JP2008110769A - 液戻り性に優れた注出具 - Google Patents

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Abstract

【課題】液戻り性が顕著に改善され、内容液注出用の開口が非円形に形成されている場合にも、内容液注出後において、注出案内用突起の付け根部分と注出用開口との間の部分に内容液が付着残存して貯留することなく、速やかに容器内に戻る構造の注出具を提供する。
【解決手段】環状の内周縁を有する水平フランジ部7と、水平フランジ部7の内周縁から中心部に向かって傾斜して延びている傾斜壁51を有しているすり鉢型形状の凹部9とからなり、凹部9内には、傾斜壁51の下面に設けられた無端状スコア11によって囲まれた開口予定部が形成されており、開口予定部の上面には、プルリング13を支柱15が設けられ、水平フランジ部7の上面には、注出筒10が形成されている注出具において、傾斜壁51の上面には、無端状スコア11の外側全周に沿って、且つ前記無端状スコアの近傍に、径方向内側が下方に凹む段差部53が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、容器口部に設けられ、容器内容液の注ぎ出しに使用される注出具に関するものであり、より詳細には、容器口部のシール具としての機能を有し、容器の口部に設けられ、容器内容液の注ぎ出しに際しては、プルリングを引っ張っての無端状スコアの引き裂きにより容器内容液注出用の開口が形成される注出具に関する。
各種飲料や調味料などが収容された容器の口部には、シール具として機能する注出具が使用される場合が多い。即ち、この注出具は、破断可能な無端状スコアによって区画された内容液注出用の開口予定部が形成されており、この開口予定部の上面には、上端にプルリングを有する支柱が設けられており、開口予定部の外側には、注出液案内用の注出筒が設けられた構造を有しており、該注出具が容器口部に固定されている状態で、該プルリングを引っ張り上げることにより前記弱化ラインが引き裂かれて開口予定部に内容液注出用の開口が形成される。従って、このような開口が形成された状態で容器を傾けることにより、該開口から容器内容液が注ぎ出され、注ぎ出された容器内容液は、注出筒の内面に沿って案内され、外部に注ぎだされることとなる。
このようなシール具としての機能を有する注出具は、それ単独で中栓として容器口部に設けられたり、容器蓋として容器口部に設けられたり、或いは紙容器の注出具として設けられて使用に供される。
ところで、上記のようなシール具においては、無端状スコアを引き裂いて内容液注出用開口を形成し、この開口を介して内容液の注ぎ出しを行なった後の液戻り性が問題となっている。即ち、内容液の注出後に傾斜した容器を直立状態に戻したとき、注出筒の内面に付着残存した内容液が落下するが、この液が容器内部に戻らず、注出筒の付け根部内面と内容液注出用開口との間の壁面に貯留してしまうという問題がある。このような液の貯留は、衛生上の観点からも望ましくなく、その改善が求められている。
本出願人は、このような問題を改善するために、先に、環状の内周縁を有する水平フランジ部と、該水平フランジ部の内周縁から中心部に向かって傾斜して延びている傾斜壁を有しているすり鉢型形状の凹部とからなり、該凹部内に、前記傾斜壁の下面に設けられた無端状スコアによって囲まれた開口予定部が形成されており、前記水平フランジ部の上面に注出案内用突起(注出筒)が形成されている構造の注出具を提案した(特許文献1)。
即ち、上記のような構造の注出具では、スコアの引き裂きによって形成された内容液注出用開口と注出筒の付け根部との間の部分が傾斜面となるため、注出筒内面に付着残存した内容液は、この傾斜面に沿ってスムーズに容器内に落下するというものである。
特開平9−315456号公報
しかしながら、上記のような構造の注出具においても、液戻り性は未だ不十分であり、さらに、その改善が求められている。特に、無端状スコアにより形成される内容液注出用開口の形状は、スコアの引き裂き性を高めたり或いは内容液の注ぎ出し量を調整するために、スコア間の間隔が狭くなっている部分を形成する場合が多いが、このように無端状スコアの形状を非円形状とした場合には、液戻り性が不十分となり、注出筒と液注出用開口との間の部分に内容液が付着残存してしまう傾向が大きい。また、凹部の深い箇所に無端状スコアが位置している部分でも、内容液の付着残存が多く認められる傾向がある。即ち、スコア間の間隔が狭い部分或いは凹部の深い位置にスコアが位置している部分では、該スコアを引き裂いたとき、開口と注出筒付け根部分との間部分が大面積となってしまうため、この部分を単に傾斜面としただけでは、液戻り性が改善されず、この部分に多くの内容液が付着残存してしまうのである。
従って、本発明の目的は、液戻り性が顕著に改善され、例えば内容液注出用の開口が注出案内用突起の付け根部分から離れて形成されている場合、特に開口が非円形に形成されている場合にも、内容液注出後において、注出案内用突起の付け根部分と注出用開口との間の部分に内容液が付着残存して貯留することなく、速やかに容器内に戻る構造の注出具を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記注出具を備えた構造の容器蓋を提供することにある。
本発明者等は、注出具の液戻り性について鋭意検討した結果、内容液注出用の開口を形成するために無端状スコアを引き裂いたときに発生するバリが、液の容器内への戻りを阻害し、このようなバリの影響を緩和することにより、液の戻り性を顕著に改善し得るという新規知見を見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、環状の内周縁を有する水平フランジ部と、該水平フランジ部の内周縁から中心部に向かって下方に傾斜して延びている傾斜壁を有しているすり鉢型形状の凹部とからなり、該凹部内には、前記傾斜壁の下面に設けられた無端状スコアによって囲まれた開口予定部が形成されており、該開口予定部の上面には、スコア引き裂き用のプルリングを上端に備えた支柱が設けられているとともに、前記水平フランジ部の上面には、注出液案内用突起が形成されている注出具において、
前記傾斜壁の上面には、前記無端状スコアの外側全周に沿って、且つ前記無端状スコアの近傍に、径方向内側が下方に凹む段差部が形成されていることを特徴とする注出具(以下、第1の注出具と呼ぶことがある)が提供される。
また、本発明によれば、環状の内周縁を有する水平フランジ部と、該水平フランジ部の内周縁から中心部に向かって下方に傾斜して延びている傾斜壁を有しているすり鉢型形状の凹部とからなり、該凹部内には、前記傾斜壁に設けられた無端状のスコアによって囲まれた開口予定部が形成されており、該開口予定部の上面には、スコア引き裂き用のプルリングを上端に備えた支柱が設けられているとともに、前記水平フランジ部の上面には、注出液案内用突起が形成されている注出具において、
前記無端状スコアは、前記傾斜壁の上面に形成されていることを特徴とする注出具(以下、第2の注出具と呼ぶことがある)が提供される。
上記第1及び第2の注出具においては、
(1)前記無端状スコアを、非円形形状に形成すること、
(2)前記開口予定部の前記無端状スコアの近傍部分には、部分的に水平な部分が形成されており、この水平な部分に、前記プルリングを上端に備えた支柱を設けること、
という構造を採用することもできる。
本発明によれば、さらに、注出具がキャップ本体と、該キャップ本体に被せられる上蓋とからなる容器蓋であり、該キャップ本体が容器口部に嵌合固定される筒状側壁と、該筒状側壁の上端開口部を閉じるように設けられている天面壁からなり、該天面壁が前記水平フランジ部と前記凹部からなることを特徴とする注出具が提供される。
本発明の第1の注出具では、無端状スコアが形成されている傾斜壁の上面に、該無端状スコアの外側全周に沿って、且つ前記無端状スコアの近傍に、径方向内側が下方に凹む段差部が形成されている。このため、無端状スコアを引き裂いて内容液注ぎ出し用の開口を形成したとき、傾斜壁の上面にバリが形成されず、段差部の下部にバリが形成されることとなる。このため、内容液の注ぎ出しによって注出用突起の内面及び傾斜壁の上面に付着した内容液は、容器を直立したときに、傾斜壁の上面に沿って流れ落ち、バリによってせき止められることなく、段差部から速やかに容器内に流れ落ちることとなる。従って、例えば、無端状スコアの形状を非円形形状とし、無端状スコアの引き裂きにより形成される開口と注出用突起の付け根部との間に大面積の部分が形成されるような場合においても、或いは無端状スコアが凹部の深い箇所に位置している部分においても、このような大面積の部分に内容液が貯留せず、液の容器内への戻り性が顕著に改善されるのである。
例えば、上記のような段差部が形成されていない場合には、傾斜壁の上面にバリが露出してしまうため、注出用突起の内面及び傾斜壁の上面から流れ落ちた液は、バリによってせき止められてしまい、この結果、注出用突起の付け根部と開口との間が傾斜面となっていたとしても、良好な液戻り性を確保することが困難となってしまうのである。
また、一般に、内容液注出用の開口を形成するための無端状スコアは、第1の注出具のように、傾斜壁の下面に形成される。傾斜壁の上面にはスコア引き裂き用のプルリングなどが形成されているため、この上面にスコアを形成する場合には、スコア成形金型を2部品の金型により成形しなければならず、金型の成形が複雑となってしまうが、傾斜壁の下面に無端状スコアを形成する場合には、成形を阻害するような部材が形成されていないため、1つの金型によりスコアを成形することが可能となるからである。
しかるに、本発明の第2の注出具では、第1の注出具のような段差部は形成されておらず、この代わりに、内容液注出用の開口を形成するための無端状スコアが傾斜壁の上面に形成されている。即ち、煩雑な成形装置を使用しなければならないが、無端状スコアを傾斜壁の上面に形成した場合には、段差部を形成することなく、第1の注出具と同様な液戻り性を確保することが可能となるのである。この理由は、おそらく、無端状スコアを引き裂いたときに生成するバリは、引き裂き面が開口予定部の下方側に形成され、傾斜壁の上面には露出していないためではないかと思われる。即ち、傾斜壁の上面とバリの形成面が、第1の注出具における段差部と同様の作用を示し、この結果、流れ落ちる液がバリによりせき止められず、スムーズに容器内に戻るものと考えられる。
従って、上述した本発明の第1及び第2の注出具は、何れも、容器口部の中栓や紙容器の注出具として使用できるが、特に、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に被せられる上蓋とからなる容器蓋として好適に適用される。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の注出具である容器蓋(ヒンジキャップ)の上蓋を開放した状態での上面図であり、
図2は、図1の容器蓋の側面断面図(図1のA−A断面図)であり、
図3は、図1の容器蓋の底面図であり、
図4は、図2の容器蓋におけるキャップ本体の要部を拡大して示す断面図であり、
図5は、図2の容器蓋におけるキャップ本体の無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図であり、
図6は、図2の容器蓋におけるキャップ本体に段差部が形成されていない場合において、無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図であり、
図7は、図2とは異なる態様の第1の注出具である容器蓋の側面断面図であり、
図8は、本発明の第2の注出具である容器蓋(ヒンジキャップ)において、要部を拡大して示す断面図であり、
図9は、図8の容器蓋における無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図である。
本発明の第1の注出具である容器蓋について、ヒンジキャップを例にとって、その構造及び形態を説明する。
上記ヒンジキャップを示す図1乃至図3を参照して、このヒンジキャップは、キャップ本体1と上蓋2とから成り、キャップ本体1は、筒状側壁3と、天面壁5とから形成されている。図2から理解されるように、天面壁5は、筒状側壁3の上端部分を閉じるように、該筒状側壁3と一体に形成されており、シール具としても機能する。
筒状側壁3の上端部分を閉じている天面壁5は、大まかに言って、水平フランジ部7と、水平フランジ部7の内周縁に連なっている凹部9とから形成されており、水平フランジ部7の上面には、内容液を注出する際の案内となる注出筒10が形成されており、凹部9内には、内容液注出用の開口を形成するための無端状スコア11が凹部9を形成する壁の下面に形成されている。即ち、無端状スコア11を引き裂くことにより、内容液を注出するための開口が形成されるのであり、この無端状スコア11によって囲まれた領域が開口予定部となる。また、この開口予定部の上面には、上端にプルリング13を備えた支柱15が形成されており、プルリング13を引っ張り上げることにより、無端状スコア11が引き裂かれるような構造となっている。このような天面壁5の詳細な構造については後述する。
尚、このようなヒンジキャップにおいては、水平フランジ部7の下面に、下方に降下したインナーリング17が形成されており、このインナーリング17により、シール性が維持されるようにキャップ本体1が容器口部(図2において70で示されている)に嵌合固定される。また、水平フランジ部7の上面には、注出筒10の外側に背の低い小突起19が環状に形成されており、この小突起19との係合により、閉められた上蓋2が固定されるようになっている。
天面壁5によって上端が閉じられている筒状側壁3は、図1及び図2から明らかなように、上方からの切り込みによって環状に形成されているスリット20によって内側壁3aと外側壁3bとに分断されており、内側壁3aと外側壁3bとは、下方端部で互いに連結されている(この連結部は、図2において3cで示されている)。また、内側壁3aの内面には、容器口部70の外面と係合する係合突起21が設けられている。上記のようなスリット20を設けて筒状側壁3を二重壁構造とすることにより、キャップ本体1と容器口部70との係合力を低下させることなく、この容器蓋の分別廃棄性を高め、キャップ本体1を格別の工具を用いることなく、容易に容器口部70から取り除くことが可能となるものである。
即ち、図2に示されているように、容器口部70は、その上方部分が、上記の内側壁3aと前述したインナーリング17との間の空間に嵌め込まれ、且つ容器口部70の外面が前記係合突起21と係合することにより、キャップ本体1は、容器口部70にがっちりと固定され、インナーリング17の外面が容器口部70の内面と密着することによってシール性が確保される。この場合において、内側壁3aは、外側壁3bによってタガ締めされており、この結果、内側壁3aの係合突起21と容器口部70との間に高い係合力を確保することができる。尚、水平フランジ部7の下面には、インナーリング17と内側壁3aとの間の部分に溝23が形成されており(図2参照)、この溝23により、キャップ本体1を容器口部70に嵌め込んだときインナーリング17と容器口部70の内面との密着度を上げるために、インナーリング17の自由度を大きくしている。
一方、外側壁3bの上端部分には、ヒンジバンド25によって上蓋2が連結されており、ヒンジバンド25を支点として上蓋2を旋回することにより、開栓及び閉栓が行われるものであり、図1及び図2では、上蓋2が開栓されている状態(即ち、キャップ本体1に上蓋2が被せられていない状態)が示されている。また、ヒンジバンド25の両側には、ヒンジバンド25よりもやや低い位置に補助バンド27が設けられており、この補助バンド27によっても上蓋2は、キャップ本体1の外側壁3bに連結されている。即ち、上蓋2を旋回して開栓したとき、補助バンド27により加わるテンションにより、上蓋2が開栓された状態が保持されるようになっている。
さらに、図1に示されているように、外側壁3bの内面には、上記補助バンド27,27の近傍部分のそれぞれに、軸方向スコア29が、外側壁3bの上端から下端まで延びている。即ち、開栓状態にある上蓋2を手で持って下方に引き降ろすことにより軸方向スコア29を引き裂き、次に上蓋を上方に引き上げることにより、軸方向スコア29と対応する内側壁3aの内面に形成された軸方向スコアを引き裂くと、外側壁3bによる内側壁3aのタガ締めが解除され、内側壁3aの係合突起21と容器口部70との係合力が低下する。この状態で、更に上蓋2を上方に引っ張り上げることにより、キャップ本体1を容器口部70から取り外すことが可能となる。即ち、格別の工具を用いることなく、キャップ本体1を容器口部70から取り外すことが可能となるのであり、これが、前述したスリット20を設けて筒状側壁3を二重壁構造としたことによりもたらされる分別廃棄性向上効果である。
尚、軸方向スコア29に連続して外側壁3bと内側壁3aの連結部に水平方向(周方向)に延びている水平方向スコアを設けることも可能であり、このように水平方向スコアを設けることにより、軸方向スコアが引き裂かれると、外側壁3bによる内側壁3aのタガ締め力が更に弱められ、容易にキャップ本体1を容器口部70から取り外すことが可能となる。
また、上述した例では、スリット20が筒状側壁3の全周にわたって設けられているが、このようなスリット20は、上記のような分別廃棄性が確保される限りにおいて、必ずしも筒状側壁3の全周にわたって設けられている必要はなく、例えば筒状側壁3の周方向の一部にのみ弧状にスリット20を形成することもできる。(一般的には、優れた分別廃棄性を確保するために、筒状側壁3の約半周以上にわたってスリット20が形成されていることが好ましい。)
また、上蓋2は、天板部30と、天板部30の周縁から延びているスカート部31とから形成されており、スカート部31の外面の下方部分は、前述したヒンジバンド25及び補助バンド27によってキャップ本体1の筒状側壁3(外側壁3b)に連結されている。
天板部30の内面には、シールリング33が設けられている。上蓋2を旋回して閉じたとき、このシールリング33が、天面壁5の注出筒10の内面に密着することにより、スコア11を破断しての注出用開口形成後のシール性が確保されることとなる。
また、上蓋2のスカート部31の下方部分の内面には、図2に示されているように、係合用凹部35が設けられており、上蓋2を閉じたとき、この係合用凹部35がキャップ本体1の小突起19と係合することにより、上蓋2がしっかりと保持され、閉栓状態が安定に保たれることとなる。
さらに、上蓋2のスカート部31の下端部分の外面には、ヒンジバンド25とは反対側部分に、開封用鍔37が設けられている。この開封用鍔37の下面には、滑り止め用の偏平状突部39(特に図1参照)が形成されている。この開封用鍔37を指で引っ掛けて上蓋2を上方に持ち上げることにより上蓋2の開封を容易に行うことができる。尚、この上蓋2の開封を一層容易に行うために、上蓋2を閉じた時に、開封用鍔37が位置する部分においては、外側壁3bの外面が凹面50となっており、開封用鍔37への指の引っ掛けを容易に行い得るようになっている。
尚、図1及び図2から理解されるように、天面壁5の上面に形成されている注出筒10のヒンジバンド25側の部分は、背が低く形成されている。これは、上蓋2を閉じるとき、シールリング33の旋回が注出筒10によって阻害されないようにするためである。また、注出筒10は、容器内容液を注ぎ出す際の案内として機能するものであるが、上記のような構造の容器蓋では、内容液の注ぎ出しは、上蓋2が設けられている側とは反対側の部分(即ち、ヒンジバンド25とは反対側の部分)から行われるため、内容液が注ぎだされる部分に、弧状の突起を形成し、これを注出筒10と同様の機能を持たせることもできる。
上述した構造の容器蓋において、天面壁5の水平フランジ部7の内側には凹部9が形成されている。この凹部9は、図2から明らかなように、水平フランジ部7の内周縁から中心部に向かって傾斜して延びている傾斜壁51を有しており、全体としてすり鉢型形状を有している。このようなすり鉢型形状の凹部9内(即ち、傾斜壁51)に、開口を形成するための無端状スコア11が形成されている。即ち、このような傾斜壁51に無端状スコア11を形成することにより、無端状スコア11の引き裂きにより形成された開口と、注出筒10の付け根部分との間が傾斜面となり、内容液の注出によって注出筒10の内面等に付着残存した液の容器内への液戻り性が向上させることができるのである。
また、無端状スコア11は、図2に示されているように、傾斜壁51の下面に形成されている。即ち、傾斜壁51の上面側に無端状スコア11を形成することも可能であるが、傾斜壁51の上面側には、プルリング13などの部材が位置しているため、傾斜壁51の上面側に無端状スコア11を形成するときには、スコア成形金型を2部品の金型により成形しなければならず、金型の成形が複雑となってしまうが、傾斜壁の下面に無端状スコアを形成する場合には、成形を阻害するような部材が形成されていないため、1つの金型によりスコアを成形することが可能となり、成形装置の構造も簡単となり、生産性の点で有利となるからである。
さらに、凹部9内に形成されている無端状スコア11は、その用途等に応じて、開口を通して注ぎだされる内容液の液量を調整するために、非円形状とすることもできる。即ち、図1に示されている例では、プルリング13を備えた支柱15が設けられている側(ヒンジバンド25側)及びその反対側部分において、無端状スコア11の間隔が狭く形成され、その間の部分において、無端状スコア11の間隔が大きな大面積部分となっている。また、無端状スコア11の形状を小径の円形状とすることもできる。無端状スコアの形状を、このような非円形状としたり或いは小径の円形とした場合には、注出筒10と無端状スコア11との間隔が大きな部分が形成され、このような部分に液の付着が生じやすくなるが、このような場合においても、本発明においては、後述する手段により、良好な液戻り性を確保することができる。
尚、図示されていないが、上記のような無端状スコア11は、プルリング13を備えた支柱15が設けられている側(ヒンジバンド25側)及びその反対側部分において、注出筒10の付け根部に近い高さの部分に形成されており、その部分から降下し、図2の中央部分では、傾斜壁51を水平方向に延びている。
本発明のキャップ本体1の要部が拡大して示されている図4を参照して、本発明においては、傾斜壁51の上面には、無端状スコア11の外側全周に沿って、傾斜壁51の傾斜角度θよりも急勾配の傾斜角θを有する帯状の段差部53が形成されていることが重要である。即ち、このような帯状の段差部53を設けることにより、無端状スコア11を引き裂いて内容液注出用の開口を形成し、該開口を介して内容液の注ぎ出しを行った後の容器内への液戻り性を顕著に向上させることが可能となる。(尚、図2において、無端状スコア11の中央部分には水平方向に延びている部分が存在するため、図4に示されているように、この段差部53にも、水平方向に延びている部分53aが存在することとなる。)
即ち、図5に示されているように、無端状スコア11を引き裂いて内容液注ぎ出し用の開口55を形成したとき、引き裂かれた傾斜壁51にはバリ57が形成されることとなるが、本発明にしたがって段差部53が形成されている場合には、このようなバリ57は、引き裂かれた傾斜壁51の上面の端部51aに形成されず、急勾配の段差部53の下部にバリ57が形成される。即ち、内容液の注ぎ出し後、容器を直立させたとき、注出筒10の内面及び傾斜壁51の上面に付着した液は、傾斜壁51の上面に沿って流れ落ちるが、急勾配の段差部53の形成により、バリ57によってせき止められず、このような段差部53から速やかに容器内に流れ落ちるのである。
例えば、段差部53を形成しなかった場合には、図6に示されているように、傾斜壁51の上面の端部にバリ57が露出してしまうため、注出筒10の内面や傾斜壁51の上面から流れ落ちた液は、バリ57によってせき止められてしまい、この結果、注出筒10の付け根部と開口50との間が傾斜壁51となっていたとしても、良好な液戻り性を確保することができないのである。
本発明においては、上記のような段差部53を形成することにより、液戻り性が顕著に向上しているため、例えば無端状スコア11を非円形状に形成し或いは小径の円形状とし、これによって注出筒10の付け根部と開口55との間に大面積の傾斜壁51が存在するような場合にも、注出筒10の内面や傾斜壁51の上面に付着残存した液は、速やかに容器内に回収されることとなる。
本発明において、上記のような段差部53の傾斜角θは、傾斜壁51の傾斜壁51の傾斜角θよりも大きな勾配となっていればよい。
また、段差部53は無端状スコア11の近傍に設けられることが重要であり、スコア11の上端外周位置からの距離dが2.0mm以内の範囲にあるのが好ましく、特に、1.0mm以内の範囲にあるのがよい。
また、上述した容器蓋に設けられている第1の注出具においては、種々の設計変更が可能である。例えば、他の例の第1の注出具である容器蓋の側断面図を示す図7を参照して、この例の容器蓋では、天面壁5の凹部9内には、平坦部60が設けられており、この平坦部60上に無端状スコア11の内部近傍に位置している支柱15が形成されている。このような平坦部60上にプルリング13を有する支柱15を設けた場合には、無端状スコア11の引き裂き性が向上するという利点がある。即ち、無端状スコア11を引き裂くときの支柱15の引っ張り方向と支柱15を支持している面との角度αが、傾斜壁51上に支柱15が形成されている前述した構造の注出具5に比してより小さくなっており、この結果、無端状スコア11の引き裂きを一層容易に行うことが可能となるのである。
尚、図7の容器蓋においては、支柱15が平坦部60上に設けられている点を除けば、他の構造は、図1乃至図3の容器蓋と全く同じである。従って、図7では、主要部に関する印照数字のみを示し、他の印照数字は省略されている。
さらに本発明の第2の注出具である容器蓋の要部を拡大して示す図8において、この容器蓋では、筒状側壁3の上端を閉じている天面壁65に、段差部53が形成されておらず、且つ無端状スコア11が、傾斜壁51の上面に形成されており、他の点は、全て第1の注出具である図1乃至図3の容器蓋と全く同じ構造である。
即ち、先にも述べたように、無端状スコア11は、第1の注出具のように、傾斜壁51の下面に形成することが、割金型のような複雑な成形装置を使用せずに成形できるために好適である。しかしながら、複雑な構造の成形装置を用いて成形しなければならないのであるが、図8に示すように、傾斜壁51の上面に無端状スコア11を形成した第2の注出具では、段差部53を形成せずに、前述した第1の注出具と同等の液戻り性を確保することが可能となる。即ち、このような構造の第2の注出具において、図9に示すように、無端状スコア11を引き裂いて開口55を形成すると、スコア11の引き裂きにより生成するバリ57は、傾斜壁51の上面51aには露出せず、傾斜壁51の引き裂き面51bの下側に位置することとなる。この結果、このような引き裂き面51bが、第1の注出具における段差部53と同等の作用を示し、流れ落ちる液がバリ57によりせき止められず、スムーズに容器内に戻るものと考えられるのである。
このように、無端状スコア11を傾斜壁51の上面に形成した第2の注出具においても、急勾配の段差部53を設けた第1の注出具と同様、優れた液戻り性を示す。このような第2の注出具においても、第1の注出具と同様の設計変更が可能であり、例えば凹部9内に平坦部60を設け、この平坦部60にプルリング13を有する支柱15を設けることにより、無端状スコア11の引き裂き性を高めることができる。
また、上述した例では、第1の注出具及び第2の注出具として所謂ヒンジキャップを例示したが、このような注出具を螺子キャップに適用することも勿論可能である。このような螺子キャップは、例えば、水平フランジ部7の注出筒10の外側に、螺条を外面に備えた筒状突起を設け、この筒状突起の螺条に上蓋を螺子締結により着脱自在に装着する構造とすればよい。また、上述した第1の注出具及び第2の注出具を中栓或いは紙容器の注出具等として使用し得ることは勿論である。
本発明の第1の注出具である容器蓋(ヒンジキャップ)の上蓋を開放した状態での上面図。 図1の容器蓋の側面断面図(図1のA−A断面図)。 図1の容器蓋の底面図。 図2の容器蓋におけるキャップ本体の要部を拡大して示す断面図。 図2の容器蓋におけるキャップ本体の無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図。 図2の容器蓋におけるキャップ本体に段差部が形成されていない場合において、無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図。 図2とは異なる態様の第1の注出具である容器蓋の側面断面図。 本発明の第2の注出具である容器蓋(ヒンジキャップ)において、要部を拡大して示す断面図。 図8の容器蓋における無端状スコアが引き裂かれて内容液注出用の開口が形成された状態を示す要部拡大断面図。
符号の説明
5:第1の注出具
7:水平フランジ部
9:凹部
10:注出筒
11:無端状スコア
13:プルリング
15:支柱
53:段差部
65:第2の注出具

Claims (5)

  1. 環状の内周縁を有する水平フランジ部と、該水平フランジ部の内周縁から中心部に向かって下方に傾斜して延びている傾斜壁を有しているすり鉢型形状の凹部とからなり、該凹部内には、前記傾斜壁の下面に設けられた無端状スコアによって囲まれた開口予定部が形成されており、該開口予定部の上面には、スコア引き裂き用のプルリングを上端に備えた支柱が設けられているとともに、前記水平フランジ部の上面には、注出液案内用突起が形成されている注出具において、
    前記傾斜壁の上面には、前記無端状スコアの外側全周に沿って、且つ前記無端状スコアの近傍に、径方向内側が下方に凹む段差部が形成されていることを特徴とする注出具。
  2. 環状の内周縁を有する水平フランジ部と、該水平フランジ部の内周縁から中心部に向かって下方に傾斜して延びている傾斜壁を有しているすり鉢型形状の凹部とからなり、該凹部内には、前記傾斜壁に設けられた無端状のスコアによって囲まれた開口予定部が形成されており、該開口予定部の上面には、スコア引き裂き用のプルリングを上端に備えた支柱が設けられているとともに、前記水平フランジ部の上面には、注出液案内用突起が形成されている注出具において、
    前記無端状スコアは、前記傾斜壁の上面に形成されていることを特徴とする注出具。
  3. 前記無端状スコアは、非円形形状に形成されている請求項1または2に記載の注出具。
  4. 前記開口予定部の前記無端状スコアの近傍部分には、部分的に水平な部分が形成されており、この水平な部分に、前記プルリングを上端に備えた支柱が設けられている請求項1乃至3の何れかに記載の注出具。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の注出具がキャップ本体と、該キャップ本体に被せられる上蓋とからなる容器蓋であり、該キャップ本体が容器口部に嵌合固定される筒状側壁と、該筒状側壁の上端開口部を閉じるように設けられている天面壁からなり、該天面壁が前記水平フランジ部と前記凹部からなることを特徴とする注出具。
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