JP4963398B2 - 登下校監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、生徒の登下校を監視し、登校中や下校中に生徒の身に生じた危険等を直ちに検出し、異常発生を保護者等へ通知する登下校監視システムに関する。
一般の小学校など学校施設においては、児童や生徒がきちんと学校に登校しているか、下校しているかについて、始業時刻になったときに教師等が教室で出席確認したり、最終下校時刻になったときに教師等が校内を見回ったりして確認している。
これに対し、従来、RFID技術を利用して児童や生徒の登下校管理を行うシステムが提案されている。下記の特許文献1には、生徒にICカードを持たせ、予め学校に設置されたICカード読取手段で生徒が持つICカードを読み取ることにより、生徒の登校、下校を検出する出退記録管理システムが記載されている。
この出退記録管理システムでは、生徒の登校又は下校を検出したときには、予め登録されている生徒の保護者に対して、登校又は下校を検出した旨を電子メール等を利用して通知している。これにより、保護者は、生徒が学校に無事到着したこと若しくは学校を出発したことを知ることができる。
特開2004−46458号公報
上記の出退記録管理システムでは、単に登校完了と下校開始を保護者に通知するだけであるため、生徒の登下校中における安全が十分に管理されたものではない。よって、例えば、生徒が登校中に何らかの事件に巻き込まれてしまった場合には、保護者及び学校の何れにおいても即座に異常発生を認識することはできず、被害を最小限に抑えることができない可能性がある。
本発明は、上記問題点を解決するために為されたものであり、生徒の登下校中に発生した異常を即座に認識することが可能な登下校監視システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の登下校監視システムは、登下校の開始時に生徒が所持する無線タグを検出する第一のタグリーダと、登下校の完了時に生徒が所持する無線タグを検出する第二のタグリーダと、生徒が登下校に要する通学時間を記憶する通学時間記憶部と、前記第一のタグリーダによる無線タグの検出に基づいて生徒の登下校開始を検出してから前記通学時間が経過するまでに前記第二のタグリーダによる無線タグの検出に基づいて該生徒の登下校完了を検出しない場合に異常判定する時間監視部と、前記生徒の登下校開始を検出すると該生徒が所持するGPS機能を持つ携帯端末に起動制御信号を送信し、該携帯端末を位置情報が取得可能な動作状態に移行させ、前記生徒の登下校完了を検出すると該携帯端末に対して停止制御信号を送信しスリープ状態に移行させる異常監視部と、前記生徒の登下校開始を検出してから前記生徒の登下校完了を検出するまでの間、所定周期で該生徒が所持するGPS機能を持つ携帯端末の位置情報を取得する位置取得部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、登下校中に生徒が連れ去られたり怪我をして動けなくなったりした場合でも、学校の始業時刻を待つことなく即座に異常発生を検出することができる。また、登下校中という保護者等の監視下から離れた場所に居るときの位置情報を管理できるため、異常発生時に生徒の居場所を迅速に確認することができる。さらに、登下校中のみ位置情報を取得するため、生徒が所持する携帯端末のバッテリ浪費を抑え、監視時の位置情報取得や異常発生時の位置確認を確実に行うことができる。
なお、上記の登下校とは、登校、下校、登校及び下校のいずれも含むものとする。上記構成において登校時の監視を行う場合、第一のタグリーダは、生徒宅を出発するときに生徒が所持する無線タグを検出し、第二のタグリーダは、学校に到着したときに生徒が所持する無線タグを検出する。下校時の監視を行う場合は、第一のタグリーダは、学校を出発するときに生徒が所持する無線タグを検出し、第二のタグリーダは、生徒宅に到着したときに生徒が所持する無線タグを検出する。
また、上記登下校監視システムの好適な態様として、更に、生徒が登下校に要する通学領域を記憶する通学領域記憶部とを有し前記異常監視部は、前記位置取得部で取得した位置情報が前記通学領域外である場合に異常判定す
この態様によれば、登下校中に生徒が連れ去られてしまった場合であっても、即座に異常発生を検出することができ、セキュリティ性の高い登下校監視を実現することができる。
また、上記登下校監視システムの好適な態様として、更に、前記時間監視部及び前記異常監視部が異常判定すると外部へ異常情報を報知する異常報知部を有し、前記異常報知部は、前記時間監視部及び前記異常監視部による異常判定状態に応じて、異なる緊急度を示した異常情報を報知する。
この態様によれば、教師や生徒の保護者は、発生した異常の緊急度に応じた対応が可能となる。緊急度は、通学時間超過による時間異常、通学領域逸脱による領域異常、若しくは両方ともによる重複異常、の何れであるかによって異ならせる。例えば、重複異常の緊急度を最高とし、時間異常、領域異常の順に緊急度を低くする。又は、時間異常、領域異常の緊急度は同等にする。領域異常については、単体では異常報知しなくともよい。
本発明の登下校監視システムによれば、生徒宅から学校までの間における生徒の行動を管理することで、万一登下校中の生徒の身に厄災が降りかかった場合であっても、異常発生に対して迅速な対応をとることができる。
以下、本発明の一実施形態として、無線タグ(RFIDタグ)及びGPS機能を備えた携帯端末1を生徒に所持させて、学校と生徒宅間における生徒の登下校を監視・管理する登下校監視システムについて、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態の登下校監視システムの全体構成及び動作の概要を説明する。図1は、本実施形態の登下校監視システムの運用イメージを表す全体構成図である。
本実施形態の登下校監視システムは、管理対象である生徒が所持する無線タグ及びGPS機能を備えた携帯端末1、生徒宅の玄関等に設置され、携帯端末1の無線タグを検知する宅用タグリーダ2、学校の校門等に設置され、携帯端末1の無線タグを検知する校内タグリーダ3、生徒の登下校状態の管理及び生徒の登下校中の監視を実行する監視サーバ4、を含んで構成される。
登下校監視システムでは、宅用タグリーダ2が携帯端末1の無線タグを読み取ることで、生徒が登校時に生徒宅を出発したこと、下校時に生徒宅に到着したことを検出する。また、校内タグリーダ3が携帯端末1の無線タグを読み取ることで、生徒が登校時に学校に到着したこと、下校時に学校を出発したことを検出する。
タグリーダ2、3による無線タグの検知情報は、インターネット網等からなる通信網5を介して監視サーバ4に伝送され、監視サーバ4は、受信した検知情報に基づいて生徒の登下校の状態(登校開始、登校完了、下校開始、下校完了)を管理する。
監視サーバ4は、生徒が登下校にかかっている時間が通常の通学における所要時間を超えた場合には、異常発生を生徒の保護者が所有する携帯電話等の保護者端末(図示せず)に通知する。
また、監視サーバ4は、通信網5及び基地局6を介して携帯端末1と通信可能であり、生徒の登校中及び下校中における携帯端末1の位置情報を取得する。携帯端末1の位置情報は、GPS衛星7や基地局6と携帯端末1との通信に基づいて求める。
監視サーバ4は、登下校中の生徒の居場所が通常の通学におけるエリアから外れている場合には、異常発生を保護者端末に通知する。
このように、本実施形態の登下校監視システムでは、生徒の登校中及び下校中の行動を監視し、登下校にかかっている時間が通常の通学所要時間を超えた場合や、登下校中の居場所が通学エリアから外れた場合に登下校異常が発生したと判定する。したがって、例えば、登校中に生徒の身が危険にさらされた場合には、学校の始業を待たずして直ちに異常発生を認識できるため、保護者に対して異常発生を通知する等、迅速な対応が可能となる。
次に、本実施形態の登下校監視システムを構成する携帯端末1、タグリーダ2、3、監視サーバ4について、図面を参照して詳細に説明する。
携帯端末1は、管理対象者である生徒が所持する可搬型の無線通信端末であり、GPS機能および無線タグ機能を備える。図2は、携帯端末1の概略構成を示す機能ブロック図である。携帯端末1は、各部に動作電源を供給する内蔵電源であるバッテリ10、各種制御プログラムや自己の携帯端末1を識別する識別情報(通信用アドレスを含む)等を記憶する記憶部11、外部と無線通信を行う無線通信部12、各部を制御する制御部13を含んで構成される。さらに、携帯端末1は、タグリーダ2、3との間で無線通信を行う無線タグ(いわゆるRFIDタグ)14を備える。
無線通信部12は、GPS衛星7からGPS信号を受信するGPS受信部15、基地局6及び通信網5を介して監視サーバ4との通信を実行する通信部16、を含んで構成される。
制御部13は、無線通信部12を制御する通信制御部17、無線通信部12のGPS受信部15が取得したGPS情報に基づいて緯度・経度で表された自己の位置を示す位置情報を算出する位置算出部18を含んで構成される。位置情報の算出方法については、従来から提案されている種々の方法の何れを利用してもよく、ここでの詳細な説明は省略する。また、制御部13は通常はスリープ状態となっており、バッテリ10の電力消費を最小限に抑えている。そして、通信部16を介して監視サーバ4から起動制御信号を受信すると通常動作状態に復帰し、停止制御信号を受信すると再びスリープ状態に移行する。
無線タグ14は、自己を識別する識別コード(タグID)を記憶し、タグリーダ2、3から所定周波数の搬送波を受信すると、この搬送波を自己のタグIDに基づいて変調した応答波を送出する。無線タグ14の種類は特に限定されるものではないが、システムの運用上、非接触式のパッシブ型タグであるのが好ましい。小型で電源を必要としないパッシブ型の無線タグであれば、携帯端末1の表面に付着させたり、バッテリ10の収容スペースに付着させたり、内部回路の空きスペースに固定して内蔵させたりして、携帯端末1に付すことができる。
上記構成を持った携帯端末1は、通常動作状態において通信部16にて監視サーバ4から位置取得コマンドを受信すると、通信制御部17にてGPS受信部15を駆動制御し、GPS受信部15にてGPS信号を受信する。そして、取得したGPS情報に基づき位置算出部18にて位置情報を算出し、通信部16から監視サーバ4へ求めた位置情報を送信する。
タグリーダ2、3は、通信網5に有線又は無線で接続され、近傍に存在する携帯端末1の無線タグ14を検知する機能を備える。タグリーダ2、3は、所定周波数の搬送波を周囲に出力し、搬送波に対して携帯端末1の無線タグ14が発した応答波を受信する。タグリーダ2、3は、受信した応答波を復調して応答波に付されたタグIDを取得し、取得したタグIDを含む検知情報を、自己を識別するコードと共に通信網5を介して監視サーバ4に送信する。
図1に示すように、生徒の生徒宅の玄関付近には宅用タグリーダ2が設置され、生徒が登校時に生徒宅を出発する際および下校時に生徒宅に到着した際に、生徒が所持する携帯端末1の無線タグ14を検知する。また、学校の校門付近には校内タグリーダ3が設置され、生徒が登校時に学校に到着した際及び下校時に学校を出発した際に、生徒が所持する携帯端末1の無線タグ14を検知する。
監視サーバ4は、通信網5に接続され、宅用タグリーダ2、校内タグリーダ3、携帯端末1、生徒の保護者が所有する携帯電話等の保護者端末と通信する。また、生徒の登下校状態の管理、及び生徒の登下校中の異常監視を行う機能を備える。
図3は、監視サーバ4の概略構成を示す機能ブロック図である。監視サーバ4は、記憶部50、表示部60、操作部70、通信部80、制御部90を含んで構成される。
記憶部50は、各種制御プログラムの他、生徒情報DB51、登下校管理データDB52、時間情報DB53、エリア情報DB54を記憶する。生徒情報DB51には、生徒の氏名、学年、クラス、生徒を識別する生徒コードといった生徒個人を識別する情報、生徒の保護者(管理者)が所有する保護者端末に関する情報(通信用アドレスを含む)、生徒が所持する携帯端末1を識別する情報(携帯端末ID、通信用アドレスを含む)、生徒が所持する携帯端末1に付された無線タグ14を識別する情報(タグID)が、生徒ごとに関連付けられて記憶される。
登下校管理DB52には、生徒コード、生徒の現在の登下校状態(登校開始、登校完了、下校開始、下校完了)、最新の登下校状態を取得した時刻、登下校時に発生した異常の有無を示す異常状態(登校異常、下校異常)が、生徒ごとに関連付けられて記憶される。
時間情報DB53には、予め定められた、各生徒が生徒宅から学校までの通学に要する時間(通学時間)が記憶される。なお、生徒ごとに通学時間を設定するのではなく、全生徒に対して一律に通学時間を設定してもよい。
エリア情報DB54には、予め定められた、各生徒が生徒宅から学校までの通学時に通る領域(通学領域)が記憶される。通学領域は位置情報(緯度・経度情報)によって表され、地図上の通学領域を示す位置情報を通学領域として記憶する。通学領域は、例えば、学校と生徒宅とを結ぶ線分を長軸とした楕円領域として設定したり、通学路に沿った所定幅の領域として設定したりする。なお、生徒ごとに通学領域を定めるのではなく、学区全体を通学領域とする等して、全生徒に対して一律に通学領域を定めるようにしてもよい。
表示部60は、液晶ディスプレイ等で構成され、登下校管理DB52に記憶している情報を表示する。教師は、表示された情報によって生徒の登下校状態を確認する。
操作部70は、キーボードやマウス等で構成され、記憶部50の各データベースにおける各種情報の新規登録や修正等、監視サーバ4における各種操作を入力する手段である。
通信部80は、モデム等で構成され、通信網5や基地局6を介して、携帯端末1、宅用タグリーダ2、校内タグリーダ3、保護者端末との間で通信を実行する。
制御部90は、監視サーバ4の各部を制御するMPU等で構成され、生徒の登下校監視を実行する機能として、登下校登録手段91、位置取得手段92、異常監視手段93、状態通知手段94を有する。
登下校登録手段91は、通信部80を介してタグリーダ2、3から受信した無線タグ14の検知情報に基づいて、生徒の登下校状態(登校開始、登校完了、下校開始、下校完了)を検出するとともに、登下校管理DB52における生徒の登下校状態を更新する。登下校登録手段91は、検知情報を受信すると、生徒情報DB51を参照して検知情報に含まれるタグIDに対応する生徒コードを読み出す。そして、登下校管理DB52における当該生徒コードに対応する現在の登下校状態に応じて、登校開始、登校完了、下校開始、下校完了の何れを検出したのか判断する。同時に、登下校状態を検出した新たな状態に更新登録するとともに、取得時刻に現在の時刻を更新登録する。
例えば、登下校管理DB52の登下校状態が「下校完了」である生徒について、宅用タグリーダ2から無線タグ14の検知情報を取得した場合は、生徒の「登校開始」が検出される。そして、登下校状態を「登校開始」に書き換える。続いて、校内タグリーダ3から検知情報を取得した場合には、生徒の「登校完了」が検出される。そして、登下校状態を「登校完了」に書き替える。
一方、登下校管理DBの登下校状態が「登校完了」である生徒について、校内タグリーダ3から検知情報を取得した場合は、生徒の「下校開始」が検出される。そして、登下校状態を「下校開始」に書き換える。続いて、宅用タグリーダ2から無線タグ14の検知情報を取得した場合には、生徒の「下校完了」が検出される。そして、登下校状態を「下校完了」に書き換える。
位置取得手段92は、生徒情報DB51を参照して所望の携帯端末1の通信アドレスを読み出し、位置取得コマンドを携帯端末1へ送信する。そして、携帯端末1から返信された位置情報を取得する。位置取得手段92は、異常監視手段93での領域監視が実行されている間、所定周期(例えば1分毎)で携帯端末1の位置情報を取得する。
異常監視手段93は、登下校登録手段91が生徒の登下校の開始を検出すると、時間監視および領域監視を実行する。そして、登下校登録手段91が生徒の登下校完了を検出すると、時間監視および領域監視を終了する。また、登下校異常を検出した場合には、検出した異常内容に応じて登下校管理DB52の異常状態を更新する。
時間監視では、時間情報DB53を参照して生徒の通学時間を読み出し、登下校の開始から通学時間が経過するまでに生徒の登下校の完了を検出するか否かを監視し、登下校完了を検出しなかった場合には、通学時間を超過したことを異常判定する。
領域監視では、エリア情報DB54を参照して生徒の通学領域を読み出し、位置取得手段92が所定周期で取得する位置情報(緯度・経度情報)が生徒の通学領域を示す位置情報であるか、通学領域外を示す位置情報であるかを監視し、取得した位置情報が通学領域から外れた場合には、通学領域を逸脱したことを異常判定する。
なお、異常監視手段93は、時間監視と領域監視とを独立して異常判定するのではなく、時間監視による異常判定と領域監視による異常判定と統合して登下校の異常判定を行うこともできる。
また、異常監視手段93は、領域監視を実行するに当たって、生徒が所持する携帯端末1に対して起動制御信号を送信し、携帯端末1を位置情報が取得可能な通常動作状態に移行させる。そして、領域監視を終了するに当たって、携帯端末1に対して停止制御信号を送信し、携帯端末1を再びスリープ状態に戻す。これにより、位置情報の取得が必要な登下校中にだけ携帯端末1のGPS機能を駆動可能とし、携帯端末1のバッテリ浪費を最小限に抑え、必要時にバッテリ切れによって動作不能となってしまうことを防ぐことができる。
状態通知手段94は、登下校登録手段91が「登校完了」又は「下校開始」を検出すると、生徒情報DBを参照して検出した生徒コードに対応する保護者端末の通信用アドレスを読み出し、保護者端末に対して登校完了情報又は下校開始情報を送信する。なお、「下校完了」についても同様に下校完了情報を送信してもよい。
また、状態通知手段94は、異常監視手段93が異常発生を検出すると、生徒情報DBを参照して異常検出された生徒コードに対応する保護者端末の通信用アドレスを読み出し、異常内容に応じて異なる異常情報を保護者端末へ送信する。登校異常を検出した場合は登校異常が発生した旨を示す異常情報を通知し、下校異常を検出した場合は下校異常が発生した旨を示す異常情報を通知する。また、異常情報には、異常監視手段93が時間監視および領域監視の何れに基づいて異常検出したかを含むものとする。また、状態通知手段94は、異常検出時における携帯端末1の位置情報または異常検出までの位置情報の軌跡を地図上にプロットし、異常情報とともに保護者端末に送信する。
さらに、状態通知手段94は、時間監視及び領域監視の異常判定状態に応じて、予め設定された緊急度の高低を提示して異常情報を通知する。単なる生徒の寄り道等によっても通学領域から外れる可能性はあるため、領域監視のみによる異常検出については、緊急度は低めに設定される。また、通学時間を超えて且つ通学領域からも外れている場合は、事件性が高いため緊急度は高く設定される。つまり、異常発生時の緊急度は、領域監視及び時間監視の異常検出状態に応じて「領域監視のみ<時間監視のみ<領域監視と時間監視」といった順に設定される。緊急度の高低については上記に限らず、例えば時間監視又は領域監視のいずれか一方による異常検出と両方による異常検出とで緊急度を異ならせるようにしてもよい。
次に、本実施形態の登下校監視システムにおける登下校監視の処理動作について説明する。図4は、生徒の登下校の開始(登校開始、下校開始)を検出したときに実行される監視処理を示す動作フローである。
以下、生徒の登下校中の状況に応じ、(1)生徒が通学領域から外れることなく通学時間内に登下校した場合、(2)生徒が通学領域を外れなかったが通学時間内に登下校できなかった場合、(3)生徒が通学領域を外れ且つ通学時間内に登下校できなかった場合、(4)生徒が通学領域を外れはしたが通学時間内に登下校した場合、のパターンごとに図4を用いて監視動作を説明する。なお、監視処理については登校時と下校時とで共通であるため、登校と下校を纏めて登下校と表記して1つの動作フローで説明する。
(1)生徒が通学領域から外れることなく通学時間内に登下校した場合。
監視サーバ4は、登下校登録手段91が宅用タグリーダ2又は校内タグリーダ3からの検知情報に基づいて生徒の登校開始又は下校開始を検出すると、監視処理をスタートする。
登下校登録手段91が登下校開始(登校開始、下校開始)を検出すると、異常監視手段93は、登下校中の時間監視及び領域監視を実行するために、記憶部50の時間情報DB53からその生徒に対して設定された通学時間を読み出すとともに、記憶部50のエリア情報DB54からその生徒に対して設定された通学領域を読み出す(S100)。続いて、異常監視手段93は、読み出した通学時間を計時開始して時間監視をスタートする(S102)。
また、異常監視手段93は、起動制御信号を生徒が所持する携帯端末1へ送信し、省電力のためにスリープ状態である携帯端末1を起動させる(S104)。ここで、位置取得手段92は位置情報の定期取得処理を開始し、定期取得処理が終了されるまで所定間隔で携帯端末1から位置情報を取得する(S106)。
次に、生徒が生徒宅又は学校に到着し、登下校登録手段91が登下校完了(登校完了、下校完了)を検出したか否かを判定する(S108)。未だ登下校完了を検出していない場合(S108のNo)、異常監視手段93は位置取得手段92にて取得した位置情報が読み出した通学領域から外れているか否かを判定する(S110)。取得位置情報が通学領域に含まれている場合または未だ初回の位置情報を取得できていない場合は(S110のNo)、続いて、通学時間が計時終了したか、つまり登下校の開始から通学時間が既に経過したか否かを判定する(S112)。通学時間内であれば(S112のNo)、S104に戻る。
生徒が通学領域から外れることなく通学時間内に登下校する場合には、生徒が学校又は生徒宅に到着するまで、(S108のNo)−(S110のNo)−(S112のNo)の処理を繰り返す。そして、通学時間が経過するまでに登下校登録手段91が登下校完了を検出すると(S108のYes)、生徒が無事に生徒宅又は学校に到着したことを確認できたため、監視処理を終了する。このとき、位置取得手段92は、位置情報の定期取得処理を終了する(S114)。異常監視手段93は、生徒が所持する携帯端末1を再びスリープ状態に移行させるべく、停止制御信号を携帯端末1へ送信する(S116)。また、状態通知手段94は、生徒の登下校が完了した旨(登校完了情報、下校完了情報)を、その生徒に対応する保護者端末へ通知し(S118)、監視処理を終了する。
(2)生徒が通学領域を外れなかったが通学時間内に登下校できなかった場合。
S100からS106までの処理については、パターン(1)と同様であるため説明を省略する。
生徒が通学領域を外れなかったが通学時間内に登下校できなかった場合は、S108において登下校完了が検出されないため、通学時間を計時終了するまで、(S108のNo)−(S110のNo)−(S112のNo)の処理を繰り返す。そして、異常監視手段93は、登下校登録手段91にて登下校完了を検出することなく登下校の開始から通学時間が経過したと判定すると(S112のYes)、通学時間超過による登下校異常と判定する(S120)。このとき、状態通知手段94は、通学時間超過を示す登下校異常情報(緊急度は高)、生徒の現在位置を示す最新の取得位置情報を、その生徒に対応する保護者端末へ通知し(S122)、監視処理を終了する。
(3)生徒が通学領域を外れ且つ通学時間内に登下校できなかった場合。
S100からS106までの処理については、パターン(1)と同様であるため説明を省略する。
生徒が通学領域を外れ且つ通学時間内に登下校できなかった場合は、S108において登下校完了が検出されることなくS112にて通学時間の計時終了を検出するため、通学時間が経過するまで若しくは通学領域から逸脱するまでの間は、(S108のNo)−(S110のNo)−(S112のNo)の処理を繰り返す。
そして、位置取得手段92による取得位置情報が生徒の通学領域から外れたことを検出すると(S110のYes)、異常監視手段93は登下校中に異常が発生したと判定する。ここで、異常監視手段93は、取得位置情報が通学領域から外れたことをもって即座に登下校異常と判定するのではなく、単に生徒が通学領域から逸れて寄り道をした可能性を考慮して、登下校異常とは異なる寄道異常と判定する(S124)。このとき、状態通知手段94は、異常発生を注意喚起するための寄道異常情報を取得位置情報と共に保護者端末へ通知する(S126)。このパターンでは、登下校の開始から通学時間が経過するまで、定期的に取得した位置情報について領域監視の処理が繰り返し実行される。しかし、S124の寄道異常の判定処理及びS126の寄道異常の通知処理については重複して行う必要はない。よって、S110で取得位置情報が通学領域外であると複数回判定した場合、2回目以降はS124及びS126の処理を省略する。
続いて、異常監視手段93は、登下校登録手段91が登下校完了を検出することなく登下校の開始から通学時間が経過したと判定すると(S112のYes)、通学時間超過及び通学領域逸脱による登校異常と判定する(S120)。このとき、状態通知手段94は、通学時間超過及び通学領域逸脱を示す登下校異常情報(緊急度は最高)、生徒の現在位置を示す最新の取得位置情報を、その生徒に対応する保護者端末へ通知し(S122)、監視処理を終了する。
このように、上記監視処理においては、通学領域の逸脱を検出した段階では登下校異常を確定せず、異常予報的な情報を保護者へ通知する。そして、重ねて通学時間の超過を検出したときに登下校異常を確定し、改めて異常発生を保護者に通知する。
(4)生徒が通学領域を外れはしたが通学時間内に登下校した場合。
S100からS106までの処理については、パターン(1)と同様であるため説明を省略する。
生徒が通学領域を外れはしたが通学時間内に登下校した場合は、パターン(3)と同様、位置取得手段92による取得位置情報が生徒の通学領域から外れたことを検出すると(S110のYes)、登下校異常とは判定せずに寄道異常と判定する(S124)。状態通知手段94も同様に、寄道異常情報を取得位置情報と共に保護者端末へ通知する(S126)。
そして、通学時間内に生徒が学校又は生徒宅に到着すると、S104にて登下校完了を検出したと判定される(S104のYes)。そして、生徒が無事に生徒宅又は学校に到着したことを確認できたため、寄道異常を復旧させて監視処理を終了する。このとき、位置取得手段92は、位置情報の定期取得処理を終了する(S114)。異常監視手段93は、生徒が所持する携帯端末1を再びスリープ状態に移行させるべく、停止制御信号を携帯端末1へ送信する(S116)。また、状態通知手段94は、生徒の登下校が完了した旨(登校完了情報、下校完了情報)を、その生徒に対応する保護者端末へ通知し(S118)、監視処理を終了する。
なお、図4の動作フローにおいては、S110において通学領域からの逸脱を検出した際には、即座に登下校異常と判定せずに寄道異常と判定及び通知を行うこととした。しかし、通学時間を超過した場合と同様に、通学領域から逸脱した場合も即座に登下校異常と判定し、通学領域逸脱を示す登下校異常情報及び位置情報を保護者端末へ通知するようにしてもよい。この場合、通学領域外と判定した際には(S110のYes)、S124及びS126の処理に代えてS120及びS122の処理を実行し、監視処理を終了させる。
以上に説明したように、本実施形態の登下校監視システムによれば、無線タグ及びGPS機能を備える携帯端末を生徒に所持させ、無線タグの検知状況に基づいて生徒の登下校状態を管理する。そして、登校開始から登校完了および下校開始から下校完了の間、通学時間以内に登下校を完了するかを監視する時間監視処理、通学領域から逸脱した場所に居ないかを監視する領域監視処理を実行する。時間監視および領域監視において異常検出した場合には、異常検出内容に応じて緊急度を異ならせる等して保護者への異常通知を実行する。
本実施形態の登下校監視システムによれば、登校中および下校中の生徒の身に発生した異常を直ちに認識することができ、保護者への通知や生徒の保護といった対応を迅速にとることが可能となる。
なお、本実施形態の登下校監視システムにおいては、監視サーバ4は、生徒宅に設置した宅用タグリーダ2、学校に設置した校内タグリーダ3と通信網を介して接続した構成としている。しかし、監視サーバ4を学校内に配設し、通信網5を介さずに校内タグリーダ3をLAN接続する構成としてもよい。また、監視サーバ4の機能を分割し、一部の機能を持った校内サーバを学校内に設けた構成としてもよい。
また、本実施形態の登下校監視システムにおいては、生徒の登校及び下校の両方を管理し、登校異常、下校異常を検出する構成を示したが、登校又は下校の何れか一方のみを監視し、登校異常又は下校異常の何れか一方を検出する構成としてもよい。
なお、本実施形態の登下校監視システムにおいては、時間監視と領域監視を併用する構成としたが、時間監視のみを行う構成としてもよい。また、時間監視のみを行う場合であっても、登下校開始から登下校完了までの間は位置情報を取得するようにし、通学時間異常が発生した際に位置情報の履歴や現在の位置情報を確認できるようにしてもよい。
携帯端末1における位置情報の取得方法は、GPS機能を利用したものに限られない。例えば、GPS衛星9と携帯電話基地局8との双方を利用した位置情報の取得方法を利用してもよい。
本実施形態の登下校監視システムの運用イメージを表す全体構成図である。 携帯端末1の概略構成を示す機能ブロック図である。 監視サーバ4の概略構成を示す機能ブロック図である。 監視サーバ4における監視処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・携帯端末
14・・・無線タグ
2、3・・・タグリーダ
4・・・監視サーバ
5・・・通信網
6・・・基地局
7・・・GPS衛星

Claims (3)

  1. 登下校の開始時に生徒が所持する無線タグを検出する第一のタグリーダと、
    登下校の完了時に生徒が所持する無線タグを検出する第二のタグリーダと、
    生徒が登下校に要する通学時間を記憶する通学時間記憶部と、
    前記第一のタグリーダによる無線タグの検出に基づいて生徒の登下校開始を検出してから前記通学時間が経過するまでに前記第二のタグリーダによる無線タグの検出に基づいて該生徒の登下校完了を検出しない場合に異常判定する時間監視部と、
    前記生徒の登下校開始を検出すると該生徒が所持するGPS機能を持つ携帯端末に起動制御信号を送信し、該携帯端末を位置情報が取得可能な動作状態に移行させ、前記生徒の登下校完了を検出すると該携帯端末に対して停止制御信号を送信しスリープ状態に移行させる異常監視部と、
    前記生徒の登下校開始を検出してから前記生徒の登下校完了を検出するまでの間、所定周期で該生徒が所持するGPS機能を持つ携帯端末の位置情報を取得する位置取得部と、
    を備えることを特徴とした登下校監視システム。
  2. 更に、生徒が登下校に要する通学領域を記憶する通学領域記憶部とを有し
    前記異常監視部は、
    前記位置取得部で取得した位置情報が前記通学領域外である場合に異常判定す請求項1に記載の登下校監視システム。
  3. 更に、前記時間監視部及び前記異常監視部が異常判定すると外部へ異常情報を報知する異常報知部を有し、
    前記異常報知部は、前記時間監視部及び前記異常監視部による異常判定状態に応じて、
    異なる緊急度を示した異常情報を報知する請求項2に記載の登下校監視システム。
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