Pを押さえることができる。給紙装置3では、押付ローラ53で積層部25に収納された紙Pを搬送ベルト36側に押し付けることによって、より搬送されやすくなる。
更に、給紙装置3には、図7に示すように、給紙口23と裁断ローラ13との間に、ガイド板27に代えて、又はガイド板27に加えて、更に搬送される紙Pを挟むように紙Pの上下に一対のガイド板56が設けられていてもよい。この一対のガイド板56は、上ガイド板56aと下ガイド板56bとからなる。上ガイド板56aは、搬送される紙Pの上側に位置し、給紙口23、即ち図7において、積層部25側から裁断ローラ13側に向かって下向きに傾けて設けられている。下ガイド板56bは、搬送される紙Pの下側に位置し、給紙口23側から裁断ローラ13側に向かって上向きに傾けて設けられている。したがって、この一対のガイド板56は、給紙口23側から裁断ローラ13側に向かって、上ガイド板56aと下ガイド板56bとの間が序々に狭くなっており、端部がカールしたような紙Pが搬送されたり、紙Pがずれて搬送されても、一対の裁断ローラ13間に適切に搬送することができる。
上述した図3や図7に示すシュレッダ装置1の給紙装置3では、搬送部材31が搬送ベルト36と送りローラ37とから構成されているが、このことに限定されず、図8に示すシュレッダ装置60の給紙装置61のように、搬送部材が搬送ベルト36のみからなり、搬送ベルト36を駆動プーリ32で駆動する構成であってもよい。なお、図8に示すシュレッダ装置60において、上述したシュレッダ装置1と同一の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、この給紙装置61において、搬送ベルト62以外は、上述した給紙装置3と同様の構成となっている。
搬送ベルト62は、上述した搬送ベルト36と同様に、平帯状で環状に形成されたものであり、紙Pの滑りを防止するため、摩擦抵抗が高いゴム等で形成されている。この搬送ベルト62は、駆動プーリ32と従動プーリ35に架け渡されている。この搬送ベルト62には、図8に示すように、駆動プーリ32に設けられた複数のピン44と係止される歯車63がピン44と対向する内周面の周回りに亘って形成されている。歯車63は、上述した歯車42と同様に、ピン44が係脱可能な形状に形成されている。例えば、溝63aは、図8に示すように、ピン44が係止されて押圧される被押圧辺63bと、この被押圧辺63bと対向し、ピン44を押圧する押圧辺63cとによって頂点が鋭角となるように形成され、かつ頂点が送りローラ37の半径方向よりも図8中矢印D方向に示す回転方向に偏位している。送りローラ37では、溝63aにピン44が挿入され、被押圧辺63bを押圧しながら係止されることによって、駆動プーリ32が回転すると駆動力が伝達されて回転する。この際に、搬送ベルト62では、溝42aの頂点が半径方向よりも回転方向に偏位していることによって、頂点を半径方向に形成した場合等よりもピン44から駆動力が効率良く伝わるようになる。
この給紙装置61では、押圧ローラ33が駆動モータ34によって、図8中矢印D方向に示す、紙Pを投入口12及び給紙口23に搬送する搬送方向に回転し、駆動プーリ32も回転することによって、駆動プーリ32のピン44が搬送ベルト62の歯車63に係止され、駆動プーリ32と共に搬送ベルト62が給紙口23方向に回転し、搬送ベルト62上の積層部25に積層された紙Pを給紙口23及び装置本体2の投入口12に搬送することができる。
このような給紙装置61を備えるシュレッダ装置60では、裁断ローラ13の回転速度と搬送ベルト62の回転速度とが同じ、又は裁断ローラ13の回転速度の方が速くなっているため、上述したシュレッダ装置1と同様に、裁断ローラ13の直前や投入口12付近で紙Pが撓んだり、折り重なったりすることを防止でき、スムーズに裁断することができる。
また、シュレッダ装置60では、上述したシュレッダ装置1と同様に、裁断ローラ13の回転速度と搬送ベルト62の回転速度とを同じにした場合、例えば搬送ベルト62上に積層した紙Pの重さによって搬送ベルト62の回転速度が遅くなり、紙Pの搬送速度が裁断速度よりも遅くなり、紙Pが一対の裁断ローラ13間に挿入された際、紙Pが裁断ローラ13に搬送速度よりも速い速度で引き込まれる。これにより、シュレッダ装置60では、紙Pが引っ張られるようになる。また、シュレッダ装置60では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送ベルト62の回転速度よりも速くした場合、通常の状態で裁断ローラ13による紙Pの引き込みが速く、裁断ローラ31に紙Pが引っ張られるようになる。また、シュレッダ装置60では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送ベルト62の回転速度よりも速くした場合にも、搬送ベルト62上に積層した紙Pの重さによって搬送ベルト62の回転速度が遅くなり、裁断ローラ13の回転速度と搬送ベルト62の回転速度との間で速度差が更に大きくなり、裁断ローラ13に紙Pがより引っ張られるようになる。
このように、シュレッダ装置60では、裁断ローラ13の回転速度よりも搬送ベルト62の回転速度を遅く設定したり、搬送ベルト62の回転速度が遅くなってしまうと、紙Pが裁断ローラ13に搬送速度よりも速い速度で引き込まれる。これにより、シュレッダ装置60では、この紙Pの引き込みにつられて、搬送ベルト62の回転速度が速くなり、駆動プーリ32の回転速度よりも速くなる。
シュレッダ装置60では、搬送ベルト62の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなると、歯車63に係止されているピン44を溝63aの押圧辺63cが押圧し、ピン44が回転方向に回動し、搬送ベルト62が駆動プーリ32に対して空転する。シュレッダ装置60では、搬送ベルト62が駆動プーリ32に対して空転することによって、紙Pの引き込みにあわせて搬送ベルト62が回転するため、裁断ローラ13の引き込みに合わせて紙Pを搬送することができ、裁断ローラ13と搬送ベルト62との間で紙Pが張り過ぎて破れたり、紙Pの搬送が遅れて裁断が途切れたりすることを防止でき、スムーズにかつ確実に裁断することができる。特に、シュレッダ装置60では、裁断ローラ13の回転速度を搬送ベルト62の回転速度よりも速く設定した場合に、搬送ベルト62が駆動プーリ32に対して空転することによって、裁断ローラ13の回転速度と搬送ベルト62の回転速度との速度差が大きくなりすぎず、紙Pが破れたり、裁断が途切れることなく、スムーズかつ確実に裁断することができる。
また、このシュレッダ装置1では、裁断ローラ13による紙Pの引き込みによって、搬送部材31の回転速度が速くなっても、搬送部材31が駆動プーリ32に対して空転するため、回転数を高める作用が搬送ベルト62を駆動させる駆動プーリ32や押圧ローラ33等の駆動機構に伝わらず、駆動プーリ32や押圧ローラ33、駆動モータ34等の駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる。
また、このシュレッダ装置60では、上述したシュレッダ装置1と同様に、押圧ローラ33が駆動プーリ32に対して空転することによって、例えば給紙口23付近に手が入ってしまった場合や紙Pが給紙口23で詰まった場合など、搬送部材31に搬送方向とは反対方向に力がかかった場合、搬送ベルト62及び駆動プーリ32が停止又はほぼ停止した状態となっても駆動モータ34や連結部51に負荷がかかることを防止できる。
以上のことから、このシュレッダ装置60では、搬送ベルト62の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなった場合、搬送ベルト62が駆動プーリ32に対して空転することによって、駆動プーリ32や押圧ローラ33、駆動モータ34に回転数を高める作用が働くことを防止でき、駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる。また、このシュレッダ装置60では、搬送ベルト62や駆動プーリ32に搬送方向とは反対側に力がかかり、回転が停止したり、ほぼ停止してしまった場合でも、駆動プーリ32に対して押圧ローラ33が空転することによって、駆動モータ34や連結部51に負荷がかかることを防止できる。
なお、この給紙装置61には、図8に示すように、上述した給紙装置3のように、給紙口23から投入口12に給紙される給紙量を規制する規制手段として例えば規制板52が設けられていてもよい。また、この給紙装置61には、収納トレイ21の上部に紙Pを搬送ベルト36に押し付ける押付ローラ53を設け、紙Pをより搬送しやすくしてもよい。また、この給紙装置61には、給紙口23と裁断ローラ13との間に、搬送される紙Pを挟んで、紙Pの上下に紙Pの搬送方向を裁断ローラ13に向かってガイドする一対のガイド板56a、56bを設けてもよい。
また、図9に示すシュレッダ装置70の給紙装置71のように、紙Pを搬送する搬送部材72を送りローラ37の外周面に搬送ベルト73を巻回したものであってもよい。なお、図9に示すシュレッダ装置70において、上述した図3に示すシュレッダ装置1と同一の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、この給紙装置71において、送りローラ37に巻回している搬送ベルト73を除き、送りローラ37等の他の構成については、上述した給紙装置3と同様の構成を有する。
このシュレッダ装置70の給紙装置71では、図9に示すように、搬送ベルト73が巻回された送りローラ37のみで紙Pを給紙口23から装置本体2の投入口12に給紙する。給紙装置71では、収納トレイ21の下面に、搬送ベルト73が巻回された送りローラ37が臨むようにローラ開口部74が形成されている。
この給紙装置71では、上述した給紙装置3と同様に、紙Pを搬送する場合、押圧ローラ33が駆動モータ34によって図9中矢印E方向に示す投入口12及び給紙口23に紙Pを搬送する搬送方向に回転し、押圧ローラ33と共に駆動プーリ32が搬送方向に回転することによって、駆動プーリ32のピン44が送りローラ37の歯車42に係止され、ピン44から駆動力が歯車42に伝達され、搬送部材72が搬送方向に回転し、搬送ベルト36上の紙Pを給紙口23及び装置本体2の投入口12に搬送する。
このような給紙装置71を備えるシュレッダ装置70では、裁断ローラ13の回転速度と、搬送部材72の回転速度とが同じ、又は裁断ローラ13の回転速度の方が速くなっている。このため、シュレッダ装置70では、上述したシュレッダ装置1と同様に、裁断ローラ13の直前や投入口12付近で紙Pが撓んだり、折り重なったりすることを防止でき、スムーズに裁断することができる。
また、シュレッダ装置70では、上述したシュレッダ装置1のように、一対の裁断ローラ13の回転速度と、搬送部材72の回転速度とを同じにした場合、搬送部材31上に積層した紙Pの重さによって搬送部材72の回転速度が遅くなると、紙Pが裁断ローラ13側に搬送速度よりも速い速度で引き込まれ、紙Pが引っ張られるようになる。特に、シュレッダ装置70では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送部材72の回転速度よりも速くした場合、通常の状態で裁断ローラ13による紙Pの引き込みが速く、裁断ローラ31に紙Pが引っ張られるようになる。また、シュレッダ装置70では、一対の裁断ローラ13の回転速度を搬送部材72の回転速度よりも速くした場合にも、搬送部材72上に積層した紙Pの重さによって搬送部材72の回転速度が遅くなり、裁断ローラ13の回転速度と搬送部材72の回転速度との間で速度差が更に大きくなり、裁断ローラ13に紙Pがより引っ張られるようになる。
このように、シュレッダ装置70では、裁断ローラ13の回転速度よりも搬送部材72の回転速度を遅く設定したり、搬送部材31の回転速度が遅くなってしまうと、紙Pが裁断ローラ13側に搬送速度よりも速い速度で引き込まれるようになるため、紙Pの引き込みにつられて、搬送部材72の回転速度が速くなり、駆動プーリ32の回転よりも速くなる。
シュレッダ装置70では、搬送部材72の回転速度が駆動プーリ32の回転速度よりも速くなったとき、上述したシュレッダ装置1と同様に、搬送部材72が駆動プーリ32に空転するため、搬送部材72の回転速度は遅くならず、裁断の速さに合わせて回転し、収納トレイ21から投入口12及び給紙口23に搬送される紙Pの搬送速度を維持でき、搬送部材72との間で紙Pが張り過ぎて破れたり、紙Pの搬送が遅れて裁断が途切れたりすることを防止でき、スムーズにかつ確実に裁断することができる。特に、シュレッダ装置70では、裁断ローラ13の回転速度を搬送部材72の回転速度よりも速く設定した場合に、裁断ローラ13の回転速度と搬送部材72の回転速度との速度差が大きくなりすぎず、紙Pが破れたり、裁断が途切れることなく、スムーズかつ確実に裁断することができる。
また、このシュレッダ装置70では、裁断ローラ13の紙Pの引き込みによって、搬送部材72の回転速度が速くなっても、搬送部材72が駆動プーリ32に対して空転するため、搬送部材72の回転速度が速くなったことによる回転数を高める作用が駆動プーリ32に働かず、駆動プーリ32や押圧ローラ33、駆動モータ34の駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる
また、このシュレッダ装置70では、上述したシュレッダ装置1と同様に、押圧ローラ33が駆動プーリ32に対して空転することによって、例えば給紙口23付近に手が入ってしまった場合や紙Pが給紙口23で詰まった場合など、搬送部材72に搬送方向とは反対方向に力がかかった場合、搬送部材72及び駆動プーリ32が停止又はほぼ停止した状態となっても駆動モータ34や連結部51に負荷がかかることを防止できる。
以上のことから、シュレッダ装置70では、搬送部材72の回転速度が駆動モータ34による駆動力が伝達されて駆動する回転速度よりも速くなった場合、搬送部材72が駆動プーリ32に対して空転することで、駆動プーリ32や押圧ローラ33、駆動モータ34に回転数を高める作用が働くことを防止でき、駆動機構に余分な負荷がかかることを防止できる。また、このシュレッダ装置70では、搬送部材72に搬送方向とは反対側に力がかかり、回転が停止したり、ほぼ停止してしまった場合でも、駆動プーリ32に対して押圧ローラ33が空転することによって、駆動モータ34や51に余分な負荷がかかることを防止できる。
なお、この給紙装置71には、図9に示すように、上述した給紙装置3のように、給紙口23から投入口12に給紙される給紙量を規制する規制手段として例えば規制板52を設けてもよい。また、この給紙装置71には、収納トレイ21の上部に紙Pを送りローラ37に押し付ける押付ローラ53を設けて、紙Pをより搬送しやすくしてもよい。また、給紙口23と裁断ローラ13との間に、搬送される紙Pを挟んで、紙Pの上下に紙Pの搬送方向を裁断ローラ13に向かってガイドする一対のガイド板56a、56bが設けられていてもよい。
本発明を適用したシュレッダ装置の斜視図である。 同シュレッダ装置の概略構成図である。 同シュレッダ装置の概略構成図である。 押圧ローラの斜視図である。 駆動プーリのピンが送りローラの歯車に係止された状態を示す要部拡大図である。 駆動プーリのピンが送りローラの歯車の押圧片によって押圧されている状態を示す要部拡大図である。 同シュレッダ装置にガイド板を設けた状態を示す概略構成図である。 同シュレッダ装置の他の実施例の概略構成図である。 同シュレッダ装置の他の実施例の概略構成図である。
符号の説明
1 シュレッダ装置、2 装置本体、3 給紙装置、11 外筐体、12 投入口、13 裁断ローラ、14 駆動モータ、15 収容箱、16 検知センサ、17 扉、21 収納トレイ、22 給紙部、23 給紙口、24 挿入口、25 積層部、26 ベルト開口部、27 ガイド板、31 搬送部材、32 駆動プーリ、33 押圧ローラ、34 駆動モータ、35 従動プーリ、36 搬送ベルト、37 送りローラ、42 歯車42 ピン、45 ベアリング、47 押圧片、52 規制板、53 押付ローラ

Claims (12)

  1. 裁断される紙が収納される収納部と、
    上記紙を裁断する裁断ローラを有するシュレッダ装置内に上記収納部から上記紙を給紙する給紙部とを備え、
    上記給紙部は、上記紙を上記シュレッダ装置内に搬送する搬送部材と、上記搬送部材を上記紙の搬送方向に駆動させる駆動プーリと、上記駆動プーリを駆動させる駆動モータとを有し、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記搬送部材が上記駆動プーリの回転速度よりも速く駆動されたとき、上記搬送部材が上記駆動プーリに対して空転することを特徴とするシュレッダ用給紙装置。
  2. 上記給紙部は、更に、上記駆動プーリと対となる従動プーリを有し、
    上記搬送部材は、上記駆動プーリと上記従動プーリとに巻回され、上記紙を搬送する搬送ベルトと、外周面に上記搬送ベルトが摺接されると共に上記搬送ベルトを送る送りローラとからなり、
    上記送りローラは、中空円筒状に形成され、内部に上記駆動プーリが挿入され、上記駆動プーリが上記紙の搬送方向に回転することによって共に回転され、上記搬送ベルトを上記紙の搬送方向に送り、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記送りローラの回転速度が上記駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、上記送りローラが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項1記載のシュレッダ用給紙装置。
  3. 上記給紙部は、更に、上記駆動プーリと対となる従動プーリを有し、
    上記搬送部材は、上記駆動プーリと上記従動プーリに巻回され、上記紙を搬送する搬送ベルトであり、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記搬送ベルトの回転速度が上記駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、上記搬送ベルトが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項1記載のシュレッダ用給紙装置。
  4. 上記搬送部材と上記駆動プーリとの間には、ワンウェイクラッチが構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のシュレッダ用給紙装置。
  5. 上記駆動プーリは、中空円筒状に形成され、
    上記給紙部は、更に、可撓性を有し、上記駆動プーリの内周面を押圧する押圧片が外周面に複数立設され、上記押圧片を上記搬送部材の駆動方向とは反対側に撓ませた状態で上記駆動プーリの内部に挿入される押圧ローラを有し、
    上記押圧ローラは、上記駆動モータと接続され、上記駆動モータによって上記紙の搬送方向に回転することで上記押圧片から駆動力を上記駆動プーリに伝え、上記駆動プーリを上記紙の搬送方向に回転させ、
    上記駆動プーリの回転が阻害されたとき、上記押圧ローラが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項1記載のシュレッダ用給紙装置。
  6. 上記収納部に収納された紙の上記シュレッダ装置内への給紙量を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1記載のシュレッダ用給紙装置。
  7. 紙が投入される投入口と投入された上記紙を裁断する裁断ローラとを有する装置本体と、
    裁断される紙が収納される収納部と、
    上記収納部に収納された紙を上記投入口へ給紙する給紙部とを備え、
    上記給紙部は、上記紙を上記シュレッダ装置内に搬送する搬送部材と、上記搬送部材を上記紙の搬送方向に駆動させる駆動プーリと、上記駆動プーリを駆動させる駆動モータとを有し、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記搬送部材が上記駆動プーリの回転速度よりも速く駆動されたとき、上記搬送部材が上記駆動プーリに対して空転することを特徴とするシュレッダ装置。
  8. 上記給紙部は、更に、上記駆動プーリと対となる従動プーリを有し、
    上記搬送部材は、上記駆動プーリと上記従動プーリとに巻回され、上記紙を搬送する搬送ベルトと、外周面に上記搬送ベルトが摺接されると共に上記搬送ベルトを送る送りローラとからなり、
    上記送りローラは、中空円筒状に形成され、内部に上記駆動プーリが挿入され、上記駆動プーリが上記紙の搬送方向に回転することによって共に回転され、上記搬送ベルトを上記紙の搬送方向に送り、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記送りローラの回転速度が上記駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、上記送りローラが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項7記載のシュレッダ装置。
  9. 上記給紙部は、更に、上記駆動プーリと対となる従動プーリを有し、
    上記搬送部材は、上記駆動プーリと上記従動プーリに巻回され、上記紙を搬送する搬送ベルトであり、
    上記裁断ローラによる上記紙の引き込みによって、上記搬送ベルトの回転速度が上記駆動プーリの回転速度よりも速くなったとき、上記搬送ベルトが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項7記載のシュレッダ装置。
  10. 上記搬送部材と上記駆動プーリとの間には、ワンウェイクラッチが構成されていることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項記載のシュレッダ装置。
  11. 上記駆動プーリは、中空円筒状に形成され、
    上記給紙部は、更に、可撓性を有し、上記駆動プーリの内周面を押圧する押圧片が外周面に複数立設され、上記押圧片を上記搬送部材の駆動方向とは反対側に撓ませた状態で上記駆動プーリの内部に挿入される押圧ローラを有し、
    上記押圧ローラは、上記駆動モータと接続され、上記駆動モータによって上記紙の搬送方向に回転することで上記押圧片から駆動力を上記駆動プーリに伝え、上記駆動プーリを上記紙の搬送方向に回転させ、
    上記駆動プーリの回転が阻害されたとき、上記押圧ローラが上記駆動プーリに対して空転することを特徴とする請求項7記載のシュレッダ装置。
  12. 上記収納部に収納された紙の上記シュレッダ装置内への給紙量を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項7記載のシュレッダ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104056699A (zh) * 2014-06-20 2014-09-24 常磊 自动进纸碎纸机
CN107024602A (zh) * 2017-03-13 2017-08-08 重庆大学 一种用于大范围表面流场测量的碎纸机
CN113413982A (zh) * 2021-06-21 2021-09-21 苏州柔觉纺织品有限公司 一种具有存纸功能的碎纸机

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