JP2008110372A - 金属溶湯の供給装置 - Google Patents
金属溶湯の供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008110372A JP2008110372A JP2006294386A JP2006294386A JP2008110372A JP 2008110372 A JP2008110372 A JP 2008110372A JP 2006294386 A JP2006294386 A JP 2006294386A JP 2006294386 A JP2006294386 A JP 2006294386A JP 2008110372 A JP2008110372 A JP 2008110372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladle
- link
- rotation
- molten metal
- rotation transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】ラドル回転用の回転伝達機構を、ラドル搬送用リンク機構のリンクのうちの第1リンク内に配設した、2つの歯付きプーリおよび該2つの歯付きプーリの間に掛け渡された歯付きベルトよりなる歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系と、ラドル搬送用リンク機構のリンクのうちの第2リンク内に配設した、2つの回転体およびその両端を2つの回転体にそれぞれ取り付けられた1対のバー状リンクをもつ平行リンク機構からなる平行リンク回転伝達系とに、よって構成する。
【選択図】図3
Description
ラドルを搬送するためのラドル搬送用リンク機構を構成する複数のリンクには、その一端がラドル回転用出力軸の周りに回転可能に保持された第1リンクと、その一端が第1リンクの他端と回転可能に連結され、その他端側にラドルの基端部を固着した支軸を回転可能に保持した第2リンクとが含まれ、第1リンク内と第2リンク内とには、支持フレームに搭載されたラドル回転用モータによりラドル回転用出力軸を介して駆動されて、ラドルを回転させるラドル回転用の回転伝達機構を設けて、
該回転伝達機構を、第1リンク内に位置して、2つの歯付きプーリおよび該2つの歯付きプーリの間に掛け渡された歯付きベルトよりなる歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系と、第2リンク内に位置して、2つの回転体およびその両端を2つの回転体にそれぞれ取り付けられた1対のバー状リンクをもつ平行リンク機構からなる平行リンク回転伝達系とによって構成し、
ラドル回転用モータを停止させている際には、歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系および平行リンク回転伝達系によって、ラドル搬送用リンク機構がどのような動作姿勢をとっても、ラドルの所定姿勢を維持させるようにする。
図1〜図12は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)によるコールドチャンバー式のダイカストマシンに用いられる金属溶湯の供給装置に係り、図1は、金属溶湯の供給装置の一部破断した平面図、図2は、ラドルが溶解炉内にある際の金属溶湯の供給装置の正面図、図3は、図2の状態時にある際のラドル回転用の回転伝達機構を示す説明図、図4は、図3の状態からラドルが金属溶湯の汲み取りのために回転(傾転)した状態を示す説明図、図5は、ラドルが搬送されている途上にある際のラドル回転用の回転伝達機構を示す説明図、図6は、図5の状態から試運転時などにおいてラドルを金属溶湯の注ぎ込み姿勢に回転(傾転)させた状態を示す説明図、図7は、ラドルが射出スリーブの上方にある際のラドル回転用の回転伝達機構を示す説明図、図8は、図7の状態からラドルが金属溶湯の注ぎ込みのために回転(傾転)した状態を示す説明図である。
2 ラドル搬送用リンク機構
3 ラドル
4 ラドル搬送用モータ
5 ラドル搬送用出力軸(出力軸)
6 ラドル回転用モータ
7 ラドル回転用出力軸(出力軸)
8 第1リンク
9 スリーブ
9a キー溝
9b キー
10 第1支軸
10a キー
11 第2リンク
12 第3リンク
13 第4リンク
14 第5リンク
15 歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系
16 平行リンク機構からなる平行リンク回転伝達系
17 第1歯付きプーリ(タイミングプーリ)
18 第2歯付きプーリ(タイミングプーリ)
18a キー溝
19 歯付きベルト(タイミングベルト)
20 ベルト張力調整機構
21 第1回転体
22A、22B バー状リンク
23 第2支軸
24 第2回転体
Claims (6)
- 溶解炉から所定量の金属溶湯をラドルにより汲み上げて、前記ラドルを射出スリーブの給湯口の上部まで搬送し、前記ラドル内の金属溶湯を給湯口から前記射出スリーブ内に注ぎ込むようにした金属溶湯の供給装置であって、
前記ラドルを搬送するためのラドル搬送用リンク機構を構成する複数のリンクには、その一端がラドル回転用出力軸の周りに回転可能に保持された第1リンクと、その一端が前記第1リンクの他端と回転可能に連結され、その他端側に前記ラドルの基端部を固着した支軸を回転可能に保持した第2リンクとが含まれ、前記第1リンク内と前記第2リンク内とには、支持フレームに搭載されたラドル回転用モータにより前記ラドル回転用出力軸を介して駆動されて、前記ラドルを回転させるラドル回転用の回転伝達機構を設けて、
該回転伝達機構を、前記第1リンク内に位置して、2つの歯付きプーリおよび該2つの歯付きプーリの間に掛け渡された歯付きベルトよりなる歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系と、前記第2リンク内に位置して、2つの回転体およびその両端を2つの回転体にそれぞれ取り付けられた1対のバー状リンクをもつ平行リンク機構からなる平行リンク回転伝達系とによって構成し、
前記ラドル回転用モータを停止させている際には、前記歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系および前記平行リンク回転伝達系によって、前記ラドル搬送用リンク機構がどのような動作姿勢をとっても、前記ラドルの所定姿勢を維持させるようにしたことを特徴とする金属溶湯の供給装置。 - 請求項1に記載の金属溶湯の供給装置において、
1対の前記バー状リンクは、前記した各回転体に90°位相をずらせて取り付けられていることを特徴とする金属溶湯の供給装置。 - 請求項2に記載の金属溶湯の供給装置において、
1対の前記バー状リンクは、前記した各回転体と一体に回転する軸部材との干渉を避けるため、その端部を湾曲形状とされたことを特徴とする金属溶湯の供給装置。 - 溶解炉から所定量の金属溶湯をラドルにより汲み上げて、前記ラドルを射出スリーブの給湯口の上部まで搬送し、前記ラドル内の金属溶湯を給湯口から前記射出スリーブ内に注ぎ込むようにした金属溶湯の供給装置であって、
支持フレームに搭載されたラドル搬送用モータと、該ラドル搬送用モータの回転を減速して出力するラドル搬送用出力軸と、支持フレームに搭載されたラドル回転用モータと、該ラドル回転用モータの回転を減速して出力するラドル回転用出力軸と、その一端部が前記ラドル回転用出力軸の周りに回転可能に保持された第1リンクと、該第1リンクの他端部に回転可能に設けられた第1支軸と、その一端部が前記第1支軸に回転可能に保持された第2リンクと、前記ラドル搬送用出力軸にその一端部が固着された第3リンクと、その一端部が前記第2リンクの中間部に回転可能に連結され、その中間部に前記第3リンクの他端部が回転可能に連結された第4リンクと、その一端部が前記ラドル回転用出力軸の周りに回転可能に保持されて、その他端部が前記第4リンクの他端部と回転可能に連結された第5リンクと、前記第1リンクの一端部内に収納され、前記ラドル回転用出力軸に固着された第1歯付きプーリと、前記第1リンクの他端部内に回転可能に収納され、前記第1支軸に固着された第2歯付きプーリと、前記第1リンク内に収納されて、前記第1歯付きプーリと前記第2歯付きプーリの間に掛け渡された歯付きベルトと、前記第2リンクの一端部内に収納され、前記第1支軸に固着された第1回転体と、前記第2リンク内に収納されて、前記第1回転体にその一端部をそれぞれ回転可能に取り付けられた平行リンクを構成する1対のバー状リンクと、前記第2リンクの他端部内に収納され、前記第2リンクの他端部に回転可能に保持された第2支軸に固着されると共に、1対の前記バー状リンクの他端部がそれぞれ回転可能に取り付けられた第2回転体と、その基端部が前記第2支軸に固着されたラドルとを、有し、
前記第1、第2、第3、第4、第5リンクよりなる5節リンク機構を、前記ラドル搬送用モータの回転によって駆動することで、前記ラドルの搬送を行い、
前記第1歯付きプーリと前記歯付きベルトと前記第2歯付きプーリとよりなる歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系、および、前記第1回転体と1対の前記バー状リンクと前記第2回転体とよりなる平行リンク機構からなる平行リンク回転伝達系を、前記ラドル回転用モータの回転によって駆動することで、前記ラドルを回転させ、
前記ラドル回転用モータを停止させている際には、前記歯付きプーリ/歯付きベルトの回転伝達系および前記平行リンク回転伝達系によって、前記5節リンク機構がどのような動作姿勢をとっても、前記ラドルの所定姿勢を維持させるようにしたことを特徴とする金属溶湯の供給装置。 - 請求項4に記載の金属溶湯の供給装置において、
1対の前記バー状リンクは、前記した第1回転体、第2回転体に90°位相をずらせて取り付けられていることを特徴とする金属溶湯の供給装置。 - 請求項5に記載の金属溶湯の供給装置において、
1対の前記バー状リンクは、前記第1支軸、前記第2支軸との干渉を避けるため、その端部を湾曲形状とされたことを特徴とする金属溶湯の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006294386A JP5033395B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 金属溶湯の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006294386A JP5033395B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 金属溶湯の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008110372A true JP2008110372A (ja) | 2008-05-15 |
JP5033395B2 JP5033395B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=39443192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006294386A Expired - Fee Related JP5033395B2 (ja) | 2006-10-30 | 2006-10-30 | 金属溶湯の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5033395B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210238A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機の可動体支持構造 |
CN105170960A (zh) * | 2015-08-12 | 2015-12-23 | 柯继健 | 浇注机 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04228250A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Suzuki Motor Corp | 自動注湯装置 |
JPH07223180A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Tescon:Kk | 水平多関節ロボット |
JPH07323364A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシンの給湯装置 |
JP2002254156A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 給湯装置 |
-
2006
- 2006-10-30 JP JP2006294386A patent/JP5033395B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04228250A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Suzuki Motor Corp | 自動注湯装置 |
JPH07223180A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Tescon:Kk | 水平多関節ロボット |
JPH07323364A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシンの給湯装置 |
JP2002254156A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 給湯装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210238A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機の可動体支持構造 |
CN105170960A (zh) * | 2015-08-12 | 2015-12-23 | 柯继健 | 浇注机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5033395B2 (ja) | 2012-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5089124B2 (ja) | 金属溶湯の供給装置 | |
JP4490341B2 (ja) | リンク装置および搬送ロボット | |
CN103562004A (zh) | 座椅升降器 | |
JP2000042954A5 (ja) | ||
JP5749174B2 (ja) | ロータリーキルンにトルクを伝達する装置 | |
JP5033395B2 (ja) | 金属溶湯の供給装置 | |
ES2308544T3 (es) | Dispositivo con varios rodillos. | |
JP4603388B2 (ja) | ロボットアーム | |
JP2014039977A (ja) | パラレルロボット | |
FI115768B (fi) | Menetelmä ja laite kahteen suuntaan kaarevan lasilevyn taivuttamiseksi ja karkaisemiseksi tai lämpölujittamiseksi | |
JP2001185596A (ja) | 搬送アーム | |
KR101594795B1 (ko) | 요동기구 및 구심요동연마기 | |
KR101796799B1 (ko) | 관절형 로봇 손목 | |
JP4824645B2 (ja) | 基板搬送装置 | |
JP6606319B2 (ja) | 産業用ロボット | |
JP4757404B2 (ja) | 搬送アーム | |
KR101283933B1 (ko) | 경사 축의 회전동력전달을 위한 구형 조인트 | |
JP4628012B2 (ja) | 傾斜テーブル装置 | |
JP5575501B2 (ja) | 金属溶湯供給装置 | |
US20110002767A1 (en) | Manipulator having a three-ring bearing between two outer pivot arms and a platform | |
JP4868861B2 (ja) | 遊星歯車式無段変速装置 | |
JP5726664B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP2006136933A (ja) | 給湯装置 | |
JP2000211722A (ja) | 方向転換ガイドの自動ガイド幅調整装置 | |
JP5914721B2 (ja) | 搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |