JP2008107761A - ヒータ、加熱装置、画像形成装置 - Google Patents

ヒータ、加熱装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】板状のセラミック製のヒータを構成する絶縁基板の長手方向に均一な発熱を得るとともに、非通紙部分におけるヒータの温度上昇を抑えるようにする。
【解決手段】セラミック製の絶縁基板11上に、分割した発熱抵抗体141〜143を、絶縁基板11の長手方向に直列に配列させ、小サイズの被加熱体を通紙するときに、非通紙部となる部分の発熱抵抗体141,143の抵抗温度係数を100ppm/℃以下の発熱抵抗体を用いて形成した。これにより、非通紙時の発熱抵抗体141,143の温度上昇を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、情報機器、家電製品や製造設備などの小型機器類に装着されて用いられる板状のヒータおよびこのヒータを実装したプリンタ、複写機やファクシミリなどの加熱装置並びにこの加熱装置を用いた画像形成装置に関する。
従来のヒータは、温度変化を少なくする目的で絶縁基板の短手方向に発熱抵抗体を形成している。(例えば、特許文献1)
また、温度分布を平均化することと、耐久性を向上させることを目的として絶縁基板の短手方向に複数の発熱抵抗体を形成している。(例えば、特許文献2)
特開平7−94260号公報 特開平5−29067号公報
上記した特許文献1の技術は、絶縁基板の長手方向に発熱抵抗体を形成する場合、長手方向に均一な温度分布を得ることができるが、被加熱体が長手発熱体幅より狭いときは、被加熱体の通過しない長手方向端部いわゆる非通紙部の温度が上がり過ぎてしまう。
また、特許文献2の技術は、複数ある発熱抵抗体に間隔があるため、絶縁基板の長手方向の温度が均一になりにくく、部分欠陥があっても異常な温度分布で動作をしてしまう等の問題がある。
この発明の目的は、セラミック製のヒータを構成する絶縁基板の長手方向に均一な発熱を得るとともに、非通紙部分におけるヒータの温度上昇を抑えることができるヒータ、このヒータを用いた加熱装置、この加熱装置を用いた画像処理装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明のヒータは、長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、前記絶縁基板上の長手方向に配列させて形成した複数の発熱抵抗体と、複数の前記発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、前記直列接続された複数の発熱抵抗体の両端に位置する前記導体に接続した一対の給電用電極と、前記発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、少なくとも小サイズの被加熱体の通紙時に、前記複数の発熱抵抗体のうち非通紙部分となる発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とする。
この発明によれば、絶縁基板の長手方向に均一な発熱を得るとともに、素早い温度立ち上がり特性を有し、非通紙部分の昇温を抑えることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は、この発明のヒータに関する第1の実施形態について説明するためのもので、図1は上面図、図2は図1のa−a’断面図、図3は図1のb−b’断面図、図4は図1のc−c’断面図、図5は図1の背面図である。
11は、厚みが0.5mm〜1.0mm程度の耐熱、電気絶縁性材料で、高い熱伝導性を有する例えばアルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、炭化ケイ素(SiC)、窒化ケイ素(Si)、ガラス等の高剛性のセラミックで形成された平板短冊状の絶縁基板である。絶縁基板11上の長手方向両端には、それぞれ銀等を主体とする良導電性の給電用の電極12,13が形成される。
電極12と電極13との間の絶縁基板11上の長手方向には、絶縁基板11の長手方向が幅となり、短手方向が長さとなる幅広で短長の独立した複数の発熱抵抗体141〜143が固着形成される。
電極12に一端が接続された導体151は、絶縁基板11上の長手方向の一方の側縁に沿って電極12と同材料で一体的に形成し、発熱抵抗体141の一端と重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体141の他端と発熱抵抗体142の一端は、絶縁基板11上の長手方向の他方の側縁に沿って導体151と同材料で形成された導体152に重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体142の他端と発熱抵抗体143の一端は、絶縁基板11上の長手方向の一方の側縁に沿って導体151と同材料で形成された体153に重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体143の他端は、絶縁基板11上の長手方向の他方の側縁に沿って電極13と同材料で一体的に形成された導体154と重畳させた状態で接続する。
16は、導体151〜154および発熱抵抗体141〜143を覆い機械的、化学的、電気的な保護を行うガラス層厚が20μm〜100μm程度のガラス等のオーバーコート層である。オーバーコート層16は、熱伝導率が例えば約20W/m・Kのアルミナ等の熱伝導性の優れた無機酸化物フィラーを数十wt%程度加えることで、熱伝導率、摺動性の向上を図っている。上記した構成により、ヒータ100を形成する。
ところで、発熱抵抗体141〜143のパターンは、被加熱体である例えばA4サイズやA3サイズ等の用紙の幅に合わせて区切ることが望ましい。例えば、発熱抵抗体142の幅は、A4サイズ相当とし、発熱抵抗体141〜143を合わせた幅はA3サイズ相当とする。A4サイズの用紙を使用した場合、この用紙幅より外側の非通紙部の位置に相当する部分の発熱抵抗体141,143は、RuO(酸化ルテニウム)系、グラファイト系、Fe、Mn、Cr、Ni等の遷移金属の酸化物、Ag/Pd系等の材料を用いて100ppm/℃以下の抵抗温度係数をもった材料を用いて形成する。
中央部位置する発熱抵抗体142の絶縁基板11の裏側では、図5に示す温度検出素子の一種であるサーミスタ51によりヒータ温度を検出しているため、発熱抵抗体142は抵抗温度係数が100ppm/℃以下の材料に限らず、発熱抵抗体141,143と抵抗温度係数が同値の同材料にて形成しても、発熱抵抗体141,143と異なる大小どちらの抵抗温度係数の材料を用いて形成しても構わない。
なお、図5に示すようにサーミスタ51は、一端が絶縁基板11に形成されたパターン52を介して検出端子53に、他端がパターン54を介して検出端子55にそれぞれ接続される。
ここで、図6に示す回路構成により通電され発熱温度が調整される制御について図5とともに説明する。
すなわち、商用電源61を温度制御回路62の制御端子に接続されたソリッドステートリレー63を介してヒータ100の電極12,13に通電されると、直列接続された発熱抵抗体141〜143に電流が流れて発熱する。発熱抵抗体141〜143の発熱により絶縁基板11も温度上昇する。この熱は、絶縁基板11の裏面側に取着されたサーミスタ51の感温部に伝わり、感温部の抵抗値を変化させる。サーミスタ51の抵抗値の変化を、図1の絶縁基板11の裏面側に形成された配線導体を介して出力させ、これを温度制御回路62に入力して設定温度にあるか否かを判定する。温度が設定温度より低い場合はソリッドステートリレー63にオン信号を出力し、設定温度より高い場合はソリッドステートリレー63にオフ信号を出力する。
このように、発熱抵抗体141〜143に加える電力を制御することによって、発熱抵抗体141〜143の温度調整が行われる。なお、温度制御回路62はソリッドステートリレー63のオン・オフ制御について述べたが、他にパルス幅変調制御方式等による温度調整でも構わない。
そして、ヒータ100は電極12,13に電力が供給されると発熱抵抗体141〜143に電流が流れ、発熱抵抗体141〜143は長手方向にほぼ均一の発熱温度分布を呈する。この実施例では、例えば発熱抵抗体141〜143の抵抗値を25Ωとし、100Vの電圧印加により4Aの電流が流れ、400Wの発熱量となる。
通常は、上述したように絶縁基板11の裏面側に設けたサーミスタ51がヒータ100の温度を検出して温度制御回路62を通じてソリッドステートリレー63をオン・オフ制御し所定の温度に制御している。
ヒータ100の温度制御は、用紙サイズに拘わらず通紙される発熱抵抗体142の裏面に配置されたサーミスタ51にて行われて発熱抵抗体142の温度を検知し供給する電力を制御している。サーミスタ51は、絶縁基板11に必ずしも取り付ける必要はなく、温度を検知する対象の発熱抵抗体に当接させた状態で他の固定箇所に取り付けても構わない。通紙があったとき、用紙のサイズにより非通紙部分となる発熱抵抗体141,143では用紙によって熱が奪われることがない。
従来のように非通紙部分の発熱抵抗体の抵抗温度係数の高い1000ppm/℃程度といったものを使用した場合、小サイズの用紙を使用したときの非通紙部は通紙部より仮に100℃上昇したとすると、非通紙部分の抵抗値は通紙部分の抵抗値に対して10%も上昇してしまう。非通紙部の抵抗値の上昇に伴い発熱量は大きくなり、発熱量が大きくなるとさらに抵抗値が高くなり発熱量が大きくなって悪循環を繰り返し非通紙部の温度が上昇する。
しかし、抵抗温度係数が100ppm/℃であれば、非通紙部が100℃上昇したとしても抵抗値は1%の上昇となり上記の悪循環は抑制できる。0ppm/℃であれば抵抗値の上昇は無くなり、−100ppm/℃になれば抵抗値は1%小さくなり、−1000ppm/℃であれば抵抗値は10%小さくなるため、100℃の温度上昇を小さく抑えることが可能となる。
図7〜図9は、この発明のヒータに関する第2の実施形態について説明するためのもので、図7は上面図、図8は図7のd−d’断面図、図9は図7のe−e’断面図である。上記した実施形態と同一構成部分には同一の符号を付し異なる部分について説明する。
この実施形態は、中央に位置する発熱抵抗体142の短手を幅として長手を長さとして使用し、発熱抵抗体141,143は、図1と同じように短手を長さとし長手を幅として接続したものである。すなわち、導体151に一端が接続された発熱抵抗体141の他端は、絶縁基板11の長手方向の一方の側縁に沿って電極12と同材料で形成された導体1521に重畳させた状態で接続する。導体1521は、発熱抵抗体141に接続された部分から発熱抵抗体141に非接触状態で絶縁基板11を直交するように他方の側縁の近傍に至るL状に形成されている。絶縁基板11を直交する部分の導体1521には、絶縁基板11中央の長手方向に形成された発熱抵抗体142の短手方向が幅の一端と重畳させた状態で接続する。
導体154に一端が接続された発熱抵抗体143の他端は、絶縁基板11の長手方向の一方の側縁に沿って電極13と同材料で形成された導体1531に重畳させた状態で接続する。導体1531は、発熱抵抗体143に接続された部分から発熱抵抗体143に非接触状態で絶縁基板11を直交する格好で他方の側縁の延伸させてL状に形成する。絶縁基板11を直交する格好の導体1531には、発熱抵抗体142の短手方向が幅の他端と重畳させた状態で接続する。
この実施形態においても、例えばA4サイズが通紙された場合に、用紙による熱の奪われない領域にある発熱抵抗体141,143は、抵抗温度係数が100ppm/℃以下の材料が使用されている。発熱抵抗体143抵抗温度係数は、必ずしも100ppm/℃以下にする必要はない。
図10〜図13は、この発明のヒータに関する第3の実施形態について説明するためのもので、図10は上面図、図11は図10のf−f’断面図、図12は図10のg−g’断面図、図13は図10のh−h’断面図である。上記した実施形態と同一構成部分には同一の符号を付し異なる部分について説明する。
この実施形態は、発熱抵抗体141と143をそれぞれ、短手を幅として長手を長さとして使用し、発熱抵抗体142は、図1のように短手を長さとし長手を幅として使用したものである。
すなわち、図10〜図13において、一端が電極12に接続された導体1511の他端側は、絶縁基板11を直交する方向に一方の側縁近傍から他方の側縁側に延伸させてL状に形成する。絶縁基板11を直交する部分の導体1511には、絶縁基板11中央の長手方向に形成された発熱抵抗体141の短手方向が幅の一端と重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体141の短手方向が幅の他端は、絶縁基板11の長手方向の側縁に沿って電極12と同材料で形成された導体1522の絶縁基板11を直交する格好の部分に重畳させた状態で接続する。絶縁基板11の側縁に沿う導体1522は、長手方向を幅とする発熱抵抗体142の一端と重畳させた状態で接続する。
長手方向を幅とする発熱抵抗体142の他端は、絶縁基板11の長手方向の他方の側縁に沿って電極12と同材料で形成された導体1532に重畳させた状態で接続する。導体1532は、発熱抵抗体143に接続された部分から発熱抵抗体143に非接触状態で絶縁基板11を直交する方向に一方の側縁から他方の側縁側に延伸させてL状に形成する。絶縁基板11を直交する部分の導体1532には、絶縁基板11中央の長手方向に形成された発熱抵抗体143の短手方向が幅の一端と重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体143の短手方向が幅の他端は、絶縁基板11の長手方向の側縁に沿って電極13と同材料で形成された導体1541の絶縁基板11を直交する格好の部分に重畳させた状態で接続する。
この実施形態においても、発熱抵抗体142は例えばA4サイズの用紙に、発熱抵抗体141〜143は例えばA3サイズの用紙に合わせた幅で区切られている。また、発熱抵抗体141〜143のうち少なくとも発熱抵抗体141,143は、100ppm/℃以下の抵抗温度係数をもった材料で形成する。発熱抵抗体142は、サーミスタ51によりヒータ100の温度を検出していることから、必ずしも抵抗温度係数が100ppm/℃以下のものを用いる必要はない。
上記したこの発明のヒータに関する第1〜第3の各実施形態では、発熱抵抗体をサイズ分けするとともに、使用頻度の高いサイズより大きなサイズの用紙を加熱する部分の発熱抵抗体の抵抗温度係数が100ppm/℃以下のものを使用することにより、非通紙状態時における温度上昇を抑えることが可能となる。また、サイズ分けした発熱抵抗体のうち通紙状態となる発熱抵抗体の温度状態をサーミスタで見ながら温度調整を行っていることから、より正確な温度制御の実現が可能となる。
図14〜図17は、この発明のヒータに関する第4の実施形態について説明するためのもので、図14は上面図、図15は図14のi−i’断面図、図16は図14のj−j’断面図、図17は図14のk−k’断面図である。上記した実施形態と同一構成部分には同一の符号を付し異なる部分について説明する。
上記したヒータに関する上記した第1〜第3の実施形態では、A4の用紙が通過する位置をヒータ100のセンターとしたが、この実施形態では、被加熱体を片側基準とした。つまり、A4,A3の用紙ともにヒータ100を通過させる位置を片側に合わせて通紙させるようにした。
図14〜図17において、一端が電極12に接続された導体1511の他端側は、絶縁基板11の長手方向を直交する格好で一方の側縁近傍から他方の側縁側に延伸させてL状に形成する。絶縁基板11を直交する部分の導体1511には、絶縁基板11の長手方向に形成された発熱抵抗体142の短手方向が幅の一端と重畳させた状態で接続する。発熱抵抗体142の短手方向が幅の他端は、絶縁基板11の長手方向の側縁に沿って電極12と同材料で形成された導体1531の絶縁基板11を直交する格好の部分に重畳させた状態で接続する。絶縁基板11の側縁に沿う導体1531は、長手方向を幅とする発熱抵抗体1431の一端と重畳させた状態で接続する。長手方向を幅とする発熱抵抗体1431の他端は、絶縁基板11の長手方向他方の側縁に沿って電極13と同材料で形成された導体154に重畳させた状態で接続する。なお、発熱抵抗体1431の幅は、図1の発熱抵抗体141,143を合わせた幅とする。
発熱抵抗体142は例えばA4サイズの用紙に、発熱抵抗体142,1431は例えばA3サイズの用紙に合わせた幅で区切られている。また、発熱抵抗体142,1431のうち少なくとも発熱抵抗体1431は、100ppm/℃以下の抵抗温度係数をもった材料で形成する。発熱抵抗体142は、サーミスタ51によりヒータ100の温度を検出していることから、必ずしも抵抗温度係数が100ppm/℃以下のものを用いる必要はない。
この発明のヒータに関する実施形態では、非通紙状態時における温度上昇を抑えるとともに、異なる寸法の用紙の一辺を特定の位置に合わせることが可能となる。
上記したこの発明のヒータに関する各実施形態では、被加熱体である用紙サイズをA4,A3のサイズで説明したが、A4に相当する位置をハガキ大に、A3に相当する位置をA4サイズにする等、システムに基づいて適宜変更することができる。
次に、図18を参照し、上記したヒータを加熱装置200に実装した場合の、この発明の加熱装置の一実施形態について説明する。図中の100のヒータについては、図1〜図5で説明したヒータであり、同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
図18において、201は回転軸202で回転自在に回転される加圧ローラで、その表面に耐熱性弾性材料たとえばシリコーンゴム層203が嵌合してある。加圧ローラ201の回転軸202と対向してヒータ100が、並置して図示しない基台内に取り付けられている。
ヒータ100の周囲にはポリイミド樹脂等の耐熱性のシートからなるエンドレスのロール状の定着フィルム204が循環自在に巻装されており、発熱抵抗体141〜143が形成された絶縁基板11のオーバーコート層16の表面は、この定着フィルム204を介して加圧ローラ201のシリコーンゴム層203と弾接している。
図18の加熱装置200において、ヒータ100は電極12,13に接触したりん青銅板等に銀メッキを施した弾性が付与された図示しないコネクタを通じて電極12、13に通電され、発熱抵抗体141〜143で発生させた熱が絶縁基板11、オーバーコート層16と伝わる。オーバーコート層16上に設けられた定着フィルム204面とシリコーンゴム層203との間で、トナー像To1がまず定着フィルム204を介してヒータ100により加熱溶融され、少なくともその表面部は融点を大きく上回り完全に軟化溶融する。この後、加圧ローラ201の用紙排出側では複写用紙Pがヒータ100から離れ、トナー像To2は自然放熱して再び冷却固化し、定着フィルム204も複写用紙Pから離反される。
このように、トナー像To1は一旦完全に軟化溶融された後、加圧ローラ201の用紙排出側で再び冷却されることから、トナー像To2の凝縮力は非常に大きくなものとなっている。
この加熱装置200では、異なる用紙に対して発熱抵抗体141〜143を切り換えることなく、用紙が通過しない発熱抵抗体141〜143部分の温度上昇を抑えることが可能となる。このため発熱抵抗体141〜143の切り換え手段が不要となる。
次に、図19を参照して、この発明に係るヒータ、このヒータを用いた加熱装置を搭載した複写機を例とした、この発明の画像形成装置について説明する。図中、加熱装置200の部分は、上記した説明と同じであり、同一部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図19において、301は複写機300の筐体、302は筐体301の上面に設けられたガラス等の透明部材からなる原稿載置台で、矢印Y方向に往復動作させて原稿P1を走査する。
筐体301内の上方向には光照射用のランプと反射鏡とからなる照明装置302が設けられており、この照明装置302により照射された原稿P1からの反射光源が短焦点小径結像素子アレイ303によって感光ドラム304上スリット露光される。なお、この感光ドラム304は矢印方向に回転する。
また、305は帯電器で、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感光層が被覆された感光ドラム304上に一様に帯電を行う。この帯電器305により帯電された感光ドラム304には、結像素子アレイ303によって画像露光が行われた静電画像が形成される。この静電画像は、現像器306による加熱で軟化溶融する樹脂等からなるトナーを用いて顕像化される。
カセット307内に収納されている複写用紙Pは、給送ローラ308と感光ドラム304上の画像と同期するタイミングをとって上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラ309によって、感光ドラム304上に送り込まれる。そして、転写放電器310によって感光ドラム304上に形成されているトナー像は複写用紙P上に転写される。
その後、感光ドラム304上から離れた複写用紙Pは、搬送ガイド311によって加熱装置200に導かれて加熱定着処理された後に、トレイ312内に排出される。なお、トナー像が転写された後、感光ドラム304上の残留トナーはクリーナ313を用いて除去される。
加熱装置200は複写用紙Pの移動方向と直交する方向に、この複写機300が複写できる最大判用紙の幅(長さ)に合わせた有効長、すなわち最大判用紙の幅(長さ)より長い発熱抵抗体141〜143を延在させてヒータ100の加圧ローラ201が設けられている。
そして、ヒータ100と加圧ローラ201との間を送られる複写用紙P上の未定着トナー像To1は、発熱抵抗体19の熱を受け溶融して複写用紙P面上に文字、英数字、記号、図面等の複写像を現出させる。
この実施形態では、複数の発熱抵抗体を切り換える必要がないとともに、発熱抵抗体の加熱部全域に渡り略同じような温度分布を得ることが異なる用紙を使用した場合に対しても可能なヒータ100よる加熱装置200を用いた複写機300の実現が可能となる。
ヒータの用途としては、複写機等の画像形成装置の定着用に用いたが、これに限らず、家庭用の電気製品、業務用や実験用の精密機器や化学反応用の機器等に装着して加熱や保温の熱源としても使用することができる。
この発明のヒータに関する第1の実施形態について説明するための上面図。 図1のa−a’断面図。 図1のb−b’断面図。 図1のc−c’断面図。 図1の背面図。 図1に用いる温度調整について説明するための回路構成図。 この発明のヒータに関する第2の実施形態について説明するための上面図。 図7のd−d’断面図。 図7のe−e’断面図。 この発明のヒータに関する第3の実施形態について説明するための上面図。 図10のf−f’断面図。 図10のg−g’断面図。 図10のh−h’断面図。 この発明のヒータに関する第4の実施形態について説明するための上面図。 図14のi−i’断面図。 図14のj−j’断面図。 図14のk−k’断面図。 この発明の加熱装置に関する一実施形態について説明するための説明図。 この発明の画像形成装置に関する一実施形態について説明するための説明図。
符号の説明
11 絶縁基板
12,13 電極
141〜143 発熱抵抗体
151〜154,1521,1531 導体
16 オーバーコート層
51 サーミスタ
100 ヒータ
200 加熱装置
300 複写機

Claims (8)

  1. 長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、
    前記絶縁基板上の長手方向に配列させて形成した複数の発熱抵抗体と、
    複数の前記発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、
    前記直列接続された複数の発熱抵抗体の両端に位置する前記導体に接続した一対の給電用電極と、
    前記発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、
    少なくとも小サイズの被加熱体の通紙時に、前記複数の発熱抵抗体のうち非通紙部分となる発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とするヒータ。
  2. 長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、
    前記絶縁基板上の長手方向に複数配列して形成し、それぞれ該絶縁基板の長手方向が幅で短手方向が長さを有する発熱抵抗体と、
    複数の前記発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、
    前記直列接続された複数の発熱抵抗体の両端に位置する前記導体に接続した一対の給電用電極と、
    前記発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、
    小サイズの被加熱体の通紙時に、前記複数の発熱抵抗体のうち非通紙部分となる発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とするヒータ。
  3. 長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、
    前記絶縁基板の長手方向に形成された、前記絶縁基板の長手方向が長さで短手方向が幅となる第1の発熱抵抗体と、
    前記第1の発熱抵抗体の両側に直列に配置形成された、前記絶縁基板の長手方向が幅で短手方向が長さとなる第2の発熱抵抗体と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、
    一端がそれぞれの前記第1の発熱抵抗体と接続された前記第2の発熱抵抗体の他端に接続した一対の給電用電極と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、
    前記第2の発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とするヒータ。
  4. 長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、
    前記絶縁基板上の長手方向に形成された、前記絶縁基板の長手方向が幅で短手方向が長となる第1の発熱抵抗体と、
    前記絶縁基板の長手方向が長さで短手方向が幅となる第2の発熱抵抗体と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体が直列接続される前記導体の両端に位置する前記導体に接続した一対の給電用電極と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、
    小サイズの被加熱体通紙時に、非通紙部分となる前記第2の発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とするヒータ。
  5. 長尺平板状の耐熱性の絶縁基板と、
    前記絶縁基板の長手方向に沿って形成された第1の発熱抵抗体と、
    前記第1の発熱抵抗体の少なくとも片側に直列に配置形成された、前記絶縁基板の長手方向が幅で短手方向が長さとなる第2の発熱抵抗体と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体を電気的に直列接続する導体と、
    直列接続された前記第1および第2の発熱抵抗体の両端に接続された一対の給電用電極と、
    前記第1および第2の発熱抵抗体および前記導体を覆い、これらを保護するオーバーコート層と、を具備し、
    前記第2の発熱抵抗体の抵抗温度係数を100ppm/℃以下としたことを特徴とするヒータ。
  6. 温度を制御するための温度検出素子は、小サイズの被加熱体の通紙時に該被加熱体を加熱する発熱抵抗体の温度を検出するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヒータ。
  7. 加熱ローラと、
    前記加熱ローラに対向配置された発熱抵抗体が圧接された請求項1〜6のいずれかに記載のヒータと、
    前記ヒータと前記加圧ローラとの間を移動可能に設けられた定着フィルムとを具備したことを特徴とする加熱装置。
  8. 媒体に形成された静電潜像にトナーを付着させてこのトナーを用紙に転写して所定の画像を形成する形成手段と、
    画像が形成された用紙を加圧ローラにより定着フィルムを介して前記ヒータに圧接しながら通過させることによって、トナーを定着するようにした請求項7記載の加熱装置とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
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