JP2008109293A - 携帯端末及びそれを用いた位置管理システム - Google Patents

携帯端末及びそれを用いた位置管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末を用いて対象者の位置を検出し管理するシステムにおいて、例えば、屋内・屋外の別に応じて位置検出が困難な場合がある。
【解決手段】携帯端末2にGPS機能と無線タグ40とを搭載する。屋内の管理対象領域にはタグリーダ4を設置し、無線タグ40の存在を検出して、検出情報を管理センタ6へ送信する。屋外にて、携帯端末2は屋外でタグリーダ4と通信できなくなったことを検知すると、GPS機能を起動し、一定周期でGPS情報を管理センタ6へ移動体通信で送信する。管理センタ6は無線タグ40を検出したタグリーダ4の位置情報又はGPS情報に基づく測位結果により携帯端末2の位置を把握し履歴を管理する。管理センタ6は外部からの位置確認要求に応じて、携帯端末2の位置を地図上に表示して提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末及びそれを用いた位置管理システムに関する。
近年、子供が犯罪に巻き込まれる危険性が高まっており、保護者が子供の行動を把握するためのシステムが求められている。
その1つとして、RFID(Radio Frequency Identification)システムを利用して児童の登下校管理を行うシステムが提案されている。下記特許文献1に記載された出退記録管理システムでは、児童にICカードを持たせ、予め学校に設置されたICカード読み取り手段で児童等が持つICカードを読み取ることで、児童の登校、下校を検出する。また、児童の登校、下校を検出したときには、予め登録されている児童の保護者に対して、児童が登校したこと、又は下校したことを電子メール等で通知する。保護者は、この通知を受け取ることによって、児童が学校に無事到着したことや学校を出発したことを知ることができるため、登校中や下校中に児童が事件に巻き込まれたとしても迅速な対応をとることができる。
また、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用して児童の居場所を確認可能としたシステムが提案されている。下記特許文献2に記載された位置監視システムでは、GPS機能を備えた携帯端末を子供に所持させ、保護者が子供の居場所を知りたいときにパソコンや携帯電話を操作してセンタに携帯端末の現在位置を確認要求する。センタは、子供が持つ携帯端末が取得したGPS情報に基づいて携帯端末の現在位置情報を算出し、子供の居場所を地図上に示して保護者に提供する。これにより、保護者は知りたいときに子供の居場所を確認することができる。
特開2004−46458号公報 特開2002−209245号公報
しかし、上述したICカードを用いた従来の出退記録管理システムでは、管理対象の施設に居るか否かについて明確な情報を得ることは可能であるが、管理される領域が限定的である。そのため、学校等の管理対象の施設外においては、児童の所在を把握することができないという問題があった。
また、上述したGPSを用いた従来の位置管理システムでは、正確な位置情報を取得できるためには、携帯端末が、GPS衛星からの電波受信感度が良好な屋外や屋内の窓付近にあることが必要である。したがって、例えば、学校の校舎や体育館の中に居る場合などで、GPS衛星からの電波受信感度が劣悪な場合には、正確な位置情報の取得が困難となる。すなわち、子供が登校して学校の校舎内に居ても、保護者は子供が登校していることを正しく確認することができない場合があるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、管理対象者の居場所に応じた適切な位置情報を把握することが可能な、携帯端末及びそれを用いた位置管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、GPS信号を受信して自己の現在位置に応じたGPS情報を取得し、当該GPS情報を移動体通信を利用して管理センタへ通報するGPS情報通報部と、前記管理センタに通信回線を利用して接続されたタグリーダから質問波を受波すると、応答波を送出して自己のタグ識別情報を当該タグリーダへ伝達する無線タグと、前記質問波の受波の有無を検知し、前記質問波の無受波状態に対応して前記GPS情報通報部を駆動し前記GPS情報を前記管理センタへ通報させる制御部と、を備えるものである。
上記制御部は、前記無受波状態において所定の周期で前記GPS情報通報部を駆動する構成とすることができる。
本発明に係る位置管理システムは、上記携帯端末を用い、当該携帯端末を所持する管理対象者の位置を把握するものであって、前記携帯端末の位置を示す端末位置情報を管理する管理センタと、管理対象領域に設置され前記管理センタに通信回線を利用して接続されたタグリーダと、を含み、前記タグリーダが、前記管理対象領域に存在する前記携帯端末の前記無線タグを検出し、当該無線タグの前記タグ識別情報及び当該タグリーダの識別情報を含む検出タグ情報を前記管理センタへ送信し、前記管理センタが、前記タグリーダの設置場所を示すリーダ位置情報を記憶したリーダ位置記憶部と、前記端末位置情報の履歴を記憶する位置履歴記憶部と、前記携帯端末から前記GPS情報を受信するGPS情報受信部と、前記検出タグ情報及び前記リーダ位置情報に基づいて、検出した前記無線タグのタグ位置情報を求め、前記タグ位置情報及び前記GPS情報それぞれの新たな取得に応じて、前記位置履歴記憶部に記憶される前記端末位置情報の履歴を更新する位置履歴更新部と、を備えて構成される。
本発明に係る位置管理システムにおいては、前記位置履歴記憶部が、緯度経度で表された前記端末位置情報を記憶し、前記管理センタが、前記位置履歴記憶部に記憶されている前記端末位置情報に基づいて、前記携帯端末の位置を表示した地図画像を出力する位置提示部を有する構成とすることができる。
また、本発明に係る位置管理システムにおける前記管理センタは、前記携帯端末の前記無線タグが前記タグリーダにより検出されていないタグ不検出状態を、前記検出タグ情報に基づいて検出し、当該タグ不検出状態にある前記携帯端末について、前記端末位置情報の履歴が更新されない期間が所定時間を超えた場合に、当該携帯端末の位置確認が不能である異常状態と判定する異常監視部を有する構成とすることができる。
本発明によれば、携帯端末が、タグリーダから送出される電波を検出した場合には、これに応答し、一方、この電波を検出できない場合に所定周期でGPS信号を受信してGPS情報を管理センタへ通知する。これにより管理センタでは、携帯端末の所在を、タグリーダからの情報と携帯端末からのGPS情報とのいずれかに基づく適切な方法により、基本的に常に把握することができる。また、必要時にのみGPS機能を動作させるため、携帯端末における消費電力を抑制しつつ、正確な位置管理が可能となる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
本実施形態は、無線タグ(RFIDタグ)及びGPS機能を備えた携帯端末を管理対象者である児童に所持させ、その位置を管理センタにて把握する位置管理システムである。管理センタにて把握する児童の所在は、保護者等の管理者端末に必要に応じて提供される。
図1は、本位置管理システムの概略の構成を示す模式図である。本システムは、携帯端末2、タグリーダ4、管理センタ6を含んで構成される。携帯端末2は、上述のようにGPS機能を備えており、GPS衛星8からの送信信号(GPS信号)を受信することができる。また、携帯端末2は移動体通信を行うことができる。タグリーダ4、管理センタ6は、公衆回線網等のネットワーク10を介して通信可能に構成される。またネットワーク10には、移動体通信の基地局12、GPS基準局14、管理者端末16も接続される。
タグリーダ4は、無線タグによる管理施設である小学校の校舎20及び体育館22や、学習塾24の各階に配置される。
管理センタ6は、通信サーバ30、測位サーバ32、タグ管理サーバ34及び位置管理サーバ36を有する。なお、本システムでは、管理センタ6が有する機能を、互いにLAN(Local Area Network)38等で接続された複数のサーバ30〜36で構成する例を示しているが、これら機能の全部又は一部を1つのコンピュータ上で実現するように構成することもできる。
以下、本システムの主要な構成要素について個別に構造及び機能を説明する。
図2は、携帯端末2の概略の構成を示すブロック図である。携帯端末2は、無線タグ40、無線通信部42、記憶部44、制御部46、バッテリ48を含んで構成される。
無線タグ40は、タグリーダ4との間で無線通信を行う。具体的には、無線タグ40は、自己を他の無線タグから識別可能とする識別コード(タグ識別情報)としてタグIDを記憶しており、タグリーダ4から所定周波数の質問波を受信すると、自己のタグIDに基づいて変調された応答波を送出する。無線タグ40は、例えば、携帯端末2の表面、バッテリ48の収容スペース、内部回路の空きスペースなどに取り付けることができる。
無線通信部42は、基地局通信部50、GPS受信部52及びリーダ送波受信部54を含んで構成される。基地局通信部50は、基地局12との間で無線通信を行う移動体通信部であり、携帯端末2は基地局通信部50により基地局12及びネットワーク10を介して管理センタ6と通信を行うことができる。GPS受信部52はGPS衛星8からGPS信号を受信して、自己の現在位置に応じたGPS情報を取得する。リーダ送波受信部54は、タグリーダ4が送波する質問波を検知するためのものであり、質問波の搬送波周波数に応じた電波を検出できるアンテナを有する。
制御部46は、通信制御部56及びリーダ監視部58を含んで構成される。通信制御部56は、基地局通信部50による通信の制御やGPS受信部52の駆動制御を行う。リーダ監視部58は、リーダ送波受信部54による受信信号の有無を監視し、その有無に基づいて、携帯端末2がタグリーダ4と通信可能な範囲内に有るか否かを判断する。
記憶部44は、制御部46にて用いる各種制御プログラムや、自己を識別する識別情報等を記憶する。記憶部44により記憶される識別情報には、例えば、携帯端末2に付与された端末IDや通信用アドレスが含まれる。
バッテリ48は、携帯端末2の各部に駆動電力を供給する内蔵電源である。
図3は、携帯端末2が有するGPS情報通報機能の概略の動作を示すフロー図である。リーダ監視部58は、リーダ送波受信部54がタグリーダ4からの質問波の搬送波を受信していない無受波状態となるとタイマを起動する。無受波状態が所定時間T1継続すると(S60)、制御部46はGPS情報通報動作を実行する各部を制御して、GPS情報を管理センタ6へ通報させる(S62〜S66)。GPS情報通報動作は具体的には、GPS受信部52及び基地局通信部50により実現される。無受波状態の継続時間がT1に達すると(S60)、通信制御部56がGPS受信部52を駆動して(S62)GPS情報を取得させ(S64)、さらに基地局通信部50を駆動して当該GPS情報を測位サーバ32へ送出させる(S66)。GPS情報通報動作が完了すると、リーダ監視部58はタイマをリセットする。なお、無受波状態の継続が所定時間T1に達する前に中断した場合には、GPS情報通報動作を行わずにタイマがリセットされる(S60)。
GPS情報通報動作は、無受波状態が継続している間、時間T1毎に繰り返される。すなわち、児童が学校等の管理施設外に居る等によって、無線タグ40がタグリーダ4と通信できない状況では、時間T1毎にGPS情報が管理センタ6へ通報される。つまり、T1は無受波状態にて児童の位置を把握する時間間隔となる。例えば、T1は1分程度に設定することができる。なお、T1は例えば、児童の移動手段が徒歩であるか自転車であるかに応じて変更できるようにしてもよい。また、T1の設定に際しては、GPSの測位精度や、GPS情報通報動作1回当たりの電力消費量とバッテリ48の必要持続時間との関係なども考慮に入れられる。
なお、リーダ監視部58が無線タグ40のアンテナから直接、搬送波の受信の有無を検出する構成とすることもでき、この場合、リーダ送波受信部54を省略することができる。また、無線タグ40を、搬送波の受信の有無に応じた接点出力が得られるものとして、リーダ監視部58が当該接点出力に基づいて無受波状態を監視する構成とすることもできる。
次にタグリーダ4を説明する。タグリーダ4は、上述のように校舎20、体育館22、学習塾24といった管理施設に設置される。タグリーダ4は、これら管理施設内を管理対象領域として、当該領域における無線タグ40を検出する。各タグリーダ4は、それが設置された周囲の管理対象領域へ質問波を送出し、それに対する無線タグ40からの応答波を検知することによって無線タグ40を検出する。管理施設内を漏れなくカバーするためにも、管理施設の広さに応じて複数のタグリーダ4を設置するとよい。
質問波は、RFIDシステムで用いられる所定の搬送波周波数を有する電波であり、タグリーダ4の個々の管理対象領域の大きさは、搬送波周波数に応じて変わる。本システムでは、タグリーダ4と携帯端末2の無線タグ40との間の無線通信は、基本的に非接触方式で行われるように構成され、搬送波周波数もこれに適応した周波数帯域に設定される。さらに、少数のタグリーダ4で比較的広い管理対象領域をカバーするという点からは、タグリーダ4と無線タグ40との距離が比較的大きくても通信可能な周波数を利用することが好適であり、例えば、UHF帯を用いることができる。
タグリーダ4は、応答波を復調して、それを送信した無線タグ40のタグIDを取得し、現時点で管理対象領域にて存在を検知している無線タグ40のタグIDを記憶する。本システムでは、1つのタグリーダ4の管理対象領域内に複数の児童が居ることが想定されるため、アンチコリジョン機能(複数同時読み取り機能)を有するタグリーダ4を用いることが好適である。これにより、管理対象領域に存在する複数の無線タグ40から、一斉かつ漏れなく、タグIDを取得することが可能となる。
タグリーダ4は、例えば、検出タグIDについての記憶内容に変化が生じた場合に、現在検出中のタグID及び当該タグリーダ4の識別情報であるリーダIDを含む検出タグ情報を、ネットワーク10を介して管理センタ6へ送信する。なお、検出タグ情報が含むタグIDに関する情報は、現在検出中のタグID全部を直接的に表す情報に代えて、例えば、前回送信後に新たに検出されたり、反対に検出できなくなったという検出タグIDの変化に関する情報とすることもできる。
タグリーダ4での読み取りエラー等によって、検出タグIDの変化が不要に発生し得ることへの対策として、任意の無線タグ40の検出/非検出の状態が所定回数の読み取り試行で一定に保たれることを条件に、当該無線タグ40の検出状態を決定し、またその変化を判定する構成とすることができる。
本システムにおいて、各タグリーダ4は個別にその検出タグ情報を管理センタ6へ送信するように構成することができる。一方、小学校、学習塾といった管理施設などを単位として、当該単位毎に、その単位の領域内に存在する複数のタグリーダ4を集中管理するリーダ管理端末を設ける構成とすることもできる。この構成では、リーダ管理端末が複数のタグリーダ4の検出タグ情報を収集し、まとめて管理センタ6へ送信する。
管理センタ6は、上述のように、通信サーバ30、測位サーバ32、タグ管理サーバ34及び位置管理サーバ36を有する。
通信サーバ30は、ネットワーク10と接続され、必要に応じて外部との通信を実行する。通信サーバ30は、通信に用い得るユーザ情報として、児童を識別するユーザID、児童が所持する携帯端末2の端末ID、携帯端末2に付された無線タグ40のタグID、位置確認要求を行う保護者を認証するためのパスワード等を記憶する。
図4は、測位サーバ32の概略の構成を示すブロック図である。測位サーバ32は、制御部70、記憶部72及び通信インターフェース74を含んで構成される。制御部70は、測位演算部76を有し、また記憶部72は、携帯端末情報、GPS衛星情報及び測位結果情報などを記憶する。通信インターフェース74は、管理センタ6の各部とのLAN38を介した通信を制御する。
測位サーバ32は、GPS基準局14から定期的にGPS衛星8の位置等に関するGPS衛星情報を取得し記憶部72に記憶する。
また測位サーバ32は、携帯端末2のGPS情報通報動作により送信されたGPS情報を受信するGPS情報受信部として機能する。測位演算部76は、受信したGPS情報と記憶部72に記憶しているGPS衛星情報とに基づいて、GPS情報を送信した携帯端末2について測位演算を実行して位置情報を算出する。この位置情報は、携帯端末2の位置を例えば、緯度・経度で示す。測位サーバ32は、測位演算部76が求めた携帯端末2の位置情報を、当該携帯端末2の端末IDと対応付けて、測位結果情報として記憶部72に記憶する。また、測位サーバ32は測位結果情報を位置管理サーバ36へ送信する。
図5は、タグ管理サーバ34の概略の構成を示すブロック図である。タグ管理サーバ34は、制御部80、記憶部82及び通信インターフェース84を含んで構成される。制御部80は、検出情報更新部86を有し、また記憶部82は、タグリーダ情報及び検出状態情報などを記憶する。通信インターフェース84は、管理センタ6の各部とのLAN38を介した通信を制御する。
図6は、検出状態情報の構造を模式的に表す説明図である。検出状態情報は、タグリーダ4による無線タグ40の検出状態を表す情報であり、タグID毎に、当該タグIDを検出しているタグリーダ4のリーダID又は、当該タグIDが非検出である旨の情報が対応付けられている。図6において、「TGn」(nは番号)はタグIDを表しており、「RDn」(nは番号)はリーダIDを表している。
検出情報更新部86は、タグリーダ4から受信した検出タグ情報に基づき、検出状態情報を更新する。例えば、RD01のタグリーダ4から受信した検出タグ情報が、TG02を検出している旨を示していれば、TG02の検出状態を図6に示す「非検出」から「検出中/RD01」に変更する。また、RD03のタグリーダ4から受信した検出タグ情報が、TG01を検出していないことを示していれば、TG01の検出状態を図6に示す「検出中/RD03」から「非検出」に変更する。
タグ管理サーバ34は、検出状態情報の更新に連動して、検出状態に変更を生じたタグIDとその変更後の検出状態とを位置管理サーバ36へ送信する。
図7は、位置管理サーバ36の概略の構成を示すブロック図である。位置管理サーバ36は、制御部90、記憶部92及び通信インターフェース94を含んで構成される。制御部90は、位置履歴更新部96、位置履歴監視部98及び位置提示部100を有し、また記憶部92は、リーダ位置情報、位置履歴情報及び地図情報などを記憶する。通信インターフェース94は、管理センタ6の各部とのLAN38を介した通信を制御する。
図8は、リーダ位置情報の構造を模式的に表す説明図である。リーダ位置情報は、タグリーダ4の設置場所を示す情報である。記憶部92には、設置された各タグリーダ4について、リーダID、設置場所名及び設置場所の緯度経度情報を互いに対応付けて、予め登録しておく。リーダ位置情報は、携帯端末2の位置を、当該携帯端末2に付された無線タグ40を検出したタグリーダ4の設置場所によって特定する際に利用される。
図9は、位置履歴情報の構造を模式的に表す説明図である。位置履歴情報は、児童が所持する携帯端末2の位置情報(端末位置情報)の履歴を管理する情報である。端末位置情報として、リーダ位置情報を用いて特定された無線タグ40のタグ位置情報、又は携帯端末2からのGPS情報に基づいて測位サーバ32が算出した携帯端末2の位置情報が利用される。位置履歴情報はユーザID毎に管理され、各ユーザIDの位置履歴情報は、新たに取得される端末位置情報に基づいて随時更新される。各ユーザIDに対応して記録される情報は例えば、図9に示すように、タグID又は端末ID、取得時刻、緯度経度情報及び場所名を含む。ここで、タグID又は端末IDを記録するデータフィールドには、端末位置情報がタグ位置情報に基づくものである場合には、タグIDが記録され、一方、端末位置情報が測位サーバ32により算出された携帯端末2の位置情報に基づくものである場合には、端末IDが記録される。ちなみに、図9において、「MBn」(nは番号)は端末IDを表している。また、場所名のデータフィールドには、端末位置情報がタグ位置情報に基づくものである場合に、無線タグ40を検出したタグリーダ4の設置場所名が記録される。
図10は、位置履歴更新部96の処理を説明する概略のフロー図である。位置履歴更新部96は、測位サーバ32から測位結果情報を受信した場合(S110)、又はタグ管理サーバ34から検出状態に変更を生じた無線タグ40に関する情報を受信した場合(S112)に位置履歴情報を更新する処理を行う(S114)。具体的には、測位結果情報を受信した場合には(S110)、位置履歴更新部96は位置履歴情報の更新処理S114として、測位結果情報に含まれる端末ID及び緯度・経度で表される携帯端末2の位置情報と、それらの取得時刻とを、当該携帯端末2を所持する児童のユーザIDに対応付けて記憶部92に記録する。
一方、無線タグ40の検出状態の変更に関する情報を受信した場合には(S112)、位置履歴更新部96は、記憶部92に記憶されているリーダ位置情報を参照して、当該無線タグ40の位置情報であるタグ位置情報(緯度経度情報及び場所名)を求める(S116)。しかる後、位置履歴更新部96は、位置履歴情報の更新処理S114として、検出状態の変更が検知されたタグID及び処理S116で定めたタグ位置情報と、それらの取得時刻とを、当該無線タグ40を付された携帯端末2を所持する児童のユーザIDに対応付けて記憶部92に記録する。
処理S116は、タグの検出状態が「非検出」から「検出中」に変わった場合や、検出中であるタグリーダ4が切り替わった場合には、新たに検出中となったタグリーダ4のリーダIDをキーとして、記憶部92に記憶しているリーダ位置情報を検索し、当該タグリーダ4の緯度経度情報及び設置場所名を無線タグ40のタグ位置情報として定める。一方、タグの検出状態が「検出中」から「非検出」に変わった場合には、無線タグ40のタグ位置情報のうちの例えば緯度経度情報として、非検出となった旨を表す「ロスト」を定義する。
図11は、位置履歴監視部98の処理を説明する概略のフロー図である。位置履歴監視部98は、位置履歴情報の更新状況を監視し、或る携帯端末2に対応する端末位置情報が得られない期間が所定時間を超えた場合に、当該携帯端末2の位置確認が不能である異常状態であると判定する異常監視部としての機能を有する。
具体的には、位置履歴監視部98は、位置履歴情報において、無線タグ40による位置情報が「ロスト」に更新されたことを検出すると異常監視処理を開始し、異常監視タイマを起動する。異常監視タイマは所定時間T2を計時する。T2は、携帯端末2に設定されるタイマの制限時間T1より長く定められる。位置履歴監視部98は異常監視タイマが時間T2を計時する間に、或るユーザIDについて位置履歴情報が更新されるか否かを監視する(S120)。上述のように携帯端末2はタグリーダ4と通信できなくなるとT1毎にGPS情報を管理センタ6へ送信するように構成されている。そのため、時間T2の間に位置履歴情報が更新されない場合は、携帯端末2は無線タグ40による管理対象領域に存在せず、かつ電源を切られている等によって携帯端末2が正常に動作できない状態などであり、児童の位置把握が行われていない状況であることを意味する。そこで、位置履歴監視部98は、時間T2内に位置履歴情報が更新されない場合は、異常状態と判定する(S122)。異常判定した場合には、管理センタ6は例えば、児童の保護者や最後に無線タグ40をロストした学校又は学習塾に対し、異常が発生したことや最後の居場所の情報などを通知する等の適切な対処を実行する。
一方、ロスト後の時間T2内に位置履歴情報が更新された場合、その更新が無線タグ40の検出によるものであれば(S124)、児童は管理施設の管理下に入ったことを意味するため、異常監視処理を停止する。これに対し、処理S124にて位置履歴情報の更新が、GPS情報から得られる測位結果情報によるものであると判断された場合は、児童は管理対象領域の外に居り、GPS情報による周期T1での位置把握が途絶える可能性があるため、異常監視タイマをリセットして異常監視処理を継続する。
なお、管理センタ6での端末位置情報の把握は、例えば、児童が家を出発してから開始される。児童が家を出発した後、最初に検出される端末位置情報は、測位結果情報に基づくものである場合がある。この場合、児童が最初に管理施設に到達するまでは、無線タグ40の検出状態が「検出中」から「非検出」に変わることはなく、基本的に「ロスト」への更新は生じない。そこで、本システムでは、児童が最初に管理施設に到達するまでの管理対象領域外に居る場合においても異常状態の発生を検知可能とするために、初期状態、すなわち位置履歴情報の記録開始時にも異常監視タイマを起動する構成としている。また、同様の目的で、初期状態では、位置履歴更新部96が自動的に位置履歴情報に「ロスト」を記録する構成とすることもできる。
位置提示部100は、児童の保護者等が操作する管理者端末16から児童の位置、すなわち携帯端末2の位置についての確認要求を受けた場合に、位置履歴情報及び地図情報を参照して、携帯端末2の現在位置又は移動軌跡が表示された地図画像を生成し出力する。当該地図画像は、管理者端末16に送られ、その表示デバイスに表示することができる。例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話を管理者端末16とすることができる。
なお、上述の構成では、タグリーダ4が無線タグ40を検出している場合の携帯端末2の位置は、リーダ位置情報を用いることによって、GPS情報に基づく測位結果情報と同様に緯度経度で表された座標情報としている。これにより、無線タグ40及びGPS機能のいずれによって位置が把握されている場合も、地図画像により当該位置が提示され、統一したユーザインタフェースが実現される。一方、タグリーダ4は所定の管理施設に配置されているため、タグリーダ4が検出している場合には、その検出状態を示すだけでも、位置や異常無しの状態を把握可能であり、また表示の簡明化を図り得る。そこで、この場合には、単に、又は地図情報と併せて、無線タグ40を検出しているタグリーダ4が配置された管理施設名等を保護者へ提示する構成としてもよい。
上述したように、本システムでは、携帯端末2がタグリーダ4との通信可否に応じてGPS機能を動作させることで、位置管理サーバ36において、携帯端末2の無線タグ40及びGPS機能によって児童の位置を継続的に把握することができる。また、屋内では無線タグ40、屋外ではGPS機能といったように、児童の居場所に応じて適切な方式で位置情報を取得することができるので、高精度、高信頼度の位置管理が可能である。さらに、無線タグ40による位置情報とGPS機能による位置情報とを同一のシステムで統一的に保護者に提供することができる。
本発明の実施形態に係る位置管理システムの概略の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る位置管理システムにおける携帯端末の概略の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る位置管理システムにおける携帯端末が有するGPS情報通報機能の概略の動作を示すフロー図である。 測位サーバの概略の構成を示すブロック図である。 タグ管理サーバの概略の構成を示すブロック図である。 検出状態情報の構造を模式的に表す説明図である。 位置管理サーバの概略の構成を示すブロック図である。 リーダ位置情報の構造を模式的に表す説明図である。 位置履歴情報の構造を模式的に表す説明図である。 位置履歴更新部の処理を説明する概略のフロー図である。 位置履歴監視部の処理を説明する概略のフロー図である。
符号の説明
2 携帯端末、4 タグリーダ、6 管理センタ、8 GPS衛星、10 ネットワーク、12 基地局、14 GPS基準局、16 管理者端末、20 校舎、22 体育館、24 学習塾、30 通信サーバ、32 測位サーバ、34 タグ管理サーバ、36 位置管理サーバ、38 LAN、40 無線タグ、42 無線通信部、44,72,82,92 記憶部、46,70,80,90 制御部、48 バッテリ、50 基地局通信部、52 GPS受信部、54 リーダ送波受信部、56 通信制御部、58 リーダ監視部、74,84,94 通信インターフェース、76 測位演算部、86 検出情報更新部、96 位置履歴更新部、98 位置履歴監視部、100 位置提示部。

Claims (5)

  1. GPS信号を受信して自己の現在位置に応じたGPS情報を取得し、当該GPS情報を移動体通信を利用して管理センタへ通報するGPS情報通報部と、
    前記管理センタに通信回線を利用して接続されたタグリーダから質問波を受波すると、応答波を送出して自己のタグ識別情報を当該タグリーダへ伝達する無線タグと、
    前記質問波の受波の有無を検知し、前記質問波の無受波状態に対応して前記GPS情報通報部を駆動し前記GPS情報を前記管理センタへ通報させる制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御部は、前記無受波状態において所定の周期で前記GPS情報通報部を駆動することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 請求項1又は請求項2に記載される携帯端末を用い、当該携帯端末を所持する管理対象者の位置を把握する位置管理システムであって、
    前記携帯端末の位置を示す端末位置情報を管理する管理センタと、
    管理対象領域に設置され前記管理センタに通信回線を利用して接続されたタグリーダと、を含み、
    前記タグリーダは、前記管理対象領域に存在する前記携帯端末の前記無線タグを検出し、当該無線タグの前記タグ識別情報及び当該タグリーダの識別情報を含む検出タグ情報を前記管理センタへ送信し、
    前記管理センタは、
    前記タグリーダの設置場所を示すリーダ位置情報を記憶したリーダ位置記憶部と、
    前記端末位置情報の履歴を記憶する位置履歴記憶部と、
    前記携帯端末から前記GPS情報を受信するGPS情報受信部と、
    前記検出タグ情報及び前記リーダ位置情報に基づいて、検出した前記無線タグのタグ位置情報を求め、前記タグ位置情報及び前記GPS情報それぞれの新たな取得に応じて、前記位置履歴記憶部に記憶される前記端末位置情報の履歴を更新する位置履歴更新部と、
    を備えて構成されること、を特徴とする位置管理システム。
  4. 前記位置履歴記憶部は、緯度経度で表された前記端末位置情報を記憶し、
    前記管理センタは、前記位置履歴記憶部に記憶されている前記端末位置情報に基づいて、前記携帯端末の位置を表示した地図画像を出力する位置提示部を有すること、
    を特徴とする請求項3に記載の位置管理システム。
  5. 前記管理センタは、前記携帯端末の前記無線タグが前記タグリーダにより検出されていないタグ不検出状態を、前記検出タグ情報に基づいて検出し、当該タグ不検出状態にある前記携帯端末について、前記端末位置情報の履歴が更新されない期間が所定時間を超えた場合に、当該携帯端末の位置確認が不能である異常状態と判定する異常監視部を有すること、を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の位置管理システム。
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