JP2004040578A - 携帯通信装置の位置把握管理システム及び位置把握管理方法 - Google Patents

携帯通信装置の位置把握管理システム及び位置把握管理方法 Download PDF

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竹内 治男
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Abstract

【課題】管理者側からの発呼によって営業担当者の移動の経過を把握すると共に、営業担当者の営業活動の報告等の音声メッセージを取得可能な携帯通信装置の位置把握管理システムを提供する。
【解決手段】GPSを搭載した複数の携帯通信装置10に対して所定時間毎に回線接続する発呼手段と、携帯通信装置10からの位置情報と携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する受信手段と、受信手段が受信した位置情報を音声データと関連付けて携帯通信装置10のIDコード毎に記憶する位置情報記憶手段と、管轄地域の地図情報を予め格納する地図情報ストレージ手段と、格納されている地図情報と取得した現在位置情報に基づいて、携帯通信装置10の地図上における所在地を把握しこれを表示する位置把握表示手段と、位置情報記憶手段内の位置情報と関連付けられて記憶された音声データをアナログ信号に復調し再生する音声復調再生手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の携帯通信装置の移動地点の位置情報を定期的に取得し、且つ当該複数の携帯通信装置及び他の装置に地図情報及びそれに関連する情報を取得し管理する携帯通信装置の位置把握管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話、PHS電話等のセルラー移動電話システム(PDC:Personal Digital Cellular Telecommunication System,PHS:Personal Handyphone System)において、インターネットに対してアクセスが可能な携帯通信装置に対し、専用のウェブサイトから各種の情報提供が行われている。例えば、携帯電話専用のインターネットによる駅周辺など所望の店舗や劇場などの紹介も行われている。
【0003】
このような情報検索による情報の提供及び取得は、携帯通信装置側から発信した要求により情報提供者側のウェブサイトから情報を提供するものである。
【0004】
一方、携帯電話に要求して携帯電話使用者側の情報を取得する場合、例えば、携帯通信装置使用者に対して現在の位置を確認する場合は、直接に携帯電話番号にダイアルして携帯通信装置の保持者を呼び出し現在の位置を口頭で確認することとなる。
【0005】
ここで、例えば複数の営業担当者による営業活動(複数台のタクシーを運営管理するタクシー会社を含む)事業会社等において、管理者側は、複数の営業担当者(タクシー運転者を含む)等から定期的に活動状況や営業情報の提供を望んでいる。管理者側が受け取る営業担当者の販売活動による営業情報は、緊急な要件の場合を除いて、営業活動終了後面談して報告を受けるか又はインターネットを介して携帯通信装置や移動端末機、さらにはコンピュータ(PC)等による営業情報の報告を受けるか、又は電話により営業情報の報告を受ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、何れにしてもそのような報告は、営業担当者から発信される報告であるため、営業担当者毎の活動場所等状況により報告の時間及び回数は制約される。そのために、営業部員からの詳細な営業報告は、1日数回の単位で報告され当該報告に対して営業活動の指示が与えられている。しかしこのような場合には、営業担当者の現在位置は、営業担当者側からの連絡が無い場合は把握できないこととなる。
【0007】
一方、管理者側からの一方的な回線接続によって営業担当者等の所在地を把握するようにした場合には、管理者側は、営業担当者の所在地だけは把握できたとしても、個々の営業担当者からの状況報告を受けることができなくなることとなる。営業担当者としても、営業活動の経過を、簡単な操作によりできれば口頭によりその都度報告する必要があった。
【0008】
このように、携帯通信装置の保持者側から管理者側への発信は、携帯通信装置の保持者の活動状況により発信の制約を受けるため、携帯通信装置の保持者が都合のよい時に電話発信が行われる。そのため、従来においては、管理者側は、携帯通信装置使用者側からの連絡によってしかその所在位置が判らず、各営業担当者から連絡がない限り情報を取得して、その情報に対して迅速に対応処置を指示することが困難であった。そのため、携帯電話使用者の現在位置を知るためには、管理者側は各々の携帯通信装置に電話して確かめなければならず、営業担当者の数が多い場合は特に、管理作業が煩雑であった。
【0009】
このため、携帯電話使用者(営業担当者)の現在位置は、当該者からの連絡が無い限り不明であり、営業担当者の位置する近傍に営業活動が必要な顧客があっても、管理者側は、営業担当者の位置する近傍の顧客に対しての営業活動の指示をすることが不可能であった。
【0010】
また、管理者側からの一方的な回線接続によって営業担当者等の所在地を把握できたとしても、個々の営業担当者からの状況報告を受けることは、営業担当者が、所持する携帯電話によって管理者側に電話を掛ける以外に方法はなかったのである。
【0011】
本発明は、このような従来の技術における課題に鑑みてなされたものであり、携帯電話使用者(営業担当者)側からの自発的操作に委ねることなく、管理者側からの発呼によって営業担当者の所在地移動の経過を把握し、それを地図上で表示可能にすると共に、営業担当者の場所移動間における営業活動の報告等の音声メッセージを、各営業担当者の所在地の把握時に同時に取得することを可能にした携帯通信装置の位置把握管理システムを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明は、GPS(Global Positioning System)を搭載した複数の携帯通信装置に対して順次に所定時間毎に回線接続する発呼手段と、回線接続された前記複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する受信手段と、前記受信手段が受信した前記位置情報を前記音声データと関連付けて前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶する位置情報記憶手段と、管轄地域の地図情報を予め格納する地図情報ストレージ手段と、前記地図情報ストレージ手段に格納されている地図情報と前記受信手段が取得した前記現在位置情報に基づいて、前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握しこれを表示する位置把握表示手段と、前記位置情報記憶手段内の前記位置情報と関連付けられて記憶された前記音声データをアナログ信号に復調し再生する音声復調再生手段とを備えたことを特徴とする複数の携帯通信装置の位置把握管理システムを提供するものである。
【0013】
このため、本発明の位置把握管理システムにおいて管理対象となる携帯通信装置は、GPSを搭載し、音声メッセージをデジタル化して一時記憶するメモリを備え、インターネット等の通信ネットワークに接続可能である。
【0014】
これにより、本システムは、携帯電話使用者側からの自発的操作に委ねることなく、管理者側からの発呼によって営業担当者の所在地移動の経過を把握し、それを地図上で表示可能にすると共に、営業担当者の場所移動間における営業活動の報告等の音声メッセージを、各営業担当者の所在地の把握時に同時に取得することを可能にしているのである。
【0015】
ここで、本システムは、さらに、前記位置把握表示手段によって作成された前記携帯通信装置の地図上における所在地表示情報を、当該携帯通信装置からの要求又は必要に応じて送信する送信手段を備える。これによって、携帯電話使用者側においても、ディスプレイ上に近隣地図上における自己の所在位置を確認することを可能にしているのである。
【0016】
本システムは、また、位置情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された位置情報の場所から最も近い位置に存在する携帯通信装置を選び出す選出手段とを備えることにより、管理者側において、ある場所に最も短い時間に駆けつけられる営業担当者を割り出すことを可能にしているのである。
【0017】
そして、前記送信手段は、前記位置情報を前記選出手段によって選出された携帯通信装置の使用者に対して、前記所在地表示情報に含めて送信することにより、駆けつけるべき場所を明確に指示することを可能にしているのである。
【0018】
また、本システムにおける発呼手段は、前記複数の携帯通信装置に対して所定の順番に従って順次に自動発呼するようにしているが、この自動発呼の他に任意の時に一の前記携帯通信装置に対して回線接続し、回線接続された当該携帯通信装置の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得するようにしてもよい。これにより、本システムの機能は拡大されることとなる。
【0019】
ところで、前記携帯通信装置のIDコードは、当該携帯電話通信装置の使用者が属する企業IDコード及び当該携帯電話通信装置の使用者の使用者IDコードとから成り、前記位置情報記憶手段は、前記企業IDコード毎に当該企業IDコードを含む前記複数の携帯通信装置の前記位置情報と前記音声情報を取り纏めて記憶するようにしている。これにより、複数企業毎の携帯通信装置の前記位置情報の把握管理を可能としている。
【0020】
ここで、通常、前記使用者IDコードは、当該使用者が使用する携帯通信装置の電話番号と一致するようにしている。
【0021】
また、前記地図情報ストレージ手段に格納される前記地図情報は、三次元の立体表示地図データであり、前記位置把握表示手段は、前記携帯通信装置の所在地を表示画面上に立体表示することを特徴とする。
【0022】
また、本システムは、営業担当者の場所移動間における営業活動の報告等の音声メッセージを、各営業担当者の所在地の把握時に同時に取得することを可能にするべく、携帯通信装置内にその都度格納されている使用者が発声したデジタル化された音声信号をアナログの音声信号に変換する音声復調再生手段を具備するのである。
【0023】
ところで、前記位置情報記憶手段と、前記地図情報ストレージ手段と、前記位置把握表示手段及び前記音声復調再生手段は、必ずしも同じ場所に設置される必要はなく、これらの各手段が通信ネットワークにより接続され、離隔した位置に配置されるように構成してもよい。この場合、前記通信ネットワークは、TCP/IP(インターネット・プロトコル)に基づく通信ネットワークである。
【0024】
本発明は、さらに、GPS(Global Positioning System)を搭載した複数の携帯通信装置に対して順次に所定時間毎に回線接続するステップと、前記回線接続された前記複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得するステップと、前記取得した前記位置情報を前記音声データと関連付けて前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶するステップと、予め格納されている管轄地域の地図情報と前記受信手段が取得した前記現在位置情報に基づいて、前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握してこれを表示するステップと、前記位置情報と関連付けられて記憶された前記音声データをアナログ信号に復調し再生するステップとの各ステップを有することを特徴とする複数の携帯通信装置の位置把握管理方法を提供するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の位置把握管理システムの実施の形態の詳細を、図面の記載を参照しつつ説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態における通信ネットワーク構成を示す外観構成図である。図1において、この例は、移動電話を行い、かつ、全地球方位計測システム(GPS:Global Positioning Systems)による現在の位置(緯度、経度)を計測する携帯通信装置10を有している。この携帯通信装置10は、無線区間(エアーインタフェース)でセル基地局・交換制御局(BS・MCC)2に収容されている。ここで、携帯通信装置10は、自動車電話、PHS電話、又は携帯用情報処理装置を総称していう。
【0027】
この実施の形態において、携帯通信装置10は、セル基地局・交換制御局2とインターネットゲートウェイ(GW)3で、インターネット回線網4に接続され、また、インターネット回線網4を通じて管理者装置9、携帯通信装置10へ指示情報を含めた地図情報を送出する位置把握管理システム5が接続されている。さらに、公衆回線網1にも上記した位置把握管理システム5が接続されている。なお、管理者装置9は、いわゆる既知のコンピュータ(PC)で、位置把握管理システム5にLAN接続の構成でもよい。
【0028】
ここでのインターネット回線網4は、デジタル/アナログ固定通信網(ISDN/PSTN)上にインターネットサービスプロバイダ(ISP)が設置する図示しないインターネットワーキングフアンクション装置(IWF)、デジタル移動電話網(PDC方式/PHS方式)上に携帯通信装置10専用の表示を行うための図示しない編集サーバなどを配置した通信ネットワーク構成である。
【0029】
位置把握管理システム5は、システム制御を実行する制御サーバ6とともに、3次元地図情報を予め格納した地図データベース装置7(請求項1における地図情報ストレージ手段)及び、複数の携帯通信装置10からの位置情報と音声データを記憶する位置情報データベース装置8(請求項1における、位置情報記憶手段)と、地図データベース装置7に格納されている地図情報と受信手段が取得した現在位置情報に基づいて、複数の携帯通信装置10の地図上における所在地を把握しこれを表示する位置把握表示手段である端末装置9B(例えば、表示装置を有したPC)と、位置情報データベース装置8内の位置情報と関連付けられて記憶された音声データをアナログ信号に復調し再生する音声復調再生手段25とで構成されている。
【0030】
なお、図1に示した地図データベース装置7、位置情報データベース装置8及び音声復調再生手段25は、位置把握管理システム5と一体的に構成されているが、図2に示すように、インターネット回線網4上に位置把握管理システム5、地図データベース装置7、位置情報データベース装置8及び音声復調再生手段25を離隔した位置に配置し、かつ、双方向通信によって以降で説明する一連の処理を実行するようにしても良い。
【0031】
図3は、図1中の携帯通信装置10の構成を示すブロック図である。
【0032】
図3において、携帯通信装置10は、セルラー移動電話システム(PDC方式/PHS方式)であり、かつ、位置把握管理システム5へのアクセスを行うためのウェブブラウザ(例えば、移動通信専用のHTMLタグ記述の伝送処理)を搭載するとともに、受信地点の位置情報(緯度、経度)を検出するGPS受信機30を有している。
【0033】
携帯通信装置10は、例えば、次のPDC方式の構成が既知である。
【0034】
携帯通信装置10は、無線送受信部11と、変調/復調部12と、時分割/多重分離部13と、コーディック(符号化/復号化部)14と、送話用マイクロホン15と受話用スピーカ16と、例えば、周波数切替シンセサイザ制御及び受信電界強度(RSSI)検出を行う受信処理部17と、マイクロプロセッサ(MPU)18と、着信表示発光ダイオードや液晶ディスプレイなどの表示部19と、テンキー及びその機能キーからなるキーパッド20と、外部インタフェース(I/F)部21と、メモリ22と、GPS受信機30を有した構成である。
【0035】
GPS受信機30は、例えば、次の構成が既知である。
【0036】
GPS受信機30は、宇宙に静止する少なくとも3個のGPS衛星SATからのGPS電波Wa,Wb,Wcを受信する平面偏波無指向性受信用のアンテナ31と、高周増幅、周波数変換、検波などを行う無線受信部32とともに、現在位置(緯度、経度)情報を算出するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)33と、現在位置情報の計測転送を指示する操作部34と、文字サイズなどを変換するためのフォント回路35と、例えば、画像データを表示データに変換するV−RAM36と、メモリ37と、携帯通信装置10とのデータやり取りを行うインタフェース(I/F)部38とを有した構成である。
【0037】
なお、デジタルシグナルプロセッサ33の処理は、同様に動作するマイクロコンピュータとプログラム(ソフトウェア)の組み合わせの構成でも実現できる。また、このGPS受信機30は、携帯通信装置10と一体的に構成しているが、携帯通信装置10にGPS受信機30を外付けとする分離した構成でも良い。
【0038】
図4は、図1中の制御サーバ6の構成を示すブロック図である。図4において、この例における制御サーバ6は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実行するLANシステムとして構築されている。
【0039】
このLANシステムには、回線接続装置(例えば、デジタル終端接続装置/DSU、侵入防止用のファイアウォールアプリケーションを実装したルータなど)41を備えている。さらに、このLANシステムには、基幹的な通信処理を実行するための主コンピュータであるウェブ(Web)サーバ42と、FTP(FileTransfer Protocol)ファイル転送用のFTPサーバ43と、暗号化通信プロトコル(SSL:Secure Sockets Layer)を実行するSSLサーバ44と、地図データベース装置7及び位置情報データベース装置8のリレーショナル処理などによる情報格納とともにトラッキング処理による読み出しなどを制御するためのデータベースサーバ45とを有している。
【0040】
そして、主コンピュータであるウェブ(Web)サーバ42は、複数の携帯通信装置に対して所定の順番に従って順次に自動発呼するポーリング機能(請求項1における発呼手段)と、複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する受信手段とを備えている。
【0041】
なお、この位置把握管理システム5は、一例としての構成であり、データ処理量が少ない場合は、ウェブサーバ42一つに上記した位置把握管理システム5全体の機能を持たせることも出来る。
【0042】
次に、本位置把握システムにおける実施形態の動作について説明する。以下の説明においての動作は、営業活動の情報例として説明する。図1及び図2において、携帯通信装置10は、移動電話動作を行い、かつ、ウェブブラウザ(アプリケーション)によるインターネット回線網4へのアクセスを、通信プロトコル変換(インターネットGW3)及びセル基地局・交換制御局(BS・MCC)2とのエアーインタフェース処理によって実行する。
【0043】
携帯通信装置10は、例えば、TDMA・TDMA/TDD方式(日本におけるARIB−27/28規格のPDC方式/PHS方式)、CDMA方式(TIA標準IS95系/IMT−2000のN/W−CDMA等)で動作し、かつ、インターネット回線網4を通じた位置把握管理システム5にウェブブラウザによってのアクセスを実行する。
【0044】
また、携帯通信装置10のGPS受信機30は、全地球方位計測(適宜、GPS計測と記載する)システムによる現在の位置(緯度、経度)を検出する。すなわち、宇宙に静止する少なくとも3個のGPS衛星satが送信するGPS電波Wa,Wb,Wcを平面偏波無指向性受信用のアンテナ3及び無線受信部32で受信して、この受信地点の位置を検出する。
【0045】
この位置情報は、デジタルシグナルプロセッサ33が、スペクトル逆拡散、距離測定、ドップラ測定、軌道データベースを処理し、これらの情報から位置計算及び移動速度方位計算を行って検出する。この現在位置情報は、インタフェース部38から携帯通信装置10へ転送される。
【0046】
なお、最初の位置を検出して転送した後、換言すれば、位置情報が前回値と異なった際に、自動的に携帯通信装置10に新たな位置情報を転送して、以降で説明するように、連続した地図情報を携帯通信装置10が得るようにも出来る。
【0047】
図1及び図4において、位置把握管理システム5は、複数の携帯通信装置10に対して順次に所定時間毎に回線接続するポール信号を送信する(請求項における発呼手段)。ポール信号を受信した携帯通信装置10はポール信号の受信信号を位置把握管理システム5に返信することにより回線接続される。位置把握管理システム5は、携帯通信装置10に位置計測を指示する。携帯通信装置10の位置計測が終了すると、携帯通信装置10は位置把握管理システム5に位置情報を送信する。位置把握管理システム5は、位置計測をした携帯通信装置10からの位置情報を回線接続装置41を介して受信する(請求項における受信手段)。受信した位置情報に基づいて地図データベース装置7及び位置情報データベース装置8でのトラッキング処理による3次元地図情報を生成し管理者装置9、表示装置9B、又は携帯通信装置10に送出する。
【0048】
この場合、位置把握管理システム5の制御サーバ6は、移動地点での携帯通信装置10からの位置情報(緯度、経度)を受け取り処理した地図情報を管理者装置9又はインターネット回線網4から携帯通信装置10へ提供するための制御を実行する。
【0049】
また、制御サーバ6は、地図データベース装置7から読み出した地図を現在時刻において現在位置情報として利用可能とするともに、携帯通信装置10に提供する営業情報、販売指示情報等を掲載した写真、地図、説明文、表等と、音声等からなる詳細情報を位置情報データベース装置8の処理で添付する。このトラッキング処理では、例えば、SQL(Structured Query Language)によるリレーショナルデータベース処理を実行している。
【0050】
図4に示すウェブサーバ42は、インターネット通信として周知のTCP/IPによる通信接続処理、HTML(Hyper Text Markup Language)による処理機能(文章、音声、データ圧縮によるJPEG静止画又はMPEG動画処理)、及びHTTP(Hypertext Transport Protocol)によるハイパーリンク機能による転送双方向通信、FTPサーバ43によるファイル転送、及びCGI(Common Gateway Interface)による外部アプリケーションをそれぞれに実行する。このための電子メール通信やインターネットサーフィンを行うウェブブラウザ(アプリケーション)を搭載している。
【0051】
さらに、地図データベース装置7では、地図情報を処理するための、ビットマップ画像ファイルを保存する。例えば、TIFF(Tagged Image File Format)とともに、機種や使用フォントに関わらず作成時のイメージを保った精緻な地図情報や営業情報でのデータ変換が可能な、例えば、PDF(Portable Document Format)ファイルによって高微細画像の地図情報を生成かつ処理する。
【0052】
地図情報は、航空機により計測した(例えば、GIS(Geographic Information System)による。)データを3次元加工した高精度の地図情報を地図データベース装置7に格納する。
【0053】
さらに、音声復調再生手段25は、制御サーバ6からの要求により携帯通信装置10から受信したデジタル信号に変調された音声データをアナログの音声に復調する。復調した音声は、制御サーバ6から管理者装置9及び表示装置9Bに送信される。このようにして管理者は携帯通信装置10の使用者の位置情報と音声情報を所定の時間毎に取得することができる。
【0054】
このような各装置は、TCP/IPリンクによって、周知のIPパケットによるファイル転送を双方向通信で行っている。この通信ネットワークにおけるインターネット上での転送処理は、HTTPにおけるオブジェクト指示(クリック/マウスなどの座標入力装置によるラジオボタン、アンカー、プッシュボタン等への指示)によって実行する。この場合、ファイルフォーマットにTCPコネクションの開放の伝送終了記述文字(FIN)や伝送肯定応答文字(ACK)などを格納し、その識別によってファイル転送を実行する。
【0055】
位置情報データベース装置8は、携帯通信装置10から取得した音声データによる営業情報、現在位置情報等を企業IDコード毎に取り纏めてデータベースに格納して保持している。上記したIDコードは、携帯通信装置10のIDコード(使用者IDコード)、企業IDコード等のコード、及び管理者装置9のIDコード、管理者IDコード、等のIDコードである。取得した各情報に、上記したIDコードが関連付けて付されているので、この企業IDコード等に基づいて位置把握管理システム5は、アクセスした各携帯通信装置10及び管理者装置9のアクセス回数、接続時間等を把握することができる。さらに、この音声データによる営業情報、現在位置情報を格納した位置情報データベースに基づいて、営業情報の分析、統計などを容易に生成することができる。
【0056】
図5は、実施形態における全体動作の転送手順及び処理手順を示すシーケンス・フローチャートである。図5において、まず、位置把握管理システム5は、複数の携帯通信装置10に対し所定の順番に回線接続するためのポール信号を所定時間毎に発信しポーリングを行う。位置把握管理システム5は、ポーリングにより回線接続(リンクオープン)された携帯通信装置10に対して位置の計測を指示する信号を送る(ステップSa)。
【0057】
次に、計測を指示された携帯通信装置10は、GPS受信機30に計測を指示し(ステップS1)、GPS受信機30は位置(緯度、経度)のGPS計測を行う(ステップS2)。さらに、GPS受信機30は位置情報の計測完了を判断し、得られた位置情報を、携帯通信装置10へ自動的に転送する(ステップS3)。
【0058】
さらに、携帯通信装置10は位置把握管理システム5に対して送信する音声データによる情報(例えば営業情報)を入力する。(ステップS4)。
【0059】
携帯通信装置10は、現在の移動地点の位置情報及び入力されデジタルデータに変換された音声データを位置把握管理システム5に転送する(ステップS5、S6)。
【0060】
次に、位置把握管理システム5は、位置情報の取り込みを確認した後(S7)、取り込まれた位置情報に対応する地図情報を地図データベース装置7から取り出す。
【0061】
そして、この地図情報に表示範囲等の設定情報、営業情報を重ね合わせて携帯通信装置10からの位置情報を中心にした地図情報を含む携帯通信装置の位置情報を生成する(ステップS8)。さらに、音声データは位置情報に関連付けられて位置情報データベースに格納する。
【0062】
位置把握管理システム5は、携帯通信装置10のIDコード及び属性とともに、生成した地図情報及びデジタル信号の音声データを音声復調再生手段25によりアナログ信号に復調し再生した音声情報を表示装置9B又は管理者装置9に送出する。さらに、現在位置地図情報を音声データに関連付けて位置情報データベース装置8にIDコードごとに取り纏めて格納する。さらに、携帯通信装置10からの要求又は必要に応じて現在位置地図情報は、リンクを通じて携帯通信装置10に送信する(S19)。
【0063】
管理者装置9は、地図情報の取り込みを判断してこの地図情報を含む携帯通信装置の位置情報の画面表示を行う(ステップS10)。音声情報が受信されていれば音声による営業情報を聞く。
【0064】
管理者装置9は、携帯通信装置10(使用者)に指示があれば、文字、図表、地図、又は音声等で入力し携帯通信装置10への指示及び他の提供する営業情報を含む指示情報を作成する(ステップS11)。そして、管理者装置9は、インターネット回線網4を通じた発呼及びアクセスによって回線接続(リンクオープン)を行い、指示情報を位置把握管理システム5に送信する(ステップS12)。
【0065】
位置把握管理システム5は、管理者装置9からの指示情報の取り込みを判断し(ステップS13)、位置情報データベース装置8に格納する(ステップS14)。
【0066】
位置把握管理システム5は、管理者装置9から受信した指示情報に地図情報が必要の場合は地図情報を重ね合わせた指示情報を作成し、インターネット回線網4を通じた発呼及びアクセスによって回線接続(リンクオープン)を行い、携帯通信装置10へ送信する(ステップS15)。携帯通信装置10は、送信された地図情報を含む指示情報の受信を表示して確認する(S16、S17)。さらに、携帯通信装置10の表示画面に表示された画面は、目的に合わせて表示された画面を切り替えながら指示情報を表示する(S18)。
【0067】
位置把握管理システム5において、携帯通信装置10への地図情報を含む指示情報の発信は、上記したように、ポーリングにより回線接続した際に行う場合と、指示を与える携帯通信装置10に対して直接発呼して行う場合とが可能である。
【0068】
さらに、本発明の位置把握管理システム5は、管理者装置9が入力した位置情報に基づき入力された位置情報の場所から最も近い位置に存在する携帯通信装置10を選び出し、選び出した携帯通信装置10に指示を与える所在地表示情報を含む指示情報を送信する。これにより、短時間で指示された位置に携帯通信装置10使用者が到着して営業活動などの処置の対応可能となる。
【0069】
なお、GPS受信機30は、GPS計測動作中かつリンク設定中に移動して、新たな位置が計測された場合は、携帯通信装置10に自動的転送する。この結果、新たな地図情報が位置把握管理システム5で生成されて自動的に管理者装置9に連続転送される。
【0070】
また、上記の説明では、位置把握管理システム5が携帯通信装置10をポーリングして、接続された携帯通信装置10が位置把握管理システム5に携帯通信装置10の位置情報を転送するとしたが、携帯通信装置10側に搭載されているジャバ(Java)プログラムを使用して、更新された位置が一定時間ごとに位置把握管理システム5に転送されるように設定することも出来る。
【0071】
さらに、管理者装置9において、新たな提供情報が作成された場合、常時回線接続(リンクオープン)を通じて前記同様の処理で位置把握管理システム5に転送して、新たに位置情報データベース装置8に格納し、又は上書きして格納する。これによって、常時、最新の対応指示等の営業情報が生成され所定時間毎の回線接続時に該当する携帯通信装置10側に転送可能となる。
【0072】
次に、前記動作説明における表示画面の切り替え(ステップS18サブルーチン)について説明する。図6は、図5における他のサブルーチン処理手順を示すフローチャートである。また、図7、図8は実施形態におけるそれぞれ異なる表示画面例を示す図である。
【0073】
図6において、まず、位置把握管理システム5から3次元の立体的な地図による位置情報の転送を受けた管理者装置9又は携帯通信装置10では、比較的広い範囲又は狭い範囲(部分拡大)の地図検索処理モードの指示がキーボード又はキーパッド20(図3参照)から行われ、その検索処理モードを判断する(ステップS30)、そして、キーボードから次の(1)(2)の検索条件が入力され(ステップS31)、その検索が実行されて、このそれぞれが画面表示される(ステップS32、S33)。
(1)図7に示す比較的広い範囲の地図の検索(読み出し)指示。
(2)図8に示す比較的狭い範囲(部分拡大)の地図の検索(読み出し)指示。
【0074】
図7に示す(1)比較的広い範囲の案内地図は、例えば、携帯通信装置10の使用者が自動車や電車で移動している場合のような、その広範囲の移動距離に対応する、地図上の比較的広い範囲を示している。
【0075】
この図7では、GPS計測地点の位置(緯度、経度)、すなわち、携帯通信装置10の使用者の位置が「×印」で示されている。
【0076】
次に、キーボード又はキーパッド20での指示によって、図8に示す(2)比較的狭い範囲(部分拡大)の地図情報が表示される。地図情報の精度は、要望により自由に設定できる。例えば、位置精度を保持者の位置「×印」から10m四方を表示するように設定することも可能である。この地図情報には、訪問すべき場所の建物や店の名称及び指示内容を付して表示されている。
【0077】
ここには、3次元で表示された地図に、例えば訪問を指示したビルが立体的に表示され訪問すべき場所の階数等が表示されるとともに、指示内容の詳細が掲載されている。なお、詳細内容の具体例については省略するが、例えば、店や建物の名称、住所、階数、面会者、電話番号、対処内容などが掲載される。
【0078】
これにより、携帯通信装置10側は、指示の内容と指示された場所の詳細を知ることができるので効率のよい営業活動が可能となる。
【0079】
さらに、また、携帯通信装置10の所有者が例えば、老齢者、子供、身体障害者等である場合、携帯通信装置10の所有者が迷子になった時や所在が不明の時又は緊急の対応が必要な時には携帯通信装置10の現在位置を確認した上で、迅速に適切な対応をとることができる。
【0080】
なお、上記した実施形態において、三次元シミュレーションは、3次元画像処理や3次元グラフィックスによる立体的表示として、そのデータ加工及び表示処理は既知であり、詳細な説明を省略する。
【0081】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明に係る位置把握管理システムは、GPSを搭載した複数の携帯通信装置に対して順次に所定時間毎に回線接続する発呼手段と、回線接続された前記複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する受信手段と、前記受信手段が受信した前記位置情報を前記音声データと関連付けて前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶する位置情報記憶手段と、管轄地域の地図情報を予め格納する地図情報ストレージ手段と、前記地図情報ストレージ手段に格納されている地図情報と前記受信手段が取得した前記現在位置情報に基づいて、前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握しこれを表示する位置把握表示手段と、前記位置情報記憶手段内の前記位置情報と関連付けられて記憶された前記音声データをアナログ信号に復調し再生する音声復調再生手段とを備える。
【0082】
これにより、携帯電話使用者(営業担当者)側からの自発的操作に委ねることなく、管理者側からの発呼によって営業担当者の所在地移動の経過を把握し、それを地図上で表示可能にすると共に、営業担当者の場所移動間における営業活動の報告等の音声メッセージを、各営業担当者の所在地の把握時に同時に取得することを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における通信ネットワーク構成を示す外観構成図である。
【図2】本発明の実施形態における他の通信ネットワーク構成を示す外観構成図である。
【図3】図1中の携帯通信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図1中の情報管理センターの構成を示すブロック図である。
【図5】実施形態における全体動作の伝送手順及び処理手順を示すシーケンス・フローチャートである。
【図6】図5における他のサブルーチン処理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施形態における広範囲の地図の表示画面例を示す図である。
【図8】実施形態における部分拡大した地図の表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 公衆回線網
4 インターネット回線網
5 情報管理センターシステム
6 制御サーバ
7 地図データベース装置
8 情報データベース装置
9 管理者装置
10 携帯通信装置
30 GPS受信機
33 デジタルシグナルプロセッサ
42 ウェブサーバ

Claims (22)

  1. GPS(Global Positioning System)を搭載した複数の携帯通信装置に対して順次に所定時間毎に回線接続する発呼手段と、
    回線接続された前記複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記位置情報を前記音声データと関連付けて前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶する位置情報記憶手段と、
    管轄地域の地図情報を予め格納する地図情報ストレージ手段と、
    前記地図情報ストレージ手段に格納されている地図情報と前記受信手段が取得した前記現在位置情報に基づいて、前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握しこれを表示する位置把握表示手段と、
    前記位置情報記憶手段内の前記位置情報と関連付けられて記憶された前記音声データをアナログ信号に復調し再生する音声復調再生手段と、
    を備えたことを特徴とする複数の携帯通信装置の位置把握管理システム。
  2. 前記位置把握表示手段によって作成された前記携帯通信装置の地図上における所在地表示情報を、当該携帯通信装置からの要求又は必要に応じて送信する送信手段を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の位置把握管理システム。
  3. 位置情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された位置情報の場所から最も近い位置に存在する携帯通信装置を選び出す選出手段とを、
    さらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の位置把握管理システム。
  4. 前記送信手段は、前記位置情報を前記選出手段によって選出された携帯通信装置に対して、前記所在地表示情報に含めて送信することを特徴とする請求項3に記載の位置把握管理システム。
  5. 前記発呼手段は、前記複数の携帯通信装置に対して所定の順番に従って順次に自動発呼する請求項1に記載の位置把握管理システム。
  6. 前記発呼手段は、前記自動発呼の他に、任意の時に一の前記携帯通信装置に対して回線接続し、
    前記受信手段は、回線接続された当該携帯通信装置の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得する、
    ようにした請求項5に記載の位置把握管理システム。
  7. 前記携帯通信装置のIDコードは、当該携帯電話通信装置の使用者が属する企業IDコード及び当該携帯電話通信装置の使用者の使用者IDコードとから成り、
    前記位置情報記憶手段は、前記企業IDコード毎に当該企業IDコードを含む前記複数の携帯通信装置の前記位置情報と前記音声情報を取り纏めて記憶する、ようにした請求項1又は2に記載の位置把握管理システム。
  8. 前記使用者IDコードは、当該使用者が使用する携帯通信装置の電話番号と一致する請求項7に記載の位置把握管理システム。
  9. 前記地図情報ストレージ手段に格納される前記地図情報は、三次元の立体表示地図データであり、
    前記位置把握表示手段は、前記携帯通信装置の所在地を表示画面上に立体表示することを特徴とする請求項1に記載の位置把握管理システム。
  10. 前記携帯通信装置は、携帯電話(自動車電話を含む)、PHS電話又は携帯用情報処理装置である請求項1に記載の位置把握管理システム。
  11. 前記音声データは、携帯通信装置の使用者が発声したアナログ信号を当該携帯通信装置内のデジタル変換手段によりデジタル変換されたデジタル信号であり、
    前記音声復調再生手段は、前記デジタル信号を音声信号に変換するようにした請求項1に記載の位置把握管理システム。
  12. 前記位置情報記憶手段と、前記地図情報ストレージ手段と、前記位置把握表示手段及び前記音声復調再生手段は、通信ネットワークにより接続され、離隔した位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の位置把握管理システム。
  13. 前記通信ネットワークは、TCP/IP(インターネット・プロトコル)に基づく通信ネットワークである請求項10に記載の位置把握管理システム。
  14. GPS(Global Positioning System)を搭載した複数の携帯通信装置に対して順次に所定時間毎に回線接続するステップと、
    前記回線接続された前記複数の携帯通信装置から夫々の位置情報と当該携帯通信装置内に蓄積された音声データを取得するステップと、
    前記取得した前記位置情報を前記音声データと関連付けて前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶するステップと、
    予め格納されている管轄地域の地図情報と前記受信手段が取得した前記現在位置情報に基づいて、前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握してこれを表示するステップと、
    前記位置情報と関連付けられて記憶された前記音声データをアナログ信号に復調し再生するステップと、
    の各ステップを有することを特徴とする複数の携帯通信装置の位置把握管理方法。
  15. 前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握してこれを表示するステップの後に、
    位置情報を入力するステップと、
    入力された前記位置情報の場所から最も近い位置に存在する携帯通信装置を選出するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の位置把握管理方法。
  16. 前記選出するステップの後に、前記位置情報を前記選出手段によって選出された携帯通信装置に対して、前記所在地表示情報に含めて送信するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の位置把握管理方法。
  17. 前記回線接続するステップは、前記複数の携帯通信装置に対して所定の順番に従って順次に自動発呼するステップである請求項16に記載の位置把握管理方法。
  18. 前記携帯通信装置のIDコードは、当該携帯電話通信装置の使用者が属する企業IDコード及び当該携帯電話通信装置の使用者の使用者IDコードとから成り、
    前記複数の携帯通信装置のIDコード毎に逐次記憶するステップにおいては、前記企業IDコード毎に当該企業IDコードを含む前記複数の携帯通信装置の前記位置情報と前記音声情報を取り纏めて記憶するようにした請求項14に記載の位置把握管理方法。
  19. 前記使用者IDコードは、当該使用者が使用する携帯通信装置の電話番号と一致する請求項18に記載の位置把握管理方法。
  20. 前記地図情報は、三次元の立体表示地図データであり、
    前記複数の携帯通信装置の地図上における所在地を把握してこれを表示するステップにおいては、前記携帯通信装置の所在地を表示画面上に立体表示することを特徴とする請求項14に記載の位置把握管理方法。
  21. 前記携帯通信装置は、携帯電話、PHS電話又は携帯用情報処理装置である請求項14に記載の位置把握管理方法。
  22. 前記音声データは、携帯通信装置の使用者が発声したアナログ信号を当該携帯通信装置内のデジタル変換手段によりデジタル変換されたデジタル信号であり、
    前記音声データをアナログ信号に復調し再生するステップにおいては、前記デジタル信号を音声信号に変換する請求項21に記載の位置把握管理方法。
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