JPH04228250A - 自動注湯装置 - Google Patents

自動注湯装置

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Publication number
JPH04228250A
JPH04228250A JP40829090A JP40829090A JPH04228250A JP H04228250 A JPH04228250 A JP H04228250A JP 40829090 A JP40829090 A JP 40829090A JP 40829090 A JP40829090 A JP 40829090A JP H04228250 A JPH04228250 A JP H04228250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
ladle
base
swing
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP40829090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sugiura
杉浦 裕史
Katsuichiro Ota
太田 勝一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Co Ltd, Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Co Ltd
Priority to JP40829090A priority Critical patent/JPH04228250A/ja
Publication of JPH04228250A publication Critical patent/JPH04228250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炉内に収容された加
熱溶融金属の湯を汲み上げ、汲み上げた湯を鋳造機内に
注湯してダイキャスト製品を鋳造するようにした自動鋳
造システムに関し、特にその自動鋳造システムに使用さ
れる自動注湯装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動鋳造システムでは、アルミ
ニウム等の加熱溶融金属を収容した炉と、注湯された加
熱溶融金属からダイキャスト製品を鋳造する鋳造機と、
炉内から加熱溶融金属の湯を汲み上げ、その汲み上げた
湯を鋳造機内に注湯する自動注湯装置とを具えている。
【0003】このうち、従来の自動注湯装置としては、
板カム式自動注湯装置と多関節ロボット式自動注湯装置
とが使用されている。このうち板カム式自動注湯装置は
炉から湯を汲み、鍛造機内に湯を注湯するレードルと、
このレードルを支承するアームの動作をカムの動きによ
って制御するものであり、また多関節ロボット式自動注
湯装置はレードルの動作を多関節ロボットを使用して制
御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動注湯装置のうち、板カム式自動注湯装置では板
カムによりレードル及びアームの動きを決定するので、
動作経路が固定化されてしまい、炉や鋳造機の配置を適
宜変更することが出来ないばかりでなく、各種レードル
形状に応じた最適な注湯条件を設定することが極めて困
難である難点があった。また板カム式自動注湯装置では
板カムによりアーム及びレードルの動きを制御するので
、このうちレードルの軌跡を優先させて制御すると、動
特性として衝撃が発生し易く、このため搬送途中で湯が
レードルからこぼれてしまう難点もあった。
【0005】また多関節ロボット式自動注湯装置では、
上述した板カム式自動注湯装置の欠点をカバーすること
はできるが、この多関節ロボットはその制御が複雑で、
しかも高価であるばかりでなく、各関節ごとに駆動モー
タが配設されているので、炉や鋳造機等の熱源に接近さ
せる自動注湯装置に使用する場合、駆動モータの遮熱を
考慮せねばならぬ難点があった。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑み、レード
ルの動作経路及び速度を簡単な制御で任意に設定するこ
とが可能であり、しかも構造が簡単で、また駆動モータ
の遮熱を考慮する必要がなく、さらには搬送途中におけ
る湯こぼれを可及的に阻止するようにした自動注湯装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明の自動注湯装置では、基部上に配設され
該基部に設置された旋回モータにより独立して旋回制御
される旋回基部と、該旋回基部に配設された第1のモー
タにより前記旋回基部を中心に独立して回転制御される
第1のアームと、該第1のアームの先端に回動自在に支
承された第2のアームと、該第2のアームの先端に回動
自在に支承されたレードルと、前記旋回基部と前記第2
のアームの後端との間に配設された第1のリンク機構と
、前記レードルと前記旋回基部との間に配設された第2
及び第3のリンク機構と、前記旋回基部に配設され前記
第1のリンク機構を介し前記第2のアームを独立に回転
制御する第2のモータと、前記旋回基部に配設され前記
第2及び第3のリンク機構を介し前記レードルを独立に
回転制御する第3のモータとを具えている。
【0008】
【作用】上述した自動注湯装置によると、レードルとこ
のレードルを支承する各アームを、基部及び旋回基部に
配設した複数のモータにより独立して駆動制御すること
ができるので、レードルの動作経路、動作速度を状況に
応じて容易に変更することができるここととなる。また
各アームとレードルを駆動する複数のモータを基部及び
旋回基部に配設したので、駆動モータが熱源から遠ざか
り、このため駆動モータの遮熱を考慮する必要がなくな
ることとなる。また各アーム及びレードルをリンク機構
を介して駆動するので、その構造が簡単である。また湯
汲み、注湯という多関節の複雑な同時制御を各アーム及
びレードルの駆動速度比設定のみで行うことができる。 また、各アームとレードルを基部及び旋回基部に配設し
た複数のモータにより駆動するようにしたため、各アー
ム、レードル、及び旋回等の動作ステップをそれぞれの
モータを制御することにより個々に動作速度設定するこ
とができることとなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わる自動注湯装置の一実
施例を詳述する。
【0010】第1図は、この発明に係わる自動注湯装置
1の概念図である。
【0011】この自動注湯装置1は、大きく分けると装
置1全体を支承する基部2と、この基部2上に旋回自在
に支承された旋回基部3と、この旋回基部3上に支承さ
れた第1の軸4を介し回動自在に支承された第1のアー
ム5と、この第1のアーム5の先端5aに第2の軸6を
を介し回動自在に支承された第2のアーム7と、この第
2のアーム7の先端7aに第3の軸8を中心に回動自在
に支承されたレードル9とから構成されている。
【0012】このうち、旋回基部3は、基部2に配設さ
れた旋回モータ10により独立して旋回駆動され、この
旋回モータ10が駆動制御されると、第2図で示すよう
に旋回基部3は基部2の軸心2aを中心に所定角度旋回
する。
【0013】また、第1のアーム5は第1図で示すよう
に旋回基部3に配設された第1のモータ11により独立
して回転制御され、この第1のモータ11が駆動される
と、第3図で示すように第1のアーム5は第1の軸4を
中心に上下方向へ所定角度回転制御される。
【0014】一方、第1図で示すように第1のアーム5
の先端5aには第2の軸6を介し第2のアーム7が回動
自在に支承されているが、この第2のアーム7の後端7
bと前記第1の軸4との間には第1のリンク機構12が
配設されている。この第1のリンク機構12は、第1の
軸4を中心に回動自在に支承されたアーム13と、この
アーム13の先端と前記第2のアーム7の後端7bとの
間を連結したロッド14とにより構成されている。また
旋回基部3には、第1のリンク機構12のアーム13を
軸4を中心に独立して所定角度回動させる第2のモータ
15が配設されており、この第2のモータ15が駆動さ
れると、第4図で示すように、第2のアーム7は第1の
リンク機構12を介し、第2の軸6を中心に所定角度回
転制御される。
【0015】また、第1図で示すように、第2のアーム
7の先端7aに第3の軸8を中心に回動自在に支承され
たレードル9と、旋回基部3に支承された第1の軸4と
の間には、第2のリンク機構16と第3のリンク機構1
7とが配設されている。このうち、第2のリンク機構1
6は旋回基部3に支承された第1の軸4に回動自在に支
承されたアーム18と、第2の軸6に回動自在に支承さ
れたアーム19と、このアーム19とアーム18との間
を連結するロッド20とにより構成されている。また、
第3のリンク機構17は、レードル9を支承する軸8に
固着されたアーム20と、このアーム20と前記アーム
19との間を連結する2本のロッド21、22とにより
構成され、この第3のリンク機構17は全体としてダブ
ルリンク機構を構成している。また旋回基部3には、第
2のリンク機構16のアーム18を軸4を中心に独立し
て所定角度回動させる第3のモータ23が配設されてお
り、この第3のモータ23が駆動され、アーム18が第
1の軸4を中心に所定角度回動すると、第5図で示すよ
うに、レードル9は前記第2及び第3のリンク機構16
、17を介し、第3の軸8を中心に所定角度回動制御さ
れる。
【0016】従って、上述した自動注湯装置1によると
以下に示す作業を容易に実行することが可能となる。
【0017】即ち、自動注湯装置では一般に湯汲み動作
時のレードル9の移動軌跡は炉壁に干渉しないように垂
直直線運動が要求されるが、この場合は、第1図に示す
ように、第1のアーム5と第2のアーム7の回転速度比
を一定に保つように、第1のアーム5を回転駆動する第
1のモータ11の回転と、第2のアーム7を回転駆動す
る第2のモータ15の回転とを制御することにより容易
に実現することが可能となる。
【0018】また、レードル9の注湯動作時には、レー
ドル9の傾き動作ととともに、湯を鋳造機の外部へこぼ
さないことが必要であるが、この場合は、第2のアーム
7とレードル9の回転速度比を保つよう、第2のアーム
7を回転駆動する第2のモータ15の回転と、レードル
9を回転駆動する第3のモータ23の回転とを制御する
ことにより容易に実現することが可能となる。
【0019】さらに、旋回基部3の起動、減速、停止、
及び正逆転方向駆動の際に、レードル9内に汲んだ湯が
レードル9内からこぼれないよう旋回基部3を滑らかに
駆動する必要があるが、この場合は、旋回基部3を回転
駆動する旋回モータ10の回転を積分回路を用いて制御
することにより容易に実現することが可能となる。
【0020】また、上述した自動注湯装置1では、第1
のアーム5、第2のアーム7及びレードル9を同時制御
する必要があるが、この場合は、基準となるアームを決
め、そのアームの回転速度を基準に各追従アームの回転
速度を設定することにより容易に実現することが可能で
あり、この制御を行うためには各アームの速度及び位置
のフィードバック制御を行えばよいこととなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動注
湯装置では、各アームとレードルを基部及び旋回基部に
配設した複数のモータにより独立して回転制御するよう
にしたため、レードルの動作経路、動作速度を容易に変
化させることが可能で、このため湯汲み及び注湯ポイン
トを正確にトレースすることができる。また各アームと
レードルを駆動するそれぞれのモータを、炉及び鋳造装
置等の熱源から離れた基部及び旋回基部に配設したので
、駆動モータの遮熱を考慮することなく自動注湯装置を
製造することができる。また各アーム及びレードルをリ
ンク機構を介して駆動するようにしたため構造が簡単と
なり、このため製造コストを大巾に低減することができ
る。また湯汲み、注湯という多関節の複雑な同時制御を
各アーム及びレードルの駆動速度比設定のみで行うこと
ができ、このため制御が単純で製作コストを低減するこ
ともできる。また、各アームとレードルを基部及び旋回
基部に配設した複数のモータにより駆動するようにした
ため、各アーム、レードル、及び旋回等の動作ステップ
をそれぞれのモータを制御することにより個々に動作速
度設定することができ、このため搬送途中におけるレー
ドルからの湯こぼれを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、この発明に係わる自動注湯機の一実
施例を示す概念図。
【図2】第2図は、この発明に係わる自動注湯機の旋回
基部の動作を示す概念図。
【図3】第3図は、この発明に係わる自動注湯機の第1
のアームの動作を示す概念図。
【図4】第4図は、この発明に係わる自動注湯機の第2
のアームの動作を示す概念図。
【図5】第5図は、この発明に係わる自動注湯機のレー
ドルの動作を示す概念図。
【符号の説明】
1…自動注湯機 2…基部 3…旋回基部 5…第1のアーム 7…第2のアーム 9…レードル 10…旋回モータ 11…第1のモータ 12…第1のリンク機構 15…第2のモータ 16…第2のリンク機構 17…第3のリンク機構 23…第3のモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部上に配設され該基部に設置された旋回
    モータにより独立して旋回制御される旋回基部と、該旋
    回基部に配設された第1のモータにより前記旋回基部を
    中心に独立して回転制御される第1のアームと、該第1
    のアームの先端に回動自在に支承された第2のアームと
    、該第2のアームの先端に回動自在に支承されたレード
    ルと、前記旋回基部と前記第2のアームの後端との間に
    配設された第1のリンク機構と、前記レードルと前記旋
    回基部との間に配設された第2及び第3のリンク機構と
    、前記旋回基部に配設され前記第1のリンク機構を介し
    前記第2のアームを独立に回転制御する第2のモータと
    、前記旋回基部に配設され前記第2及び第3のリンク機
    構を介し前記レードルを独立に回転制御する第3のモー
    タとを具えたことを特徴とする自動注湯装置。
JP40829090A 1990-12-27 1990-12-27 自動注湯装置 Pending JPH04228250A (ja)

Priority Applications (1)

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JP40829090A JPH04228250A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 自動注湯装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP40829090A JPH04228250A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 自動注湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04228250A true JPH04228250A (ja) 1992-08-18

Family

ID=18517762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40829090A Pending JPH04228250A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 自動注湯装置

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JP (1) JPH04228250A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093675A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Toyo Mach & Metal Co Ltd 金属溶湯の供給装置
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CN110026538A (zh) * 2019-04-28 2019-07-19 易平 一种精准定量取汤机构

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CN110026538B (zh) * 2019-04-28 2021-04-23 易平 一种精准定量取汤机构

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