JP5476861B2 - 位置把握システム - Google Patents
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電話機からの位置情報に基づいて、児童が集団で下校している状態を監視するとともに、児童が単独になる地点及び時刻を予測して、その予測内容を保護者や学校関係者に連絡するようになっている。
、被管理者が前記仮想エリアの外に逸脱したことを判別する判別部とを備えた制御装置と、その判別部による判別結果に基づき、被管理者の逸脱を報知する報知部とを備え、前記制御装置が、前記仮想エリアの外に逸脱した被管理者の直近に位置する監督者を特定し、前記監督者に対して、逸脱した被管理者の存在を知らせる通知を行なうことを特徴とする。
また、前記の構成において、前記送信機は、受信機能を有し、外部からの信号によって起動及び停止されるように構成することが好ましい。
以下に、この発明を具体化した位置把握システムの第1実施形態を、図1〜図12に従って説明する。
前記作業者12及び監督者13はそれぞれ1台の図2及び図3に示す送信機としての送受信機21を衣服に装着する。この送受信機21は、GPS信号の受信機能,位置情報としての測位データの作成機能,GPS信号以外の各種信号の受信及び発信の機能と、アラートの報知機能等を備えている。
前記送受信機21の本体22の前面には、この送受信機21の所有者の氏名34,所有者を示す識別コード35及び所有者の顔写真36が表示されている。本体22の端部には充電コネクタ37が設けられている。
GPS受信部44は、衛星からGPS(Global Positiong System:全地球測位システム)信号を受信する。送受信機21全体の動作を制御する制御部41は、位置データ作成部42を有し、その位置データ作成部42は前記GPS受信部44が受信したGPS信号から、緯度及び経度で表される自身の位置情報である測位データFを作成する。制御部41は記憶部43を有し、その記憶部43には後述の図10に示すプログラムのデータや各種の一時データ等を記憶する。送信部45は前記中継装置14及び他の送受信機21に向けて自身の測位データFと識別コードCとを含む位置データDを送信する。受信部46は、前記中継装置14及び他の送受信機21からの信号を受信する。電源47は二次電池よりなり、前記充電コネクタ37から入力された電力を蓄える。そして、この電源47は本体22内の電装品に対して電力を供給する。ブザー48及びランプ49は後述のアラートを報知するためのものである。制御部41は時間カウントを行うためのタイマ50を備え、このタイマ50が一定時間カウントするごとに、例えば10秒カウントするごとに制御部41からGPS起動信号が出力されて、前記GPS受信部44がGPS信号の受信動作を行うようになっている。なお、このGPS起動信号の出力間隔は任意に設定可能である。センサ33は取付具23に対する本体22の装着状態を検出し、制御部41はその検出を条件にして前記中継装置14からの信号により起動及び停止される。
前記中継装置14は、ボディ部51を備え、その下部には移動用のキャスタ52が取り付けられている。従って、中継装置14は自在に移動して設置位置を変更できる。前記ボディ部51の上面は設置面53となっており、その設置面53には制御装置を構成するノート型パーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)54が設置されている。従って、パソコン54は、制御部55,記憶部56,ディスプレーよりなる表示部57及びキーボードよりなる操作部58を備えている。前記記憶部56には図11に示すプログラムのデータや一時データを保存する。
監視センタ15の設定部,判別部としての制御装置71は、制御部72,記憶部73,表示部74及び操作部75を備えている。受信部76はパケット通信により携帯電話網17を介して前記中継装置14からの信号を受信し、送信部77はパケット通信により中継装置14に対して信号を送信する。報知部としての報知装置78はアラートを報知する。前記記憶部73は図12に示すプログラムデータや一時データを保存する。なお、前記中継装置14の制御装置としてのパソコン54の機能は、この監視センタ15の制御装置71と基本的に同じ機能を有するが、それらの動作ソフトは一部異なる。
さて、この位置把握システムにおいては、図9に示すように、作業者12及び監督者13が所有する送受信機21のGPS受信部44がGPS信号を受信すると、その送受信機21の位置データ作成部42が自身の位置を緯度及び経度を示す位置情報としての測位データFを作成し、その測位データFを送受信機21自身の識別コードCとともに位置データDとして送信する。そして、その送信された位置データDは、送受信機21の通信ネットワークを介して中継装置14に受信され、あるいは中継装置14に直接受信される。中継装置14はその受信データを処理し、表示部57に表示された図8に示す地図82上で仮想エリア80とともに作業者12及び監督者13の位置を表示する。
図10において、受信部46が中継装置14からオン信号を受信すると(S1)、送受信機21の取付具23に対する本体22の装着状態がセンサ33によって検出されていることを条件として、制御部41のタイマ50が起動される(S2)。そして、そのタイマ50のカウントにより10秒経過されるごとに(S3)、GPS受信部44が動作されて、GPS信号が受信され(S4)、位置データ作成部42において、自身の位置を表す測位データF(図3に示す)が作成される(S5)。この測位データFは、自位置の緯度及び経度で表される。この実施形態においては、緯度をX,経度をYとしている。そして、その測位データF及び自身の識別コードCを含む位置データDが他の送受信機21及び中継装置14に向けて発信される。
(1) 作業者12の測位データFを取得するために、送受信機21が相互に連絡される通信ネットワークと、そのネットワークのアドホップ機能とを利用している。このため、測位データF取得のためにPHS電話網や携帯電話網を用いる必要がなく、まして、アンテナ設置が必要になることはなく、従って、測位データF取得のための費用発生を防止でき、ローコストのシステム稼働が可能になる。
(9) 中継装置14の電源を太陽電池から得るようになっているため、中継装置14に給電線を接続するような煩わしさを回避できる。また、作業場11が、給電設備が存在しない山間僻地のような場所であっても、位置把握システムを支障なく稼働できる。
次に、この発明を具体化した位置把握システムの第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
(12) 作業者12の行動や状況について異常事態を直ちに把握できるため、迅速な対応が可能となる。
次に、この発明を具体化した位置把握システムの第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
監視センタ15の動作において、図14に示すように、図13のS52の否定判定の後に、処理ステップS201及びS202の処置が加入されている。そして、作業者12からの位置データDが受信されない場合(S52)、その非受信時間がカウントされる(S201)。そして、そのカウント時間が所定時間以上である場合には、作業者12が仮想エリア80から外れて、つまり作業場11の外部に位置して、監視範囲から外れたとして、携帯電話網による監視に切り換える(S202)。この処理ステップS202においては、携帯電話網の基地局から位置データDのパケット信号が受信されるのを待つ。そして、受信された場合には、図13の処理ステップS56〜S59以降の処理が行われる。
(13) 作業者12が仮想エリア80から離れた監視不可能な距離まで遠ざかっても、その監視を携帯電話網に切り換えて監視を継続できる。従って、作業者12が仮想エリア80内の監視から遠距離に位置したとしても、その作業者12を把握できる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 中継装置14に監視センタ15の機能を全て持たせること。このように構成した場合は、中継装置14が監視センタ15の機能を果たすため、位置把握システムの機動性が向上する。
・ 中継装置14を省略すること。この場合、送受信機21との間の送受信を監視センタ15が直接行うことになる。このように構成すると、建物や施設内の作業者12の管理に適する。この場合、建物や施設内に位置データDを受信するためのアンテナを設ければ、中継装置14が存在しなくても、広範囲の作業者12の管理を行うことができる。
・ 送受信機21の本体22に太陽電池パネルを設け、その送受信機21の駆動電力を太陽光から得るようにすること。
上記実施形態により把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果とともに記載する。
このように構成すれば、管理者が異常事態に対して有効に対処することが可能となる。
この構成によれば、アクセスポイント等が不要な通信ネットワークを構築でき、簡易でローコストな運用が可能となる。
・タグの構成
Claims (3)
- 被管理者に装着される送信機から受信した位置情報に基づき、被管理者の位置を地図とともに表示部に表示させるようにした位置把握システムにおいて、
前記地図上に仮想エリアを設定するとともに、その仮想エリアを前記地図とともに表示部に表示させるようにした設定部と、
前記位置情報に基づき、被管理者が前記仮想エリアの外に逸脱したことを判別する判別部とを備えた制御装置と、
その判別部による判別結果に基づき、被管理者の逸脱を報知する報知部と
を備え、
前記制御装置が、前記仮想エリアの外に逸脱した被管理者の直近に位置する監督者を特定し、前記監督者に対して、逸脱した被管理者の存在を知らせる通知を行なうことを特徴とする位置把握システム。 - 前記表示部、前記制御装置及び前記報知部を備えた処理装置と、前記送信機との間には、それらの間の信号の伝達を中継する中継手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の位置把握システム。
- 前記送信機は、受信機能を有し、外部からの信号によって起動及び停止されることを特徴とする請求項1または2に記載の位置把握システム。
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