JP2008114047A - 景品取得ゲーム機及び景品載置台 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のものと比較して、より遊技者の遊技意欲を高めることが可能な景品取得ゲーム機を提供する。
【解決手段】遊技者により移動操作されるアーム部材6の前後方向への伸縮動作により景品載置台4の載置面から落下した景品Gが払い出されるようにされた景品取得ゲーム機1において、景品載置台4と景品載置台4を支持する支持部材5との間に、景品載置台4を前後方向で揺動自在にさせる揺動機構を形成することで、アーム部材6が景品載置台4に載置されている景品Gに接触した場合に、揺動機構の作用により景品載置台4が前後方向に揺動するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者により移動操作されるアーム部材の伸縮動作により景品載置部から落下した景品が払い出されるようにされた景品取得ゲーム機に関し、より詳細には、景品の取得に対する遊技者の期待感を高めることができる景品取得ゲーム機に関する。
従来、ゲームセンターなどのアミューズメント施設に設置され、遊技者により操作されるアーム部材の牽引動作により景品載置台から落下した景品が払い出されるようにされた景品取得ゲーム機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この景品取得ゲーム機では、景品は前後方向にスライド可能な景品載置台上に載置されており、アーム部材の先端に取り付けられた係止部材を、景品載置台に取り付けられた目標部材に係止させて前方に牽引し、景品載置台が傾倒する位置まで牽引できた場合に景品が落下して払い出されるようになっている。
しかしながら、この景品取得ゲーム機では、目標部材と係止部材との係止に失敗すると、景品には何の動き(リアクション)も起こらない問題がある。また、仮に係止に成功しても、景品載置台が傾倒する位置まで牽引できない限り、景品はさほど大きくは動かない。
即ち、従来の景品取得ゲーム機にあっては、景品取得失敗時における景品の動く度合いが著しく低いため、遊技者に対して景品を取得することができそうという期待感(「取れそう感」)を抱かせるようなゲーム演出を提供していないという問題を有している。
特開2005−152591号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされるものであり、下記のいずれか一以上の目的を達成するものである。
即ち、本発明の目的は、従来のものと比較して、より遊技者の遊技意欲を高めることができる景品取得ゲーム機を提供することにある。
本発明の他の目的は、景品取得に対するより大きな期待感を遊技者に与えることができる景品取得ゲーム機を提供することにある。
本発明の他の目的は、景品の取得に失敗した場合でも、景品の動く度合いや確率を高めることができる景品取得ゲーム機を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、景品取得の難易度の調整を容易に行うことが可能な景品取得ゲーム機を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、遊技者が景品取得の難易度の高低を認識できる態様で当該難易度の調整を行うことが可能な景品取得ゲーム機を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決したものであり、
遊技者により移動操作されるアーム部材の前後方向への伸縮動作により景品載置台の載置面から落下した景品が払い出されるようにされた景品取得ゲーム機であって、
前記景品載置台と前記景品載置台を支持する支持部材との間に、前記景品載置台を前後方向で揺動自在にさせる揺動機構が形成されており、
前記アーム部材が前記景品載置台に載置されている景品に接触した場合に、前記揺動機構の作用により前記景品載置台が前後方向に揺動することを特徴とする景品取得ゲーム機
(請求項1)、又は、
前後方向に伸縮動作を行うアーム部材に接触することで落下した景品が払い出される景品取得ゲーム機において、支持部材に形成された平板状の支持面に配置される景品載置台であって、
景品を載置する載置面と、
前記載置面の下方に取り付けられ、凸状に湾曲した接地面を有する脚部とを有し、
前記脚部の前記接地面を前記支持面に接触させて転動することにより、前記支持部材上において揺動を行うことを特徴とする景品載置台(請求項13)である。
本発明によれば、景品の取得には至らなかったとしても、アーム部材が景品載置台に載置された景品に接触することで景品載置台が前後方向に揺動するため、従来の景品取得ゲーム機と比較して、景品の揺動の程度を大きくし、或いは、景品が揺動する確率を高めることができる。そのため、景品を取得できることに対する遊技者の期待感を高めることができ、遊技者の遊技意欲を高めるなどの効果を期待することができる。
なお、本発明における前後方向は、ゲーム機筐体の正面側から背面側に向かう方向とすることができ、この場合の遊技者によるアーム部材の移動操作は、上記前後方向に対して垂直な平面において行なわれるものとすることができる。
本発明では、前記景品載置台が、接地面が凸状に湾曲した脚部を有し、前記支持部材が、前記脚部を支持する支持面を有しており、前記揺動機構を、前記接地面及び前記支持面により構成し、前記景品載置台が、前記支持面に前記接地面を接触させて転動することにより、前記前後方向への揺動を行うよう構成すること(請求項2)が可能であり、これにより、簡易な構成で揺動機構を実現することができる。
この場合の景品載置台は、幅寸法が大きい接地面を有する単一の脚部を有することも可能であり、或いは幅寸法の小さい接地面を有する2つ(又はそれ以上の)脚部を並べて使用することも可能である(請求項3)。
また、請求項2又は3の発明における接地面の湾曲は、典型的には円弧状とすることが可能であるが、支持面上での景品載置台の円滑な転動が可能である限り、接地面の湾曲の態様や曲率は任意とすることができる。
本発明における景品載置台と支持部材との間には、景品載置台の支持面上における揺動位置を固定するための揺動位置固定機構を形成すること(請求項4)が好ましく、これにより、アーム部材が景品や景品載置台と接触する毎に景品載置台の設置位置がずれたり向きが変わったりすることで、装置の設置者が意図した景品取得の難易度が変化してしまうことが防止される。
本発明の具体的な態様としては、支持部材の支持面に前後方向に複数の凹凸を配列させたラックを形成するとともに、景品載置台の脚部接地面の湾曲に沿って上記ラックの凹凸に歯合する複数の凹凸を配列させたギアを形成し、当該ラック及びギアの凹凸を噛み合わせた状態で、景品載置台が転動するよう構成することが好ましい。
本発明は、前記景品載置台に、前記景品載置台の初期状態における前後方向での傾斜角度を調整するための第1傾斜角調整機構を形成し(請求項5)、前記支持部材に、前記支持面の前後方向の傾斜角度を調整する第2傾斜角調整機構を形成し(請求項6)及び/又は前記景品載置台が、前記載置面の前方端から上方への迫り出し量を調節可能な落下妨害部材を更に有すること(請求項7)が好ましく、これにより、景品取得の難易度の設定を容易に行うことが可能になる。
即ち、景品載置台の初期状態における傾斜角度又は支持面の傾斜角度を後傾させ、或いは落下妨害部材の迫出高さを大きくすることにより景品を取得し難くすることができ、景品載置台の初期状態における傾斜角度又は支持面の傾斜角度を前傾させ、或いは落下妨害部材の迫出高さを小さくすることにより景品を取得し易くすることができる。
また、請求項5〜7の発明では、景品載置台毎又は支持部材毎に個別に難易度を設定できるため、景品の価格や人気などを考慮したきめ細かい設定を行うことが可能である。
更に、請求項5〜7の発明では、設定された景品取得の難易度を遊技者が目視で認識することが可能であるため、見えないところで難易度が調整されることに対する遊技者の不信感を和らげることができる。
本発明では、前記景品載置台が、前記載置面の後方端から上方に起立する背面板を更に備え、前記背面板の前面に、景品を載置可能な第2載置面が形成され、前記背面板の裏面に、前記景品載置台を前記支持面に固定するための係合部材が設けられていること(請求項8)が好ましい。
かかる発明では、脚部を支持面に接地させて載置面に景品を載置する場合と、背面板の係合部材で景品載置台を支持面に固定して第2載置面に景品を載置する場合で、景品の取り易さや景品の動きの態様などが異なる2通りの運営態様を選択することが可能になる。
本発明の景品載置台は、載置面の両側方端から起立する取り外し可能な側面板を更に有すること(請求項9)が可能である。
かかる発明では、側面板により載置面上の景品の横倒れを防止することが可能であることに加え、両側に2つの景品載置台を並べて配置し、両者間の側面板を取り外すことで、単一の景品載置台には載置できない大きさの景品を載置できるなど、使用可能な景品の多様性を高めることが可能になる。
本発明では、景品載置台の載置面に、景品の滑りを抑制するための滑り抑制部材を配置すること(請求項10)が好ましく、これにより、アーム部材の接触による載置面上での景品の位置や姿勢の変化を抑制することができ、遊技が繰り返されるうちに装置の設置者が意図した景品取得の難易度が変わってしまうことを防止することができる。
本発明では、前記景品載置台が、水平方向に延在する回転軸を有し、前記支持部材が、前記回転軸を回転自在に軸支する軸受けを有し、前記揺動機構を、前記回転軸及び前記軸受けにより構成し、前記景品載置台が、前記回転軸の周りに回転することで、前記前後方向への揺動を行うよう構成すること(請求項11)、又は、前記揺動機構を、一端を前記支持部材に取り付けられ、他端を前記景品載置台に取り付けられた1又は複数の長尺状の吊下部材により構成し、前記景品載置台が、前記吊下部材に吊り下げられて振り子運動をすることで、前記前後方向への揺動を行うよう構成すること(請求項12)も可能であり、この場合も、アーム部材が景品に接触したときの景品の揺動の程度を大きくし、或いは、景品が揺動する確率を高めることができる。そのため、景品を取得できることに対する遊技者の期待感を高めることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した景品取得ゲーム機1の外観構成を示す図である。この景品取得ゲーム機1は、後述の主制御基板20などが収容されるゲーム機本体部2と、種々の景品G(「ぬいぐるみ」や「菓子」等)が複数収容され、景品取得ゲームを実施するためのゲーム空間Rが形成される景品室3とを主体に構成される。
ここで、景品室3の室壁は、例えば、背面壁3aが不透明な金属等の板部材で形成され、正面壁3b及び左右壁3cが、外部から景品室3内の景品Gを視認できるように透明なアクリル板或いはガラス等の板部材で形成されている。
また、景品室3の内部には、景品Gが載置される複数の景品載置台4と、それら複数の景品載置台4が設置される多段棚部5と、景品載置台4から景品を落下させるために用いられるアーム部材6と、アーム部材6を操作面(図中のXY面)で駆動するための上下移動装置7及び左右移動装置8と、落下した景品Gを室内から外部に排出させるための景品落下口9と、ゲーム空間Rをライトアップさせるための蛍光灯などの照明装置10とが備えられている。
ゲーム機本体部2は、正面壁2a側に、遊技者からの操作入力を受け付け、アーム部材6をゲーム空間R内で操作するための各種操作部材11a〜11cを備えた操作パネル11と、ゲーム料金を受け入れるための硬貨投入口12と、景品落下口9と連通した景品払出口13と、BGMなどのゲーム音声を出力するためのスピーカ14とを有している。また、ゲーム機本体部2の収容扉15内にはアーム部材6の動作条件を設定するための設定パネル16が収容されている。
なお、図示の例では、二人の遊技者が同時にプレイできるように、アーム部材6、景品落下口9、操作パネル11、硬貨投入口12、景品払出口13等が左右に2組設けられている形態を示しているが、一人用或いは三人以上用の景品取得ゲーム機とする場合は、これらを1組又は3組以上としても構わない。
図2は、アーム部材6の構成を示す説明図であり、図2(A)、(B)には、それぞれ収縮時及び伸張時のアーム部材6が斜視図により示されており、図2(C)には、アーム部材6の内部構造が側面視により示されている。
アーム部材6は、図示のように、上下移動装置7に取り付けられた装置本体部61と、相互に入れ子式にスライドする多段のアーム片62(62〜62)から構成され、基端のアーム片62が装置本体部61に固定された伸縮部63と、伸縮部63の先端のアーム片62にヒンジ64aなどの接合部材により着脱自在に取り付けられたツメ部64とを有している。なお、ツメ部64は、景品Gを引っかけて牽引するためのものであり、景品Gの種類に合わせて種々の形状のものを用意しておくことが可能であるが、この例では、バケット状のツメ部64が装着されている。
ここで、装置本体部61には、図2(C)に示すように、伸縮駆動モータ61aに駆動されるリール61bと、当該リール61bに一端が巻き付けられ、他端が伸縮部63の内部を挿通して先端のアーム片62に取り付けられた長尺状の駆動部材61cが収容されており、伸縮駆動モータ61aを順逆方向に回転させることで、駆動部材61cの巻き取り又は巻き戻しを行い、先端のアーム片62を牽引し、又は押し出すことで伸縮部63を、図2(A)のように収縮させ、又は図2(B)のように伸張させることが可能である。なお、上記駆動部材61cには、リール61bへの繰り返しの巻回による疲労やアーム片62の押し出しの際の折り曲げ力に対する耐性を備えた長尺の金属板バネなどを使用することができる。アーム部材6の故障を防止するために、装置本体部61は、伸縮部63の伸縮に対するリミッター手段を備えることが可能であり、一定以上の負荷が伸縮駆動モータ61aに掛かった場合には、伸縮駆動モータ61aによる駆動が停止するものとすることができる。
装置本体部61は、更に、移動レバー11aによるアーム部材6の移動操作が可能な残り時間を示す表示窓61dを備えている。
図2(D)は、伸縮部63が備える7つのアーム片62〜62のうちの連続する2つのアーム片62、62n+1の構成を拡大して下方から示す説明図である。
図示のように、各アーム片62は、それぞれ、次段のアーム片62の外周を摺接して収容することができる空洞を有するとともに、前段のアーム片62の空洞に摺接して収容されることができる外周を有する断面視矩形の部材であり、各アーム片62の先端側には係止片62aが、基端側には係止ピン62bが設けられている。
そして、アーム部材6が伸張する際には、基端側のアーム片62の係止片62aに次段のアーム片62n+1の係止ピン62bが当接した位置で両アーム片62、62n+1間のスライドが停止するため、各アーム片62の脱落を防止することが可能である。
また、アーム部材6が収縮する際には、基端側のアーム片62の係止ピン62bに次段のアーム片62n+1の係止ピン62bが当接した位置で両アーム片62、62n+1のスライドが停止するため、各アーム片62が前段のアーム片62内にスライドして収納される動作が、先端のアーム片62から、アーム片62、アーム片62・・・の順に規則正しく行われることになり、アーム部材6のスムーズな伸縮動作が確保される。また、先端側のアーム片62n+1が直前のアーム片62よりも更に基端側のアーム片に入り込んだ場合には、外側と内側のアーム片62のサイズの相違によりガタが生じて伸縮動作に引っ掛かりを生じる場合があるが、図示のアーム片62では、上記の通り、係止ピン62b同士が係合した位置でスライドが停止するため、そのような不都合が生じることが防がれる。
図3は、アーム部材6を操作面内において駆動するための上下移動装置7及び左右移動装置8の構成を示す説明図である。
図示のように、上下移動装置7は、アーム部材6をゲーム空間R内で上下方向Yに案内するガイドレール部材71と、ガイドレール部材71の上端に配置された上下駆動モータ72と、当該上下駆動モータ72により回転駆動される主動プーリー73と、ガイドレール部材71の下端に配置された従動プーリー74と、両プーリー73、74間に掛け渡された上下ベルト75とを有しており、上下駆動モータ72を順逆方向に回転させることにより上下ベルト75に連結点76において取り付けられたアーム部材6が上下方向に駆動されるようになっている。
また、左右移動装置8は、ゲーム空間R内の上下面に固定され、上下移動装置7をゲーム空間R内で左右方向Xに案内する上下のガイドレール部材81、82と、上部のガイドレール部材81の一端に配置された左右駆動モータ83と、当該左右駆動モータ83により回転駆動される主動プーリー84と、上部のガイドレール部材81の他端に配置された従動プーリー85と、両プーリー84、85間に掛け渡された左右ベルト86と、下部ガイドレール部材82上を走行する走行板87とを有しており、ガイドレール部材71は、その上端が連結点88において左右ベルト86に取り付けられ、その下端が走行板87に取り付けられている。従って、左右駆動モータ83を順逆方向に回転させることにより左右ベルト86に牽引されて上下移動装置7が左右方向に駆動される。
上記上下移動装置7及び左右移動装置8による駆動を組み合わせることにより、アーム部材6を操作面(XY面)内における任意の位置に移動させることが可能である。
図4は、ゲーム機本体部2の収容扉15に設置される設定パネル16の例示的な外観を示す説明図である。
図示のように、設定パネル16は、1P用及び2P用の設定領域に分かれており、それぞれの設定領域に、アーム部材6の伸張動作の際の到達位置Z1を設定するための到達位置設定つまみ16a、アーム部材6の下降動作の際の下降距離Y1を設定するための下降距離設定つまみ16b及びアーム部材6の伸張動作の際の戻り位置Z0を設定するための戻り位置設定つまみ16cが設けられている。
具体的には、設定パネル16内には、各設定つまみ16a〜16cについての可変抵抗器が内蔵されており、当該可変抵抗器の抵抗値を設定つまみ16a〜16cへの操作により変化させたときに発生する例えば0〜5Vの範囲の無段階電圧をAD変換器などにより変換させたデジタル値が上記到達位置Z1、下降距離Y1及び戻り位置Z0として設定される。
より具体的には、到達位置Z1としては「30〜70」、戻り位置Z0としては「0〜15」、下降距離Y1としてはデジタル値「0〜99」の範囲のデジタル値が設定される。この場合、可変抵抗器の誤差による誤動作を防止するために、所定値(例えば、0.5V)以下の電圧値についてはそれぞれの設定値の下限値が設定され、所定値(例えば、4.5V)以上の電圧値についてはそれぞれの設定値の上限値が設定されるようにすることができる。
図5(A)は、多段棚部5を構成する各棚部材50の構成を示す説明図であり、図5(B)及び(C)は、それぞれ当該棚部材50を構成するフレーム枠部50f及び支持部材50sの分解斜視図である。
図示のように、フレーム枠部50fは、前面板51、背面板52及び左右の側面板53L、53Rから構成される略矩形の枠部材であり、背面板52の左右端には、それぞれ取付ピン52aを立設した取付板52bが設けられている。また、各側面板53L、53Rの略中央付近には、前方から後方にかけて順次設置高さが上昇していく複数段の受け溝53aが形成されるとともに、その前方端には軸挿通孔53bが形成されている。
一方、支持部材50sは、前面板54、背面板55、左右の側面板56L、56R及び両側面板56L、56Rの概略中間位置において前面板54と背面板55の間に掛け渡された中間板57から構成され、フレーム枠部50f内に収容される程度のサイズを有する矩形の部材である。
上記側面板56L、56R及び中間板57の上面は、後述の景品載置台4の脚部44が円滑に転動できる程度の平滑性を有する支持面56a、57aとなっており、当該支持面56a、57a上には、前後方向に複数の凹凸を配列させた4本のラック58が取り付けられている。
また、各側面板56L、56Rの前方端には、それぞれ、フレーム枠部50fの軸挿通孔53bに回転自在に支持される回転軸56bが突設されるとともに、その中央付近には、前後方向に延在するスライド孔56cが形成されており、当該スライド孔56cには、当該スライド孔56cに沿って前後方向にスライドさせることが可能なスライドピン59が差し渡されている。
ここで、上記軸挿通孔53b、回転軸56b、受け溝53a及びスライドピン59は、支持部材50sの水平に対する前後方向での傾斜角を調整する第2傾斜角調整機構を構成している。即ち、支持部材50sは、前方端において回転軸56bが軸挿通孔53bに回転自在に軸支され、スライドピン59が複数段の受け溝53aのいずれかに支承されることで前後方向への傾斜角度を調節可能にフレーム枠部50fに取り付けられるために、スライドピン59を最も後方の受け溝53aに支承させた場合には、図6(A)に示すように、支持部材50sの支持面を概略水平とすることができ、これをより前方の受け溝53aに支承させることで、図6(B)に示すように、支持部材50sの支持面の後方への傾斜角度を大きくしていくことができる。
また、支持部材50sの前面板54の左側側面板56Lの近傍位置及び中間板57の近傍位置には、留めネジ54aが取り付けられ、右側側面板56Rの左方、左側側面板56Lの右方、並びに中間板57の両側方には、それぞれ一組の係合突起56d、57bが設けられている。
上記棚部材50は、ゲーム空間Rの所定位置に鉛直方向に立設された支持柱5aに穿設された取付孔5bにフレーム枠部50fの取付ピン52aを挿通させて取り付け固定されるようになっている。各支持柱5aには、異なる高さ位置に複数の取付孔5bを形成することが可能であり、これにより、高さ方向に複数の棚部材50を取り付けることが可能となり、或いは、使用する景品Gの大きさなどによって、個々の棚部材50の取り付け高さを調整することが可能となる。
図7は、上記棚部材50上において支持される景品載置台4の構成を示す説明図であり、図7(A)、(B)には、それぞれ、景品載置台4を上方及び下方から見た斜視図が示されている。
図示のように、景品載置台4は、矩形の第1載置板41と、第1載置板41の後方端から所定の角度をもって起立する矩形の第2載置板42を有するとともに、第1、第2載置板41、42から側方に突出する嵌合突起41a、42aに嵌合孔43aを嵌合することにより側面板43を着脱自在とされた前方及び上方開放のカゴ状の形態を成す部材である。
景品載置台4は、アクリル板などの任意の材料を用いて構成することが可能であるが、景品Gの側方からの視認性を確保するために、側面板43は透明な素材により構成することが好ましい。
第1載置板41は、その上面側が景品Gを載置する第1の載置面として使用されるものであり、当該第1の載置面には、使用する景品Gの種類によって、載置面上での景品Gの滑りを抑制するためのラバーなどで構成される滑り抑制部材41bを載置することができる。
第1載置板41の下方には、凸状乃至円弧状に湾曲した接地面44aと、当該接地面の湾曲に沿って所定の間隔で複数の凹凸を配列させたギア44bとを有する2本の脚部44が突設されている。ここで、接地面44aの幅寸法は、支持部材50sの支持面56a、57aに載置出来る程度の寸法とされ、両脚部44の間隔は、右側又は左側の支持面56aと支持面57aとの間隔と同寸法とされており、各棚部材50に2つの景品載置台4を配置することが可能である。また、ギア44bの凹凸は、景品載置台4を支持部材50s上に配置して接地面44aと支持面56a、57aとを接触させたときに、ラック58の凹凸と歯合するサイズ、間隔とされている。
第1載置板41の裏面には、更に錘板45aと、当該錘板45aを滑動させるための前後方向に延在するレール45bと、錘板45aのレール45b上での滑動を固定するための固定ネジ45cとからなる第1傾斜角調整機構45が設けられており、更に、第1載置板41の前方端には、長穴46a及びネジ46bを用いたネジ固定により高さ調整可能な落下妨害部材46が取り付けられている。
第2載置板42は、その前面側が景品Gを載置する第2の載置面として使用されるものであり、その裏面には、支持部材50sの側面板56L、56R及び中間板57に突設された係合突起56d、57bに係合する4つの係合突起42bと、支持部材50sの前面板54に取り付けられた留めネジ54aに累合するネジ穴42cが設けられている。
図8は、景品載置台4により実現することができる様々な景品Gの載置態様を示す説明図である。
図8(A)は、第1載置板41の載置面に景品Gを載置した場合である。この場合は、景品載置台4は、円弧状の接地面44aを支持部材50sの支持面56a、57aに接触させて設置されるため、アーム部材6が景品Gに軽く接触するだけで景品載置台4が接地面44aの湾曲に従って前後方向に揺動し、第1載置板41上の景品Gもこれに合わせて揺動する。従って、アーム部材6が景品Gに接触すれば、仮に景品Gの取得に失敗したとしても、景品Gが大きく揺動するために、もう少しで景品Gが取得できたかもしれないといった感覚を遊技者に与えることができる。
また、景品載置台4の揺動は、脚部44のギア44bと、支持部材50s上のラック58とが歯合した状態で行われるため、アーム部材6が景品Gや景品載置台4に接触したとしても、景品載置台4の揺動位置が簡単にずれてしまうことが防止される。即ち、遊技が反復される間に、景品載置台4の設置位置が前方又は後方にずれてしまったり、或いは、景品載置台4の向きが変わってしまうなどにより、装置の設置者が意図した景品取得の難易度が変動することが防止される。
図8(B)は、第2載置板42の載置面に景品Gを載置した場合である。この場合には、景品Gや景品載置台4にアーム部材6が接触したとしても、景品載置台4の揺動は生じないため、景品Gを安定に載置することができる。従って、箱入りのお菓子など、起立した状態を保つことが好ましい景品Gや、揺動させる効果が余り期待できない景品Gなどは、図8(B)の設置態様の景品載置台4に載置することができる。また、景品載置台4は、係合突起42bを係合突起56d、57bに係合させるとともに、ネジ穴42cに留めネジ54aを累合することにより、棚部材50に移動不能に取り付けることが可能であり、これにより、アーム部材6が景品G又は景品載置台4に接触したときに、景品載置台4が棚部材50上で滑って移動したり、浮き上がってしまうことが防止され、景品Gの陳列態様が見苦しくなったり、景品取得の難易度が遊技毎に変動するなどを防止することができる。
図8(C)は、2つの景品載置台4を左右に並べて使用した場合に可能となる景品Gの載置態様を示している。図示のように、右側に配置される景品載置台4の左側側面板43と、左側に配置される景品載置台4の右側側面板43とを取り外して両景品載置台4を並置することにより、単一の景品載置台4には載置できない幅寸法の大きい景品Gを載置することが可能となる。なお、この例は、2つの景品載置台4を並置した場合であるが、3つ以上の景品載置台4を並置することで、より多様なサイズの景品Gを載置できるように構成することも可能である。また、図では、第1載置板41の載置面に景品Gが載置された場合を示しているが、第2載置板42の載置面に景品Gを載置する場合も、同様の態様で複数の景品載置台4を並置することで大きい景品Gを載置しうるようにすることが可能である。
図9は、第1傾斜角調整機構45により景品載置台4の初期状態での前後方向の傾斜角度が調整される態様を示す説明図である。
図9(A)は、錘板45aをレール45bの後方側にスライドさせて固定した場合であり、これにより、景品載置台4を初期状態(アーム部材6などからの外力が作用しない状態)において後方に傾斜させることができ、図9(B)に示すように、錘板45aをレール45bの前方側にスライドさせていけば、景品載置台4を初期状態においてより前方側に傾斜させることができる。景品載置台4は、初期状態でより後方に傾斜している程景品Gの取得は難しくなり、より前方に傾斜している程景品Gの取得は容易になるため、錘板45aの固定位置によって景品取得の難易度を調整することが可能である。
図10は、落下妨害部材46の高さ調整により景品取得の難易度が調整される態様を示す説明図であり、図10(A)は、第1載置板41からの迫出高さが小さくなるように落下妨害部材46が取り付けられた場合を、図10(B)は、第1載置板41からの迫出高さが大きくなるように落下妨害部材46が取り付けられた場合を示している。
図10(A)に示すように、落下妨害部材46の迫出高さが小さい場合には、アーム部材6の収縮動作によって景品Gが前方に牽引された際に、落下妨害部材46を乗り越えて景品Gが落下し易いが、図10(B)に示すように、落下妨害部材46の迫出高さを大きくすると、景品Gが落下妨害部材46を乗り越えられずに元の位置に戻ってしまい易くなる。
上記の第1傾斜角調整機構45による支持部材50sの傾斜角度、第2傾斜角調整機構による景品載置台4の初期状態での傾斜角度、及び落下妨害部材46の迫出高さを組み合わせて調整することで、景品取得の難易度の多様な設定を可能とすることができる。
図11は、景品取得ゲーム機1におけるシステム構成を示す説明図である。
図示するように、本実施形態では、主制御基板20に、I/F20d及び信号線を介して設定受付部21、操作受付部22、アーム部材制御部23、照明・音響制御部24、硬貨処理部25などが電気的に接続されている。
ここで、主制御基板20は、景品取得ゲーム機1全体を統括的に制御する部分であり、CPU20aと、周辺装置を制御するための各種プログラム及びデータが格納されるROM20bと、演算用の作業データなどを一時記憶するRAM20cと、CPU20aと周辺装置との間における各種信号の授受を行うためのI/F20dと、それらを相互に接続するためのバス20eとから構成されている。
設定受付部21は、設定パネル16において設定された各設定値を主制御基板20に伝達するためのインターフェイスであり、到達位置設定部21a、下降距離設定部21b及び戻り位置設定部21cを有している。即ち、到達位置設定部21aは、設定つまみ16aへの操作により得られる「30〜70」の範囲のデジタル値を到達位置Z1として導出し、下降距離設定部21bは、設定つまみ16bへの操作により得られる「0〜99」の範囲のデジタル値を下降距離Y1として導出し、戻り位置設定部21cは、設定つまみ16cへの操作により得られる「0〜15」の範囲のデジタル値を戻り位置Z0として導出し、設定受付部21は、これらの値を随時主制御基板20に送信する。
操作受付部22は、操作パネル11の各種操作部材11a〜11cからの信号を主制御基板20に伝達するためのインターフェイスであり、移動レバー11aへの操作が検知された場合には、その操作の方向に応じてアーム部材6を上下方向又は左右方向に駆動すべき旨の信号を主制御基板20に送信し、伸張ボタン11b又は停止ボタン11cへの操作が検知された場合には、それぞれ、アーム部材6の伸張を開始し、又は停止すべき旨の信号を主制御基板20に送信する。
アーム部材制御部23は、主制御基板20からの制御信号に従って、アーム部材6の制御を実行するものである。即ち、主制御基板20からアーム部材6の伸縮動作を指示する信号を受信した場合には、アーム部材制御部23は、伸縮駆動モータ61aの駆動制御を行うことにより、アーム部材6に伸縮動作を実行させる。また、主制御基板20からアーム部材6の操作面内での移動を指示する信号を受信した場合には、アーム部材制御部23は、上下駆動モータ72及び左右駆動モータ83の駆動制御を行うことにより、アーム部材6を操作面内で移動させる処理を実行する。
硬貨処理部24は、硬貨投入口12に投入された硬貨の識別処理を実行し、予め定められた額の正当な硬貨の投入を検知した場合に、硬貨検知信号を主制御基板20に送信する処理を実行し、照明・音響制御部24は、主制御基板20からの制御信号に従って、ゲームの進行状況等に応じた演出照明や効果音を出力するべく、照明装置10、スピーカ14等の制御を実行する。
図12は、景品取得ゲーム機1において実行される処理の流れを示す説明図である。
主制御基板20は、硬貨処理部24から所定額の硬貨の検知信号を受信したことを条件にゲーム処理を開始する(ステップS1)。即ち、操作パネル11の各操作部材11a〜11cへの操作が有効とされるとともに、アーム部材6の表示窓61dでの制限時間のカウントダウンが開始される。なお、ゲーム処理開始の時点では、アーム部材6が操作面内における左下隅などのスタンバイ位置に配置され、アーム部材6の先端(ツメ部64の取付位置)が、戻り位置設定部21cにより設定された戻り位置Z0となるようアーム部材制御部23による初期設定がなされている。また、ゲーム処理開始以降、ゲーム処理の終了に至るまで、主制御基板20は、上記各操作部材11a〜11cへの操作及び制限時間の経過を監視する。
ステップS2において、移動レバー11aが操作されると、当該操作の方向に応じてアーム部材制御部23が上下駆動モータ72及び左右駆動モータ83を駆動して、アーム部材6を操作面内において移動させる処理を実行する(ステップS3)。
続くステップS4、S5では、それぞれ伸張ボタン11bへの操作及び制限時間のタイムアウトが検査され、その操作又はタイムアウトが判定されない場合は、ステップS2において移動レバー11aの操作が検知される毎にステップS3でのアーム部材6の移動処理が反復して実行される。
一方、ステップS4において伸張ボタン11bの操作が検知され、又はステップS5において制限時間のタイムアップが検知された場合には、処理はステップS6に移行し、アーム部材6の移動処理は終了する。図13(A)は、ステップS6の時点でのアーム部材6及び景品載置台4に載置された景品Gを示す説明図である。図示のように、アーム部材6の先端位置は、ゲーム開始時点と同じ戻り位置Z0に維持されている。また、図では、ステップ6の時点でのアーム部材6の高さ位置がY0で示されている。
続くステップS7では、アーム部材制御部23が伸縮駆動モータ61aを駆動して、アーム部材6を伸張させる伸張処理を実行する。
そして、ステップS8では、停止ボタン11cの操作が検査され、当該操作が検知されない場合は、更にステップS9において、アーム部材6の先端が到達位置設定部21aにより設定された到達位置Z1に一致しているか否かが検査され、両ステップS8、9のいずれかにおける検査の結果が「YES」となるまではステップS7における伸張処理が繰り返し実行される。
なお、ステップS9における検査は、ステップS7における伸縮駆動モータ61aの回転量を不図示のエンコーダにより検出し、これを到達位置Z1及び戻り位置Z0として設定されたデジタル値の差分(Z1−Z0)と対比することに行われる。
そして、ステップS8において停止ボタン11cの操作が検知された場合、又は、ステップS9においてアーム部材6の先端が到達位置Z1に一致した判定がなされた場合には、処理はステップS10に移行してアーム部材6の伸張処理が終了する。従って、停止ボタン11cの操作が行われない場合には、図13(B)に示すように、アーム部材6の高さ位置をY0に保ったまま、アーム部材6の先端を到達位置Z1に一致させたところでアーム部材6の伸張処理は終了する。
続くステップS11では、アーム部材制御部23が上下駆動モータ72を駆動して、アーム部材6を下降させる処理が実行され、更にステップS12では、ステップS11におけるアーム部材6の下降距離が、下降距離設定部21bにより設定された下降距離Y1に一致したか否かの検査が実行され、その結果が「NO」である場合には、ステップS11における処理が反復して実行される。
なお、ステップS11における検査は、ステップS11における上下駆動モータ72の駆動時間を下降距離Y1として設定されたデジタル値に対応付けられた時間値と対比することにより行われる。
そして、図13(C)に示すように、アーム部材6の下降距離が下降距離設定部21bにより設定された下降距離Y1に一致したところで処理はステップS12からステップS13に移行し、アーム部材6の下降処理が終了する。
続くステップS14では、アーム部材制御部23が伸縮駆動モータ61aを駆動して、アーム部材6を収縮させる収縮処理を実行し(図13(D))、更にステップS15では、アーム部材6の先端が戻り位置設定部21cにより設定された戻り位置Z0に一致しているか否かが検査され、当該検査の結果が「NO」である間は、ステップS14におけるアーム部材6の収縮動作が反復して実行される。
なお、ステップS15における検査は、ステップS6における伸縮駆動モータ61aの回転量を不図示のエンコーダにより検出し、これを到達位置Z1及び戻り位置Z0として設定されたデジタル値の差分(Z1−Z0)と対比することに行われる。
そして、図13(E)又は(F)に示すように、アーム部材6の先端が戻り位置Z0に一致したところで処理はステップS16に移行し、アーム部材6の収縮動作が終了する。
このとき、図13(E)に示すように、景品Gが落下妨害部材46を乗り越えて落下すれば、当該景品は景品払出口13から払い出されて遊技者に提供される。また、景品Gが落下妨害部材46を乗り越えられなかった場合には、図13(F)に示すように、景品Gは元の位置に復帰することになるが、このとき、景品載置台4上において景品Gが前後方向に大きく揺動することになるため、遊技者にもう少しで景品を取得できたかもしれないといった感覚を与え、遊技者の遊技意欲を高めることができる。
ステップS16の後、ステップS17においてアーム部材6をスタンバイ位置に復帰させるなどのリセット処理が実行されてゲーム処理が終了する。
以上のように、本発明の景品取得ゲーム機1では、脚部44を支持面56a、57a上に載置させた運営態様で景品載置台4を使用することにより、アーム部材6が接触したときの景品Gの揺動を大きくし、或いは揺動する確率を高めることができるという効果が達成される。
また、本発明の景品取得ゲーム機1では、第1傾斜角調整機構45、第2傾斜角調整機構、落下妨害部材46などにより、遊技者が認識可能な態様で、しかも、個々の景品載置台4又は棚部材50毎に、景品取得の難易度を調整することが可能であるとともに、アーム部材6の到達位置Z1、下降距離Y1並びに戻り位置Z0を設定可能であるが故に、アーム部材6毎に景品取得の難易度を調整することも可能である。
更に、本発明の景品取得ゲーム機1では、上記に加え、到達位置Z1などを適宜調整することにより、遊技における技術介入性をある程度緩和し、ゲームの技量に自信の無い遊技者にも遊技意欲を与えることができるという効果も達成される。
図14(A)〜(D)は、ステップS6の時点でのアーム部材6の高さ位置Y0が、図13に示す例よりも低かった場合における景品載置台4及びこれに載置された景品Gの動作を示す説明図であり、図14(E)〜(H)は、同様の場合に揺動機構を備えない景品載置台が使用された場合の当該景品載置台及び景品Gの動作を示す説明図である。
図14(A)〜(D)に示すように、揺動機構を備える景品載置台4が使用される場合には、アーム部材6の高さ位置が低すぎるためにアーム部材6の伸張処理(ステップS7)においてツメ部64が景品Gに当接してしまうが(図14(A))、更にアーム部材6が伸張した際に景品載置台4の揺動によって景品Gが後傾することで景品Gの高さが低くなり(図14(B))、やがてツメ部64が景品Gを通り越したところで景品Gは元の状態に復帰し(図14(C))、この状態でアーム部材の下降処理(ステップ11)が実行され、更に、収縮処理(ステップS14)が実行される結果、景品Gを取得できる可能性がある(図14(D))。
これに対し、揺動機構を備えない景品載置台が使用された場合は、上記と同様にツメ部64が景品Gに当接した場合(図14(E))は、アーム部材6が更に伸張しても景品Gを後方に押し遣るだけであり(図14(F)、(G))、その後、アーム部材の下降処理(ステップ11)及び収縮処理(ステップS14)が実行されても景品Gを取得できる可能性は生じない(図14(H))。
或いは、アーム部材6の先端が戻り位置Z0にある状態で景品G又は景品載置台4にアーム部材6が接触可能なように戻り位置Z0を調整するなどにより、アーム部材6の操作面内での移動により景品Gの取得を行うことを可能にするなど、上記した実施形態とは異なる態様での遊技を提供することも可能である。
以上、例示的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態により限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変更、改変を行うことが可能である。
例えば、上記実施形態では、景品載置台4の脚部44には、同一の形状、サイズの凸部及び凹部が等しい間隔をもって配列されたギア44bが形成され、棚部材50の上面には、同一の形状、サイズの凸部及び凹部が等しい間隔をもって配列されたラック58が配置されており、景品載置台4を棚部材50の前後方向における任意の位置に配置することができる景品取得ゲーム機1を例として説明したが、景品載置台4及び/又は棚部材50に、棚部材50上における景品載置台4の設置可能な位置を限定するための配置位置限定手段を設けることも可能である。
図15及び16は、上記配置位置限定手段が設けられた景品載置台4A及び棚部材50Aの例示的な構成を示す説明図であり、図15(A)には、景品載置台4Aを下方から見た斜視図が、図15(B)、(C)には、当該景品載置台4Aの左右の脚部44AL、44ARが有するギア44Abの拡大斜視図が示されており、図16(A)には、棚部材50A全体の構成を示す斜視図が、図16(B)、(C)には、当該棚部材50Aの上面に配置されるラック58AL、58ARの拡大斜視図が示されている。
図15(A)に示されるように、景品載置台4Aの下面には、景品載置台4と同様、凸状乃至円弧状に湾曲した接地面44Aaと、当該接地面の湾曲に沿って所定の間隔で複数の凹部及び凸部を配列させたギア44Abを有する2本の脚部44AL、44ARが突設されている。図15(B)、(C)に示すように、両脚部44AL、44ARのギア44Abの中央部後方寄りの領域(第1領域)R1における1又は複数(図示の例では2つ)の凸部は、他の領域(第2領域)R2における凸部よりも大きい幅寸法を有している。
一方、図16(A)に示されるように、棚部材50Aの上面には、棚部材50と同様、4本のラック58AL、58ARが配置されているが、図16(B)、(C)に示すように、ラック58AL、58ARの概略中央の領域(第3領域)R3を除く領域(第4領域)R4には、所定高さ(好ましくは、ラック58AL、58ARの凸部と同一またはそれ以上の高さ)の障壁板Bがラック58AL、58ARの延長方向に沿って取り付けられている。ここで、右側側面板56R上及び中間板57上の左側のラック58ARについては、障壁板Bはラック58ARの左側に取り付けられ、左側面板56L上及び中間板57上の右側のラック58ALについては、障壁板Bはラック58ALの右側に取り付けられている。
従って、ギア44Abにおける第1領域R1をラック58AL、58ARにおける第3領域R3に一致させて景品載置台40Aを棚部材50Aに設置した場合(図17(A))には、ギア44Ab及びラック58AL、58ARを相互に歯合させて安定に景品載置台40Aを前後方向に揺動させることが可能であるが、ギア44Abにおける第1領域R1をラック58AL、58ARにおける第3領域R3に一致させずに景品載置台40Aを棚部材50Aに設置した場合(図17(B)、(C))には、ギア44Abの第1領域R1における幅広の凸部が障壁板Bに当接するために、ギア44Ab及びラック58AL、58ARを歯合させることができない。
このように、図15、16に示す景品載置台4Aのギア44Abの第1領域R1における凸部及び棚部材50Aの障壁板Bは、棚部材50A上での前後方向における景品載置台4Aの設置位置を限定する設置位置限定手段として機能し、例えば、景品載置台4Aの設置位置が棚部材50Aの前方になりすぎた場合(図17(B))に、アーム部材6が景品載置台4Aに接触することなどによって景品載置台4Aが棚部材50Aから落下するなどの不都合が発生することを回避することが可能になる。
なお、図15、16では、ギア44Abの第1領域R1における凸部及び障害板Bにより設置位置限定手段が構成される場合を例として説明したが、ギア44Abの第1領域R1における凹凸が、ラック58AL、58ARの第3領域R3における凹凸に歯合するが、第4領域R4における凹凸には歯合しないように、また、ギア44Abの第2領域R2における凹凸が、ラック58AL、58ARの第4領域R4における凹凸に歯合するが、第3領域R3における凹凸には歯合しないよう、ギア44Ab及びラック58AL、58ARの凹凸のサイズ、形状、間隔等を設定するなど、他の態様の設置位置限定手段を設けた場合も同様の効果を達成することが可能である。
同様に、図16では、第3領域R3の凸部が、第4領域R4の凸部よりも大きい幅寸法を有するラック58AL、58ARが示されているが、これは、第1領域と第3領域でのギア44Abとラック58AL、58ARの歯合性を高めることを意図したものであり、歯合性の問題を生じない限り、第3領域R3の凸部と第4領域R4の凸部の幅寸法と同一とすることも可能である。
また、上記実施形態では、景品Gを揺動させる好ましい形態として湾曲した接地面44aを有する脚部44を備える景品載置台4を平滑な支持面56a、57a上に転動可能に配置する場合を例として説明したが、図18(A)に示すように、側面板43などに挿通固定した水平軸47をゲーム空間Rに鉛直に立設した支持部材5cに回転自在に支持し、当該水平軸47を中心とする回転により景品載置台4を揺動可能に構成した場合も上記実施形態と同様の効果を達成できる。
同様に、図18(B)に示すように、ゲーム空間Rに水平に差し渡された支持部材5dに一端を固定され、景品載置台4の背面板42や側面板43などに他端を固定された紐状の吊下部材48によって景品載置台4を吊下し、当該吊下部材48の振り子運動によって景品載置台4を揺動可能に構成した場合も上記実施形態と同様の効果を達成できる。
また、上記実施形態では、専らアーム部材6と景品G又は景品載置台4との接触に起因して景品載置台4の揺動が生じる場合について説明したが、所定の条件が満たされたとき(例えば、一定時間以上ゲーム処理が開始されない場合など)に景品載置台4を揺動させる追加的な駆動手段を景品載置台4や棚部材50に設けることも可能であり、この場合には、遊技者の待ち受け状態において景品を揺動させてアイキャッチによる集客効果を高めたり、或いは、ゲーム処理の実行中に景品を揺動させてゲーム性や景品取得の難易度に変化を与えるなどの効果を達成することができる。
上記実施形態における景品取得ゲーム機1や景品載置台4の外観形状や寸法、装置の個々の動作における処理内容などは単なる例として記載したものであり、これらは特許請求の範囲の記載内において任意に変更することが可能である。
本発明の一実施形態に係る景品取得ゲーム機の構成を示す説明図。 アーム部材の構成を示す説明図。 上下移動装置及び左右移動装置の構成を示す説明図。 設定パネルの外観構成を示す説明図。 棚部材の構成を示す説明図。 第1傾斜角調整機構による支持部材の傾斜角度の調整の態様を示す説明図。 景品載置台の構成を示す説明図。 景品載置台を用いた景品の載置態様を示す説明図。 第1傾斜角調整機構による景品載置台の初期状態での前後方向の傾斜角度の調整の態様を示す説明図。 落下妨害部材の高さ調整の態様を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る景品取得ゲーム機のシステム構成を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る景品取得ゲーム機において実行される処理手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る景品取得ゲーム機において実行される景品取得ゲームの態様を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る景品載置台が使用された場合の景品取得ゲームの態様を、本発明の構成を備えない景品載置台が使用された場合と比較して示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る景品載置台の構成を示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る棚部材の構成を示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る景品載置台の棚部材上での配置態様を示す説明図。 本発明の更に他の実施形態に係る景品載置台の構成を示す説明図。
符号の説明
1・・・景品取得ゲーム機、2・・・ゲーム機本体部、3・・・景品室、4、4A・・・景品載置台、5・・・多段棚部、6・・・アーム部材、7・・・上下移動装置、8・・・左右移動装置、9・・・景品落下口、10・・・照明装置、11・・・操作パネル、12・・・硬貨投入口、13・・・景品払出口、14・・・スピーカ、15・・・収容扉、16・・・設定パネル、20・・・主制御基板、20・・・主制御基板、21・・・設定受付部、22・・・操作受付部、23・・・アーム部材制御部、24・・・硬貨処理部、24・・・照明・音響制御部、25・・・硬貨処理部、41・・・第1載置板、42・・・背面板、43・・・側面板、44、44AL、44AR・・・脚部、44a、44Aa・・・接地面、44b、44Ab・・・ギア、45・・・傾斜角調整機構、46・・・落下妨害部材、47・・・水平軸、48・・・吊下部材、50、50A・・・棚部材、50f・・・フレーム枠部、50s・・・支持部材、58、58AL、58AR・・・ラック、61・・・装置本体部、62・・・アーム片、63・・・伸縮部、64・・・ツメ部、71・・・ガイドレール部材、72・・・上下駆動モータ、73・・・主動プーリー、74・・・従動プーリー、75・・・上下ベルト、76・・・連結点、81・・・上部ガイドレール部材、82・・・下部ガイドレール部材、83・・・左右駆動モータ、84・・・主動プーリー、85・・・従動プーリー、86・・・左右ベルト、87・・・走行板、88・・・連結点、G・・・景品、R・・・ゲーム空間

Claims (13)

  1. 遊技者により移動操作されるアーム部材の前後方向への伸縮動作により景品載置台の載置面から落下した景品が払い出されるようにされた景品取得ゲーム機であって、
    前記景品載置台と前記景品載置台を支持する支持部材との間に、前記景品載置台を前後方向で揺動自在にさせる揺動機構が形成されており、
    前記アーム部材が前記景品載置台に載置されている景品に接触した場合に、前記揺動機構の作用により前記景品載置台が前後方向に揺動することを特徴とする景品取得ゲーム機。
  2. 前記景品載置台は、接地面が凸状に湾曲した脚部を有しており、
    前記支持部材は、前記脚部を支持する支持面を有しており、
    前記揺動機構は、前記接地面及び前記支持面により構成され、前記景品載置台は、前記支持面に前記接地面を接触させて転動することにより、前記前後方向への揺動を行うことを特徴とする請求項1に記載の景品取得ゲーム機。
  3. 前記景品載置台が、前記脚部を複数有することを特徴とする請求項2に記載の景品取得ゲーム機。
  4. 前記景品載置台と前記支持部材との間に、前記景品載置台の前記支持面上における揺動位置を固定するための揺動位置固定機構が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の景品取得ゲーム機。
  5. 前記景品載置台に、前記景品載置台の初期状態における前後方向での傾斜角度を調整するための第1傾斜角調整機構が形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  6. 前記支持部材に、前記支持面の前後方向の傾斜角度を調整する第2傾斜角調整機構が形成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  7. 前記景品載置台が、前記載置面の前方端から上方への迫り出し量を調節可能な落下妨害部材を更に有することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  8. 前記景品載置台が、前記載置面の後方端から上方に起立する背面板を更に備え、
    前記背面板の前面に、景品を載置可能な第2載置面が形成され、
    前記背面板の裏面に、前記景品載置台を前記支持面に固定するための係合部材が設けられていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  9. 前記景品載置台が、前記載置面の両側方端から起立する取り外し可能な側面板を更に有することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  10. 前記景品載置台の前記載置面に、景品の滑りを抑制するための滑り抑制部材が配置されていることを特徴とする請求項2〜9のいずれか一項に記載の景品取得ゲーム機。
  11. 前記景品載置台は、水平方向に延在する回転軸を有しており、
    前記支持部材は、前記回転軸を回転自在に軸支する軸受けを有しており、
    前記揺動機構は、前記回転軸及び前記軸受けにより構成され、前記景品載置台は、前記回転軸の周りに回転することで、前記前後方向への揺動を行うことを特徴とする請求項1に記載の景品取得ゲーム機。
  12. 前記揺動機構は、一端を前記支持部材に取り付けられ、他端を前記景品載置台に取り付けられた1又は複数の長尺状の吊下部材であり、前記景品載置台は、前記吊下部材に吊り下げられて振り子運動をすることで、前記前後方向への揺動を行うことを特徴とする請求項1に記載の景品取得ゲーム機。
  13. 前後方向に伸縮動作を行うアーム部材に接触することで落下した景品が払い出される景品取得ゲーム機において、支持部材に形成された支持面に配置される景品載置台であって、
    景品を載置する載置面と、
    前記載置面の下方に取り付けられ、凸状に湾曲した接地面を有する脚部とを有し、
    前記脚部の前記接地面を前記支持面に接触させて転動することにより、前記支持部材上において揺動を行うことを特徴とする景品載置台。
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