JP6880679B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
特許文献1には、移動端末と無線接続して該移動端末と相手装置との通信を中継する基地局ユニットと、電力供給を受けて所定の動作を実行する電気設備ユニットと、前記基地局ユニットおよび前記電気設備ユニットに電力を供給する共通電源部と、屋内または屋外において固定的に配備される筐体とを有し、前記筐体は、前記基地局ユニット、前記電気設備ユニットおよび前記共通電源部を収容する基地局装置が開示されている。
特許文献2には、携帯電話を着脱可能に装着する着脱機構を備えたプリンタ装置において、該プリンタ装置の主電源を投入する主電源スイッチ手段と、該主電源スイッチ手段により作動・不作動が切り換えられプリンタ内の印刷機構に電源を供給する電源回路と、前記主電源スイッチ手段による切り換えにかかわらず前記着脱機構に蓄電池充電用の電源を常時供給する常時電源供給手段と、を備える構成が開示されている。
特開2015−226201号公報 特開2005−125634号公報
本発明は、災害モードに移行した場合にバッテリから移動手段への電力の供給を停止しない場合に比べて、当該バッテリの電力を外部機器へより多く出力することを目的としている。
請求項1に係る本発明は、バッテリと、ユーザからの処理の実行指示を受信する受信手段を有し、受信した実行指示に従い前記バッテリの電力を用いて処理を行う処理手段と、前記バッテリの電力を用いて前記ユーザのもとに移動し、前記処理手段による処理の結果を前記ユーザに提供する移動手段と、災害モードに移行した場合は、前記受信手段を除く前記処理手段及び前記移動手段への電力供給を停止し、接続された外部機器に電力供給を行う電力供給制御部と、を備える情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、バッテリと、ユーザからの処理の実行指示を受信する受信手段を有し、受信した実行指示に従い前記バッテリの電力を用いて処理を行う処理手段と、前記バッテリの電力を用いて前記ユーザのもとに移動し、前記処理手段による処理の結果を前記ユーザに提供する移動手段と、災害モードに移行して、前記バッテリの電力量が予め定められた量よりも少なくなった場合に、前記受信手段を除く前記処理手段及び前記移動手段への電力供給を停止し、接続された外部機器に電力供給を行う電力供給制御部と、を備える情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合であっても、前記受信手段により処理の実行指示を受信した場合には、一時的に前記処理手段へ電力を供給する請求項1又は2記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記移動手段への電力の供給が停止された場合に、前記移動手段が動かないよう固定する制動装置をさらに有する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、データの送受信を行う無線通信手段をさらに有し、前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、周囲の携帯端末装置に対して前記無線通信手段の無線通信回線を開放する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、前記無線通信手段の無線通信回線に接続するための認証情報を表示させる請求項記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、前記無線通信手段を中継器として機能させ、通信可能範囲内にある他の中継器と接続されることにより、通信可能範囲を拡大させる請求項5又は6記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、手動により救援モードに移行された場合に、自装置の周辺に人がいることを示す救援要請情報を発信する救援手段をさらに有する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置である。
請求項9に係る本発明は、前記受信手段は、災害の発生についての情報を受信し、前記電力供給制御部は、前記受信手段により災害の発生についての情報を受信した場合、又は手動により、前記処理手段による処理の結果をユーザに提供する通常モードから前記災害モードに移行する請求項1から8のいずれか記載の情報処理装置である。
請求項10に係る本発明は、災害の発生を検知する検知手段を備え、前記電力供給制御部は、前記検知手段により災害の発生を検知した場合、又は手動により、前記処理手段による処理の結果をユーザに提供する通常モードから前記災害モードに移行する請求項1から8のいずれか記載の情報処理装置である。
請求項11に係る本発明は、前記処理手段は、画像形成処理を行う請求項1から10のいずれか記載の情報処理装置である。
請求項1に係る本発明によれば、災害モードに移行した場合にバッテリから受信手段を除く処理手段と移動手段への電力の供給を停止しない場合に比べて、当該バッテリの電力を外部機器へより多く出力することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、災害モードに移行した場合に、バッテリの残量に応じて、当該バッテリの電力を外部機器へ出力することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、装置が災害モードであっても、一時的に処理手段を使用することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1からのいずれかに係る本発明の効果に加え、傾斜面等で停止する場合であっても停止させることができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1からのいずれかに係る本発明の効果に加え、通信手段を確保することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項に係る本発明の効果に加え、不正アクセスを防止してセキュリティを確保することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項5又は6に係る本発明の効果に加え、通信可能範囲を拡大させることができる情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1からのいずれかに係る本発明の効果に加え、外部に対して救援要請を発信することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項9または請求項10に係る本発明によれば、請求項1から8のいずれかに係る本発明の効果に加え、通常モードから災害モードに移行することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、請求項1から10のいずれかに係る本発明の効果に加え、画像形成処理で用いるバッテリの電力を、接続された外部機器へ出力することができる情報処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における動作の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置の救援モードの画面の一例を示す図である。 災害モードに移行したときの画像形成装置の外観を示す図である。 災害モードに移行したときのサービス提供システムの構成を示すシステム構成図である。 画像形成装置の認証画面の一例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの構成を示すシステム図である。
本発明の実施形態に係るサービス提供システム1は、例えば3つのパーソナルコンピュータ10a〜10c、サーバ装置12及び無線LANターミナル14がネットワーク16を介して接続されている。また、ネットワーク16は、ルータ18を介してインターネットに接続されている。また、移動式のサービス提供装置としての画像形成装置20は、無線LANターミナル14との間で印刷データ等を送受信するようになっている。また、画像形成装置20は、緊急地震速報などの災害の発生に関する情報を、サーバ装置12の検知により又はインターネットを介して取得することができる。また、サービス提供システム1は、商用電源と太陽光発電機能を有するホームステーション22を備え、画像形成装置20は、ホームステーション22に待機するようになっている。
ここで、災害の発生とは、地震、洪水、土砂崩れ等の自然現象に起因する自然災害のほか、人為的な原因による事故や事件も含み、例えば、少なくとも商用電源が数時間以内に回復しないような状況が発生した場合をいう。
パーソナルコンピュータ10a〜10cは、各使用者により作成されたそれぞれの印刷データをサーバ装置12に送るようになっている。
画像形成装置20は、自走式であって、本体部24、無線通信部26及び移動装置28を有する。
本体部24は、画像形成を行う部分で、無線通信部26により受け付けた印刷データを用紙に印刷する。
無線通信部26は、サーバ装置12等との間で通信を行い、これらの装置との間で印刷データの受信や災害の発生についての通知を受信する。
移動装置28は、サーバ装置12からの移動命令を受けて画像形成装置20を移動させるようにする。
また、画像形成装置20は、サーバ装置12から災害の発生についての通知を受信すると災害モードに移行する。
ここで、災害モードとは、地震等の災害の発生が検出され、画像形成装置20の自走式プリンタとしての機能よりも、周囲への電力供給等の災害対応のための機能を優先するモードをいう。これに対して、通常モードとは、画像形成装置20の自走式プリンタとしての機能を提供するためのモードをいう。
図2は、サーバ装置12の制御部分を示すブロック図である。
サーバ装置12は、CPU30、メモリ32、データベース34、加速度センサ36及びネットワークインターフェイス38を有し、これらが制御バス40を介して接続されている。
CPU30は、メモリ32に格納された制御プログラムに基づいて予め定められた処理を実行して、サーバ装置12の動作を制御する。
メモリ32は、制御プログラムや後述する印刷データを記憶する。
また、データベース34には、パーソナルコンピュータ10a〜10cが設置されたオフィス等の設置場所の地図とパーソナルコンピュータ10a〜10cが設置された設置位置とが記憶されている。
加速度センサ36は、災害を検知する検知部として用いられる。加速度センサ36が、通常の状態と異なる状態であることを検知した場合に、サーバ装置12は、災害が発生しているものとして判断され、ネットワークインターフェイス38を介して画像形成装置20へ災害の発生についての通知が送信される。
なお、この実施形態においては、サーバ装置12は、有線のネットワーク16を介してパーソナルコンピュータ10a〜10cに接続されているが、無線LANにより接続するようにしてもよいし、また、クラウドとしてインターネットを介して接続するようにしてもよい。
図3は、画像形成装置20の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置20は、制御部42、無線通信部26、画像形成部44、入力部46、移動装置28、バッテリ48、切替部50、電圧変換回路52及び出力部材としてのUSB端子54と、を有する。
制御部42、無線通信部26、画像形成部44、入力部46、移動装置28及び切替部50が制御バス56を介して接続されている。
制御部42は、不図示のCPUとメモリを有する。CPUは、メモリに格納された制御プログラムに基づいて予め定められた処理を実行する。メモリは、無線通信部26が受信したデータを記憶し、画像形成部44による印刷処理の際の印刷対象となるデータを記憶する。また、移動装置28による移動の際の移動経路を記憶する。
また、制御部42は、無線通信部26、入力部46、画像形成部44、移動装置28及び切替部50における処理を制御する。また、制御部42では、無線通信部26から受け付けた災害の発生についての通知の受信に基づいて、災害モードに移行して、入力部46、切替部50、画像形成部44及び移動装置28等を制御する。
通常モード時、移動装置28は、制御部42の制御に基づき、メモリに記憶された経路に基づいて移動する。
画像形成部44は、制御部42の制御に基づき、メモリに記憶されたデータを用紙に印刷する。
入力部46は、使用者からの入力情報を受け付ける受付手段として用いられる。入力部46は、例えばICカードにより使用者のIDが入力されるID入力部が含まれる。また、入力部46は、表示部としても用いられ、制御部42による制御に基づいて、印刷データ、モード移行、認証情報等を表示する。
無線通信部26は、制御部42による制御に基づいて、サーバ装置12等との間で通信を行い、これらの装置との間で印刷データの受信や災害の発生についての通知を受信する。
また、無線通信部26は、災害モードに移行した場合に、通信可能範囲内にある周囲の携帯端末装置に対して無線通信回線を開放する。
また、無線通信部26は、災害モードに移行した場合に、中継器として機能される。
通常モード時は、バッテリ48は、画像形成装置20が予め設置されているホームステーション22等の待機場所に戻った際に、商用電源に接続されることにより、又は太陽光発電機能により充電されるような構成となっている。移動装置28や画像形成部44等は、バッテリ48からの電力供給により処理を実行するように構成されている。
バッテリ48の電源供給回路は、切替部50を介して画像形成部44、移動装置28等に接続される通常時電源供給回路57と、切替部50、電圧変換回路52を介してUSB端子54に接続される災害時電源供給回路58と、から構成されている。
電圧変換回路52は、バッテリ48の電圧をUSB端子54用の電圧(例えば5V)に変換して出力されるようになっている。
USB端子54は、例えば画像形成装置20の本体24周辺や入力部46等に複数設けられ、USB端子にUSBコネクタが接続されることにより、USBケーブル等を介して、携帯端末装置等の外部機器にバッテリ48の電力を出力する。
切替部50は、制御部42による制御に基づいて、リレー、DC用SSR等のスイッチの切替えにより通常時電源供給回路57又は災害時電源供給回路58に電力供給をしたり、電力供給を停止したりする。
切替部50は、通常時(通常モード)では、通常時電源供給回路57を介して画像形成部44及び移動装置28等に電力を供給し、USB端子54側へは電力供給されないように切替える。
また、切替部50は、手動により、又は、サーバ装置12から災害の発生についての通知を受信した場合には、災害モードに移行して、移動装置28、画像形成部44等への電力供給を停止して、災害時電源供給回路58を介してUSB端子54側へ電力供給するように切替える。このとき、無線通信部26と入力部46には電力供給が維持されている。
図4は、画像形成装置20における制御部42の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップ10(S10)において、制御部42は、無線通信部26が災害の発生についての通知を受信したか否かを判定し、受信していない場合にはステップ10(S10)へ戻り、受信した場合には災害モードに移行してステップ12(S12)へ進む。
ステップ12(S12)において、制御部42は、災害モードに移行したか否かを判定し、移行していない場合にはステップ14(S14)へ進み、移行した場合にはステップ16(S16)へ進む。
災害が発生しても災害モードに移行しない場合には、ステップ14(S14)において、制御部42が、ユーザによる手動操作を受付けて、災害モードに移行するようにしても良い。
ここで、画像形成装置20が、ホームステーション22まで移動できる状況にある場合には、ホームステーション22まで手動移動又は自律移動等で移動させた後に災害モードに移行することで、バッテリ48の充電残量が尽きないようにされている。
ステップ16(S16)において、災害モードに移行すると、制御部42は、画像形成装置20を安全な場所で停止させて移動装置28への電力供給を停止する。電力消費の大きい移動装置28への電力供給を停止することにより、バッテリ消費が抑えられる。
移動装置28には、制動装置としてのブレーキが設けられ、災害モードに移行し、移動装置28への電力供給が停止されると、移動装置28が動かないように自動的にブレーキがかけられて固定される。これにより、画像形成装置20は、傾斜面等で停止した場合であっても動かないように固定されて停止する。このブレーキは電気的又は機械的に動作させてもよい。なお、このブレーキは手動で解除することができるように構成されており、動作停止後であっても画像形成装置20を手動で移動させることができるようになっている。
ステップ18(S18)において、制御部42は、定着装置等の画像形成部44等への電力供給を停止し、プリンタの電源をオフにする。必要に応じて一時的にプリント出力したい場合を除いて電力の供給を制限することでバッテリ消費を抑え、携帯端末装置等の外部機器の充電に充てることができる。このとき、無線通信部26と入力部46には電力の供給が維持され、無線通信部26の無線機能と、入力部46の入力表示機能は継続されている。
すなわち、制御部42は、災害モードに移行した場合、まず移動装置28への電力供給を停止し、バッテリ48の電力量が予め定めた量よりも少なくなった場合に画像形成部44への電力の供給を停止する。管理者権限で移動装置28と画像形成部44等への電力供給を切り換え自在にするようにしてもよい。
電力供給の停止とは、直接的に装置や回路への電力の供給を停止するように制御することを意味するが、間接的に電力の供給を停止するような制御や、電力の供給を開始しない制御も含む。例えば、電力の供給を停止しようとする装置や回路を利用する機能の実行を停止することや、そのような機能の実行を開始しないように制御すること等を含む。また、電力の供給を停止しようとする装置や回路を利用する機能を、利用者の操作画面に表示させないように制御することや、表示はするが利用者により選択されないように制御することや、または選択されても実行しないように制御することも含む。なお、機能の実行を停止または開始しないように制御するとは、機能に関するプログラムのCPUによる実行を停止するように制御する、または起動を行わないように制御することを意味する。
ステップ20(S20)において、制御部42は、切替部50の切替えにより、災害時電源供給回路58である充電用電源回路を作動させ、バッテリ48をUSB端子54側へ開放(充電許可)する。ここで、充電許可動作は、サーバ装置12から画像形成装置20等に一斉に送信される災害の発生通知の受信又は手動により開始される。
ステップ22(S22)において、プリンタを使用するか否かを判定し、プリンタの使用を要求され、プリンタを使用する場合には、ステップ24(S24)へ進み、使用しない場合には、ステップ30(S30)へ進む。
ステップ24(S24)において、プリンタ(画像形成部44)への電力供給を開始し、印刷を開始(ステップ26(S26))する。
ステップ28(S28)において、プリンタ(画像形成部44)への電力供給を停止し、印刷を終了し、ステップ18(S18)へ戻る。このように、災害モードに移行後であっても、プリンタを使用したい場合に必要に応じて一時的に画像形成部44に電力供給することにより、バッテリ48の電力消費が抑えられる。
また、災害モードに移行した場合には、管理者のみプリンタの使用(画像形成部44への電力供給)ができ、ユーザは、プリンタの使用ができず、入力部46と無線通信部26の利用のみできるように設定するようにしてもよい。
また、ステップ30(S30)において、救援モードに移行するか否かを判定し、救援モードに移行する場合、ステップ32(S32)へ進み、移行しない場合、ステップ22(S22)へ戻る。
救援モードでは、画像形成装置20の周辺に人がいることを示す救援要請情報を発信することができる。すなわち、災害の発生時に携帯端末装置を持っていない場合には、手動により、画像形成装置20を救援モードに移行させて、救援要請情報として周辺の被害状況や救援信号を発信することができる。具体的には、図5に示すように、入力部46であるUI画面上において「音を発信する」、「光を点滅する」、「被害状況、位置情報、救援内容を送信する」等の予め定められたフォーマットに入力し、それらの情報を外部に対して断続的に発信し続けることができる。
そして、ステップ32(S32)において、救援要請情報が発信されると、ステップ18(S18)へ戻る。
図6は、災害モードに移行したときの画像形成装置20の外観を示す図である。
災害の発生状況にもよるが、状況報告や正確な位置情報を送信して外部に救援要請を行うなど、携帯端末装置100は人命を守る為の重要なアイテムとして依存度が高くなっている。
しかし、携帯端末装置100のバッテリ容量には制限があり、大規模災害が発生した場合等には救助されるまで長期にわたることもあり、バッテリ切れにより外部との連絡が取れなくなるとの懸念がある。
そのため、本実施形態における画像形成装置20では、少なくとも商用電源が数時間以内に回復しないような災害が発生した場合に、移動式の画像形成装置20に搭載されているバッテリ48を開放し、携帯端末装置100等に充電可能な構成となっている。
画像形成装置20のUSB端子54には、USBコネクタが接続可能であり、USBコネクタ、USBケーブル等を介して携帯端末装置100a,100b,100cが接続される。
USB端子54には、災害時電源供給回路58である充電用電源回路により電力が供給されており、USB端子54にUSBコネクタとUSBケーブルを介して携帯端末装置100a〜100cが接続されることにより、バッテリ48から携帯端末装置100a〜100cに充電される。
すなわち、自走したまま充電すると振動で携帯端末装置100が落下したり、ケーブルが他の障害物に引っ掛かる等の懸念がある。このため、通常モードでは、切替部50の切替えによりUSB端子54側へは電力が供給されず、充電できないようにされている。なお、通常モードであっても、管理者権限でUSB端子54へ電力が供給されるように変更することもできる。
そして、災害モードへ移行すると、制御部42は、切替部50の切替えにより移動装置28への電力供給を停止するとともに、USB端子54側へ電力を供給し、外部への電源供給を有効にする。移動装置28への電力供給を停止することにより、バッテリ残量が極力温存される。さらに、必要に応じてプリント出力したい場合を除き、画像形成部44等の電力供給を停止させることにより電力供給を極力制限することで、バッテリ消費を抑えることができる。
なお、画像形成装置20は、ホームステーション22で待機することにより、ホームステーション22に備えられた太陽光発電機能により発電された電力がバッテリ48に充電される。これにより、自然エネルギーによる供給源が確保されて、災害が発生し、商用電源が数時間以内に回復しないような状況が発生した場合であっても継続的に供給電源を確保することができる。
また、商用電源が復旧しないと社内のネットワークも停止し、近隣の中継基地局が稼働していたとしても通信することができないが、本実施形態における画像形成装置20では、少なくとも商用電源が数時間以内に回復しないような災害が発生した場合に、自走式の画像形成装置20に搭載する無線通信部26をアクセスポイントとして利用可能な構成となっている。
図7は、災害が発生したときのサービス提供システム1の構成を示すシステム構成図の一例である。災害の発生により、図1のサービス提供システム1の構成と比較して、ルータ18とサーバ装置12が使用できず、社内ネットワークが不通の状況となっている。
無線通信部26は、通常モードでは、画像形成装置20内部のプロセッサと外部に設置されたサーバ装置12との通信用に用いられるが、Wi-Fiを使用した規格に沿った通信システムであり、この無線通信部26を携帯端末装置100のWi-Fi機能に開放することが可能である。
すなわち、画像形成装置20は、災害モードに移行した場合に、通信可能範囲内にある周囲の携帯端末装置100に対して無線通信回線を開放する。これにより、通信可能範囲内に存在する携帯端末装置同士の通信手段が確保される。また、無線通信部26は、災害モードに移行した場合に、中継器として機能される。通信可能範囲内にある他の中継器と接続されることにより、通信可能範囲を拡大させることができる。
具体的には、図7に示すように画像形成装置20aの通信可能範囲A内にある携帯端末装置100aと携帯端末装置100cとの通信が可能となり、画像形成装置20aの通信可能範囲A内に、無線通信部26bを備えた画像形成装置20bを有することにより、携帯端末装置100aは、通信可能範囲B内に存在する携帯端末装置100bとも通信可能となる。
Wi-Fiの通信距離は、障害物がない状態で機器にもよるが約100mの伝送距離を有するが、通常は壁やドアや窓等の障害物があり、伝送距離は短くなる。例えば、障害物中の伝送距離が30mであった場合、画像形成装置20aを中心に30mを超えた距離の通信はできなくなる。しかし、30m圏内に別の画像形成装置20bのWi-Fi端末があり、認識可能な状態であれば、別の画像形成装置20bとの通信を確立させることで中継機能を得ることができるため、別の画像形成装置20bからも画像形成装置20bを中心として30mの通信が可能となり、通信可能領域を拡大させることができる。すなわち、複数台連携させれば、小規模ネットワークが形成され、通信領域が拡大され、仮に商用電源が復帰している地域までその小規模ネットワークの電波が届けば通常の通信も可能となる。
なお、通常モードでも画像形成装置20を中継器としたネットワークを構築できるが、自走であるためアクセスポイントが移動してしまう。ロボットの移動範囲を考慮して、Wi-Fi動作可能範囲や障害物を取り除くことが可能であれば、常時のネットワークとして形成することも可能である。
すなわち、画像形成装置20が中継器としての役割を有し、小規模ネットワークが構築される。この小規模ネットワークを構築することで通信範囲が広がり、また、その電波が商用電源の供給されている地域まで届けば、通常の通信手段として用いることも可能となる。
ここで、無線通信回線に接続する際に、入力部46に図8に示す認証画面を表示し、認証情報の入力により無線通信回線を開放させて、予め設定されたネットワーク内で通信可能となるように制限する。認証情報を入力させることにより、不正アクセスを防止してセキュリティが確保され、誤操作等による情報漏えいが防止される。また、AOSSボタン等を利用したアクセス設定を設けるようにしてもよい。
すなわち、ネットワーク設定は管理者権限でアクセスポイントの選択が可能であり、関係のないアクセスポイントからの通信を遮断するよう設定することができる。
そして、制限して設定された無線通信回線の領域を広げたい場合には、管理者権限で領域設定変更を行う。管理者不在の場合には、救援モードに移行することで、予め定められたフォーマットを用いて、被害状況、位置情報、救援内容等を入力し発信することで、その情報を外部に対して断続的に発信し続けることができる。
以上、上記実施形態では、サーバ装置12が加速度センサ36により災害を検知する構成について説明したが、これに限らず、インターネット等を介して災害の発生について情報を取得してもよい。例えば、緊急事態として地震の発生を例にすると、サーバ装置12は、インターネット、電波等を介して、緊急地震速報等の地震の発生を通知する情報を取得してもよいし、サーバ装置12に備えた地震計等により地震の発生を感知してもよい。このようにいずれかの方法により、画像形成装置20は、災害の発生の通知をサーバ装置12から受信する。
また、上記実施形態では、画像形成装置20が、サーバ装置12から災害の発生の通知を受信した場合に災害モードに移行する例について説明したが、これに限らず、画像形成装置20が地震計や加速度センサ等の災害を検知する検知手段を備え、自装置の加速度センサ等により例えば震度6以上の予め定められた以上の震度を検知した場合に、災害モードに移行するようにしてもよい。これにより、サーバ装置12が使用できない状況である場合でも災害が発生していることを検知して災害モードに移行することができる。また、画像形成装置20が災害の発生を検知した場合に、サーバ装置12と通信を行って、サーバ装置12と通信できない場合に災害が発生しているものと判断されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、バッテリの電力を外部機器へ出力する出力手段として、USB端子54を用いる例について説明したが、これに限らず、画像形成装置20に、Qi規格の無線給電端末装置へ出力可能な無線給電アクセス領域を設けるようにしてもよい。また、画像形成装置20に、複数の外部機器に合う端子を複数設けるようにしてもよい。また、画像形成装置20内から、充電専用の複数メーカに対応するケーブルを引き出して充電できるようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、サービス提供装置の一例として画像形成装置20を例に挙げて説明したが、これに限らず、バッテリ48を備えた移動を伴うサービス提供装置であればよく、移動を伴うコーヒー提供装置等にも適用される。
1 サービス提供システム
10 パーソナルコンピュータ
12 サーバ装置
20 画像形成装置(サービス提供装置)
26 無線通信部
28 移動装置
48 バッテリ
50 切替部
52 電圧変換回路
54 USB端子(出力手段)
100 携帯端末装置(外部機器)

Claims (11)

  1. バッテリと、
    ユーザからの処理の実行指示を受信する受信手段を有し、受信した実行指示に従い前記バッテリの電力を用いて処理を行う処理手段と、
    前記バッテリの電力を用いて前記ユーザのもとに移動し、前記処理手段による処理の結果を前記ユーザに提供する移動手段と、
    災害モードに移行した場合は、前記受信手段を除く前記処理手段及び前記移動手段への電力供給を停止し、接続された外部機器に電力供給を行う電力供給制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. バッテリと、
    ユーザからの処理の実行指示を受信する受信手段を有し、受信した実行指示に従い前記バッテリの電力を用いて処理を行う処理手段と、
    前記バッテリの電力を用いて前記ユーザのもとに移動し、前記処理手段による処理の結果を前記ユーザに提供する移動手段と、
    災害モードに移行して、前記バッテリの電力量が予め定められた量よりも少なくなった場合に、前記受信手段を除く前記処理手段及び前記移動手段への電力供給を停止し、接続された外部機器に電力供給を行う電力供給制御部と、
    を備える情報処理装置。
  3. 前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合であっても、前記受信手段により処理の実行指示を受信した場合には、一時的に前記処理手段へ電力を供給する請求項1又は2記載の情報処理装置
  4. 前記移動手段への電力の供給が停止された場合に、前記移動手段が動かないよう固定する制動装置をさらに有する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置。
  5. データの送受信を行う無線通信手段をさらに有し、
    前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、周囲の携帯端末装置に対して前記無線通信手段の無線通信回線を開放する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置。
  6. 前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、前記無線通信手段の無線通信回線に接続するための認証情報を表示させる請求項記載の情報処理装置。
  7. 前記電力供給制御部は、災害モードに移行した場合、前記無線通信手段を中継器として機能させ、通信可能範囲内にある他の中継器と接続されることにより、通信可能範囲を拡大させる請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. 手動により救援モードに移行された場合に、自装置の周辺に人がいることを示す救援要請情報を発信する救援手段をさらに有する請求項1からのいずれか記載の情報処理装置。
  9. 前記受信手段は、災害の発生についての情報を受信し、
    前記電力供給制御部は、前記受信手段により災害の発生についての情報を受信した場合、又は手動により、前記処理手段による処理の結果をユーザに提供する通常モードから前記災害モードに移行する請求項1から8のいずれか記載の情報処理装置。
  10. 災害の発生を検知する検知手段を備え、
    前記電力供給制御部は、前記検知手段により災害の発生を検知した場合、又は手動により、前記処理手段による処理の結果をユーザに提供する通常モードから前記災害モードに移行する請求項1から8のいずれか記載の情報処理装置。
  11. 前記処理手段は、画像形成処理を行う請求項1から10のいずれか記載の情報処理装置。
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